JP2005086977A - ファンモータ - Google Patents
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Abstract
【課題】インペラを低電流、低騒音、長寿命で回転駆動できるファンモータを提供する。
【解決手段】コイル3が巻線されたステータとステータに対向配置されるマグネット7を有するロータと有し、コイル3への通電によりステータの磁極を変化させてロータを回転駆動する単相ステッピングモータと、ロータの出力軸8により回転駆動されるインペラ12と、インペラ12を出力軸8に対して相対的に回転可能に連結するホルダ10及びボール11とを備え、ホルダ10はインペラ12側の円筒部12aとで空間を形成し、当該空間内に遠心力により移動するボール11を設け、モータ起動時にはボール11が空間内に遊嵌されて出力軸8がインペラ12に対して空転し、出力軸8の回転数が上昇するにつれてボール11に遠心力が作用して空間内を移動し、インペラ12の円筒部12aとホルダ10の側壁部10bとに嵌合することによってインペラ12を出力軸8に追従して回転させる。
【選択図】 図2
【解決手段】コイル3が巻線されたステータとステータに対向配置されるマグネット7を有するロータと有し、コイル3への通電によりステータの磁極を変化させてロータを回転駆動する単相ステッピングモータと、ロータの出力軸8により回転駆動されるインペラ12と、インペラ12を出力軸8に対して相対的に回転可能に連結するホルダ10及びボール11とを備え、ホルダ10はインペラ12側の円筒部12aとで空間を形成し、当該空間内に遠心力により移動するボール11を設け、モータ起動時にはボール11が空間内に遊嵌されて出力軸8がインペラ12に対して空転し、出力軸8の回転数が上昇するにつれてボール11に遠心力が作用して空間内を移動し、インペラ12の円筒部12aとホルダ10の側壁部10bとに嵌合することによってインペラ12を出力軸8に追従して回転させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、除湿器や防虫器などに用いられ、低電流、低騒音、長寿命を実現するファンモータに関するものである。
従来より、除湿器などに用いられる電動ファンが提案されている(例えば、特許文献1〜3,8参照)。これら従来技術は、電動モータを電池により駆動することを考慮しておらず、低電流、低騒音、長寿命を実現するものではない。
これに対して、ファンモータを低消費電力化するために、ファンモータによる効果を検知し、この効果の量に応じてファンモータの回転数を制御(低減)したり、間欠的に駆動して消費電流を抑える制御に関する技術(例えば、特許文献4参照)や圧電素子を用いた単一ブレードにより構成する技術(例えば、特許文献5参照)などが提案されている。
しかしながら、上記単一ブレードにより構成した場合には、昇圧回路が必要となるため高価となる。
また、低消費電流型のモータとして時計用の単相ステッピングモータが知られている(例えば、特許文献6,9)が、これらはトルクが微小でファンモータには応用が難しい。
また、特許文献7には、ステッピングモータを駆動源とするファンモータが提案されているが、低電流駆動ではインペラの慣性モーメントが大きく、起動できずに脱調するため、低電流駆動は困難である。
また、上記特許文献2,3には、モータ軸にファン受け部を設け、ファンをファン受け部との間の摩擦で駆動させる構成が開示されているが、これは装置が傾いたときにモータ回転中でもファンを停止させるためのもので、モータ軸とファンとはラジアル方向に隙間を持っているために、ファンの重心がモータ軸からずれることがあり、バランスの悪化や、振動、騒音の原因となる。
実開平2−100631号公報
特開平3−154613号公報
特開平11−197438号公報
特開平10−5622号公報
特表2000−513070号公報
特公昭61−11390号公報
特開平10−136634号公報
特開平5−153892号公報
特開平8−255859号公報
上記事情により、従来はロータの抵抗値を大きくしたブラシ付きDCモータをファンモータとして使用し、数mAの無負荷電流を得ていたが、長時間連続駆動するため、ブラシの摩耗が発生し、寿命が問題となる。このため、ブラシ等の接点のないブラシレスモータを用いて長寿命化を図ることも考えられるが、ブラシレスモータはホール素子だけでも少なくとも数mAの電流を必要とし、その他の駆動回路やモータへの通電を含めると数10mAの消費電流となり、例えば電池を用いた長時間連続駆動は困難である。
また、ホール素子のないセンサレスモータもあるが、コイル逆起電流を検知するため、起動特性が高くなくてはならず、結果として低消費電力化は難しく、高価になる。また、ホール素子を必要としないステッピングモータを使えば低電流駆動も可能であるが、起動トルクが小さいため、インペラのような慣性モーメントの大きなものを回転駆動しようとすると、起動できずに脱調が起こり、低電流での駆動は困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、インペラを低電流、低騒音、長寿命で回転駆動できるファンモータを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係るファンモータは、コイルが巻線されたステータと当該ステータに対向配置されるマグネットを有するロータと有し、当該コイルへの通電により前記ステータの磁極を変化させて前記ロータを回転駆動する単相ステッピングモータと、前記ロータの回転軸により回転駆動されるインペラと、前記インペラを前記回転軸に対して相対的に回転可能に連結する連結手段とを備え、前記連結手段は、前記インペラ側の連結部と前記回転軸側の連結部とで空間を形成し、当該空間内に遠心力により移動するボールを設け、モータ起動時には前記ボールが前記空間内に遊嵌されて前記回転軸が前記インペラに対して空転し、前記回転軸の回転数が上昇するにつれて前記ボールに遠心力が作用して前記空間内を移動し、前記インペラの連結部と前記回転軸の連結部とに嵌合することによって前記インペラを前記回転軸に追従して回転させる。
また、好ましくは、前記コイルへの通電を制御するためのCMOSトランジスタを有する駆動回路を更に備える。
また、好ましくは、前記駆動回路は、時計用ICと同等である。
また、好ましくは、前記駆動回路は、起動時に出力するパルス周波数が定常時よりも低く設定されている。
また、好ましくは、前記ファンモータの外装の一部に太陽電池が設けられ、前記駆動回路は当該太陽電池を電源として駆動される。
以上説明したように、本発明によれば、インペラを低電流、低騒音、長寿命で回転駆動できる。
以下に、本発明の好適な一実施形態につき、添付の図面を参照して説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
図1は本発明に係る実施形態のファンモータの分解斜視図、図2は図1のファンモータを組み立てた状態(インペラを除く)での側断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のファンモータは、軸流ファンやシロッコファンなどの複数の羽根部を持つインペラ12が単相ステッピングモータの出力軸8に接続されている。
単相ステッピングモータは、単極(直径で2等分し、互いに対称に相反する磁極(S極及びN極)を持つように着磁された2極)に着磁された円筒状のロータマグネット(永久磁石)7が出力軸8に固定されてロータ(回転子)を構成している。出力軸8はその軸方向に組み合わされる一対の軸受1a,9aにより回転自在に軸支される。軸受1aはモータの外形をなす箱状のハウジング1の一部であり、当該ハウジング1の中央部分に突出して設けられて出力軸8の一端部をスラスト方向に軸支する。軸受9aは円盤状の軸受部材9の中央部に形成された孔によって出力軸8の他端部をラジアル方向に軸支する。軸受部材9は、位置決め機能を兼ねる取り付け孔6dに突起部9bを圧入等することによって有底円筒状(カップ状)ヨーク6の端面6eに固定される。
一方、ステータ(固定子)は、ロータマグネット7と同心円状に当該ロータマグネット7に対して所定の間隙を持って対向配置されるコイル3と、コイル3を取り囲むように保持し、ロータマグネット7とコイル3の間に介在する磁極部4a,6aを有する磁性部材としてのヨーク4,6とを備える。
上記ヨーク4,6は、薄板で構成される円盤状の第1のヨーク4と、この第1のヨーク4により開口端部6fが閉成される有底円筒状の第2のヨーク6とを備える。第1のヨーク4は、ロータの出力軸8と同心状に開口する開口部4bと、この開口部4bの側縁部の一部からコイル3側に立設された円弧状の第1の磁極部4aとを有する。また、第2のヨーク6の有底の底部には、ロータの出力軸8と同心状に開口する開口部6bと、この開口部6bの側縁部の一部からコイル3側に立設された円弧状の第1の磁極部6aとを有する。
上記第1の磁極部4aと第2の磁極部6aとはロータの出力軸8に対して対称な位置に設けられる。
コイル3は、両端に拡径されたフランジ15a,15bを有する円筒状の樹脂製ボビン15に、その巻回軸線がロータの出力軸8となるように巻線されている。
また、ボビン15の一端のフランジ15bにはコイル3に通電して励磁するための電極部2が延設されており、第1及び第2の磁極部4a,6aにS極又はN極の磁界が発生する。電極部2には、コイル4の各端部に電気的に接続された一対の電極ピン14が突出している。電極ピン14は、第1のヨーク4の裏面に取り付けられる回路基板5に半田付け等で電気的に接続されると共に、コイル3への通電を制御する外部の駆動回路等にコネクタ等を介して接続される。回路基板5には配線パターンが形成されてコイル3に印加されるパルス電圧波形を生成する。
第1のヨーク4と第2のヨーク6とはコイル3を収容した状態でかしめ等により機械的に結合される。また、ハウジング1は、回路基板5と共に第1のヨーク4のネジ孔4dにネジ13等により締結されて固定される。
第1及び第2の磁極部4a,6aはコイル3への通電により励磁されて磁極となり、これら磁極の極性を反転させることによりロータマグネット7を回転させる。また、第1及び第2の磁極部4a,6aの内周部の一部には、凹状溝4c,6cが形成されている。これら凹状溝4c、6cは、第1及び第2の磁極部4a,6aとロータマグネット7の外周部との間隙を不均一にし、ロータマグネット7の電磁的安定位置と無励磁での安定位置とを形成し、ロータマグネット7の自起動による回転を可能としている(図6参照)。
つまり、上記無励磁安定位置では、ロータマグネット7の磁極が第1及び第2の磁極部4a,6aからコギングトルクを受けて、励磁時に第1及び第2の磁極部4a,6a間に発生する磁束の向きD1(図6参照)とロータマグネット7の極性方向D2が交差してずれるような(平行にならないような)位置関係となる(図6(a)、図6(c)及び図6(e)参照)。
また、上記電磁的安定位置では、ロータマグネット7の磁極が第1及び第2の磁極部4a,6aから吸引力及び反発力を受けてバランスし、無励磁安定位置からロータマグネット7の極性が180°未満で反転した位置関係となる(図6(b)及び図6(d)参照)。
図2に示すように、出力軸8はインペラ12の回転中心軸上に設けられた軸孔12aに対して摺動(空転)可能に挿入され、インペラ12は出力軸8に対して相対的に回転可能に連結手段により連結される。
連結手段は、インペラ12側の連結部12bと出力軸8側の連結部10aとで空間を形成し、当該空間内に遠心力により移動するボール11を設け、モータ起動時にはボール11が空間内に遊嵌されて出力軸8がインペラ12に対して空転し、出力軸8の回転数が上昇するにつれてボール11に遠心力が作用して空間内を移動し、インペラ12の連結部12bと出力軸8の連結部10bとに嵌合することによってインペラ12を出力軸8に追従して回転させる。
具体的には、上記連結手段は、出力軸8側の連結部としてホルダ10を有し、このホルダ10は出力軸8に圧入等により軸着され、その外縁部に少なくとも1箇所(図では中心軸に対して対称に2箇所)の扇状の切り欠き10aが形成されている。また、連結手段は、インペラ12側の連結部としてインペラ12の回転中心軸まわりに同心円状に形成された円筒面12bを有し、上記切り欠き10aと円筒面12bとの間の扇状空間にボール11が配置される。なお、上記切り欠き10aの側壁部10bと円筒面12bとの隙間tは、扇状空間における中央の最も広い箇所(中心軸とボール11の中心とが同一直線上にある位置)でボール11の直径dと略同じであり、遠心力Fが作用する方向である周辺になるほど狭くなる。
そして、モータ起動時にはボール11が扇状空間内に遊嵌されて出力軸8がインペラ12に対して空転し、出力軸8の回転数が上昇するにつれてボール11に遠心力Fが作用して扇状空間内を中央から周辺に移動し、ボール11がインペラ12の円筒面12bと切り欠き10aの側壁部10bとの空間に楔効果により入り込んで両者を嵌合する。このような作用によってホルダ10とインペラ12がボール11を介して連結されて出力軸8に追従して回転する。
上記連結手段によれば、インペラを出力軸に固定して連結した従来の構成のように、インペラの慣性モーメントが大きく、モータの起動が困難、或いはモータ起動時にモータが脱調してしまうような大きな慣性モーメントを有する場合であっても、起動トルクの小さいステッピングモータを用いてインペラのような慣性モーメントの大きなものを回転駆動できるため、起動時の脱調を発生させず、低電流、低騒音、長寿命での駆動が可能が可能となる。
図3は本発明に係る実施形態の駆動回路を示すブロック図であり、図4は図3の駆動回路により生成されるファンモータの駆動電圧波形を示す図である。
図3に示すように、駆動回路25は、例えば、2本の乾電池29を電源とし、水晶発振子などを内蔵する発振回路26から出力されるクロック信号を制御部27で分周及び波形整形を行い、4つのCMOSトランジスタからなるCMOSFET28の各ゲートに駆動制御信号を出力して、コイル7の端子間に図4に示すような周期的に反転する交番パルス波形の駆動電圧を印加し、単相ステッピングモータを一定回転で駆動する。尚、本実施形態では、駆動電圧のON時間は、例えば20msであり、モータ回転数が480rpmである。
尚、図4では起動時からパルス周波数を一定に設定した例を示しているが、図5に示すように、起動時のパルス周波数を定常時よりも低く設定することで(スローアップ電圧波形)、ステッピングモータの回転数を起動時から定常時まで徐々に高めていくスローアップ機能を付加することができ、慣性モーメントの大きなインペラを低電流で回転駆動させる上記連結手段の作用をより一層助長することができる。
本実施形態の単相ステッピングモータのコイル抵抗は、数百オームと一般的なステッピングモータに比べてかなり大きく、また、直列に数百オームの抵抗を接続することもあり、駆動電流は数mAとなる。
また、上記駆動回路25として汎用の時計用ICを用いることができるので、コストも安く、消費電流も小さく、時計などと同様に乾電池を用いて長時間の駆動が可能となる(例えば、電池2本で3V、2mAの消費電流で、乾電池は2000mAの容量であるから40日間の連続駆動が可能となる)。
図6は、本実施形態のファンモータの回転動作を説明する図であり、第1及び第2の磁極部4a,6aとロータマグネット7との位置関係を示している。
図6(a)の無励磁安定位置(通電OFF)では、ロータマグネット7の磁極が第1及び第2の磁極部4a,6aから微小なコギングトルクを受けて、第1及び第2の磁極部4a,6a間に発生する磁束の向きD1とロータマグネット3の極性方向D2が交差してずれるような位置関係となる。このコギングトルクは磁場を弱くするためにできるだけ小さい方がよいが、ゼロにはしない。
上記無励磁安定位置からコイル3に通電(ON)して第1及び第2の磁極部4a,6aを励磁することにより、第1及び第2の磁極部4a,6aと極性が異なるロータマグネット7の磁極が吸引されると共に、極性が同じ磁極が反発してバランスし、図6(a)の無励磁安定位置からロータマグネット7の極性が180°未満で右回りに回転した図6(b)の電磁的安定位置まで回転する。
その後コイル3への通電を停止(OFF)すると上記コギング力の作用により、図6(b)の電磁的安定位置から更にわずかに回転して図6(a)の位置から180°反転した図6(c)の無励磁安定位置にまで回転する。
次に、図6(c)の無励磁安定位置からコイル3に図6(b)の通電時とは反転したパルスを出力して第1及び第2の磁極部4a,6aに図6(b)の励磁時とは反転した極性を発生させることにより、第1及び第2の磁極部4a,6aと極性が異なるロータマグネット7の磁極が吸引されると共に、極性が同じ磁極が反発してバランスし、図6(c)の無励磁安定位置からロータマグネット7の極性が180°未満で右回りに回転した図6(d)の電磁的安定位置まで回転する。
その後コイル3への通電を停止(OFF)すると上記コギング力の作用により、図6(d)の電磁的安定位置から更にわずかに回転して図6(e)の無励磁安定位置(図6(c)の位置から180°回転した位置、或いは、図6(a)の位置から360°回転した位置)にまで回転することにより図6(a)の位置に戻って1回転が終了する。以後同様の通電パターンを繰り返すことでロータマグネット7が連続的に回転することになる。 図7は、本実施形態の変形例としてファンモータのハウジングの外装に太陽電池を搭載した例を示す斜視図であり、太陽電池20はハウジング1の側面の一部に設けられ、上記駆動回路25は太陽電池20(乾電池29と併用してもよい)を電源として駆動される。本実施形態のファンモータは低電流であるため、例えば、50×20mm程度の大きさの太陽電池を装着することにより日中での使用に際しては乾電池が不要となる。
本発明は、例えば、携帯用除湿器や防虫器等のインペラの駆動に用いられる。
1 ハウジング
1a 軸受
2 電極部
3 コイル
4 第1のヨーク
4a 第1の磁極部
5 回路基板
6 第2のヨーク
6a 第2の磁極部
7 ロータマグネット
8 出力軸
9 軸受部材
9a 軸受
10 ホルダ
11 コイルバネ
12 インペラ
14 電極ピン
15 ボビン
20 太陽電池
25 駆動回路
26 発振回路
27 制御部
28 CMOSFET
29 電池
1a 軸受
2 電極部
3 コイル
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4a 第1の磁極部
5 回路基板
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6a 第2の磁極部
7 ロータマグネット
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9 軸受部材
9a 軸受
10 ホルダ
11 コイルバネ
12 インペラ
14 電極ピン
15 ボビン
20 太陽電池
25 駆動回路
26 発振回路
27 制御部
28 CMOSFET
29 電池
Claims (5)
- コイルが巻線されたステータと当該ステータに対向配置されるマグネットを有するロータと有し、当該コイルへの通電により前記ステータの磁極を変化させて前記ロータを回転駆動する単相ステッピングモータと、
前記ロータの回転軸により回転駆動されるインペラと、
前記インペラを前記回転軸に対して相対的に回転可能に連結する連結手段とを備え、
前記連結手段は、前記インペラ側の連結部と前記回転軸側の連結部とで空間を形成し、当該空間内に遠心力により移動するボールを設け、モータ起動時には前記ボールが前記空間内に遊嵌されて前記回転軸が前記インペラに対して空転し、前記回転軸の回転数が上昇するにつれて前記ボールに遠心力が作用して前記空間内を移動し、前記インペラの連結部と前記回転軸の連結部とに嵌合することによって前記インペラを前記回転軸に追従して回転させることを特徴とするファンモータ。 - 前記コイルへの通電を制御するためのCMOSトランジスタを有する駆動回路を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
- 前記駆動回路は、時計用ICと同等であることを特徴とする請求項2に記載のファンモータ。
- 前記駆動回路は、起動時に出力するパルス周波数が定常時よりも低く設定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のファンモータ。
- 前記ファンモータの外装の一部に太陽電池が設けられ、前記駆動回路は当該太陽電池を電源として駆動されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のファンモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003319764A JP2005086977A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | ファンモータ |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2005086977A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100800573B1 (ko) | 2006-10-04 | 2008-02-04 | 선온웰스 일렉트릭 머신 인더스트리 컴퍼니 리미티드 | 마이크로 팬 |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319764A patent/JP2005086977A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100800573B1 (ko) | 2006-10-04 | 2008-02-04 | 선온웰스 일렉트릭 머신 인더스트리 컴퍼니 리미티드 | 마이크로 팬 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
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