JP2005086355A - 再生装置 - Google Patents

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仁力 大江
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Abstract

【課題】 映像データを高速サーチしたとき、サーチポイントを選択して、ここから再生すると、所望の映像よりも進んだ映像から表示され、所望の映像が見られないといったことをなくす。
【解決手段】 高速再生した通常の映像と、これとは時間差のある映像を作成する。画面を2分割して、一方の画面に高速再生された通常の映像を表示する。他方の画面に時間差のある映像を表示する。通常の映像を表示している画面から所望の映像に相当するサーチポイントを選定する。高速再生を停止して、画面分割を解除する。時間差のある映像のみを表示する。サーチポイントよりも遅れた位置からの映像が表示され、所望の映像も表示される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録媒体に記録された映像データ等の記録データの早送り再生、早戻し再生等の特殊な再生を行える再生装置に関する。
映像データをハードディスク、DVD等のランダムアクセス可能な記録媒体に記録した再生装置では、見たい映像をすばやくサーチするために、早送り再生、早戻し再生の機能を有している。このような再生を実行すると、映像データが高速で再生される。ユーザは、その映像を見ながら、所望の映像が表示されたときに高速再生を止める。すると、その場面から再生が開始され、所望の映像を見ることができる。
このとき、止めるタイミングが遅いと、映像は進んでしまい、所望の映像を見るために、少しだけ早送りあるいは早戻しを行うといった操作が必要となる。
そこで、高速再生時の視認性を向上させて、所望のサーチポイントを通り過ぎてしまわないようにするために、特許文献1では、高速再生時に表示させる映像データを縮小処理し、縮小画像がそれぞれ分割画像として画面上の各表示領域に順番に表示される。
特開平8−70430号公報(段落0009)
上記のように、画面上に高速再生された映像を順番に表示することにより、1つの縮小画像の表示期間が長くなり、見落としがなくなる。しかし、分割画像の数が多いと、画面から視線をそらした場合、最新の映像がわからなくなり、所望の映像を見落としてしまうおそれがある。また、サーチポイントに達したとき、高速再生を停止させて、通常の再生を行っても、少し進んだ映像から再生が始まってしまう。そのため、少しだけ早送りあるいは早戻しの操作は依然として必要になる。
本発明は、上記に鑑み、サーチしたときに所望の映像を表示するまでの操作を少なくするとともに、確実に所望の映像を表示できる再生装置の提供を目的とする。
本発明は、記録媒体に記録された第1のデータを再生する通常再生手段と、前記第1のデータとは時間差のある第2のデータを再生する時間差再生手段と、再生された前記第1のデータを出力機器に出力する出力手段と、出力された第1のデータから目的のデータを選択するサーチ手段と、選択された時点において再生されている前記第2のデータを出力機器に出力するサーチ結果出力手段とを備えたものである。
2つの時間差のあるデータが再生され、出力された一方のデータに基づいてサーチを行う。このとき、他方のデータは再生されているが、出力はされない。所望のデータを選択すると、そのサーチ結果は、時間差のある他方のデータを出力することによって行われる。ここでの出力は、映像を画面に表示したり、音声を出すことであり、どちらか一方あるいは両方のデータを出力する。このように、サーチ後に時間差のあるデータを出力するので、選択するタイミングが遅れても、時間差分だけデータが出力されれば、目的のデータが出力される。したがって、所望のデータを確実に出力でき、しかも再度所望のデータをサーチするための操作が不要となる。
特に、データが映像データである場合、記録媒体に記録された第1の映像データを再生する通常再生手段と、前記第1の映像データとは時間差のある第2の映像データを再生する時間差再生手段と、前記第1の映像データおよび第2の映像データを1画面上に表示する表示手段と、前記第1の映像データから目的の映像データを選択するサーチ手段と、選択された時点において再生されている前記第2の映像データのみを表示するサーチ映像表示手段とを備える。そして、時間差再生手段は、記録媒体から出力された第1の映像データを遅延させて第2の映像データを作成する。
画面を分割して、一方をサーチ用の通常の映像の画面、他方を時間差のある映像の画面として、それぞれ表示する。そして、サーチ用の画面を見て、目的の映像を選択したとき、サーチ用の画面を消し、他方の画面だけにする。選択された時点から時間差のある映像が表示されるので、選択した時点で目的の映像をより進んだ映像が選択されても、遅れた映像から表示できる。その結果、所望の映像を必ず映し出せる。
本発明によると、通常の映像とこれとは時間差のある映像を再生することにより、サーチ時に目的のサーチポイントを選定したとき、サーチポイントよりも遅れた位置の映像を表示できる。したがって、1回のサーチによってサーチポイントに対応する所望の映像を必ず表示することができ、サーチを何回も繰り返すといった不要な操作をなくすことができる。そして、再生の速度が高速になればなるほど、上記の効果がより顕著となる。
本発明の一実施形態の再生装置を図1に示す。本再生装置は、記録媒体としてランダムアクセス可能なハードディスク1を使用し、ハードディスク1に記録された映像データを再生して出力機器としてのモニタ2に表示するために、デコーダ3と、操作部4と、制御装置5と、表示処理部6とを有する。なお、この再生装置は、記録装置を備えた記録再生装置であってもよく、再生専用であってもよい。
複数の映像データが圧縮されてハードディスク1に記録されており、デコーダ3は、ハードディスク1から読み出された映像データを伸長して、デジタル映像信号として制御装置5に出力する。マイコンからなる制御装置5は、リモコンあるいは本体パネルといった操作部4から入力された通常の再生、早送り、早戻し等の再生条件に応じて、デコーダ3から入力されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換して、表示処理部6に出力する。表示処理部6は、アナログ映像信号に所定の画像処理を行って、モニタ2に出力し、モニタ2は、映像を表示する。
そして、再生装置では、ハードディスク1に記録された第1の映像データを再生する通常再生手段と、第1の映像データとは時間差のある第2の映像データを再生する時間差再生手段と、第1の映像データおよび第2の映像データをモニタ2に出力して、1画面上に表示する表示手段と、第1の映像データから目的の映像データを選択するサーチ手段と、選択された時点において再生されている第2の映像データのみを表示するサーチ映像表示手段とを備えている。すなわち、早送り再生あるいは早戻し再生をしながら目的の映像を探す高速サーチ時に、高速再生された通常の映像およびこの映像とは時間差のある映像をモニタ2に出力して、2画面を表示するような制御を行う。そして、表示されている通常の映像中から目的の映像を選択すると、そのタイミングに合わせて時間差のある映像のみをモニタ2上に表示する。
そこで、デコーダ3から出力されるデジタル映像信号を一時蓄積するためのメモリ7が設けられる。デコーダ3は、高速サーチ時にハードディスク1から読み取ったデジタル映像信号を分配して制御装置5とメモリ7に送信する。すなわち、デコーダ3から直接制御装置5に出力される第1のデジタル映像信号とデコーダ3からメモリ7を経由して制御装置5に出力される第2のデジタル映像信号とには時間差が生じるので、デコーダ3とメモリ7とによって、時間差のある2つの映像データを作成できる。このように、メモリ7を使用すれば、簡単かつ低コストで時間差のある映像データを作成できる。なお、通常の再生を行うときには、デジタル映像信号をメモリ7には送信せず、直接制御装置5に送信する。あるいは、メモリ7を経たデジタル映像信号を受信しても、破棄する。
そして、制御装置5は、抽出部10と、設定部11と、画面分割部12と、表示制御部13と、制御部14とを有する。抽出部10は、デコーダ3から直接送信された第1のデジタル映像信号とメモリ7を経由して送信された第2のデジタル映像信号を受信して、各デジタル映像信号をA,B領域にそれぞれ蓄積し、所定のタイミングで各デジタル映像信号を出力したり、一方のデジタル映像信号だけを出力する。設定部11は、操作部4からの入力に基づいて画面分割の有無および2つの映像における時間差の設定時間を決める。画面分割部12は、2つの映像の画面での表示位置である画面分割形態を決定する。表示制御部13は、設定された分割画面と各デジタル映像信号とを関連付けて、2つの映像が表示されるように制御する。制御部13は、操作部4からの入力に基づいて高速サーチに対する各部の制御を行う。
したがって、通常再生手段は、デコーダ3、抽出部10によって構成される。時間差再生手段は、デコーダ3、メモリ7、抽出部10によって構成される。表示手段は、設定部11、画面分割部12、表示制御部13、表示処理部6によって構成される。サーチ手段は、操作部4によって構成される。サーチ映像表示手段は、抽出部10、画面分割部12、表示制御部13、表示処理部6によって構成される。
次に、高速サーチを行うときの手順を図2に基づいて説明する。映像データを再生中に、所望の映像を探したいとき、高速サーチを実行する。まず、高速サーチにおける画面分割の有無および時間差の設定時間の設定を行う。メインメニュー画面から高速サーチを選択すると、図3に示す設定画面が表示される。そして、画面を分割するか決め、設定時間を入力する。ここでは、画面分割を選択し、時間差を5秒に設定する。この時間は、映像データを再生したときのカウンタ値を表しており、実際の再生時間とは異なる。すなわち、通常の再生をしたときのカウンタ値で5秒に相当する時間となる。なお、この設定は、高速サーチ前に予めしておくか、あるいは開始前に行う。
開始キーあるいは早送りキー、早戻しキーの操作によって、高速サーチが開始される。ハードディスク1から記録データが読み出され、デコーダ3により、第1のデジタル映像信号が直接抽出部10に送信されるとともに、メモリ7を通じて時間差のある第2のデジタル映像信号が抽出部10に送信される。
抽出部10では、第1のデジタル映像信号をB領域に蓄積し、第2のデジタル映像信号をA領域に蓄積する。制御部14の命令により、抽出部10は各デジタル映像信号を抽出して、交互に表示制御部13を通じて表示処理部6に出力する。モニタ2の画面に2つの映像が同時に表示される。例えば、2等分した分割画面に設定されている場合は、図4に示すように、サーチ画面となるB画面には、通常の高速再生された映像が表示され、A画面には、時間差(5秒)のある高速再生された映像が表示される。また、分割画面は、図5に示すようなピクチャーインピクチャー画面であってもよい。
ユーザは、B画面を見ながら、所望のサーチポイントを探す。操作部4の再生キーが操作されることにより、サーチポイントが選定され、自動的に画面分割が解除される。B画面の表示が消え、A画面のみが表示される。A画面には、サーチポイントが選定された時点の映像から設定時間だけ時間差のある第2の映像データが表示され、ここから通常の1倍速の再生が開始される。
ここで、早送り再生のときには、B画面に第1のデジタル映像信号による第1の映像が表示され、A画面に第2のデジタル映像信号による第1の映像が表示される。早戻し再生のときには、B画面に第2のデジタル映像信号による第2の映像が表示され、A画面に第1のデジタル映像信号による第1の映像が表示される。すなわち、A画面には、設定時間だけ遅れた映像が表示される。ただし、早戻し再生の場合、再生方向から見れば、設定時間だけ進んだ映像となる。これによって、通常の再生をしたとき、設定時間だけ遅れた映像から再生が開始される。
上記では、画面分割をするように設定したが、画面分割しないように設定してもよい。この場合、抽出部10から2つのデジタル映像信号は出力されるが、表示制御部13からは一方のデジタル映像信号が出力されるように制御される。モニタ2には、通常の高速再生された映像が1画面で表示される。そして、サーチポイントが選定されたとき、表示制御部13から出力されるデジタル映像信号が切り替えられ、時間差のある映像が表示される。
以上のように、高速再生される画面を見ながら目的とするサーチポイントを見つけたとき、高速再生を停止して、通常の再生を開始したとき、停止したときの映像よりも設定時間だけ遅れた映像から再生される。したがって、所望の映像が必ず再生され、見逃すことがなくなる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。記録媒体は、ハードディスクに限らず、ランダムアクセス可能なDVD、CD、半導体メモリとしてもよい。また、ビデオテープでもよい。この場合、デコーダは不要となり、ビデオテープから読み出された映像データは、分配されて、直接抽出部に出力されるとともに、メモリを通じて抽出部に出力される。あるいは、分配せずに直接抽出部に出力して、抽出部において2つの映像データを作成してもよい。
そして、記録媒体に記録するデータは、映像データに限らず、音声データ、静止画データであってもよい。音声データの場合、出力機器はスピーカとなり、2つのデータを同時に異なるスピーカから出力してもよいが、1つのデータのみを出力するのが高速サーチする上で好ましい。
時間差のある2つの映像データを作成する手段として、ハードディスク、DVD、CDのランダムアクセス可能な記録媒体において、2つの再生ヘッドからそれぞれ映像データを読み出し、デコーダを通じて抽出部に出力する。これによって、時間差のある2つの映像データが得られる。また、他の手段として、映像データがMPEG方式で符号化されている場合、映像データを構成するIピクチャー、Pピクチャー、Bピクチャーのうち、静止画像データであるIピクチャーを利用する。記録媒体から異なるIピクチャーを読み出して、それぞれを画面に表示することによっても2つの映像を表示できる。
本発明の一実施形態の再生装置の概略ブロック図 高速サーチのフローチャート 画面分割の設定画面を示す図 分割画面の一例を示す図 他の分割画面の一例を示す図
符号の説明
1 ハードディスク
2 モニタ
3 デコーダ
4 操作部
5 制御装置
6 表示処理部
7 メモリ
10 抽出部
11 設定部
12 画面分割部
13 表示制御部

Claims (3)

  1. 記録媒体に記録された第1のデータを再生する通常再生手段と、前記第1のデータとは時間差のある第2のデータを再生する時間差再生手段と、再生された前記第1のデータを出力機器に出力する出力手段と、出力された第1のデータから目的のデータを選択するサーチ手段と、選択された時点において再生されている前記第2のデータを出力機器に出力するサーチ結果出力手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 記録媒体に記録された第1の映像データを再生する通常再生手段と、前記第1の映像データとは時間差のある第2の映像データを再生する時間差再生手段と、前記第1の映像データおよび第2の映像データを1画面上に表示する表示手段と、前記第1の映像データから目的の映像データを選択するサーチ手段と、選択された時点において再生されている前記第2の映像データのみを表示するサーチ映像表示手段とを備えたことを特徴とする再生装置。
  3. 時間差再生手段は、記録媒体から出力された第1の映像データを遅延させて第2の映像データを作成することを特徴とする請求項2記載の再生装置。
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