JP2005085264A - 個人データ・カード処理システム、方法およびプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】
ユーザの個人データ・プロファイルを含み且つそれをサポートするスマート・カードが受け取った情報の処理時に使用するための処理方法、装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】
旅行関連パラメータ及びサービス嗜好を含む個々のユーザの個人的嗜好に特有のパラメータが入力され、スマート・カードによってストアされる。それらのパラメータは選択的に読み出し可能であり、個々の個人的データを瞬時に種々の関連処理システムに提供するために送信可能である。スマート・カードは、種々のサービス機関からユーザにメッセージを提供するためにも使用可能であり、ユーザにとって利用可能な特定の施設をアクセスするためにそれらの機関によってプログラムされるようにも使用可能である。
【選択図】 図１

Description

本発明は、総体的には、情報処理システムに関し、詳しく言えば、スマート・カードを使用して処理機能の改良を可能にするための方法及び実現手段に関するものである。

個人の労働力及び、人生でさえも、益々流動的になっているので、ビジネス及び個人のいずれの旅行者にも適応するためには、益々の時間及びサービスが要求されている。この旅行時間の多くは、旅程において旅行者の個人情報及び嗜好を処理システムに入力するために使用される。そのようなシステムは、個々の旅費を見落とさないために、更に、旅行中の旅行者の個人的な要求に適合するようにインプリメントされる。

旅行者数の増加は、ホテル及びモーテルにおける臨時の宿泊を必要とし、そのような施設の所有者は、それを競争力のあるものにするためには、宿泊体験を、旅行者にとってできるだけ快適なものにしなければならない。ほとんどの旅行者は、旅行時に及び各滞在地において自分の手で操作しなければならない種々の反復的且つ日常的な及びその他の要素及び嗜好を持っている。例えば、旅行者は、自分の旅程において各ホテルで宿泊手続きをしなければならないし、いつも同じ個人情報を提供しなければならない。旅行者は、自分の室温を日中は７２˚Ｆ（約２２˚Ｃ）に、しかし、夜間は６８˚Ｆ（約２０˚Ｃ）にセットしてもらいたいかもしれない。同様に、旅行者は、毎朝、午前６時にモーニング・コールをしてほしいかもしれない。現在では、旅行者は、少なくとも日毎に、あまり頻繁でなくても、これらの反復的な可変事項をすべて手操作でセットしなければならない。ほとんどの旅行者の日常的又は旅行上の嗜好及び他の個人的データは場所毎に変化するものではないので、宿泊施設及び多種のサービス提供者に、特に、ビジネス旅行の延長時に、この個人的嗜好情報を提供するとき、多くの時間が費やされる。

従って、旅行関連のサービスを促進するにあたり、個人及びビジネスによる使用のために個人的嗜好及びその他の個人データに関する処理の改良を可能にするための方法、システム及びプログラムの改良に関する要求が存在し、それに応えることが本発明の目的である。

本発明によれば、ユーザの個人データ・プロファイルを含み且つそれをサポートするスマート・カードが受け取った情報を処理するときに使用するための処理方法、システム及びプログラムが提供される。旅行関連のパラメータ及びサービスの嗜好を含み、個々のユーザの個人的嗜好に特有のパラメータが入力されてスマート・カードによりストアされ、個々の個人的データを種々の旅行関連処理システムに即座に提供するために選択的に読み出され、及び（又は）伝送される。スマート・カードは、種々の旅行サービス会社から旅行者にメッセージを提供するためにも使用可能であり、旅行者にとって使用可能な所定の施設をアクセスするためにそれらの旅行サービス会社によってプログラムされるようにも使用可能である。

添付図面においてブロック形式で示された回路及び装置が当業者には一般に知られていること、並びに、本発明の基礎となる概念の理解及び正しい認識のために及び本発明の教示事項を不明瞭にしないために又はそこから逸脱しないために、上記回路及び装置が、必要と考えられる範囲を越えた範囲までは詳述されないことに留意すべきである。

本願において開示される種々の方法は、コンピュータ・ベースのアプリケーションにおいて利用される信号を、インターネット及びワールド・ワイド・ウェブを含むがそれに限定されない任意の相互接続ネットワークを介して送信及び受信することができる任意の通信装置において実装可能である。本願では、そのような装置は、スマート・カード、セルラ及び他の無線装置、パーソナル・ディジタル・アシスタント装置、ラップトップ及びパーソナル・コンピュータ、並びに、ローカル・エリア・ネットワーク又は広域ネットワークにおいて接続されたデスクトップ・コンピュータ及びサーバを含むがそれに限定されない。本願の説明は、サーバ・ベースのホテル処理アプリケーションに関するものであるが、本発明に関連した原理が、とりわけ、上記の受信装置及び送信装置全てに適用可能であり、航空機、旅客船、レンタカー、並びに、他の形態の宿泊及び旅行を含むユーザによりアクセス可能な任意の製品またはサービスと関連付け可能であることは明らかである。

本発明の例示的なアプリケーションでは、ユーザは、先ず、ユーザのスマート・カードをユーザの個人的嗜好及び個人データでもってそのカードのメモリ内にプログラムするであろう。それに関係する機器は、スマート・カードからの選択された情報をスキャン又は受け取り、表示及び（又は）ユーザによる使用のために更なる情報及び（又は）プログラミングをそのカードに選択的に供給することができる装置と適合させられ又はそのような装置でもって改良され、或いは、そのような装置でもってプログラムされるであろう。

図１には、本発明のスマート・カード及び処理システムを実装し得る例示的な環境が示される。図示のように、ホテル又はモーテルの入口１０１は、スマート・カード１０５に含まれた情報を読み取るための読取装置１０３を有する。読取装置１０３は、スマート・カード１０５から送られた信号を受け取ることができる受信装置を含むことが可能である。読取装置１０３は、カードを読取装置１０３におけるスロットに沿って又はスロット内をスライドさせることによって、又はカード上の端末を読取装置上の受信端末に挿入することによるハードワイヤ接続によって、バー・コード、光学式コード、又は磁気コードが読取装置に読み込まれるスキャン・プロセスを通して入力情報を受け取ることも可能である。読取装置は、図示のように、施設の入口に、又は、キオスクに、或いは、ホテル又はモーテル又は他の施設のロビーにおける他の端末ステーションに設置可能である。

読取装置１０３によって受け取られた情報は、この例では、ローカル・ホテル・サーバ１０７に送られる。サーバ１０７は、インターネットのような相互接続ネットワーク１０９に結合される。一方、相互接続ネットワーク１０９は、ユーザのホーム・サーバ１１１への接続を可能にする。ユーザのホーム・サーバ１１１は、例えば、大量のユーザ情報を含む共同サーバであってもよい。ユーザのホーム・サーバは、ユーザのスマート・カード１０５によって供給された情報に加えて、更なるユーザ情報を求めて、及び（又は）、識別及び（又は）予約情報の確認のためにアクセス可能である。ローカル・ホテル・サーバ１０７は種々のホテル・サービスのための機能的データベース及び制御装置にも接続される。例えば、図示のように、ローカル・ホテル・サーバ１０７は、部屋割り機能部１１３、キャッシャ機能部１１５、ルーム・サービス機能部１１７、及びコンシェルジュ機能部１１９に結合される。ローカル・ホテル・サーバ１０７は、更に、室内温度制御装置１２１、室内照明制御装置１２３、室内テレビジョン制御装置１２５、及び情報データベース１２７にも結合される。

例示的なオペレーションでは、ユーザ又は旅行者がホテルの施設（入口）１０１に入るとき、ユーザの個人識別子及びパスワードが読取装置１０３によって読み取られ、ローカル・ホテル・サーバ１０７に送られる。そこで、サーバ１０７は、予約を確認し、そのユーザをログインし、部屋割りモジュール１１３を使用して部屋番号を割り当て、ユーザの個人データ・カード１０５におけるメモリから送られたユーザの個人的嗜好をセットする。これらの個人的嗜好は、個人データ・カード１０５に記憶されたユーザの個人的嗜好データベースに含むことが可能な、例えば、室内温度、室内照明、モーニング・コール、自室内朝食の嗜好、テレビジョンの嗜好等を含む。ホテル・サーバ１０７は、ユーザがエレベータに到達する前にそのユーザの部屋番号が何であるかをそのユーザに知らせるように、無線カップリングを通してユーザのスマート・カードに割当済みの部屋番号を送ることができる。更に、ローカル・サーバ１０７は、ユーザのホテル・ルームの入口における読取装置を通してユーザ自身のスマート・カード１０５を滑らせることによって、そのスマート・カードがそのユーザの割り当てられたホテル・ルームのドアを開けるために使用されるように、或るコード化されたシーケンス又は他のプログラミングのようなドア・ロック・コードをそのスマート・カード１０５に送信する。チェックアウト時には、そのロック・コードはユーザのカードからプログラム解除されるか、又は単にホテル・サーバにおいて不作動化され、ユーザのチェックアウト後には、いずれの部屋も開けることができないようにされる。チェックアウトは、事前設定されたチェックアウトの日時に従って自動的に遂行されてもよく、或いは、室内テレビジョンに表示される料金の受諾を確認するためにルーム・テレビジョンにおける読取装置を通してユーザの個人データ・カードを滑らせることによって遂行されてもよい。ホテルの請求書は、キャッシャ・モジュール１１５を通してホテル・サーバ１０７によって処理され、スマート・カード又はパーソナル・コンピュータ（ＰＣ）、携帯電話、或いはパーソナル・ディジタル・アシスタント（ＰＤＡ）装置のような個人的な表示装置を使用して旅行者により表示及び確認されることも可能である。

サーバ１０７の例における主要なコンポーネントの幾つかが図２に示される。プロセッサ回路２０１がシステム・バス２０３に接続される。本明細書において開示された処理方法が多くの種々のバス及び（又は）ネットワーク構成に適応するが、本実施例の構成に限定されないということに留意すべきである。キャッシュ・メモリ・デバイス２０５及びシステム・メモリ・ユニット２０７もバス２０３に接続される。この例示的システムは、システム・ストレージ・デバイス２０９も含む。システム・バス２０３は、入力インターフェース回路２１１を介してキーパッド又はキーボード２１３、及び、音声及び（又は）スタイラス入力装置、或いは、入力としてメニュー項目をユーザ選択するためのメニューを表示することができるタッチ・センシティブ・ディスプレイ・スクリーンを含む代替の入力装置２１５にも接続される。バス２０３は、ディジタル情報の受信及び送信を可能にする送受信装置セクション２１７にも結合される。図示のシステムは、送受信装置セクション２１７を介してネットワーク・システムにも結合可能であり、以下で説明するように、ユーザのスマート・カード内に縮小バージョンで実装されるとき、受信装置１０３（図１）は、その受信装置の近似領域におけるユーザを識別するために効果的な信号を受信するためにも使用可能である。その例示的システムは、サウンド・サブシステム２２４も含む。更に、マイクロフォン２２６のような入力手段及びスピーカ２２５のような出力手段が、音声コマンド並びに音声メニュー及びメッセージ再生を使用する装置とユーザがコミュニケーションを行うことを可能にするために含まれる。グラフィックス・サブシステムを含んでもよいビデオ・サブシステム２２７がバス２０３及びディスプレイ装置２２８の間に接続される。一般に、ホテル・サーバ１０７は、図２に示されたコンピュータ・システムの主要なコンポーネントを含むが、図示のコンポーネントすべてを含む必要はない。送受信装置１０３は、スマート・カードから送られた又はスマート・カード上にコードとしてユーザにより入れられたＩＤ番号を検出するために使用される。

図３は、本発明に関連して使用可能な例示的「スマート・カード」３０１を示す。本発明を実用化するために、他のデバイスも実装可能である。例えば、携帯電話又はＰＤＡのような既存のパーベイシブ・デバイス／ハンドヘルド・デバイス上にインストール可能である。無線ネットワーク機能によって、そのようなデバイスは、メッセ−ジング及び（又は）処理のために使用可能な信号を送信及び受信することを可能にされる。

図３におけるスマート・カードの例で示されるように、スマート・カード３０１は、オン・オフ・スイッチ３０３、バー・コード、磁気コード、又は光学式コードのようなコード・セグメント３０５、ユーザ入力エリア３０７、信号を処理、記憶、及び送受信するためのセクション３０９、並びにディスプレイ・エリア３１１を含む。記憶は、情報、データ、及びプログラミングを受け取り、ストアし、読み出し得るフラッシュ・メモリのような不揮発性メモリの使用を通して達成可能である。ユーザ入力３０７は、ハードウェア・キーパッドによって具体化可能であり、或いは、例えば、スタイラスを使用してユーザ・インターフェースするために、仮想キーパッドがディスプレイ３１１上に表示されてもよい。自動ジム・システムに関する１つの実施例では、スマート・カード３０１が「オン」にされるとき、そのカードは、そのカードを使用しているカード所有者を識別するためにコード化された信号（ＩＤ信号）を送信し始める。その信号は、オン／オフ・スイッチ３０３がオンにされている限り、連続的に反復して転送可能である。

図４には、個人データ・カード（スマート・カード）３０１のメモリ・セクショオン３０９に記憶可能な個人嗜好情報の幾つかの可能なタイプを識別するための個人嗜好データベース（PERSONAL PREFERENCE DATABASE）４０１が示される。図示のように、データベース４０１は、個人識別（PERSONALID）番号４０２及び特定のユーザと一意的に関連付けられたパスワード（PASSWORD）４０４を含む。更に、データベース４０１は複数のセクションを含み、各セクションは所定の環境及びアプリケーションにおけるユーザの個人的嗜好を識別する。第１セクションＩの宿泊（LODGING）４０５には、ユーザの宿泊の嗜好に関する情報がストアされる。このセクションでは、例えば、ユーザの現時点での予約（CURRENTRESERVATION）、並びに、喫煙（NON-SMOKING）、スイート・タイプ（SUITE）、料金（CORPORATE RATE）、室温（ROOMTEMPERATURE）、及びテレビジョン番組（TV）に関するユーザの嗜好に関連した情報がストアされる。テレビジョン番組の嗜好は、特定のニュースの嗜好、スポーツ、映画、その他（NEWS、SPORTS、MOVIES、OTHERS、例えば、子供向き（CHILDREN’S）、航空機スケジュール（AIRLINESCHEDULES）等）を含んでもよい。これらの嗜好がホテル・サーバ１０７に送られることによって、ユーザ又は旅行者が自分の割り当てられた部屋に到着したとき、温度、照明、及び他の嗜好が既に適切に用意され、部屋の環境が旅行者により手操作で調節されることを待つまでもなく活動状態にあるように、事前に設定が行われることを可能にする。更に、テレビジョンが既にオンにされ、ユーザの好みのニュース局を表示することも可能である。これは、外国を旅行するときに特に有用であろう。個人のデータ・カードにストアされたユーザの嗜好の１つは言語に関するユーザの嗜好でもあり得る。例えば、テレビジョンは、英語がその個人のデータ・カードにおける指定された好みの言語であった場合、英語のプログラムだけを表示するようにホテル・サーバからプログラムされるであろう。

次のセクションIIの食物（FOOD）４０７では、ユーザは、朝食のタイプ（BREAKFAST）及び自室内朝食サービスに関する配膳時間（TIMEFOR BREAKFAST）を表示してもよい。同様に、個人の嗜好情報が、情報航空会社のカウンタ、レンタカーの端末、他のサービス提供者の端末ステーションにおいて自動的にアクセスされ、送信され、及び実装され、それによって、嗜好又は他の個人情報を手操作で入力する必要を回避するような会計（BILLING）４０９、航空会社（AIRLINES）４１１、レンタカー（CARRENTAL）４１３等に対する嗜好がストアされる。他の嗜好は、日中／夜間の室温及び移行時間、目覚まし時計の設定、給湯に関する水温設定、室内のコーヒー・メーカに関する開始時間、外部サービスに関するスケジューリング（即ち、ローカル・サーバ・コンシェルジュ機能を通してスケジュールされた午後６時マッサージ）、外線電話呼び出しに関する設定された識別コード等を含むが、それに限定されない。上記の嗜好は、とりわけ、「ＴＬＶ」フォーマットで表され、スマート・カード上にアプリケーションとして設置される。ＴＬＶフォーマットは、「タグ、長さ、及び値」である。

図５を参照すると、スマート・カード又は個人のデータ・カードと関連して処理するための例示的フローを表すフローチャートが示される。先ず、ユーザは、上記の嗜好項目を含むユーザの個人嗜好情報又はプロファイルすべてでもって自分のスマート・カードをプログラムする。関連機器は、そのカードをスキャン及びデコードすることができる装置と適合するようにされるか又はその装置でもって改良されるであろう。スマート・カードは、サービス及び宿泊に対する支払い、並びに、ホテルのホテル・ルーム・キーとして作用するようにホテル・サーバによってプログラムされるような使用を含むがそれに限定されない複数の機能に対して使用可能である。図５に示されるように、スマート・カードがユーザ嗜好プロファイルに関してプログラムされた後（ステップ５０１）、ユーザ嗜好データが読取装置によって処理され、（ステップ５０３）、例えば、ホテル・サーバ処理システムに入力される。しかる後、その情報は、カード所持者のデータがサーバ・データベースに含まれたデータと一貫性があるかどうかを決定するためにチェックされる（ステップ５０７）。この結果が否定的である場合、カードからの各変数が評価され、特定の変数に対するストアされた有効な設定及び範囲と比較される（ステップ５０９）。変数の無効な値が検出されたとき（ステップ５１１）、エラー・メッセージが送られる（ステップ５１３）。カード所持者の嗜好情報が既にホテル・サーバ・データベースにあったことが先ず決定された場合（ステップ５０７）、又は最後の変数がチェックされてしまった後（ステップ５１５）、構成計算エンジン（ＣＣＥ）が更新され、有効な変更が実行され、誤った変更がログされる（ステップ５１７）。ＣＣＥは、スマート・カード・データを読み取るコンピュータと同じであってもよく、一旦読み込まれ且つ確認されたユーザ嗜好を実際に実行する別のネットワーク・コンピュータであってもよい。ＣＣＥは、室内のデバイス／機能／サービスと実際に対話してそれらをユーザ嗜好に構成するシステムである。割り当てられたホテル・ルームの環境状態がチェックされてユーザ嗜好と比較され（ステップ５１９）、変更が必要である場合、対話型変更エージェントが活動化されて（ステップ５２１）、設定をユーザの好みの設定に変更し、システムは、嗜好の構成を更新するためのステップに戻る（ステップ５１７）。適切な変更が行われ、すべてのユーザ嗜好がセットされてしまうと（ステップ５１９）、入力嗜好処理は終了する（ステップ５２３）。

前述のように、スマート・カードは、初期嗜好設定機能の後、ホテル・ルーム・キーとして使用することを含むがそれに限定されない他の機能、例えば、ホテル・サーバからのＥメール・タイプのメッセージに関する機能、種々のホテル関連サービスの支払請求に関する機能、他の施設における予約の延長又は予約の設定に関する機能、及びチェック・アウトに関する機能のためにも使用可能である。

本明細書において開示されたように好適な実施例に関連して本発明の方法及び装置を説明した。本発明を、「ユーザ嗜好情報及び関連のユーザ情報の処理を可能にするためにプログラム信号を生成するためのコンピュータ・システムのメモリに読み込まれるときに選択的に動作可能なプログラムされたメディア項目であって、前記プログラム信号は、更に、ワイヤレス・ストレージ・デバイスからユーザ嗜好情報を受信し、受信デバイスから、前記ユーザ嗜好情報に従って選択されたサービスを制御するためのサービス施設における制御システムに前記ユーザ嗜好情報を送信することを可能にするように動作可能である、メディア項目。」として理解することも可能である。更に、開示された方法は、本明細書に示されたような所望の結果を達成するために、広範囲のシーケンス、メニュー、及びスクリーン・デザインとして実装可能である。本発明の実施例を、或る種の変形と共に詳細に示し且つ説明したけれども、本発明の教示事項を組み込んだ他の多くの変更された実施例が当業者によって容易に構成可能であり、プロセッサ又はＣＰＵ或いは他の大規模システム集積回路又はチップに含まれ又は統合されることも可能である。開示された方法は、単独で実装されるか又は、いわゆる「フラッシュ・メモリ」のような携帯用又は固定用メモリ・デバイスにストアされたプログラム・コードにおいて部分的に実装されてもよい。なお、そのプログラム・コードは、その携帯用又は固定用メモリ・デバイスから他のメモリ・デバイスにロードされ、本明細書において説明されたような有益な結果を得るために実行されることも可能である。従って、本発明は、本明細書において説明された特定の形式に限定されることを意図するものではなく、むしろ、本発明の精神及び範囲に正当に含まれ得るような変更、修正、及び均等物をカバーすることを意図する。

本発明の例示的実装において使用可能なシステムを示す概略図である。 例示的なコンピュータ・システムにおける幾つかの主要コンポーネントを示す概略的ブロック図である。 本発明に関連して実装可能なユーザ・スマート・カード内の種々のコンポーネントを示す概略図である。 本発明に従ってプログラムされたスマート・カードによってストア可能な個人的データ項目を示す図である。 本発明に関連してスマート・カード・インターフェース機能を実装するための例示的方法を示すフローチャートである。

Claims (20)

1. ユーザ嗜好情報及び関連のユーザ情報を処理するための方法であって、
   前記ユーザ嗜好情報をワイヤレス・ストレージ・デバイス上にストアするステップと、
   前記ユーザ嗜好情報を前記ワイヤレス・ストレージ・デバイスからサービス施設における受信デバイスに選択的に送信するステップと、
   前記ユーザ嗜好情報を前記受信デバイスから、選択されたサービスを前記ユーザ嗜好情報に従って制御するための前記サービス施設における制御システムに送信するステップと
   を含む、方法。
2. 前記ワイヤレス・ストレージ・デバイスは、不揮発性のプログラム可能メモリ手段を有するスマート・カードを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記スマート・カードは、更に、情報を送信及び受信するための選択的に動作可能な送受信手段を含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記スマート・カードは、更に、前記送受信手段によって受信された情報を表示するためのディスプレイ手段を含む、請求項３に記載の方法。
5. 前記スマート・カードは、更に、前記スマート・カードにおける情報を処理するための処理部を含む、請求項４に記載の方法。
6. 前記スマート・カードは、更に、前記ワイヤレス・ストレージ・デバイスへのユーザ入力を可能にするための入力手段を含む、請求項５に記載の方法。
7. 前記サービス施設は宿泊施設を含み、前記制御システムは、前記ユーザ嗜好情報の受信に応答して前記ユーザに宿泊ユニットを割り当てるように動作可能である、請求項１に記載の方法。
8. 前記制御システムは、更に、前記ユーザ嗜好情報の受信に応答して、前記ユーザに割り当てられた宿泊ユニットに対して前記ユーザ嗜好を実装する、請求項７に記載の方法。
9. 前記ユーザ嗜好情報は前記宿泊ユニットに対する好みの温度設定を含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記ユーザ嗜好情報は前記宿泊ユニットに対する好みの目覚まし時間設定を含む、請求項８に記載の方法。
11. 前記制御システムから前記スマート・カードに宿泊ユニット情報を送信するステップを更に含み、
    前記スマート・カードは、前記ユーザに割り当てられた前記宿泊ユニットをアンロックするために前記宿泊ユニット情報を使用するように選択的に動作可能である、請求項７に記載の方法。
12. 前記サービス施設は宿泊機構を含み、前記制御システムは前記ユーザ嗜好情報の受信に応答して前記ユーザに宿泊ユニットを割り当てるように動作可能であり、前記制御システムは、更に、
    前記ユーザに割り当てられた前記宿泊ユニットを識別するアドレス情報を前記スマート・カードに送信し、
    前記アドレス情報を前記スマート・カードの前記ディスプレイ手段上に表示する
    ように動作可能である、請求項４に記載の方法。
13. 前記スマート・カードは、前記ユーザに割り当てられた前記宿泊ユニットをアンロックするために前記アドレス情報を使用することを可能にされる、請求項１２に記載の方法。
14. 前記宿泊ユニットは、前記宿泊ユニットへの入口においてユニット受信デバイスを含み、前記ユニット受信デバイスは、前記スマート・カードからの前記アドレス情報の受信に応答して、前記ユーザに割り当てられた前記宿泊ユニットをアンロックするように動作可能である、請求項１３記載の方法。
15. 前記ユーザ嗜好情報は所定の予約情報を含み、前記制御システムは、前記所定の予約情報に従ってユーザ・チェックアウト処理を自動的に開始するように選択的に動作可能である、請求項７に記載の方法。
16. 前記サービス施設は車両貸出機構を含み、前記制御システムは、前記ユーザ嗜好情報の受信に応答して、前記ユーザ嗜好情報に従って前記ユーザに貸出車両を割り当てるように動作可能である、請求項１に記載の方法。
17. 前記サービス施設は航空機機構を含み、前記制御システムは、前記ユーザ嗜好情報に応答して、予約されたサービスを前記ユーザ嗜好情報に従って前記ユーザに割り当てるように動作可能である、請求項１に記載の方法。
18. 前記ユーザ嗜好情報は前記ワイヤレス・ストレージ・デバイスにおけるフラッシュ・メモリにストアされる、請求項１に記載の方法。
19. ユーザ嗜好情報及び関連のユーザ情報を処理するための処理システムであって、
    ユーザ嗜好情報をストアするためのワイヤレス・ストレージ・デバイスと、
    サービス施設における受信デバイスにして、前記ワイヤレス・ストレージ・デバイスが前記ワイヤレス・ストレージ・デバイスから前記サービス施設における前記受信デバイスに前記ユーザ嗜好情報を送信するように選択的に動作可能である、受信デバイスと、
    前記ユーザ嗜好情報に従って選択されたサービスを制御するために、前記受信デバイスから前記サービス施設における制御システムに前記ユーザ嗜好情報を送信するための手段と、
    を含む、処理システム。
20. ユーザ嗜好情報及び関連のユーザ情報の処理を可能にするための、コンピュータ・システムのメモリに読み込まれることによって実行されるプログラムであって、前記コンピュータ・システムに、
    ワイヤレス・ストレージ・デバイスからユーザ嗜好情報を受信するステップ、
    受信デバイスから、前記ユーザ嗜好情報に従って選択されたサービスを制御するためのサービス施設における制御システムに前記ユーザ嗜好情報を送信するステップ、
    を実行させるためのプログラム。

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