JP2005085093A - スティック式座標入力装置および携帯型パーソナルコンピュータならびにキーボード - Google Patents

スティック式座標入力装置および携帯型パーソナルコンピュータならびにキーボード Download PDF

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Shinji Hirano
平野  伸児
Nobuhiro Oura
信洋 大浦
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Abstract

【課題】 複合的な操作を可能にして多様な入力操作を行うことができるスティック式座標入力装置およびこれを搭載した携帯型パーソナルコンピュータを提供する。
【解決手段】 ポインタ16は、操作ツマミ21、操作片22、押圧センサ30、操作体23、フレキシブル基板24、および支持基板26とを備えてなる。操作ツマミ21は略ドーム型の樹脂製ツマミであり、内側で操作片22の先端部分に係合している。操作片22は、例えば中心に突起22aが形成された樹脂製の部材である。こうした操作ツマミ21および操作片22から操作部材17が構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯型パーソナルコンピュータのカーソル移動や選択入力操作を行うのに好適なスティック式座標入力装置に関する。
一般的にノートパソコンなどと称される携帯型パーソナルコンピュータでは、画面上のカーソルを移動させるためにタッチパッドと称される小型の面入力装置が取り付けられている。タッチパッドは矩形のセンサ面を指などでなぞることによって、2次元の座標入力を行うものである。
また、ノートパソコンには一般的にクリック操作などと称される選択入力のために、タッチパッドの近傍にクリックボタンを設けているものが多い。こうしたタッチパッドとクリックボタンとの組み合わせによって、ユーザはノートパソコンの画面上でカーソルを動かして選択入力を行うようになっている。
しかし、上述したようなタッチパッドは、寸法に制約のあるノートパソコンなどでは数センチ〜十数センチ四方の小型の操作面を指でなぞるなどして操作を行うため、ある程度の習熟が必要であり、操作性に対する不満も多かった。このため、タッチパッドに代えてスティック式のポインタを備えたノートパソコンも知られている。
スティック式のポインタは、棒状の操作部材を傾斜させて2次元上の方向を入力することにより、ノートパソコンの画面上でカーソルを動かすことができる(例えば、特許文献1参照)。こうしたポインタは、カーソルを移動させたい方向に操作部材を倒すことで2次元上の方向を入力できるので、タッチパッドなどと比較して操作が容易である。
特開平9−230999号公報
上述した特許文献1に示すポインタは、操作部材を傾斜させて2次元上の方向を入力する機能と、操作部材を垂直方向に押圧して選択入力操作(クリック操作)を行う機能とを備えている。しかしながら、こうした従来のスティック式のポインタは、操作部材を傾斜させつつ押圧するといった複合的な操作は難しかった。このため、例えば卓上型のパーソナルコンピュータなどで操作に広く使われているマウスのクリックボタンを押圧しつつマウスを動かす、いわゆるドラッグ操作に相当する操作をこうしたポインタだけで行うことは非常に難しく、操作性に難があった。また、上述した特許文献1に示すポインタでは、操作部材を垂直方向に押圧して選択入力する際の押圧操作の感覚的なフィードバックが無く、パーソナルコンピュータの画面上でしか入力を確認することができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、複合的な操作を可能にして多様な入力操作を行うことができるスティック式座標入力装置およびこれを搭載した携帯型パーソナルコンピュータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明によれば、操作部材と、前記操作部材の傾斜操作を検出する歪センサと、前記操作部材の押圧操作を検出する押圧センサとを備えたスティック式座標入力装置であって、前記押圧センサは、中心が膨出した撓曲可能な第1接片と、前記第1接片の下部に形成された第2接片とを備え、前記操作部材は、操作ツマミと、この操作ツマミの内側に形成され前記第1接片を撓曲させて前記第2接片に接触させる操作片とを備えていることを特徴とするスティック式座標入力装置が提供される。
前記第1接片はドーム型の金属板であり、前記操作部材による押圧で形状が反転してクリック音を発生するようにすればよい。前記歪センサは前記押圧操作を更に検出するようにしてもよい。また、本発明によれば、上述したスティック式座標入力装置を入力手段として形成したことを特徴とする携帯型パーソナルコンピュータが提供される。前記スティック式座標入力装置はキーボードの一部に形成されていれば良い。また、上述したスティック式座標入力装置を入力手段として形成したことを特徴とするキーボードが提供される。
本発明のスティック式座標入力装置によれば、操作部材の傾斜と押圧を同時に行うことを可能にする構成によって、マウスでのドラッグ操作に相当する操作などを1つの操作部材で多様な操作入力を行うことが可能になり、携帯型パーソナルコンピュータなどの操作性をタッチパッドなどと比較して大幅に高めることが可能になる。また、押圧操作時の感覚的なフィードバックを得ることができ、快適な入力環境を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明のスティック式座標入力装置を搭載した携帯型パーソナルコンピュータを示す外観斜視図である。携帯型パーソナルコンピュータ(ノートパソコン)11は、回動軸12を中心にして2つ折りが可能な筐体13の一方に液晶表示パネル14を備えている。
筐体13の他方には、ノートパソコン11の入力デバイスであるキーボード15が形成されている。そして、このキーボード15の中央にはスティック式座標入力装置(スティック式のポインタ)16が形成されている。ポインタ16はキーボード15の一部を切り欠いて形成され、筐体13から突出する棒状の操作部材17を備えている。また、キーボード15に隣接してタッチパッド19が形成されていてもよい。
図2はスティック式座標入力装置を示す分解斜視図であり、図3はその断面図である。ポインタ16は、操作ツマミ21、操作片22、押圧センサ30、操作体23、フレキシブル基板24、および支持基板26とを備えてなる。操作ツマミ21は略ドーム型の樹脂製ツマミであり、内側で操作片22の先端部分に係合している。操作片22は、例えば中心に突起22aが形成された樹脂製の部材である。こうした操作ツマミ21および操作片22から操作部材17が構成されている。
押圧センサ30は上方に向けて膨らんだ撓曲可能なドーム状の薄板部28aとここから延びる2本の脚部28bとを備えた第1接片28と、この第1接片28の薄板部28a下側に離間して設けられた円柱状の第2接片29とからなる。第1接片28は薄板部28aの上面で操作片22の突起22aを受け止める。そして、操作片22の下方への押圧により薄板部28aが下方に撓曲して第2接片29と接触し、第1接片28と第2接片29とが導通状態にされる(図4参照)。こうした第1接片28の脚部28bや第2接片29は、例えば操作体23の成型時に一体で流し込み成型を行なえばよい。
フレキシブル基板24は、撓曲可能な樹脂フィルムから形成され、一端に接点24a,24bが設けられている。この接点24aには操作体23に固定される第1接片28の2本の脚部28bの先端部分が、また接点24bには第2接片29の先端部分とがそれぞれ導通可能に接続される。こうした接点24a,24bはフレキシブル基板24上に形成された導通パターンを経てノートパソコン11の入出力ボード等に接続されていればよい。
フレキシブル基板24の一端には、接点24a,24bを取り巻くように四方に歪センサ25a〜25dが形成されている。この歪センサ25a〜25dにはセンス電流が流されており、図2に示す2次元上の4方向Xe,Xw,Yn,Ysに操作体23を構成するポスト23fがそれぞれ傾けられた時に生じる歪によって抵抗値が変化し、ポスト23fの傾きを検出する。
支持基板26は例えば金属から形成され、一端に係止爪26a〜26dが一体に設けられている。この係止爪26a〜26dは、操作体23に形成された係止溝23a〜23dに揺動可能にそれぞれ係合している。またフレキシブル基板24は操作体23の下面に接着されている。以上のような構成のポインタ16は、支持基板26でノートパソコン11のキーボード15に取り付け固定されれば良い。
以上のような構成のポインタ16の作用を説明する。ユーザが例えばノートパソコン11の液晶表示パネル14に表示されたカーソルを操作して、あるファイルをフォルダに移動させる(ドラッグ操作)場面を想定する。ユーザはポインタ16の操作ツマミ21を画面上の目的のファイルに向けて傾斜させる。すると、ポスト23fの傾きが歪センサ25a〜25dに検出され、ポインタ16の傾斜信号としてノートパソコン11のコントローラに送られる。その結果、ポスト23fの傾き方向に応じて画面上のカーソルが移動する。
画面上のカーソルが目的のファイルに達したら、操作ツマミ21を放すとポスト23fは垂直方向の原点位置に復帰する。そして、ユーザはカーソルが目的のファイルに重ねられている状態で、今度は操作ツマミ21を下方向に押圧する。すると操作片22の先端が押圧センサ30の第1接片28を撓曲させ、第1接片28と第2接片29とが接触して押圧信号としてノートパソコン11のコントローラに送られる。この第1接片28の撓曲時にユーザには第1接片28の凹む手ごたえ、即ちクリック感が知覚される。
こうしたクリック感が得られることで、選択入力する際の押圧操作の感覚的なフィードバックを実現し、ノートパソコン11の画面上での入力確認とともに、感覚的な入力確認も同時に得ることができ、操作性が大きく向上する。なお、押圧信号は、例えばデスクトップタイプのパーソナルコンピュータの入力手段として一般的なマウスのクリックボタンに相当する機能を果たすように設定されていれば良い。
ユーザは操作ツマミ21を押圧したまま、操作ツマミ21を目的のフォルダに向けて傾斜させる。するとポインタ16からはポスト23fの傾斜信号と第1接片28と第2接片29との接触による押圧信号が同時に出力され、ファイルが選択されたままフォルダに向かってカーソルとともに移動する(ドラッグ操作)。そして、ファイルに重ねられたカーソルが目的のフォルダに達したらそのまま操作ツマミ21を放せばファイルは移動先のフォルダに入れられる。
なお、操作ツマミ21を2回連続して押圧するとマウス操作でのダブルクリックに相当する機能を実現するようにするのも好ましい。また、歪センサ25a〜25dでも操作ツマミ21の押圧操作を検出するようにするのが好ましい。歪センサ25a〜25dと押圧センサ30の両方で操作ツマミ21の押圧操作を検出できれば、操作ツマミ21の2段押し操作に対応ができる。
例えば、ノートパソコン11において、画面上の所定位置までカーソルを移動させた後、操作ツマミ21を軽く押した場合は歪センサ25a〜25dの出力平均値が全体として一定値を超えたことを検出して、アイコンなどを選択状態にできる。更に、操作ツマミ21を下まで強く押し込んだ場合には、クリック感が得られるとともに押圧センサ30がオンになり、選択したアイコンを例えば「確定」や「起動」などの操作を行なえるようにするなどの複合的な操作を実現できる。
以上のように、ポインタ16の操作部材17の傾斜と押圧を同時に行うことを可能にする構成によって、マウスでのドラッグ操作に相当する操作など1本の操作部材17で多様な操作入力を行うことが可能になり、ノートパソコン11の操作性はタッチパッドなどと比較して大幅に高められる。
なお、本実施形態では操作部材17の傾斜と押圧を同時に行うことが可能な構成としているが、更に操作部材17の操作片22の回転を検出する回転センサを設けて、操作部材17の傾斜、押圧、回転を同時に行うことが可能な構成にすることで、一層多様な操作を実現できるようにしても良い。
図1は、本発明のスティック式座標入力装置を搭載したノートパソコンを示した外観斜視図である。 図2は、図1のスティック式座標入力装置を示す分解斜視図である。 図3は、図1のスティック式座標入力装置を示す断面図である。 図4は、スティック式座標入力装置の押圧状態を示す断面図である。
符号の説明
11 携帯型パーソナルコンピュータ(ノートパソコン)
16 スティック式座標入力装置
17 操作部材
24 フレキシブル基板
25a〜25d 歪センサ
26 支持基板
28 第1接片
29 第2接片
30 押圧センサ

Claims (6)

  1. 操作部材と、前記操作部材の傾斜操作を検出する歪センサと、前記操作部材の押圧操作を検出する押圧センサとを備えたスティック式座標入力装置であって、
    前記押圧センサは、中心が膨出した撓曲可能な第1接片と、前記第1接片の下部に形成された第2接片とを備え、前記操作部材は、操作ツマミと、この操作ツマミの内側に形成され前記第1接片を撓曲させて前記第2接片に接触させる操作片とを備えていることを特徴とするスティック式座標入力装置。
  2. 前記第1接片はドーム型の金属板であり、前記操作部材による押圧で形状が反転してクリック音が発生することを特徴とする請求項1に記載のスティック式座標入力装置。
  3. 前記歪センサは前記押圧操作を更に検出することを特徴とする請求項1または2に記載のスティック式座標入力装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスティック式座標入力装置を入力手段として形成したことを特徴とする携帯型パーソナルコンピュータ。
  5. 前記スティック式座標入力装置をキーボードの一部に形成したことを特徴とする請求項4に記載の携帯型パーソナルコンピュータ。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスティック式座標入力装置を入力手段として形成したことを特徴とするキーボード。
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