JP2005082592A - プロポリス入り練り歯磨きおよびその製造方法 - Google Patents

プロポリス入り練り歯磨きおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の練り歯磨きは、合成界面活性剤、発泡剤、防腐剤、香料などを添加しているから、歯磨き中、歯磨き後に薬品臭さを感じ、歯磨き後の食物の味を損ねるとともに、歯槽膿漏、歯茎の消炎などの予防に有効な作用を及ぼさない。
【解決手段】 溶剤1となる常水と湿潤剤2のグリセリンとソルビトールとを混合して水溶液を調整する。
また、粘結剤3のキサンタンガ厶とカラーギナンと、研磨剤4の炭酸カルシウムとを混合して粉体原料に調整する。
さらに、水溶液と粉体原料を練合して練合体に調整し、この練合体に香味剤5のメントールとスペアミント油と高純度のプロポリスエキスとを混入させる。
これにより、合成界面活性剤、発泡剤、防腐剤、香料などが添加されていない高純度のプロポリス入りの練り歯磨きを提供することができる。
したがって、爽快な歯磨き感が得られ、食べ物の味を損ねないとともに、歯周菌、口内雑菌を殺菌し、歯槽膿漏と歯肉炎などを予防することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、香味剤として高純度のプロポリスエキスを添加して、歯磨き中と歯磨き後に爽快感を得られ、しかも歯周菌に対する殺菌、抗菌作用を及ぼし、歯槽膿漏や虫歯予防、口内炎その他の口内の傷創の治癒などに有効な練り歯磨きおよびその製造方法に関する。
特開平8−325129号公報
歯磨きの主流となっている練り歯磨きは、周知のように、チューブに充填され、それぞれわずかに成分を異ならせて、虫歯予防効果、歯の再石灰化の促進機能と言ったような効果や機能を包装容器の表面に明示してセールスポイントを強調して多くの種類の練り歯磨きが市販されている。
しかし、スーパマーケットやドラッグストアなどに陳列されている多種類の練り歯磨きの中からを希望する練り歯磨きを購入する際には、専門的知識のない一般の消費者にとっては、練り歯磨の包装容器に印刷されている成分をよく理解して、その含有成分のうちのどの成分により表示されている効能が得られるのか理解することができない場合が多い。
このため、効能書きから自分の意図する効果を推測して購入する場合が多いが、実際に購入して使用して見ると、効能書き通りの効果が得られたという感触がないのが実情である。
特に、歯周病、歯肉炎、歯槽膿漏などの予防のために、これらの歯周病、歯肉炎、歯槽膿漏などの予防効能を表示した練り歯磨きを購入しても、含有成分に着色剤や、防腐剤などの添加物が混入されている場合がある。
このような練り歯磨きを使用した場合には、上記効能書き通りの効果が得られないことに加えて、歯磨き後にこれらの添加物に起因する不快感が口内に残存したり、また歯磨きをした直後に食事をすると、食べ物の食感が変わり、不純な味を感触すると言う嫌いがある。
そこで、上記「特許文献1」には、少なくとも研磨剤と発泡剤とからなる練り歯磨きにプロポリスを0.5〜15重量%含有させることが記載されている。
このようにプロポリスを練り歯磨きに含有させることにより、プロポリスの作用で歯茎の血行を良くし、歯茎をしっかりさせるとともに、プロポリスは歯石を除去する作用を有するから、歯周病を予防し、歯周病にかかった場合でも歯周病を治す作用を有する。
さらに、プロポリスは殺菌作用を有するから、口の中の殺菌をする作用を有し、さらに、鎮痛、止血、消炎作用を有している。と記載されている。
しかし、上記の研磨剤に含有されているプロポリスは高濃度、すなわち純度の高いプロポリスでなければ、上記のようなプロポリスが持っている固有の作用を発揮することができず、結果的にプロポリス入りでない通常の歯磨きにしか過ぎないと言うことになるとともに、高価なプロポリスを使用したことによるコストアップ要因となる課題がある。
この発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、合成界面活性剤や、着色剤、防腐剤などの添加物を使用することなく、マイルドな磨き心地が得られ、歯磨きをした直後に食事をしても食べ物の食感が変わらないとともに、高純度のプロポリスを使用することにより、プロポリスが持つ作用のうちの抗菌、殺菌、抗炎症作用を発揮させて、歯槽膿漏、歯肉炎の防止と治癒、口臭の抑制、虫歯予防などに有効な練り歯磨きを提供することを目的とする。
また、この発明は、簡単な製造工程で抗菌、殺菌、抗炎症作用を発揮させて、歯槽膿漏、歯肉炎の防止と治癒、口臭の抑制、虫歯予防などに有効な練り歯磨きを製造することができる練り歯磨きの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の練り歯磨きは、炭酸カルシウムによる研磨剤と、常水による溶剤と、グリセリンとソルビトールトを含有する湿潤剤と、キサンタンガムとカラギーナンとを含有する粘結剤と、メントールとスペアミント油と高純度のプロポリスエキスとを含む香味剤とを含有することを特徴とする。
また、この発明の練り歯磨きの製造方法は、タンク内に常水と湿潤剤のグリセリンおよびソルビトールをそれぞれ所定量投入して混合することにより水溶液を調整する水溶液調整工程と、炭酸カルシウムによる研磨剤とキサンタンガ厶およびカラギーナンによる粘結剤とをそれぞれ所定量リボンブレンダーに投入することにより均一な粉体原料に調整する粉体調整工程と、上記水溶液調整工程で調整された上記水溶液と上記粉体調整工程で調整された上記粉体原料をニーダーに投入して上記粉体原料が塊らないように練合して練合体に調整する練合工程と、上記練合工程で調整された上記練合体に香味剤のメントールとスペアミント油および高純度のプロポリスエキスを所定量混入させて練合する香味剤添加工程とを含むことを特徴とするものである。
この発明の練り歯磨きによれば、歯磨きを行うと、発泡剤を使用していないから、発泡剤による不必要な泡立ちがなく、歯の1本1本の隅々までしっかり磨けて、マイルドな感触が得られる。
これと同時に、含有されるプロポリスは純度の極めて高い高品位であり、プロポリスの有する抗菌、殺菌、抗炎症作用により、虫歯の予防を行い、歯周菌その他の雑菌を殺菌して、歯槽膿漏や歯肉炎などを治癒し、さらに、合成界面活性剤、防腐剤、発泡剤、香料等の添加物が含まれたいないことから、歯磨き後の使用感が爽快になり、歯磨き直後に食事をしても食べ物の味を損なわないように作用する。
また、この発明の練り歯磨きの製造方法によれば、水溶液調整工程でタンク内に常水と湿潤剤のグリセリンおよびソルビトールをそれそれ所定量投入して混合して水溶液を調整し、また粉体調整工程で炭酸カルシウムによる研磨剤とキサンタンガムおよびカラギーナンによる粘結剤とをそれぞれ所定量リボンブレンダーに投入して炭酸カルシウム、キサンタンガムおよびカラギーナンを攪拌して均一な粉体に調整する。
次いで、練合工程に移行して炭酸カルシウム、キサンタンガムおよびカラギーナンの攪拌された粉体をニーダーに投入するとともに、水溶液調整工程で得られた水溶液をニーダーに投入することにより、この水溶液により炭酸カルシウム、キサンタンガムおよびカラギーナンの粉体を塊らないように練り合わせて練合体に調整する。
この練合体に香味剤の純度の高い高品位のプロポリスエキスとメントールとスペアミント油とを添加して香味剤添加工程で練り合わせることにより、合成界面活性剤、発泡剤、防腐剤、香料を含まない練り歯磨きを製造することができる。
上述したように、この発明の練り歯磨きによれば、合成界面活性剤、発泡剤、防腐剤、香料を含まないので、健康的に悪影響を及ぼすことなく、高品位のプロポリスの抗菌、殺菌、抗炎症作用により、虫歯の予防を行い、歯周菌その他の雑菌を殺菌して、歯槽膿漏や歯肉炎などを治癒し、口臭を抑制し、歯磨き後の使用感が爽快になり、歯磨き直後に食事をしても食べ物の味を損なわない効果を奏するものである。
また、この発明の練り歯磨きの製造方法によれば、簡単な製造工程で抗菌、殺菌、抗炎症作用を発揮させて、歯槽膿漏、歯肉炎の防止と治癒、口臭の抑制、虫歯予防などに有効な練り歯磨きを製造することができる。
発明の実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、この発明による練り歯磨きの製造方法の第1実施の形態を説明するための工程手順を示す工程説明図である。
この図1を参照する前に、この第1実施の形態に使用される主要成分について概述する。この第1実施の形態では、次の「表1」に示す成分が用いられている。
Figure 2005082592

また、この表1に示された各成分の含有率の一例は、次の「表2」に示されている。
Figure 2005082592
次に、上記「表1」、「表2」を適宜参照しながら図1の工程説明図に沿って第1実施の形態について具体的に説明する。まず、溶剤1としての常水を準備する。使用する常水は全含有量の27.06%を用いる。
また、湿潤剤2としてのグリセリンとソルビトールを用意する。グリセリンは、全含有量の16.50%を用いる。
グリセリンは、ヤシ油やバーム油などの植物性油脂から分解して得るもので、その特徴とする点は、空気中の水分を引き付ける働きがあり、たとえば、食品添加剤(甘味料、乳化剤など)、化粧品や、石鹸などに使用され、これらの製品の硬さや粘度を長期間一定に保持する特性がある。
ソルビトールは全含有量の5.50%を用いる。ソルビトールはブドウ糖から合成される。ソルビトールの特徴は、口中で溶解するとき、さわやかな冷感がある。加熱によりかっ変を起こさない。微生物に利用されにくい。アルコール発酵を受けない。蛋白質を安定化する。脂質の酸化を防止する。澱粉の老化を防止するなどの特性を有する。
ソルビトールは、主として食品添加物(清涼菓子など)、ダイエット食品、糖の代替物として使用される。
さらに、粘結剤3としてキサンタンガムを全含有量の0.90とカラギーナンを全含有量の0.50%用意する。
キサンタンガムは、澱粉などの糖質を醗酵させて得られるものである。その特徴は、液体醗酵により得られる多糖類であり、保水性、つや出し、粘度増加などの特性を有し、主な用途として、食品添加剤(佃煮、味噌、コーンスープ、缶入りおしるこなど)や、化粧品{ジェル、乳液(増粘、乳化、補水など)}に使用される。
カラギーナンは、紅藻類に属する海草であり、その特徴は、植物系ゲル化剤の一つで、ゼラチン、寒天は単に冷やし固めるだけであるが、カラギーナンはミネラル類(カリウム、カルシウム)などによって、ゲル状に固めるゼラチンとは違って室温でも溶ける特性を有している。
カラギーナンの主たる用途は、食品添加剤(牛乳を使ったデザート、冷凍用デザートなど)や、化粧品、医薬品、歯磨きなどである。
研磨剤4として、炭酸カルシウ厶を全含有量の48.00%用意する。炭酸カルシウムは、石灰石から得られ、その特徴は、カルシウム純度が高く、主な用途は食品添加剤(かまぼこ、パン、チューインガム、豆腐など)や、医薬品(カルシウム剤、胃腸薬の制酸剤、歯磨きの研磨剤など)である。
さらに、香味剤5として、全含有量の1.00%のプロポリスエキスと、全含有量の0.36%のメントールと、全含有量の0.18%のスペアミント油とを用意する。
メントールは、ハッカの葉を水蒸気蒸留により得た精油を冷却し得られ、その特徴は殺菌、防腐作用を有するとともに、爽快な芳香を有し、清涼味がある。
スペアミント油は、スペアミント(ミドリハッカ)から得られる香油であり、その特徴は、清涼感を与えるとともに、防虫効果、口臭防止、歯を白くするなどの効果を有する。
スペアミント油の主な用途は、食品添加剤(ガム、菓子など)や、歯磨き、口中剤などに用いられる。スペアミント油はこの発明では、香味剤として用いられている。
また、プロポリスエキスは、全含有量の1.00であり、この発明による練り歯磨きの構成成分のうち、最も重要な薬用的に有効な作用をなす成分である。
この発明に用いられるプロポリスエキスは、(1).抗菌、殺菌作用、(2).抗ウイルス作用、(3).鎮痛作用、(4).消炎作用、(5).抗アレルギー、免疫調整作用、(6).組織再生(細胞活性)作用、(7).造血作用、(8).血管強化、血流調整作用、(9).内分泌、代謝改善作用、(10).殺癌作用、(11).抗癌剤の副作用軽減作用、(12).活性酸素消去、遺伝子損傷を防御する作用、(13).ストレス緩和作用の13の作用を有することが知られている。
これらの「13作用」のうち、この発明の練り歯磨きを使用することにより有効となる少なくとも抗菌、殺菌作用、抗炎症作用を遺憾なく発揮するために、非常に高純度(98%以上の純度を有する)の高品位のプロポリスエキスが使用されている。
この高純度のプロポリスエキスを用いるために、プロポリスエキスはプロポリス原塊をエタノールに浸漬して抽出されるが、特に、たとえば、遠赤外線放射体を応用して抽出されるプロポリスエキスが用いられている。
すなわち、エタノールにプロポリス原塊を浸漬して8℃以下の低温度状態で遠赤外線放射体をエタノールとプロポリス原塊に接触させ、プロポリス原塊とエタノールに遠赤外線放射体から放射する遠赤外線を照射させることにより、高純度のプロポリス原液を抽出し、それをこの発明では、プロポリスエキスとして用いるものである。
また、別のプロポリス抽出方法では、所定温度のエタノールにプロポリス原塊を浸漬した状態でエタノール内に超音波発生装置の振動子を浸漬させ、その振動子を超音波で振動させて、超音波によりプロポリス原塊からプロポリスを抽出させることにより、高純度のプロポリス原液を得て、それをこの発明では、プロポリスエキスとして用いるものである。
さらに、上記のプロポリス抽出方法におけるエタノールにプロポリス原塊を浸漬して8℃以下の低温度状態で遠赤外線放射体をエタノールとプロポリス原塊に接触させ、プロポリス原塊とエタノールに遠赤外線放射体から放射する遠赤外線を照射させる状態で超音波発生装置の振動子をエタノールに浸漬させ、その振動子を超音波で振動させて、遠赤外線と超音波との両方で抽出することにより、より一層速く、かつ高純度で抽出されるプロポリスエキスを用いるようにしてもよい。
次に、上記のように準備された溶剤1、湿潤剤2、粘結剤3、研磨剤4、香味剤5のうち、まず、図1に示すステップS1の水溶液調整工程で例えば、容積700リットルのタンク内に溶剤1としての常水と、湿潤剤2としてのグリセリンおよびソルビトールとを上記「表2」に示す比率となるように計量して投入する。
この投入をした後に、タンク内でこれらの常水とグリセリンおよびソルビトールとが混ぜ合うように混合することにより、常水の水溶液調整を行う。
また、ステップS2の粉体調整工程で粘結剤3のキサンタンガムとカラギーナン、研磨剤4の炭酸カルシウムとを上記「表2」に示す比率で計量してリボンブレンダー内に投入する。
この際、リボンブレンダーをたとえば、5分以上回転させて、これらのキサンタンガムとカラギーナン、炭酸カルシウムとを攪拌して可及的に均一に混合された粉体となるように粉体調整を行っておく。
次に、ステップS3の練合工程に移行する。この練合工程では、上記ステップS2の粉体調整工程で粉体調整された粉体をニーダーに投入するとともに、ステップS1の水溶液調整工程で水溶液調整された水溶液をニーダーに投入する。
このニーダーに粉体と水溶液とを投入した状態で攪拌することにより、キサンタンガムとカラギーナンと炭酸カルシウムとの混合粉体は水溶液により練合される。
この練合に際して、塊ができないようによく練り合わせるが、好ましくは、水溶液の投入を一度にニーダーに投入するのではなく、3回程度に分けて投入する。これにより、粉体の塊ができにくくなり、均一に練合された練合体が得られる。
次に、ステップS4の香味剤添加工程では、ニーダーに、さらに香味剤5のメントールと、スペアミント油と、プロポリスエキスとを添加する。
この場合、香料としてのスペアミント油とメントールはあらかじめ湯煎で溶解してから添加する。
このように練合体に香味剤5を添加して攪拌して練合することにより、練り歯磨きが製造される。
この段階で製造された練り歯磨きは、初期の規格通りに製造されているか、あるいは実際の使用に適するかどうか、などの検査を行う必要がある。
そこで、次のステップS5の中間検査工程に移行し、上記ステップS4の香味材添加工程で製造された練り歯磨きの中間検査を行う。
この中間検査では、マイルダーを通して官能検査と粘度の測定を行う。このうち、官能検査では、色と、状態と、臭いを検査する。
色は、プロポリスエキスを添加している関係上、ほぼくすんだ黄緑色をなしている。状態は、ペースト状であり、臭いは、プロポリスエキスの臭いと、メントールの臭いと、スペアミント油の臭いのミックスされた芳香を有する。
また、粘度測定では、20,000〜50,000CPSである。これらの条件を満たしていれば、中間検査は合格とする。
次に、中間検査の合格した練り歯磨きは、ステップS6の充填工程に移行し、あらかじめ規格した包装仕様に準じて、チューブ状の容器に充填する。この充填の結果、外観と、充填量と、ロットNO.とを確認する。
このうち、外観の確認は、傷、キャップの弛みの有無を確認し、充填量は100〜150g充填されているかの計量を行う。また、ロットNO.は指定通りであることを確認する。
次に、以上の充填工程を終了すると、最後にステップS7の製品検査工程に移行し、規格通りの外観、色、臭いの検査を行う。外観はペースト状であり、色はほぼくすんだ黄緑色、臭いは、上述のように芳香を有することであれば、製品検査の合格として出荷する。
かくして、この発明による練り歯磨きの製造方の第1実施の形態における一連の製造工程が終了し、高純度のプロポリス入りのこの発明の練り歯磨きが得られる。
このようにして製造された練り歯磨きを歯ブラシに所定量付けて歯磨きをすれば、高純度のプロポリスエキスを使用しているから、その抗菌、殺菌、抗炎消作用により歯周菌および、口内の雑菌を殺菌する。
これにより、口臭や、歯肉の腫れが治まり、歯茎が引き締まり、必然的に歯槽膿漏が治癒する。
また、合成界面活性剤、発泡剤、防腐剤、香料などを無添加としているから、発泡剤による不必要な泡立ちがない分、歯の一本一本をしっかりと磨くことができるとともに、磨き心地がマイルドになる。
さらに、上記のように合成界面活性剤、発泡剤、防腐剤、香料などの無添加にともない、市販の練り歯磨きに有り勝ちな変に薬品臭い臭いが口内に残存することもなくなる。したがって、歯磨きをした後に食事をしても、食べ物の味を損ねることもなくなる。
この発明の練り歯磨きの製造方法の第1実施の形態の工程手順を説明するための工程説明図である。
符号の説明
1 溶剤
2 湿潤剤
3 粘結剤
4 研磨剤
5 香味剤
S1〜S7 ステップ

Claims (9)

  1. 炭酸カルシウムによる研磨剤と、常水による溶剤と、グリセリンとソルビトールとを含有する湿潤材と、キサンタンガムとカラギーナンとを含有する粘結剤と、メントールとスペアミント油と高純度のプロポリスエキスとを含む香味剤とを含有することを特徴とする練り歯磨き。
  2. 上記プロポリスエキスは、エタノールにプロポリス原塊を浸漬させた状態で超音波発生装置により上記エタノール中に超音波を発生させて抽出されたプロポリスエキスであることを特徴とする請求項1に記載の練り歯磨き。
  3. 上記プロポリスエキスは、エタノールにプロポリス原塊を浸漬して8℃以下の低温度状態でエタノールとプロポリス原塊に接触させた遠赤外線放射体から放射される遠赤外線の照射により抽出されたプロポリスエキスであることを特徴とする請求項1に記載の練り歯磨き。
  4. 上記プロポリスエキスは、エタノールにプロポリス原塊を浸漬して8℃以下の低温度状態でエタノールとプロポリス原塊に接触させた遠赤外線放射体から放射される遠赤外線の照射と、上記エタノール中に超音波発生装置により発生された超音波とにより抽出されたプロポリスエキスであることを特徴とする請求項1に記載の練り歯磨き。
  5. タンク内に常水と湿潤材のグリセリンおよびソルビトールをそれぞれ所定量投入して混合することにより水溶液を調整する水溶液調整工程と、
    炭酸カルシウムによる研磨剤とキサンタンガムおよびカラギーナンによる粘結剤とをそれぞれ所定量リボンブレンダーに投入して混合することにより均一な粉体原料に調整する粉体調整工程と、
    上記水溶液調整工程で調整された上記水溶液と上記粉体調整工程で調整された上記粉体原料とをニーダーに投入して上記粉体原料が塊らないように練合して練合体に調整する練合工程と、
    上記練合工程で調整された上記練合体に香味剤のメントールとスペアミント油および高純度のプロポリスエキスを所定量混入させて練合する香味剤添加工程と、
    を含むことを特徴とする練り歯磨きの製造方法。
  6. 上記練合工程は、上記水溶液を複数回に分けて上記ニーダーに投入することを特徴とする請求項5に記載の練り歯磨きの製造方法。
  7. 上記プロポリスエキスは、エタノールにプロポリス原塊を浸漬させた状態で超音波発生装置により上記エタノール中に超音波を発生させて抽出されたプロポリスエキスであることを特徴とする請求項5に記載の練り歯磨き。
  8. 上記プロポリスエキスは、エタノールにプロポリス原塊を浸漬して8℃以下の低温度状態でエタノールとプロポリス原塊に接触させた遠赤外線放射体から放射される遠赤外線の照射により抽出されたプロポリスエキスであることを特徴とする請求項5に記載の練り歯磨き。
  9. 上記プロポリスエキスは、エタノールにプロポリス原塊を浸漬して8℃以下の低温度状態でエタノールとプロポリス原塊に接触させた遠赤外線放射体から放射される遠赤外線の照射と、上記エタノール中に超音波発生装置により発生された超音波とにより抽出されたプロポリスエキスであることを特徴とする請求項14または請求項5に記載の練り歯磨き。
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