JP2005082339A - 画像形成装置及び排出用紙取り忘れ防止制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び排出用紙取り忘れ防止制御方法 Download PDF

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Takumi Kawahara
巧 川原
Miyuki Yamada
美由紀 山田
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Abstract

【課題】 印刷終了後、ユーザによる排出用紙の取り忘れを防止することができ、併せて、つり銭や領収書の取り忘れも防止できるようにする。
【解決手段】 プリンタ17の排出トレイ171上部には、該プリンタ17での画像印刷後に排出される用紙が排出トレイ171上にあるか否かを検出する排出用紙検出センサ172が設けられる。制御部15は、表示/操作部13に表示されるUI画面上での操作に基づく印刷動作の実行中、例えば、最終印刷後の用紙が排出されたこと等の特定動作条件を認識し、該特定動作条件に対応して排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かの確認処理を行い、排出用紙の取り忘れが確認された場合には、表示/操作部13に警告メッセージを表示し、排出用紙の取り忘れがある旨を報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示並びに入力機能を有する操作画面上での印刷指示操作に基づき用紙に画像を印刷し、排出トレイに排出する画像形成装置に係わり、詳しくは、排出トレイに排出された排出用紙の取り忘れを防止する制御機能を有する画像形成装置及びその排出用紙取り忘れ防止制御方法に関する。
今日、例えば、コンビニエンスストア等に設置され、原稿をコピーする等の印刷サービスを提供する画像形成装置が知られている。
この種の画像形成装置を利用する際、ユーザは、持ち込んだ原稿を原稿読取位置にセットしたうえで、表示並びに入力機能を有する操作画面上でコピーに必要な一連のユーザ操作を行なって印刷(コピー)を実施し、その際、印刷枚数等に応じて課金されるサービス料金を課金装置に入金することで印刷サービスを受けられるようになっている。
このような印刷サービスを提供する画像形成装置の場合、印刷終了後、原稿を取り出しただけで、印刷後に排出トレイに排出される用紙(排出用紙)の取り出しを忘れてしまったり、あるいは、課金装置から払い出されるつり銭に気を取られて、原稿も排出用紙も取り忘れてしまうといった危険性がある。
こうした背景から、この種の従来の画像形成装置の中には、例えば、下記特許文献1に記載されるように、課金処理終了時に原稿センサにより原稿の有無をチェックし、取り忘れの場合には警告音を発生する機能を備えたものがあった。
特開平05−53385号公報
上記従来の画像形成装置では、課金終了時、原稿センサによって原稿を検知した場合に原稿の取り忘れを警告することで、原稿の取り忘れを防止できる。
しかしながら、ユーザがコピーした印刷物(排出用紙)についてはその取り忘れを防止する対策が何等講じられておらず、例えば、上記警告によって原稿の取り出しに夢中になって排出用紙を取り忘れてしまう危険性が高いという問題点があった。
本発明は上記問題点を解消し、印刷終了後、ユーザによる排出用紙の取り忘れを防止することができ、併せて、つり銭や領収書の取り忘れも防止できる画像形成装置及びその排出用紙取り忘れ防止制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置において、前記排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出手段と、印刷開始操作後における特定の動作条件に対応して、前記排出用紙の取り忘れがあるか否かを前記排出用紙検出手段の検出結果に基づき確認する確認処理を行う排出用紙取り忘れ確認手段と、前記排出用紙取り忘れ確認手段により排出用紙の取り忘れが確認された場合、その旨を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、最終印刷後の用紙の排出に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、最終印刷の処理の終了に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、印刷終了後、操作画面上に、終了を指示する終了ボタンを表示する表示制御手段を具備し、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、前記終了ボタンの押下に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、印刷終了後、操作画面の表示を印刷メニュー画面に戻す表示制御手段を具備し、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
前記印刷メニュー画面に戻されたことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、印刷動作中、操作画面上に、印刷中止を指示する印刷中止ボタンを表示する表示制御手段を具備し、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、前記印刷中止ボタンの押下に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、印刷終了後、操作画面上での領収書発行指示に基づき領収書を発行する領収書発行手段を具備し、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、前記領収書の発行に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行う課金手段を具備し、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、前記課金手段により算出された残額が無くなったことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、記録媒体を着脱可能な記録媒体読取ユニットに装着された記録媒体から画像データを読取る媒体読取手段と、操作画面上に、前記媒体読取手段により読取られた画像データの中のいずれかを任意に選択して印刷指示する選択印刷指示画面を表示する表示制御手段と、前記記録媒体読取ユニットから前記記録媒体が抜かれたことを認識する認識手段とを更に具備し、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、印刷動作の終了後、前記記録媒体が前記記録媒体読取ユニットから抜かれたことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行い、印刷終了後、前記残額があった場合に該残額をつり銭として払い出す課金手段と、印刷終了後、前記操作画面上での領収書発行指示に基づき、前記課金処理結果に応じた領収書を発行する領収書発行手段と、前記排出トレイに付設され、前記課金手段のつり銭排出経路に連結されるつり銭排出口と、前記排出トレイに付設され、前記領収書発行手段の領収書排出経路に連結される領収書排出口とを具備し、前記排出トレイに、前記つり銭または前記領収書のうちの少なくともいずれか一方を前記印刷後の用紙と共に排出することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、記録媒体読取ユニットに記録媒体を装着し、該記録媒体に記録された情報の印刷を行う画像形成装置において、前記排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出手段と、前記記録媒体が前記ユニットから抜かれたことを認識する認識手段と、前記認識手段により前記記録媒体が抜かれたことが認識されるのに対応して、前記排出用紙の取り忘れがあるか否かを前記排出用紙検出手段の検出結果に基づき確認する確認処理を行う排出用紙取り忘れ確認手段と、前記排出用紙取り忘れ確認手段により排出用紙の取り忘れが確認された場合、その旨を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置において、事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行い、印刷終了後、前記残額があった場合に該残額をつり銭として払い出す課金手段と、前記排出トレイに付設され、前記課金手段のつり銭排出経路に連結されるつり銭排出口とを具備し、前記排出トレイに、画像印刷後の用紙とつり銭を排出することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置において、印刷終了後、領収書発行指示に基づき領収書を発行する領収書発行手段と、前記排出トレイに付設され、前記領収書発行手段の領収書排出経路に連結される領収書排出口とを具備し、前記排出トレイに、前記画像印刷後の用紙と前記領収書を排出することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置の排出用紙取り忘れ防止制御方法において、前記排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出ステップと、印刷開始操作後における特定の動作条件に対応して、前記排出用紙の取り忘れがあるか否かを前記排出用紙検出ステップでの検出結果に基づき確認する確認処理を行う排出用紙取り忘れ確認ステップと、前記排出用紙取り忘れ確認ステップにより排出用紙の取り忘れが確認された場合、その旨を報知する報知ステップとを有することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、最終印刷後の用紙の排出に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、最終印刷の処理の終了に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項17記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、印刷終了後、操作画面上に、終了を指示する終了ボタンを表示する表示制御ステップを有し、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、前記終了ボタンの押下に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項18記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、印刷終了後、操作画面の表示を印刷メニュー画面に戻す表示制御ステップを有し、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、前記印刷メニュー画面に戻されたことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項19記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、印刷動作中、操作画面上に、印刷中止を指示する印刷中止ボタンを表示する表示制御ステップを有し、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、前記印刷中止ボタンの押下に対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項20記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、印刷終了後、操作画面上での領収書発行指示に基づき領収書を発行する領収書発行ステップを有し、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、前記領収書が発行されたことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項21記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行う課金処理ステップを有し、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、前記排出用紙取り忘れ確認ステップにより算出された残額が無くなったことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
請求項22記載の発明は、上記請求項14記載の発明において、記録媒体を着脱可能な記録媒体読取ユニットに装着された前記記録媒体から画像データを読取る媒体読取ステップと、操作画面上に、前記媒体読取ステップで読取られた画像データの中のいずれかを任意に選択して印刷指示する選択印刷指示画面を表示する表示制御ステップとを更に有し、前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、前記排出用紙取り忘れ確認手段は、印刷動作の終了後、前記記録媒体が前記記録媒体読取ユニットから抜かれたことに対応して前記確認処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出手段を設け、印刷開始操作後における特定の動作条件に対応して、排出用紙の取り忘れがあるか否かを排出用紙検出手段の検出結果に基づき確認する確認処理を行い、この確認処理により排出用紙の取り忘れが確認された場合には、その旨を報知するようにしたため、例えば、最終印刷後の用紙が排出されたことや、操作画面上で“終了”を指示する操作がなされたこと等の特定動作条件に対応して排出用紙の取り忘れを確認してその旨を報知することができ、印刷終了後にユーザが装置から離れるまでの間にユーザに排出用紙の取り忘れを報知して該排出用紙の取り忘れを防止することができる。
また、本発明では、排出トレイにつり銭排出口と領収書排出口を設け、印刷終了後、つり銭または領収書のうちの少なくともいずれか一方を印刷後の用紙(排出用紙)と共に排出トレイに排出するようにしたため、排出用紙のみならず、つり銭あるいは領収書の取り忘れ防止にも寄与する。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置100の全体構成を示すブロック図である。
特に、この画像形成装置100は、例えば、コンビニエンスストア等に設置され、ユーザが持ち込んだ原稿のコピーや、ユーザが持ち込んだデジタルカメラ用の記録メディア〔スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード等〕5を用いた写真印刷等の印刷サービスを印刷枚数等に応じたサービス料金を支払うことで利用できる装置への適用例を示している。
この画像形成装置100は、上記コピー対象の原稿の画像を読取る原稿読取部11、上記記録メディア5を着脱(抜き差し)可能な機構を有し、該機構を介して差し込まれた記録メディア5から情報(メディアデータ)を読み取る記録媒体読取部(メディアリーダ)12、コピーや写真印刷を行なうために必要な一連のユーザ操作を行なうユーザインタフェース(UI)部であって、コピー操作画面(コピー枚数、拡大/縮小、コピー開始等の指示ボタン等から成る)、写真印刷操作画面(写真選択、部数入力、編集指示、プリント開始等の指示ボタン等から成る)等のUI画面の表示や、該UI画面上でのユーザ操作に対応する各種情報の入力を行なう表示/操作部13、メディアリーダ12によって記録メディア5から読取られるメディアデータやその他の各種情報を記憶する記憶部14、上記各処理機能部並びに後述するプリンタ17,課金装置18及びレシートプリンタ19を含む装置全体の制御を行う制御部15、制御部15の制御下で、表示/操作部13のUI画面(コピー操作画面)上でのコピー開始指示に基づき原稿読取部11で読取られた原稿の画像データを用いて指定部数のコピー印刷を行うと共に、表示/操作部13のUI画面(写真印刷操作画面)上でのプリント開始指示に基づき記憶部14から転送される写真画像データを用いて指定部数の写真を印刷するプリンタ17、制御部15の制御下で、プリンタ17で印刷されるコピーまたは写真の枚数等に応じてサービス料金の課金処理を行なう課金装置18、プリント終了後、UI画面上で領収書(レシート)発行指示があった場合に、課金装置18での課金処理結果に基づき制御部15で生成される領収書データを受け取って領収書(レシート)を印刷するレシートプリンタ19を具備して構成される。
プリンタ17には、印刷後の用紙を排出する排出トレイ上に排出用紙の有無を検出する排出用紙検出センサ172が設けられ、該排出用紙検出センサ172の検出出力は制御部15に入力される。
図2は、図1における画像形成装置100の外観構成を示す概念図であり、同図(a)が正面図、同図(b)は同図(a)の側面図(但し、印刷ユニットU3、課金処理ユニットU4、レシートプリンタ19のみの)を示している。
図2(a)に示すように、この画像形成装置100は、図1における表示/操作部13、記憶部14、制御部15に相当する各処理機能部等を実装した制御ユニットU1(例えば、PCにより実現される)、図1におけるメディアリーダ12に相当する処理機能部等を実装した記録媒体読取ユニットU2、図1における原稿読取部11、プリンタ17に相当する各処理機能部等を実装した印刷ユニットU3、図1における課金装置18に相当する処理機能部等を実装した課金処理ユニットU4から構成される。
また、図2(b)に示すように、この画像形成装置100では、印刷ユニットU3を構成するプリンタ17の排出トレイ171上部には、該プリンタ17での画像印刷後に排出される用紙(排出用紙:コピー画像や写真が印刷された印刷物)が排出トレイ171上にあるか否かを検出する排出用紙検出センサ172が設けられている。
この排出用紙検出センサ172は、例えば、発光素子と受光素子から成る光学的センサや反射型の光学的センサにより実現できる。この他、機械的スイッチ等を用いて排出用紙の有無を検出する構成であっても良い。
また、排出トレイ171上の両側端部には、つり銭排出口173とレシート排出口174が設けられる。
つり銭排出口173は、課金処理ユニットU4内に実装される課金装置18のつり銭排出経路(図示せず)に連結されている。
また、レシート排出口174は、プリンタ17の排出トレイ171に近接して設置されるレシートプリンタ19に対し、該レシートプリンタ19内で印刷後のレシートを搬送するレシート排出経路(図示せず)を介して連結されている。
上記構造により、印刷終了後、課金装置18から後述する課金処理結果に基づき払い出されるつり銭は、上記つり銭排出経路を通って、プリンタ17の排出トレイ171に設けられたつり銭排出口173へと排出される。
また、印刷終了後、表示/操作部13に表示されるUI画面(後述する初期画面131)上で領収書の発行が指示された場合、該指示に基づきレシートプリンタ19で印字された領収書は、上記レシート排出経路を通って、プリンタ17の排出トレイ171に設けられたレシート排出口174へと排出される。
次に、この画像形成装置100の基本運用操作について説明する。
この画像形成装置100では、待機時、表示/操作部13にメインメニュー画面が表示されており、該メインメニュー画面上で所定の操作を行うことにより、例えば、図3に示すような初期画面(印刷メニュー画面)131が切替え表示される。
この初期画面131には、“コピー”、“プリント”、“デジカメ”といった印刷サービス種別を選択する印刷メニューボタンと、これら印刷の終了を指示する“終了”ボタン、及び領収書(レシート)の発行を指示する“領収書”ボタン(領収書発行ボタン)が設けられている。
ユーザが、この画像形成装置100を利用して例えばコピーを行う場合、事前に課金装置18の料金投入口にサービス料金(コピー代)に足る金銭を投入し、原稿読取位置に原稿をセットした後、表示/操作部13に表示される初期画面131上で“コピー”を選択し、次いで、該選択操作により表示されるコピー操作画面に従って当該コピーに必要な一連の設定操作(コピー部数、拡大/縮小指定、コピー開始指示)を行なう。
上記一連のコピー設定操作後、コピー開始指示が与えられると、制御部15は、セットされた原稿を原稿読取部11で読取り、該読取った画像データを印刷制御情報と共にプリンタ17に送出する。
プリンタ17は画像読取部11から入力する画像データをその印刷制御情報に基づき用紙に印刷して排出トレイ171に排出する。
この印刷(コピー)動作中、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、例えば図4(a)に示すように、プリント動作中であることを示すメッセージや進捗状況表示等を有するプリント中画面133a〔図4(b)における133bは写真印刷時にプリント中画面〕を表示する。
このプリント中画面133aには、プリント(コピー)の開始を指示する“コピースタート”ボタンの他、プリント(コピー)の中止を指示する“コピー中止”ボタンも表示される。上記プリント動作の進行中、“コピー中止“”ボタンが押下されると、制御部15は、その時点で当該プリント(コピー)動作を中止するように制御する。
“コピー中止”ボタンが押下されずに指定部数のプリント(コピー)が終了すると、制御部15は、表示/操作部13の表示を初期画面131に戻す。
この初期画面131上で、“終了”ボタンが押下された場合、制御部15は、印刷動作を終了し、メインメニュー表示画面(図示せず)に戻す。
また、“終了”ボタンが押下された場合、制御部15は、課金装置18との間の情報交信により残金があるかどうかをチェックし、残金があれば、課金装置18に指示して当該残金をつり銭として払い出すように制御する。
このつり銭の払い出しに際しては、つり銭繰出部から繰出されたつり銭が、上述したつり銭搬送経路を通じてプリンタ17のつり銭排出口173に排出される。
なお、課金装置18では、上記プリント(コピー)動作に合わせて課金処理を行っている。この課金処理において、課金装置18は、プリントの進行に合わせて、それまでに実行し終えたプリントのプリント代金を順次加算すると共に、事前入金された入金額と上記加算値とに基づき両者の差に当たる残金を逐次算出している。
制御部15は、課金装置18での上記課金処理によって求められた残金を表示/操作部13のUI画面上に表示する。
図5は、残金を表示するUI画面(残金表示画面)135の一例を示す図である。特に、図5では、プリント終了時に、事前投入された金額分に一致するサービス料金の課金がなされることにより、残金が“0”円になった状態の残金表示例を示している。
また、上記初期画面131上で、“領収書”ボタンが押下された場合、制御部15は、課金装置18から、それまでの課金処理結果(何枚コピーしたか等の利用明細、利用料金、入金額、つり銭の額等の情報)を取得すると共に、該取得した課金処理結果を反映した領収書データを生成し、該領収書データをその印刷指示と共にレシートプリンタ19に送出する。
レシートプリンタ19は、上記印刷指示に従い、上記領収書データに基づき領収書を印刷し、該領収書を上述した領収書搬送経路を通じてプリンタ17のレシート排出口174へと排出する。
また、ユーザが、この画像形成装置100を利用して例えば写真印刷を行う場合、事前に課金装置18の料金投入口にサービス料金(写真印刷代)に足る金銭を投入した後、メディアリーダ12に記録メディア5(デジタルカメラで撮影した写真の写真画像データ等が記憶された各種の記録媒体)を装着したうえで、上記初期画面131上で“デジカメ”を選択し、次いで表示されるメディア種別の中から今回装着した記録メディアのメディア種別を指定する。
これにより、記録メディア5に記憶されているメディアデータがメディアリーダ12によって読み込まれ、記憶部14に記憶される。
ここで、記録メディア5には、圧縮された撮像解像度の写真画像データと、該写真画像データを間引きした低解像度のサムネイル画像とから成る写真ファイルが記憶されており、これらの情報が記憶部14に記憶される。
その後、ユーザが上記初期画面131上で“プリント”を選択すると、メディアリーダ12により読み込まれて記憶部14に記憶されているメディアデータのうちのサムネイル画像データが読み出され、該サムネイル画像データを基に、UI画面(写真選択画面)上には、インデックス用の写真画像(見出し写真画像)が複数枚づつ表示(インデックス表示)される。
この写真選択画面上で、所望の写真の選択、編集指示、部数等を入力した後、“プリント(写真プリント)スタート”ボタンを押下することにより、写真印刷が開始される。
“写真プリントスタート”ボタンが押下されると、それまでのユーザ操作で選択された見出し写真画像に対応する写真画像データ(指定に応じて編集処理が施されたもの)がプリンタ17に送られ、上記写真選択画面上で指定された部数の写真が印刷される。そして、印刷後の写真は、プリンタ17の排出トレイ171上に排出される。
上記プリント(写真プリント)動作を行っている間、表示/操作部13のUI画面上には、例えば、図4(b)に示すようなプリント中画面133bが表示される。
特に、この例のプリント中画面133bには、“プリントしています。”というメッセージと共に、全印刷ページのうちの何ページ目を印刷中かを数字で表わすプリント進捗ページ表示がなされ、更には、例えば、印刷対象のページの画像のうちの印刷完了した部分の画像が印刷の進行に合わせて次第に見えてくるイメージを表わすプリント進捗画像表示がなされる。更に、その下段には、全体の印刷時間のうちのどの程度の時間までプリントが終了したかをレベルメータで表わすプリント進捗レベル表示がなされる。
上記プリント動作の進行中、プリント中画面133b上で“プリント(写真プリント)中止“”ボタンが押下されると、制御部15は、その時点で当該写真のプリント動作を中止するように制御する。
“写真プリント中止”ボタンが押下されずに写真のプリントが終了すると、図3に示す初期画面131に戻る。
この初期画面131上では、上述したコピー印刷時と同様、“終了”ボタンを押下してプリントを終了できると共に、“領収書”ボタンを押下することにより、領収書を発行することができる。
このように、本発明の画像形成装置100では、表示/操作部13にUI画面(初期画面131、プリント中画面133a,133b、残金表示画面135、コピー操作画面、写真印刷操作画面等)を表示し、コピーまたは写真印刷を行なうために必要な一連のユーザ操作を当該UI画面を用いて受付けるようにしている。
上記UI画面を用いた一連のユーザ操作に対して、制御部15は、その操作内容を解析し、該解析結果に従って、原稿読取部11、メディアリーダ12、表示/操作部13、記憶部14、プリンタ17、課金装置18、レシートプリンタ19の各部を制御してコピーや写真の印刷動作、あるいはつり銭並びに領収書発行の動作を実現する。
特に、本発明の画像形成装置100において、例えば、制御部15内に設けられる排出用紙取り忘れ確認部151は、UI画面からの指示に基づく印刷動作中、該印刷動作またはUI画面の表示制御に関する特定の動作条件を認識し、該動作条件に対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
そして、上記確認処理によって排出用紙の取り忘れが確認された場合、制御部15では、例えば、排出用紙の取り忘れがあり、その取り出しを促す内容のメッセージをUI画面上に表示する等の方法で、排出用紙の取り忘れがある旨を報知する制御を行う。
図6は、排出用紙取り忘れ報知に係わる取り忘れ警告メッセージの表示例を示す図である。この例では、UI画面(取り忘れ警告表示画面)137上に“排出トレイをご確認下さい”という、取り忘れの警告と取り除くことを促すメッセージ内容を表示している。
以下、本発明に係わる画像形成装置100における排出用紙の取り忘れ防止制御について種々の実施例を挙げて詳しく説明する。
なお、以下の各実施例に係わる画像形成装置100の基本構成及び印刷動作は図1に示すものと同等であり、排出用紙の取り忘れ検知タイミングのみが異なるものである。
第1の実施例:
この実施例に係わる画像形成装置100では、例えば、表示/操作部13に表示されるUI画面を用いてコピー枚数等の設定を経てコピー開始指示がなされた場合、上記コピー開始指示に基づき、制御部15の制御下で、原稿読取部11により読取られた原稿の画像データがプリンタ17に転送され、該プリンタ17により当該画像データに基づき指定部数だけ原稿画像を印刷するコピー動作が開始される。
そして、プリンタ17による印刷後の用紙は、プリンタ17の排出トレイ171に順次排出される。
排出トレイ171に印刷後の用紙が排出されると、排出トレイ171上部に設けた排出用紙検出センサ172が当該排出用紙があることを検出し、該検出結果(排出用紙検出)に応じた検出出力を発生する。
また、印刷後の用紙が排出されていない場合、あるいは排出された印刷後用紙(排出用紙)が排出トレイ171上から取り除かれた場合、排出用紙検出センサ172では、排出用紙が無いことを検出し、該検出結果(排出用紙未検出)に応じた検出出力を発生する。
なお、ここで述べた排出用紙検出センサ172による排出用紙検出動作は、以下の各実施例においても同様に行われる。
上述した印刷(コピー)動作中、制御部15は、該印刷動作に関する特定動作条件として、最終プリント(最終印刷後の用紙)が排出されたこと、または最終プリントの処理が終了したことを認識し、これらの特定動作条件が認識されたタイミングに、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
図7は、本実施例に係わる画像形成装置100の排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャートである。
この実施例に係わる画像形成装置100では、上記プリント(原稿コピー)動作中、制御部15が当該プリントが終了したか否かを監視する(ステップS701)。
このステップS701の処理に関しては、例えば、プリント動作中、制御部15とプリンタ17との間で印刷進行状況に関する情報を送受し、制御部15がプリンタ17から受信した上記情報に基づき当該プリンタ17で最終プリントの印刷処理が終了したことを検知してプリントが終了したことを認識する方法がある。
また、排出トレイ171の上流側に用紙通過センサを設け、最終印刷後の用紙が該用紙通過センサによってその通過を検出された時(最終印刷後の用紙の排出完了時)に、当該最終プリントが終了したとして認識する方法も考えられる。
これらの方法は、以下に述べる各実施例におけるプリント終了判別においても適用可能である。
上記プリント動作の監視中、プリントが終了したことが認識された場合(ステップS701YES)、制御部15(排出用紙取り忘れ確認部151)は、排出用紙検出センサ172の検出出力を取り込み、排出用紙が検出されているか未検出かによって当該排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う(ステップS702)。
ここで、排出用紙の取り忘れがなかった場合(ステップS702NO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS705)。
これに対し、排出用紙の取り忘れがある場合(ステップS702YES)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、排出用紙の取り忘れがある旨を表示する(ステップS703)。
排出用紙の取り忘れ表示の一例としては、図6に示す画面137を用いた表示例が考えられる。図6の例では、画面137上に“排出トレイをご確認下さい。”というメッセージを表示することで、ユーザに対して排出用紙が残っていることを報知し、かつその排出用紙を取り除くことを促すようにしている。
上記排出用紙の取り忘れ警告の表示後、制御部15は、排出用紙検出センサ172の検出出力を監視し、排出トレイ171から排出用紙が取り除かれたか否かをチェックする(ステップS704)。
ここで、検出センサ172の検出出力が排出用紙未検出に対応する検出出力であった場合、制御部15は、該検出出力から排出用紙が取り除かれたと認識し(ステップS704YES)、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS705)。
このように、第1の実施例では、特定動作条件として、最終プリントが排出されたこと、または最終プリントの処理が終了したことを認識し、該特定動作条件に対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力に基づき排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
かかる制御によれば、プリント終了後、排出用紙を取り除かない限りプリント終了が行えない(メインメニュー画面上の“終了”ボタンを押下して終了することになっている。よって、当該メインメニュー画面が表示されないと終了できない。)ことから、ユーザによる排出用紙の取り忘れを減少させることができる。
第2の実施例:
第2の実施例に係わる画像形成装置100では、プリント終了後、ユーザがUI画面で“終了”ボタンを押下するのに対応して、制御部15が、排出用紙検出センサ172の検知出力から排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
図8は、本実施例に係わる画像形成装置100の排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャートである。
この実施例に係わる画像形成装置100では、プリント動作(例えば、原稿コピー動作)中、制御部15が当該プリントが終了したか否かを監視する(ステップS801)。
ここで、プリントが終了したことが認識された場合(ステップS801YES)、制御部15は、表示/操作部13にUI画面(初期画面131)を表示させる(ステップS802)。
初期画面131は、例えば、図3に示したように、“終了”ボタン、“領収書”ボタンを有するものである。ユーザは、この初期画面131上で、“終了”ボタンを押下して終了を指示することができ、また、“領収書”ボタンを押下することで領収書発行を指示することができる。
上記初期画面131の表示後、制御部15は、該UI画面131上でのボタン操作に基づく指示入力を監視し(ステップS803)、終了若しくは領収書発行の指示があったかどうかをチェックする(ステップS804)。
ここで、上記いずれかの指示入力があった場合(ステップS804YES)、制御部15(排出用紙取り忘れ確認部151)は、排出用紙検出センサ172の検出出力を取り込み、排出用紙が検出されているか未検出かによって排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う(ステップS805)。
ここで、排出用紙の取り忘れがなかった場合(ステップS805NO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS808)。
これに対し、排出用紙の取り忘れがある場合(ステップS805YES)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、排出用紙の取り忘れがある旨を例えば図6に示す画面137のような表示内容で表示する(ステップS806)。
上記排出用紙の取り忘れ警告の表示後、制御部15は、排出用紙検出センサ172の検出出力を監視し、排出トレイ171から排出用紙が取り除かれたか否かをチェックする(ステップS807)。
ここで、検出センサ172の検出出力が排出用紙未検出に対応する検出出力であった場合、制御部15は、この検出出力から排出用紙が取り除かれたと認識し(ステップS807YES)、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS808)。
なお、上記ステップS804で、“領収書”ボタンが押下された場合、制御部15は、上記ステップS805以降の処理(排出用紙取り忘れ防止制御)と並行して、領収書を発行する処理を行う。
この場合、制御部15は、上記“領収書”ボタンの押下を認識すると、課金装置18から、それまでのプリントに係わる課金処理結果(何枚コピーしたか等の利用明細、利用料金、入金額、つり銭の額等の情報)を取得して該課金処理結果を反映した領収書データを生成し、該領収書データを印字するようにレシートプリンタ19に指示する。
レシートプリンタ19は、上記印刷指示に基づき、上記領収書データを印字し、該印字後の領収書を領収書搬送経路を通じてプリンタ17のレシート排出口174に排出する。
このように、第2の実施例では、UI画面の表示制御に関する特定動作条件として、プリント終了後に表示されるUI画面上で“終了”ボタンが押下されたことを認識し、該“終了”ボタンの押下に対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
かかる制御によれば、プリント終了後、上記UI画面上でユーザが“終了”ボタンを押下した際に排出用紙が取り除かれていない場合にはその旨を報知して取り除くことを促すことができるため、ユーザが画像形成装置100から離れる前に排出用紙の取り忘れを報知してその取り忘れを防ぐことができる。
また、第2の実施例では、UI画面の表示制御に関する特定動作条件として、プリント終了後に表示されるUI画面上で“領収書”ボタンが押下されたことを認識し、該“領収書”ボタンの押下に対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
このように、プリント終了後、UI画面におけるユーザ指示〔“領収書”ボタン押下〕に応じて領収書を発行する際に、制御部15が、排出用紙検出センサ172の検出出力から排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理によっても、上述した“終了”ボタン押下時に排出用紙の取り忘れを確認する場合と同様の作用効果が期待できる。
第3の実施例:
第3の実施例に係わる画像形成装置100では、プリント終了後、印刷メニュー画面(初期画面131)に戻されたことに対応して、制御部15が、排出用紙検出センサ172の検知出力から排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
図9は、本実施例に係わる画像形成装置100の排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャートである。
この実施例に係わる画像形成装置100では、プリント動作(例えば、原稿コピー動作)中、制御部15が当該プリントが終了したか否かを監視する(ステップS901)。
ここで、プリントが終了したことが認識された場合(ステップS901YES)、制御部15は、表示/操作部13にUI画面(初期画面131)を表示させる(ステップS902a)と共に、同タイミングに、排出用紙取り忘れ確認部151が、排出用紙検出センサ172の検出出力を取り込み、排出用紙が検出されているか否かによって排出用紙の取り忘れがあるか否かの確認処理を行う(ステップS902b)。
ここで、排出用紙の取り忘れがなかった場合(ステップS902bNO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS905)。
これに対し、排出用紙の取り忘れがある場合(ステップS902bYES)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、排出用紙の取り忘れがある旨を例えば図6に示す画面137のような表示内容で表示する(ステップS903)。
引き続き、制御部15は、排出用紙検出センサ172の検出出力を監視し、排出トレイ171から排出用紙が取り除かれたか否かをチェックする(ステップS904)。
ここで、検出センサ172の検出出力が排出用紙未検出に対応する検出出力であった場合、制御部15は、この検出出力から排出用紙が取り除かれたと認識し(ステップS904YES)、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS905)。
このように、第3の実施例では、UI画面の表示制御に関する特定動作条件として、プリント終了後、印刷メニュー画面(初期画面131)に戻されたことを認識し、該印刷メニュー画面に戻されたことに対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるかないかを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
かかる制御によれば、プリント終了後、印刷メニュー画面が表示されるタイミングに排出用紙が取り除かれていない場合にはその旨の警告メッセージを表示して排出用紙を取り除くことをユーザに促すことができ、ユーザが画像形成装置100から離れる前に排出用紙を取り除くよう促してその取り忘れを防ぐことができる。
第4の実施例:
第4の実施例に係わる画像形成装置100では、課金装置18のコインキットへのユーザ投入金額が印刷サービスの利用に伴って減算され、残金が“0”円になったタイミングに、制御部15が、排出用紙検出センサ172の検知出力から排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
図10は、本実施例に係わる画像形成装置100の排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャートである。
この実施例に係わる画像形成装置100では、プリント動作(例えば、原稿コピー動作)中、制御部15が当該プリントが終了したか否かを監視する(ステップS1001)。
ここで、プリントが終了したことが認識された場合(ステップS1001YES)、制御部15は、表示/操作部13にUI画面を表示し、当該画面上に、コインキットの現時点での残高を例えば図5に示す態様(残額表示画面135)で表示する(ステップS1002)。
なお、この残高表示に関し、課金装置18では、印刷サービス開始前に投入された金額を保持すると共に、プリント開始後、例えば、1枚のプリントが行われる毎に、当該1枚のプリントに係わる利用料金を上記投入金額から減算しながら残額を逐次更新する課金処理を実施している。
制御部15は、上記課金処理によって算出される残額を課金装置18から受け取り、プリント終了時点で表示されるUI画面上に表示することにより、上記ステップS1002の残高表示を実現する。
ステップS1002において、コインキットの残高を表示した後、制御部15は、
課金装置18から取得した上記課金処理結果に基づきコインキットの残高をチェックする(ステップS1003)。
ここで、残高がある場合(ステップS1003:残金有り)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1007)。
また、残高が“0”円であった場合(ステップS1003:残金“0”円)、制御部15(排出用紙取り忘れ確認部151)は、排出用紙検出センサ172の検出出力を取り込み、排出用紙が検出されているか未検出かによって排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う(ステップS1004)。
ここで、排出用紙の取り忘れがなかった場合(ステップS1004NO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1007)。
これに対し、排出用紙の取り忘れがある場合(ステップS1004YES)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、排出用紙の取り忘れがある旨を例えば図6に示す画面137のような表示内容で表示する(ステップS1005)。
上記排出用紙の取り忘れ警告の表示後、制御部15は、排出用紙検出センサ172の検出出力を監視し、排出トレイ171から排出用紙が取り除かれたか否かをチェックする(ステップS1006)。
ここで、検出センサ172の検出出力が排出用紙未検出に対応する検出出力であった場合、制御部15は、この検出出力から排出用紙が取り除かれたと認識し(ステップS1006YES)、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1007)。
このように、第4の実施例では、印刷動作またはUI画面の表示制御に関する特定動作条件として、プリント終了後、課金装置18のコインキットの残高が“0”円になったことを認識し、当該残高が“0”円になったことに対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力に基づき排出用紙の取り忘れを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
かかる制御によれば、プリント終了後、残高が“0”円でそれ以上にプリントできない状態の時に排出用紙が取り除かれていない場合にその旨が報知される結果、ユーザが画像形成装置100から離れる前に排出用紙を取り除くことを促してその取り忘れを防止することができる。
第5の実施例:
第5の実施例に係わる画像形成装置100では、プリント実行中、UI画面上で、“プリント中止”ボタンが押下された場合に、制御部15が、排出用紙検出センサ172の検知出力から排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
図11は、本実施例に係わる画像形成装置100の排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャートである。
この実施例に係わる画像形成装置100では、例えば、表示/操作部13に表示されるUI画面を用いてコピー枚数等の設定を経てコピー開始指示がなされると(ステップS1101YES)、制御部15の制御下で、原稿読取部11により読取られた原稿の画像データがプリンタ17に与えられ、該プリンタ17により当該画像データに基づき指定部数だけ原稿画像を印刷するコピー動作が開始される(ステップS1102)。
このプリント(この例では、原稿コピー)実行中、制御部15は、表示/操作部13にプリント中画面133a(図4参照)を表示する。
このプリント中画面135aには、プリント実行中であることを示す情報、当該プリントの進捗状況の他、プリント(コピー)の中止を指示する“プリント(コピー)中止”ボタンも表示される。
上記ステップ1102でのプリント動作の実行中、制御部15は、プリント中画面133a上で“プリント中止”ボタンが押下されたか否かを監視する(ステップS1103)。
ここで、プリント実行中に“プリント中止”ボタンが押下されない(ステップS1103NO)間、プリントが継続される。
これに対し、プリント実行中に“プリント中止”ボタンが押下された場合(ステップS1103YES)、制御部15(排出用紙取り忘れ確認部151)は、排出用紙検出センサ172の検出出力を取り込み、排出用紙が検出されているか否かによって排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う(ステップS1104)。
ここで、排出用紙の取り忘れがなかった場合(ステップS1104NO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1107)。
これに対し、排出用紙の取り忘れがある場合(ステップS1104YES)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、排出用紙の取り忘れがある旨を例えば図6に示すような表示内容で表示する(ステップS1105)。
上記排出用紙の取り忘れ警告の表示後、制御部15は、排出用紙検出センサ172の検出出力を監視し、排出トレイ171から排出用紙が取り除かれたか否かをチェックする(ステップS1106)。
ここで、検出センサ172の検出出力が排出用紙未検出に対応する検出出力であった場合、制御部15は、この検出出力から排出用紙が取り除かれたと認識し(ステップS1106YES)、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1107)。
このように、第5の実施例では、UI画面の表示制御に関する特定動作条件として、プリント実行中、UI画面上で、“プリント中止”ボタンが押下されたことを認識し、該“プリント中止”ボタンの押下に対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
かかる制御によれば、プリント中にユーザの都合で“プリント中止”ボタンが押下された時に排出用紙が取り除かれていない場合にその旨が報知されるため、ユーザは自己の都合でプリントを中止した時点で排出用紙を取り除く作業を行うことができ、画像形成装置10を離れる前に排出用紙を取り出す機会を増やして当該排出用紙の取り忘れを減少させることができる。
第6の実施例:
第6の実施例に係わる画像形成装置100では、メディアリーダ12に装着された記録メディア5から該メディアリーダ12によって記憶部14へと読込まれたメディアデータを基に、UI画面からの指示に従って写真印刷を実行する。
そして、この写真印刷が終了した後、上記記録メディア5がメディアリーダ12から抜かれたタイミングに、制御部15が、排出用紙検出センサ172の検出知出力から排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う。
なお、メディアリーダ12は、例えば、自動開閉カバーが開放されている状態で、メディア着脱口〔図2(a)参照〕から記録メディア5を差し込んで該ユニット内にあるコネクタと記録メディア5の電極部とが結合(接続)される位置まで押し込んで該記録メディア5を装着すると共に、該装着状態から逆方向に記録メディア5を抜出すことができるメディア着脱機構を備えている。
上述した装着状態において、制御部15は、記録メディア5の電極部とユニット内のコネクタとの接続を通してメディアデータを読取ることができる。
この実施例に係わる画像形成装置100では、写真印刷を行うに当たって、まず、ユーザが持ち込んだ記録メディア5をメディアリーダ12に装着した後、初期画面131上で“デジカメ”を選択し、その後にUI画面に表示されるメディア種別の中から今回差し込んだメディアの種別を指定することより、記録メディア5に記憶されているメディアデータ(写真画像データ、サムネイル画像データ等)をメディアリーダ12により読み込ませ、記憶部14に記憶させる。
その後、上記初期画面131上で、“プリント”が選択されると、記憶部14から上記メディアデータのうちのサムネイル画像データが読み出され、該サムネイル画像データに基づく選択用写真画像が写真印刷設定画面(図示せず)上にインデックス表示される。
ユーザは、この写真印刷設定画面で、上記選択用写真画像の中から所望の写真を選択すると共に、所望の印刷部数、編集条件等の指定を行った後、プリント(写真プリント)スタートボタンを押下することで写真印刷を開始させることができる。
上記プリントスタートボタンが押下されると、制御部15の制御下で、記憶部14内の写真画像データの中から上記UI画面(写真印刷設定画面)で選択された写真画像に対応する写真画像データが読み出されてプリンタ17に転送され、該プリンタ17により当該写真画像データに基づく指定部数の写真印刷が行われる。
このような写真印刷動作を対象にして、制御部15は、以下のような排出用紙取り忘れ防止制御を行う。
図12は、本実施例に係わる画像形成装置100の排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、この実施例に係わる画像形成装置100では、上述したUI画面(写真印刷設定画面)上での写真印刷設定操作を経てなされるプリント開始指示(プリントスタートボタン押下)によりプリンタ17での写真プリントが開始された後、制御部15が、当該プリントが終了したか否かを監視している(ステップS1201)。
ここで、写真プリントが終了した場合(ステップS1201YES)、次いで、制御部15は、メディアリーダ12から記録メディア5が抜かれたか否かをチェックする(ステップS1202)。
なお、このチェックにあたっては、メディアリーダ12に例えば発光素子と受光素子から成る光学的センサを設けたり、あるいは機械的なスイッチを設け、これら光学的センサあるいは機械的スイッチを用いてメディアリーダ12に対する記録メディア5の着脱(差込み/抜き出し)状態を認識する方法がある。
また、制御部15から記録メディア5にアクセスし、アクセスができたか否かによって着脱を認識する方法もある。
ここで、記録メディア5が抜かれていない間(ステップS1202)は上記チェックを継続し、該チェックによって記録メディア5が抜かれたことが認識された場合(ステップS1202YES)、制御部15(排出用紙取り忘れ確認部151)は、排出用紙検出センサ172の検出出力を取り込み、排出用紙が検出されているか否かによって当該排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認する処理を行う(ステップS1203)。
ここで、排出用紙の取り忘れがなかった場合(ステップS1203NO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1206)。
これに対し、排出用紙の取り忘れがある場合(ステップS1203YES)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面上に、排出用紙の取り忘れがある旨を例えば図6に示す画面137のような表示内容で表示する(ステップS1204)。
上記排出用紙の取り忘れ警告の表示後、制御部15は、排出用紙検出センサ172の検出出力を監視し、排出トレイ171から排出用紙が取り除かれたか否かをチェックする(ステップS1205)。
ここで、排出用紙検出センサ172の検出出力が排出用紙未検出に対応する検出出力であった場合、制御部15は、この検出出力から排出用紙が取り除かれたと認識し(ステップS1205YES)、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1206)。
このように、第6の実施例では、UI画面上での印刷開始操作後における特定の動作条件として、プリント終了後、記録メディア5がメディアリーダ12から抜かれたか否かを認識し、該記録メディア5が抜かれたことに対応して、排出用紙検出センサ172の検出出力を用いて排出用紙の取り忘れがあるか否かを確認し、取り忘れがある場合は、その旨を報知して排出用紙の取り出しをユーザに促すようにしている。
かかる制御によれば、ユーザが記録メディア5を抜き取り、プリント終了の準備に入った段階で排出用紙が取り除かれていない場合にその旨が報知されて取り出しが促されるため、排出用紙の取り忘れを大幅に減少させることができる。
なお、本実施例は、上述した写真印刷に限らず、記録メディアを差込み、UI画面からの指示に基づき上記記録メディアのメディアデータをプリントする、いわゆるMedia to Print サービス機能を有する各種画像形成装置に適用可能である。
第7の実施例:
第7の実施例に係わる画像形成装置100は、図1に示す各機能ブロックから成る構成において、当該機能ブロックの1つであるプリンタ17が、図2に示す如く、排出トレイ171に付設されるつり銭排出口173及びレシート排出口174を備えている。
また、他の機能ブロックである課金装置18は、そのつり銭排出経路が上記プリンタ17のつり銭排出口173に連結され、更に、レシートプリンタ19は、レシート排出経路を通じて上記プリンタ17のレシート排出口174に連結されている。
これにより、本実施例の画像形成装置100では、プリント終了後、課金装置18の課金処理によりつり銭の払い出しが必要な場合には、該つり銭をプリンタ17のつり銭排出口173に排出し、また、プリント終了後、UI画面上で領収書発行の指示があった場合には、レシートプリンタ19で印字した領収書をプリンタ17のレシート排出口174に排出できる。
本実施例の画像形成装置100におけるつり銭及びレシート排出処理動作を図13に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、本実施例の画像形成装置100も、印刷動作については上記各実施例と同様に実行できるものである。
この実施例に係わる画像形成装置100では、プリント動作(例えば、原稿コピー動作)中、制御部15が当該プリントが終了したか否かを監視する(ステップS1301)。
ここで、プリントが終了したことが認識された場合(ステップS1301YES)、制御部15は、表示/操作部13にUI画面(初期画面131:図3参照)を表示させる(ステップS1302)。
上記初期画面131の表示後、制御部15は、該初期画面131上でのボタン操作に基づく指示入力を監視し(ステップS1303)、終了の指示(“終了”ボタン押下)若しくは領収書発行の指示(“領収書”ボタン押下)のいずれが行われたかをチェックする(ステップS1304)。
ここで、例えば、初期画面131上の“終了”ボタンの押下により、終了の指示入力があった場合(ステップS1304:終了)、制御部15は、課金装置18と交信してつり銭があるかどうかをチェックする(ステップS1311)。
なお、課金装置18では、プリント動作中、該プリントの進行に合わせて、それまでに実行し終えたプリント枚数に応じたプリント代金を順次加算すると共に、コインキットに事前入金された入金額から、上記加算値(プリント枚数に応じた課金分)を減算して両者の差に当たる残金を逐次算出している。
上記ステップS1311において、制御部15は、プリント終了時に課金装置18から上記残金額情報を受信してつり銭があるか否かをチェックする。
ここで、つり銭が無い場合(ステップS1311NO)、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に切替える(ステップS1331)。
また、つり銭がある場合(ステップS1311YES)、制御部15は、課金装置18につり銭の払い出しを指示する。課金装置18は、上記払い出し指示に基づき、プリント終了時の残金(つり銭)をつり銭排出経路を経てプリンタ17のつり銭排出口173へと排出する(ステップS1312)。
一方、上記ステップ1304での指示入力チェックにおいて、初期画面131上の“領収書”ボタンの押下により、領収書発行の指示入力があった場合(ステップS1304:領収書発行)、制御部15は、該領収書発行指示に基づき、それまでのプリントに係わる課金処理結果(何枚コピーしたか等の利用明細、利用料金、入金額、つり銭の額等の情報)を課金装置18から取得して当該課金処理結果を反映した領収書データを生成し、該領収書データの印刷をレシートプリンタ19に指示する。
レシートプリンタ19は、制御部15からの印刷指示に基づき、該印刷指示と共に受け取った上記領収書データを用いて領収書を印字し(ステップS1321)、該印字後の領収書をレシート搬送経路を通じてプリンタ17のレシート排出口174へと排出する(ステップS1322)。
上記ステップ1312でのつり銭排出後、並びに上記ステップS1222での領収書排出後、制御部15は、表示/操作部13のUI画面をメインメニュー画面に戻す(ステップS1331)。
このように、第7の実施例では、プリンタ17の排出トレイ171につり銭排出口173とレシート排出口174を設け、プリント終了後、排出トレイ171上に排出用紙が排出されている状態で、つり銭がある場合には該つり銭を上記つり銭排出口173に排出し、また、領収書発行の指示があった場合には、レシートプリンタ19で印字した領収書を上記レシート排出口174に排出するようにしている。
かかる構成によれば、プリント終了後、つり銭がある場合には該つり銭が排出トレイ171に排出されるため、プリント終了後に排出トレイ上の排出用紙を取りに行く時にユーザの注意がつり銭に向くため、当該つり銭の取り忘れを防止することができる。
また、本実施例では、プリント終了後、領収書発行指示があった場合には、該領収書が排出トレイ171に排出されるため、上述したつり銭の排出時と同様、ユーザが排出トレイ171上の排出用紙を取りに行く時にそばにある領収書に注意が向くため、当該領収書の取り忘れを防止することができる。
なお、本実施例では、排出トレイ171につり銭排出口173とレシート排出口174の両方を設けているが、いずれか一方のみを備えた構成であっても良い。
この他、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記第1〜第5の各実施例では、プリント動作として、原稿コピーの場合の排出用紙取り忘れ防止制御の例を挙げているが、この制御は、写真プリント時においても適用可能である。
また、上記各実施例では、表示機能並びに入力機能を有する操作画面上での操作に基づき印刷(原稿コピーあるいは写真プリント)を行うようにしているが、こうした操作画面以外の入力機能を用いて印刷を行うものにも適用可能である。
また、上記各実施例では、本発明に係わる画像形成装置として、コンビニエンスストア等に設置される画像形成装置への適用例について述べているが、課金装置18及びレシートプリンタ19に関連する処理を除けば、一般のオフィスや家庭で使用するものなど、UI画面からの指示に基づき印刷を行って印刷後の用紙を排出トレイ171に排出する画像形成装置全般に適用可能である。
本発明は、UI画面からの操作に基づき用紙に画像を印刷して排出トレイに排出する画像形成装置に適用可能であって、排出トレイに排出された排出用紙の取り忘れ防止に有用である。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図。 本発明に係わる画像形成装置の外観構成を示す概念図。 初期画面の表示例を示す図。 プリント中画面の表示例を示す図。 残金表示画面の表示例を示す図。 排出用紙取り忘れ警告メッセージの表示例を示す図。 第1の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。 第2の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。 第3の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。 第4の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。 第5の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。 第6の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。 第7の実施例に係わる排出用紙取り忘れ防止制御動作を示すフローチャート。
符号の説明
100…画像形成装置、5…記録メディア11…原稿読取部、12…記録媒体読取部(メディアリーダ)、13…表示/操作部、131…初期画面、133a,133b…プリント中画面、137…取り忘れ警告メッセージ表示画面、14…記憶部、15…制御部、151…排出用紙取り忘れ確認部、17…プリンタ、171…排出トレイ、172…排出用紙検出センサ、173…つり銭排出口、174…レシート排出口、18…課金装置、19…レシートプリンタ、U1…制御ユニット、U2…記録媒体読取ユニット、U3…印刷ユニット、U4…課金処理ユニット

Claims (22)

  1. 用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置において、
    前記排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出手段と、
    印刷開始操作後における特定の動作条件に対応して、前記排出用紙の取り忘れがあるか否かを前記排出用紙検出手段の検出結果に基づき確認する確認処理を行う排出用紙取り忘れ確認手段と、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段により排出用紙の取り忘れが確認された場合、その旨を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    最終印刷後の用紙の排出に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    最終印刷の処理の終了に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 印刷終了後、操作画面上に、終了を指示する終了ボタンを表示する表示制御手段
    を具備し、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    前記終了ボタンの押下に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 印刷終了後、操作画面の表示を印刷メニュー画面に戻す表示制御手段
    を具備し、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    前記印刷メニュー画面に戻されたことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 印刷動作中、操作画面上に、印刷中止を指示する印刷中止ボタンを表示する表示制御手段
    を具備し、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    前記印刷中止ボタンの押下に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 印刷終了後、操作画面上での領収書発行指示に基づき領収書を発行する領収書発行手段
    を具備し、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    前記領収書の発行に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行う課金手段
    を具備し、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    前記課金手段により算出された残額が無くなったことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 記録媒体を着脱可能な記録媒体読取ユニットに装着された記録媒体から画像データを読取る媒体読取手段と、
    操作画面上に、前記媒体読取手段により読取られた画像データの中のいずれかを任意に選択して印刷指示する選択印刷指示画面を表示する表示制御手段と、
    前記記録媒体読取ユニットから前記記録媒体が抜かれたことを認識する認識手段と
    を更に具備し、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    印刷動作の終了後、前記記録媒体が前記記録媒体読取ユニットから抜かれたことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行い、印刷終了後、前記残額があった場合に該残額をつり銭として払い出す課金手段と、
    印刷終了後、前記操作画面上での領収書発行指示に基づき、前記課金処理結果に応じた領収書を発行する領収書発行手段と、
    前記排出トレイに付設され、前記課金手段のつり銭排出経路に連結されるつり銭排出口と、
    前記排出トレイに付設され、前記領収書発行手段の領収書排出経路に連結される領収書排出口と
    を具備し、
    前記排出トレイに、前記つり銭または前記領収書のうちの少なくともいずれか一方を前記印刷後の用紙と共に排出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体読取ユニットに記録媒体を装着し、該記録媒体に記録された情報の印刷を行う画像形成装置において、
    前記排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出手段と、
    前記記録媒体が前記ユニットから抜かれたことを認識する認識手段と、
    前記認識手段により前記記録媒体が抜かれたことが認識されるのに対応して、前記排出用紙の取り忘れがあるか否かを前記排出用紙検出手段の検出結果に基づき確認する確認処理を行う排出用紙取り忘れ確認手段と、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段により排出用紙の取り忘れが確認された場合、その旨を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  12. 用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置において、
    事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行い、印刷終了後、前記残額があった場合に該残額をつり銭として払い出す課金手段と、
    前記排出トレイに付設され、前記課金手段のつり銭排出経路に連結されるつり銭排出口と
    を具備し、
    前記排出トレイに、画像印刷後の用紙とつり銭を排出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  13. 用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置において、
    印刷終了後、領収書発行指示に基づき領収書を発行する領収書発行手段と、
    前記排出トレイに付設され、前記領収書発行手段の領収書排出経路に連結される領収書排出口と
    を具備し、
    前記排出トレイに、前記画像印刷後の用紙と前記領収書を排出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 用紙に画像を印刷し、該画像を印刷した用紙を排出トレイに排出する画像形成装置の排出用紙取り忘れ防止制御方法において、
    前記排出トレイ上に排出された排出用紙の有無を検出する排出用紙検出ステップと、
    印刷開始操作後における特定の動作条件に対応して、前記排出用紙の取り忘れがあるか否かを前記排出用紙検出ステップでの検出結果に基づき確認する確認処理を行う排出用紙取り忘れ確認ステップと、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップにより排出用紙の取り忘れが確認された場合、その旨を報知する報知ステップと
    を有することを特徴とする排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  15. 前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    最終印刷後の用紙の排出に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  16. 前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    最終印刷の処理の終了に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  17. 印刷終了後、操作画面上に、終了を指示する終了ボタンを表示する表示制御ステップ
    を有し、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    前記終了ボタンの押下に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  18. 印刷終了後、操作画面の表示を印刷メニュー画面に戻す表示制御ステップ
    を有し、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    前記印刷メニュー画面に戻されたことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  19. 印刷動作中、操作画面上に、印刷中止を指示する印刷中止ボタンを表示する表示制御ステップ
    を有し、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    前記印刷中止ボタンの押下に対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  20. 印刷終了後、操作画面上での領収書発行指示に基づき領収書を発行する領収書発行ステップ
    を有し、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    前記領収書が発行されたことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  21. 事前に投入された金銭から、印刷枚数に応じた課金分を減算して逐次残額を算出する課金処理を行う課金処理ステップ
    を有し、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップにより算出された残額が無くなったことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
  22. 記録媒体を着脱可能な記録媒体読取ユニットに装着された前記記録媒体から画像データを読取る媒体読取ステップと、
    操作画面上に、前記媒体読取ステップで読取られた画像データの中のいずれかを任意に選択して印刷指示する選択印刷指示画面を表示する表示制御ステップと
    を更に有し、
    前記排出用紙取り忘れ確認ステップでは、
    前記排出用紙取り忘れ確認手段は、
    印刷動作の終了後、前記記録媒体が前記記録媒体読取ユニットから抜かれたことに対応して前記確認処理を行う
    ことを特徴とする請求項14記載の排出用紙取り忘れ防止制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019209480A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 シャープ株式会社 情報処理装置、情報処理装置における物品管理方法および物品管理プログラム
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