JP2005081320A - 振動分離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 対象物たる粉粒体がサイクロン部の内壁に付着することを防止する。
【解決手段】 内部に排出管7を有するサイクロン筒5と、サイクロン筒5の天板6に設けられた導出管12、前記サイクロン筒5の側部の上部に設けられ対象物を含む気体を旋回流としてサイクロン筒5内に導入する導入管13からサイクロン部2を構成する。また、前記サイクロン部2の下部に、受け部15を有する枠体14及び受け部15に受けられた対象物を排出する排出口16を備える排出部3を設ける。そして、前記枠体14の下部に振動付与部4を設け、前記サイクロン筒5及び前記枠体14を振動させながら対象物の分離作業を実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】 内部に排出管7を有するサイクロン筒5と、サイクロン筒5の天板6に設けられた導出管12、前記サイクロン筒5の側部の上部に設けられ対象物を含む気体を旋回流としてサイクロン筒5内に導入する導入管13からサイクロン部2を構成する。また、前記サイクロン部2の下部に、受け部15を有する枠体14及び受け部15に受けられた対象物を排出する排出口16を備える排出部3を設ける。そして、前記枠体14の下部に振動付与部4を設け、前記サイクロン筒5及び前記枠体14を振動させながら対象物の分離作業を実行する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、遠心力を利用して微細な粉粒体を分級或いは選別する装置に関し、特に、付着性を有する粉粒体を分級或いは選別する振動分離装置に関する。
粒子径が非常に小さく篩い分け装置による分級に適さない粉粒体を分級する装置としてサイクロンが知られている。前記サイクロンは、空気などの気体流に粉粒体をのせ、遠心力を利用して粉粒体を分離する。
ところが、このような風力分級は、粉粒体が気流中で十分に分散することを前提としている。従って、粉粒体がサイクロンの内壁に付着すると、分級効率が低下したり、分級不可能になったりするという問題があった。
日本粉体工業協会編、「分級装置技術便覧」、1978年、p.77,p.244−247
ところが、このような風力分級は、粉粒体が気流中で十分に分散することを前提としている。従って、粉粒体がサイクロンの内壁に付着すると、分級効率が低下したり、分級不可能になったりするという問題があった。
日本粉体工業協会編、「分級装置技術便覧」、1978年、p.77,p.244−247
本発明の解決しようとする問題点は、分級対象となる粉粒体がサイクロンの内壁に付着してしまうことである。
本発明は、対象物たる粉粒体がサイクロン部の内壁に付着することを防止することを目的とし、円筒状のサイクロン筒、前記サイクロン筒の上部を塞ぐ天板、前記天板の下面に固定され前記サイクロン筒と同じ中心軸を有する円筒状の排出管、前記天板に設けられ前記排出管と連通すると共に前記排出管を通して前記サイクロン筒内の空気を吸引する導出管、前記サイクロン筒の側部の上部に設けられ対象物を含む気体を旋回流として前記サイクロン筒内に導入するための導入管を備えるサイクロン部と、前記サイクロン筒の下部に連結され落下する対象物を受ける受け部を有する枠体及び前記枠体に設けられ前記受け部に受けられた対象物を排出する排出口を備える排出部と、前記枠体の下部に連結され前記サイクロン筒及び前記枠体に振動を付与する振動付与手段とを具備している。
この場合、前記排出部に、当該排出部を通して外部の空気が枠体内に流入することを阻止する壁部を設けると良い。
また、前記振動付与手段は、枠体に振動体を介して連結された軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングに支持された回転軸と、前記回転軸に前記軸受ハウジングを挟んで上下方向に離れて設けられ該回転軸と一体に回転する上下両アンバランスウェイトと、前記回転軸を回転駆動するモータとから構成し、前記上下両アンバランスウェイト間の角度を変更可能に構成すると良い。
また、前記振動付与手段は、枠体に振動体を介して連結された軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングに支持された回転軸と、前記回転軸に前記軸受ハウジングを挟んで上下方向に離れて設けられ該回転軸と一体に回転する上下両アンバランスウェイトと、前記回転軸を回転駆動するモータとから構成し、前記上下両アンバランスウェイト間の角度を変更可能に構成すると良い。
本発明の振動分離装置は、振動付与手段によりサイクロン筒が振動されるように構成したので、サイクロン筒の内面に対象物としての粉粒体が付着することを防止しつつ、サイクロン筒内に導入された粉粒体を遠心力により分離することができる。
この場合、排出部に壁部を設けることにより、排出部を通して外部の空気が枠体内に侵入することを防止したため、サイクロン筒内を旋回して下降し受け部で受けられた対象物を、前記排出部から効率良く排出することができる。
この場合、排出部に壁部を設けることにより、排出部を通して外部の空気が枠体内に侵入することを防止したため、サイクロン筒内を旋回して下降し受け部で受けられた対象物を、前記排出部から効率良く排出することができる。
また、振動付与手段を構成する上下両アンバランスウェイト間の角度を変更可能にすることにより、サイクロン筒の形状や大きさ、対象物の種類などの種々の条件に応じた適宜の振動をサイクロン筒及び枠体に付与することができる。
(第1の実施例)
以下、本発明を振動分離装置としての分級装置に適用した第1の実施例について図1及び図2を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施例に係る分級装置1は、サイクロン部2、排出部3、前記サイクロン部2及び前記排出部3に振動を付与する振動付与部4から構成されている。
以下、本発明を振動分離装置としての分級装置に適用した第1の実施例について図1及び図2を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施例に係る分級装置1は、サイクロン部2、排出部3、前記サイクロン部2及び前記排出部3に振動を付与する振動付与部4から構成されている。
サイクロン部2は、円筒状のサイクロン筒5と、前記サイクロン筒5上に固定された天板6と、前記天板6の下面に前記サイクロン筒5と同心状に固定された円筒状の排出管7とを備えて構成されている。サイクロン筒5及び天板6は、間にパッキン8を挟み断面略V字状のバンド9を締め付けることにより固定されている。上記構成により、サイクロン筒5と排出管7との間に円環状空間10が形成される。
前記天板6の中央には排出管7の内径寸法よりも小さい円形状の開口11及び導出管12が前記排出管7と同心状に設けられている。前記導出管12には、導出ホースを介して吸引装置(いずれも図示せず)が接続されるようになっている。
また、前記サイクロン筒5の上部側面には導入管13が設けられている。前記導入管13は、前記サイクロン筒5の接線方向に延びており、前記導入管13を介して対象物を含んだ空気がサイクロン筒5内の円環状空間10に送られるようになっている。
また、前記サイクロン筒5の上部側面には導入管13が設けられている。前記導入管13は、前記サイクロン筒5の接線方向に延びており、前記導入管13を介して対象物を含んだ空気がサイクロン筒5内の円環状空間10に送られるようになっている。
排出部3は、前記サイクロン筒5の下部に連結された円筒状の枠体14と、前記枠体14内に設けられた円錐状の受け部15と、前記枠体14の側部に設けられた排出口16及び前記排出口16に接続された排出口体17とを備えて構成されている。前記枠体14と前記サイクロン筒5とは、間に網枠39を挟んで断面略V字状のバンド18を締め付けることにより連結されている。前記網枠39には対象物の粒子径に比べて大きな目の篩網39aが張り渡されている。
前記排出口16は、受け部15で受けられた対象物を外部に排出するためのものであり、受け部15の周縁部の直ぐ上に設けられている。
前記枠体14の内面には、排出口16の上部を塞ぐ第1の壁部19が設けられている。前記壁部19は排出口16の上下方向中央よりも下部まで延びている。また、前記排出口体17は、水平部20a及び鉛直部20bからなる略L字状の第1筒状体20と前記第1筒状体20の鉛直部20b内に嵌め込まれた第2筒状体21から構成されている。第2筒状体21は、その上端部が第1筒状体20の水平部20a内に突出するように鉛直部20b内に嵌め込まれている。このような構成により、第1筒状体20の水平部20aと鉛直部20bとの境界部分には、第2筒状体21の一部からなる円弧状の第2の壁部22が存在する。
前記枠体14の内面には、排出口16の上部を塞ぐ第1の壁部19が設けられている。前記壁部19は排出口16の上下方向中央よりも下部まで延びている。また、前記排出口体17は、水平部20a及び鉛直部20bからなる略L字状の第1筒状体20と前記第1筒状体20の鉛直部20b内に嵌め込まれた第2筒状体21から構成されている。第2筒状体21は、その上端部が第1筒状体20の水平部20a内に突出するように鉛直部20b内に嵌め込まれている。このような構成により、第1筒状体20の水平部20aと鉛直部20bとの境界部分には、第2筒状体21の一部からなる円弧状の第2の壁部22が存在する。
第2の壁部22は、水平部20aの上下方向の中央よりも上部まで延びている。このため、第1の壁部20の上部及び前記第2の壁部22の下部には、水平方向にラップする部分が生じるようになっている。
前記振動付与部4は、円筒状をなす架台23と、前記架台23上に枠受スプリング24を介して振動自在に支持された振動体ベース25とを備えて構成されている。前記枠受スプリング24及び振動体ベース25から振動体が構成される。架台23の下部には防振ゴムからなる4個の脚部26が設けられている。前記枠体14は、振動体ベース25の上にねじ止めされている。
前記振動付与部4は、円筒状をなす架台23と、前記架台23上に枠受スプリング24を介して振動自在に支持された振動体ベース25とを備えて構成されている。前記枠受スプリング24及び振動体ベース25から振動体が構成される。架台23の下部には防振ゴムからなる4個の脚部26が設けられている。前記枠体14は、振動体ベース25の上にねじ止めされている。
また、前記架台23の外側面にはモータ27を保持するモータベース28が固定されている。モータ27及びモータベース28は、モータカバー29で覆われている。前記モータ27の回転軸27aにはVプーリ30が連結されている。架台23の内底面にはVプーリ31が回転可能に支持されており、このVプーリ31と前記Vプーリ30との間にはVベルト32が掛け渡されている。
前記Vプーリ31の駆動軸31aには、駆動スプリング33を介して回転軸34が連結されている。この回転軸34の下端部には、カップリング35が一体に設けられ、このカップリング35に前記駆動スプリング33の上端部が固定されている。回転軸34は、前記振動体ベース25の下面部中央に固定された軸受ハウジングとしての振動体ハウジング36に図示しない軸受を介して回転可能に支持されている。
前記回転軸34のうち振動体ハウジング36の上方に突出した上端部には、回転軸34と一体的に回転する上部アンバランスウェイト37が固定されている。一方、回転軸34のうち前記振動体ハウジング36の下方に突出した下端部であって前記カップリング35の上方には、下部アンバランスウェイト38が回動可能に取付けられている。前記回転軸34、振動体ハウジング36、上下部両アンバランスウェイト37,38及び前記モータ27は振動付与手段を構成している。
前記下部アンバランスウェイト38は、前記回転軸34に対して例えばねじ止めされており、ねじを緩めて会同させることにより上部アンバランスウェイト37に対する角度を変更することができる。そして、上下部アンバランスウェイト37,38間の角度を調節することにより、前記振動付与手段の振動モードを変化させることができる。
上記分級装置1は、モータ27を駆動すると振動付与手段によりサイクロン筒5及び枠体14が振動され、この結果、篩網39a及び受け部15が水平方向に小さく振動するとともに上下方向に小さく振動する。本実施例では、受け部15上の対象物が中心から外周方向に向かって矢印A方向(図2参照)に渦巻くように移動する振動モードが得られるように、前記モータ27の回転方向及び上下部アンバランスウェイト37,38間の角度が設定される。
上記分級装置1は、モータ27を駆動すると振動付与手段によりサイクロン筒5及び枠体14が振動され、この結果、篩網39a及び受け部15が水平方向に小さく振動するとともに上下方向に小さく振動する。本実施例では、受け部15上の対象物が中心から外周方向に向かって矢印A方向(図2参照)に渦巻くように移動する振動モードが得られるように、前記モータ27の回転方向及び上下部アンバランスウェイト37,38間の角度が設定される。
尚、上下部アンバランスウェイト37,38間の角度は、サイクロン筒5や枠体14の大きさ、対象物の種類によって適宜変更する。
さて、上記構成の分級装置1において、モータ27に通電した後、分級対象となる粉粒体(図示せず)を空気と共に吸込口に送り込むと、前記粉粒体は空気と共に円環状空間10を旋回し、遠心力を受ける。また、振動付与手段によってサイクロン筒5及び枠体14が振動される。
さて、上記構成の分級装置1において、モータ27に通電した後、分級対象となる粉粒体(図示せず)を空気と共に吸込口に送り込むと、前記粉粒体は空気と共に円環状空間10を旋回し、遠心力を受ける。また、振動付与手段によってサイクロン筒5及び枠体14が振動される。
円環状空間10を旋回し遠心力を受けた粉粒体のうち粒子径が小さいもの(以下、細粒とする)は、粒子径の大きいもの(以下、粗粒とする)よりも空気から受ける重量当たりの抵抗力が大きいため、円環状空間10の内周側に変位し、一方、粗粒は円環状空間10の外周側に変位する。このため、円環状空間10内の粉粒体は、外周部から内周部に向かって粒子径が小さくなるように整列した状態で旋回しながら重力の作用で下降する。この結果、細粒を含んだ空気は排出管7を通り導出管12から外部に吸引され、粗粒は篩網39aを通って受け部15上に落下する。
このとき、サイクロン筒5が振動しているため、円環状空間10を旋回する粉粒体はサイクロン筒5の内面や排出管7の表面に付着することがない。また、粉粒体同士が付着し凝集した状態で篩網39a上に落下した場合でも篩網39aの振動により離散するため、篩網39a上に粉粒体が残留したり篩網39aが目詰まりしたりすることがない。
一方、受け部15の上に落ちた粗粒は、矢印A方向に渦巻くように移動しながら排出口16に向かい、排出口体17から排出される。排出口体17から排出された粗粒は、図示しない回収容器に回収される。このとき、排出口16及び排出口体17に第1及び第2の壁部19,22を設けたため、外部の空気が排出口体17及び排出口16を通じて枠体14内に流入して、粗粒が排出口16から排出されなくなるという事態を避けることができる。尚、第2の壁部22により粗粒が排出口体17の途中部に滞留することが考えられるが、分級作業が終了した時点で第2筒状体21を第1筒状体20から取り外すことにより、滞留した粗粒を回収することができる。
一方、受け部15の上に落ちた粗粒は、矢印A方向に渦巻くように移動しながら排出口16に向かい、排出口体17から排出される。排出口体17から排出された粗粒は、図示しない回収容器に回収される。このとき、排出口16及び排出口体17に第1及び第2の壁部19,22を設けたため、外部の空気が排出口体17及び排出口16を通じて枠体14内に流入して、粗粒が排出口16から排出されなくなるという事態を避けることができる。尚、第2の壁部22により粗粒が排出口体17の途中部に滞留することが考えられるが、分級作業が終了した時点で第2筒状体21を第1筒状体20から取り外すことにより、滞留した粗粒を回収することができる。
また、本実施例では、排出部3とサイクロン部2との間に空気抵抗となる篩網39aを設けた。これにより、排出管7内を上昇する空気により受け部15上の粗粒がサイクロン部3に戻ることを防止できる。
(第2の実施例)
図3は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例では、サイクロン筒5と枠体14との間に円筒状の中枠41を介在させている。中枠41及びサイクロン筒5はバンド18で締め付けることにより連結されている。また、中枠41及び枠体14は、間に網枠39を挟んでバンド18を締め付けることにより連結されている。
図3は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例では、サイクロン筒5と枠体14との間に円筒状の中枠41を介在させている。中枠41及びサイクロン筒5はバンド18で締め付けることにより連結されている。また、中枠41及び枠体14は、間に網枠39を挟んでバンド18を締め付けることにより連結されている。
前記中枠41の内部には円錐台形の筒部42が配置されている。前記筒部42の上部開口は中枠41の上部開口と略一致し、前記筒部42の下部開口は中枠41の開口よりも小さく、且つ中枠41の下部開口の略中央に位置している。
上記構成によれば、円環状空間10を旋回しながら下降してくる細粒を効率よく排出管7に向かわせることができる。
上記構成によれば、円環状空間10を旋回しながら下降してくる細粒を効率よく排出管7に向かわせることができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形、拡張が可能である。
上記実施例では、サイクロン部と排出部との間に空気抵抗となる篩網を設けた。これにより、受け部上の対象物が舞い上がることを防止した。しかし、サイクロン筒の上下寸法が十分に大きく、受け部上の対象物が排出管からの吸引空気の影響を殆ど受けない場合には、篩網を省略することができる。また、上記分級装置1であっても導出管から吸引される空気圧の大きさ、或いは分級対象となる粉粒体の粒子径の大きさによっては、篩網を省略しても良い。
上記実施例では、サイクロン部と排出部との間に空気抵抗となる篩網を設けた。これにより、受け部上の対象物が舞い上がることを防止した。しかし、サイクロン筒の上下寸法が十分に大きく、受け部上の対象物が排出管からの吸引空気の影響を殆ど受けない場合には、篩網を省略することができる。また、上記分級装置1であっても導出管から吸引される空気圧の大きさ、或いは分級対象となる粉粒体の粒子径の大きさによっては、篩網を省略しても良い。
第1及び第2の壁部は、サイクロン筒の上下寸法が大きく、排出口体及び排出口から外部の空気が逆流しない場合には、省略することができる。また、第1及び第2の壁部のどちらか一方のみを設けても良い。
本発明は、粒子径の大きさで対象物を分級する分級装置のほか、粒子径は略同じで比重が異なる複数種の粉粒体を比重の大きさで選別する選別装置や、気体に含まれる粉塵を除去する集塵装置等にも適用できる。
本発明は、粒子径の大きさで対象物を分級する分級装置のほか、粒子径は略同じで比重が異なる複数種の粉粒体を比重の大きさで選別する選別装置や、気体に含まれる粉塵を除去する集塵装置等にも適用できる。
図中、1は分級装置(振動分離装置)、2はサイクロン部、3は排出部、4は振動付与部、5はサイクロン筒、6は天板、7は排出管、12は導出管、13は導入管、14は枠体、15は受け部、16は排出口、19は第1の壁部、22は第2の壁部、24は枠受スプリング(振動体)、25は振動体ベース(振動体)、27はモータ、34は回転軸、36は振動ハウジング(軸受ハウジング)、37は上部アンバランスウェイト、38は下部アンバランスウェイトを示す。
Claims (3)
- 円筒状のサイクロン筒、前記サイクロン筒の上部を塞ぐ天板、前記天板の下面に固定され前記サイクロン筒と同じ中心軸を有する円筒状の排出管、前記天板に設けられ前記排出管と連通すると共に前記排出管を通して前記サイクロン筒内の空気を吸引する導出管、前記サイクロン筒の側部の上部に設けられ対象物を含む気体を旋回流として前記サイクロン筒内に導入するための導入管を備えるサイクロン部と、
前記サイクロン筒の下部に連結され対象物を受ける受け部を有する枠体及び前記枠体に設けられ前記受け部に受けられた対象物を排出する排出口を備える排出部と、
前記枠体の下部に連結され前記サイクロン筒及び前記枠体に振動を付与する振動付与手段とを具備する振動分離装置。 - 排出部には、当該排出部を通して外部の空気が枠体内に流入することを阻止する壁部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の振動分離装置。
- 振動付与手段は、枠体に振動体を介して連結された軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングに支持された回転軸と、前記回転軸に前記軸受ハウジングを挟んで上下方向に離れて設けられ該回転軸と一体に回転する上下両アンバランスウェイトと、前記回転軸を回転駆動するモータとから構成され、前記上下両アンバランスウェイト間の角度は変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の振動分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319724A JP2005081320A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 振動分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003319724A JP2005081320A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 振動分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005081320A true JP2005081320A (ja) | 2005-03-31 |
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JP (1) | JP2005081320A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006289349A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 気流式分級装置、振動装置 |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319724A patent/JP2005081320A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006289349A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 気流式分級装置、振動装置 |
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