JP2005079910A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機の通話契約解除後にカメラやゲーム等のアプリケーション専用端末として、アプリケーションに特化したユーザインタフェースや機能拡張が可能な無線通信装置を提供する。
【解決手段】電源を起動し(ステップST10)、待ち受け状態になった後に(ステップST11)、所定のキーを押下し(ステップST12)、セキュリティのためのロックナンバーを入力し(ステップST13)、認証されると、事業者と通話契約中であるか否かをチェックし(ステップST14)、通話契約中でない場合はアプリケーション専用モードを選択し、通話契約中の場合はアプリケーション優先モードが選択される。いずれのモードへ移行した場合でも、以後電源起動時にはすぐにカメラ撮影等のアプリケーションが立ち上がる。
【選択図】図4


Description

本発明は、携帯電話に代表される無線通信装置、特にカメラ機能等のアプリケーションを有する無線通信装置に関するものである。
携帯電話機のユーザによる機種変更のサイクルが早いために、機種変更後の携帯電話機(端末)は破棄処分されるか、データバックアップのためにユーザが保管する以外に使い道がなくなっているという状況がある。
すなわち、携帯電話機の契約解除後の使用方法は下記のようになっている。
1)事業者による回収
利用契約を解除した携帯電話機を事業者が回収する。
2)ユーザが保管(データのみ利用)
契約解除した後でも、契約中にダウンロードした画像や音楽データを利用したい場合には、ユーザは端末を所持し続ける。また、携帯電話機の更新(いわゆる機種変更)の際に、以前に使用していた端末のアドレス帳のデータを取り出して、機種変換後の端末へデータ移動する場合のデータのバックアップとして、以前の端末を所持し続ける場合もある。保管。特に、近年著作権等の問題により、当該端末でしか再生できないデータが増加しており、ユーザが契約解除後の端末も保存するケースが増加する傾向にある。
3)契約解除後の携帯電話機の再契約(中古の端末の再契約)
ユーザが一旦利用契約を解除した場合でも、再度利用契約を結び使用することが可能である。
上述のとおり、携帯電話機の機種変更のサイクルが早くなっている一方、上記2)のとおり、契約解除後もユーザが端末を所持し続ける傾向が高いことから、契約解除後の端末の利用範囲を広げることは、重要な課題である。特に、近年ユーザによって、端末契約中に、ゲーム等のアプリケーションをダウンロードしたり、アプリケーション機能のバージョンを追加したりすることが行われており、これらの追加機能を有するアプリケーションを端末契約後においても利用するケースが増えていくことが予想される。
ところで、音楽再生機能やゲーム機能等のアプリケーション機能を有する携帯電話機において、待ち受け機能を停止させるための待ち受け停止モードを有することにより、着信等によりアプリケーションの使用を中断することなく、ユーザが好みの時間帯にアプリケーションを楽しむことができるという発明が、下記特許文献1に開示されている。
一方、待ち受け機能を含む電話機機能を停止させる電話機機能停止モードを有し、該電話機機能停止モード設定後一定期間経過した後に電話機機能を有効とする動作モードに自動的に復帰させることにより、電話機機能停止中に音楽等のアプリケーションを利用することができ、かつ、一旦停止させた電話機機能を復帰させる操作をユーザが忘れないようにするという発明が、下記特許文献2に開示されている。
特開2002−223271号公報 特開2002−232959号公報
しかし、上記特許文献1,2に記載された発明は、電話機機能(通話機能)が有効な期間(端末契約期間)中において、アプリケーションのみを利用することができる一定時間を確保することを目的とするものであって、契約解除後の端末利用範囲を広げることを意図したものではない。そのため、端末契約終了後に、ユーザが携帯電話機をアプリケーション専用端末として使用し続けていくことに対して、アプリケーションに適したユーザインタフェースや記憶容量(メモリ)等の点で、ユーザにとって必ずしも満足のいくものとはなっていなかった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端末契約解除後にカメラやゲーム等のアプリケーション専用端末として、アプリケーションに特化したユーザインタフェースや機能拡張が可能な無線通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点は、複数のキーを含む入力手段と、無線通信を行う無線通信手段と、表示手段と、電源投入したときに前記表示手段に表示させる画面として待ち受け画面を表示させる通常モードと、電源投入したときに前記無線通信に依存しないアプリケーションを起動すると共に、前記表示手段の表示画面として前記アプリケーションに対応する画面を表示するアプリケーションモードとを有し、前記入力手段により所定の入力操作が行われると、前記通常モードから前記アプリケーションモードに移行する制御手段とを有する。
好適には、前記アプリケーションモードは、無線通信および前記無線通信に依存しないアプリケーションの両方を実行可能なアプリケーション優先モードと、前記アプリケーションのみを実行可能なアプリケーション専用モードの二つの制御モードを有する。
好適には、通話契約に関する登録情報をさらに有し、前記制御手段は、前記通話契約に関する登録情報に応じて、電源起動時に実行する前記二つの制御モードのいずれかを選択する。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点は、複数のキーを含む入力手段と、無線通信を行う無線通信手段と、前記無線通信に依存しないアプリケーションのみを実行可能なアプリケーション専用モードを有し、前記複数のキーのうちの所定のキーの操作に応じて、前記アプリケーション専用モードを、電源起動時に実行する一の制御モードとして選択可能とする制御手段と、前記無線通信に要するデータである第1のデータと前記アプリケーションの実行に要するデータである第2のデータを格納する記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記アプリケーション専用モード時には、前記記憶手段が前記第1のデータを格納する領域の少なくとも一部を、前記アプリケーションの実行により生じたデータを格納するために指定可能とする。
本発明の無線通信装置によれば、事業者と通話契約を解除した後の端末の利用範囲を広げることができ、端末の寿命を延ばす有効な手段を提供できる。
第1の実施形態
以下に、本発明に係る第1の実施形態について説明する。
第1の実施形態における携帯電話機1は、たとえばカメラ付き携帯電話機であり、無線通信を可能とする電話機機能のほかに、無線通信に依存せずカメラ撮影が可能なアプリケーション機能(カメラ撮影機能)を有している。
図1は、本発明に係る携帯電話機1について、その本体が閉じられた(折り畳まれた)状態を示す図である。図1において、携帯電話機1は、本体ケース10と、カメラレンズ11と、フラッシュ用ライト12と、外部液晶表示部13と、シャッターボタン14と、送受信アンテナ15とを主要部として備えて構成される。
図2は、本発明に係る携帯電話機1について、その本体が開かれた状態を示す図である。図2のとおり、携帯電話機1は、本体が開かれた状態において内部液晶表示部16と、操作部17とをさらに有する。
なお、本発明における無線通信装置は、本実施形態における携帯電話機1に対応する。 本発明における入力手段は、本実施形態における操作部17に対応する。
本発明における無線通信手段は、本実施形態における後述する無線部50に対応する。 本発明における制御手段は、本実施形態における後述する主制御部70に対応する。
カメラレンズ11は、本体ケース10中央付近に配置され、被写体の撮影のために集光する。
フラッシュ用ライト12は、カメラレンズ11に近接して配置され、シャッターボタン14が操作されると、自動的に、または、ユーザの設定に応じて被写体方向に対して発光する。
外部液晶表示部13は、液晶表示パネル(LCDパネル)により構成され、後述する画面制御部71の制御に応じて、
シャッターボタン14は、本体ケース10の側部に配置され、押下(操作)されるとカメラ撮影が実行される。
送受信アンテナ15は、図1に示すように、折り畳まれた状態における本体ケース10の上端部に引き出し可能に設けられている。
操作部17は、図2に示すように、ケース本体10の下部側に配置され、終了(終話)/電源キー、開始(発呼)キー、閲覧モードキー、上下左右キー、ファンクションキー、数字0〜9やア(あ)行〜ワ(わ)行文字に対応したのテンキー、*キー、#キー、文字キー、クリアキー等の複数のキーが割り当てられている。
図3は、携帯電話機1の内部ブロック図である。
図3に示すとおり、携帯電話機1は、内部構成として、送受信アンテナ15と、無線部50と、プログラム領域61,62と、データ領域63と、主制御部70とを有し、主制御部70はさらに画面制御部71と、カメラ制御部72と、キー操作部73と、カード制御部74とを有する。
無線部50は、電波を利用した無線通信で行うために、主制御部70で処理された音声情報、ID、Webページデータの閲覧要求情報等を変調して送受信アンテナ15により図示しない基地局(BS)に送信する。
また、無線部50は、基地局から無線により送信され、送受信アンテナ15で受信したページデータや音声情報等の各種情報を復調して主制御部70に出力する。
記憶手段としてのプログラム領域61は、ROMにより構成され、画面制御(LCD制御)、カメラ制御、キー操作制御、カード制御のために必要な制御プログラムが記憶される。
記憶手段としてのプログラム領域62は、たとえばEEPROM等の電気的に消去可能なメモリを含んで構成され、通話やメールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ等の無線通信に必要な制御プログラムが記憶される。
記憶手段としてのデータ領域63は、たとえばEEPROM等の電気的に消去可能なメモリを含んで構成され、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳(電話帳データ)等が記憶される。また、カメラ撮影により作成した画像データもデータ領域63に記憶される。
主制御部70は、マイクロコンピュータを主体して構成されて携帯電話機1の全体の制御を行う。たとえば、主制御部70は、無線部50における各種情報の無線による送受信の制御、電源起動時のイニシャライズ処理、音声情報の処理、プログラム領域61,62とデータ領域63のアクセス制御等を行う。
本実施形態において、主制御部70は、通常の電源起動直後の待ち受け状態である通常モードのほか、電源起動直後にアプリケーションプログラムを実行するアプリケーションモードを有している。特に、アプリケーションモードとしては、後述する2つの制御モード、すなわち、アプリケーション専用モードと、発着信可能で専用モードを有しているアプリケーション優先モードの2つの制御モードを有しており、主制御部70は、ユーザからの操作部17への操作(コマンド)に応じて、通常モードからアプリケーション専用モードもしくはアプリケーション優先モードへ制御モードを変更する。
画面制御部71は、外部液晶表示部13および内部液晶表示部16への情報の表示制御を行う。
キー操作部73は、操作部17を通したユーザの操作に基づいて、入力情報に応じた処理を行う。
カード制御部74は、携帯電話機1に搭載されたメモリカード用スロット(図示しない)を通して、スロットに挿入されたメモリカードとデータ領域63のインターフェース制御を行う。
次に、本実施形態における携帯電話機1の動作について説明する。
図4は、携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4のフローチャートに沿って、各ステップを説明する。
ステップST10:
たとえば、電源キー17aを押下(操作)することで、携帯電話機1内の電源が印加され、主制御部70が所定の起動処理(イニシャライズ処理)を行う。
ステップST11:
主制御部70の起動処理が終了すると、携帯電話機1は、デフォルト設定された制御モードとして待ち受け画面を内部液晶表示部16に表示させる。すなわち、発着信可能で、かつ、操作部17でメニューからの入力等によりカメラ撮影等のプログラム領域61が内蔵するアプリケーションプログラムが実行可能な状態となる(通常モード)。
ステップST12:
ここで、操作部17を通して所定の操作を行うことにより、主制御部70に対して制御モードの切替え手続きに必要なコマンドを入力する。図4においては、操作部17の電源キーおよびシャッターボタン14を同時に長時間(たとえば5秒)押下(操作)すると、主制御部70がキー操作部73を通して入力された信号が、制御モードの切り替え指示のコマンドであると判断して、制御モードの切替え手続きを実行する。操作部17およびシャッターボタン14を通した所定の操作(コマンド)は、上述した操作に限られず任意に設定することができることは言うまでもない。
上記所定の操作が行われない場合は、制御モードの切り替えを行わない状態を維持し、上記所定の操作が行われた場合は、ステップST13へ移行する。
ステップST13:
操作部17の電源キーおよびシャッターボタン14を同時に5秒間押下(操作)され、主制御部70により制御モードの切替え手続きが実行されると、たとえば4桁のロックナンバーを入力する画面となるように、主制御部70が画面制御部71へ指示する。
ロックナンバーは、携帯電話機1の製造時に設定され、ユーザが端末購入後に、適宜設定変更可能な4桁の番号(たとえば「0000」)であり、たとえばプログラム領域61に格納されている。主制御部70は、4桁の番号が操作部17を通して入力されると、キー操作部73を介して、プログラム領域61に格納されている正規のロックナンバーと比較して認証する。
その結果、入力された4桁の番号が正規のロックナンバーと一致した場合は、次のステップに移行し、一致しない場合は何もしない、もしくはエラーの報知を行う。正規のロックナンバーと一致した場合には、後述するように、契約状態によってはすぐにアプリケーション専用モードへ移行し、これにより、無線通信に必要な情報が失われる場合もあるため、セキュリティの点から本ステップを設定している。
これにより、ユーザの誤操作により、意図しない制御モードの変更が行われることを防止することができる。
ステップST14:
ユーザが入力したロックナンバーが主制御部70により正しく認証されると、現在の携帯電話機1の契約状態がチェックされる。
一般に、端末契約後における携帯電話機の処理については、2つのケースがあり、1つは、ユーザが携帯端末事業者(以下、事業者)に使用していた携帯電話機を持ち込み、契約終了手続きを行うケースである。
この場合、事業者によって、携帯電話機のメモリ内の登録情報を書き換えられ、契約中にユーザに割り当てた電話番号が削除される。これにより、契約中のユーザの通話のために開放された周波数を使用ができなくなるため、通話機能は失われる。
この第1のケースでは、メモリ内の登録情報を確認することで、容易に契約状態をチェックすることが可能である。
第2のケースは、ユーザが携帯電話機を事業者に持ち込まず、事業者に契約解除の旨を届け出ることにより、事業者が端末契約の解除を行うケースである。事業者は、この届け出により、ネットワーク内に存在するその携帯電話機固有の端末IDに応じた端末認証に必要な情報を書き換える手続きを行うことで、この手続き以後、ネットワーク側で認証が成立しないため、通話機能を行うことができない。
ところで、一般に携帯電話機では、端末がどこにいるのかをネットワーク側で常に把握していないと接続を自動的に行うことができないため、基地局との通信により位置登録を行っている。すなわち、ロケーションエリア変更を検知した場合に、携帯電話機は自機内の位置情報を更新するとともに、ネットワークへ通知する。
第2のケースにおける携帯電話機では、基地局との通信により、位置登録の更新のためにネットワークに対してアクセスを試みるが、上述したとおり、ネットワーク側で認証が成立しないので、ネットワークより認証が成立しない(位置情報が登録できない)旨が通知される。この通知は、基地局からの間欠受信のタイミングで行われる。
したがって、第2のケースでは、自機の端末IDの位置情報が登録できないという通知を基地局から受信するので、自機の契約状態をチェックすることが可能となる。
すなわち、この通知を受信した場合には、たとえばプログラム領域61に記憶される契約データフラグ(たとえば、「1」:契約あり,「0」:契約なし)を「0」として、主制御部70がこの契約データフラグをチェックするように構成すれば、契約状態の有無を判断することができる。
ステップST15:
プログラム領域61の契約データフラグをチェックした結果、契約が終了したと判断した場合は、主制御部70は、制御モードを通常モードからアプリケーション専用モードに切替える。
アプリケーション専用モードに切替えられると、以後、ユーザが電源オフして再度電源オンすると、主制御部70は制御モードをアプリケーション専用モードとして、携帯電話機1を動作させる。
具体的には、アプリケーション起動フラグ(たとえば、「1」:アプリケーション起動する,「0」:アプリケーション起動しない)を用意し、本ステップST15にて、アプリケーション起動フラグを「1」に設定し、電源起動時にシステムをイニシャライズする際に、主制御部70がこのアプリケーション起動フラグを常にチェックする。
そして、前段のステップST14にて、契約データフラグが「0」(契約なし)となっており、電源起動時のシステムのイニシャライズ中にこの契約データフラグもチェックする結果、契約が終了していることがわかるので、上記アプリケーション起動フラグおよび契約データフラグの両方をチェックすることにより、主制御部70は、制御モードを通常モードからアプリケーション専用モードへ移行させる。
無線通信を行う可能性がないアプリケーション専用モードにおいては、無線通信のためのユーザインタフェースを考慮する必要がないため、アプリケーションに特化したユーザインタフェースを構築できる。具体的には、以下に説明するようにユーザインタフェースが改善される。
通常、ユーザがカメラ付き携帯電話機などの携帯電話機により、カメラ機能のアプリケーションを動作させようとした場合、以下のようなステップが必要になる。
すなわち、
ステップ1:電源の起動(電源キーの押下)
ステップ2:待ち受け画面(発着信などの無線通信が可能な状態)
ステップ3:メニュー画面(ファンクションキーの押下)
ステップ4:カメラモード選択(上下左右キーの押下)
ステップ5:カメラモード起動(シャッターボタン14を操作すれば撮影可能な状態)といったステップが必要になる。
アプリケーション専用モードでは、上記ステップを以下のとおり簡略化し、カメラ機能のアプリケーションに特化したユーザインタフェースとする。
すなわち、
ステップ1:電源の起動(電源キーの押下)
ステップ2:カメラモード起動(プレビューが内部液晶表示部16に表示され、シャッターボタン14を操作すれば撮影可能な状態)
といったステップで済むので、ユーザにとっては、操作部17の電源キーを押下するだけで、すぐにカメラ撮影を開始することができ、携帯電話機1の操作性(ユーザインタフェース)が向上する。
ステップST16:
データ領域63の契約データフラグをチェックした結果、端末契約中であると判断した場合は、主制御部70は、制御モードを通常モードからアプリケーション優先モードに切替える。
アプリケーション専用モードに切替えられると、以後、ユーザが電源オフして再度電源オンすると、主制御部70は、制御モードをアプリケーション優先モードとして、携帯電話機1を動作させる。
具体的には、ステップST15で述べたアプリケーション起動フラグ(たとえば、「1」:アプリケーション起動する,「0」:アプリケーション起動しない)を、ステップST15同様、「1」に設定し、電源起動時にシステムをイニシャライズする際に、アプリケーション起動フラグを常にチェックする。
そして、前段のステップST14にて、契約データフラグが「1」(契約あり)となっているため、電源起動時のシステムのイニシャライズ中にこの契約データフラグもチェックする結果、通話契約中であることがわかるので、上記アプリケーション起動フラグおよび契約データフラグの両方をチェックすることにより、主制御部70は、制御モードを通常モードからアプリケーション優先モードへ移行させる。
アプリケーション優先モードにおいては、上述したアプリケーション専用モードと同様に、アプリケーション(カメラ撮影機能)に対するユーザインタフェース性能が向上する。
すなわち、
ステップ1:電源の起動(電源キーの押下)
ステップ2:カメラモード起動(シャッターボタン14を操作すれば撮影可能な状態)により、電源キーを押下するとアプリケーションが優先され、待ち受け画面ではなくプレビューが内部液晶表示部16に表示されて、すぐにカメラ撮影を開始することが可能となる。
さらに、アプリケーション優先モードにおいては、端末契約中であり無線通信が可能であるため、カメラのアプリケーションプログラムが実行中であっても、送受信が可能となる。つまり、アプリケーションプログラムが実行中でも、操作部17が操作されれば発呼(電話)できる状態となり、また、アプリケーションプログラムが実行中に着信された場合でも、アプリケーションプログラムを終了または中断して着信に対して応答することができる。
以上説明したように、本実施形態における携帯電話機1によれば、通常の待ち受け状態である通常モードの状態でユーザが所定のキーを押下(操作)し、ロックナンバーが認証されると、通話契約中でない場合は、たとえばカメラ撮影機能に特化したアプリケーション専用モードへ移行し、通話契約中の場合は、アプリケーションを優先しつつ無線通信も可能なアプリケーション優先モードへ移行する。
携帯電話機1の電源を起動した際に、アプリケーション専用モードの場合は、プレビューが表示画面上に表示され、すぐに撮影可能な状態となり、また、アプリケーション優先モードの場合は、プレビューが表示画面上に表示され、すぐに撮影可能な状態となると同時に通話機能も確保されているので、カメラ撮影機能に対するユーザインタフェース性能が向上する。
特に、通話契約終了後は無線通信機能を考慮する必要がないので、アプリケーション専用端末として、ユーザインタフェース性能の向上効果が大きい。
本発明は、上記実施形態で説明した内容に拘泥せず、様々な変更が可能である。
たとえば、上記実施形態ではアプリケーションとしてカメラ撮影機能の場合を説明したが、他にアプリケーションとして音楽再生機能やゲーム機能も考えられる。
また、このような複数のアプリケーションの中から、アプリケーション専用モードやアプリケーション優先モードにおいて電源起動時に実行されるアプリケーションを選択するには、たとえば、図4におけるステップST13のロックナンバー入力後に、アプリケーション選択画面を設けて、ユーザによりアプリケーションを選択させるステップを設けるように主制御部70を構成すればよい。
第2の実施形態
本実施形態における携帯電話機の構成は、第1の実施形態において説明した携帯電話機1と同一であるが、アプリケーション専用モードにおけるメモリの割り付け処理に特徴がある。
なお、本発明における無線通信装置は、本実施形態における携帯電話機1に対応する。 本発明における入力手段は、本実施形態における操作部17に対応する。
本発明における無線通信手段は、本実施形態における無線部50に対応する。
本発明における制御手段は、本実施形態における主制御部70に対応する。
本発明における記憶手段は、本実施形態におけるプログラム領域61とプログラム領域62に対応する。
本発明における第1のデータ領域は、本実施形態におけるプログラム領域62に対応する。
本発明における第2のデータ領域は、本実施形態におけるプログラム領域61に対応する。
上述したとおり、アプリケーション専用モードにおいては、すでにユーザが契約を解除しているため、無線通信を行うことができない。したがって、通話やメールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ等の無線通信に必要な制御プログラムが記憶されるプログラム領域62は、アプリケーション専用モードでは利用することができない。
また、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳等が記憶されるデータ領域63についても、これらのデータについては、カメラ機能のアプリケーションプログラムの実行に必要なデータではないため、アプリケーション専用モードでは保存しなくてもよいデータである。
したがって、端末契約中に無線通信のために使用していたプログラム領域62を、たとえばカメラ等のアプリケーションプログラムの実行により生成されたデータ(画像データなど)の保存領域として端末契約後に利用することができれば、ユーザがより多くの画像データを保存させることができるので、契約解除後の端末の利用範囲を広げることが可能となる。
以上の観点から、本実施形態における携帯電話機1は、アプリケーション専用モードにおいて、契約中の携帯電話機1のメモリの割り付けを契約解除後に変更することで、アプリケーションに割り当てるメモリ領域を拡大するものである。
図5は、アプリケーション専用モードにおけるメモリ構造を説明するための図である。 本実施形態においては、図4で説明したようにユーザが所定のキーを押下(操作)してロックナンバーが認証されると、契約中でない場合は、アプリケーション専用モードへ移行する(図4のステップST15)。その際、主制御部70は、図5に示すとおり、プログラム領域62およびデータ領域63を新たなデータ領域64として、アプリケーションで生成されたデータを格納する領域として割り当てる。
具体的には、アプリケーションプログラムを格納するプログラム領域61に、アプリケーション(カメラ撮影機能)の実行により生ずる画像データを格納するためのメモリ内のアドレスを指定する領域指定情報が含まれており、アプリケーション専用モードへ移行すると、主制御部70は、この領域指定情報をプログラム領域62を含むように変更する。これにより、アプリケーションの実行により生じたデータを、データ領域63だけでなく、プログラム領域62にも格納することが可能となる。
この場合、たとえば発着信履歴データ,電話帳データや発着信のプログラムデータなどのプログラム領域62に格納するデータを、アプリケーション専用モードに移行した場合にはすぐに消去して、アプリケーション専用データ(カメラの画像データ)を格納するエリアとして割り付けるように構成してもよいし、また、アプリケーション専用データ(カメラの画像データ)を格納するエリアとして開放し、生成される画像データに応じて上書きしていくように構成してもよい。
プログラム領域62に含まれるデータは、上述したとおり、消去または上書きされる可能性があるので、第1の実施形態で説明した契約データフラグやアプリケーションフラグといった制御モード選択情報は、本実施形態においては、プログラム領域61に含める必要がある。これにより、主制御部70は、プログラム領域61に格納される制御モード選択情報に基づいて、電源起動時に制御モード(アプリケーション専用モードまたはアプリケーション優先モード)を適切に選択することができる。
図5に示すとおり、アプリケーション専用モードへ移行しても、画面制御やカメラ制御等のプログラムデータが格納されるプログラム領域61に変更はなく、また、無線処理を行う必要がないので、無線部50と主制御部70とは切り離されたと考えることができる。
以上説明したように、本実施形態における携帯電話機によれば、ユーザが所定のキーを押下(操作)し、ロックナンバーが認証されると、契約中でない場合はアプリケーション専用モードへ移行し、アプリケーション専用モードにおいては、携帯電話機内のメモリの割り付けを変更することにより、発着信プログラム等の無線通信に必要なプログラムやデータを格納した領域をカメラ等のアプリケーションプログラムにより生成されるデータ(たとえば、画像データ)を格納するために指定可能とするので、以下の効果がある。
すなわち、ユーザは、携帯電話機の通話契約解除後において、アプリケーション専用端末として、無線通信に必要なプログラムやデータを格納した領域にもカメラで撮影したデータ(画像データ)を格納することができるので、契約中の場合と比較して、より多くの画像データを格納することができ、アプリケーション専用端末としての機能が向上する。
本発明は、上記実施形態で説明した内容に拘泥せず、様々な変更が可能である。
たとえば、アプリケーションとしてカメラ撮影機能の場合を説明したが、他にアプリケーションとして音楽再生機能やゲーム機能も考えられる。こういった複数のアプリケーションを有する場合には、制御モード移行前に、あらかじめユーザに電源投入時に実行すべきアプリケーションを設定させることが好ましい。
また、バックアップデータとしての電話帳データや送受信メール履歴など、ユーザによっては通話契約解除後にも保存しておきたいデータもあり得るので、ユーザに発着信プログラム等の無線通信に必要なプログラムやデータを格納した領域(プログラム領域62とデータ領域63)のなかで、ユーザが保存しておきたいデータと保存する必要がないデータを選択できるように、構成してもよい。
携帯電話機が閉じられた状態を示す図である。 携帯電話機が開かれた状態を示す図である。 携帯電話機の内部ブロック図である。 本発明に係る携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯電話機のカメラ専用モードにおける内部ブロック図である。
符号の説明
1…携帯電話機
10…本体ケース
11…カメラレンズ
12…フラッシュ用ライト
13…外部液晶表示部
14…シャッターボタン
15…送受信アンテナ
16…内部液晶表示部
17…操作部
50…無線部
61,62…プログラム領域
63,64…データ領域
70…主制御部
71…画面制御部
72…カメラ制御部
73…キー操作部
74…カード制御部。

Claims (7)

  1. 複数のキーを含む入力手段と、
    無線通信を行う無線通信手段と、
    表示手段と、
    電源投入したときに前記表示手段に表示させる画面として待ち受け画面を表示させる通常モードと、電源投入したときに前記無線通信に依存しないアプリケーションを起動すると共に、前記表示手段の表示画面として前記アプリケーションに対応する画面を表示するアプリケーションモードとを有し、
    前記入力手段により所定の入力操作が行われると、前記通常モードから前記アプリケーションモードに移行する制御手段と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記アプリケーションモードは、
    無線通信および前記無線通信に依存しないアプリケーションの両方を実行可能なアプリケーション優先モードと、前記アプリケーションのみを実行可能なアプリケーション専用モードの二つの制御モードを有することを特徴とする
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 通話契約に関する登録情報をさらに有し、
    前記制御手段は、
    前記通話契約に関する登録情報に応じて、電源起動時に実行する前記二つの制御モードのいずれかを選択することを特徴とする
    請求項2記載の無線通信装置。
  4. 複数のキーを含む入力手段と、
    無線通信を行う無線通信手段と、
    前記無線通信に依存しないアプリケーションのみを実行可能なアプリケーション専用モードを有し、前記複数のキーのうちの所定のキーの操作に応じて、前記アプリケーション専用モードを、電源起動時に実行する一の制御モードとして選択可能とする制御手段と、 前記無線通信に要するデータである第1のデータと前記アプリケーションの実行に要するデータである第2のデータを格納する記憶手段と
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記アプリケーション専用モード時には、前記記憶手段が前記第1のデータを格納する領域の少なくとも一部を、前記アプリケーションの実行により生じたデータを格納するために指定可能とすることを特徴とする
    無線通信装置。
  5. 前記記憶手段は、データ格納領域を少なくとも2以上有し、
    前記制御手段は、
    前記第1のデータを第1のデータ領域に格納し、前記第2のデータを第2のデータ領域に格納することを特徴とする
    請求項4記載の無線通信装置。
  6. 前記第2のデータは、前記アプリケーションの実行により生じたデータを格納する領域を指定する領域指定情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記領域指定情報に基づいて、アプリケーション専用モードの場合には、前記第1のデータ領域を指定可能とすることを特徴とする
    請求項5記載の無線通信装置。
  7. 前記第2のデータは、制御モード選択情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記所定のキーの操作がされると、前記制御モード選択情報に基づいて、前記アプリケーション専用モードを、電源起動時に実行するか否かを選択することを特徴とする
    請求項4記載の無線通信装置。
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