以下に本件発明の実施形態を説明する。実施形態と、請求項との関係はおおむね次のようなものである。
実施形態1は、主に、請求項1について説明している。
実施形態2は、主に、請求項2について説明している。
実施形態3は、主に、請求項3について説明している。
実施形態4は、主に、請求項4について説明している。
実施形態5は、主に、請求項5について説明している。
実施形態6は、主に、請求項6について説明している。
実施形態7は、主に、請求項7について説明している。
実施形態8は、主に、請求項8について説明している。
実施形態9は、主に、請求項9について説明している。
実施形態10は、主に、請求項10について説明している。
実施形態11は、主に、請求項11について説明している。
実施形態12は、主に、請求項12について説明している。
実施形態13は、主に、請求項13について説明している。
実施形態14は、主に、請求項14について説明している。
実施形態15は、主に、請求項15について説明している。
実施形態16は、主に、請求項16について説明している。
実施形態17は、主に、請求項17について説明している。
実施形態18は、主に、請求項18について説明している。
実施形態19は、主に、請求項19について説明している。
実施形態20は、主に、請求項20について説明している。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概念>
以下に、実施形態1のカラオケシステムの概念を説明する。
図21に示すのは、実施形態1のカラオケシステムの概念を示すシステム構成図の一例である。カラオケシステムは、複数のカラオケ店舗を有しており、全国各地のカラオケ店舗1、2、・・・、Nがインターネットを介してカラオケチャットサーバ装置と接続されている。
図22に示すのは、カラオケ店舗のシステム構成図の一例である。各カラオケ店舗は、複数のカラオケルームA、・・・、Nを有しており、ルータに接続されることにより、インターネットを介してカラオケチャットサーバ装置と接続される。
図23に示すのは、カラオケルームのシステム構成図の一例である。各カラオケルームは、複数のカラオケチャット端末装置、カラオケ装置、マイク・スピーカ、キーボード・ディスプレイ等を有している。カラオケチャット端末装置はルータに接続されることにより、インターネットを介してカラオケチャットサーバ装置と接続される。
実施形態1のカラオケシステムは、例えば、カラオケ店舗1内のカラオケルームAの利用者は、カラオケチャット端末装置Aがカラオケ店舗1内にあるルータに接続されることにより、インターネットを通じてカラオケチャットサーバ装置に接続される。その後、多数の同じ店舗内のカラオケルームB、・・・、Nあるいは他のカラオケ店舗2、・・・、Nのカラオケルームのカラオケチャット端末装置と接続されることによりカラオケルームの利用者はチャットサービスを利用できる。また、カラオケルームで歌った歌声をカラオケチャットサーバ装置に送信し、登録することもできるし、カラオケ店舗に設置されているCD(Compact Disc)製作機に転送し、料金精算時にそのCDを受け取ることもできる。
<構成要件の明示>
図1に示すのは、実施形態1のカラオケシステム0100の機能ブロック図である。
実施形態1のカラオケシステムは、カラオケ装置0101と、カラオケチャット端末装置0102と、カラオケチャットサーバ装置0103と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0104からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0105と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0106と、チャット情報入力部0107と、第一他チャット情報出力部0108と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0109と、第二他チャット情報出力部0110と、からなる。
なお、カラオケ装置とカラオケチャット端末装置はカラオケルーム内に一組設置されるのが一般的である。また、カラオケ店舗は、複数のカラオケルームで構成されるのが一般的である。図1においては、紙面の都合上、カラオケ装置とカラオケチャット端末装置のセットを一組しか記載していないが、本件発明は、複数のカラオケ装置とカラオケチャット端末装置のセット(カラオケ装置A、カラオケチャット端末装置A、カラオケ装置B、カラオケチャット端末装置B、・・・、カラオケ装置N、カラオケチャット端末装置N)で構成されている。
<構成の説明>
<カラオケ装置>
以下に、実施形態1のカラオケ装置の構成要件について説明する。
(カラオケ装置)
カラオケ装置は、マイク、スピーカ、アンプ、カラオケチャット端末装置などに接続される。また、カラオケ音楽データや、人の声のマイクからの入力データを入力したり、保持したりすることができる。
(第一カラオケ歌声演奏情報出力部)
第一カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ音楽データと、人の声のマイクからの入力データと、に基づいた情報であるカラオケ歌声演奏情報を出力する。第一カラオケ歌声演奏情報出力部から出力された、カラオケ歌声演奏情報は、カラオケチャット端末装置のカラオケ歌声演奏情報入力部に入力される。ここで「カラオケ音楽データ」とは、歌詞を含まないメロディーのみの楽曲のことをいう。また「人の声のマイクからの入力データ」とは、カラオケ利用者が、「カラオケ音楽データ」を伴奏にして、その歌の歌詞を歌った音声データのことをいう。さらに「カラオケ歌声演奏情報」とは、「カラオケ音楽データ」と「人の声のマイクからの入力データ」を合成した情報であってもよいし、別々に管理される情報であってもよい。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態1のカラオケチャット端末装置の構成要件について説明する。
(カラオケチャット端末装置)
カラオケチャット端末装置は、カラオケ装置からカラオケ歌声演奏情報を入力する。一例として、カラオケ装置から入力されたカラオケ歌声演奏情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信され、登録される。また、カラオケ歌声演奏情報は、カラオケ店舗内のLAN(Local Area Network)を通じて、CD製作機に転送される。
さらに、カラオケチャット端末装置は、チャット情報を入力する。入力されたチャット情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信される。
(カラオケ歌声演奏情報入力部)
カラオケ歌声演奏情報入力部は、カラオケ装置の第一カラオケ歌声演奏情報出力部から出力されるカラオケ歌声演奏情報を入力する。カラオケ歌声演奏情報入力部に入力されたカラオケ歌声演奏情報は、第二カラオケ歌声演奏情報出力部に出力される。
(第二カラオケ歌声演奏情報出力部)
第二カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ歌声演奏情報入力部に入力されたカラオケ歌声演奏情報を出力する。一例として、出力されたカラオケ歌声演奏情報はカラオケ店舗に設置してあるスピーカから音声として出力されるのみならず、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信される。さらに、一例として、出力されたカラオケ歌声演奏情報はカラオケ店舗内のLANを通じて、CD製作機に転送され、CDが製作される。
(チャット情報入力部)
チャット情報入力部は、チャット情報を入力する。ここで「チャット情報」とは、文字データ(例えばテキストデータ)、音声データ、映像データなどのことをいう。
(第一他チャット情報出力部)
第一他チャット情報出力部は、他のカラオケチャット端末装置からのチャット情報をカラオケチャットサーバ装置から入力し、そのチャット情報を含む他チャット情報を出力する。ここで「他のカラオケチャット端末装置」とは、インターネットに接続された、自分が利用しているカラオケチャット端末装置以外のチャット相手が利用しているカラオケチャット端末装置のことをいい、遠隔のカラオケ店舗のカラオケチャット端末装置であってもよいし、同じカラオケ店舗内の他カラオケルームのカラオケチャット端末装置であってもよい。このまた「他チャット情報」とは、自分とチャット相手とのチャットの内容を示す情報のことをいう。なお、他チャット情報はカラオケチャット端末装置に接続された表示装置、スピーカなどに出力される。また、上記「他」の中には自分を含む場合もある。
<カラオケチャットサーバ装置>
以下に、実施形態1のカラオケチャットサーバ装置の構成要件について説明する。
(カラオケチャットサーバ装置)
カラオケチャットサーバ装置はインターネットに接続される。カラオケチャットサーバ装置は、インターネットを介してカラオケチャットサーバ装置に接続されている複数のカラオケチャット端末装置を管理し、接続要求のあったカラオケチャット端末装置同士を接続して、チャットができるようにする。また、カラオケチャット端末装置から送信されたカラオケ歌声演奏情報を登録する。カラオケチャットサーバ装置は、一例として、イベント企画会社やポータルサイト運営会社などによって運営される。
(チャット情報取得部)
チャット情報取得部は、複数のカラオケチャット端末装置から出力されたチャット情報を取得する。取得されたチャット情報は、第二他チャット情報出力部に転送される。
(第二他チャット情報出力部)
第二他チャット情報出力部は、複数のカラオケチャット端末装置に対してチャット情報取得部で取得したチャット情報を取得し、他チャット情報として出力する。出力された他チャット情報は、インターネットを経由して、カラオケチャット端末装置の第一他チャット情報出力部に入力される。ここで「チャット情報」は、一例として、インターネットを介して、VoIP(Voice Over Internet Protocol)などで送信することができる。
<具体的サービスに基づく説明>
(カラオケ歌声演奏情報登録サービス)
以下に、カラオケ歌声演奏情報登録サービスについて説明する。
例えば、カラオケルームの利用者がカラオケ装置に接続されているマイクを用いて、カラオケ音楽の伴奏に従って、歌を歌うと、カラオケ歌声演奏情報が生成される。生成されたカラオケ歌声演奏情報は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部からカラオケ装置に接続されたカラオケチャット端末装置のカラオケ歌声演奏情報入力部に転送され、さらに第二カラオケ歌声演奏情報出力部に入力される。第二カラオケ歌声演奏情報出力部に入力されたカラオケ歌声演奏情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信され、登録される。登録されたカラオケ歌声演奏情報は、イベント企画会社やポータルサイト運営会社、オーディション企画会社などによって、運営・管理され、さまざまなサービスに利用される。
(チャットサービス)
以下に、チャットサービスについて説明をする。
一例として、カラオケ店舗1のカラオケルームAの利用者Aと、カラオケ店舗2のカラオケルームPの利用者Pがチャットをする場合を考える。利用者Aはカラオケチャット端末装置Aからカラオケ店舗1のルータ1からインターネットを経由して、カラオケチャットサーバ装置に接続し、チャットサービス要求をする。同様に利用者Pはカラオケチャット端末装置Pからカラオケ店舗2のルータ2からインターネットを経由して、カラオケチャットサーバ装置に接続し、チャットサービス要求をする。カラオケチャットサーバ装置は、各カラオケ店舗の利用者らの情報をチャットサービス運営サイトのウェブページに転送する。ウェブページ上の情報を基に利用者A、Pは、チャットをしたい相手を選択し、チャットを開始する。この場合利用者Aと利用者Pはお互いを選択する。その後、カラオケルームAのカラオケチャット端末AとカラオケルームPのカラオケチャット端末Pとが接続されて、利用者Aと利用者Pのチャットが可能となる。
なお上記の説明では1対1のチャットの場合について説明したが、実施形態1の発明は、それに限定されるものではない。利用者は、自分たちの情報を、他のチャットサービス利用者の中から、性別・年代・地域・カラオケ店・ルームNOにより選択した複数の組に公開し、チャットをすることができる。
また、チャット相手に、カラオケ歌声演奏情報登録サービスで登録したカラオケ歌声演奏情報を公開することにより、お互いの歌声を聴くことも可能である。
(CD製作サービス:歌声録音)
以下に、CD製作サービスについて説明する。
カラオケルームの利用者がカラオケ店舗のカラオケシステムを利用し、自分の歌声を録音し、カラオケ店舗内のLANを通じてカラオケ店舗に設置してあるCD製作機に転送し、CDを製作するサービスである。
例えば、カラオケルームの利用者がカラオケ装置に接続されているマイクを用いて、カラオケ音楽の伴奏に従って、歌を歌うと、カラオケ歌声演奏情報が生成される。生成されたカラオケ歌声演奏情報は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部からカラオケ装置に接続されたカラオケチャット端末装置のカラオケ歌声演奏情報入力部に転送され、さらに第二カラオケ歌声演奏情報出力部に入力される。第二カラオケ歌声演奏情報出力部に入力されたカラオケ歌声演奏情報は、カラオケ店舗に接続されたLANを経由してカラオケ店舗に設置してあるCD製作機に転送されCDが製作される。
CD製作サービスでは、歌っている歌声をCDに録音することのみならず、プレビュー機能で実際にCDへ書き込まれる歌声を確認することができる。この歌声の確認は、カラオケ歌声演奏情報がカラオケチャット端末装置に転送された段階で行う。そうすれば気にいる歌声ができるまで何度でも取り直しが可能である。出来上がったCDは精算時に受け取れる。出来上がったCDはCDプレーヤーのみならずパソコンで再生することも可能である。
<処理の流れ>
以下に、実施形態1の処理の流れを説明する。
(カラオケ歌声演奏情報の処理の流れ)
図24に示すのは、カラオケ歌声演奏情報の処理の流れを示す図である。
まず、第一カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ音楽データと、人の声のマイクからの入力データと、に基づいた情報であるカラオケ歌声演奏情報を出力する(ステップS2401)。
次に、カラオケ歌声演奏情報入力部は、カラオケ装置の第一カラオケ歌声演奏情報出力部から出力されるカラオケ歌声演奏情報を入力する(ステップS2402)。次に、第二カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ歌声演奏情報入力部からカラオケ歌声演奏情報を入力する(ステップS2403)。次に、第二カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ歌声演奏情報を出力する(ステップS2404)。
(チャット情報の処理の流れ)
図25に示すのは、チャット情報の処理の流れを示す図である。
チャット情報入力部は、チャット情報を入力する(ステップS2501)。次に、チャット情報取得部は、複数のカラオケチャット端末装置のチャット情報入力部から出力されたチャット情報を取得する(ステップS2502)。次に、第二他チャット情報出力部は、複数のカラオケチャット端末装置に対してチャット情報取得部で取得したチャット情報を他チャット情報として、カラオケチャット端末装置の第一他チャット情報出力部に対して出力する(ステップS2503)。次に、第一他チャット情報出力部は、カラオケチャットサーバ装置の第二他チャット情報出力部から他チャット情報を入力する(ステップS2504)。次に、第一他チャット情報出力部は、他のカラオケチャット端末装置からのチャット情報を含む他チャット情報を表示装置などに出力する(ステップS2505)。
<実施形態1の効果の簡単な説明>
実施形態1のカラオケシステムによれば、インターネットを活用したチャットで全国のカラオケ店舗利用者と対話することができ、またお互いの歌も聴くことができるので、親睦を図り、コミュニケーションの場を提供することができる。
また、カラオケ店舗で利用者が歌を歌う姿を録音しCD製作すること及びサーバに登録できるようにすることで利用者の興味を増大することができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概念>
実施形態2のカラオケシステムは、さらに、映像情報取得部と、第一映像情報出力部とを有するカメラ装置を有し、カラオケチャット端末装置は、第一映像情報出力部から出力された映像情報を入力するための映像情報入力部と、映像情報入力部から入力された映像情報を出力する第二映像情報出力部と、を有する実施形態1に記載のカラオケシステムに関する。カメラ装置をさらに有する以外は実施形態1と同様なので、その相違点について述べる。
図26に示すのは、実施形態2のカラオケルームのシステム構成図の一例である。各カラオケルームは、複数のカラオケチャット端末装置、カラオケ装置、カメラ装置、マイク・スピーカ、キーボード・ディスプレイ等を有している。カラオケチャット端末装置はルータに接続されることにより、インターネットを介してカラオケチャットサーバ装置と接続される。
実施形態2のカラオケシステムは、一例として、カラオケルームで歌った歌声を映像付でカラオケチャットサーバ装置に送信し、登録することもできるし、カラオケ店舗に設置されているDVD(Digital Versatile Disc)製作機に転送し、料金精算時にその映像付歌声を録音・録画したDVDを受け取ることもできる。
<構成要件の明示>
図2に示すのは、実施形態2のカラオケシステム0200である。
実施形態2のカラオケシステムは、カラオケ装置0201と、カラオケチャット端末装置0202と、カラオケチャットサーバ装置0203と、カメラ装置0204と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0205からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0206と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0207と、チャット情報入力部0208と、第一他チャット情報出力部0209と、映像情報入力部0210と、第二映像情報出力部0211と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0212と、第二他チャット情報出力部0213と、からなる。
カメラ装置は、映像情報取得部0214と、第一映像情報出力部0215と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態2のカラオケチャット端末装置の構成要件について説明する。
カラオケ歌声演奏情報入力部、第二カラオケ歌声演奏情報出力部、チャット情報入力部、第一他チャット情報出力部については、実施形態1と同様なので説明を省略する。
(カラオケチャット端末装置)
カラオケチャット端末装置は、カラオケ装置からカラオケ歌声演奏情報を、カメラ装置から映像情報を入力する。一例として、カラオケ装置から入力されたカラオケ歌声演奏情報やカメラ装置から入力された映像情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信され、登録される。また、カラオケ歌声演奏情報や映像情報は、カラオケ店舗内のLAN(Local Area Network)を通じて、カラオケ店舗内に設置されたDVD製作機に転送される。
さらに、カラオケチャット端末装置は、チャット情報を入力する。入力されたチャット情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信される。
映像情報をカメラ装置から取得することが実施形態2の特徴である。
(映像情報入力部)
映像情報入力部は、カメラ装置の第一映像情報出力部から出力された映像情報を入力する。入力した映像情報は第二映像情報出力部に出力される。
(第二映像情報出力部)
第二映像情報出力部は、映像情報入力部から入力された映像情報を出力する。一例として、出力された映像情報は、インターネットを通じてカラオケチャットサーバ装置に送信される。さらに、出力された映像情報はカラオケ店舗内のLANを通じて、カラオケ店舗内に設置されたDVD製作機に転送され、DVDが製作される。
<カメラ装置>
以下に、実施形態2のカラオケチャット端末装置の構成要件について説明する。
(カメラ装置)
カメラ装置は、静止画映像と動画映像のどちらでも撮影することが可能である。
(映像取得部)
映像情報取得部は、カラオケルーム内に設置されたCCDカメラなどにより、カラオケを歌っているときの映像情報などを取得する。CCDカメラの位置は手動で動かすこともできるし、リモコンを使用して動かすこともできるし、カラオケチャット端末装置からの操作によって動かすこともできる。また、インターネットを介して、チャットしている相手がカメラを動かすことも可能である。
(第一映像情報出力部)
第一映像情報出力部は、映像情報取得部から出力された映像情報を入力する。入力された映像情報は、カラオケチャット端末装置に送信される。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態2の発明は、実施形態1で説明したカラオケ歌声演奏情報登録サービス、チャットサービス、DVD製作サービス(歌声録音)に加えて下記のサービスを有する。
(映像情報登録サービス)
以下に、映像情報登録サービスについて説明する。
例えば、カラオケルームに設置してあるカメラ装置は、カラオケルームの利用者の映像情報を取得する。取得された映像情報は、カメラ装置に接続されたカラオケチャット端末装置に転送される。カメラ装置から転送された映像情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信され、登録される。登録された映像情報は、イベント企画会社やポータルサイト運営会社、オーディション企画会社などによって、運営・管理され、さまざまなサービスに利用される。
なお、カラオケ歌声演奏情報と同期を取ることにより、映像付カラオケ歌声演奏情報を生成することも可能である。
(ウェブカム放送)
以下に、ウェブカム(ウェブカメラ)放送の説明をする。
ウェブカム放送においては、利用者は、映像情報登録サービスで登録された自分たちの映像をインターネット上に公開することによって、一般のPCユーザに公開して、その公開サイトにアクセスした一般のPCユーザとチャットができる。
図28に示すのは、ウェブカム放送の一例を示す図であって、インターネット上から上記公開サイトにアクセスした一般のPCユーザがカラオケルームの利用者とチャットをしているところを示している。
(DVD製作サービス:映像録画)
以下に、DVD製作サービス(映像録画)について説明する。
カラオケルームの利用者がカラオケ店舗のカラオケシステムを利用し、自分の映像を録画し、カラオケ店舗内のLANを通じてカラオケ店舗に設置してあるDVD製作機に転送し、DVDを製作するサービスである。
例えば、カラオケルームの利用者がカメラ装置を用いて、映像情報を取得する。取得された映像情報は、映像情報取得部で取得され、第一映像情報出力部に入力される。入力された映像情報は、カメラ装置に接続されたカラオケチャット端末装置の映像情報入力部に転送される。転送された映像情報は、第二映像情報出力部に転送され、カラオケチャット端末装置からカラオケ店舗に接続されたLANを経由してカラオケ店舗に設置してあるDVD製作機に転送されDVDが製作される。
DVD製作サービス(映像録画)では、歌っている音声付映像をDVDに録画・録音することができる。プレビュー機能で実際にDVDへ書き込まれる音声付映像を確認することができる。この音声付映像の確認は、映像情報がカラオケチャット端末装置に転送された段階で行う。気にいる音声付映像ができるまで何度でも取り直しが可能である。出来上がったDVDは精算時に受け取れる。出来上がったDVDはDVDプレーヤーのみならずパソコンで再生することも可能である。
図29に示すのは、DVD製作サービスを利用して歌っている音声付映像をDVDに録画・録音する場合の入力画面の一例である。
(フォトメールサービス)
以下に、フォトメールサービスについて説明する。
フォトメールサービスは、カラオケシステム利用者がシステムを利用して自分の姿を撮影した後、電子メールで転送するサービスである。
例えば、カラオケルームの利用者がカメラ装置を用いて、映像情報(写真)を取得する。取得された映像情報(写真)は、映像情報取得部で取得され、第一映像情報出力部に入力される。入力された映像情報(写真)は、カメラ装置に接続されたカラオケチャット端末装置の映像情報入力部に転送される。転送された映像情報(写真)は、第二映像情報出力部に転送され、カラオケチャット端末装置からパソコンへメール送信することができる。写真を友達に瞬時に送ることも可能である。また、撮影した写真を携帯電話に送信することもできる。送信した画像は、携帯の待受画面などに利用することもできる。
図30に示すのは、フォトサービスを利用して撮影した写真をメール送信する場合の入力画面の一例である。
(カラオケオーディションサービス)
以下に、カラオケオーディションサービスの説明をする。
カラオケルーム利用者は、自分の歌っている映像を録画し、カラオケチャット端末装置からインターネット経由で、カラオケチャットサーバ装置に送信する。送信された情報は、オーディションサイトに登録される。
例えば、カラオケルームに設置してあるカメラ装置は、カラオケルームの利用者の映像情報を取得する。取得された映像情報は、カメラ装置に接続されたカラオケチャット端末装置に転送される。カメラ装置から転送された映像情報は、カラオケ店舗に設置されたルータを経由して、インターネットに接続されたカラオケチャットサーバ装置に送信され、オーディションサイトに登録される。オーディションサイトに登録された映像は、サービス利用者が利用するだけでなく、大手レーベル会社などとの提携により、実際に大手レーベル会社のオーディションを受けることができる。
なお、プレビュー機能で、実際にオーディションサイトへ登録される映像を確認することができる。気にいる映像ができるまで何度でも撮り直しが可能となる。
図31に示すのは、カラオケルーム利用者がカラオケオーディションサイトに登録する際に入力する入力画面の一例である。
図32に示すのは、カラオケオーディションサイトの画面の一例である。
図33に示すのは、図32のカラオケオーディションサイトの画面の中から登録者の写真部分を拡大したものである。
<その他の例:ビデオチャット>
カラオケシステム利用者がシステムを利用してカラオケチャット端末装置からインターネットに接続し、カラオケチャットサーバ装置にチャットサービス要求をすれば、カラオケチャットサーバ装置は、各カラオケ店舗の利用者らの情報をチャットサービス運営サイトのウェブページに転送する。ウェブページ上の情報を基にカラオケ利用者は、チャットをしたい相手を選択し、チャットを開始する。その後、カラオケルームのカラオケチャット端末同士が接続されてビデオチャットが可能となる。画像情報はカラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続された表示装置にディスプレイされ、お互いの歌っている様子を見ながら楽しむことができる。また、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたキーボードなどの入力装置から文字情報(テキストデータなど)を入力し、画像を見ながらチャットすることもできる。また、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたマイクなどの入力装置から音声情報を入力し、画像を見ながら音声チャットすることもできる。なお利用者は、自分たちの映像を、他のチャットサービス利用者の中から、性別・年代・地域・カラオケ店・ルームNOにより選択した1組のみに公開し、お互いの映像を見ながらチャットをすることができる。新宿店のカラオケ店舗のあるカラオケルームの女性グループと、渋谷店のカラオケ店舗のあるカラオケルームの男性グループが1対1でビデオチャットすることも可能である。また、自分たちの映像をインターネット上に公開することによって、他の複数のサービス利用者(例えば最大5組)が同時に、そのライブ映像を見ることができる。またその5組の利用者とチャットをすることができる。さらに、利用者は、自分のカラオケルームのライブカメラだけでなく、インターネット経由で相手のライブカメラを自由に動かすことも可能である。
<実施形態2の効果の簡単な説明>
実施形態2のカラオケシステムによれば、インターネットを活用した映像チャットで全国のカラオケ店舗利用者との映像、音声、文字対話を通じてお互いの歌も聴くことができるだけでなく映像を見ながらチャットを楽しむことができるので、親睦を図り、コミュニケーションの場を提供することができる。
カラオケ店舗で利用者が歌を歌う姿を録画、DVD製作及びサーバに登録できるようにすることで利用者の興味を増大することができる。
審査員と審査対象者がお互いに顔を突き合わせずとも画像通信を通じてリアルタイムで採用審査することができるので、経費節減及び利便性向上を図ることができる。
採用審査用ビデオをカラオケ店舗などで容易に製作でき、専用のスタジオを利用せずとも簡単に採用審査用ビデオの製作が可能になる。また、これを審査用サーバにアップロードし、審査員らが審査する間に一般のインターネットユーザらもこれを視聴し、自分が考える評価を投票し、審査に反映することができるので、経費節減のみならず、一般への広報的な効果、採用審査の公平性までともに得ることができる。
審査員と審査対象者がお互いに顔を突き合わせずとも画像通信を通じてリアルタイムで採用審査することができるので、経費節減及び利便性向上を図ることができる。
採用審査用ビデオをカラオケ店舗などで容易に製作でき、専用のスタジオを利用せずとも簡単に採用審査用ビデオの製作が可能になる。また、これを審査用サーバにアップロードし、審査員らが審査する間に一般のインターネットユーザらもこれを視聴し、自分が考える評価を投票し、審査に反映することができるので、経費節減のみならず、一般への広報的な効果、採用審査の公平性までともに得ることができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概念>
実施形態3のカラオケシステムは、カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部で取得したカラオケ歌声演奏情報と、映像情報入力部で取得した映像情報とをミックスして圧縮情報を生成する圧縮部と、圧縮部で圧縮された圧縮情報を送信する送信部とをさらに有する実施形態1又は、2に記載のカラオケシステムに関する。圧縮して送信することにより、ネットワークの負荷を低減することができる。カラオケチャット端末装置に圧縮部と送信部をさらに有する以外は実施形態1又は2と同様なので、その相違点について述べる。
<構成要件の明示>
図3に示すのは、実施形態3のカラオケシステム0300である。
実施形態3のカラオケシステムは、カラオケ装置0301と、カラオケチャット端末装置0302と、カラオケチャットサーバ装置0303と、カメラ装置0304と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0305からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0306と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0307と、チャット情報入力部0308と、第一他チャット情報出力部0309と、映像情報入力部0310と、第二映像情報出力部0311と、圧縮部0312と、送信部0313と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0314と、第二他チャット情報出力部0315と、からなる。
カメラ装置は、映像情報取得部0316と、第一映像情報出力部0317と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置、カメラ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態3のカラオケチャット端末装置の構成要件について説明する。
カラオケ歌声演奏情報入力部、第二カラオケ歌声演奏情報出力部、チャット情報入力部、第一他チャット情報出力部、映像情報入力部、第一映像情報出力部については、実施形態1又は2と同様なので説明を省略する。
(カラオケチャット端末装置)
カラオケチャット端末装置は、カラオケ装置からカラオケ歌声演奏情報や映像情報を入力する。また、一例として、カラオケ装置から入力されたカラオケ歌声演奏情報や映像情報を、LANを通じて、DVD製作機に転送する。さらに、カラオケ装置から入力されたカラオケ歌声演奏情報や映像情報あるいはチャット情報を、インターネット経由で、カラオケチャットサーバ装置に送信する。カラオケ歌声演奏情報や映像情報を圧縮してカラオケチャットサーバ装置に送信することができることが実施形態3の特徴である。
(圧縮部)
圧縮部は、カラオケ歌声演奏情報入力部で取得したカラオケ歌声演奏情報と、映像情報入力部で取得した映像情報とをミックスして圧縮情報を生成する。ここで圧縮技術としては、一例として、圧縮効率の高いMPEG4(Motion Picture Experts Group 4)などが使用できる。
(送信部)
送信部は、圧縮部で圧縮された圧縮情報を送信する。一例として、圧縮情報は、カラオケ店舗に設置されたルータから、インターネット経由でカラオケチャットサーバ装置に送信される。また、カラオケ店舗内のLAN経由でカラオケ店舗に設置かれたDVD製作機に送信することも可能である。
<実施形態3の効果の簡単な説明>
実施形態3のカラオケシステムによれば、カラオケ装置から入力されたカラオケ歌声演奏情報や映像情報あるいはチャット情報を、圧縮効率の高いMPEG4などの圧縮技術を使用して、インターネット経由で、カラオケチャットサーバ装置に送信することによりネットワークの負荷の低減ならびに送信時間の短縮を図ることができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概念>
実施形態4のカラオケチャット端末装置は、実施形態1に記載のカラオケチャット端末装置に関する。
<構成要件の明示>
図4に示すのは、実施形態4のカラオケチャット端末装置0400の機能ブロック図である。
実施形態4のカラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0401と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0402と、チャット情報入力部0403と、第一他チャット情報出力部0404と、からなる。
<構成の説明>
実施形態4のカラオケチャット端末装置は、実施形態1の構成要件と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概念>
実施形態5のカラオケチャットサーバ装置は、実施形態1に記載のカラオケチャットサーバ装置に関する。
<構成要件の明示>
図5に示すのは、実施形態5のカラオケチャットサーバ装置0500の機能ブロック図である。
実施形態5のカラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0501と、第二他チャット情報出力部0502と、からなる。
<構成の説明>
実施形態5のカラオケチャットサーバ装置は、実施形態1の構成要件と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態6>>
<実施形態6の概念>
実施形態6のカラオケ装置は、実施形態1に記載のカラオケ装置に関する。
<構成要件の明示>
図6に示すのは、実施形態6のカラオケ装置0600の機能ブロック図である。
実施形態6のカラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0601からなる。
<構成の説明>
実施形態6のカラオケ装置は、実施形態1の構成要件と同様であるので説明を省略する。
<<実施形態7>>
<実施形態7の概念>
実施形態7のカラオケシステムは、第一カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ音楽データを取得するカラオケ音楽データ取得手段と、人の声のマイクからの入力データであるマイクデータを取得するマイクデータ取得手段と、カラオケ音楽データ取得手段で取得したカラオケ音楽データと、マイクデータ取得手段で取得したマイクデータと、を重畳する重畳手段を有する実施形態1に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図7に示すのは、実施形態7のカラオケシステム0700の機能ブロック図である。
実施形態7のカラオケシステムは、カラオケ装置0701と、カラオケチャット端末装置0702と、カラオケチャットサーバ装置0703と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0704からなる。さらに第一カラオケ歌声演奏情報出力部は、カラオケ音楽データ取得手段0711と、マイクデータ取得手段0712と、重畳手段0713と、からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0705と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0706と、チャット情報入力部0707と、第一他チャット情報出力部0708と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0709と、第二他チャット情報出力部0710と、からなる。
<構成の説明>
カラオケチャット端末装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケ装置>
以下に、実施形態7のカラオケ装置の第一カラオケ歌声演奏情報出力部の構成要件について説明する。
(カラオケ音楽データ取得手段)
カラオケ音楽データ取得手段は、カラオケ音楽データを取得する。
(マイクデータ取得手段)
マイクデータ取得手段は、人の声のマイクからの入力データであるマイクデータを取得する。
(重畳手段)
重畳手段は、カラオケ音楽データ取得手段で取得したカラオケ音楽データと、マイクデータ取得手段で取得したマイクデータと、を重畳する。重畳されたデータは、カラオケチャット端末装置のカラオケ歌声演奏情報入力部に出力される。
<実施形態7の効果の簡単な説明>
カラオケ音楽データと、マイクデータを重畳することにより、後で同期を取る必要がなくなる。
<<実施形態8>>
<実施形態8の概念>
実施形態8のカラオケシステムは、カラオケチャット端末装置のチャット情報入力部は、文字情報を入力する文字情報入力手段を有する実施形態1に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図8に示すのは、実施形態8のカラオケシステム0800の機能ブロック図である。
実施形態8のカラオケシステムは、カラオケ装置0801と、カラオケチャット端末装置0802と、カラオケチャットサーバ装置0803と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0804からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0805と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0806と、チャット情報入力部0807と、第一他チャット情報出力部0808と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、文字情報入力手段0811を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0809と、第二他チャット情報出力部0810と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態8のチャット情報入力部の構成要件について説明する。
(文字情報入力手段)
文字情報入力手段は、文字情報を入力する。入力された文字情報は、カラオケチャットサーバ装置のチャット情報取得部に出力される。ここで文字情報は、カラオケチャット端末装置に接続されたキーボード、ペン入力装置などから入力することができる。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態8では実施形態1で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(チャットサービス:文字情報)
以下に、チャットサービス(文字情報)について説明をする。
チャットサービス(文字情報)利用者は、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたキーボードなどの入力装置からチャット情報である文字情報(テキストデータなど)を入力する。入力された文字情報は、チャット情報入力部の文字情報入力手段に入力される。入力された文字情報は、チャット情報入力部からチャット情報取得部に転送され、さらに第二他チャット情報出力部に転送される。さらに文字情報は、第二他チャット情報出力部からチャット相手の第一他チャット情報出力部に送信される。チャット相手の第一他チャット情報出力部に送信された文字情報は、チャット相手のカラオケチャット端末装置に接続されているディスプレイ装置に表示される。表示された文字情報を見て、文字情報送信者に文字情報を返信する。文字情報の返信の手順は、文字情報送信者と同様なので説明を省略する。
<実施形態8の効果の簡単な説明>
文字情報でチャットすることができる。
<<実施形態9>>
<実施形態9の概念>
実施形態9のカラオケシステムは、チャット情報入力部は、音声情報を入力する音声情報入力手段を有する実施形態1に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図9に示すのは、実施形態9のカラオケシステム0900の機能ブロック図である。
実施形態9のカラオケシステムは、カラオケ装置0901と、カラオケチャット端末装置0902と、カラオケチャットサーバ装置0903と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部0904からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部0905と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部0906と、チャット情報入力部0907と、第一他チャット情報出力部0908と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、音声情報入力手段0911を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部0909と、第二他チャット情報出力部0910と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態9のチャット情報入力部の構成要件について説明する。
(音声情報入力手段)
音声情報入力手段は、音声情報を入力する。入力された音声情報は、カラオケチャットサーバ装置のチャット情報取得部に出力される。ここで音声情報は、カラオケチャット端末装置に接続されたマイクなどから入力することができる。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態9では実施形態1で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(チャットサービス:音声情報)
以下に、チャットサービス(音声情報)について説明をする。
チャットサービス(音声情報)利用者は、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたマイクなどの入力装置からチャット情報である音声情報を入力する。入力された音声情報は、チャット情報入力部の音声情報入力手段に入力される。入力された音声情報は、チャット情報入力部からチャット情報取得部に転送され、さらに第二他チャット情報出力部に転送される。さらに音声情報は、第二他チャット情報出力部からチャット相手の第一他チャット情報出力部に送信される。チャット相手の第一他チャット情報出力部に送信された音声情報は、チャット相手のカラオケチャット端末装置に接続されているスピーカに出力される。出力された音声情報を聴いて、音声情報送信者に音声情報を返信する。音声情報の返信の手順は、音声情報送信者と同様なので説明を省略する。
<実施形態9の効果の簡単な説明>
音声情報でチャットすることができる。
<<実施形態10>>
<実施形態10の概念>
実施形態10のカラオケシステムは、チャット情報入力部は、映像情報を入力する映像情報入力手段を有する実施形態1に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図10に示すのは、実施形態10のカラオケシステム1000の機能ブロック図である。
実施形態10のカラオケシステムは、カラオケ装置1001と、カラオケチャット端末装置1002と、カラオケチャットサーバ装置1003と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1004からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1005と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1006と、チャット情報入力部1007と、第一他チャット情報出力部1008と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、映像情報入力手段1011を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1009と、第二他チャット情報出力部1010と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態10のチャット情報入力部の構成要件について説明する。
(映像情報入力手段)
映像情報入力手段は、映像情報を入力する。入力された映像情報は、カラオケチャットサーバ装置のチャット情報取得部に出力される。ここで映像情報は、カラオケチャット端末装置に接続されたマイクなどから入力することができる。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態10では実施形態1で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(チャットサービス:映像情報)
以下に、チャットサービス(映像情報)について説明をする。
チャットサービス(映像情報)利用者は、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたカメラなどの映像装置からチャット情報である映像情報を入力する。入力された映像情報は、チャット情報入力部の映像情報入力手段に入力される。入力された映像情報は、チャット情報入力部からチャット情報取得部に転送され、さらに第二他チャット情報出力部に転送される。さらに映像情報は、第二他チャット情報出力部からチャット相手の第一他チャット情報出力部に送信される。チャット相手の第一他チャット情報出力部に送信された映像情報は、チャット相手のカラオケチャット端末装置に接続されているディスプレイ装置に表示される。表示された映像情報を見て、映像情報送信者に映像情報を返信する。映像情報の返信の手順は、映像情報送信者と同様なので説明を省略する。
なお、実施形態8で説明した、チャットサービス(文字情報)を利用することにより、映像付の文字情報によってチャットを楽しむことができる。また、実施形態9で説明した、チャットサービス(音声情報)を利用することにより、映像付の音声情報によってチャットを楽しむことができる。
<実施形態10の効果の簡単な説明>
映像情報でチャットすることができる。
<<実施形態11>>
<実施形態11の概念>
実施形態11のカラオケシステムは、音声情報入力手段は、カラオケ音楽を伴奏として歌い手から発声される歌声データをカラオケマイクから取得するカラオケ歌声取得機能を有する実施形態9に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図11に示すのは、実施形態11のカラオケシステム1100の機能ブロック図である。
実施形態11のカラオケシステムは、カラオケ装置1101と、カラオケチャット端末装置1102と、カラオケチャットサーバ装置1103と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1104からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1105と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1106と、チャット情報入力部1107と、第一他チャット情報出力部1108と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、音声情報入力手段1111を有する。さらに、音声情報入力手段は、カラオケ歌声取得機能1112を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1109と、第二他チャット情報出力部1110と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態11の音声情報入力手段の構成要件について説明する。
(カラオケ歌声取得機能)
カラオケ歌声取得機能は、カラオケ音楽を伴奏として歌い手から発声される歌声データをカラオケマイクから取得する。取得された歌声データは、カラオケチャットサーバ装置のチャット情報取得部に出力される。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態11では実施形態9で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(チャットサービス:カラオケ歌声)
以下に、チャットサービス(カラオケ歌声)について説明をする。
チャットサービス(カラオケ歌声)では、カラオケ音楽を伴奏として歌い手から発声される歌声データ(以下カラオケ歌声という)がチャット情報として、チャット相手に送信される。
チャットサービス(カラオケ歌声)利用者は、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたカラオケマイクからチャット情報であるカラオケ歌声を入力する。入力されたカラオケ歌声は、チャット情報入力部のカラオケ歌声取得機能に入力される。入力されたカラオケ歌声は、チャット情報入力部からチャット情報取得部に転送され、さらに第二他チャット情報出力部に転送される。さらにカラオケ歌声は、第二他チャット情報出力部からチャット相手の第一他チャット情報出力部に送信される。チャット相手の第一他チャット情報出力部に送信されたカラオケ歌声は、チャット相手のカラオケチャット端末装置に接続されているスピーカに出力される。チャット相手は出力されたカラオケ歌声を聴くことができる。
<実施形態11の効果の簡単な説明>
チャット情報で、カラオケ歌声を楽しむことができる。
<<実施形態12>>
<実施形態12の概念>
実施形態12のカラオケシステムは、カラオケチャット端末装置は、カラオケ音楽と、カラオケ歌声取得機能により取得される歌声データと、のタイミング関係を示す情報であるタイミング情報を取得するタイミング情報取得部と、演奏するカラオケ音楽を識別するためのカラオケ音楽識別情報を取得するカラオケ音楽識別情報取得部と、を有し、チャット情報入力部は、カラオケ歌声取得機能により取得した歌声データと、伴奏として演奏されたカラオケ音楽のカラオケ音楽識別情報とともにタイミング情報取得部が取得したタイミング情報をチャット情報として入力する実施形態11に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図12に示すのは、実施形態12のカラオケシステム1200の機能ブロック図である。
実施形態12のカラオケシステムは、カラオケ装置1201と、カラオケチャット端末装置1202と、カラオケチャットサーバ装置1203と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1204からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1205と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1206と、チャット情報入力部1207と、第一他チャット情報出力部1208と、タイミング情報取得部1209と、カラオケ音楽識別情報取得部1210と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、音声情報入力手段1213を有する。さらに、音声情報入力手段は、カラオケ歌声取得機能1214を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1211と、第二他チャット情報出力部1212と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態12のカラオケチャット端末装置の構成要件について説明する。
(タイミング情報取得部)
タイミング情報取得部は、カラオケ音楽と、カラオケ歌声取得機能により取得される歌声データと、のタイミング関係を示す情報であるタイミング情報を取得する。ここで「タイミング関係」とは、一例として、カラオケ音楽の開始時刻と歌声データの開始時刻との関係を示す情報のことをいう。
(カラオケ音楽識別情報取得部)
カラオケ音楽識別情報取得部は、演奏するカラオケ音楽を識別するためのカラオケ音楽識別情報を取得する。ここで「カラオケ音楽識別情報」には、登録されているカラオケ音楽をユニークに識別できる「1234567890」や「A−9876543210」のような識別コードが該当する。
(チャット情報入力部)
チャット情報入力部は、カラオケ歌声取得機能により取得した歌声データと、伴奏として演奏されたカラオケ音楽のカラオケ音楽識別情報とともにタイミング情報取得部が取得したタイミング情報をチャット情報として入力する。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態12では実施形態11で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(チャットサービス:カラオケ音楽識別情報)
以下に、チャットサービス(カラオケ音楽識別情報)について説明をする。
チャットサービス(カラオケ音楽識別情報)では、カラオケ音楽を伴奏として歌い手から発声される歌声データと、カラオケ音楽識別情報と、タイミング情報がチャット情報として、チャット相手に送信される。
チャットサービス(カラオケ音楽識別情報)利用者は、カラオケルームのカラオケチャット端末装置に接続されたカラオケマイクからカラオケ音楽を伴奏として歌を歌う。歌った歌声データはカラオケ歌声取得機能で取得される。また伴奏として演奏されたカラオケ音楽を識別するためのカラオケ音楽識別情報がカラオケ音楽識別情報取得部で取得される。さらに、歌声データとカラオケ音楽とのタイミング関係を示すタイミング情報がタイミング情報取得部で取得される。取得された歌声データとカラオケ音楽識別情報とタイミング情報は、チャット情報としてチャット情報入力部からチャット情報取得部に転送され、さらに第二他チャット情報出力部に転送される。さらにチャット情報は、第二他チャット情報出力部からチャット相手の第一他チャット情報出力部に送信される。チャット相手の第一他チャット情報出力部に送信されたチャット情報の中のカラオケ音楽識別情報により、送信された歌声データの伴奏カラオケ音楽がチャット相手のカラオケチャット端末装置にダウンロードされる。チャット情報の中の歌声データとタイミング情報と、ダウンロードされたカラオケ音楽とによってカラオケ音楽の伴奏付の歌声が、チャット相手のカラオケチャット端末装置に接続されているスピーカに出力される。チャット相手は出力されたカラオケ歌声を聴くことができる。
<実施形態12の効果の簡単な説明>
チャット情報としてカラオケ音楽のカラオケ音楽識別情報を送信するので、チャット情報転送データ量を低く抑えることができる。
<<実施形態13>>
<実施形態13の概念>
実施形態13のカラオケシステムは、カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報を利用して複数のカラオケチャット端末装置間でカラオケを競わせるために競わせるべきカラオケ音楽を識別する情報である競争カラオケ音楽識別情報を取得する競争カラオケ音楽識別情報取得部と、競争カラオケ音楽識別情報取得部で取得したカラオケ音楽識別情報で識別されるカラオケ音楽を複数のカラオケチャット端末装置に配信する競争カラオケ音楽配信部と、を有する実施形態12に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図13に示すのは、実施形態13のカラオケシステム1300の機能ブロック図である。
実施形態13のカラオケシステムは、カラオケ装置1301と、カラオケチャット端末装置1302と、カラオケチャットサーバ装置1303と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1304からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1305と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1306と、チャット情報入力部1307と、第一他チャット情報出力部1308と、タイミング情報取得部1309と、カラオケ音楽識別情報取得部1310と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、音声情報入力手段1313を有する。さらに、音声情報入力手段は、カラオケ歌声取得機能1314を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1311と、第二他チャット情報出力部1312と、競争カラオケ音楽識別情報取得部1315と、競争カラオケ音楽配信部1316と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャット端末装置の構成要件については実施形態12と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャットサーバ装置>
以下に、実施形態13のカラオケチャットサーバ装置の構成要件について説明する。
(競争カラオケ音楽識別情報取得部)
競争カラオケ音楽識別情報取得部は、チャット情報を利用して複数のカラオケチャット端末装置間でカラオケを競わせるために競わせるべきカラオケ音楽(以下競争カラオケ音楽という)を識別する情報である競争カラオケ音楽識別情報を取得する。ここで「競争カラオケ音楽識別情報」には、一例として、「1234−5678」や「ABC−01234」などの識別コードが該当する。また、一例として、競争カラオケ音楽識別情報は、競争カラオケ音楽配信サービスの運営会社のサイトから取得される。
(競争カラオケ音楽配信部)
競争カラオケ音楽配信部は、競争カラオケ音楽識別情報取得部で取得したカラオケ音楽識別情報で識別されるカラオケ音楽を複数のカラオケチャット端末装置に配信する。ここで、一例として、競争カラオケ音楽識別情報で示される「競争カラオケ音楽」は、カラオケチャットサーバ装置内のサイトからダウンロードしてもよいし、インターネット経由で別のサイトからダウンロードしてもよい。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態13では実施形態1で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(競争カラオケ音楽配信サービス)
以下に、競争カラオケ音楽配信サービスについて説明をする。
カラオケチャットサーバ装置の競争カラオケ音楽識別情報取得部は、チャット情報を利用して複数のカラオケチャット端末装置間でカラオケを競わせるために競わせるべきカラオケ音楽、例えば、競争カラオケ音楽「ふるさと」を識別する情報である競争カラオケ音楽識別情報「ABC−012345」を取得する。競争カラオケ音楽識別情報取得部で取得された競争カラオケ音楽識別情報「ABC−012345」は競争カラオケ音楽配信部に出力される。競争カラオケ音楽配信部は、取得した競争カラオケ音楽識別情報「ABC−012345」に基づいて競争カラオケ音楽「ふるさと」を取得し、取得した競争カラオケ音楽「ふるさと」を複数のカラオケチャット端末装置に配信する。一例として、複数のカラオケチャット端末装置への競争カラオケ音楽「ふるさと」の配信は、チャットに参加している参加者に対して順番に、かつ先に配信した参加者がカラオケを歌い終わってから次の配信をするものとする。一例として、競争カラオケ音楽「ふるさと」の参加者への配信は、チャットに参加した順番であってもよいし、くじ引きのような方法で決めてもよい。そして複数のカラオケチャット参加者は、順番にカラオケチャット端末装置に配信されたカラオケ音楽「ふるさと」をカラオケ音楽として歌を歌う。
<実施形態13の効果の簡単な説明>
チャット相手と、カラオケ音楽を競い合うことにより、楽しみが増加する。
<<実施形態14>>
<実施形態14の概念>
実施形態14のカラオケシステムは、カラオケチャット端末装置は、実施形態12記載の歌声データを含むチャット情報である歌声チャット情報に基づいて投票をするための投票入力部と、投票入力部に入力された投票をカラオケチャットサーバ装置に出力する投票出力部と、をさらに有し、カラオケチャットサーバ装置は、投票出力部からの投票を集計する投票集計部と、投票集計部での投票結果を出力する投票結果出力部と、を有する実施形態12または13に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図14に示すのは、実施形態14のカラオケシステム1400の機能ブロック図である。
実施形態14のカラオケシステムは、カラオケ装置1401と、カラオケチャット端末装置1402と、カラオケチャットサーバ装置1403と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1404からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1405と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1406と、チャット情報入力部1407と、第一他チャット情報出力部1408と、タイミング情報取得部1409と、カラオケ音楽識別情報取得部1410と、投票入力部1417と、投票出力部1418と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、音声情報入力手段1413を有する。さらに、音声情報入力手段は、カラオケ歌声取得機能1414を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1411と、第二他チャット情報出力部1412と、競争カラオケ音楽識別情報取得部1415と、競争カラオケ音楽配信部1416と、投票集計部1419と、投票結果出力部1420と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置の構成要件については実施形態1と同様なので説明を省略する。
<カラオケチャット端末装置>
以下に、実施形態14のカラオケチャット端末装置の構成要件について説明する。
(投票入力部)
投票入力部は、実施形態12記載の歌声データを含むチャット情報である歌声チャット情報に基づいて投票をする。一例として、投票はチャットに参加している参加者が歌声チャット情報を聴いて点数をつけることにより入力する。また各参加者に点数をつけるのではなく、参加者全員が歌い終わった段階で上位の者に順位をつけて投票することもできる。投票入力部に入力された投票は、投票出力部に出力される。
(投票出力部)
投票出力部は、投票入力部に入力された投票を取得し、カラオケチャットサーバ装置の投票集計部に出力する。
<カラオケチャットサーバ装置>
以下に、実施形態14のカラオケチャットサーバ装置の構成要件について説明する。
(投票集計部)
投票集計部は、投票出力部からの投票を集計する。ここで「集計」には、一例として、投票出力部からの投票に基づいて各参加者の点数を集計する方法が考えられる。また、投票出力部からの投票に基づいて各参加者の順位を点数化したものを集計する方法が考えられる。
(投票結果出力部)
投票結果出力部は、投票集計部での投票結果を出力する。ここで投票集計部での投票結果は、一例として、カラオケチャットサーバ装置のウェブサイト上で参加者全員に公開してもよいし、参加者個々のカラオケチャット端末装置に結果を送信してもよい。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態14では実施形態12又は13で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(競争カラオケ音楽投票サービス)
以下に、競争カラオケ音楽投票サービスの一例について説明をする。
カラオケチャットサーバ装置の競争カラオケ音楽識別情報取得部は、チャット情報を利用して複数のカラオケチャット端末装置間でカラオケを競わせるために競わせるべきカラオケ音楽、例えば、競争カラオケ音楽「桜」を識別する情報である競争カラオケ音楽識別情報「001−000001」を取得する。競争カラオケ音楽識別情報取得部で取得された競争カラオケ音楽識別情報「001−000001」は競争カラオケ音楽配信部に出力される。競争カラオケ音楽配信部は、取得した競争カラオケ音楽識別情報「001−000001」に基づいて競争カラオケ音楽「桜」を取得し、取得した競争カラオケ音楽「桜」を複数のカラオケチャット端末装置に配信する。複数のカラオケチャット端末装置への競争カラオケ音楽「桜」の配信は、チャットに参加している参加者に対して順番に、かつ先に配信したカラオケチャット参加者がカラオケを歌い終わってから次の配信をするものとする。競争カラオケ音楽「桜」のカラオケチャット参加者への配信は、チャットに参加した順番であってもよいし、くじ引きのような方法で決めてもよい。ここで簡単のため、カラオケチャット参加者がA、B、C、D、Eの5組(人)であるものとして、カラオケチャット参加者A、B、C、D、Eの順番に自分のカラオケチャット端末装置に配信されたカラオケ音楽「桜」をカラオケ音楽として歌を歌うものとする。まず、カラオケチャット参加者Aのカラオケチャット端末装置Aにカラオケ音楽「桜」が配信される。カラオケチャット参加者Aは、そのカラオケ音楽「桜」を伴奏として、カラオケを歌う。他のカラオケチャット参加者B、C、D、Eはカラオケチャット参加者Aのカラオケ歌声を聴いて、点数を投票入力部に入力する。この場合、カラオケチャット参加者B、C、D、Eがカラオケチャット参加者Aに対して、それぞれ80点、90点、75点、70点と入力したとする。同様に、カラオケチャット参加者A、C、D、Eがカラオケチャット参加者Bに対してそれぞれ60点、50点、70点、70点と入力したとする。同様に、カラオケチャット参加者A、B、D、Eがカラオケチャット参加者Cに対してそれぞれ65点、55点、60点、50点と入力したとする。同様に、カラオケチャット参加者A、B、C、Eがカラオケチャット参加者Dに対してそれぞれ85点、90点、80点、80点と入力したとする。同様に、カラオケチャット参加者A、B、C、Dがカラオケチャット参加者Eに対してそれぞれ85点、70点、70点、80点と入力したとする。各カラオケチャット端末の投票入力部に入力された点数は、投票出力部に転送され、カラオケチャットサーバ装置に送信される。送信された投票は、投票集計部で集計される。集計はカラオケチャット参加者ごとに集計され、カラオケチャット参加者Aは315点(80点+90点+75点+70点)、カラオケチャット参加者Bは250点(60点+50点+70点+70点)、カラオケチャット参加者Cは230点(65点+55点+60点+50点)、カラオケチャット参加者Dは335点(85点+90点+80点+80点)、カラオケチャット参加者Eは305点(85点+70点+70点+80点)となる。投票の集計結果は、投票集計部から、投票結果出力部に転送される。投票結果は、投票結果出力部からウェブサイト上でカラオケチャット参加者全員に公開される。投票の結果、カラオケチャット参加者Dは335点で一番であったので、主催者から商品が送られる。
<実施形態14の効果の簡単な説明>
カラオケでのチャットが単純に映像・音声チャットを提供するものに留まらず、対話を通じて歌を歌う面白さを増大するためのシステムであるので、参加者が順番で歌を歌い、視聴者らはこれを見て採点する。これが即座に収集され、順位が表示され、すべての参加者の歌が終了すると入賞者が表示される。カラオケ店舗への関心度集中を通じた売上増加効果、一般への広報・広告効果などが期待される。
ともに歌を歌うのがより楽しく、面白いという点に着眼、同じ伴奏を共有し、2ヶ所以上のカラオケ店舗で歌を歌い、これを媒体に記録したり、聴取可能なようにしたりすることができる。
<<実施形態15>>
<実施形態15の概念>
実施形態15のカラオケシステムは、さらに投票結果出力部からの出力結果を受信してオーディションに利用するためのオーディション端末装置を有する実施形態14に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図15に示すのは、実施形態15のカラオケシステム1500の機能ブロック図である。
実施形態15のカラオケシステムは、カラオケ装置1501と、カラオケチャット端末装置1502と、カラオケチャットサーバ装置1503と、オーディション端末装置1521と、からなる。
オーディション端末装置は、投票結果受信機能と、投票結果蓄積表示機能と、投票結果選択機能と、投票結果通知機能と、を有する。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1504からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1505と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1506と、チャット情報入力部1507と、第一他チャット情報出力部1508と、タイミング情報取得部1509と、カラオケ音楽識別情報取得部1510と、投票入力部1517と、投票出力部1508と、からなる。さらに、チャット情報入力部は、音声情報入力手段1513を有する。さらに、音声情報入力手段は、カラオケ歌声取得機能1514を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1511と、第二他チャット情報出力部1512と、競争カラオケ音楽識別情報取得部1515と、競争カラオケ音楽配信部1516と、投票集計部1519と、投票結果出力部1520と、からなる。
<構成の説明>
カラオケ装置、カラオケチャット端末装置、カラオケチャットサーバ装置の構成要件については実施形態14と同様なので説明を省略する。
<オーディション端末装置>
以下に、実施形態15のオーディション端末装置の構成要件について説明する。
(投票結果受信機能)
投票結果受信機能は、カラオケチャットサーバ装置の投票結果出力部からの投票結果を受信する。
(投票結果蓄積表示機能)
投票結果蓄積表示機能は、投票結果受信機能からの投票結果を蓄積し、表示する。
(投票結果選択機能)
投票結果選択機能は、投票結果蓄積表示機能で蓄積された投票結果の中から基準に適合した人物を選択する。
(投票結果通知機能)
投票結果通知機能は、投票結果選択機能で選択した人物にオーディションに合格したことを通知する。
オーディション端末装置は、さらに投票結果出力部からの出力結果を受信してオーディションに利用する。ここで「利用する」とは、一例として、オーディション企画会社などが、投票結果出力部からの出力結果を受信して、その中から点数の高い上位の者に対して、デビュー候補者を選定することなどをいう。
<具体的サービスに基づく説明>
実施形態15では実施形態14で説明したサービスに加えて、以下のサービスを有する。
(競争カラオケ音楽オーディションサービス)
以下に、競争カラオケ音楽オーディションサービスについて説明をする。
実施形態14での投票結果をオーディション装置に送信し、オーディション運営会社がその中から気に入った人材を発掘することができる。
例えば、実施形態14の例では、カラオケチャット参加者Aは315点、カラオケチャット参加者Bは250点、カラオケチャット参加者Cは230点、カラオケチャット参加者Dは335点、カラオケチャット参加者Eは305点の投票結果であった。この投票結果は、投票結果出力部から、オーディション装置に送信される。オーディション企画会社はその中から一番点数の高かったカラオケチャット参加者Dを選び、さらにオーディションを行うことにより、最終的に必要な人材を発掘することが可能となる。
<実施形態15の効果の簡単な説明>
審査員と審査対象者がお互いに顔を突き合わせずとも画像通信を通じてリアルタイムで採用審査することができるので、経費節減及び利便性向上を図ることができる。
採用審査用ビデオをカラオケ店舗などで容易に製作でき、専用のスタジオを利用せずとも簡単に採用審査用ビデオの製作が可能になる。また、これを審査用サーバにアップロードし、審査員らが審査する間に一般のインターネットユーザらもこれを視聴し、自分が考える評価を投票し、審査に反映することができるので、経費節減のみならず、一般への広報的な効果、採用審査の公平性までともに得ることができる。
審査員と審査対象者がお互いに顔を突き合わせずとも画像通信を通じてリアルタイムで採用審査することができるので、経費節減及び利便性向上を図ることができる。
採用審査用ビデオをカラオケ店舗などで容易に製作でき、専用のスタジオを利用せずとも簡単に採用審査用ビデオの製作が可能になる。また、これを審査用サーバにアップロードし、審査員らが審査する間に一般のインターネットユーザらもこれを視聴し、自分が考える評価を投票し、審査に反映することができるので、経費節減のみならず、一般への広報的な効果、採用審査の公平性までともに得ることができる。
<<実施形態16>>
<実施形態16の概念>
以下に、実施形態16のカラオケシステムの概念を説明する。
実施形態16のカラオケシステムは、第二他チャット情報出力部は、チャット情報取得部で取得したチャット情報を翻訳する翻訳手段をさらに有し、翻訳手段にて翻訳されたチャット情報である翻訳済チャット情報を、他チャット情報として出力する実施形態1に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図16に示すのは、実施形態16のカラオケシステム1600の機能ブロック図である。
実施形態16のカラオケシステムは、カラオケ装置1601と、カラオケチャット端末装置1602と、カラオケチャットサーバ装置1603と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1604からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1605と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1606と、チャット情報入力部1607と、第一他チャット情報出力部1608と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1609と、第二他チャット情報出力部1610と、からなる。第二他チャット情報出力部は、さらに翻訳手段1611を有する。
<構成の説明>
(翻訳手段)
翻訳手段は、チャット情報取得部で取得したチャット情報を翻訳する。ここで「翻訳」とは、日本語から韓国語・中国語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・ロシア語などへの翻訳、あるいはその逆の翻訳のことをいう。また、「翻訳」は、文字情報だけでなく音声情報の翻訳も可能である。
(第二他チャット情報出力部)
第二他チャット情報出力部は、チャット情報取得部で取得したチャット情報を翻訳する翻訳手段をさらに有し、翻訳手段にて翻訳されたチャット情報である翻訳済チャット情報を、他チャット情報として出力する。出力された他チャット情報はカラオケチャット端末の第一他チャット情報出力部に送信される。
カラオケチャットサーバ装置の第二他チャット情報出力部は、さらに翻訳手段を有すること以外は実施形態1と同様なので説明を省略する。
<実施形態16の効果の簡単な説明>
翻訳手段を利用することにより、日本国内だけでなく、世界中の人々とチャットすることが可能となる。
<<実施形態17>>
<実施形態17の概念>
以下に、実施形態17のカラオケシステムの概念を説明する。
実施形態17のカラオケシステムは、翻訳手段は、チャット情報を翻訳する言語を選択する翻訳言語選択器をさらに有する実施形態16に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図17に示すのは、実施形態17のカラオケシステム1700の機能ブロック図である。
実施形態17のカラオケシステムは、カラオケ装置1701と、カラオケチャット端末装置1702と、カラオケチャットサーバ装置1703と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1704からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1705と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1706と、チャット情報入力部1707と、第一他チャット情報出力部1708と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1709と、第二他チャット情報出力部1710と、からなる。第二他チャット情報出力部は、さらに翻訳手段1711を有する。翻訳手段は、さらに翻訳言語選択器1712を有する。
<構成の説明>
(翻訳言語選択器)
翻訳言語選択器は、チャット情報を翻訳する言語を選択する。ここで「言語」には、韓国語・中国語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・ロシア語・日本語などが該当する。
一例として、日本語のチャット利用者が、韓国語のチャット利用者とチャットする場合を考える。日本語のチャット利用者がチャット開始前にチャット情報「こちらは日本語」と日本語でカラオケチャット端末のチャット情報入力部に入力したとする。チャット情報「こちらは日本語」はカラオケチャットサーバのチャット情報取得部で取得され、さらに第二他チャット情報出力部の翻訳手段に入力される。翻訳手段ではチャット情報「こちらは日本語」を解析して、チャット情報「こちらは日本語」は日本語であると認識する。同様に、韓国語のチャット利用者はチャット開始前にチャット情報「こちらは韓国語」を韓国語で送信すると、翻訳手段は、チャット情報「こちらは韓国語」は韓国語であると認識する。すると、翻訳言語選択器は翻訳言語を日本語と韓国語として選択し、日本語のチャット利用者が、韓国語のチャット利用者へチャット送信するときは、日本語から韓国語への翻訳を行い、逆の場合には、韓国語から日本語への翻訳を行う。
<実施形態17の効果の簡単な説明>
翻訳手段を利用することにより、日本国内だけでなく、世界中の人々とチャットすることが可能となる。また、翻訳言語選択器により、チャット情報を翻訳する言語の選択が容易になる。
<<実施形態18>>
<実施形態18の概念>
以下に、実施形態18のカラオケシステムの概念を説明する。
実施形態18のカラオケシステムは、チャット情報取得部が取得するチャット情報は、そのチャット情報送信元の国識別情報を含み、翻訳言語選択器は、チャット情報取得部が取得したチャット情報の前記国識別情報に基づいて前記言語の選択をする実施形態17に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図18に示すのは、実施形態18のカラオケシステム1800の機能ブロック図である。
実施形態18のカラオケシステムは、カラオケ装置1801と、カラオケチャット端末装置1802と、カラオケチャットサーバ装置1803と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1804からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1805と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1806と、チャット情報入力部1807と、第一他チャット情報出力部1808と、からなる。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1809と、第二他チャット情報出力部1810と、からなる。チャット情報取得部は、国識別情報1813を有する。また、第二他チャット情報出力部は、さらに翻訳手段1811を有する。翻訳手段は、さらに翻訳言語選択器1812を有する。
<構成の説明>
(国識別情報)
チャット情報取得部が取得するチャット情報は、そのチャット情報送信元の国識別情報を含む。ここで「国識別情報」とは、「001:日本」、「002:韓国」、「003:米国」、「004:英国」、「005:フランス」、「006:ドイツ」、「007:スペイン」、「008:ロシア」などの国ごとにユニークに割り当てられた識別コードのことをいう。
(翻訳言語選択器)
翻訳言語選択器は、チャット情報取得部が取得したチャット情報の国識別情報に基づいて言語の選択をする。
一例として、日本のチャット利用者が、韓国のチャット利用者とチャットする場合を考える。日本のチャット利用者がチャット開始前に「国識別情報」として「001」をカラオケチャット端末のチャット情報入力部に入力したとする。国識別情報「001」はカラオケチャットサーバのチャット情報取得部で取得され、さらに第二他チャット情報出力部の翻訳手段に入力される。翻訳手段では国識別情報「001」を解析して、国識別情報「001」は日本であると認識する。同様に、韓国のチャット利用者はチャット開始前に国識別情報「002」を送信すると、翻訳手段は、国識別情報「002」は韓国であると認識する。すると、翻訳言語選択器は翻訳言語を日本語と韓国語として選択し、日本のチャット利用者が、韓国のチャット利用者へチャット送信するときは、日本語から韓国語への翻訳を行い、逆の場合には、韓国語から日本語への翻訳を行う。
<実施形態18の効果の簡単な説明>
翻訳手段を利用することにより、日本国内だけでなく、世界中の人々とチャットすることが可能となる。また、翻訳言語選択器が国識別情報に基づいて、チャット情報を翻訳する言語を選択してくれるので、翻訳するまでの手間が大幅に省くことができる。
<<実施形態19>>
<実施形態19の概念>
以下に、実施形態19のカラオケシステムの概念を説明する。
実施形態19のカラオケシステムは、チャット情報入力部は、携帯電話のテンキーからのリモート入力を受付ける携帯電話入力手段を有する実施形態1から18の何れか一に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図19に示すのは、実施形態19のカラオケシステム1900の機能ブロック図である。
実施形態19のカラオケシステムは、カラオケ装置1901と、カラオケチャット端末装置1902と、カラオケチャットサーバ装置1903と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部1904からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部1905と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部1906と、チャット情報入力部1907と、第一他チャット情報出力部1908と、からなる。チャット情報入力部は、携帯電話入力手段1911を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部1909と、第二他チャット情報出力部1910と、からなる。
<構成の説明>
(携帯電話入力手段)
携帯電話入力手段は、携帯電話のテンキーからのリモート入力を受付ける。
一例として、携帯電話のサービスの中から「カラオケチャットサービス」を選択する。次のメニューの中から「テンキー入力をリモート入力する」を選択する。すると、携帯電話のテンキーからのリモート入力が有効となり、携帯電話のテンキーからのリモート入力によるチャットを行うことが可能となる。なお、携帯電話とカラオケチャット端末装置との通信は、一例として、携帯電話の電波だけに限定されず、Bluetoothや赤外線通信によっても行うことができる。
カラオケチャット端末装置のチャット情報入力部は、携帯電話のテンキーからのリモート入力を受付ける携帯電話入力手段を有すること以外は実施形態1から18の何れか一と同様なので説明を省略する。
<実施形態19の効果の簡単な説明>
携帯電話入力手段が、携帯電話のテンキーからのリモート入力を受付けるので、手軽にカラオケチャット端末装置の操作ができる。
<<実施形態20>>
<実施形態20の概念>
以下に、実施形態20のカラオケシステムの概念を説明する。
実施形態20のカラオケシステムは、チャット情報入力部は、カラオケ装置のリモコンのボタンを利用した入力を受付けるカラオケリモコン入力手段を有する実施形態1から18の何れか一に記載のカラオケシステムに関する。
<構成要件の明示>
図20に示すのは、実施形態20のカラオケシステム2000の機能ブロック図である。
実施形態20のカラオケシステムは、カラオケ装置2001と、カラオケチャット端末装置2002と、カラオケチャットサーバ装置2003と、からなる。
カラオケ装置は、第一カラオケ歌声演奏情報出力部2004からなる。
カラオケチャット端末装置は、カラオケ歌声演奏情報入力部2005と、第二カラオケ歌声演奏情報出力部2006と、チャット情報入力部2007と、第一他チャット情報出力部2008と、からなる。チャット情報入力部は、携帯電話入力手段2011を有する。
カラオケチャットサーバ装置は、チャット情報取得部2009と、第二他チャット情報出力部2010と、からなる。
<構成の説明>
(カラオケリモコン入力手段)
カラオケリモコン入力手段は、カラオケ装置のリモコンのボタンを利用した入力を受付ける。
一例として、カラオケ装置のリモコンのボタンの中から「カラオケチャットサービス」を選択する。すると、カラオケ装置のリモコンのボタンが有効となり、カラオケ装置のリモコンのボタンからチャットを行うことが可能となる。
カラオケチャット端末装置のチャット情報入力部は、カラオケ装置のリモコンのボタンを利用した入力を受付けるカラオケリモコン入力手段を有すること以外は実施形態1から18の何れか一と同様なので説明を省略する。
<実施形態20の効果の簡単な説明>
カラオケリモコン入力手段が、カラオケ装置のリモコンのボタンを利用した入力を受付けるので、手軽にカラオケチャット端末装置の操作ができる。