JP2005077292A - ガス使用状況監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 既設のガス設備におけるガスコンロ、ガス湯沸器等の各ガス機器の時間毎の使用ガス量を算出可能なガス使用状況監視システムを提案すること。
【解決手段】 ガス使用状況監視システム1では、状態センサ6の検出出力に基づき、ガス機器使用検知器4が各ガス機器21の使用時間を記録し、使用ガス量解析器3がガスメータ22から得られるパルス信号に基づき時間毎の使用ガス量を記録し、記録データ処理装置5がこれらの記録データに基づき各ガス機器21の時間毎のガス使用量を求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスコンロ、ガス湯沸し器などの各ガス機器のガス使用量を監視するためのガス使用状況監視システムに関するものである。
一般家庭などのガス使用者からのガス使用量に関する相談、疑問に対応するために、ガスコンロ、ガス湯沸し器などの各ガス機器の使用ガス量を測定して、ガス使用の実態を調査する場合がある。ガス機器ごとにガス使用状況を調べるためには、主ガス管に取り付けてあるガスメータによりガスの総使用量を測定すると共に、各ガス機器に繋がる分岐管にそれぞれ個別の流量メータを取り付けて、各ガス機器のガス使用量を個別に測定する必要がある。
ここで、一般家庭では、各ガス機器に繋がる分岐管が既に建物の壁面内などに設置されている場合が多い。このため、ガス使用の実態調査のために、各ガス機器にガスを供給している各分岐管にガスメータを取り付けようとすると、建物の壁面などを部分的に壊す必要がある。よって、ガス使用の実態調査ができない場合があり、また、実態調査を行うためのガスメータの取り付け作業にも時間が掛かり、効率が悪い。
また、既設のガスメータが流量変化に比例したパルス出力機能がない場合には、流量変化をパルス信号として取り出すことができない。このため、ガス使用の実態調査を行う場合には、ガスメータを交換するか、あるいは、ガスメータの目盛りを目視により検針する必要がある。
一方、各分岐管にガスメータを取り付けたとしても、各ガス機器の使用ガス量の積算値を計測できるのみであり、各ガス機器の使用時間帯などの使用状況を検出できない。
本発明の課題は、各ガス機器の使用ガス量および使用時間帯などの使用状況を監視可能なガス使用状況監視システムを提案することにある。特に、本発明の課題は、既設のガス設備の各ガス機器の使用状況を簡単に細かく監視可能なガス使用状況監視システムを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、ガスコンロ、ガス湯沸し器などのガス機器のガス使用状況を監視するガス使用状況監視システムであって、
主ガス管に取り付けたガスメータと、
前記ガスメータからガスの流量およびその変化を示すパルス信号を受信し、受信したパルス数を単位時間毎に積算し、積算値を時刻情報と共に記録する使用ガス量解析器と、
前記主ガス管から分岐している各分岐管に取り付けた各ガス機器の状態を検出する状態センサと、
前記状態センサの検出出力に基づき、前記各ガス機器が使用中であるか否かを検出し、使用時刻を記録するガス機器使用検知器と、
前記使用ガス量解析器および前記ガス機器使用検知器の記録データに基づき、各ガス機器のガスの使用状況を解析する記録データ処理装置とを有していることを特徴としている。
本発明では、状態センサの検出出力に基づき、各ガス機器が使用されているか否かを検出し、この検出結果に基づき各ガス機器の使用時刻を記録するようにしている。従って、ガス機器使用検知器により記録されている使用時刻と、使用ガス量解析器により記録されている時間毎の使用ガス量とに基づき、各ガス機器のガス使用量を時間毎に求めることができる。
ここで、ガスメータが流量に比例したパルス出力機能がない形式のものである場合には、前記パルス信号が発生しない。この場合には、このガスメータのカウンタ部に配置されている回転ドラムの回転に基づき前記パルス信号を生成して、前記使用ガス量解析器に供給するパルス発生器を用いればよい。このパルス発生器は、前記回転ドラムに光を照射し、当該回転ドラムのメータ検定用の銀線で反射した反射光を検出して、前記回転ドラムの回転をパルス信号に変換する構成とすればよい。
また、前記状態センサとしては、前記分岐管の振動を検出する振動センサ、前記ガス機器の温度変化を検出する温度センサ、あるいは、前記ガス機器の動作音を検出する音センサを用いることができる。このような状態センサは、ガス機器の外側あるいは配管の露出部分に取り付けることができるので、取り付けが簡単である。
一方、前記ガス機器使用検知器および前記使用ガス量解析器の防水性を高めるためには、防水ケースと、この防水ケースの内部に配置された磁力により操作可能なスイッチとを備えた構成とすることが望ましい。
次に、本発明は上記のガス使用状況監視システムに用いるのに適した使用ガス量解析器に関するものであり、防水ケースと、この防水ケースの内部に配置された磁力により操作可能なスイッチとを備えていることを特徴としている。
また、本発明は上記のガス使用状況監視システムに用いるのに適したガス機器使用検知器に関するものであり、防水ケースと、この防水ケースの内部に配置された磁力により操作可能なスイッチとを備えていることを特徴としている。
次に、本発明はガス以外の流体燃料、例えば、ガソリンや灯油などの流体燃料を消費する各機器の燃料使用状況を監視するシステムとしても用いることができる。すなわち、本発明は、ガスや灯油などの流体燃料を消費する各機器の流体燃料使用状況を監視する流体燃料使用状況監視システムであって、
主燃料供給管に取り付けた燃料メータと、
前記燃料メータから流体燃料の流量およびその変化を示すパルス信号を受信し、受信したパルス数を単位時間毎に積算し、積算値を時間情報と共に記録する燃料使用量解析器と、
前記主燃料管から分岐している各分岐管に取り付けた各機器の状態を検出する状態センサと、
前記状態センサの検出出力に基づき各機器が使用されているか否かを検出し、使用時刻を記録する使用機器検知器と、
前記燃料使用量解析器および前記使用機器検知器の記録データに基づき、各機器での時間毎の燃料使用量を含む燃料使用状況を解析する記録データ処理装置とを有していることを特徴としている。
本発明のガス使用状況監視システムでは、ガスコンロ、ガス湯沸し器などの各ガス機器のガス使用状況を個別に監視するために、使用ガス量解析器によりガスメータの流量データを求め、ガス機器使用検知器により各ガス機器の使用時間を求めるようにしている。各ガス機器の総ガス使用量と使用時間とに基づき、各ガス機器の時間毎のガス使用量を求めることができる。
ガス機器が使用されているか否かの状態を検出するための状態センサは、ガス機器の外側あるいは建物から配管の露出部分に取り付ければよいので、建物の壁面を壊す必要がない。また、ガスメータが流量に比例するパルスを測定できない場合には、パルス発生器を取り付けることにより、流量変化をパルス信号として取込むことができる。従って、既設のガス設備におけるガス使用状況の監視を簡単に行うことができる。
次に、本発明の使用ガス量解析器およびガス機器使用検知器では、防水ケースの外側からその操作面にマグネットを近づけることにより内部の磁気駆動式のスイッチを操作できる。よって、従来の押しボタンスイッチなどに比べて防水性を高めることができる。
以下に図面を参照して、本発明を適用したガス使用状況監視システムの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本実施の形態に係るガス使用状況監視システムを示す概略ブロック図である。ガス使用状況監視システム1は、一般家庭などのガス設備2におけるガスコンロ21(1)、ガス湯沸し器21(2)などのガス機器21のガス使用量を監視するものである。ガス使用状況監視システム1は、主ガス管20に取り付けたガスメータ22と、このガスメータ22からガスの流量およびその変化を示すパルス信号を受信し、受信したパルス数を単位時間毎に積算し、積算値を時刻情報と共に記録する使用ガス量解析器3と、主ガス管20から分岐している各分岐管23に取り付けられ、各ガス機器21の状態を検出する状態センサ6と、この状態センサ6の検出出力に基づき、各ガス機器21が使用されているか否かを検出し、使用時刻を記録するガス機器使用検知器4と、使用ガス量解析器3およびガス機器使用検知器4の記録データに基づき、各ガス機器でのガスの使用状況を解析する記録データ処理装置5とを有している。
使用ガス量解析器3は、全体として扁平な箱型の防水ケース31と、この防水ケース31の表面に形成された液晶表示面32およびスイッチ操作面33を備えている。使用ガス量解析器3はケーブル3aを介してガスメータ22に接続され、ケーブル3bを介して記録データ処理装置5に接続されている。なお、使用ガス量解析器3と記録データ処理装置5との間を無線通信により接続してもよい。
ガス機器使用検知器4も、全体として扁平な箱型の防水ケース41と、この防水ケース41の表面に形成された液晶表示面42およびボタン操作面43を備えている。ガス機器使用検知器4は、ケーブル4aを介して、各ガス機器21に取り付けられた状態センサ6に接続され、ケーブル4bを介して記録データ処理装置5に接続されている。ガス機器使用検知器4と記録データ処理装置5との間も、無線通信により接続してもよい。
(状態センサ6)
状態センサ6はガス機器21の動作状態の変化を検出するものであり、振動センサ、温度センサあるいは音センサを用いることができる。振動センサは建物から露出した分岐管23に取り付けて、ガス使用時にガス機器21から発生する振動を検出する。温度センサは、ガス機器21の外側に取り付け、ガス使用時の温度変化を検出する。音センサもガス機器21の外側に取り付け、ガス使用時に発生する音を検出する。
(回転ドラム検出用アタッチメント7)
次に、ガスメータ22から流量に比例したパルスが出力される場合には、流量およびその変化がパルス信号として出力されるので、その信号を使用ガス量解析器3にそのまま取り込み記録することができる。しかし、ガスメータ22から流量に比例したパルスが得られない場合は、流量変化がパルス信号として出力されないので、このままではガスメータの測定結果を使用ガス量解析器3に取り込むことができない。この場合には、図1において想像線で示すように、ガスメータ22に対して、着脱可能な状態で、パルス発生器である回転ドラム検出用アタッチメント7を取り付けてパルス信号を取り出し、使用ガス量解析器3に取り込むようにしている。
図2(a)および(b)は、回転ドラム検出用アタッチメント7を示す正面図およびそのパルス検出動作を示す説明図である。これらの図に示すように、回転ドラム検出用アタッチメント7は、ガスメータ22のカウンタ部22aに配置されている回転ドラムの回転に基づきパルス信号を生成して、使用ガス量解析器3に供給するパルス発生器である。回転ドラム検出用アタッチメント7は、本体ケース71と、この本体ケース71に内蔵された受発光素子72とを備えている。
ガスメータ2におけるカウンタ部22aは、複数桁でガス流量を表示するために、複数の回転ドラム221、222、223、224、225、226、227、228・・・を備えている。これらの回転ドラムのうち、例えば、回転ドラム227にメータ検定用の銀線22bが描かれている。なお、メータの大きさによって桁数が変わり、銀線が付けられている桁もメータ、メーカによって変わるので、本発明のメータは図示の桁数のものに限定されるものではない。
回転ドラム検出用アタッチメント7は、銀線22bに光を照射し、そこからの反射光を受光できるように、ガスメータ2のカウンタ部22aに取り付けられる。取り付けた回転ドラム検出用アタッチメント7は、ガス使用量の検針において必要な上位の桁を隠すことがない。よって、検針の邪魔にならない。
受発光素子72は、発光ダイオードを光源として、その光を銀線の入った回転ドラム227に照射し、銀線22bで反射された光を検知して回転ドラム227の回転をパルス出力に変換する。例えば、回転ドラム227の1回転によって、1回の反射光の変化を検出して1パルス出力する。また、受発光素子72は、使用ガス量解析器3にケーブル7aを介して接続され、使用ガス量解析器3へパルス信号を送るとともに、使用ガス量解析器3に内蔵された電池から電力が供給される。なお、パルスの重みは、記録データ処理装置5に登録されており、当該重みを用いてパルス数から流量が算出される。
(使用ガス量解析器3)
図3は、使用ガス量解析器3の回路構成を示す概略ブロック図である。この図に示すように、使用ガス量解析器3はマイクロコンピュータ(MPU)300を中心として構成されている。マイクロコンピュータ300には、ガスメータ22または回転ドラム検出用アタッチメント7からのパルス信号を取込むためのパルス入力用インタフェース301、記録データ処理装置5にデータを送るためのRS232Cインタフェース302、液晶表示装置303、電源スイッチ304、設定確認スイッチ305、設定変更スイッチ306、開始スイッチ307、外部タイマ素子308、メモリ(SRAM)309、メイン電池310が接続されている。また、メイン電源310の予備電源としてのバックアップ用電池311と、回転ドラム検出用アタッチメント7に電力を供給するためのアタッチメント用電池312も備えている。メイン電池310、バックアップ用電池311、およびアタッチメント用電池312は、それぞれ専用の電源スイッチ313、314、315を介して接続されている。また、メイン電池310は、ある電圧まで低下すると、切換えスイッチ316によってバックアップ電池311に切換えられるようになっている。さらに、電池が消耗し、電池電圧が低下した場合には電池交換の旨が液晶表示装置303に表示され、メモリなどに異常が発見された場合にもその旨が液晶表示装置303に表示されるようになっている。
これらの回路部品は、図1に示す防水ケース31に内蔵されており、防水ケース31の液晶表示面32の背面側に液晶表示装置303が配置されている。液晶表示装置303には、使用ガス量解析器3における動作状態および設定値が表示される。
本例では、電源スイッチ304、設定確認スイッチ305、設定変更スイッチ306、開始スイッチ307の4つのスイッチは、磁力により操作面の外側から操作可能なリードスイッチとなっている。すなわち、これらのスイッチは、図1に示す防水ケース31のスイッチ操作面33にマグネットを近づけることにより操作できる。よって、防水ケース31のスイッチ操作面33に、スイッチ取り付け孔を形成し、そこにスイッチを配置する必要がないので、使用ガス量解析器3の防水性を高めることができる。
このように構成された使用ガス量解析器3では、開始スイッチ307を操作することにより、記録を開始することができる。また、設定変更スイッチ306で記録開始日時を設定することにより、設定した日時に自動的に記録を開始することができる。この設定変更スイッチ306では、データを区別化するための調査コード、現在日時等を設定することができる。記録が開始されると、ガスメータ22または回転ドラム検出用アタッチメント7から出力されるパルス数をマイクロコンピュータ300において所定の間隔、例えば、1秒間隔で積算する。1秒間隔で積算したパルス積算数をメモリ309において1ヶ月以上記録する。記録したパルス積算数は、RS232Cインタフェース302を介して記録データ処理装置5に転送される。また、RS232Cインタフェース302を介して記録データ処理装置5の側から使用ガス量解析器3の設定を行うこともできる。なお、RS232Cインタフェース30はVSB、無線等にすることもできる。
(ガス機器使用検知器4)
図4はガス機器使用検知器4の回路構成を示す概略ブロック図である。ガス機器使用検知器4は、マイクロコンピュータ(MPU)400を中心として構成されている。マイクロコンピュータ400には、ガス機器21に取り付けた状態センサ6からの出力信号を取込むためのセンサ信号入力インタフェース401、記録データ処理装置5にデータを送るRS232Cインタフェース402、液晶表示装置403、電源スイッチ404、記録開始スイッチ405、設定確認スイッチ406、設定変更スイッチ407、外部タイマ素子408、メモリ(SRAM)409、メイン電池410が接続されている。さらに、メイン電池410の予備電源としてのバックアップ用電池411も備えている。メイン電池410、バックアップ用電池411は、それぞれ専用の電源スイッチ412、413を介して接続されている。メイン電池410は、ある電圧まで低下すると、切換えスイッチ414によって自動的にバックアップ電池411に切換えられるようになっている。また、電池が消耗し、電池電圧が低下した場合には電池交換の旨が液晶表示され、メモリなどに異常が発生した場合にもその旨が液晶表示される。
センサ信号入力インタフェース401は、感度調節回路415を備えており、この感度調節回路415により調整された後にマイクロコンピュータ400に入力される信号は、基準電圧生成回路416に接続されたコンパレータ417を介するものと、コンパレータ417を通らずにマイクロコンピュータ400でA/D変換されるものの2通りになっている。
これらの回路部品は、図1に示す防水ケース41に内蔵されており、防水ケース41の液晶表示面42の背面に液晶表示装置403が配置されている。液晶表示装置403には、ガス機器使用検知器4における動作状態および設定値が表示される。さらに、使用中のガス機器21も表示される。
電源スイッチ404、記録開始スイッチ405、設定確認スイッチ406、および、設定変更スイッチ407は、押しボタンスイッチとなっている。これらのスイッチについても、上記の使用ガス量解析器3において使用している磁力により操作可能なリードスイッチを用いれば、防水ケース41のボタン操作面43にスイッチ操作用の穴等を形成しなくてもよいので、ガス機器使用検知器4の防水性を高めることができる。
このように構成されたガス機器使用検知器4は、記録開始スイッチ405を操作することにより、記録を開始することができる。また、設定変更スイッチ407で記録開始日時を設定することにより、設定した日時に自動的に記録を開始することができる。この設定変更スイッチ407では、感度調節回路415に入力するセンサ信号の増幅率の設定値、データを区別化するための識別番号、現在日時等を設定することができる。
記録が開始されると、ガス機器21に取り付けられた状態センサ6からの出力信号により、ガス機器21の運転した時刻およびガス機器21の停止した時刻をメモリ409において1ヶ月以上記録する。このガス機器使用検知器4では、ガス機器21が使用されていない状態で状態センサ6から得られる出力信号のレベルを使用停止レベルとしてメモリ409に記憶している。状態センサ6からの出力信号が記憶されている判定レベル以上になったことがマイクロコンピュータ400において判定されると、ガス機器21が使用中に切り替わったと判断して、その時刻をメモリ409に記録する。一方、状態センサ6からの出力信号が判定レベル以下になったことがマイクロコンピュータ400において判定されると、ガス機器21の使用が停止したものと判断して、その時刻をメモリ409に記録する。判定レベルは所定の時間間隔で補正される。
記録されたガス機器の使用時間(使用開始時刻および使用終了時刻)は、RS232Cインタフェース402を介して記録データ処理装置5に転送される。また、RS232Cインタフェース402を介して、記録データ処理装置5の側からガス機器使用検知器4の設定を行うこともできる。
(記録データ処理装置)
使用ガス量解析器3およびガス機器使用検知器4の記録データは、記録データ処理装置5によって解析され、各ガス機器21でのガスの使用状態が明らかになる。記録データ処理装置5は、解析ソフトを用いて、使用ガス量解析器3およびガス機器使用検知器4の記録データをそれぞれ解析し、時間毎のガス使用状況をグラフ、数値によって表すことができる。また、解析ソフトにより、使用ガス量解析器3およびガス機器使用検知器4の記録データを融合処理して、各ガス機器21の使用時間および使用ガス量を求めて、いつ、どのガス機器21が使用されたのかをグラフ、数値等により時系列的に表すこともできる。さらに、使用ガス量解析器3およびガス機器使用検知器4の設定時刻がずれているときは、データ取り込み時に補正する。
(作用効果)
このように構成されたガス使用状況監視システム1では、使用ガス量解析器3が記録する流量データと、ガス機器使用検知器4が記録する各ガス機器21の状態データとが記録データ処理装置5で処理される。ガス機器使用検知器4が各ガス機器21の状態変化(使用の有無)を記録することによって、各ガス機器21の使用時間(使用開始時刻、使用終了時刻)が求められる。この各ガス機器21の使用時間中におけるガス機器21の使用ガス量は、使用ガス量解析器3の流量データから求められる。また、同じ時間帯に複数のガス機器21が使用されていた場合においても、使用ガス機器の単位時間当たりのガス消費量などに基づき、各ガス機器21の使用ガス量を算出可能である。
本発明のガス使用状況監視システムは、ガス以外の各種の気体燃料あるいは液体燃料などを消費する機器の使用状況を監視するシステムとして利用することも可能である。
本発明を適用したガス使用状況監視システムの一例を示す概略ブロック図である。 (a)および(b)は、図1におけるガス設備のガスメータが機械式の場合に用いる回転ドラム検出用アタッチメントを示す正面図およびそのパルス検出動作を示す説明図である。 図1のガス使用状況監視システムにおける使用ガス量解析器の回路構成を示す概略ブロック図である。 図1のガス使用状況監視システムにおけるガス機器使用検知器の回路構成を示す概略ブロック図である。
符号の説明
1 ガス使用状況監視システム
2 ガス設備
3 使用ガス量解析器
3a、3b、4a、4b ケーブル
4 ガス機器使用検知器
5 記録データ処理装置
6 状態センサ
7 回転ドラム検出用アタッチメント
20 主ガス管
21 ガス機器
22 ガスメータ
22a カウンタ部
22b 銀線
221〜228 回転ドラム
23 分岐管
31 防止ケース
32 液晶表示面
33 スイッチ操作面
41 防止ケース
42 液晶表示面
43 ボタン操作面
71 本体ケース
72 受発光素子
300、400 マイクロコンピュータ
301、401 インタフェース
302、402 インタフェース
303、403 液晶表示装置
304、404 電源スイッチ
305、406 設定確認スイッチ
306、407 設定変更スイッチ
307、405 記録開始スイッチ
308、408 外部タイマ素子
309、409 メモリ
310、410 メイン電源
311、411 バックアップ用電池
312 アタッチメント用電池
313、314、315、412、413 電源スイッチ
316、414 切換スイッチ
415 感度調節回路
416 基準電圧生成回路
417 コンパレータ

Claims (7)

  1. ガスコンロ、ガス湯沸し器などの各ガス機器のガス使用状況を監視するガス使用状況監視システムであって、
    主ガス管に取り付けたガスメータと、
    前記ガスメータからガスの流量およびその変化を示すパルス信号を受信し、受信したパルス数を単位時間毎に積算し、積算値を時間情報と共に記録する使用ガス量解析器と、
    前記主ガス管から分岐している各分岐管に取り付けた各ガス機器の状態を検出する状態センサと、
    前記状態センサの検出出力に基づき、各ガス機器が使用されているか否かを検出し、使用時刻を記録するガス機器使用検知器と、
    前記使用ガス量解析器および前記ガス機器使用検知器の記録データに基づき、各ガス機器での時間毎のガス使用量を含むガスの使用状況を解析する記録データ処理装置とを有しているガス使用状況監視システム。
  2. 請求項1において、
    前記ガスメータのカウンタ部に配置されている回転ドラムの回転に基づき前記パルス信号を生成して、前記使用ガス量解析器に供給するパルス発生器とを有しており、
    前記パルス発生器は、前記回転ドラムに光を照射し、当該回転ドラムのメータ検定用の銀線で反射した反射光を検出して、前記回転ドラムの回転をパルス信号に変換するガス使用状況監視システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記状態センサは、前記分岐管の振動を検出する振動センサ、前記ガス機器の温度変化を検出する温度センサ、あるいは、前記ガス機器の動作音を検出する音センサであるガス使用状況監視システム。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記ガス機器使用検知器および前記使用ガス量解析器は、防水ケースと、この防水ケースの内部に配置された磁力により操作可能なスイッチとを備えているガス使用状況監視システム。
  5. ガスメータからガスの流量およびその変化を示すパルス信号を受信し、受信したパルス数を単位時間毎に積算し、積算値を時刻情報と共に記録する使用ガス量解析器であって、
    防水ケースと、この防水ケースの内部に配置された磁力により操作可能なスイッチとを備えていることを特徴とする使用ガス量解析器。
  6. ガス機器の運転に伴う状態の変化を検出する状態センサの検出出力に基づき、前記ガス器具が使用されているか否かを検出し、その使用時間を記録するガス機器使用検知器であって、
    防水ケースと、この防水ケースの内部に配置された磁力により操作可能なスイッチとを備えていることを特徴とするガス機器使用検知器。
  7. ガスや灯油などの流体燃料を消費する各機器の流体燃料使用状況を監視する流体燃料使用状況監視システムであって、
    主燃料供給管に取り付けた燃料メータと、
    前記燃料メータから流体燃料の流量およびその変化を示すパルス信号を受信し、受信したパルス数を単位時間毎に積算し、積算値を時間情報と共に記録する燃料使用量解析器と、
    前記主燃料管から分岐している各分岐管に取り付けた各機器の状態を検出する状態センサと、
    前記状態センサの検出出力に基づき各機器が使用されているか否かを検出し、使用時刻を記録する使用機器検知器と、
    前記燃料使用量解析器および前記使用機器検知器の記録データに基づき、各機器での時間毎の燃料使用量を含む燃料使用状況を解析する記録データ処理装置とを有している流体燃料使用状況監視システム。
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