JP2005076338A - 幅員調整用部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スリップフォームペーバのモールドの内面端部に着脱自在に取り付けることで、施工幅員の調整を行うための幅員調整用部材10であって、舗装版の成型に必要な高さである板状体であり、先端にいくほど幅方向の厚みが薄くなるテーパ部11bを有していることを特徴としている。
【選択図】 図3
Description
そのため、従来のスリップフォームペーバによる舗装工事において、連続的なコンクリート舗装版の施工幅員が、道路線形や地形的条件等により変化するような場合には、その変更幅の大小に関わらず下記に示すような問題点を有していた。
(1)施工幅員の調整作業のみのために新たに重機を搬入する必要があり、その費用がかさむ。
(2)施工幅員の調整に数日間かかるため、連続的な舗装工事を行うことができない。
(3)施工幅員の調整に数日間かかるため、人件費等がかさみ、また、工期にも影響を及ぼす。
(1)施工幅員の変更に伴うスリップフォームペーバの調整作業を、短時間で行えるため、連続的な舗装工事を可能としている。
(2)施工幅員の変更に伴うスリップフォームペーバの調整作業において、新たな重機を必要とすることなく、人力のみにより作業を行うことができる。
(3)施工幅員の変更に伴うスリップフォームペーバの調整作業を、人力により短時間で行うことができるため、調整作業に要する人件費や新たな重機の使用などによる費用の増大を抑止する。
また、説明において、その上下前後内外は、幅員調整用部材10をスリップフォームペーバ1に取り付けた状態で決定するものとし、施工時のスリップフォームペーバ1の進行方向を前側、コンクリートの投入側を内側とする。
このスリップフォームペーバ1による、舗装版Cの施工は、走行手段31により、スリップフォームペーバ1を進行させながら、スリップフォームペーバ1の前面に撒き出されたコンクリートを、スクリュー状に形成されたスプレッダ33により均一に敷き均し、棒状のバイブレータ34の振動により閉め固めるのとともに、サイドプレート21及びスクリード22からなるモールド20を滑らすことにより所定の断面に成型するものである。
サイドプレート21は、セットフォーム工法における型枠の役目をはたすものであり、舗装版Cの両側面を成型する。また、スクリード22は、舗装版C表面を平坦に成型する役割を果たすものである。つまり、スプレッダ33により敷き均されたコンクリートをバイブレータ34で締固めた後、スクリード22とサイドプレート21により成型を行うことで、舗装版Cを所定の断面に形成するものである。
サイドプレート21は、モールド脚24の伸縮と共に上下し、施工箇所の地形に合せた舗装版Cを成型することが可能となっている。なお、サイドプレート21は、その長手方向においては地面に対して平行に、上下方向に関しては地面に対して垂直に設置されている。
直方体部の後端部の後端鋼板13は、サイドプレート21に固定するために外側に突出している(図3(b)参照)。そして、この突出部分には、ボルト孔13aが3箇所サイドプレート21のボルト孔23a(図2参照)と同間隔で貫通されている(図3(d)参照)。なお、本実施の形態では、ボルト孔13aを3箇所形成するものとしたが、幅員調整用部材10のスリップフォームペーバ1への固定が可能であれば、その数は限定されるものではない。
また、内鋼板11も直方体部及び三角柱部において下方向に突出している(図3(c)及び図3(d)参照)。なお、この内鋼板11の高さは、構築する舗装版Cの舗装厚と同じ高さとする。ここで、内鋼板11は、必ずしも直方体部及び三角柱部から突出する必要はなく、幅員調整用部材10全体の高さを舗装版Cの舗装厚と同じ高さに形成することにより、内鋼板11が突出しない構成としても良い。
さらに、幅員調整用部材10の内空には、任意の7箇所において、補強板16が設置されている(図3(b)参照)。ここで、補強板16の位置及び数は、限定されるものではない。
また、幅員調整用部材10は、その先端部にテーパ部11bを有しているため、施工時に、スリップフォームペーバ1の前面に撒き出されたコンクリートを、モールド内へ誘導し、このコンクリートをモールド内において、スプレッダ33による敷き均しやバイブレータ34による締固めを行い所定の形状に成型することを可能にしている。そして、幅員調整用部材10の内空には、任意の位置に補強板16が設置されているため、舗装版Cの成型の際に、コンクリートの圧力により、内鋼板11が変形することがない。
また、幅員調整用部材10は、着脱自在に取り付けられるため、容易に施工幅員の調節が可能となる。
なお、幅員調整用部材10は、モールド20の左右両側に取り付けても、片側だけに取り付けてもよく、現地での施工状況に応じて設置するものとする。また、当該幅員調整用部材10は、スリップフォームペーバによるコンクリート舗装工事であれば、道路、空港、港湾、駐車場、ストックヤード等、その工種に限定されることなく使用可能である。
例えば、本実施の形態では、地面に対して垂直に幅員調整用部材(サイドプレート)を構成するものとしたが、これに限定されるものではなく、舗装版側面においてコンクリートが崩れることを防止することを目的として、所定の勾配を有して成型しても良い。
また、幅員調整用部材の形状、厚み、高さ等は、限定されるものではなく、構築する舗装版の形状に合せて形成するものとする。
また、各ボルト孔の位置や数は限定されるものではなく、幅員調整用部材の上下方向のぶれを抑止することができれば、適宜設定可能である。
また、幅員調整用部材のサイドプレートへの固定方法は、ボルトによる締着に限定されるものではないことはいうまでもない。
10 幅員調整用部材
11 内鋼板
11a ボルト孔
11b テーパ部
12 外鋼板
12a ボルト孔
13 後端鋼板
13a ボルト孔
20 モールド
21 サイドプレート
22 スクリード
23 フランジ部
23a ボルト孔
C 舗装版
Claims (1)
- スリップフォームペーバのモールドの内面端部に着脱自在に取り付けることで、施工幅員の調整を行うための幅員調整用部材であって、
舗装版の成型に必要な高さである板状体であり、先端にいくほど幅方向の厚みが薄くなるテーパ部を有していることを特徴とする幅員調整用部材。
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ID=34411708
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Cited By (3)
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2003
- 2003-09-02 JP JP2003309619A patent/JP2005076338A/ja active Pending
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