JP2005076322A - 手すり及び手すり用角度調整機構 - Google Patents

手すり及び手すり用角度調整機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 スロープに設けるに適した手すりについて、その角度調整部における所望の角度に対する取付け時のずれを排除して、角度の選択を確実に行えるものとし、尚且つ、このような手すりを、製造に有利な簡便な構造で実現する。
【解決手段】 本願発明に係る手すりは、支柱2と、設置面との間の角度を角度調整部3によって調整する。角度調整部3は、外周面に断面視円弧状の凸曲面を有する凸面構成部材と、内周面に断面視円弧状の凹曲面を有する凹面構成部材の、少なくとも2つの部材を備える関節であり、両構成部材の凹曲面と凸曲面を対応させてボルト等の締結具により、両構成部材同士を組み付けた。凸面構成部材と凹面構成部材の凸曲面と凹曲面の何れか一方には、それ自身が呈する上記円弧の周方向と交差する方向に伸びる、溝が当該周方向に沿って複数配列され、凸曲面と凹曲面の何れか他方には、当該溝に対応する凸部を有する。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、手すり及び手すり用角度調整機構に関するものである。
高齢者のいる家庭などでは、住居の床や玄関口付近に、手すりを設けて、高齢者の歩行を補助することが、一般的である。このような手すりは、歩行する者が掴むための把持部と、把持部を支持する複数の支柱と、支柱を床や地面などの設置面に固定する設置部とにより構成される。
このような手すりを、スロープのある床や地面などに設置する場合、支柱を鉛直に保つために、設置面の傾斜に対応して、角度調整部を設置面に対して支柱の固定角度を90度以外の角度に固定する必要がある。
しかし、上記のスロープの傾斜毎に、当該傾斜角度に対応する設置部を用意するのでは、手間やコストの点で現実にそぐわない。
この点、一つの設置部で、スロープの種々の傾斜角度に対応するものを提供できれば、上記の問題はないのであるが、種々のスロープに対応し得る手すり、即ち、きめ細やかに支柱の設置面に対する角度調整を行うことが可能な手すりが実用化されていなかった。
近年、このような問題点を考慮して、手すりを先端部で支持する支柱を傾斜角度を有する手摺り設置物に基礎物品を介して固定するとともに、基礎物品を、手摺り設置物に取り付けられる第1基礎部材と、支柱の基礎部が結合される第2基礎部材とを有するものとし、第2基礎部材を第1基礎部材に対して面接触する湾曲凸部と湾曲凹部で回動自在とし、第2基礎部材を所定回動位置で第1基礎部材にボルト及びナットで締結する手すりの支柱構造が提案されている(特許文献1)。
特開平10−299212号公報
このような構成を採る特許文献1の発明は、手摺り設置物に所定角度をなして支柱を固定する作業を簡単に行え、また、傾斜角度の異なる種々の手摺り設置物に対して汎用性を有する手摺りの支柱構造を提供するものである。
しかし、この特許文献1に示された発明においては、上記のボルトを及びナットの締付け前に決めた第1基礎部と第2基礎部材との間の角度は、作業者が両基礎部材を手でしっかり押さえていても、締め付け作業中にずれて、作業完了後、当初決めた角度と異なる角度となってしまうというが往々にして生じた。
更に、この特許文献1に示された発明においては、上記のボルトを及びナットについて、夫々支柱の内部にレンチなどの締め付け工具を差し込んで、その締め付けの作業を行う必要があり、このような作業は行い難く、極めて面倒なものである。
そして、このような締め付け工具を支柱内に差し込んで作業を行うという手間が、上記の両基礎部材間の角度のずれの発生を助長するものとなっている。
一方、本願の発明者は、このような点を考慮して、特願2002−182716号へ示すような手すりを提案している。
これは、把持部と、把持部とを支持する支柱と、角度調整部とを備え、支柱と設置面或いは把持部との間の角度を角度調整部によって調整するようにした手すりにおいて、角度調整部は、位置決め部材と位置決め部材を中心とし相対的に回動する回動部材との2つの部材を備えた関節を有し、回動部材は、雌ねじを備えると共に、この雌ねじに螺合して位置決め部材に達する固定部材が配設され、位置決め部材には、固定部材を受容する受容部が複数段設けられることにより、関節のなす角度を複数段調整して固定するものであり、回動部材に対して、摺動子が取り付けられ、この摺動子に上記の雌ねじが設けられることにより、上記の複数段の受容部による調整角度より細かな著製を可能としたことを特徴とする手すりである。
この特願2002−182716号に示す発明に係る手すりでは、固定部材を受容する受容部を複数段設けることにより、大まかな角度を決定することができ、固定部材の締め付け作業中、その角度のずれを生じ難いものとしている。このように特願2002−182716号に示す発明では、大まかな角度について確実にその選択を可能とした上で、当該角度の微調整を可能とするものである。
即ち、特願2002−182716号に記載された発明に係る手すりによって、上記のずれを排して、所望の角度の選択をより確実に行うことを可能としたのである。
他方において、本願の発明者は、このようなずれを排除して角度の選択を確実に行うことが可能な手すりを、製造に有利な、より簡便な構造で得ることを模索していた。
そして、鋭意研究の末、今般、そのような角度の選択を確実に行える手すりを発明するに到ったものである。
本願の第1の発明に係る手すりは、把持部1と、把持部1を支持する支柱2と、角度調整部3とを備え、支柱2と、設置面或いは把持部1との間の角度を角度調整部3によって調整するものであり、角度調整部3は、外周面に断面視円弧状の凸曲面を有する凸面構成部材と、内周面に断面視円弧状の凹曲面を有する凹面構成部材の、少なくとも2つの部材を備える関節であり、両構成部材の凹曲面と凸曲面を対応させてボルト等の締結具により、両構成部材同士を組み付けたものについて、次の構成を採る。
凸面構成部材と凹面構成部材の凸曲面と凹曲面の何れか一方には、それ(曲面)自身が呈する上記円弧の周方向と交差する方向に伸びる、溝が当該周方向に沿って複数配列され、凸曲面と凹曲面の何れか他方には、当該溝に対応する少なくとも1つの凸部が設けられたことを特徴とする。
本願第2の発明に係る手すりでは、上記本願第1の発明に係る手すりにあって、上記の締結具が、ボルト等の座面を備えた雄ネジ部材と、ナット等の座面を備えた雌ネジ部材とにて構成されている。凸面構成部材は、上記凸曲面から凸曲面の反対側に貫通する第1貫通部を備えるものであり、凹面構成部材は、上記凹曲面から凹曲面の反対側に貫通する第2貫通部を備えるものである。両貫通部の何れか一方は、雄ネジ部材を挿通することが可能な孔である。両貫通部の何れか他方は、構成部材の曲面に沿って、周方向に伸びる長孔であり、雌ネジ部材を上記孔と長孔へ通し、雄ネジ部材の先端に雌ネジ部材を締付けることにより、両ネジ部材の座面が、凹凸両曲面の反対側の面を押さえて、両構成部材を固定するものである。上記の孔が設けられた構成部材にあって、支柱の外側に雄ネジ部材の座面と、対応する部分が、形成されたことを特徴とする。
上記の構成を採る本願第1及び第2の発明に係る手すりは、凸面構成部材と凹面構成部材の凸曲面と凹曲面に設けられた、溝に凸部が対応することによって、締め付け手段を締付ける際に、当初決めた角度がずれずに、確実に所望の角度に、両構成部材同士を固定することができる。即ち、凸曲面と凹曲面という滑りやすい面同士を合わせても、一旦両曲面を突き合わせた後は、溝に凸部が引っ掛かることによって、その位置が変わらず(仮止めした状態にして)、確実に締結具の締め付けを行うことができる。
特に、本願第2の発明に係る手すりでは、上記本願第1の発明が奏する作用に加えて、締結具の締め付けを、支柱2の外側で行うことができる。
本願第1及び第2の発明の実施により、手すりにおいて、支柱と、設置面或いは把持部との間に介された角度調整部の締結具を締付けるに際して、角度調整部の角度を締め付け途中であっても、安定させておくことができ、当初決めた角度にずれを生じさせない。
また、本願第2の発明の実施によって、締結具の締付けに際し、レンチなどの締付け工具を支柱の中に挿入して締付けるという手間を排除して、作業の能率を著しく向上させた。
上記の通り、本願第1及び第2の発明によって、スロープに設けるに適した手すりについて、その角度調整部における所望の角度に対する取付け時のずれを排除して、角度の選択を確実に行えるものとし、尚且つ、このような手すりを、製造に有利な簡便な構造で実現した。
以下、図面を参照しつつ、本願発明の好ましい実施の形態について、説明する。図1乃至図6へ本願発明に係る手すりの一実施の形態を示す。
図1は、手すりの略全体側面図である。図2は水平な設置面に対応した状態を示す、図1の手すりの角度調整部3の縦断面図である。図3はスロープのある設置面に対応した状態を示す、上記角度調整部3の縦断面図である。図4は、図3に示す状態の角度調整部3の主として上部を見せる斜視図である。図5は、上記角度調整部3の分解斜視図である。図6は、上記角度調整部3の主として底面を見せる斜視図である。
説明の便宜上、各図中、Uは上方を、Sは下方を、Fは前方を、Bは後方を、Rは右方を、Lは左方を、夫々示している。
図1へ示す通り、この手すりは、スロープが付けられた設置面に合わせて設けられるものであり、把持部1と、把持部1を支持する支柱2…2と、角度調整部3…3とを備えるものである。
各部の構成について、以下順に説明する。
把持部1は、スロープを歩行する者が掴むことが可能な棒状体である。この実施の形態では、金属製のパイプにて形成されている。
支柱2…2の夫々は、把持部1を支持するものである。この実施の形態において、支柱2…2は、床に立設されている。
角度調整部3は、スロープの傾斜に拘わらず、支柱2を鉛直に配置することを可能とするものである。この実施の形態において、角度調整部3は、支柱2と設置面gとの間の角度を調整するものであり、夫々の支柱3の下端に設けられたものである。即ち、角度調整部3は、支柱3と床(設置面g)との間に介されたものである。
図2〜図5へ示す通り、角度調整部3は、第1構成部材31と、第1構成部材31と別体に形成された第2構成部材32とを備え、両構成部材31,32同士は、組付けられ、締結具4にて、固定される。
第1構成部材31は、設置面gに対応する基体33と、基体33の上面に設けられた雄部35とを有する。雄部35の上面は、縦断面視円弧状の凸曲面35aである。図4〜図6の30…30は、基体33を設置面gへ固定するためのネジやボルトなどの固定具を装着する、取付孔を示している。
第1構成部材31の雄部35は、図6へ示す通り、内部が中空の隆起部であり、基体33の底面側に開口する。雄部35の上面(凸曲面35a)は、この内部に貫通する第1貫通部39を備える。即ち、雄部35には、凸曲面35aから凸曲面35aの反対側に貫通する第1貫通部39が設けられている。
第2構成部材32は、支柱2の下端部を収容する受容部材34と、受容部材34の下部に設けられた雌部36とを有する。受容部材34は、内部に支柱2の下端部を受容することが可能な筒状体であり、雌部36は、当該筒状体である受容部材34の下端より前方F側に突出する突出片である。即ち、雌部36は、受容部材34に収容される支柱2に対して、その外側に位置する。
受容部材34は、収容した支柱2を固定する固定部5を備える。固定部5は、図4及び図5へ示す通り、筒状の受容部材34の上方の開口端から、受容部材34の軸方向に沿って形成されたスリット50と、スリット50の両側に設けられた突出部51,51と、ボルト・ナットなどの締付け部材52とを備える。両突出部51,51には、貫通穴が設けられており、当該貫通穴に締め付け部材52が通される。そして、締め付け部材52を締付けることによって、突出部51,51間の幅即ち、スリット50の幅を狭めて、受容部材34内の支柱2を締め付ける。このようにして、固定部5は、支柱2を受容部材34に固定することができる。
また、この実施の形態において、筒状の受容部材34の左右側面夫々に、左貫通孔61、右貫通孔62が設けられている。更に、受容部材34の背面上部に、後貫通孔63が設けられている。上記の通り、受容部材34内に支柱2の下端部を収容した状態において、支柱2についても、上記左貫通孔61、右貫通孔62及び後貫通孔63と対応する位置に、内外に貫通する貫通孔が設けられている。このような、受容部材34の上記各貫通孔61,62,63及び、支柱2の対応する貫通孔の夫々に、ブラインドリベット或いはタッピングネジなどの固着手段を(図示しない。)取り付けることによって、受容部材34と支柱2との固定をより確実に行うことができる。
雌部36の下面は、縦断面視円弧状の凹曲面36aである。
第2構成部材32の雌部36の上面36bには、雌部36の下面(凹曲面36a)に貫通する第2貫通部38が設けられている。第2貫通部38は、棚部38aを備える。第2貫通部38は、棚部38aを挟んで上面36b側の内径が、棚部38a挟んでその反対側(奥側)の内径より大きくなっている。
上記の雄部35及び雌部36の、凸曲面35aと凹曲面36aとには、曲面35a,36a夫々が呈する上記円弧の、周方向r(図2)と交差する方向に伸びる複数の凸条m…mが形成されている。凸条m…m夫々が凸部を構成し、また、隣り合う凸条mと凸条mの間が溝nを構成している。
上記の締結具4は、雄ネジ部材41と、雄ネジ部材41と別体に形成され且つ雄ネジ部材41と螺合することが可能な雌ネジ部材42とを有する。
雄ネジ部材41は、周面に雄ネジが設けられた軸部43と、軸部43の端部に設けられ且つ座面47を備える頭部45とにて構成されている。雌ネジ部材42は、雄部35の上記中空の内部に収容することが可能な略直方体の部材であり、雌ネジ部材42を上下に貫通する貫通孔44を備える。貫通孔44の内周面には、上記軸部43と螺合する雌ネジが、形成されている。雌ネジ部材42の左右側面46,46は、上記雄部35の内部の左右側面35c,35cに対面する。
第2貫通部38は、雄ネジ部材41を挿通することが可能な孔である。また、第1貫通部39は、第1構成部材31の雄部35の曲面(凸曲面35a)に沿って、当該曲面の周方向rに伸びる長孔である。雄ネジ部材41を上記第2貫通部38と第1貫通部39へ通し、雄ネジ部材41の先端を雌ネジ部材42の貫通孔44に螺合し、雄ネジ部材41を雌ネジ部材42に対して締付けることにより、両ネジ部材の座面48,47(図5)が、凹凸両曲面35a,36aの反対側の面、即ち、棚部38aと雄部35の内部(凸曲面部35aの裏面)を押さえる。このようにして、第1構成部材31に第2構成部材32を固定することができる。
上記の締め付けは、雄ネジ部材41の頭部を、締め付け工具にて回すことにより、行うことができる。締め付けに際して、雌ネジ部材42は、対面する雄部35内部の左右側面35c,35cに当たる。即ち、雌ネジ部材42が雄ネジ部材41の軸部43の回転に追従して回転しようとするのを当該側面35c,35cに阻止される。このため、上記締め付け時、雌ネジ部材42を手で押さえておく必要がない。
図6へ示すように、基体33の底面に排水用溝7を設けておくのが好ましい。この排水用溝7は、上記雄部35の内部と、基体33の設置面g(傾斜面)における下方側とを連絡するものであり、雄部35の内部空間に溜まった雨水を、外部へ排出するものである。この実施の形態では、設置面gは、前方Fに向けて下り勾配となっているので、雨水を円滑に排出するため、排水用溝7は、基体33下面において、基体33の前方F側と、雄部35内部とを連絡するように設けられている。
設置面gの勾配に合わせて、設置面に対する支柱2の角度を調整するとき、締め付け工具にて、雄ネジ部材41の頭部45を上記と逆方向に回し、雄ネジ部材41を雌ネジ部材42に対する組み付けを緩める。このように、両構成部材31,32について、締結具を緩めた状態において、関節として、両構成部材31,32間の角度調整が可能である。角度を変更する際、長孔である第1貫通部39内にて、雄ネジ部材41の軸部43を変位させ、角度の選択を行うことができる。しかし、両曲面35a,36aの夫々を付き合わせた状態において、締結具を締付けていない状態においても、一方の溝n…nに他方の凸条m…mが引っかかって摩擦抵抗となり、一旦決めた両構成部材31,32間の角度は、簡単にずれたりしない。従って、このような構成を採ることにて、再度の締め付け時に、所望の角度に対し調整後の角度がずれているという事態は、減少した。
この実施の形態において、曲面から突出する凸部として、凸条m…mを形成するものとしたが、曲面から突出し溝nに引っ掛かることが可能であれば、当該凸条以外の形状を採るものであっても実施可能である。即ち、凸部は、上記の凸条は、筋状に形成されたものに限定するものではなく、半球状、円錐状、円錐台状、或いは紡錘状の突出部、即ち突起であっても実施可能である。
また、隣り合う凸条m,m間の空間を溝nとしたが、上記凸部を引っ掛けることが可能であればよく、凸条m…mを設けずに、曲面から陥没する後退部分として複数形成することも可能である。
上記の実施の形態において、第1貫通部39を長孔としたが、これとは逆に、第2貫通部38を円弧状の凹曲面に沿って伸びる長孔として実施することも可能である。
また、上記の実施の形態において、第1構成部31を凸面構成部とし、第2構成部32を凹面構成部としたが、これとは逆に、第1構成部31を凹面構成部とし、第2構成部32を凸面構成部としても実施可能である。
更に、上記の実施の形態において、角度調整部3は、支柱と設置面gとの間に設けられたが、この他、支柱2と把持部1との間に設けるものとしても実施可能である。また、設置面gは、地面や床面の他、壁面としても実施可能である。
本願発明の一実施の形態に係る手すりの略全体側面図である。 上記手すりの角度調整部3の、水平な設置面に対して垂直に支柱を立てることが可能な状態を示す、縦断面図である。 上記手すりの角度調整部3の、スロープが付けられた設置面に対して鉛直にに支柱を立てることが可能な状態を示す、縦断面図である。 図3に示す角度調整部3の斜視図である。 上記角度調整部3の分解斜視図である。 上記角度調整部3の斜視図である。
符号の説明
1 把持部
2 支柱
3 角度調整部

Claims (2)

  1. 把持部と、把持部を支持する支柱と、角度調整部とを備え、支柱と、設置面或いは把持部との間の角度を角度調整部によって調整するものであり、角度調整部は、断面視円弧状の凸曲面を有する凸面構成部材と、断面視円弧状の凹曲面を有する凹面構成部材の、少なくとも2つの部材を備える関節であり、両構成部材の凹曲面と凸曲面を対応させてボルト等の締結具により、両構成部材同士を組み付けた手すりにおいて、
    凸面構成部材と凹面構成部材の凸曲面と凹曲面の何れか一方には、それ自身が呈する上記円弧の周方向と交差する方向に伸びる、溝が当該周方向に沿って複数配列され、凸曲面と凹曲面の何れか他方には、当該溝に対応する少なくとも1つの凸部が設けられたことを特徴とする手すり。
  2. 上記の締結具は、ボルト等の座面を備えた雄ネジ部材と、ナット等の座面を備えた雌ネジ部材とにて構成され、
    凸面構成部材は、上記凸曲面から凸曲面の反対側に貫通する第1貫通部を備えるものであり、凹面構成部材は、上記凹曲面から凹曲面の反対側に貫通する第2貫通部を備えるものであり、
    両貫通部の何れか一方は、雄ネジ部材を挿通することが可能な孔であり、
    両貫通部の何れか他方は、構成部材の曲面に沿って、周方向に伸びる長孔であり、雌ネジ部材を上記孔と長孔へ通し、雄ネジ部材の先端に雌ネジ部材を締付けることにより、両ネジ部材の座面が、凹凸両曲面の反対側の面を押さえて、両構成部材を固定するものであり、
    上記の孔が設けられた構成部材にあって、支柱の外側に雄ネジ部材の座面と、対応する部分が、形成されたことを特徴とする請求項1記載の手すり。
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