JP2005075405A - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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Hideyoshi Kawashima
英芳 川島
Shinji Shimada
伸治 嶋田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】軟質被膜の柔軟性に富んで充分に平滑な表面の特性を滑り止めとして作用させ、安定して確実に滑り止め効果を発揮すると共に、軟質被膜の発揮するクッション作用により、容器本体の脚部を機械的に保護することを目的とする。
【解決手段】内容物を収納保持する容器本体1の脚部2に、少なくともこの脚部2の接地面部を覆って、柔軟性に富んで表面が充分に平滑な軟質被膜3を被覆形成し、軟質被膜3により滑り止め効果と、機械的な保護効とを発揮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、載置面上での不要な滑りの発生を防止した合成樹脂製容器に関するものである。
合成樹脂製容器は、軽量で大型とすることが容易であり、かつ高い耐衝撃性を有する、と云う特性を利用して多方面の容器として大量に利用されている。
この合成樹脂製容器は、大きさの割に重量が小さく、かつ表面が平滑である、と云う特徴を有するため、載置面上で滑り変位し易い、と云う問題があった。
すなわち、例えば合成樹脂製ブロー成形壜体容器の場合、底部の中央部分を内方に球弧状に陥没させ、この球弧状に陥没した部分の周端部分を接地部とし、これにより安定した自立性を得るようにしているのであるが、接地部の載置面に対する接触が略線接触であるので、容器と載置面との接触面積が小さく、載置面との間の摩擦抵抗が小さいので、滑り易いことになっていた。
特開平11−115923号公報
このように、合成樹脂製容器は滑り変位し易いので、載置面上に置いた状態での安定性が乏しくなり勝ちとなり、取扱いが不便となったり、必要以上に注意を要する、と云う不満があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、柔軟性に富んで表面が充分に平滑な軟質被膜の表面特性を滑り止めとして作用させることを技術的課題とし、もって安定して確実に滑り止め効果を発揮すると共に、軟質被膜の発揮するクッション作用により、容器本体の脚部を機械的に保護することを目的とする。
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明に手段は、
内容物を収納保持する容器本体の脚部に、少なくともこの脚部の接地面部を覆って、柔軟性に富んで表面が充分に平滑な軟質被膜を被覆形成すること、
にある。
この請求項1記載の発明にあっては、柔軟性に富んで表面が充分に平滑な軟質被膜の表面特性により、載置面に対して滑り止め作用を発揮するので、容器本体は載置面上に、妄りに滑り変位することなく、安定して位置する。
また、軟質被膜は、その柔軟性に伴う弾性によりクッション作用を発揮することができるのであるが、この軟質被膜は、脚部の接地部を覆って位置しているので、常に容器本体の全重量を受け止める状態となり、これにより上記したクッション作用を常に発揮して、容器本体の脚部に作用する衝撃に対して、保護効果を有効に発揮する。
さらに、軟質被膜は、柔軟性に富んで変形し易いので、他の物品と引っ掛かることが少なく、それゆえ引っ掛かりにより疵が付くことが殆どなく、例え疵付いたとしても、軟質被膜自体の柔らかさにより、疵を塞いでしまう。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、軟質被膜を、塗布により成形された塗膜で構成したこと、を加えたものである。
この請求項2記載の発明にあっては、軟質被膜を塗布成形することができるので、軟質被膜の成形および、軟質被膜の脚部に対する組付けがきわめて容易となり、さらに脚部に、軟質被膜を組付けるための特別な構造部分を設ける必要がない。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、軟質被膜の載置面に対する滑り止め作用により、容器本体を載置面上に、妄りに滑り変位することなく、安定して位置させることができ、これにより容器の安全な取扱いを得ることができる。
また、軟質被膜は、クッション作用を常に発揮して、容器本体の脚部に作用する衝撃に対して、保護効果を有効に発揮するので、取扱い時の衝撃により、最も衝撃力の作用する脚部が破壊するのを効果的に防止することができる。
さらに、軟質被膜の柔軟性に富んで変形し易い物性により、脚部の接地部分を擦りから保護すると共に、細かい擦り疵による外観体裁の低下を防止する。
請求項2記載の発明にあっては、軟質被膜の成形および、軟質被膜の脚部に対する組付けがきわめて容易となり、また軟質被膜を組付けるために脚部の構造を複雑化する必要がない。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示すもので、ブロー成形壜体(例えば、PET製2軸延伸ブロー成形壜体)である容器本体1は、上端に肩部を介して口筒部を連設した胴部の上半部の後側に、予め一定形状に成形されている把手をインサート成形により強固に組付け、胴部の下端を閉鎖する底部の中央部分を、球弧状に内部に陥没させて、この底部の周囲に脚部2を形成している。
この容器本体1の脚部2の、接地面が位置する下側面部分には、この下側面を覆って軟質被膜3が塗布成形されている。
軟質被膜3は、柔軟性に富んで表面が充分に平滑であることにより、ソフトな質感としっとり感とを有する塗料、例えば二液型高弾性ウレタン系塗料(商品名、ラ・フィール#200)を用いて塗布成形されているが、これに特定されるものではない。
この図1に示した第1の実施形態にあっては、把手を持って容器本体1を取扱った後に、この容器本体1をテーブル上に置く際に、容器本体1はその姿勢が斜めとなるが、軟質被膜3がテーブルに対する容器本体1の滑りを防止するので、面倒なく起立姿勢に置くことができる。
図2は、本発明の第2の実施形態を示すもので、柔らかいクリーム状の内容物を収納した容器本体1は、その口筒部に、ポンプ5を取付けたネジキャップである蓋体4を組付けてポンプ付き容器を構成し、容器本体1の底面の周端縁に突周設された脚部2の、接地面を含む下側面を覆って軟質被膜3が塗布成形されている。
この図2に示した第2の実施形態にあっては、ポンプ5を操作する押し下げ力が加わることにより、軟質被膜3は、載置面に対する容器本体1の滑り難さをより強めることになり、これによりポンプ5の使用時における容器本体1の姿勢安定程度をより高めている。
図3は、本発明の第3の実施形態を示すもので、マーガリンやバターさらにはヨーグルト等を収容する薄肉のカップ状容器が容器本体1となっており、容器本体1の下面周端に円弧状に膨出成形された脚部2の下面全域を覆って軟質被膜4が被覆成形されていると共に、容器本体1の開口部には、嵌め込み式の蓋体4が組付けられている。
この図3に示した第3の実施形態にあっては、内容物を、一方の手で、スプーン等の用具を用いて取り出し、そのまま他方の手に持ったトースト等に塗り付ける、と云う使用形態に適正に対応することができる。
また、図3に示したカップ状容器に外観形状が似ている、一般にはクリーム容器として利用されることの多い広口容器も、脚部に対しては、図3に示した実施例と略同じ構成で軟質被膜4を被覆形成することができる。
図4は、本発明の第4の実施形態を示すもので、コンパクト容器の、複数の化粧料とハケ等の化粧用具を収納した薄箱型の本体部を容器本体1とし、この容器本体1に蓋体4を蝶番結合し、容器本体1に下面全域である、もしくは下面の周端縁に突周設された突部を脚部2とし、この脚部2に軟質被膜3を塗布により被覆形成して構成されている。
この図4に示した第4の実施形態にあっては、載置面上に、使用に適した開角度で蓋体4を開いて載置し、そのままハケ等の用具で化粧料を拭き取っても、容器本体1はその姿勢を安定して不動に保持するので、好ましい状態で化粧を行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態を示す、一部拡大した側面図である。 本発明の第2の実施形態を示す、一部拡大した側面図である。 本発明の第3の実施形態を示す、一部拡大した半縦断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す、一部拡大した斜視図である。
符号の説明
1 ; 容器本体
2 ; 脚部
3 ; 軟質被膜
4 ; 蓋体
5 ; ポンプ

Claims (2)

  1. 内容物を収納保持する容器本体(1)の脚部(2)に、少なくとも該脚部(2)の接地面部を覆って、柔軟性に富んで表面が充分に平滑な軟質被膜(3)を被覆形成して成る合成樹脂製容器。
  2. 軟質被膜(3)を、塗布により成形された塗膜で構成した請求項1記載の合成樹脂製容器。
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