JP2005075324A

JP2005075324A - 救命用ボート兼用の防災用品収納袋

Info

Publication number: JP2005075324A
Application number: JP2003346315A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Yoshida; 拓晃吉田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-08-29
Filing date: 2003-08-29
Publication date: 2005-03-24

Abstract

【課題】防災用品を収納できるバッグに変形し、通水孔をつけることで、転覆などを防ぎ、安全性を向上させた救命ボートを提供する。
【解決手段】湾曲した浮き袋を二個すきまをあけてつき合わすこと、ボートの底に穴を開けることで、流水の出入口を作り、転覆に対する力を吸収する。ロープをつなぐことで転落を防止する。コンパクトな防災用品収納バッグに変形する。以上の特徴をもつ。
【選択図】図１、

Description

発明の詳細な明細

この発明は、救命用ボート兼用の防災用品収納袋であるため、救命用ボートとして使用する際は、水流状況による転覆を防ぐための穴を設けることで底面が安定し、又、防災用品収納袋として、使用する際に必要とする手さげ型及びリュックサック型の防災用品収納袋となる。

従来のゴムボートは、図面の図１に記している底面部に穴は設けていないもので、又、従来から救命用ボート兼用の防災用品収納袋はなく、ゴムボート、浮き袋、収納袋としてそれぞれが単品市販されているものである。

発明が解決しようとする課題

従来のゴムボートの底面部は穴がない。本発明の救命用ボートには穴と浮き袋を利用したものである。底面部に穴を設け、浮き袋を利用した理由は、水流の状況でボート転覆があり得るため、この転覆を防ぐためのもので、次に防災用品収納袋としても使用する必要上から袋状にするための係止器具を適所に設け、且つ、手さげ型及び、リュックサック型となる袋状にするための手さげ及び肩掛け用のヒモを取り付けたもので、救命用ボート兼用の防災用品収納袋となる。

課題を解決するための手段

人や物を乗せるための救命用ボートの底面部に穴を設けるが、この穴からの裂け破れを防ぐ必要上、穴の周囲にハト目金具を利用する。この穴と浮き袋と浮き袋の前後のすきまで、ボート底面内部に入った水を外部にスムーズに流出させ、水流の状況による転覆を防ぐことが出来る。より安定させるためには、浮き袋と浮き袋の間隔を出来る限り縮めることが必要である。次に浮き袋を用いた理由は、救命ボートとして使用することが目的で、水面に浮かぶためである。次に、手さげ及び肩掛け用のヒモ取付けの際は、楕円状のゆるみができるので、このゆるみを防ぐ手段として、ヒモ部に凸凹状の係止器具を用いて、楕円状のゆるみを直線の棒状にするものである。いわゆる、水中の障害物が、ヒモにひっかからないようにするためである。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
図面の図１、図２による説明を記述すれば、浮き袋（Ａ）と浮き袋（Ｂ）の二個の浮き袋を用いて、この浮き袋を底面に用いる生地（Ｃ）の端部でもって浮き袋全体を、浮き袋（Ａ）と浮き袋（Ｂ）を別々に包囲付着するが、包囲した状態により、浮き袋としての機能ができるだけのエアー注入をした状態を保つことが必要で、この生地（Ｃ）の適所部分に、又は、端部近くに取り付けた係止器具（Ｇ）の一方とで、もって完全定着する。さらに底面生地の適所にハト目金具を用いた穴（Ｄ）をあける。次に浮き袋（Ａ）（Ｂ）を包囲した生地（Ｃ）の端部近くに救命用のロープやヒモ（Ｍ）を装着するためのハト目穴を設けた係止用生地（Ｅ）を取りつけることで、救命用ボートとして活用できる。尚、救命用ボートであるために必要に応じてのガスボンベ使用上、このガスボンベの収納袋と小物入れ用の袋（Ｆ）を生地（Ｃ）の適所に設けるものである。次に、図面の図３、図４により説明を記述する。この図にて記している係止器具（Ｌ）及び、手さげ、肩かけに用いるヒモ（Ｉ）（Ｈ）の取付け位置は、袋状になった状態後で適所に設けることでよい。但し、楕円状のヒモを直線の棒状のヒモにするための係止器具（Ｋ）を適所位置に設けるものである。最後に図面の図５の説明を記述する。図面の図３にも示すバッグ側面生地（Ｊ）をバッグの側面として又、バッグのふた部生地（Ｎ）を取りつけ、図面の図５の点線にて折り曲げることでバッグ形状となる。

発明の効果

ボートの底にあいた穴と二個の浮き袋の間のすきまで、水の出入口ができ、流水による転覆をも防ぎ、さらにロープは人体をくくりつけることで、転落をも防ぎ、安全性を向上させる。又、折りたたんでバッグになることで、他の防災用品を、中に収納することで、災害時の総合防災グッズセットになり、コンパクトに設置できる。

本発明のボートの立体図である。本発明のボートの表面であり、展開図である。本発明のボートの裏面であり、平面図である。本発明のバッグ状態の展開図である。本発明のボートからバッグにするための展開図及び、立体図である。

符号の説明

（Ａ）浮き袋
（Ｂ）浮き袋
（Ｃ）底面生地
（Ｄ）ハト目金具を用いた穴
（Ｅ）ハト目金具を設けた係止用生地
（Ｆ）小物入れ、ガスボンベ収納袋
（Ｇ）係止器具
（Ｈ）肩かけ用ヒモ
（Ｉ）手さげ用ヒモ
（Ｊ）バッグ側面生地
（Ｋ）係止器具
（Ｌ）係止器具
（Ｍ）ヒモ又はロープ
（Ｎ）バッグのふた部生地
（Ｏ）ふた部係止器具

Claims

形状自在なエアーを注入できる、一個又は複数の浮き袋に、形状自在な生地又はネットを包囲付着させた、救命用ボート兼用の防災用品収納袋である。
請求項１の浮き袋に包囲付着させる請求項１の生地の随所には、ハト目金具を用いた穴を設け、この生地の端部の近くには、係止用生地を取り付け、救命用のヒモ及びロープを装着し、又、防災用品収納袋とするための係止器具を設けた救命用ボート兼用の防災用品収納袋である。
請求項２の穴の位置は、救命用ボートにした際の底面部の随所に設けた救命用ボート兼用の防災用品収納袋。
防災用品収納袋であるため、袋状の際の手さげ及び肩掛けとなる形状自在なヒモ状の生地を設けた救命用ボート兼用の防災用品収納袋。
エアー注入のためのボンベを入れる小袋及び小物入れ用袋を設けた救命用ボート兼用の防災用品収納袋。