JP2005075092A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】 支持体に対し可動体を複数の切換位置に配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これら第1、第2の各位置にそれぞれ確実に係止して保持することができる車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】 可動体20と、その可動体20を複数の切換位置に配置切換可能に支持する支持体1とを備えた車両用サンバイザであって、可動体20と支持体1との間には、バネ12によって突出方向に弾発されたボール13を有するボールプランジャ10と、そのボールプランジャ10のボール13に係脱可能に係合して可動体20を複数の切換位置にそれぞれ係止する凹部25、26とが設けられている。
【選択図】 図2

Description

この発明は車両用サンバイザに関する。
車両用サンバイザにおいては、車室天井部に装着されるブラケットと、そのブラケットのボス部に縦軸部において回動可能に装着される略L字状の支軸と、その支軸の横軸部に回動可能に装着されるサンバイザ本体と、を備えて構成されるのが一般的である。
そして、ブラケットのボス部に対し支軸の縦軸部を中心としてサンバイザ本体が回動操作されることで、フロントガラスに沿うフロント遮光位置と、サイドガラスに沿うサイド遮光位置とに配置切換されるようになっている。
また、フロント遮光位置やサイド遮光位置に配設されたサンバイザ本体が縦軸部を中心として不測に回動されること等を防止するために、ブラケットと縦軸部との間にバネを配設し、同ブラケットのボス部と縦軸部の間に所定の滑り摩擦力を付与することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭62−184023号公報(第1頁、図3、図7)
ところで、特許文献1の車両用サンバイザにおいては、サンバイザ本体がフロント遮光位置と、サイド遮光位置とに切り換え操作するときには、ブラケットのボス部(支持体に相当する)と、支軸の縦軸部(可動体に相当する)の間に生じる滑り摩擦力に抗してブラケットに対し、支軸の縦軸部が回動される。そして、サンバイザ本体は、前記滑り摩擦力によってフロント遮光位置と、サイド遮光位置とに保持される。
このため、サンバイザ本体がフロント遮光位置と、サイド遮光位置との複数の切換位置に配置切換されたときの節度感が得られなかった。
この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、支持体に対し可動体を複数の切換位置に配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これら複数の切換位置にそれぞれ確実に係止して保持することができる車両用サンバイザを提供することである。
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る車両用サンバイザは、可動体と、その可動体を複数の切換位置に配置切換可能に支持する支持体とを備えた車両用サンバイザであって、
前記可動体と前記支持体との間には、バネによって突出方向に弾発されたボールを有するボールプランジャと、そのボールプランジャのボールに係脱可能に係合して前記可動体を前記複数の切換位置にそれぞれ係止する凹部とが設けられている。
したがって、支持体(例えば、ブラケット)に対し可動体(例えば、支軸)が複数の切換位置に配置切換されたときには、ボールプランジャのボールが凹部に係合する。これらボールと凹部の係合力によって、可動体を複数の切換位置に配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これら複数の切換位置にそれぞれ確実に係止して保持することができる。
請求項2の発明に係る車両用サンバイザは、請求項1に記載の車両用サンバイザであって、可動体は支持体に対し一軸線回りに回動可能に支持されている。
したがって、支持体(例えば、ブラケット)に対し可動体(例えば、支軸)が一軸線回りに回動操作されることで、支持体に対し可動体が複数の切換位置に配置切換される。
請求項3の発明に係る車両用サンバイザは、請求項1に記載の車両用サンバイザであって、可動体は支持体に対しスライド可能に支持されている。
したがって、支持体(例えば、サンバイザ本体)に対し可動体(例えば、拡張バイザ)がスライド操作されることで、支持体に対し可動体が複数の切換位置に配置切換される。
この発明によれば、ボールプランジャのボールと凹部との係合力によって、可動体を複数の切換位置に配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これら複数の切換位置にそれぞれ確実に係止して保持することができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
図1は車両用サンバイザを一部破断して示す斜視図である。図2は車両用サンバイザの正面図である。図3は図2のIII−III線に基づく拡大断面図である。
図1〜図3において、車両用サンバイザは、ブラケット1と支軸20とサンバイザ本体30とを主体として構成されている。
ブラケット1は、取付フランジ3とボス部4とを一体に備えて形成されている。ブラケット1の取付フランジ3は、略楕円板状(略三角形状、四角形状等であってもよい)に形成されかつビス、クリップ、係止片等の取付手段(図示しない)によって車室天井部の所定位置に装着されるようになっている。なお、取付フランジ3がビスによって車室天井部に装着される場合には取付フランジ3の所定位置にビス用の取付孔が貫設される。
取付フランジ3の上面の中央部には、ボス部4が上方に向けて突設され、そのボス部4の中心部には、上部にテーパ孔部7を有する縦軸孔6が貫設されている。また、ボス部4の上部はスリット状の割溝によって弾性的に拡開可能に形成され、同ボス部4の上端部にはその縦軸孔6のテーパ孔部7の中心部に向けて突出する係止爪5が形成されている。
支軸20は、縦軸部21と横軸部24とを一体連続状に備えてほぼL字状に形成されている。さらに、支軸20の縦軸部21の上部には、ブラケット1のテーパ孔部7に嵌合するテーパ軸部22が形成され、そのテーパ軸部22の上端部に隣接して略環状に形成された抜止溝23が凹設されている。
そして、支軸20は、その縦軸部21がブラケット1の縦軸孔6の下端開口部から挿入され、その縦軸部21のテーパ軸部22が縦軸孔6のテーパ孔部7に嵌合する位置まで押し込まれることで、縦軸部21の抜止溝23にボス部4の係止爪5が弾性的に係合し、これによって、ブラケット1のボス部4に対し、支軸20が、その縦軸部21を中心として回動可能に装着されるようになっている。なお、支軸20は合成樹脂製でもよく、鉄、亜鉛、アルミ等の金属製でもよく、また、合成樹脂製の本体軸部の中心部に金属製パイプが内設された構造のものであってもよい。また、支軸20が金属製である場合、支軸20の縦軸部21の先端部に圧縮バネを挿通し同縦軸部21の先端部に内歯座金状の止め金具を係着させることによってブラケット1のボス部4に縦軸部21を弾性的に止着してもよい。
図1に示すように、サンバイザ本体30は、日除けとして機能するように略横長四角形状に形成されている。このサンバイザ本体30の内部の一角部近傍には支軸20の横軸部24が回動可能に嵌挿される軸受け孔を有する軸受け体31が設けられている。そして、サンバイザ本体30は、支軸20の横軸部24の軸回りに回動操作されることで、車室の天井部に沿う格納位置とフロントガラスに沿うフロント遮光位置とに配置切換されるようになっている。
さらに、サンバイザ本体30は、フロント遮光位置に配置された状態において、支軸20の縦軸部21の軸回りに回動操作されることで、サイドガラスに沿うサイド遮光位置に配置切換されるようになっている。
さて、この実施例1においては、支軸20を可動体とし、ブラケット1を支持体としている。そして、図2と図3に示すように、支軸20の縦軸部21と、ブラケット1との間には、ボールプランジャ10と、そのボールプランジャ10のボール13に係脱可能に係合して支軸20と共にサンバイザ本体30をフロント遮光位置(第1位置)とサイド遮光位置(第2位置)とにそれぞれ係止する凹部25、26とがそれぞれ設けられている。
また、この実施例1において、図3に示すように、ブラケット1の縦軸孔6周囲の所定位置、一箇所に、ボールプランジャ10が組み付けられている。このボールプランジャ10は、一端開口の筒状をなすプランジャケース11と、そのプランジャケース11内に弾性圧縮されて設けられたバネ12と、プランジャケース11の開口部に抜け止めされて設けられかつバネ12によって突出方向に弾発されたボール13と、を備えて構成されている。
一方、支軸20の縦軸部21の外周面の2箇所には、サンバイザ本体30がフロント遮光位置とサイド遮光位置にそれぞれ配置されたときにボールプランジャ10のボール13に係脱可能に係合する凹部25と凹部26とが略90度の角度を隔ててそれぞれ凹設されている。
この実施例1の車両用サンバイザは上述したように構成される。
したがって、サンバイザ本体30がフロント遮光位置(第1位置)に配置されたときには、ブラケット1側のボールプランジャ10のボール13が支軸20の縦軸部21の凹部25に係合する。そしてボール13と凹部25との係合力によって支軸20と共にサンバイザ本体30がフロント遮光位置に配置保持される。
フロント遮光位置に配置されたサンバイザ本体30は、ブラケット1に対し、支軸20の縦軸部21と共に同縦軸部21の軸回りに回動操作されることで、サイドガラスに沿うサイド遮光位置に配置切換される。
すると、ブラケット1側のボールプランジャ10のボール13が支軸20の縦軸部21の凹部26に係合する。そして、ボール13と凹部26との係合力によって支軸20と共にサンバイザ本体30がサイド遮光位置に配置保持される。
また、サイド遮光位置に配置されたサンバイザ本体30は、ブラケット1に対し、支軸20の縦軸部21と共に同縦軸部21の軸回りに回動操作されることで、元のフロントガラスに沿うサイド遮光位置に配置切換される。
すると、ブラケット1側のボールプランジャ10のボール13が支軸20の縦軸部21の凹部25に係合する。そして、ボール13と凹部25との係合力によって支軸20と共にサンバイザ本体30がフロント遮光位置に配置保持される。
前記したように、ブラケット1に対し、サンバイザ本体30が支軸20の縦軸部21と共に、同縦軸部21の軸回りに回動操作され、第1位置としてのフロント遮光位置、あるいは、第2位置としてのサイド遮光位置に配置切換されたときには、ボールプランジャ10のボール13が凹部25又は凹部26と係合する。
そして、ボールプランジャ10のボール13と凹部25又は凹部26と係合力によって、サンバイザ本体30をフロント遮光位置とサイド遮光位置とに配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これらフロント遮光位置とサイド遮光位置とにそれぞれ確実に係止して保持することができる。
次に、この発明の実施例2を図4〜図6にしたがって説明する。
この実施例2においては、ハーフミラーユニット140を可動体とし、サンバイザ本体130を支持体としている。
すなわち、図4と図5に示すように、サンバイザ本体130の略中央部には四角窓状の開口部が形成され、その開口部の四周縁に沿って窓枠体132が設けられている。
窓枠体132には、同窓枠体132と略同じ大きさのハーフミラーユニット140がミラーとして機能する第1位置と、ミラーとして機能することなく透過板とて機能する第2位置とに横軸線回り(あるいは縦軸線回り)に反転されて配置切換されるようになっている。
ハーフミラーユニット140は、その周縁部において四角枠状をなす枠体141とその枠体141に組み付けられ半透明板143と、その半透明板143の一側面に貼り付けられミラーとして機能可能な反射率をもつハーフミラーフィルム142とを備えて構成されている。
また、ハーフミラーユニット140は、その枠体141の両側部の高さ方向略中央部において同一横軸線上に設けれた軸体150a、150bを中心としてサンバイザ本体130の窓枠体132に回転可能に組み付けられている。そして、ハーフミラーユニット140は、そのハーフミラーフィルム142が車室側に指向する第1位置に配置切換されたときには、そのハーフミラーフィルム142がミラーとして機能するようになっている。
また、ハーフミラーフィルム142が車外側に指向する第2位置に配置切換されたときには、車室内においてはハーフミラーフィルム142が半透明板143によってミラーとして機能しないようになっている。この際、ハーフミラーフィルム142と、半透明板143との透光率は2パーセント前後に設定され、ハーフミラーフィルム142及び半透明板143を通して信号器の光等が視認可能となっている。
図4と図6に示すように、サンバイザ本体130の窓枠体132と、ハーフミラーユニット140の一方の軸体150aとの間には、ハーフミラーユニット140を第1位置と第2位置とにそれぞれ係止するボールプランジャ155と、凹部151、152とがそれぞれ設けられている。
この実施例2においては、サンバイザ本体130の窓枠体132の片側枠部に、ボールプランジャ155が組み付けられている。このボールプランジャ155は、実施例1と略同様にして、プランジャケース156、バネ157、及びボール158を備えて構成されている。
これに対し、ハーフミラーユニット140の一方の軸体150aの外周面には、ボールプランジャ155のボール158に係脱可能に係合してハーフミラーユニット140を第1位置と第2位置とにそれぞれ係止する凹部151、152が180度の角度を隔ててそれぞれ凹設されている。
この実施例2の車両用サンバイザは上述したように構成される。
したがって、サンバイザ本体130が支軸20の横軸部24の軸回りに回動操作されてフロントガラスに沿うフロント遮光位置に配置された状態において、支持体としてのサンバイザ本体130に対し可動体としてのハーフミラーユニット140が、そのハーフミラーフィルム142が車室側に指向する第1位置に配置されたときには、ハーフミラーフィルム142がミラーとして機能する。
この際、サンバイザ本体130側のボールプランジャ155のボール158がハーフミラーユニット140の一方の軸体150aの凹部151に係合する。そして、ボール158と凹部151との係合力によってハーフミラーユニット140が第1位置に配置保持される。
また、ハーフミラーユニット140は、軸体150a、150bを中心として反転操作されることで、第2位置に配置切換される。
すると、ボールプランジャ155のボール158がハーフミラーユニット140の一方の軸体150aの凹部152に係合する。そして、ボール158と凹部152との係合力によってハーフミラーユニット140が第2位置に配置保持される。
また、ハーフミラーユニット140が第2位置に配置切換されたときには、ハーフミラーフィルム142が車外側に指向するため、ミラーとして機能しない。
また、ハーフミラーフィルム142と、半透明板143との合計の透光率は2パーセント前後に設定されるため、ハーフミラーフィルム142及び半透明板143を通して信号器の光等が視認可能となる。
前記したように、サンバイザ本体30に対しハーフミラーユニット140が軸体150a、150bを中心として反転操作され、第1位置と、第2位置とに配置切換されたときには、ボールプランジャ155のボール158が凹部151又は凹部152と係合する。
そして、ボールプランジャ155のボール158と凹部151又は凹部152との係合力によって、ハーフミラーユニット140を第1位置と第2位置とに配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これら第1位置と第2位置とにそれぞれ確実に係止して保持することができる。
次に、この発明の実施例3を図7と図8にしたがって説明する。
この実施例3においては、ハーフミラーユニット140の枠体141に、上下一対のボール168a、168bを備えたボールプランジャ165が固定され、そのボールプランジャ165のプランジャケース166の中央部から一方の軸体160aが突設されている。
一方、サンバイザ本体130の窓枠体132の枠部には、ボールプランジャ165のボール168a、168bにそれぞれ係脱可能に係合してハーフミラーユニット140を第1位置と第2位置とにそれぞれ係止する凹部161、162がそれぞれ凹設されている。
この実施例3のその他の構成は実施例2と略同様にして構成される。
したがって、この実施例3においても、実施例2と略同様の作用効果を奏する。
但し、この実施例3において、ハーフミラーユニット140が軸体160a、160bを中心として回動されて第1位置に配置されたときには、ボールプランジャ165のボール168aが凹部161に、ボール168bが凹部162にそれぞれ係合する(図8参照)。
また、ハーフミラーユニット140が第2位置に配置されたときには、ボールプランジャ165のボール168aが凹部162に、ボール168bが凹部161にそれぞれ係合する。
前記したようにして、ハーフミラーユニット140が第1位置と第2位置とに配置切換されたときには、ボールプランジャ165の上下一対のボール168a、168bが凹部161、162にそれぞれ係合する。このため、ハーフミラーユニット140を第1位置と第2位置とに配置切換したときの節度感がより一層良好に得られる。しかも、ハーフミラーユニット140を第1位置と第2位置とにそれぞれ確実に係止して保持することができるとともに、ガタ振れ等も防止することができる。
次に、この発明の実施例4を図9と図10にしたがって説明する。
この実施例4においては、拡張バイザ240を可動体とし、サンバイザ本体230を支持体としている。
すなわち、サンバイザ本体230には、拡張バイザ240に対応する上下の両案内レール232を有する収納部231が形成されている。この収納部231にはその両案内レール232に沿ってスライド案内される方形板状の拡張バイザ240が引き出し及び収納可能に支持されている。
そして、サンバイザ本体230の収納部231の両案内レール232と、拡張バイザ240の上下両縁部の間には、上下のボールプランジャ255と、その両ボールプランジャ255のボール258に係脱可能に係合して拡張バイザ240を収納位置(第1位置)と拡張位置(第2位置)とにそれぞれ係止する上下の両凹部251、252とがそれぞれ設けられている。
なお、ボールプランジャ255は、実施例1と略同様にして、プランジャケース256、バネ257、及びボール258を備えて構成されている。
この実施例4の車両用サンバイザは上述したように構成される。
したがって、サンバイザ本体230がサイド遮光位置に配置された状態において、サンバイザ本体230の収納部231に収納される収納位置(第1位置)に拡張バイザ240が配置された状態にあるときには、サンバイザ本体230側のボールプランジャ255のボール258が拡張バイザ240の凹部251に係合し、その係合力によって拡張バイザ240が収納位置(第1位置)に配置保持される(図9参照)。
また、サンバイザ本体230の収納部231に対し拡張バイザ240が後方にスライド動作されて引き出され、拡張位置に配置切換される。これによって、遮光範囲が拡張される。
また、拡張バイザ240が拡張位置に配置切換されると、ボールプランジャ255のボール258が拡張バイザ240の凹部252に係合する。そして、ボール258と凹部252との係合力によって拡張バイザ240が拡張位置に配置保持される。
前記したように、サンバイザ本体30に対し拡張バイザ240がスライド動作され、収納位置(第1位置)と、拡張位置(第2位置)とに配置切換されたときには、ボールプランジャ255のボール258が凹部251又は凹部252と係合する。
そして、ボールプランジャ255のボール258と凹部251又は凹部252との係合力によって、拡張バイザ240を収納位置と、拡張位置とに配置切換したときの節度感が良好に得られるとともに、これら収納位置と、拡張位置とにそれぞれ確実に係止して保持することができる。
また、この実施例4において、サンバイザ本体230に対し拡張バイザ240が上下方向にスライド動作可能に設け、サンバイザ本体230に対し拡張バイザ240が収納位置と、下方にスライドされて引き出される拡張位置とに配置切換可能に構成してもよい。
また、サンバイザ本体230に対し拡張バイザ240が収納位置と、最大拡張位置と、その中間1箇所あるいは2、3箇所の中間拡張位置との複数の切換位置に配置切換可能に構成してもよい。
なお、サンバイザ本体の一側面に配設された化粧用ミラー装置において、ミラーを備えたミラー保持体(ミラーケース)の前側にミラー蓋がスライド動作によって閉じ位置と開き位置とに開閉可能に設けられ構造の車両用サンバイザにおいてもこの発明を実施することができる。この場合、ミラー蓋を可動体とし、サンバイザ本体側のミラー保持体を支持体とする。
また、前記実施例1〜4においては、支持体側にボールプランジャが、可動体側に、ボールプランジャのボールに係脱可能に係合する凹部が形成される場合を例示してが、支持体側に凹部を可動体側にボールプランジャを配設してもこの発明を実施可能である。また、ボールプランジャの配設位置や個数は適宜に設定すればよく、また、ボールプランジャの配設個数によって支持体に対する可動体の切換動作にかかわる操作力(摩擦力)を任意に調整することが可能である。
また、支持体に対し可動体を2つ以上の切換位置に配置切換する場合においてもこの発明を実施可能である。
この発明の実施例1に係る車両用サンバイザのサンバイザ本体の一部を示す斜視図である。 同じくブラケットと支軸との間にボールプランジャと凹部とが配設された状態を示す縦断面図である。 同じく図2のIII−III線に基づく平断面図である。 この発明の実施例2に係る車両用サンバイザ全体を示す正面図である。 同じく図4のV−V線に基づく断面図である。 同じく図4のVI−VI線に基づく断面図である。 この発明の実施例3に係る車両用サンバイザ全体を示す正面図である。 同じくサンバイザ本体とハーフミラーユニットとの間にボールプランジャと凹部とが配設された状態を拡大して示す断面図である。 この発明の実施例4に係る車両用サンバイザ全体を示す正面図である。 同じくサンバイザ本体に対し拡張バイザが拡張位置に引き出された状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ブラケット(支持体)
3 取付フランジ
4 ボス部
10 ボールプランジャ
12 バネ
13 ボール
20 支軸(可動体)
21 縦軸部
25、26 凹部
30 サンバイザ本体
130 サンバイザ本体(支持体)
140 ハーフミラーユニット(可動体)
151、152 凹部
155 ボールプランジャ
157 バネ
158 ボール
161、162 凹部
230 サンバイザ本体(支持体)
240 拡張バイザ(可動体)
251、252 凹部
255 ボールプランジャ
257 バネ
258 ボール

Claims (3)

  1. 可動体と、その可動体を複数の切換位置に配置切換可能に支持する支持体とを備えた車両用サンバイザであって、
    前記可動体と前記支持体との間には、バネによって突出方向に弾発されたボールを有するボールプランジャと、そのボールプランジャのボールに係脱可能に係合して前記可動体を前記複数の切換位置にそれぞれ係止する凹部とが設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    可動体は支持体に対し一軸線回りに回動可能に支持されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    可動体は支持体に対しスライド可能に支持されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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