JP2005074846A - 画像形成装置制御方法および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 実プリント時に近で正確な測定を行い、露光ヘッドの調整をする。
【解決手段】 露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置され、該光出射エレメントは光源からの光を露光駆動条件に応じて通過させる露光ヘッドと、前記光出射エレメントの主走査方向の配置間隔以下の間隔で前記光出射エレメントからの光を検出可能な受光部を有するセンサと、前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルと、前記補正テーブルを介して前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出する光量測定手段と、光量測定時における前記光量測定手段での測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置され、該光出射エレメントは光源からの光を露光駆動条件に応じて通過させる露光ヘッドと、前記光出射エレメントの主走査方向の配置間隔以下の間隔で前記光出射エレメントからの光を検出可能な受光部を有するセンサと、前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルと、前記補正テーブルを介して前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出する光量測定手段と、光量測定時における前記光量測定手段での測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置されて構成される露光ヘッドと、前記光出射エレメントの光出射光量を測定し、その測定結果に基づいて各光出射エレメントの露光駆動条件を設定する露光ヘッドの動作条件調整を実行する画像形成装置およびその制御方法に関する。
この種の画像形成装置としては、露光形成する画像データに基づいて主走査方向に複数配置した光出射エレメントを個別に光出射駆動して、感光材料上に露光画像を形成するものが存在している。
このような場合、露光ヘッドの各光出射エレメントは同一の駆動入力に対して同一の光量の光を出射するのが理想的であるが、現実には、製造ばらつき等により各光出射エレメントに同一の駆動入力を付与しても出射する光量がばらつく。
このため、光出射エレメントからの光出射光量を測定し、その測定結果に基づいて各光出射エレメントの露光駆動条件を調整することが行われている。
この光出射エレメントの露光駆動条件の調整手法としては、従来、全ての光出射エレメントを光出射状態に設定し、光センサを光出射エレメントの配置方向に走査しながら光出射光量を測定して、その測定結果に基づいて光出射光量の分布が所望通りの分布(一般には均一な分布)となるように露光駆動条件を調整するという手法がとられていた。
しかしながら、以上の手法では、ある程度所望通りの分布に設定できるものの、どうしても調整しきれない調整目標からのばらつきが残ってしまい、例えば、均一濃度の画像データで露光ヘッドを露光動作させてプリントを作製すると、仕上がったプリントに濃度ムラや色ムラが発生する場合があった。
これは、光出射エレメントの出射光が隣接する光出射エレメントの露光エリアに漏れ出るという露光ヘッド自体の要因や、プリント解像度の向上のために光出射エレメントが微細化されたことで、光センサへの光入射範囲を規制するスリット等を前記微細化に対応できる程に微細加工するのが困難であるという測定上の要因等の種々の要因によって、ある光出射エレメントの光出射光量を測定するときに周囲の光出射エレメントの出射光が混入してしまい、各光出射エレメントの光出射光量を正確には測定できていなかったことが原因であることがわかった。
そこで、設定濃度の画像からなる調整用プリント作製用の画像データに基づいて印画紙等の写真感光材料に対して露光ヘッドを露光動作させて調整用プリントを作製し、その調整用プリントの画像を画像読取り装置にて読み取ることで、実際のプリントとして光出射エレメントの光出射光量を評価する手法を併用することが考えられた。
ところが、調整用プリントを作製しての光出射エレメントの光出射光量の評価は調整精度が向上して光出射エレメントの適正な調整が可能となるものの、実際にプリントを作製してそのプリントの画像を画像読み取り装置に読み取らせるという作業が必要となり、露光ヘッドの特性の経時変化等に対応するための日々の装置の管理作業としてこのような作業を要求することは装置の管理負担が増大するものとなり、改善が求められていた。
このような問題点を解決すべく、以下の特許文献1記載の発明では、光出射エレメントのうちの1画素毎に順次発光させるように制御していた。
特開2003−118166号公報(第1頁、図1)
以上の特許文献1記載の発明では、光出射エレメント単位で以下に正確に測定するかとう観点のみから検討されている。このような手法を採用すると、確かに光出射エレメント単位では正確に測定できるものの、実際の画像形成装置のプリント動作時とは発光状態が異なるため、実際のプリント時の状況で測定できるものではない。
本件出願の発明者らが鋭意検討を重ねた結果、多数存在している画素のうちの1画素のみを発光させた測定状態と、実際のプリント時の全画素(たとえば、数千画素)が発光している状態とでは、光出射エレメントを駆動する駆動回路に流れる駆動電流が大きく異なることを見いだした。また、1画素のみを発光させた状態と、全画素を発光させた状態とでは、光出射エレメントを有する素子自体の状態も変わってくることを見いだした。
そして、あわせて、このような状態の違いにより、1画素毎の測定では、実際のプリント時の状況と発光状態も異なってくることを新たに見いだした。さらに、このような状態の違いにより、1画素毎の測定によって発光量の調整を行うのでは、実際のプリント時に満足する結果が得られないことも見いだした。
一方、光出射エレメントからの光量を測定する場合に用いる光センサの光電変換の際の入出力特性にも問題があることを、本件出願の発明者が見いだした。図13は複数の光出射エレメントを有する露光ヘッドを構成するPLZTチップ41の発光の様子と、その発光を検出するセンサ62aとの状態を模式的に示した説明図である。
この場合に、個々の光出射エレメントの発光プロファイルを示すと図14のようになる。この場合、周辺の低輝度の光量をも正確に測定することが重要になる。
図15はセンサ62aとして使用可能な固体撮像素子の入出力特性の一例を示す特性図である。この特性の固体撮像素子の場合、低輝度の部分でリニアリティが低下しており、実際より大きめの出力が得られるようになっている。
このようなセンサの測定結果を用いて光出射エレメントの発光制御を行うと、実際より大きな光出射が行われているものとしてフィードバック制御される結果、実際の画像形成時には所望の光量より小さい光量となる問題がある。
なお、図15の光電変換の際の入出力特性が別なカーブの特性であれば、また、別の形で光量制御に問題が生じてくることになる。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであって、実プリント時に近い状況を再現しつつ、かつ、正確な測定を行い、露光ヘッドの調整が可能な画像記録装置およびその制御方法を実現することを目的とする。
すなわち、課題を解決する手段としての本発明は以下に説明するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置されており、該光出射エレメントは光源からの光を露光駆動条件に応じて通過させる露光ヘッドと、前記光出射エレメントの主走査方向の配置間隔以下の間隔で前記光出射エレメントからの光を検出可能な受光部を有するセンサと、前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルと、前記補正テーブルを介して前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出する光量測定手段と、光量測定時における前記光量測定手段での測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置を制御する画像形成装置制御方法であって、前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、センサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルを備えておき、前記補正テーブルを介してセンサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する、ことを特徴とする画像形成装置制御方法である。
また、請求項9記載の発明は、露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置されており、該光出射エレメントは光源からの光を露光駆動条件に応じて通過させる露光ヘッドと、前記光出射エレメントの主走査方向の配置間隔以下の間隔で前記光出射エレメントからの光を検出可能な受光部を有するセンサと、前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルと、前記補正テーブルを介して前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出する光量測定手段と、光量測定時における前記光量測定手段での測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この発明では、センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、センサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルを備えておき、補正テーブルを介してセンサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する。
(2)請求項2記載の発明は、前記補正テーブルは、前記光源の特性と前記センサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルであり、該ルックアップテーブルにより光出射光量を算出する、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項10記載の発明は、前記補正テーブルは、前記光源の特性と前記センサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルである、ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置である。
この発明では、光源の特性とセンサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルによる補正テーブルを介してセンサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御するようにしている。
(3)請求項3記載の発明は、前記センサは副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を前記受光部として備え、前記センサと前記露光ヘッドとを光学的に相対的に移動させて走査を行う、ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項11記載の発明は、前記センサは、副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を前記受光部として備え、前記センサと前記露光ヘッドとを光学的に相対的に移動させる走査機構を有する、ことを特徴とする請求項9または請求項10のいずれかに記載の画像形成装置である。
この発明では、副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を、センサと露光ヘッドとを光学的に主走査方向に相対移動させることで光量測定を実行するようにしている。
(4)請求項4記載の発明は、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、前記露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項12記載の発明は、前記制御手段は、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、前記露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、ことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の画像形成装置である。
この発明では、光量測定時には、測定対象となる光出射エレメントを含め、露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行するようにしている。
(5)請求項5記載の発明は、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる前記光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項13記載の発明は、前記制御手段は、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる前記光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、ことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置である。
この発明では、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行するようにしている。
すなわち、このように光出射エレメントを駆動することで、少なくとも測定を行う光出射エレメント周辺で、光出射エレメントや駆動回路の素子自体の状態も実プリント時と極めて近い状況になっている。
(6)請求項6記載の発明は、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光時間を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項14記載の発明は、前記制御手段は、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光時間を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ことを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画像形成装置である。
この発明では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて異なる条件(異なる発光時間)で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ようにしている。
このように異なる条件(異なる発光時間)で複数回の光量測定を行うことで、露光時間の幅広い範囲にわたって、適切な測定をすることが可能になる。
(7)請求項7記載の発明は、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光強度を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項15記載の発明は、前記制御手段は、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光強度を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ことを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画像形成装置である。
この発明では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて異なる条件(異なる発光強度)で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ようにしている。
このように異なる条件(異なる発光強度)で複数回の光量測定を行うことで、発光強度の幅広い範囲にわたって、適切な測定をすることが可能になる。
(8)請求項8記載の発明は、前記受光部が画像形成時の感光材料と同じ面に配置された状態で光量測定が実行される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置制御方法である。
また、請求項16記載の発明は、前記受光部は画像形成時の感光材料と同じ面に配置された状態で光量測定が実行される、ことを特徴とする請求項9乃至請求項15のいずれかに記載の画像形成装置である。
この発明では、受光部は画像形成時の感光材料と同じ面位置に配置された状態で光量測定が実行される。
以上、説明したように、本発明によれば、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1と請求項請求項9記載の発明では、センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、センサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルを備えておき、補正テーブルを介してセンサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する。
この結果、補正テーブルによりセンサの光電変換特性を補正して露光駆動条件を制御することにより、実プリント時に近い状況での正確な測定によって発光量の調整を行うことができ、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
(2)請求項2と請求項請求項10記載の発明では、光源の特性とセンサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルによる補正テーブルを介してセンサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御するようにしている。
この結果、センサの光電変換特性だけでなく、光源の特性をも含んだ補正テーブルによりセンサの光電変換特性を補正して露光駆動条件を制御することにより、実プリント時に近い状況での正確な測定によって発光量の調整を行うことができ、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
(3)請求項3と請求項請求項11記載の発明では、副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を、センサと露光ヘッドとを光学的に主走査方向に相対移動させることで光量測定を実行するようにしている。
このようにすることで、固体撮像素子のほぼ同じ画素を用いて光出射エレメント列の光量測定ができるため、測定のばらつきがなくなり、正確な測定が可能になる。
(4)請求項4と請求項請求項12記載の発明では、光量測定時には、測定対象となる光出射エレメントを含め、露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行するようにしている。
光出射エレメントの多数存在している画素のうちの1画素のみを発光させた測定状態と、実際のプリント時の全画素(たとえば、数千画素)が発光している状態とでは、光出射エレメントを駆動する駆動回路に流れる駆動電流が大きく異なるが、このように、複数の光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を行うよう駆動することで、実プリント時に極めて近い状況を再現しつつ、1エレメント毎の正確な測定が可能になる。
すなわち、このように光出射エレメントを駆動することで、光出射エレメントを有する素子や駆動回路の状態も実プリント時と極めて近い状況になっている。
この結果、このように実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
(5)請求項5と請求項請求項13記載の発明では、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行するようにしている。
すなわち、このように光出射エレメントを駆動することで、少なくとも測定を行う光出射エレメント周辺で、光出射エレメントや駆動回路の素子自体の状態も実プリント時と極めて近い状況になっている。
この結果、このように実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
(6)請求項6と請求項請求項14記載の発明では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて異なる条件(異なる発光時間)で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ようにしている。
このように異なる条件(異なる発光時間)で複数回の光量測定を行うことで、露光時間の幅広い範囲にわたって、適切な測定をすることが可能になる。
この結果、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
(7)請求項7と請求項請求項15記載の発明では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて異なる条件(異なる発光強度)で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ようにしている。
このように異なる条件(異なる発光強度)で複数回の光量測定を行うことで、発光強度の幅広い範囲にわたって、適切な測定をすることが可能になる。
この結果、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
(8)請求項8と請求項請求項16記載の発明では、受光部は画像形成時の感光材料と同じ面位置に配置された状態で光量測定が実行される。
このため、各種光学特性が画像形成時と近くなるため、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施をするための最良の形態を詳細に説明する。
本発明の実施をするための最良の形態の画像形成装置について、図面を参照しつつ説明を行なう。
ここでは、本発明の実施の形態例である画像形成装置をデジタルミニラボ機などのデジタルプリントシステムに適用した場合の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態で例示するデジタルプリントシステムDPSは、いわゆるデジタルミニラボ機として一般に広く知られているものである。
図8に外観を示すように、現像処理済みの銀塩写真ポジフィルムあるいは銀塩写真ネガフィルム(以下、単に「フィルム」と略称する)やメモリーカード,MOディスクあるいはCD−Rディスク等の記憶媒体から写真プリントを作製するための画像データを入力する画像入力装置IRと、画像入力装置IRにて入力された画像データを写真感光材料である印画紙2に露光処理する露光・現像装置EPとから構成されている。
なお、画像入力装置IRと露光・現像装置EPとは図8に示されるように接続ケーブルで接続されていてもよいし、また、画像入力装置IRと露光・現像装置EPとは一体に構成されていてもよいし、さらに、ネットワーク接続によって互いに離れた位置に設定されていてもよい。
〈画像入力装置IRの概略構成〉
画像入力装置IRには、フィルムのコマ画像を読み取るフィルムスキャナ3と、メモリーリーダ,MOドライブ及びCD−Rドライブ等を備えた外部入出力装置4と、汎用小型コンピュータシステムにて構成されて、フィルムスキャナ3や外部入出力装置4の制御のほかデジタルプリントシステムDPS全体の管理を実行する主制御装置6とが備えられている。
画像入力装置IRには、フィルムのコマ画像を読み取るフィルムスキャナ3と、メモリーリーダ,MOドライブ及びCD−Rドライブ等を備えた外部入出力装置4と、汎用小型コンピュータシステムにて構成されて、フィルムスキャナ3や外部入出力装置4の制御のほかデジタルプリントシステムDPS全体の管理を実行する主制御装置6とが備えられている。
更に、主制御装置6には、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ6aと、露光条件の手動設定等や制御情報の入力操作をするための操作卓6bとが接続されている。
〈露光・現像装置EPの概略構成〉
露光・現像装置EPは、筐体内部に、プリンタ部EXと、プリンタ部EXにて露光された印画紙2を現像処理する現像処理部22と、現像処理部22内の印画紙搬送系の制御や現像処理液の管理を行う現像制御装置23と、露光・現像装置EP全体を制御するプリンタ制御装置24と、筐体上面に配置された印画紙マガジン8から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ25等にて現像処理部22へ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている(図9参照)。
露光・現像装置EPは、筐体内部に、プリンタ部EXと、プリンタ部EXにて露光された印画紙2を現像処理する現像処理部22と、現像処理部22内の印画紙搬送系の制御や現像処理液の管理を行う現像制御装置23と、露光・現像装置EP全体を制御するプリンタ制御装置24と、筐体上面に配置された印画紙マガジン8から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ25等にて現像処理部22へ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている(図9参照)。
露光・現像装置EPの筐体外部には、現像処理部22にて現像処理及び乾燥処理された印画紙2をオーダ毎に分類するためのソータ26が設けられている。更に、印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン8から引き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断するカッタ28が備えられている。
〈プリンタ部EXの構成〉
ここで、プリンタ部EXは、PLZT光シャッタ方式を採用した露光ユニット20と、露光ユニット20を制御する露光制御装置21とを主要部として構成されている。
ここで、プリンタ部EXは、PLZT光シャッタ方式を採用した露光ユニット20と、露光ユニット20を制御する露光制御装置21とを主要部として構成されている。
露光ユニット20は、図10に示すように、RGBなどの発光を行う光源としてのLED発光部20aと、LED発光部20aからの光を伝える光ファイバー束20bと、光ファイバー束20bの先端に接続された露光ヘッドとしてのPLZTプリントヘッド20cと、シャッタ制御回路20dとが備えられている。
なお、シャッタ制御回路20dは、後述するように、露光制御装置21と測光制御装置51とにより制御されている。
一方、PLZTプリントヘッド20cには、図11にブロック図として示すように数百個程度のPLZT素子40をライン状に並べて1チップに集積したPLZTチップ41(図12参照)を10個程度配置し、数千個のPLZT素子40からなる露光ラインが備えられており、PLZT素子40の並び方向がPLZTプリントヘッド20cの主走査方向となっている。
但し、PLZT素子40は主走査方向に単一の列を構成していてもよいが、図12に模式的に示すように、偶数番目のPLZT素子40(図中で「偶数列」として示す)と奇数番目のPLZT素子40(図中で「奇数列」として示す)とが主走査方向と直交する副走査方向に位置ずれした状態で配置されていてもよい。なお、複数列の場合、奇数列のPLZT素子40と偶数列のPLZT素子40とは、主走査方向に互いに補い合う位置に、いわゆる千鳥配置として配置されていることが好ましい。
このように配置された各PLZT素子40の光路の両側には、図示されていない偏光板が配置され、更に、各PLZT素子の透過光を印画紙2上に結像するための図示されないセルフォックレンズアレイ(日本板ガラス株式会社の商品名)が備えられている。
各PLZT素子40の夫々とこれら偏光板及びセルフォックレンズアレイ(日本板ガラス株式会社の商品名)等によって構成される光シャッタを備えて光出射エレメントLEが構成されている。すなわち、PLZTプリントヘッド20cは、露光する画像データの画素に対応する光出射エレメントLE(PLZT素子40)を前記主走査方向に配置して構成されている。
なお、本願明細書において、各PLZT素子40の発光(光出射)に関して述べる際には、光出射エレメントLEと言うことにする。
そして、各PLZT素子40の夫々に電源電圧を印加するか否かを切り替える半導体スイッチ42を1チップに集積したスイッチアレイ回路43と、各半導体スイッチ42を開閉駆動するシャッタ制御回路20dとが備えられ、シャッタ制御回路20dによって各半導体スイッチ42を開閉駆動することで、各PLZT素子40に形成されている一対の電極にパルス電圧が印加される。
この一対の電極に電圧が印加されるとPLZT素子40を通過した光が出射されて光出射状態となり、前記電極に電圧が印加されないと光の通過を遮断して光出射停止状態となる。
シャッタ制御回路20dは、画像形成時には、露光制御装置21から各画素のデジタル濃度データとしてプリントする画像の画像データを受け取ると、各画素のデータに応じたパルス幅のパルス電圧が、その画素に対応するPLZT素子40に印加されるように、各半導体スイッチ42を駆動する。
〈プリンタ部EXの調整〉
次に、上記構成のプリンタ部EXの調整について説明する。ここで説明するプリンタ部EXの調整は、個々の光出射エレメントLEの光出射光量のばらつきを補正するためのものである。なお、、デジタルプリントシステムDPSの工場出荷時あるいはデジタルプリントシステムDPSの設置作業時に行われる調整と、日々のプリント作業の稼働開始前にセットアップ作業として実行される調整とがある。
次に、上記構成のプリンタ部EXの調整について説明する。ここで説明するプリンタ部EXの調整は、個々の光出射エレメントLEの光出射光量のばらつきを補正するためのものである。なお、、デジタルプリントシステムDPSの工場出荷時あるいはデジタルプリントシステムDPSの設置作業時に行われる調整と、日々のプリント作業の稼働開始前にセットアップ作業として実行される調整とがある。
この調整のために、プリンタ部EXには、光出射エレメントLEの光出射光量を測定する測定手段LMとして図1に示す測光装置60が備えられ、測定手段の一部として機能すると共に、測光装置60の測定結果に基づいて各光出射エレメントLEの露光駆動条件を設定する動作条件設定手段としても機能する測光制御装置51が備えられている。
なお、光センサ62aが光電変換する際の入出力特性に応じて、該光センサ62aの検出結果から光出射エレメントLEの真の光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルが、メモリM内部に予め設けられている。
そして、この測光制御装置51と露光制御装置21とにより、シャッタ制御回路20dが制御される。さらに、このシャッタ制御回路20dにより、PLZTチップ41の光出射が制御される。
なお、本実施の形態例においては、光量測定時における、PLZTチップ41の光出射エレメントと、光センサ62aの受光部との関係は、図1(b)のようになっている。
なお、印画紙2に画像を露光形成して現像処理したプリントの画像を読み取る画像読取り装置が設けられていてもよい。
ここで、本実施の形態では、画像形成時には、受け取った各画素のデジタル画像データをPLZT素子40に印加するパルス電圧のパルス幅に変換するときの変換比率を露光駆動条件としており、光出射光量が調整目標の標準値より大きい光出射エレメントLEについては前記標準値からの偏差に応じてこの変換比率を小さくし、光出射光量が前記標準値より小さい光出射エレメントLEについては前記標準値からの偏差に応じてこの変換比率を大きくする。
測光装置60は、光出射エレメントLEの光出射光量を測定するための測光ヘッド62と、その測光ヘッド62を光出射エレメントLEの配置方向(主走査方向)に移動させるための移動手段としてボールネジ式の一軸駆動装置61とを主要部として構成され、プリンタ部EXの調整時にPLZTプリントヘッド20cに対向する位置に図示を省略する機構によってセットされる。
測光ヘッド62に備えられた光センサ62aの受光面上には、たとえば、図1(b)のように光出射エレメントより小さい面積の受光が複数設けられている。
一軸駆動装置61は、モータ61aがネジ軸61bを回転駆動することで、移動ステージ61cに取り付けられた測光ヘッド62を前記主走査方向に移動させる。
以下、測光制御装置51の制御による露光ヘッドの調整動作を概略的に説明する。
まず、工場出荷時あるいはデジタルプリントシステムDPSの設置作業時の精密な露光駆動条件の調整について説明する。
この精密な露光駆動条件の調整作業においては、最初に測光装置60の測定結果による露光駆動条件の調整を事前調整として行った後に、後述する調整用プリントを作製して最終的な露光駆動条件の微調整を行うようにしてもよい。
これらの露光駆動条件の調整は、図2に示すフローチャートの処理を実行する測光制御装置51およびシャッタ制御回路20dの制御によって実行される。
ここで、測光装置60の測定結果による露光駆動条件の調整段階における測光制御装置51およびシャッタ制御回路20dによる基本的な処理は、光出射エレメントLEの夫々について、光出射方向と交差する面内における光量分布を、その光量分布の裾部分を含む状態で測定し、測定した光量分布に基づいて光出射エレメントLEの露光駆動条件を設定し、その測定結果に基づいて先に設定した露光駆動条件を修正する。
各光出射エレメントLE夫々についての前記光量分布の裾部分までも正確に測定するためには、測定の対象となる光出射エレメントLEの発光部の面積よりも小さい面積の受光部を複数備えた光センサ62aを測光ヘッド62に設ける必要がある。
以下、図2のフローチャートを参照して、本実施の形態例の画像形成装置の動作に基づいて具体的な処理を説明する。なお、このフローチャートは、特に説明のない限り、測光制御装置51およびシャッタ制御回路20dによる制御であるものとする。
まず、測光装置60において、測定しようとする光出射エレメントからの光を光センサ62で受ける位置に測光ヘッド62を移動させる(ステップS201、S202)。
この場合、たとえば、測光制御装置51がモータ61aを駆動することで、移動ステージ61cを初期位置に移動させ、さらに、端部に位置する光出射エレメントからの光を光センサ62で受ける位置に測光ヘッド62を移動させる。
ここで、シャッタ制御回路20dは、光センサ62aでの光量測定しようとする範囲においては、検出しようとする光出射エレメントで光出射を行うよう駆動する(ステップS203)。
さらに、シャッタ制御回路20dは、光センサ62aでの光量測定しようとする範囲以外においては、少なくとも、測定しようとする光出射エレメントに隣接する少なくとも一方の側の光出射エレメントに光出射を行わせるように駆動する(ステップS204)。
この状態として、たとえば、図3(a)のように、測定しようとする光出射エレメント以外の全ての光出射エレメントに光出射を行わせるように駆動することが可能である。また、この状態として、たとえば、図3(b)のように、測定しようとする光出射エレメントに隣接する両側の光出射エレメントに光出射を行わせるように駆動することが可能である。さらに、この状態として、たとえば、図3(c)のように、測定しようとする光出射エレメントに隣接する一方の側の光出射エレメントに光出射を行わせるように駆動することが可能である。
このように、光出射エレメントの多数存在している画素のうちの測定する1画素(あるいは2列の場合は、2画素)のみを発光させるのではなく、測定しようとする光出射エレメントの周囲の光出射エレメントも光出射させることで、光出射エレメントを駆動する駆動回路に流れる駆動電流や光出射エレメントの発熱などの影響で、実プリント時に極めて近い状況を再現しつつ、正確な測定が可能になる。
なお、以上のステップS203〜ステップS204は、どのような順番で実行しても、また、同時に実行してもよい。
そして、以上のステップS203〜ステップS204により光出射の駆動がなされた状態で、測定しようとする光出射エレメントの光量データを得るため、光センサ62aでの検出結果を、メモリM内部の補正テーブルを介して補正する(ステップS205)。
ここで、ルックアップテーブル形式の補正テーブルは、光センサ62aが光電変換する際の入出力特性に応じて、該光センサ62aの検出結果から光出射エレメントLEの真の光出射光量を算出するための変換テーブルであり、メモリM内部に予め設けられているものとする。
まず、補正テーブルの作製手順について説明する。光出射エレメントが強度変調の場合、発光強度を変化させながら測定を行う。まず、粗く測定を行った後、リニアリティが悪い部分について、再度細かく発光強度を変化させながら測定を行う。たとえば、図4のAの部分が、このリニアリティの悪い部分に該当する。
また、光出射エレメントが時間変調の場合には、発光時間を変化させながら、同様な手順により測定を行う。
本実施の形態例では、実際に発光させる光出射エレメントによって補正テーブルを作製したが、複数の光出射エレメントと複数のCCDとで特性を求めて、平均化したものを補正テーブルとして用いてもよい。
また、光出射エレメントを用いてルックアップテーブルを作成する場合、同様の発光強度または発光時間にて数千のエレメントを発光させて測定し、その平均値をCCDの出力結果にしてテーブルを作成してもよい。この場合、信号レベルの低い部分(本実施の形態例では発光強度の小さい部分)でも複数の平均値を使用するため、ノイズの影響を低減させることが可能となり好ましい。今回は平均値を用いたが、積算値等、別の手法によりルックアップテーブル形式の補正テーブルを作成してもよい。
たとえば、光センサ62aの光電変換の際の入出力特性(光電変換特性)が図4のように低輝度部分でリニアでないものとすると、補正テーブルは図5のように上記リニアでない部分を補正する逆特性を有している。また、この補正テーブルには、光センサ62aの光電変換特性だけでなく、光源の特性をも含んだ補正テーブルとしておくことも望ましい。
そして、以上のステップS203〜ステップS205により光出射の駆動がなされた状態で、測定しようとする光出射エレメントの光量データを光センサ62aで検出して補正テーブルで補正した後に、測光制御装置51に取り込む(ステップS206)。
なお、光出射エレメントからの光量データを光センサ62aで取り込む際には、該光センサ62aは動いていても停止していてもどちらでもよい。但し、光センサ62aの移動・停止による速度変動の影響を少なくするためには、移動しながら測定することが好ましい。その場合も、測光制御装置51と露光制御装置21とは、同期をとりつつ行うことは言うまでもない。
そして、その他の各光出射エレメントについても光量測定を実行する場合(ステップS207でY)、以上の測光ヘッド移動(ステップS201)〜光量データ取り込み(ステップS206)を繰り返す。
ここで、以上の図3(b)のように測定しようとする光出射エレメントの両側の光出射エレメントも光出射を行いつつ、光量測定する様子を図6(a)〜図6(c)に示す。
そして、測光ヘッド62が終端に達するまで所定の測定位置での測光を繰り返し、終端に達すると(ステップS207でN)、光量測定動作を停止する。そして、測光制御装置51は、上述のようにして光センサ62で収集したデータを整理して、各光出射エレメントLE毎の光出射光量についての光量分布を演算する(ステップS208)。
このようにして得た光量分布のデータを、測光制御装置51に接続されている記憶手段としてのメモリMに記憶する(ステップS209)ことにより、光量測定の処理を完了する。
なお、このようにしてメモリMに記憶した光量分布に基づいて、画像形成時には、露光制御装置21が各光出射エレメントからの出射光量が均等になるように露光駆動条件を制御する。
すなわち、各光出射エレメントLE夫々の光出射光量を求めた後、各光出射エレメントLEについて、調整目標である標準の光出射光量との偏差に応じた補正量で、前記露光駆動条件すなわち各画素のデジタル画像データをPLZT素子40に印加するパルス電圧のパルス幅に変換するときの各光出射エレメント毎の変換比率を補正し、各光出射エレメントLEの光出射光量が均一となるようにする。
なお、この実施の形態例では、センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、センサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルを備えておき、補正テーブルを介してセンサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御することにより、実プリント時に近い状況での正確な測定によって発光量の調整を行うことができ、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、この実施の形態例では、光源の特性とセンサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルによる補正テーブルを介してセンサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御するようにしている。この結果、センサの光電変換特性だけでなく、光源の特性をも含んだ補正テーブルによりセンサの光電変換特性を補正して露光駆動条件を制御することにより、実プリント時に近い状況での正確な測定によって発光量の調整を行うことができ、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、この実施の形態例では、副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を光センサ62aとして使用し、主走査方向に移動させることで光量測定を実行するようにしている。このようにすることで、固体撮像素子のほぼ同じ画素を用いて光出射エレメント列の光量測定ができるため、測定のばらつきがなくなり、正確な測定が可能になる。
ここで、フォトセンサを用いて受光部をスリットによって測定範囲を狭めたものを使用することも可能である。
なお、この実施の形態例では、光センサ62aとPLZTチップ41との少なくとも一方が相対的に移動することで、主走査が実現されれば良く、その移動方式は問わないものとする。
また、この主走査に際しては、光センサ62aとPLZTチップ41との両方を固定しておいて、ミラーを移動させることで読み取り位置を主走査方向に移動させるスキャン方式も用いることが可能である。
なお、この実施の形態例では、光出射エレメントからの出射光の光量測定を行う受光部は、光出射エレメントより小さく構成されている。これにより、1つの発光素子(光出射エレメント)毎に対して光量プロファイルを作成することができ、測定の精度を向上させることができる。
また、この実施の形態例では、光量測定時には、測定対象となる光出射エレメントを含め、露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行するようにしている。光出射エレメントの多数存在している画素のうちの1画素のみを発光させた測定状態と、実際のプリント時の全画素(たとえば、数千画素)が発光している状態とでは、光出射エレメントを駆動する駆動回路に流れる駆動電流が大きく異なるが、このように、複数の光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を行うよう駆動することで、実プリント時に極めて近い状況を再現しつつ、1エレメント毎の正確な測定が可能になる。すなわち、このように光出射エレメントを駆動することで、光出射エレメントを有する素子や駆動回路の状態も実プリント時と極めて近い状況になっている。この結果、このように実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、この実施の形態例では、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行するようにしている。すなわち、このように光出射エレメントを駆動することで、少なくとも測定を行う光出射エレメント周辺で、光出射エレメントや駆動回路の素子自体の状態も実プリント時と極めて近い状況になっている。この結果、このように実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、この実施の形態例では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて同一条件で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行うことも好ましい。このように同一条件で複数回の光量測定を行うことで、測定時のノイズなどによる影響を排除することが可能になる。
この結果、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、この実施の形態例では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて異なる条件(異なる発光時間)で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ようにしている。このように異なる条件(異なる発光時間)で複数回の光量測定を行うことで、露光時間の幅広い範囲にわたって、適切な測定をすることが可能になる。この結果、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、この実施の形態例では、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて異なる条件(異なる発光強度)で複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、ようにしている。このように異なる条件(異なる発光強度)で複数回の光量測定を行うことで、発光強度の幅広い範囲にわたって、適切な測定をすることが可能になる。この結果、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
すなわち、以上の説明において、測光制御装置51およびシャッタ制御回路20dによる光量測定の一連の動作(ステップS201〜ステップS207)を、1回のみでなく、同一条件で複数回実行して、各エレメントについて加算あるいは平均の演算処理を行って光量分布を求めるようにしてもよい。また、同一条件の測定を複数回実行して求めた光量分布について、加算あるいは平均の演算処理を行って最終的な光量分布を求めるようにしてもよい。このようにすることで、ランダムに発生するノイズの影響を低減することが可能になる。
なお、以上の複数の測定により求めた光量分布に基づいて行う演算としては、積算、平均、積算と平均の組み合わせ、などが考えられる。そして、演算値を規格化したデータを元にして補正を行う。
また、以上の説明において、測光制御装置51およびシャッタ制御回路20dによる光量測定の一連の動作(ステップS201〜ステップS207)を、1回のみでなく、異なる条件で複数回実行して、各エレメントについて加算あるいは平均の演算処理を行って光量分布を求めるようにしてもよい。また、異なる条件の測定を複数回実行して求めた光量分布について、加算あるいは平均の演算処理を行って最終的な光量分布を求めるようにしてもよい。
このようにすることで、ランダムに発生するノイズの影響を低減することが可能になるだけではなく、幅広い信号領域で光量分布を求めることが可能になる。すなわち、低発光量時の光量分布と高発光量時の光量分布とを求めることも可能になり、どのような条件でも適切な補正をすることが可能になる。
また、この実施の形態例では、受光部は画像形成時の感光材料と同じ面位置に配置された状態で光量測定が実行されることが望ましい。このため、各種光学特性が画像形成時と近くなるため、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
また、以上の光量測定を実施して光量分布を求めた後に、調整用プリントを用いた光量測定により更に光量調整を行い、該光量調整により光出射を行って測光した結果を補正値として定め、メモリMに記憶しておく。そして、これ以降は、メモリの結果と、測光の結果とを比較し、メモリの結果に合うように、補正値を算出してメモリMあるいは露光制御装置21内のメモリ(図示せず)に記憶しておく。そして、実プリント時には、画像信号値と補正値とを乗算演算することにより画像形成を実行する、ことが望ましい。
この調整プリントを用いる実施の形態例では、設定濃度の画像からなる調整用プリント作製用の画像データに基づいて印画紙等の写真感光材料に対して露光ヘッドを露光作動させて調整用プリントを作製し、その調整用プリントの画像を画像読取り装置にて読み取ることで、実際のプリントとして光出射エレメントの光出射光量を評価する。この結果、実プリント時に近い状況での測定によって発光量の調整を行うことで、実際のプリント時に満足する結果が得られるようになる。
以下、測光装置60の測定結果に基づく露光駆動条件の調整を終了し、引き続いて調整用プリントを作製して最終的な露光駆動条件の微調整を行う場合について説明する。
調整用プリントCPは、図7に示すように、略無彩色の濃度階調を複数段階で表す濃度段と、該濃度段の間に配置されて光出射エレメントLEを特定するためのマーカ段とを有する画像を、印画紙2に露光形成して現像処理したものである。ここでは、一例として、4種類の異なる濃度を表す濃度段#1〜濃度段#4と、2つのマーカ段との例を示している。
ここで、マーカ段#1は濃度段#1と濃度段#2とで光出射エレメントLEを特定するためであり、マーカ段#2は濃度段#3と濃度段#4とで光出射エレメントLEを特定するためである。また、マーカ段において、記録素子配列方向が同じ位置において、RGBそれぞれのマーカから構成されている。なお、マーカ段は、数エレメント毎あるいは1エレメント毎に発光するパターンとなっている。
この調整用プリント作製用の画像データは、測光制御装置51あるいはメモリMに記憶されている。濃度段を構成する各濃度段階の帯状領域は、各濃度段階で一定濃度を有し主走査方向(記録素子配列方向)に延びている。
調整用プリントCPを作製するために、まず、測光装置60が所定の測光位置から側脇に待避し、PLZTプリントヘッド20cの露光位置を印画紙2が通過可能な状態とする。次に、印画紙2をPLZTプリントヘッド20cの露光位置へ搬送移動すると共に、調整用プリント作製用の画像データをシャッタ制御回路20dへ送って調整用プリントCPの画像を印画紙2に露光形成する。
調整用プリントCPの画像が露光形成された印画紙2は、現像処理部22で現像処理並びに乾燥処理された後に排出される。調整作業者が、仕上がりプリントとして排出された調整用プリントCPを画像読取り装置52にセットして読取り動作を開始させると、読み取られた画像データは順次に測光制御装置51に取り込まれる。そして、調整用プリントCPの画像データの入力が完了すると、読み取った濃度データが設定許容範囲内に収まっているか否かによって露光駆動条件の補正が必要か否かを判断する。
具体的に説明すると、濃度段における何れかの濃度段階について、マーカ段の情報から各光出射エレメントLEに対応する位置の濃度データを特定し、各光出射エレメントLEに対応する位置の濃度データのばらつきが設定許容範囲内か否かをチェックし、設定許容範囲内に収まっていなければ補正の必要有りと判断する。
より具体的には、前記マーカ段によって特定した位置にて、濃度段データを光出射エレメントの記録方向(光出射エレメントの配列方向に直交する方向)で平均化し、これを各濃度段毎に行い、各光出射エレメントに対して4種のデータを得る。この4種のデータから、各光出射エレメントの補正係数を計算処理する。
なお、以上の実施の形態例において、最終的にプリントにて濃度補正を行い、補正値を算出する。そして、算出した補正値にて測光を実行し、この測光結果をメモリMに記憶しておく。そして、これ以降、このメモリMの記憶結果と、測光の結果とを比較し、メモリの結果に合致するように補正値を算出する。この算出した補正値を、メモリMあるいは露光制御装置21内のメモリ(図示せず)に記憶しておく。そして、実プリント時には、画像信号値と補正値とを乗算演算することにより画像形成を実行する、ことが望ましい。
20c PLZTプリントヘッド
20d シャッタ制御回路
21 露光制御装置
41 PLZTチップ
51 測光制御装置
20d シャッタ制御回路
21 露光制御装置
41 PLZTチップ
51 測光制御装置
Claims (16)
- 露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置されており、該光出射エレメントは光源からの光を露光駆動条件に応じて通過させる露光ヘッドと、前記光出射エレメントの主走査方向の配置間隔以下の間隔で前記光出射エレメントからの光を検出可能な受光部を有するセンサと、前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルと、前記補正テーブルを介して前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出する光量測定手段と、光量測定時における前記光量測定手段での測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置を制御する画像形成装置制御方法であって、
前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、センサの検出結果から光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルを備えておき、前記補正テーブルを介してセンサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出し、光量測定時における補正済みの測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する、
ことを特徴とする画像形成装置制御方法。 - 前記補正テーブルは、前記光源の特性と前記センサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルであり、該ルックアップテーブルにより光出射光量を算出する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置制御方法。 - 前記センサは副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を前記受光部として備え、
前記センサと前記露光ヘッドとを光学的に相対的に移動させて走査を行う、
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像形成装置制御方法。 - 光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、前記露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置制御方法。 - 光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる前記光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、
ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置制御方法。 - 光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光時間を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置制御方法。 - 光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光強度を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置制御方法。 - 前記受光部が画像形成時の感光材料と同じ面に配置された状態で光量測定が実行される、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置制御方法。 - 露光する画像データの画素に対応する複数個の光出射エレメントが主走査方向に光出射エレメント列として配置されており、該光出射エレメントは光源からの光を露光駆動条件に応じて通過させる露光ヘッドと、
前記光出射エレメントの主走査方向の配置間隔以下の間隔で前記光出射エレメントからの光を検出可能な受光部を有するセンサと、
前記センサが光電変換する際の入出力特性に応じて、前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出するためのルックアップテーブル形式の補正テーブルと、
前記補正テーブルを介して前記センサの検出結果から前記光出射エレメントの光出射光量を算出する光量測定手段と、
光量測定時における前記光量測定手段での測定結果に基づいて、画像形成時の各光出射エレメントの露光駆動条件を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記補正テーブルは、前記光源の特性と前記センサの光電変換する際の入出力特性とに応じて作成されたルックアップテーブルである、
ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。 - 前記センサは、副走査方向に複数受光素子を有する固体撮像素子を前記受光部として備え、
前記センサと前記露光ヘッドとを光学的に相対的に移動させる走査機構を有する、
ことを特徴とする請求項9または請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、前記露光ヘッドに含まれる複数の前記光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、
ことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、光量測定時には、測定対象となる前記光出射エレメントを含め、少なくとも前記測定対象となる前記光出射エレメントに隣接する光出射エレメントから光出射を行いつつ光量測定を実行する、
ことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光時間を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、
ことを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、光量測定時には、検出しようとする前記光出射エレメントから光出射を行わせる際に、同一の前記光出射エレメントついて発光強度を異ならせて複数回の光量測定を行い、複数回の測定結果について演算を行う、
ことを特徴とする請求項9乃至請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記受光部は画像形成時の感光材料と同じ面に配置された状態で光量測定が実行される、
ことを特徴とする請求項9乃至請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
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2003
- 2003-09-01 JP JP2003308974A patent/JP2005074846A/ja active Pending
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