JP2005074832A - 輪転印刷機 - Google Patents

輪転印刷機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005074832A
JP2005074832A JP2003308620A JP2003308620A JP2005074832A JP 2005074832 A JP2005074832 A JP 2005074832A JP 2003308620 A JP2003308620 A JP 2003308620A JP 2003308620 A JP2003308620 A JP 2003308620A JP 2005074832 A JP2005074832 A JP 2005074832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
cylinder
impression
printing unit
impression cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003308620A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Naka
正裕 仲
Reiji Fujiwara
鈴司 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd
Original Assignee
Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd filed Critical Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd
Priority to JP2003308620A priority Critical patent/JP2005074832A/ja
Publication of JP2005074832A publication Critical patent/JP2005074832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

【課題】圧胴を印刷胴に対して接離動作することなしに、印刷ユニットの印刷可能長さより長い天地サイズの絵柄を短い絵柄を印刷する。
【解決手段】圧胴5と圧胴に転接する印刷胴とからなり、印刷胴の周面に圧胴と転接してニップ部を形成する大径部とニップを開放する小径部を有し、大径部の周面に形成されるインキ像を圧胴との間を走行する用紙2に印刷するようにした印刷ユニット1a,1b,1cを用紙の走行経路に複数組配置し、それぞれの印刷ユニットの圧胴による用紙送り速度を一定にし、それぞれの印刷ユニットの印刷胴を、それぞれ個々に回転制御可能にした個々の駆動モータ7a,7b,7c,7dにて駆動するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも2組以上の印刷ユニットを用いて、1組の印刷ユニットの印刷可能長さより長い天地サイズの絵柄を印刷でき、あるいは、1組の印刷ユニットの印刷可能長さより短い任意サイズの絵柄を連続して、または異なる絵柄を繰り返し印刷できるようにした輪転印刷機に関するものである。
この種の従来の輪転印刷機として、印刷胴に対して圧胴を接離可能に設けた印刷ユニットを用紙の走行方向に複数配列し、各印刷ユニットの圧胴をタイミングをとって選択的に接離するようにして、順次天地方向に位置がずれていると共に、天地方向に連続した絵柄を印刷するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−80053号公報
従来のこの種の輪転印刷では上記したように、印刷胴に対して圧胴を接離させるようになっていたため、この圧胴の接離作動させる際の電磁弁の応答速度による遅れ、エアーシリンダ等の作動機構部分での動作遅れ、機械的摩擦損失等による応答性の面から時間的制約が生じ、これらにより印刷速度への影響が生じてしまうという問題があった。
また、相当な重量を有する圧胴が動くことで、印刷見当に影響が生じると共に、エアーシリンダ等の作動機構部分が頻繁に作動することからこの部分を構成する機器の耐久性の問題や、騒音の問題があった。
そしてさらに、装置が大がかりになり、コストが増大し、しかも汎用性に欠ける面があった。
本発明は上記のことに鑑みなされたもので、印刷胴に対する圧胴の接離動作をなくして、圧胴の接離作動による電磁弁や動作機構の作動遅れを解消し、長尺印刷、同一絵柄あるいは異なる絵柄の繰り返し印刷を高速度で、しかも高精度で行うことができるようにした輪転印刷機を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明に係る輪転印刷機は、圧胴と圧胴に転接する印刷胴とからなり、印刷胴の周面に圧胴と転接してニップ部を形成する大径部とニップを開放する小径部を有し、大径部の周面に形成されるインキ像を圧胴との間を走行する用紙に印刷するようにした印刷ユニットを用紙の走行経路に複数組配置し、それぞれの印刷ユニットの圧胴による用紙送り速度を一定にし、それぞれの印刷ユニットの印刷胴を、それぞれ個々に回転制御可能にした個々の駆動モータにて駆動するようにした構成になっている。
本発明によれば、印刷ユニットの印刷可能と長さより長い天地サイズの絵柄と、印刷ユニットの印刷可能長さより短い任意サイズの連続する絵柄を、用紙に対して印刷胴を接離動作することなく印刷することができる。
これにより、圧胴の接離動作による電磁弁や動作機構の作動遅れを解消でき、上記印刷を高速度で、しかも高精度で行うことができる。また重量が大きな圧胴を動作がないことにより、機器の耐久性を向上することができると共に、騒音、振動を低減することができる。さらに装置全体をコンパクトにすることができる。
図1は本発明に係る輪転印刷機の要部を概略的に示すもので、図中1a,1b,1cは用紙2の走行ライン上の印刷部に複数組(2組以上)配置される印刷ユニットであり、この各印刷ユニット1a,1b,1cのそれぞれはオフセット型で、互いに転接して逆方向に回転する版胴3とブランケット胴4と圧胴5とからなり、版胴3に図示しないインキ装置のロールが転接されている。
版胴3とブランケット胴4は同径になっていて、それぞれの周面には、それぞれの全周より短く、かつ同長の大径部3a,4aが設けてあり、この両大径部3a,4aが相互に接転してニップ部を構成するようになっている。そして小径部はニップ開放部となる。版胴3の大径部3aには刷版が装着されるようになっており、またブランケット胴4の大径部4aの周面にブランケットが装着されている。
各印刷ユニット1a,1b,1cのブランケット胴4と圧胴5の間を通る用紙2は、これの上流側と下流側に設けられた送りロール装置6a,6bにて走行されるようになっている。
上記各印刷ユニット1a,1b,1cの圧胴5と上流側と下流側の送りロール6a,6bは1つの駆動モータ7aにて駆動されて用紙2は等速で走行されるようになっている。
一方各印刷ユニット1a,1b,1cのそれぞれの版胴3とブランケット胴4は互いに歯車結合されて両者が等速回転するようになっていて、各印刷ユニット1a,1b,1c毎の版胴3とブランケット胴4は単独の駆動モータ7b,7c,7dにて駆動されるようになっている。そしてこの各駆動モータ7b,7c,7dは図示しない制御装置にて個々に回転制御可能になっている。
上記構成において、各駆動モータ7a〜7dを各胴の外周の周速が同一になるように等速駆動することにより、用紙2は各印刷ユニット1a,1b,1cのブランケット胴4と圧胴5の間を等速で走行され、この間に各印刷ユニット1a,1b,1cのブランケット胴4の大径部4aと圧胴5のニップ範囲にわたって印刷が行われる。このときの各印刷ユニット1a,1b,1cにおける印刷長さの最大はブランケット胴4の大径部4aの周長である。そして各ブランケット胴4の小径部がニップ開放部となってこの部分に対向する用紙2はブランケット胴4に接触されることなく走行される。
ここにおいて、1つの、例えば第3の印刷ユニット1cの版胴3とブランケット胴4を、これのブランケット胴4の小径部を圧胴5に対向させてニップ開放状態で停止して、この印刷ユニット1cによる印刷を休止し、第1・第2の2つの印刷ユニットを用いた印刷作動を図3を参照して説明する。
図3において、第1・第2の2つの印刷ユニット1a,1bのブランケット胴4の大径部4aの周長をa−b、小径部であるニップ開放部をb−a、そして大径部4aの周面に版胴3側から転写される絵柄の天地長さをa−cとする。また、圧胴5にて用紙2を支持してブランケットに押圧する点を押圧接点0とする。
(1)ブランケット胴の大径部の周長より短い範囲内での任意の天地サイズの絵柄の連続印刷
図3において、第1の印刷ユニット1aのブランケット胴4−1は、大径部4aの周長a−bにわたって用紙2の走行速度と等速の周速で回転して押圧接点0にて天地長さがa′−c′の絵柄Xを印刷し、さらにc′−bの絵柄空白地を送った状態になっており、この状態から大径部4aの後端部bが押圧接点0を通過してニップ開放状態となる。そして次の絵柄Xの先端予定位置a″が押圧接点0の位置まで用紙2が走行してくる間に、版胴4−1をこれのaがa″と一致する位置まで回転させる。
このとき、0−a″の距離はb−aの距離より短い場合はその差だけ版胴4−1を速く回転させ、長い場合はその差だけゆっくり回転させ、さらに等しい場合は用紙2の速度と等しい速度で回転させる。これにより、第1の印刷ユニット1aでは、用紙2には天地長さがa′−c′の絵柄Xが、この天地長さa′−c′と同一長さc′−a′の空白部Yをあけて繰り返し印刷される。
一方第2の印刷ユニット1bでは、絵柄Xの後端c′が圧胴5との押圧接点0にきたときにブランケット胴4−2の大径部4aの先端(絵柄Zの先端)aが位置するようにしておき、上記第1の印刷ユニット1aと同様にこの状態からブランケット胴4−2をa−cにわたって用紙2と等周速で回転させて第1の印刷ユニット1aにて印刷された絵柄Xの間の空白部Yに第2の印刷ユニット1bによる絵柄Zが印刷される。この第2の印刷ユニット1bでも第1の印刷ユニット1aと同様にブランケット胴4は1回転毎において用紙2の走行速度と等しい周速と、これより速いか、遅い周速に制御される。
これにより用紙2上に、各印刷ユニット1a,1bのブランケット胴4−1、4−2による天地長さa′−c′、c′−a′の絵柄X,Zが空白部が生じることなく繰り返し連続して印刷される。
従って、両印刷ユニット1a,1bとも同一の絵柄の版を装着し、インキも同一として、用紙2の走行に従って走行順に交互に印刷位置を第1・第2の印刷ユニット1a,1bで分担して印刷することで、ブランケット胴4の周長より短い同一の絵柄を、絵柄の相互間に空白地(ドブ)が生じることなく繰り返し印刷される。
(2)ブランケット胴の大径部の周長より長い長尺印刷
図3において、第1の印刷ユニット1aによる絵柄Xと第2の印刷ユニット1bの絵柄Zを1つの絵柄のつなぎ合わせの絵柄にすることにより、両絵柄X,Zを合わせた絵柄が繰り返し空白部なしに印刷される。このときの絵柄の天地長さはa−cの2倍となり、1つのブランケット胴の大径部の周長より長くすることができる。そして第3の印刷ユニットを用いることによりこの天地長さをさらに長くすることができる。
図2は圧胴5の他例を示すもので、この圧胴5の周面に、ブランケット胴4の大径部4aに転接してニップ部となる大径部5aを設けている。
なお、上記実施の形態では、版胴3に転接するブランケット胴4に圧胴5を転接するようにしたオフセット印刷機で例で示したが、これは版胴に圧胴を直接転接するようにしたオフセット方式でない輪転印刷機においても適用されることはいうまでもない。このことからオフセット方式の版胴3に転接するブランケット胴4、あるいは非オフセット方式の版胴を印刷胴とし、この印刷胴の周面に大径部を設け、この印刷胴の回転を制御する。
本発明に係る輪転印刷機の要部を概略的に示す説明図である。 圧胴の他例を示す説明図である。 本発明の作用説明図である。
符号の説明
1a,1b,1c…印刷ユニット
2…用紙
3…版胴
4…ブランケット胴
5…圧胴
6a,6b…送りロール
7a,7b,7c,7d…駆動モータ。

Claims (1)

  1. 圧胴と圧胴に転接する印刷胴とからなり、印刷胴の周面に圧胴と転接してニップ部を形成する大径部とニップを開放する小径部を有し、大径部の周面に形成されるインキ像を圧胴との間を走行する用紙に印刷するようにした印刷ユニットを用紙の走行経路に複数組配置し、
    それぞれの印刷ユニットの圧胴による用紙送り速度を一定にし、
    それぞれの印刷ユニットの印刷胴を、それぞれ個々に回転制御可能にした個々の駆動モータにて駆動するようにした
    ことを特徴とする輪転印刷機。
JP2003308620A 2003-09-01 2003-09-01 輪転印刷機 Pending JP2005074832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003308620A JP2005074832A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 輪転印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003308620A JP2005074832A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 輪転印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005074832A true JP2005074832A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34411045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003308620A Pending JP2005074832A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 輪転印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005074832A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137518A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Nippon Reliance Kk 印刷装置及び印刷方法
JP2010531256A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 可変カットオフ印刷ユニットおよび印刷方法
JP2010531255A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド ベルトブランケットを有する可変カットオフ式印刷機および印刷の方法
JP2011518701A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 無限可変カットオフ印刷機及びカットオフを変更する方法
JP2013215893A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Lintec Corp 印刷装置および印刷方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531256A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 可変カットオフ印刷ユニットおよび印刷方法
JP2010531255A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド ベルトブランケットを有する可変カットオフ式印刷機および印刷の方法
JP2011518701A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 ゴス インターナショナル アメリカス インコーポレイテッド 無限可変カットオフ印刷機及びカットオフを変更する方法
JP2010137518A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Nippon Reliance Kk 印刷装置及び印刷方法
JP2013215893A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Lintec Corp 印刷装置および印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11129435A (ja) キャリエッジに装着した交換可能な版胴を有する印刷機
US8141489B2 (en) Variable cutoff printing unit and method of printing
JP2001322236A (ja) ウェブ輪転印刷機における印刷ユニット配列
EP2276631B1 (en) Infinitely variable cut off printing press and method of varying cut off
JP2001080053A (ja) 長尺印刷物用印刷装置
EP2436518A2 (en) Variable cutoff printing press and method for double printing
JP2005074832A (ja) 輪転印刷機
JP2006247869A (ja) バリアブル印刷機
JP4814309B2 (ja) ブランケット胴胴抜き支持面を有する印刷ユニット
US4706863A (en) Intermittent feeding apparatus for a continuous sheet
JP5335071B2 (ja) 無限可変カットオフ印刷機
JP2005131782A (ja) 打抜きシステムまたは印刷システム
JP2009527434A (ja) 画像形成用機械のための給送システム
JP2009096201A (ja) 加工機における印刷版交換方法及び交換装置
JP2009119636A (ja) 印刷機
JPS62191146A (ja) 印刷機
US20050241505A1 (en) Printing press and method for printing two webs
JP2002234139A (ja) 輪転印刷機
JP4301233B2 (ja) バリアブル印刷機
JP2005246970A (ja) ウェブオフセット印刷機用の拡張可能印刷ユニット
JP2005193437A (ja) マルチウエブ型輪転機
JP2016203506A (ja) タワー型印刷装置及びオフセット輪転印刷機
JP2000202994A (ja) インキ供給制御方法
JP4723197B2 (ja) 枚葉輪転印刷機の版見当調整装置
JP2005088514A (ja) バリアブル印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081001