JP2005074257A - 衛生シール - Google Patents

衛生シール Download PDF

Info

Publication number
JP2005074257A
JP2005074257A JP2003305058A JP2003305058A JP2005074257A JP 2005074257 A JP2005074257 A JP 2005074257A JP 2003305058 A JP2003305058 A JP 2003305058A JP 2003305058 A JP2003305058 A JP 2003305058A JP 2005074257 A JP2005074257 A JP 2005074257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sanitary
sanitary seal
adhesive
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003305058A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Utsunomiya
仁 宇都宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ONE PLUS KK
Original Assignee
ONE PLUS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ONE PLUS KK filed Critical ONE PLUS KK
Priority to JP2003305058A priority Critical patent/JP2005074257A/ja
Publication of JP2005074257A publication Critical patent/JP2005074257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
シートの交換が容易であると共に、既存の機器等に容易に適用できる、衛生シールを提供する。
【解決手段】
複数のシートを剥離可能に積層して成るシールを、不特定多数の人の身体に接触する機器等の身体との接触面に貼り付けて使用する。機器等を使用する度に最表層のシートを剥がすことで未使用な面を露出させることができ、身体との接触面を常に清潔に保つことができる。これにより、感染症の媒介を防止することができ、衛生上の不安を感じることなく機器等を使用できるようになる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、不特定多数の人の身体に接触する機器等に貼り付け、該機器等の身体との接触面を清潔に保つための衛生シールに関する。
従来、医療機関において使用される聴診器、脳波や心電図測定のための電極、X線撮像機の撮像面、超音波診断装置のプローブや、映画館等の公共施設で貸し出される骨伝導機器、公衆便所の便座などは、不特定多数の人の身体に密着して使用されるため、身体との接触面に汚れが付着して不衛生になりやすく、場合によっては感染症を媒介する可能性もあり、被検者又は使用者に不安感を与える。そこで、これらの機器等は、使用する度に身体との接触面をアルコール等によって消毒するなどの対策が取られてきた。しかし、消毒には手間が掛かり、又、電気回路を内装した機器等は消毒が困難な場合もある。
このような問題を解決するために、特許文献1には、超音波診断装置のプローブに保護シートを被着したものが記載されている。保護シートは検査の度に着脱するか、巻送ロールから新しいシートを引き出すことによって交換される。
しかし、使用する度に古いシートを剥がし、新しいシートに張り替えるという作業を行うのは大変な手間となる。また、ロール式とする場合には、既存の機器を改造するか、機器の製造段階から巻送ロールを機器の内部に設けておく必要があり、既存の機器に容易に適用することはできない。
特開平5-176927号公報([0005],[0006],図1)
本発明は、このような点に鑑みて成されたものであり、シートの交換が容易であると共に、既存の機器等に容易に適用できる、衛生シールを提供することにある。
本発明に係る衛生シールは、不特定多数の人の身体に接触する機器等を衛生的に使用するため、該機器等の身体との接触面に貼り付ける衛生シールにおいて、複数のシートを剥離可能に積層してなることを特徴とする。
複数枚のシートを剥離可能に積層することにより、使用する度に最表層のシートを剥がすことで未使用な面を露出させることができ、機器等と身体との接触面を常に清潔に保つことができる。
本発明に使用するシートの材質は、ポリ塩化ビニル、ポリエステルなどの合成樹脂、紙、布、不織布など、適用する機器や目的に応じたものを使用する。合成樹脂から成るシートを用いた場合には、表層のシートから下層のシートに細菌等が透過することを防ぐことができる。紙や不織布などを用いた場合は、汗や皮脂を吸収し、使用感を向上させることができる。又、各シートを上記材料の組み合わせによって形成しても良い。例えば、不織布と合成樹脂フィルムを接着して1枚のシートとすることで、使用感を向上させると共に、細菌の透過も防ぐことができる。
シートの積層手段としては、粘着剤や静電気を利用する他、重ねたシートをプレスして全層に亘って凹凸を付けることにより各シートを接合させるなど、剥離可能であればいかなる手段を用いてもよい。粘着剤を使用する場合は、シートの全面あるいは部分的に塗布する。紙や不織布のシートには、弱粘着性の粘着剤を用いることが望ましい。
粘着剤を使用する場合、本発明の衛生シールは、図1のように片面のみに粘着剤11を塗布したシート10を粘着面が機器等と接触する側を向くように積層することによって形成される。このようにして形成された衛生シールは、粘着面を機器等に貼り付け、非粘着面を身体に接触させて使用する。あるいは、図2のように、片面のみに粘着剤11を塗布したシート10を粘着面が身体と接触する側を向くように積層した構成としても良い。この場合は機器等と直接接触するシートのみ機器等との接触面13にも粘着剤を塗布する。このような構成とすることにより、シールを介して機器等を皮膚に貼り付けることができ、使用の度に最表層のシートを剥離して、新しい粘着面を露出させることができる。この場合、粘着剤としては、皮膚への刺激性の少ないものを使用することが望ましい。
また、感熱性接着剤や感圧性接着剤、あるいは熱加圧によって接着する樹脂等を用いて、加熱・加圧あるいは加圧により複数枚のシートを擬似接着してもよい。擬似接着とは各シートが一応接着しつつも、剥離後は接着性を失うように接着することであり、表層のシートを剥離した際に下層のシートの表面に粘着剤が残って使用感を損ねる心配が無く、更に剥離したシートが不要箇所等に貼り付いたりすることが無いため、後処理が容易である。
このような構成の積層フィルムとして、三和印刷工業株式会社製のC-パック(商標登録第4243204号)を利用することができる。C-パックは、複数枚のポリプロピレンフィルムを、熱圧着によって接着するポリエチレン系樹脂の層を挟んで積層し、加熱圧着により疑似接着したものであり、使用の度に各ポリプロピレンフィルムを容易に剥離することができ、又、一旦剥離したポリプロピレンフィルムは接着性を失う。
本発明の衛生シールは、各シートを容易に剥離できるようにするため、各シートの端部に粘着あるいは接着されない領域を設けるか、段差ができるよう少しずつずらして積層することが望ましい。粘着・接着されない領域は、各シートの端部にスペーサを挟み込んだり、粘着剤を塗布しない領域または疑似接着を行わない領域を設けることによって形成する。
積層させるシートの枚数は、適用する機器等の使用を妨げない厚さとなるようにする。また、一枚のシートのみを機器等に貼り付ける構成としても良い。
以下、図を参照して本発明の実施例を説明する。図3は本発明の衛生シールを骨伝導補聴器に適用した例を示す構成図である。骨伝導補聴器30は、音声信号を振動に変換し、こめかみ等に当てた骨伝導スピーカー31から頭骨を経由して内耳に音を伝える補聴器である。本実施例の衛生シール32の材料としては、リンテック株式会社製のセパタックを使用し、片面に粘着剤を塗布したセパタックフィルムを順に積層し、骨伝導スピーカー31の形状に合わせて裁断したものをスピーカー31の皮膚との接触面に貼り付けて使用する。各シートの端部には、図1のようにスペーサ12を挟むことによって非粘着領域33が設けられており、使用後は上記非粘着領域33を把持することにより容易に表層のシートを剥離させ、新しい面を露出させることができる。このような衛生シールを貼付することにより、骨伝導補聴器を病院や、介護施設、映画館など公共の場で不特定多数の人に貸し出して使用する場合でも、骨伝導スピーカー31の皮膚との接触面を常に清潔に保つことができ、感染症の媒介を防止し、衛生上の不安を感じることなく使用できるようになる。
積層するシートの枚数は、少ないと衛生シールを度々張り替えなければならず、多いと音の伝導が悪くなる。この点を鑑み、本実施例では、積層するシートの枚数は5枚とした。
なお、このような骨伝導機器としては、上記の骨伝導補聴器の他、骨伝導ヘッドホンや、骨伝導電話機などがあり、いずれの場合にも、身体との接触面に本発明の衛生シールを適用することができる。
本発明の衛生シールの一実施形態を示す断面図 本発明の衛生シールの別の実施形態を示す断面図 本発明の衛生シールを骨伝導補聴器に適用した例を示す構成図
符号の説明
10…シート
11…粘着剤
12…スペーサ
13…機器との接着面
30…骨伝導補聴器
31…骨伝導スピーカー
32…衛生シール
33…非粘着領域

Claims (5)

  1. 不特定多数の人の身体に接触する機器等を衛生的に使用するため、該機器等の身体との接触面に貼り付ける衛生シールにおいて、
    複数のシートを剥離可能に積層してなることを特徴とする衛生シール。
  2. 片面のみに粘着剤を塗布したシートを粘着面が身体と接触する側を向くよう積層し、機器等と接触するシートのみ、機器等との接触面にも粘着剤を塗布したことを特徴とする請求項1に記載の衛生シール。
  3. 複数のシートを疑似接着させて積層したことを特徴とする請求項1に記載の衛生シール。
  4. 各シートの端部に粘着或いは疑似接着されない領域を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の衛生シール。
  5. 各シートの端部が僅かずつずれるように積層したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衛生シール。
JP2003305058A 2003-08-28 2003-08-28 衛生シール Pending JP2005074257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305058A JP2005074257A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 衛生シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305058A JP2005074257A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 衛生シール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005074257A true JP2005074257A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003305058A Pending JP2005074257A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 衛生シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005074257A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019088A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 株式会社ファインウェル ロボット
US10778824B2 (en) 2016-01-19 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Pen-type handset
US10778823B2 (en) 2012-01-20 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Mobile telephone and cartilage-conduction vibration source device
US10779075B2 (en) 2010-12-27 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit
US10795321B2 (en) 2015-09-16 2020-10-06 Finewell Co., Ltd. Wrist watch with hearing function
US10834506B2 (en) 2012-06-29 2020-11-10 Finewell Co., Ltd. Stereo earphone
US10848607B2 (en) 2014-12-18 2020-11-24 Finewell Co., Ltd. Cycling hearing device and bicycle system
US10967521B2 (en) 2015-07-15 2021-04-06 Finewell Co., Ltd. Robot and robot system
US11526033B2 (en) 2018-09-28 2022-12-13 Finewell Co., Ltd. Hearing device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10779075B2 (en) 2010-12-27 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit
US10778823B2 (en) 2012-01-20 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Mobile telephone and cartilage-conduction vibration source device
US10834506B2 (en) 2012-06-29 2020-11-10 Finewell Co., Ltd. Stereo earphone
US10848607B2 (en) 2014-12-18 2020-11-24 Finewell Co., Ltd. Cycling hearing device and bicycle system
US11601538B2 (en) 2014-12-18 2023-03-07 Finewell Co., Ltd. Headset having right- and left-ear sound output units with through-holes formed therein
JP2017019088A (ja) * 2015-07-15 2017-01-26 株式会社ファインウェル ロボット
US10967521B2 (en) 2015-07-15 2021-04-06 Finewell Co., Ltd. Robot and robot system
US10795321B2 (en) 2015-09-16 2020-10-06 Finewell Co., Ltd. Wrist watch with hearing function
US10778824B2 (en) 2016-01-19 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Pen-type handset
US11526033B2 (en) 2018-09-28 2022-12-13 Finewell Co., Ltd. Hearing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7743876B2 (en) Stethoscope shield system and method of shielding stethoscope using the same
JP4636330B2 (ja) 入浴用患部カバー
JP2005074257A (ja) 衛生シール
JPH0318895B2 (ja)
JP2009537261A (ja) 肛門用パッチ
JP2009537263A (ja) 肛門周辺部へ収集袋又は収集具を取り付けるのに有用な層状接着性構造体
US6009971A (en) Self-adherent disposable stethoscope shield system
JP2020527970A (ja) 皮膚装着型デバイス及び取り付け方法
WO2006048960A1 (ja) 心拍・呼吸センサおよびそれを用いた生体監視装置
JP2008531153A (ja) 貼用支援助具付き包帯絆
US20110220128A1 (en) Anus crevice insert
WO2010090181A1 (ja) 貼付用温熱材の包材及びそれを用いた温熱材
US20130116581A1 (en) Roll of pre-cut disposable protective covers for sphygmomanometers
JPH08131557A (ja) 生体電極用パッド
JP2008018110A (ja) 粘着面が二重の貼付用温熱体構造物
JP4630138B2 (ja) 排泄物処理装具
JP2005342419A (ja) 粘着マスク積層体
JP2004329245A (ja) 聴診器用被覆シート及び被覆シートパッケージ
US20190133554A1 (en) Adhesive hydrophilic pad for ultrasound transducer
KR20170002815A (ko) 항균 가아드 및 시스템
JP2009132165A (ja) 装着用金箔の積層体
US20190099157A1 (en) Adhesive hydrophilic pad for ultrasound transducer
US10321800B2 (en) Cleaning pad for electronic devices
WO1993006678A1 (en) A telephone cross-contamination barrier assembly
JP2010029681A (ja) 台紙付貼付剤