JP2005073980A - 身体への傘支持用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
身体へ馴染み良く安全に着用して、傘を横振れ傾斜しない安定状態に支持できるようにする。
【解決手段】
胴ベルト(10)を腰部よりも高い位置へ、そのバックル(12a)(12b)が左右何れか片半身に偏心位置することとなるよう締め付けると共に、胴ベルト(10)から筋交いベルト(18f)(18r)を介して斜め上方へ派出する肩ベルト(22)を、残る片半身の肩部へ締め付け着用して、その肩ベルト(22)の第1クランプバンド(26)が中棒(24)へ、胴ベルト(10)の第2クランプバンド(29)が把手(27)へ各々巻き付け係止された傘(U)の中棒(24)と、肩ベルト(22)の前側筋交いベルト(18f)並びに胴ベルト(10)を、その全体として前側から見た時、ほぼ直角三角形の枠組み状態となるように設定した。
【選択図】 図6

Description

本発明は展開状態の傘を身体へ安定良く係止させることにより、両手を自由に使うことができる便利な傘支持用具に関する。
このような身体への傘支持用具としては、例えば特開平7−255520号や特開2000−60625号、実用新案登録第3025515号などの各種が提案されている。
そのうち、特開平7−255520号は肩ひも(8)へ通し込んだ補助金具(10)のクリップ(11)と、腰ベルト(1)へ通し込んだ支持金具(2)の面ファスナー(3)(4)により、傘における中棒の中途部と手元部との2個所を支持するようになっている点で、本発明に最も近似する公知発明であると考えられる。
特開平7−255520号公報 特開2000−60625号公報 実用新案登録第3025515号公報
ところが、上記公知発明の構成では未だ次のような諸問題がある。
即ち、第1に傘の手元部を支持する支持金具(2)が、腰ベルト(1)と肩ひも(8)との交叉部に位置しており、しかもその腰ベルト(1)へ通し込まれているに過ぎないため、使用者の上半身が左右方向へ揺動したり、横風を受けたりした場合、傘の手元部が腰ベルト(1)に沿って滑り移動し、その傘全体が横振れ状態に傾斜しやすい。このことには、傘の手元部へ巻き付けられる面ファスナー(3)(4)や滑り止め用ゴム(5)(6)が、支持金具(2)に付属一体化されていることも原因となる。
第2に、上記腰ベルト(1)へ通し込まれた支持金具(2)を、身体の中心から約5cm程度だけ右側へ偏心させる一方、腰ベルト(1)へ挟み付けるクリップ(13)を、同じく身体の中心から約5cm程度だけ逆な左側へ偏心させるようになっているが、その使用状態では図9のように、肩ひも(8)と傘の中棒とがほぼ平行に垂立するため、上記傘の振れ動き傾斜によって肩ひも(8)が使用者の肩から脱落しやすく、又使用者の前屈姿勢によって、肩ひも(8)のクリップ(13)が腰ベルト(1)から離脱しやすく、このような意味からも傘支持状態の安定性に劣る。
第3に、傘の手元部を支持する上記支持金具(2)は、あくまでも腰ベルト(1)(ズボンなどのそれも含む)へ通し込まれているため、仮令肩ひも(8)の締め付け作用長さを調整金具(9)により、使用者の身長に応じて長短調整したとしても、傘における中棒の長さがほぼ一定に決まっていることとの相対関係上、使用者の身長が高ければ高い程、その傘骨や傘布が使用者の頭へ接近する結果となり、視界の狭い非常に窮屈な使用状態を余儀なくされるのである。
第4に、肩ひも(8)へ通し込まれた補助金具(10)を、身体の鎖骨部へ位置させるようになっているが、その補助金具(10)は上記支持金具(2)や調整金具(9)と同じく、文字通りの金属製品であり、これに取り付けられたクリップ(11)も柔軟性を有さず、特にそのクリップ(11)の摘まみ部(17)が使用中、拡開弾圧状態に張り出す先鋭な板片として、身体の鎖骨部へ接触することになるため、使用者に恐怖感を与え、非常に危険でもある。このことは、身体の腰部へ接触することとなる肩ひも(8)のクリップ(13)についても、同様に言うことができる。
本発明はこのような諸問題の改良を企図しており、そのために身体への傘支持用具として、切り離し両端部に雌雄一対のバックルが付属された締め付け作用長さの調整可能な胴ベルトと、
その胴ベルトのほぼ向かい合う中途部から一定の交叉角度を保って斜め上方へ各々一体的に派出された短かい前後一対の筋交いベルトと、
その両筋交いベルトの派出上端部へ各々ベルト連繋枠環を介して、一直線状態に連繋された締め付け作用長さの調整可能な肩ベルトとから成り、
上記胴ベルトを身体の上半身へ、そのバックルが左右何れか片半身の前側に偏心位置することとなるよう締め付けると共に、上記肩ベルトを残る片半身の肩部へ締め付け着用した時、
その肩ベルトが身体の鎖骨部付近へ臨むこととなる中途高さ位置に、傘の中棒へ巻き付け係止されるハトメホック付きの第1クランプバンドを固着する一方、
上記胴ベルトがその肩ベルトと同じ片半身の前側へ偏心位置することとなる中途部に、傘の把手へ巻き付け係止されるハトメホック付きの第2クランプバンドを固着して、
その第1、2クランプバンドの上下一対によりほぼ垂立状態に支持された傘の中棒と、上記肩ベルトの前側筋交いベルト並びに胴ベルトが、身体の前側から見て全体的なほぼ直角三角形の枠組み状態をなすように設定したことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に特定具体化した上記構成によれば、傘支持用具の胴ベルトを身体の上半身へ、そのバックルが左右何れか片半身の前側に偏心位置することとなるよう締め付けると共に、肩ベルトを残る片半身の肩部へ締め付け着用するようになっている。
しかも、このような着用状態にある肩ベルトの中途高さ位置に固着した第1クランプバンドが、傘の中棒へ巻き付け係止される一方、胴ベルトにおける上記肩ベルトと同じ片半身へ偏心位置する中途部に固着した第2クランプバンドが、同じく傘の把手へ巻き付け係止されて、その第1、2クランプバンドの上下一対によりほぼ垂立状態に支持された傘の中棒と、肩ベルトの前側筋交いベルト並びに胴ベルトが、身体の前側から見て全体的なほぼ直角三角形の枠組み状態をなすため、特にその前後一対の筋交いベルトが傘の横振れ傾斜や肩ベルトの脱落に対する効果的な抵抗力を発揮することとなり、傘を常時安定・確固な支持状態に保つことができる。
又、傘の中棒と把手へ各々巻き付け係止される第1、2クランプバンドは何れもハトメホック付きとして、そのハトメホックが着脱自在に咬み合わされるものであるため、従来技術のような支点軸の廻りに開閉し、しかもバネの弾圧付勢力を受けたクリップと異なって、使用者の身体に馴染み良くフィットし、その着用時の恐怖感や危険を与えるおそれがない。そして、このことには前後一対の筋交いベルトが、上記胴ベルトの中途部から一体的に派出されていることも役立つ。
請求項2に記載の構成を採用するならば、前後一対の筋交いベルトを互いに同じ長さとして、その区別なく胴ベルトの中途部へ固着使用することができ、肩ベルトの締め付け作用長さをその前後一対の調整枠環により、容易に便利良く調整し得る効果もある。
請求項3に記載の構成を採用するならば、傘のフック状に屈曲した把手をこれに対応する一定幅の第2クランプバンドと、その左右一対づつ合計4個のハトメホックによって、一層安定良く確固に係止することができ、傘の振れ止め効果に役立つ。
更に、請求項4に記載の構成を採用するならば、傘支持用具の全体を使用者の身体へ馴染み良くフィットさせることができ、その着用状態の安全性も向上する。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1〜5は傘支持用具の概略全体を、又図6〜13はその身体(M)へ着用した使用状態を各々示しており、(10)はズボンやスカートなどに通し込み常用される腰ベルト(11)と別個な一定幅(例えば約25cm)の織物製胴ベルトであって、その切り離し両端部が雌雄一対の着色合成樹脂製バックル(12a)(12b)を介して締結使用されるようになっている。
つまり、図4、5に抽出拡大して示す如く、雌側バックル(12a)はベルト連繋枠部(13)とこれから連続的に張り出す舌片受け止め口部(14)とを備えた一体成形品であり、そのベルト連繋枠部(13)に胴ベルト(10)の切り離し一端部が巻き付け状態に縫い合わされている。
これに対して、雄側バックル(12b)はベルト長さ調整枠部(15)とこれから連続的に張り出す弾性舌片部(16)とを備えた一体成形品であり、そのベルト長さ調整枠部(15)に上記胴ベルト(10)の切り離し他端部が締め付け作用長さの調整自在に通し込みセットされている。
そのため、雄側バックル(12b)の弾性舌片部(16)を雌側バックル(12a)の舌片受け止め口部(14)へ差し込み係止することにより、上記胴ベルト(10)を常用の腰ベルト(11)よりも高い位置において、身体(M)の上半身へ締め付けフィットさせることができ、その胴ベルト(10)における後述する第2クランプバンドの位置決め調整も行なえる。
但し、雄側バックル(12b)の弾性舌片部(16)を上下一対の摘まみ部(17)(17)により、人為強制的に弾性変形させて、その舌片受け止め口部(14)との係止状態を解除すれば、雌側バックル(12a)から引き抜き分離することも可能である。
(18f)は上記雌側バックル(12a)に巻き掛けられた胴ベルト(10)の切り離し一端部へ接近した中途部から、図1〜3や図6、9のような身体(M)における一方の肩部(図例では右肩)を指向する如く、その胴ベルト(10)との一定な交叉角度(θ)を保って斜め上方へ一体的に派出された前側筋交いベルトであり、上記胴ベルト(10)と同じ織物製として、その下端部が胴ベルト(10)の中途部へ縫い付けや接着剤などにより固着されている。(19)はその固着部を示している。
他方、(18r)はこのような前側筋交いベルト(18f)とほぼ向かい合い対応位置する胴ベルト(10)の中途部から、図1〜3や図7のように身体(M)の同じ肩部(図例の場合右肩)を目指しつつ、その胴ベルト(10)とのほぼ同じ一定な交叉角度(θ)を保って斜め上方へ一体的に派出された後側筋交いベルトであり、上記前側筋交いベルト(18f)と同じ織物製として、その下端部がやはり胴ベルト(10)の中途部へ縫い付けや接着剤などにより固着されている。(20)はその固着部を示している。
しかも、上記前後一対の筋交いベルト(18f)(18r)は図10のような互いに同じ一定長さ(L)(例えば約13cm)を備えており、その各個の上端部が着色合成樹脂製のベルト連繋枠環(21f)(21r)へ巻き付け状態に縫合されている。茲に、ベルト連繋枠環(21f)(21r)の前後一対も互いに同一である。
又、(22)は両筋交いベルト(18f)(18r)の前後相互間に介在する一定長さの肩ベルトであり、これも上記胴ベルト(10)や筋交いベルト(18f)(18r)と同じ織物製として、その切り離し両端部が前後一対のベルト連繋枠環(21f)(21r)へ各々折り返し状態に通し込みセットされている。
(23f)(23r)はその肩ベルト(22)の両端折り返し部に通し込みセットされた前後一対の着色合成樹脂製ベルト調整枠環であり、これらによって肩ベルト(22)における締め付け作用長さの調整や、その後述する第1クランプバンドの位置決め調整を行なえるようになっている。
本発明の傘支持用具は上記のような胴ベルト(10)と前後一対の筋交いベルト(18f)(18r)並びに肩ベルト(22)を具備しているため、使用者の身長や座高、上半身の太さ、体形などに応じて、その胴ベルト(10)を上半身の適当な高さ位置へ締め付けると共に、肩ベルト(22)を左右何れか一方の肩部へ締め付け着用することができる。
その際、使用者が図6〜9に例示するような右利きであるとすれば、同図の使用状態から明白なように、上記胴ベルト(10)をその雌雄一対のバックル(12a)(12b)が左半身の前側へ偏心位置することとなるように締め付けて、その胴ベルト(10)の中途部から一定な交叉角度(θ)の斜め上方へ派出する前後一対の筋交いベルト(18f)(18r)と肩ベルト(22)を、逆な右半身の肩部(右肩)へ締め付けフィットさせる。
そして、このような使用状態にある肩ベルト(22)が身体(M)の鎖骨部付近へ臨むこととなる中途高さ位置には、傘(U)の中棒(24)へ巻き付け係止するためのハトメホック(25a)(25b)付き第1クランプバンド(26)が固着されている一方、上記胴ベルト(10)がその肩ベルト(22)と同じ右半身の前側へ偏心位置することとなる中途部には、上記傘(U)の把手(27)へやはり巻き付け係止するためのハトメホック(28a)(28b)(28c)(28d)付き第2クランプバンド(29)が固着されているのである。
更に言えば、上記第1クランプバンド(26)は肩ベルト(22)と同じ織物製として、肩ベルト(22)と直交する一定長さ(例えば約11cm)の長方形に造形されており、その肩ベルト(22)へ縫い付けや接着剤などによって固着されている。
しかも、その第1クランプバンド(26)の両端部には雌雄一対のハトメホック(25a)(25b)がかしめ付けられており、第1クランプバンド(26)を傘(U)の中棒(24)へ巻き付けた上、そのハトメホック(25a)(25b)を着脱自在に咬み合わせることによって、上記中棒(24)を係止できるようになっている。
その場合、上記肩ベルト(22)は前後一対のベルト調整枠環(23f)(23r)により、その締め付け作用長さを使用者の身長や座高、上半身の太さ、体形などに応じて調整できるようになっているため、使用者の上半身に対する上記胴ベルト(10)の締め付け高さ位置を微調整できるほか、その肩ベルト(22)に付属する第1クランプバンド(26)の位置決め調整も微細に行なえるのである。
又、上記第2クランプバンド(29)は胴ベルト(10)と同じ織物製として、その胴ベルト(10)と直交する一定長さ(例えば約12cm)の長方形に造形されており、これも縫い付けや接着剤などによって胴ベルト(10)へ固着一体化されているが、傘(U)の把手(27)が中棒(24)よりも太く、フック状に屈曲していることとの関係上、これに適応できる広い一定幅(W)(少なくとも約5cm以上)の長方形として、その左右両端部に雌雄一対づつ合計4個のハトメホック(28a)(28b)(28c)(28d)がかしめ付けられている。
そして、このような第2クランプバンド(29)を傘(U)の把手(27)へ巻き付けて、その合計4個のハトメホック(28a)(28b)(28c)(28d)をやはり着脱自在に咬み合わせることにより、傘(U)の把手(27)を安定良く係止できるようになっている。
その場合、上記胴ベルト(10)は雄側バックル(12b)のベルト長さ調整枠部(15)により、その締め付け作用長さをやはり使用者の体形や上半身の太さなどに応じて調整できるようになっているため、これに付属する第2クランプバンド(29)の位置決め微調整も便利良く行なえるのである。
何れにしても、傘(U)はその中棒(24)へ巻き付け係止される肩ベルト(22)側の第1クランプバンド(26)と、同じく把手(27)へ巻き付け係止される胴ベルト(10)側の第2クランプバンド(29)との上下一対により、図6、9のような前側から見てほぼ垂立状態に位置決め支持されるのであり、しかも同図から併せて明白なように、上記傘(U)の中棒(24)と胴ベルト(10)並びに肩ベルト(22)の前側筋交いベルト(18f)が、やはり前側から見て全体的なほぼ直角三角形の枠組み状態をなすため、使用者の上半身が歩行中に左右方向へ揺動したり、横風を受けたりしても、傘(U)の全体として横振れ状態に傾斜するおそれがなく、まして肩ベルト(22)が使用者の肩部から脱落するおそれはなく、常時安定な傘支持状態を得ることができ、このことは例えば車椅子に座乗した使用者にあっても同様である。
又、上記胴ベルト(10)はズボンやスカートなどに常用されている腰ベルト(11)と別個なものとして、その締め付け作用長さの調整自在であり、これから斜め上方へ派出された両筋交いベルト(18f)(18r)の前後相互間に介在する肩ベルト(22)も、その締め付け作用長さの調整可能になっているため、使用者の身長や座高、上半身の太さ、体形などに対応した着用状態のフィット感を得られる。
更に、上記胴ベルト(10)と肩ベルト(22)における締め付け作用長さの微調整によって、その第1、2クランプバンド(26)(29)を対応的な上下関係に位置決め調整すると共に、特に胴ベルト(10)を使用者の腰ベルト(11)よりも高い位置から両脇部までの上半身へ、好ましくは肘部がほぼ水平となる高さ位置(H−H)へ締め付け着用するならば、使用者の身長差や座高差に拘らず、中棒(24)の長さが予じめ決まっている傘(U)の傘骨や傘布と、その使用者の頭部とを常時一定の間隔に保つことができるため、視界の狭く窮屈な使用状態を余儀なくされることがない。上記肘部のほぼ水平となる高さ位置(H−H)は、使用者の誰でも傘(U)を自然の安楽に把持できるそれと対応するからである。
尚、図示の実施形態では右利きの使用者に対する傘支持用具の着用状態を説明したが、その使用者の左利きである場合には、図6、9のような前側から見て左右対称の着用状態として使用されることになり、上記と同じ作用効果を達成し得ることは言うまでもない。上記傘(U)としてはフック状の把手(27)を具備する限り、その雨除け用のみならず、日除け用のそれも本発明に含まれる。
本発明に係る傘支持用具の概略全体を示す斜視図である。 胴ベルトのバックルを締結した状態として示す図1に対応する斜視図である。 傘を支持した関係状態として示す図2に対応する斜視図である。 図1のバックルを抽出して示す拡大正面図である。 図4の5−5線断面図である。 本発明の身体へ着用した使用状態を示す正面図である。 図6の背面図である。 図6の側面図である。 図6の要部拡大図である。 図9の10−10線断面図である。 図9の11−11線に沿う拡大断面図である。 図9の12−12線に沿う拡大断面図である。 第2クランプバンドのハトメホックを解除した状態として示す図12に対応する断面図である。
符号の説明
(10)・胴ベルト
(11)・腰ベルト
(12a)・雌側バックル
(12b)・雄側バックル
(13)・ベルト連繋枠部
(14)・舌片受け止め口部
(15)・ベル長さ調整枠部
(16)・弾性舌片部
(17)・摘まみ部
(18f)・前側筋交いベルト
(18r)・後側筋交いベルト
(21f)(21r)・ベルト連繋枠環
(22)・肩ベルト
(23f)(23r)・ベルト調整枠環
(24)・中棒
(25a)(25b)(28a)(28b)(28c)(28d)・ハトメホック
(26)・第1クランプバント
(27)・把手
(29)・第2クランプバント
(M)・身体
(U)・傘
(L)・筋交いベルトの長さ
(W)・第2クランプバンドの幅
(θ)・交叉角度

Claims (4)

  1. 切り離し両端部に雌雄一対のバックル(12a)(12b)が付属された締め付け作用長さの調整可能な胴ベルト(10)と、
    その胴ベルト(10)のほぼ向かい合う中途部から一定の交叉角度(θ)を保って斜め上方へ各々一体的に派出された短かい前後一対の筋交いベルト(18f)(18r)と、
    その両筋交いベルト(18f)(18r)の派出上端部へ各々ベルト連繋枠環(21f)(21r)を介して、一直線状態に連繋された締め付け作用長さの調整可能な肩ベルト(22)とから成り、
    上記胴ベルト(10)を身体(M)の上半身へ、そのバックル(12a)(12b)が左右何れか片半身の前側に偏心位置することとなるよう締め付けると共に、上記肩ベルト(22)を残る片半身の肩部へ締め付け着用した時、
    その肩ベルト(22)が身体(M)の鎖骨部付近へ臨むこととなる中途高さ位置に、傘(U)の中棒(24)へ巻き付け係止されるハトメホック(25a)(25b)付きの第1クランプバンド(26)を固着する一方、
    上記胴ベルト(10)がその肩ベルト(22)と同じ片半身の前側へ偏心位置することとなる中途部に、傘(U)の把手(27)へ巻き付け係止されるハトメホック(28a)(28b)(28c)(28d)付きの第2クランプバンド(29)を固着して、
    その第1、2クランプバンド(26)(29)の上下一対によりほぼ垂立状態に支持された傘(U)の中棒(24)と、上記肩ベルト(22)の前側筋交いベルト(18f)並びに胴ベルト(10)が、身体(M)の前側から見て全体的なほぼ直角三角形の枠組み状態をなすように設定したことを特徴とする身体への傘支持用具。
  2. 前後一対の筋交いベルト(18f)(18r)を互いに同じ長さ(L)として、胴ベルト(10)の中途部から各々一体的に派出させると共に、
    肩ベルト(22)に前後一対の締め付け作用長さ調整枠環(23f)(23r)を通し込みセットしたことを特徴とする請求項1記載の身体への傘支持用具。
  3. 第2クランプバンド(29)を傘(U)の屈曲する把手(27)に適応した一定な幅(W)のほぼ長方形に造形して、胴ベルト(10)の中途部へ直交状態に固着すると共に、
    その第2クランプバンド(29)の両端部へ左右一対づつのハトメホック(28a)(28b)(28c)(28d)をかしめ付けたことを特徴とする請求項1記載の身体への傘支持用具。
  4. 胴ベルト(10)、肩ベルト(22)、筋交いベルト(18f)(18r)並びに第1、2クランプバンド(26)(29)をすべて同じ織物製とする一方、バックル(12a)(12b)とベルト連繋枠環(21f)(21r)並びにハトメホック(25a)(25b)(28a)(28b)(28c)(28d)をすべて合成樹脂製としたことを特徴とする請求項1記載の身体への傘支持用具。
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