JP2005073602A - Device for conveying cereal culm in combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、農業機械の技術分野に属し、多条刈のコンバインにおける穀稈搬送装置に関するものである。 The present invention belongs to the technical field of agricultural machinery, and relates to a grain feeder in a multi-row cutting combine.
従来から多条刈コンバインの刈取前処理装置は、前部の複数器の穀稈引起し装置の後方に、掻込みスタ−ホイ−ルと、掻込みベルトと、弾性ガイド杆等から構成した掻込搬送装置と、これらに後続する株元搬送装置と穂先搬送装置とから構成され、圃場に成育している多条の穀稈条列を一度に刈取って合流搬送しながら脱穀装置に供給する構成となっている。 Conventionally, a pre-cutting device for a multi-row harvesting combine has a scraper wheel, a scraper belt, an elastic guide rod, and the like behind a plurality of grain raising devices at the front. It is composed of an embedded transport device, a stock transport device and a tip transport device that follow these, and feeds the threshing device while harvesting and transporting multiple rows of grain ridges growing on the field at once. It has a configuration.
このような従来装置において、掻込搬送装置における平面視、略菱形形状の弾性素材から構成された穀稈ガイドは、掻込搬送に伴って穀稈を対向側の掻込みスタ−ホイ−ル等に弾性力で押圧して抜け落ち等を起こさず確実に後方に送るために重要な役目を果たしている。
従来から刈取前処理装置の掻込搬送装置は、上記特許公開公報に開示されているように、刈取直前から刈取に至る穀稈を掻込みスタ−ホイ−ルや掻込みベルトに案内する上下のガイドは、掻込みスタ−ホイ−ル側に対応させたガイドを弾性素材とし、掻込みベルト側に対応するガイドを剛体とした構成が示されている。 Conventionally, as shown in the above-mentioned patent publication, the scraping and transporting device of the pre-cutting processing device is an upper and lower guide that guides the culm from just before cutting to the cutting starwheel or the driving belt. The guide has a structure in which the guide corresponding to the stirrer wheel side is made of an elastic material and the guide corresponding to the stirrer belt side is rigid.
この場合、ガイドは、上記公報の説明、及び図1から明らかなように、上側(ベルト側)が剛体で形成したガイドで、下側(スタ−ホイ−ル側)が弾性素材のガイドで構成されていることが解る。 In this case, as is apparent from the description of the above-mentioned publication and FIG. 1, the guide is a guide formed on the upper side (belt side) by a rigid body, and the lower side (star wheel side) is a guide made of an elastic material. I understand that it is.
そこで、圃場の穀稈は、刈取直前から刈取直後にかけてスタ−ホイ−ル等からなる掻込搬送装置に誘導案内する場合、複数本のガイドを穀稈の稈身方向に沿わせて上下に配置する構成では、上部(穂先に近い側)を固くしたり、剛体で構成し、逆に、株元側の弾性力を、上側ガイドより弱くすると、搬送姿勢の乱れや抜け落ち、脱落が起こって円滑な穀稈誘導ができない課題がある。 Therefore, when the cereal straw in the field is guided and guided to the stirrer / conveyor consisting of a star wheel or the like immediately before cutting and immediately after cutting, multiple guides are arranged vertically along the slimming direction of the grain straw. In this configuration, if the upper part (side closer to the tip) is hardened or made of a rigid body, conversely, if the elastic force on the stock side is weaker than the upper guide, the transport posture will be disturbed, fallen off, and fall off smoothly. There is a problem that can not be induced.
しかしながら、上述の公知例の構成は、他の構成要件(終端部分をスタ−ホイ−ルの谷部に沿わせて近接する等の手段)と合わせて、優れた掻込、誘導作用が想定できる。
つぎに、この種の刈取前処理装置の掻込搬送装置は、掻込みスタ−ホイ−ルの支持構成や他のチエンガイドの取付支持構成、更には、掻込みスタ−ホイ−ルの下側近傍にある刈取装置の伝動部等に掻込穀稈が絡んだり、巻き付く課題もあり、これらの解決が要望されている。
However, the configuration of the above-described known example can be expected to have excellent scavenging and inductive action in combination with other constituent elements (means such as bringing the terminal portion close to the valley of the star wheel). .
Next, this kind of pre-cutting device scraping and transporting device has a support structure for a scraping star wheel, a mounting support structure for other chain guides, and a lower side of the trapping star wheel. There is also a problem that a chopped cereal entangles or winds around a transmission portion of a reaping device in the vicinity, and these solutions are desired.
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。まず、請求項1の発明は、多条刈のコンバイン1であって、車体2前部に設けられた分草支持杆3の左右両側に、圃場の穀稈条列を誘導案内する左右の穀稈通路4a、4bが形成され、該穀稈通路4a、4bには、それぞれ外側に掻込みスタ−ホイ−ル5a、5b等からなる掻込搬送装置6、6が設けられ、前記分草支持杆3に基部が取り付けられた複数の弾性誘導杆7a、7b、7cは、前記左右の穀稈通路4a、4bの穀稈を前記掻込搬送装置6、6側に誘導案内する位置にあって、穀稈の稈身方向に沿う上下に配置して設けられ、該弾性誘導杆7a、7b、7cは、前記掻込搬送装置6、6側に穀稈を誘導案内する弾性押圧力を、株元側より順次穂先側に近いものが弱くなる構成としたコンバインの穀稈搬送装置であって、刈取直前の穀稈条列を上下に配置した複数の弾性誘導杆によって誘導を開始し、刈取中から刈取後までの一連の工程を連続して案内する場合、穀稈の株元側から順次穂先側に向けて弾性力を弱くした別々の誘導杆によって案内するものである。したがって、搬送穀稈は、株元部分が強い弾性力で押圧されながら誘導、案内され、穂先側になるにつれて順次弱い弾性力で誘導、案内されるから、穀稈に対して無理な押圧力が働かず姿勢が乱れることもなく、安定した状態で搬送される。
The present invention takes the following technical means in order to solve the above-described problems. First, the invention of
つぎに、請求項2の発明は、複数の弾性誘導杆7a、7b、7cは、左穀稈通路4aにおいて、下側の少なくとも2本7a、7bの先端部分が搬送チエン8の始端部分に臨ませて設けられ、上側の1本7cの先端部分が掻込みラグベルト9の近傍位置に臨ませて配置され、前記弾性誘導杆7a、7b、7cは、弾性押圧力の強さを下側7aが強く、上側7cが弱く構成した請求項1記載のコンバインの穀稈搬送装置であって、搬送穀稈は、抜け落ちがなくなって、回転部分に巻き付くこともなく、搬送チエンや掻込みラグベルトに確実に受け継がれた状態で後方に搬送される。
Next, according to the invention of
つぎに、請求項3の発明は、左右穀稈通路4a、4bの合流部分Aにあって、左スタ−ホイル5aに係合して伝動される右スタ−ホイル5bを支持ア−ム10から垂下した支持軸11に軸架して設け、該右スタ−ホイ−ル5bの上方には、対向する前記左スタ−ホイル5a側の搬送チエン8に穀稈を押圧する前部案内杆12と後部案内杆13とを右スタ−ホイ−ル5bの前側にある支持枠14に取り付けて後方へ延長して構成した請求項1記載のコンバインの穀稈搬送装置であって、左右両側の穀稈通路からそれぞれの掻込みスタ−ホイ−ルの掻込み作用を受けて合流部分に達した穀稈を適確に受継いだ状態で合流させ、藁屑や雑草の停滞を防止している。そして、前部案内杆と後部案内杆とは、右スタ−ホイ−ル5bの前側にある支持枠14にまとめて取り付けることによって、取付構成の簡略化と、併せて、調整の容易化を図り、穀稈の巻き付きを防止している。
Next, in the invention of
つぎに、請求項4の発明は、左掻込みスタ−ホイ−ル5aは、刈取装置15の上方に縦軸16で軸架して設けられ、該左掻込みスタ−ホイ−ル5aは、右スタ−ホイ−ル5bより上下幅が厚く形成されて、下面側から中空状の空洞部17が設けられた構成とされ、前記刈取装置15の伝動部18は、少なくともその一部分を、上記空洞部17内に位置させて構成した請求項1記載のコンバインの穀稈搬送装置であって、従来から刈取装置の伝動部は、刈刃の後方位置で穀稈搬送通路の下側(底面)に設けられ、通過する搬送穀稈の株元がひっかかって絡みつく課題があった。それに対して、請求項4の発明は、上側に位置する掻込みスタ−ホイ−ルを利用して刈取装置の伝動部を穀稈経路を避けた位置に設け、搬送穀稈のひっかかりや巻き付きを防止したものである。
Next, according to the invention of claim 4, the left picking
まず、請求項1の発明は、刈取直前の穀稈条列を上下に配置した複数の弾性誘導杆によって誘導を開始し、刈取中から刈取後までの一連の連続した工程を案内するもので、穀稈の株元側から順次穂先側に向けて弾性力を弱くした別々の誘導杆によって構成している。したがって、搬送穀稈は、株元部分が強い弾性力で押圧されながら誘導、案内され、穂先側になるにつれて順次弱い弾性力で誘導、案内されるから、穀稈に対して無理な押圧力が働かず搬送姿勢が乱れることもなく、安定した状態で搬送される特徴がある。
First, the invention of
そして、請求項2の発明は、搬送穀稈が、抜け落ちがなくなって回転部分に巻き付くこともなく、搬送チエンや掻込みラグベルトに確実に受継がれた状態で後方に搬送される効果がある。
The invention according to
そして、請求項3の発明は、左右両側の穀稈通路からそれぞれの掻込みスタ−ホイ−ルの掻込み作用を受けて合流部分に達した穀稈を適確に受継いだ状態で合流させ、右掻込みスタ−ホイ−ル上に藁屑や雑草が停滞するのを防止した特徴を有する。そして、前部案内杆と後部案内杆とは、右スタ−ホイ−ルの前側にある支持枠にまとめて取り付けることによって、取付構成の簡略化とコストダウンを図りながら、穀稈の巻き付きを防止し、併せて、位置調整が容易となった特徴がある。
According to the invention of
そして、請求項4の発明は、刈取装置のすぐ上側に軸架している掻込みスタ−ホイ−ルを利用して、刈取装置の伝動部を、その掻込みスタ−ホイ−ルの下面側に形成した中空状の空洞部内に隠すように位置させたから、伝動部が搬送穀稈に接触することはほとんどなくなり、ひっかかりや巻き付きを防止できる特徴がある。 The invention according to claim 4 uses a scraping star wheel that is pivoted immediately above the harvesting device, so that the transmission portion of the harvesting device is connected to the lower surface side of the scraping star wheel. Since the transmission portion is positioned so as to be concealed in the hollow cavity formed in the above, there is a feature that the transmission portion hardly comes into contact with the carrying cereal and can be prevented from being caught or wound.
本発明は、多条刈コンバイン1の刈取前処理装置19であって、前部に装備した掻込搬送装置6の改良に関し、株元部分を強い弾性力で押圧しながら誘導、案内し、穂先側になるにつれて順次弱い弾性力で誘導、案内する弾性誘導杆を稈身方向に沿わせて上下に配置して構成した。したがって、本発明に係る掻込搬送装置6は、穀稈に対して無理な押圧力を与えず、姿勢を乱すことなく安定した状態で誘導、案内ができる装置となっている。以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
The present invention relates to a
まず、多条刈コンバイン1は、図12、及び図13に示すように、左右一対のクロ−ラ20、20を有する車体2上において、左側に脱穀装置21を搭載し、右側前部に操縦座席22を、右側後部にはグレンタンク23をそれぞれ配置して搭載し、上記脱穀装置21の前側には刈取前処理装置19を上下昇降自由に連結して構成している。そして、操縦座席22は、その前側、及び左側に操作パネルや操作レバ−類を集中して配置し、各装置を操作しながら運転ができる構成としている。なお、本明細書における左側、又は右側の記載は、車体2の前進方向に向って見た状態を基準として説明している。
First, as shown in FIGS. 12 and 13, the
そして、刈取前処理装置19は、図12、及び図13に示すように、基部を上記車体2上の脱穀装置21の前にある支持台に回動自由に枢着連結した刈取フレ−ム24を前方下部に延長して、前部から分草杆25、穀稈引起し装置26、刈取装置15、掻込搬送装置6、扱深さ調節装置27をそれぞれ装備して設け、フレ−ム24内を通した伝動軸を介して伝動可能に構成している。そして、刈取前処理装置19は、前記刈取フレ−ム24と車体2との間に昇降油圧シリンダ28を設けてこれの伸縮により昇降自由に支持し、刈高さの調節と非刈取位置への上昇ができる構成としている。
Then, as shown in FIGS. 12 and 13, the
そして、穀稈引起し装置26は、図12に示すように、実施例の場合、左側に2器を向かい合いの状態に対向させて一対として設け、右側に1器を配置して傾斜させ、それぞれ伝動支持パイプの上部に支架して支持した構成としている。なお、29は引起しラグである。
Then, as shown in FIG. 12, in the case of the embodiment, the
そして、穀稈通路4a、4bは、図1、及び図3に示すように、上記一対の穀稈引起し装置26の間に位置する分草支持杆3の左右両側に形成し、その分草支持杆3に基部が取り付けられた複数の弾性誘導杆7a、7b、7cと、それぞれ外側に掻込搬送装置6、6を設けて構成している。そして、掻込搬送装置6、6は、図面から解るように、前記弾性誘導杆7a、7b、7cに対向して両側にあり、左側では、図1、及び図2に示すように、下側から掻込みスタ−ホイ−ル5a、その上側に搬送チエン8、更に上側に掻込みラグベルト9aの順に装備され、右側では、図3に示すように、掻込みスタ−ホイ−ル5bと上側に掻込みラグベルト9bを設けて構成している。
As shown in FIG. 1 and FIG. 3, the grain culm passages 4 a and 4 b are formed on both the left and right sides of the
この場合、左右掻込みスタ−ホイ−ル5a、5bは、係合状態(図6参照)に接近させて軸架し、両者の間に左右の穀稈条列を掻き込み合流しながら、左側から右側に回転動力を伝動する構成としている。そして、左右の掻込みラグベルト9a、9bは、上記スタ−ホイ−ル5a、5bから前方側に、平面視でハ字状にして巻回して穀稈通路4a、4bの穀稈を、後方に掻き込む構成としている。
In this case, the left and
そして、前述の弾性誘導杆7a、7b、7cは、図1、乃至図3に示すように、左右の穀稈通路4a、4bの穀稈を掻込搬送装置6、6側に誘導案内する位置にあって、穀稈の稈身方向に沿わせて上下に配置して設けている。そして、弾性誘導杆7a、7b、7cは、図2に示すように、左穀稈通路4aにおいて、下側の少なくとも2本7a、7bの先端部分を搬送チエン8の始端部分に臨ませて設け、上側の1本7cの先端部分を掻込みラグベルト9aの近傍位置に臨ませて配置した構成としている。そして、弾性誘導杆7a、7b、7cは、掻込搬送装置6、6側に穀稈を誘導案内する弾性押圧力を、株元側より順次穂先側に近いものが弱くなる構成としている。
And the above-mentioned
この場合、弾性誘導杆7a、7bは、図2に示すように、搬送チエン8の始端部側に穀稈を押し付ける配置関係にしているが、特に、弾性誘導杆7bをピアノ線を利用して搬送チエン8の始端部に穀稈株元を押しつける構成にしている。
In this case, as shown in FIG. 2, the
このように構成することで、搬送穀稈は、稈身方向のずれが少なくなって、株元がよく揃い、穂先側のずれがほとんどなくなって脱穀作業が効果的にでき、脱穀負荷を低減できる特徴がある。 By configuring in this way, the transporting cereals have less shift in the slimming direction, the stocks are well aligned, the tip side shift is almost eliminated, threshing work can be effectively performed, and the threshing load can be reduced. There are features.
つぎに、右掻込みスタ−ホイ−ル5bは、図4、及び図5に示すように、基部を隣の分草杆25側に固着した支持ア−ム10から垂下した支持軸11に軸架して設け、前述したように、穀稈通路4a、4bの合流部分Aにあって、左掻込みスタ−ホイ−ル5aに係合して伝動される構成としている。そして、前部案内杆12と後部案内杆13とは、図4、及び図5に示すように、上記右掻込みスタ−ホイ−ル5bの前側にある支持枠14に取り付けて後方へ延長し、対向側の左スタ−ホイル5a側から後方に巻回している搬送チエン8に穀稈を押圧する関係に配置した構成としている。
Next, as shown in FIG. 4 and FIG. 5, the right scavenging
そして、左掻込みスタ−ホイ−ル5aは、図6、乃至図8に示す実施例の場合、刈取装置15の上方に縦軸16で軸架して設けており、上述した右スタ−ホイ−ル5bより上下幅が厚く形成している。そして、左掻込みスタ−ホイ−ル5aは、図8に示すように、下面側から中空状の空洞部17を形成し、この空洞部17に前記刈取装置15を伝動する伝動部18を入り込ませた状態に配置した構成としている。この場合、伝動部17は、全体を空洞部17内に入り込ます必要はなく、少なくともその一部分が入っておれば目的を達することができる。
In the case of the embodiment shown in FIGS. 6 to 8, the left
従来から、刈取装置15を駆動するクランクガイドは、刈刃の上側で穀稈の通り道に配置せざるを得ない構成上の必然性があり、穀稈が絡んだり巻き付くことがあったが、上記構成によって、従来の課題を解決することができた。
Conventionally, the crank guide that drives the reaping
つぎに、右掻込みスタ−ホイ−ル5bの巻付防止構造について、実施例を述べる。
まず、右掻込みスタ−ホイ−ル5bは、図9、乃至図11に示すように、実施例の場合、機体側に支持された支持腕30に支えられた縦軸31の下部に取付板32を介して固着され、上部にプ−リ33を軸着して構成している。なお、上部のプ−リ33は、掻込みラグベルト9bを巻回するためのプ−リである。
Next, an embodiment of the structure for preventing the winding of the right-
First, as shown in FIG. 9 to FIG. 11, the right driving
そして、上記取付板32は、図9の実施例の場合、外側の全周部に渡って立上がり状の巻付防止ガイド35を形成し、円筒カラ−37の下部の内側に嵌合して構成している。そして、図11の実施例は、図10の分解図からも解るように、巻付防止ガイド35を設けた回転板36を、前記取付板32の下面に固着して円筒カラ−37の下部の外側に位置させて構成している。
In the case of the embodiment of FIG. 9, the mounting
以上のように構成した右掻込みスタ−ホイ−ル5bは、左掻込みスタ−ホイ−ル5aから伝動されて回転しながら穀稈の掻込み作用を行なうものであるが、そのとき、巻付防止ガイド35は、円筒カラ−37の下端縁から内部に侵入しようとする穀稈、藁屑等を阻止し、縦軸31(下部に露出した回転部)への巻き付きを防止する特徴がある。
The right take-up
つぎに、刈取伝動ケ−ス40について実施例を説明する。
まず、刈取伝動ケ−ス40は、図14、乃至図16に示すように、刈取フレ−ム24の前端部に横向きにして連結し、上記刈取フレ−ム24内の伝動軸41から伝動される刈取伝動軸40を内装して刈取装置15や穀稈引起し装置26を伝動する構成としている。そして、刈取伝動ケ−ス40は、図面に示すように、前側には圃場の各穀稈条列ごとに分草して誘導する複数の分草杆支持杆42を配置して連結した構成としている。この場合、圃場の穀稈は、前側の刈取装置15で刈り取られると順次合流されながら、図14に平面視で矢印に示すように、左側に斜めに寄せられながら搬送され、連結パイプ43上を株元が移動して刈取フレ−ム24の左側に集められて後部上方に搬送される。
Next, an embodiment of the cutting
First, as shown in FIGS. 14 to 16, the cutting
そして、連結パイプ43は、図14、及び図15に示すように、円形のパイプ素材によって中間部に分草支持杆42の基部を固着し、左右両端部分を左右の刈取伝動ケ−ス40の構成部材40a、40bにそれぞれ連結して固着した構成としている。
As shown in FIGS. 14 and 15, the connecting
以上述べたように、実施例に係る刈取伝動ケ−ス40は、穀稈の通過する部位に円形のパイプ素材で構成した連結パイプ43を位置させて連結した構成としたから、通過する穀稈の株元がひっかかったり、絡んだりすることがなくなり、スム−スに移動することができるため、株揃いを悪くしたり、稈こぼれを起こすことを防止できものとなった。更に、実施例の刈取伝動ケ−ス40は、構成が簡略化されて軽量となり、製造コストを低減することができる利点もある。
As described above, the reaping
つぎに、扱深さ制御装置45における扱深さセンサ46a、46bの調節装置47について実施例を説明する。
まず、扱深さ制御装置45は、図17、及び図18に示すように、従来から知られており、脱穀装置21の前側に調節搬送装置48を設けて、脱穀装置21に供給する穀稈の供給深さを調節制御する構成としている。この場合、調節搬送装置48は、図18に示すように、上側から穀稈通路を迂回させて設けたU字パイプ49の一方側に、株元の調節チエン50とその上側に穂先ラグベルト51とを搬送駆動可能に巻回して装備し、該U字パイプ49の他方側には、上記調節チエン50に対応する位置に株元挟持案内杆52と上記穂先ラグベルト51に対応する位置に穂先ガイド53とを支持して搬送穀稈を挟持状態にして脱穀装置21のフィ−ドチエン54に受継ぎ搬送する構成としている。
Next, an embodiment of the adjusting
First, as shown in FIG. 17 and FIG. 18, the handling
そして、扱深さセンサ46a、46bは、図19、乃至図22に示すように、上記U字パイプ49に設けた取付部材55の支持装置56に、スライド装置57の長孔58を係合して摺動調節自由に構成している。この場合、扱深さセンサ46a、46bは、図22に示すように、上記スライド装置57に取り付けたセンサボックス59に支持して取り付けられ、搬送される穀稈の穂先部分を検出して図外のコントロ−ラに検出信号を入力する構成としている。
Further, as shown in FIGS. 19 to 22, the
そして、上記スライド装置57は、図19、乃至図21に示すように、操作レバ−60が下向きに取り付けられ、操縦座席22からオペレ−タ−によって調節操作ができる構成としている。そして、支持装置56は、図22に示すように、張圧用のスプリング61をスライド装置57の上側に設けた樹脂製カラ−62との間に介装して設け、そのスライド装置57を上下から挟んで取付部材55側に張圧して構成している。そして、実施例の場合、スプリング61の張圧力は、全圧縮に達する前の少し余裕を保った張圧力とし、操作レバ−60を握って調節するときにはスライド装置57が張圧力に抗してスム−スに移動でき、それ以外のときには張圧力で調節位置を確実に保持できる程度に構成している。
As shown in FIGS. 19 to 21, the
このようにして、扱深さセンサ46a、46bは、穀稈の稈身方向に調節できる構成で、穀稈丈に対応して、長稈(最も浅扱ぎ位置を示す図20参照)の圃場、又は短稈(最も深扱ぎ位置を示す図19参照)の圃場に応じて穀稈の稈身方向に予め調節しておき、扱深さ制御装置45を利用して実態に合わせて適切に刈取脱穀作業を行なうことができる。
In this way, the
以上のように、実施例に係る扱深さセンサ46a、46bの調節装置47は、狭いスペ−スを利用した簡潔な構成であって、穀稈の絡みつきやひっかかりが少ない特徴がある。特に、操作レバ−60は、下向きに構成することにより、操縦座席22からの調節操作が楽になると共に、穀稈等が絡み付こうとしても下向きに形成しているから、下方に滑り落ちて絡むことがない特徴がある。
As described above, the adjusting
更に、スライド装置57は、スプリング61の張圧力によって適度に張圧しており、スライド操作が容易でありながら、固定保持力が安定する利点がある。
つぎに、刈取フレ−ム24の支持機構について説明する。
Further, the
Next, a support mechanism for the cutting
まず、刈取フレ−ム24は、図23、乃至図25に示すように、後部に連結した入力伝動ボックス65を車体2の前側上部に設けた広幅懸架台66の右側上に支持具67を介して連結支持して設け、原動側から入力された回転動力を先端側の刈取装置15、穀稈引起し装置26、各搬送装置6、6、9に伝動する構成としている。そして、入力伝動ボックス65は、左外側に延長して設けた支持軸68の端部を横側支持具69によって前記広幅懸架台66の左側上に支持して構成している。そして、連結用サイドフレ−ム70は、図23、及び図25に示すように、上部を前記支持軸68の横側支持具69より内側に連結し、下部を入力伝動ボックス65から前方に延長した先端側の刈取フレ−ム24に連結して3部材24、65、68を一体に枠組した構成としている。
First, as shown in FIGS. 23 to 25, the cutting
このように、刈取フレ−ム24は、後端に連結している一体の入力伝動ボックス65が支持具67によって、更に、その横側に延長した一体構成の支持軸68が横側支持具69によって、それぞれ広幅懸架台66上の右側と左側とに固着支持された構成となっている。
As described above, the cutting
したがって、刈取フレ−ム24は、補強部材を同一の軸芯に構成しており、回動支点を中心にして上下の回動が円滑にできる利点がある。そして、実施例に係る刈取フレ−ム24は、2つの支持具67、69によって、広幅懸架台66に連結固着すると共に、連結用サイドフレ−ム70を利用して、支持軸68を一体構成にしたから、作業中に受ける強い衝撃、例えば、分草杆25の先端が畦に衝突する等の強い力にも耐えることのできる強固な枠組み構成となった特徴がある。
Accordingly, the cutting
このように、実施例は、刈取フレ−ム24と補強部材とを一体構成としているから、刈取作業中に刈取フレ−ム24が振動したり、騒音を発する等の異常な現象も未然に防止できる特徴がある。
As described above, since the cutting
つぎに、フィ−ドチエンオ−プン式の構成において、刈取側の供給チエン75の終端部分とフィ−ドチエン76の始端部分との間にあって穀稈株元を外側に案内する株元ガイド杆77に関するものである。この場合、株元ガイド杆77は、フィ−ドチエン76を連結支持している回動ア−ム78に取付部材79を介して基部を連結し、フィ−ドチエン76のオ−プン回動とともに逆側(前記供給チエン75の下側)に回動する構成としている。
Next, in the feed chain open type structure, the stock
既に、広く知られているように、フィ−ドチエン76は、始端部を支点にして後部を外側にオ−プン回動して、脱穀装置21との間に作業空間を作り、メンテナンスを容易に行なうことができる構成としている。
As already well known, the
実施例の場合、フィ−ドチエン76は、脱穀装置21の前部外側に固定された支持腕80に、支持ピン81によって回動自由に連結した回動ア−ム78に連結支持し、搬送始端側を回動支点(支持ピン81を支点とする。)にしてフィ−ドチエンオ−プンができる構成としている。そして、前記株元ガイド杆77は、上記回動ア−ム78の前側に取付部材79によって取り付け、刈取側の供給チエン75の終端部分下側にまで延長して脱穀装置21へ供給されて受継ぐ穀稈の株元部分を外側に案内する形状に構成している。したがって、搬送穀稈は、供給チエン75の終端部分からフィ−ドチエン76の始端部に受け継がれるときに前記株元ガイド杆77によって株元が外側に向くように案内されて、フィ−ドチエン76上に載るように供給される。
In the case of the embodiment, the
そして、本案実施例で重要な構成要件は、支持腕80と支持ピン81と回動ア−ム78との3部材の連結支持部分の構成が、図28に示すように、前傾状態に傾斜して前記供給チエン75の搬送方向(傾斜方向)に対して略直交状態を保つ構成であることが必要である。
An important component in the present embodiment is that the configuration of the connecting support portion of the three members of the
したがって、株元ガイド杆77は、支持腕80の支持ピン81を回動支点にして回動ア−ム78を一体に外側に向けて回動してフィ−ドチエン76をオ−プン回動すると、逆に、内側に向かって回動する。このように、株元ガイド杆77は、回動ア−ム78を外側に回動させてオ−プンするとき、逆に、回動ア−ム78によって内側に回動され、供給チエン75の下側をそのチエンと衝突しない関係位置(間隔)を保持しながら回動できる。
Accordingly, the
このようにして、本案実施例に係るフィ−ドチエン76は、オ−プン回動の範囲を従来構成より大幅に広くすることができるため、作業空間(場所)が広くなってメンテナンス作業が楽にできる特徴がある。
In this way, the
つぎに、脱穀装置21の排藁搬送装置85について実施例を説明する。
まず、排藁搬送装置85は、図30、乃至図32に示すように、株元側の排藁チエン85aと穂先側の排藁ベルト85bとから構成し、脱穀装置21の排藁位置において、フィ−ドチエン76の搬送終端部から排藁を受け継いで搬送する構成としている。そして、排藁チエン85aと排藁ベルト85bとは、脱穀装置21の排藁部上方に架設した縦フレ−ム86と横フレ−ム87とのT型支持フレ−ムに支持され、搬送始端部を左側のフィ−ドチエン76側に搬送終端部を右側に位置させて平面視で斜めに配置した構成としている。
Below, an Example is described about the
First, as shown in FIG. 30 to FIG. 32, the
そして、排藁搬送装置85は、図32に示す実施例の場合、扱胴軸88から入力されて、排藁チエン85aと排藁ベルト85bとが伝動され、排藁を斜め後方に搬送して機外に排藁する構成としている。なお、89は挟持杆であって、排藁チエン85aの下側に設けている。
In the case of the embodiment shown in FIG. 32, the
そして、前記縦フレ−ム86は、図面に示すように、機体の左側に沿わせて前後方向に配置し前後両端部を下側の機体に固着し、中間部に係合孔部90を設けて上側から、後述する係合端部を挿脱自由に係合できる構成としている。そして、前記横フレ−ム87は、図面から解るように、右側の端部を機体側板に固着して、上方を通し左側の前記縦フレ−ム86側まで延長し、先端部に形成した係合端部91を前記係合孔部90に係脱自由に差し込んでロック状態に係合できる構成としている。そして、前記横フレ−ム87は、若干の弾性力を備えた素材で撓み性質を有する部材から形成し、基部側に前記排藁搬送装置85の搬送終端部分を吊持ち状に支持する支持部92を有し、先端部分には前方に向けて支持杆93を延長して上記排藁搬送装置85の搬送始端部分を吊持ち状に支持する支持部94を構成している。
As shown in the drawing, the
そして、排藁部カバ−95は、上記縦フレ−ム86、及び横フレ−ム87の上方に開閉自由に装置し、閉めた位置と上方に開放した位置とを保持できるように図外にロック装置を設けている。
Then, the
以上のように構成された排藁搬送装置85は、従来の構成に比較すると、排藁チエン85aと排藁ベルト85bとを吊持ち状態に支持する構成が簡略されており低コストで製造できる特徴がある。そして、本案実施例に係る構成は、図31に示すように、排藁部カバ−95を上方に開いて、横フレ−ム87の係合端部91を縦フレ−ム86の係合孔部90から抜き出してロック状態を開放すると、排藁搬送装置85は、上記横フレ−ム87の撓み力によって上方に若干ではあるが弾発して持ち上げる。
Compared to the conventional configuration, the
このようにして、本案実施例は、作業終了後、又は藁詰まりのときには比較的簡単に開放することができて、詰まった藁の取り除きやメンテナンスが容易にできる特徴がある。
In this way, the embodiment of the present invention has a feature that it can be opened relatively easily after the work is completed or when the clog is clogged, and the clogged clog can be easily removed and maintained.
1 コンバイン
2 車体
3 分草支持杆
4a、4b 穀稈通路
5a、5b 掻込みスタ−ホイ−ル
6、6 掻込搬送装置
7a、7b、7c 弾性誘導杆
8 搬送チエン
9 掻込みラグベルト
10 支持ア−ム
11 支持軸
12 前部案内杆
13 後部案内杆
14 支持枠
15 刈取装置
16 縦軸
17 空洞部
18 伝動部
A 穀稈通路の合流部分。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003308958A JP2005073602A (en) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | Device for conveying cereal culm in combine harvester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003308958A JP2005073602A (en) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | Device for conveying cereal culm in combine harvester |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005073602A true JP2005073602A (en) | 2005-03-24 |
Family
ID=34411268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003308958A Pending JP2005073602A (en) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | Device for conveying cereal culm in combine harvester |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005073602A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014140311A (en) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk | Spiral rotor axle mounting structure |
-
2003
- 2003-09-01 JP JP2003308958A patent/JP2005073602A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014140311A (en) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Miyamaru Attachment Kenkyusho:Kk | Spiral rotor axle mounting structure |
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