JP2005071090A - コンテンツ処理装置および配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
権利上の問題で、他者が配信など二次使用出来ないディジタルコンテンツに対して、情報処理技術を応用することにより、その問題を解決する。
【解決手段】
本発明は、ユーザが作成したディジタルコンテンツを蓄積するためのサーバーと、その蓄積された複数の著作権を持つオブジェクトを含んだ、本来配信することの出来ないディジタルコンテンツに対して情報加工を行う、特に音楽著作権の関係上、配信できない音楽を除去・分離行うことにより、そのディジタルコンテンツの配信を可能とするシステムと、その加工前、加工後のディジタルコンテンツを蓄えるサーバー装置、これらのディジタルコンテンツの配信を行う伝送装置で構成される。
【選択図】 図5
権利上の問題で、他者が配信など二次使用出来ないディジタルコンテンツに対して、情報処理技術を応用することにより、その問題を解決する。
【解決手段】
本発明は、ユーザが作成したディジタルコンテンツを蓄積するためのサーバーと、その蓄積された複数の著作権を持つオブジェクトを含んだ、本来配信することの出来ないディジタルコンテンツに対して情報加工を行う、特に音楽著作権の関係上、配信できない音楽を除去・分離行うことにより、そのディジタルコンテンツの配信を可能とするシステムと、その加工前、加工後のディジタルコンテンツを蓄えるサーバー装置、これらのディジタルコンテンツの配信を行う伝送装置で構成される。
【選択図】 図5
Description
本発明はコンテンツの処理あるいはその配信システムに利用する。本発明は情報源を持った利用者が情報伝送媒体を介してその情報を伝送するシステムあるいはその情報加工に関する。本発明は、情報蓄積、情報加工、情報伝送に関する。
インターネットの爆発的普及により、ディジタル情報の大量流通が生じた。従来、ディジタル情報をユーザ同士がやり取りする場合は、何度コピーしてもどんな遠距離を送受信しても品質が劣化しないというディジタル情報の特性により生じた、著作権など権利問題からDigital Rights Management(DRM)技術と呼ばれるディジタル情報の流通・再生に制限を加える技術を用いていた。その具体的な実装形態は様々で、メモリカードなどの記憶媒体に内蔵される場合や、音声や動画のプレーヤーソフトに組み込まれる場合、送受信・転送ソフトに組み込まれる場合、およびそれらの組み合わせなどがある。
図1は従来例における情報配信システムを説明する図である。コンテンツオーナーはそのコンテンツに対してライセンスキーを付与し、暗号化されたファイルフォーマットで配布する。
その情報の利用者がコンテンツを利用する際、ライセンスサーバにライセンスキーを要求すると、ライセンスサーバは利用者のIDを認証し、正規ユーザの場合にはライセンスを発行する。ユーザは、ライセンスキーにより情報を開封し、コンテンツオーナーが設定した条件の下で利用が可能になる。また、この技術はコンテンツ配信管理システム及びコンテンツ配信管理方法(特許文献1 松下電器産業株式会社)として公開されている。
続いて、音源分離技術における従来技術について述べる。図2は音源分離処理における従来手法の一つである、ブラインド音源分離(Blind Source Separation:BSS)について示した図である。ブラインド音源分離とは複数の音源信号が混在して観測される場合、観測信号のみから音源信号を推定する技術である。このブラインド音源分離に関する研究では、独立成分分析(Independent
Component Analysis:ICA)と呼ばれる音源の独立性を条件にした手法に基づいたものが主流になっている。また、この技術は非特許文献1 として知られている。
Component Analysis:ICA)と呼ばれる音源の独立性を条件にした手法に基づいたものが主流になっている。また、この技術は非特許文献1 として知られている。
従来方式では、利用者が制作したディジタルコンテンツを配信しようとした際に、その利用者が配信権を持たないオブジェクトがディジタルコンテンツ内に存在する場合、そのディジタルコンテンツをインターネット等を用いて伝送することは違法行為となり出来ないという問題があり、ディジタル情報の流通・再生に制限を加えるというDRM技術で、これらの要求を満たすことは困難であった。
また、古い放送番組などを新たなメディア媒体に記録して販売などをしようとするときに、コンテンツ内の一部の著作権の権原の問題をクリアできない場合には、その番組を二次使用できない。このようなときに、そのクリアできない一部のコンテンツのみを除去すれば二次使用が可能となる場合がある。
本発明はこのような背景に基づき行われたものであって、権利上の問題で、他者がインターネット配信をすることができないディジタルデータを配信側で除去して配信することを可能とするディジタルコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。また、ユーザが保持するコンテンツについて加工を行って権利問題が発生しないことを可能とするコンテンツ処理装置および配信システムを提供することを目的とする。
本発明は、ユーザが配信あるいは編集しようとするディジタル化されたコンテンツに対し情報処理技術を用いて著作権などの権利情報を含む部分(権原を有しない部分)だけを除去・分離を行って、配信あるいは編集を可能とする。例えば、あるディジタルコンテンツ製作者が製作したディジタルコンテンツの中に、その制作者に著作権の権原がない部分(オブジェクト)が含まれていた場合、特に著作権の権原がその制作者にない音楽がディジタルコンテンツ内に含まれていた場合、そのディジタルコンテンツを個人利用以外に活用することは権利の問題上できない。このため、著作権の権原を有しないコンテンツ内の一部のオブジェクトだけに関して情報処理技術を用いて、除去・分離することで、このような著作権の権原のない問題を回避する。
本発明では、例えば、著作権などの権原のない音楽信号の除去は、含まれている音楽とあらかじめディジタルコンテンツに含まれる除去対象の音楽信号がリファレンス信号として保持されている場合を前提として行う。音源分離ではリファレンス信号を用いることにより、混合音のみの音源分離と比較して除去精度の向上、処理の単純化や処理負荷の軽減が期待できるという特徴をもつ。
また、ディジタルマルチメディアコンテンツでは、図3のように、様々な音環境が想定され、音場が一つに規定できないことが多いため、従来技術のブラインド音源分離では処理負荷が高くなることが予想される。本発明では、処理負荷の軽減をリファレンス音源を用いた音源分離を行うことで実現している。
すなわち、本発明の第一の観点は、コンテンツ処理装置にかかるもので、ディジタル化されたコンテンツから著作権の権原を有しない部分のコンテンツを除去する手段を備えたコンテンツ処理装置において、前記除去する手段は、権原を有しないコンテンツに含まれる信号の源信号をリファレンス信号として有し、前記ディジタルコンテンツ内から除去の対象となるメディアだけを分離する手段と、この分離したコンテンツと、そのリファレンス信号を用いて伝達関数の推定を行う手段と、その推定伝達関数に基づきリファレンス信号に加工を行いその加工されたリファレンス信号を用いて、前記分離されたメディアから権原を有しない信号を除去する手段とを含むことを特徴とする。
なお、前記分離する手段は、ディジタルコンテンツをビデオ信号と音響信号に分離する手段を含み、前記伝達関数を推定する手段は、前記分離した音響信号からクロススペクトル法を用いて伝達関数を推定する手段を含み、前記リファレンス信号を除去する手段は、この推定した伝達関数を用いて前記リファレンス信号に信号処理を加える手段と、前記音響信号から前記信号処理後の前記権原を有さない音響信号のみを除去する手段とを含むことができる。
また、本発明第二の観点は、コンテンツの配信システムにかかるもので、通信網を介してディジタルコンテンツを配信するサーバと前記通信網を介して配信されたディジタルコンテンツを受信する1以上の端末とを備えたコンテンツ配信システムにおいて、前記サーバは、前記ディジタルコンテンツ内に通信網を介して配信する権利を有しないコンテンツを除去・分離する手段を備え、前記除去する手段は、配信する権利を有しないコンテンツに含まれる信号の源信号をリファレンス信号として有し、前記ディジタルコンテンツ内から除去の対象となるメディアだけを分離する手段と、この分離したコンテンツと、そのリファレンス信号を用いて伝達関数の推定を行う手段、その推定伝達関数に基づきリファレンス信号に加工を行いその加工されたリファレンス信号を用いて、前記分離されたメディアから配信する権利を有しない信号を除去する手段を持つことを特徴とする。
なお、前記分離する手段は、ディジタルコンテンツをビデオ信号と音響信号に分離する手段を含み、前記伝達関数を推定する手段は、前記分離した音響信号からクロススペクトル法を用いて伝達関数を推定する手段を含み、前記リファレンス信号を除去する手段は、この推定した伝達関数を用いて前記リファレンス信号に信号処理を加える手段と、前記音響信号から前記信号処理後の前記配信する権利を有さない音響信号のみを除去する手段とを含むことがよい。
本発明によれば、本来、権利上の問題で配信など、二次利用さえ不可能であったコンテンツを情報処理技術により二次利用を可能にすることが出来る。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図4は本発明の実施例でコンテンツ内の音楽について著作権の権原を有しない場合の音楽信号除去システムの一例の概略を示す図である。具体的な実施例として、映像信号と音楽信号とが一体となった顕著な例として演劇コンテンツの例で説明する。
このディジタルコンテンツの配信システムは、ディジタルコンテンツの配信を行うサーバ2、その中には、ユーザによって作成されたディジタルコンテンツを蓄えるサーバ21、ディジタルコンテンツの情報加工と実際の情報通信を行う配信装置22、インターネットなどの通信媒体3、ディジタルコンテンツを受け取るクライアントサーバ4で構成されている。劇場において収録された演劇コンテンツは、コンテンツ配信システム2のアーカイブサーバ21に蓄積される。蓄積された演劇コンテンツをインターネット配信などの二次利用に用いようとする場合、音楽著作権が問題で行うことが出来ない場合、ディジタルコンテンツの情報加工サーバ22において、その目的の音楽信号のみを情報処理技術を用いて除去・分離する。これらのディジタルコンテンツはインターネット3などの通信媒体を通して、クライアントサーバ4に届けられる。
図5は図4において示した、ディジタルコンテンツの情報加工システム22の処理フローを示している。入力されるのは演劇コンテンツなどのディジタルコンテンツ1であり、インターネット配信可能な著作権上問題のないディジタルコンテンツ5が出力される。ユーザによって作成されたディジタルコンテンツに含まれる、自分以外の著作権をもったオブジェクトを除去・分離する。
図6は具体的なディジタルコンテンツに対する情報処理手法について示している。入力されたディジタルコンテンツはデマルチプレクサ(Demultiplexer)31と呼ばれる映像と音響信号の分離器を通過することにより、それぞれの情報に分離される。本発明では前提条件として、分離したい音響信号はリファレンス信号として保持するとしている。そのため、その信号と入力された信号の時間同期が重要となり、時間マッチング処理32を信号に対して加える。その後、音源分離手法33を用いて目的の不必要な音響信号だけを除去・分離し配信に耐えうる音響信号だけを抽出する。さらに、必要であれば後処理として雑音除去処理34を行う。信号付加プロセス35によりユーザは著作権上問題のない音楽を付加することも可能である。映像信号と音響信号を合成するマルチプレクサ(Multiplexer)36と呼ばれる合成器を通過し、配信が可能なディジタルコンテンツを作成する。
図7は本発明の中心技術である音源分離処理について示している。入力された音楽信号、音声信号、雑音信号を含んだ混合信号は、その中の音楽信号だけの区間とリファレンス信号の同じ区間との間で伝達関数の推定がクロススペクトル法(図8)を用いて行われる。クロススペクトル法とは、入出力信号のクロススペクトルを入力信号のパワースペクトルで正規化することで、系の伝達関数を推定する手法であり、この技術は”クロススペクトル法によるインパルスレスポンス推定における推定誤差の検討,”日本音響学会誌,55 巻,4 号(1999),
pp.265-274. として知られている。ただ、パワースペクトルに零点が存在すると解が不安定となる欠点を持っているため、系を駆動する信号(入力信号)のパワースペクトルに零点が存在しないことが必要条件となっている。ただ、それ以外に制約条件がなく、系の入出力信号さえ観測することが出来れば伝達特性の推定値が得られる。ある一定の信号長ごとに伝達関数が求められた場合、推定値の雑音を低減するために加算平均を繰り返す必要がある(図8)。この手法で推定された伝達関数は、リファレンス信号に適応され、その音楽信号があたかも同じ音響空間を通過したかのような残響を持った音楽信号が作られる。ここで、実際の出力として観測された混合信号と、仮想的に作り出された残響を持った音楽信号との差分を計算することによって、混合信号に含まれる目的の音楽信号以外の信号を取り出すことが出来る。
pp.265-274. として知られている。ただ、パワースペクトルに零点が存在すると解が不安定となる欠点を持っているため、系を駆動する信号(入力信号)のパワースペクトルに零点が存在しないことが必要条件となっている。ただ、それ以外に制約条件がなく、系の入出力信号さえ観測することが出来れば伝達特性の推定値が得られる。ある一定の信号長ごとに伝達関数が求められた場合、推定値の雑音を低減するために加算平均を繰り返す必要がある(図8)。この手法で推定された伝達関数は、リファレンス信号に適応され、その音楽信号があたかも同じ音響空間を通過したかのような残響を持った音楽信号が作られる。ここで、実際の出力として観測された混合信号と、仮想的に作り出された残響を持った音楽信号との差分を計算することによって、混合信号に含まれる目的の音楽信号以外の信号を取り出すことが出来る。
上記実施例はディジタルコンテンツを配信するシステムに適用した例として説明したが、映像信号と音響信号とが一体となったマルチメディアコンテンツから、著作権の権原上問題となる音響信号のみ分離除去するコンテンツの処理装置として実施することができる。例えば、文化的価値がある古いテレビ放送番組や再放映の要望が強い番組について、DVDなどの新たな記録媒体に記録して販売しようとするときに、改めて著作権の権原を得る必要がある。しかし、コンテンツの一部に使用した音楽にのみ二次使用の許諾を受けることがかなわない場合にこの音楽の部分のみをリファレンス音楽信号を用いて音源分離処理を行うことができる。この場合、製作が古いコンテンツについてはディジタル化した後、上述の実施例で図5、6、9を用いて説明した手順で映像信号と音響信号とに分離し、分離された音響信号から除去の対象となるオブジェクト信号をリファレンス音楽信号を用いて分離・除去を行い、必要であれば代りの音響信号を挿入し、映像信号合成して編集、記録を行う。
なお、上記実施例でのディジタルコンテンツの処理は、情報処理装置にインストールすることにより本発明のディジタルコンテンツ処理装置としての機能を実現させるプログラムとして実現することができる。すなわち、プログラムをインストールすることにより、当該情報処理装置に、ディジタルコンテンツをビデオ信号と音響信号とに分離する機能、分離した音響信号からクロススペクトル法を用いて伝達関数を推定する機能、推定した伝達関数を用いてリファレンス信号に信号処理を加えて分離した音響信号から権原を有しない音響信号のみを除去する機能を実現させることができる。このプログラムは記録媒体により記録されて提供でき、あるいは通信回線を介して提供することができる。
本発明は、ディジタルコンテンツの配信だけでなく、古い放送番組などのマルチメディアを新たな媒体に記録して販売する場合に利用できる。すでに製作され放映された番組について、新たに登場した記録媒体に記録して販売したい要望がある。しかし、その番組製作時点の契約上、その番組の一部のコンテンツ、例えばその番組で使用した音楽の一部についてのみ、著作権の問題が解消しない場合がある。このようなときに、その音楽については使用した音楽をリファレンスとしてもっているので、その音楽部分のみを本発明により除去して、必要であれば著作権の問題が生じない音楽を挿入するなどして編集を行って記録媒体に記録し、販売を行うことが可能である。特に、古いテレビ放映番組について本発明により著作権の問題を解消することができるので、文化的価値のあるメディアの頒布の機会を増加できるためその有用性は大きい。
1 マルチメディアコンテンツ
2 ディジタルコンテンツ配信サーバ
3 インターネット
4 クライアントサーバ
5 著作権を含んだ音楽の除去処理後のマルチメディアコンテンツ
21 ディジタルコンテンツのアーカイブサーバ
22 ディジタルコンテンツの情報加工・情報通信サーバ
31 分離器(デマルチプレクサ)
32 信号マッチング処理部
33 音源分離処理部
34 雑音除去処理部
35 音楽信号付加部
36 合成器(マルチプレクサ)
2 ディジタルコンテンツ配信サーバ
3 インターネット
4 クライアントサーバ
5 著作権を含んだ音楽の除去処理後のマルチメディアコンテンツ
21 ディジタルコンテンツのアーカイブサーバ
22 ディジタルコンテンツの情報加工・情報通信サーバ
31 分離器(デマルチプレクサ)
32 信号マッチング処理部
33 音源分離処理部
34 雑音除去処理部
35 音楽信号付加部
36 合成器(マルチプレクサ)
Claims (4)
- ディジタル化されたコンテンツから著作権の権原を有しない部分のコンテンツを除去する手段を備えたコンテンツ処理装置において、
前記除去する手段は、
権原を有しないコンテンツに含まれる信号の源信号をリファレンス信号として有し、前記ディジタルコンテンツ内から除去の対象となるメディアだけを分離する手段と、
この分離したコンテンツと、そのリファレンス信号を用いて伝達関数の推定を行う手段と、
その推定伝達関数に基づきリファレンス信号に加工を行いその加工されたリファレンス信号を用いて、前記分離されたメディアから権原を有しない信号を除去する手段と
を含む
ことを特徴とするコンテンツ処理装置。 - 前記分離する手段は、ディジタルコンテンツをビデオ信号と音響信号に分離する手段を含み、
前記伝達関数を推定する手段は、前記分離した音響信号からクロススペクトル法を用いて伝達関数を推定する手段を含み、
前記リファレンス信号を除去する手段は、この推定した伝達関数を用いて前記リファレンス信号に信号処理を加える手段と、前記音響信号から前記信号処理後の前記権原を有さない音響信号のみを除去する手段とを含む
請求項1記載のコンテンツ処理装置。 - 通信網を介してディジタルコンテンツを配信するサーバと前記通信網を介して配信されたディジタルコンテンツを受信する1以上の端末とを備えたコンテンツ配信システムにおいて、
前記サーバは、前記ディジタルコンテンツ内に通信網を介して配信する権利を有しないコンテンツを除去・分離する手段を備え、
前記除去する手段は、
配信する権利を有しないコンテンツに含まれる信号の源信号をリファレンス信号として有し、前記ディジタルコンテンツ内から除去の対象となるメディアだけを分離する手段と、
この分離したコンテンツと、そのリファレンス信号を用いて伝達関数の推定を行う手段と、
その推定伝達関数に基づきリファレンス信号に加工を行いその加工されたリファレンス信号を用いて、前記分離されたメディアから配信する権利を有しない信号を除去する手段と
を含む
ことを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 前記分離する手段は、ディジタルコンテンツをビデオ信号と音響信号に分離する手段を含み、
前記伝達関数を推定する手段は、前記分離した音響信号からクロススペクトル法を用いて伝達関数を推定する手段を含み、
前記リファレンス信号を除去する手段は、この推定した伝達関数を用いて前記リファレンス信号に信号処理を加える手段と、前記音響信号から前記信号処理後の前記配信する権利を有さない音響信号のみを除去する手段とを含む
請求項1記載のコンテンツ配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003300117A JP2005071090A (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | コンテンツ処理装置および配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003300117A JP2005071090A (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | コンテンツ処理装置および配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005071090A true JP2005071090A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34405152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003300117A Pending JP2005071090A (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | コンテンツ処理装置および配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005071090A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015097818A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 株式会社 東芝 | テレビシステムとサーバ装置及びテレビ装置 |
WO2021235846A1 (ko) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | 주식회사 코클리어닷에이아이 | 비디오 컨텐츠로부터 음악 데이터를 검출하는 장치 및 그의 제어방법 |
-
2003
- 2003-08-25 JP JP2003300117A patent/JP2005071090A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015097818A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 株式会社 東芝 | テレビシステムとサーバ装置及びテレビ装置 |
JPWO2015097818A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-03-23 | 株式会社東芝 | テレビシステムとサーバ装置及びテレビ装置 |
US10102867B2 (en) | 2013-12-26 | 2018-10-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Television system, server apparatus, and television apparatus |
WO2021235846A1 (ko) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | 주식회사 코클리어닷에이아이 | 비디오 컨텐츠로부터 음악 데이터를 검출하는 장치 및 그의 제어방법 |
KR20210143105A (ko) * | 2020-05-19 | 2021-11-26 | 주식회사 코클리어닷에이아이 | 비디오 컨텐츠로부터 음악 데이터를 검출하는 장치 및 그의 제어방법 |
KR102372580B1 (ko) * | 2020-05-19 | 2022-03-10 | 주식회사 코클 | 비디오 컨텐츠로부터 음악 데이터를 검출하는 장치 및 그의 제어방법 |
CN115735360A (zh) * | 2020-05-19 | 2023-03-03 | 科克有限公司 | 用于从视频内容中检测音乐数据的装置及其控制方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060621 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100223 |