JP2005069342A - 駆動装置及びロボット装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、従来と比して一段と容易に制御し得る駆動装置を実現しようとするものである。
【解決手段】
チルト軸50と、当該チルト軸50を回転自在に保持する第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56と、チルト軸50と直交し、当該チルト軸50に回転自在に取り付けられたパン軸23と、チルト軸50に固定されたチルト歯車51及び当該チルト軸50に回転自在に取り付けられた第1のパン歯車52と、当該第1のパン歯車52に固定されると共に、上記第1のパン歯車52と噛みあわされた第2のパン歯車53とを設け、チルト歯車51を回転させることによりチルト軸50を回転させてパン軸23をピッチ軸方向に回転させ、チルト歯車51の回転とは独立して回転する第1のパン歯車52を回転させることによりパン軸23をロール軸方向に回転させるようにした。
【選択図】 図6
本発明は、従来と比して一段と容易に制御し得る駆動装置を実現しようとするものである。
【解決手段】
チルト軸50と、当該チルト軸50を回転自在に保持する第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56と、チルト軸50と直交し、当該チルト軸50に回転自在に取り付けられたパン軸23と、チルト軸50に固定されたチルト歯車51及び当該チルト軸50に回転自在に取り付けられた第1のパン歯車52と、当該第1のパン歯車52に固定されると共に、上記第1のパン歯車52と噛みあわされた第2のパン歯車53とを設け、チルト歯車51を回転させることによりチルト軸50を回転させてパン軸23をピッチ軸方向に回転させ、チルト歯車51の回転とは独立して回転する第1のパン歯車52を回転させることによりパン軸23をロール軸方向に回転させるようにした。
【選択図】 図6
Description
本発明は、駆動装置及びロボット装置に関し、例えばペット型のロボットに適用して好適なものである。
従来、ユーザからの指令や周囲の環境に応じて決まった動作を行う4足歩行型のペットロボットとして、一般家庭において飼育する犬や猫に似た形状を有したものがある。そしてかかるペットロボットとして、その尻尾部をピッチ軸方向及びヨー軸方向に駆動する(すなわち上下左右に振る)ようになされたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−237987公報
また近年、かかるペットロボットにおいては、尻尾部をピッチ軸方向及びロール軸方向に駆動する(すなわち上下に振ると共に左右に回転する)ようになされたものが提案されている。
ところで、このようにピッチ軸方向及びロール軸方向に駆動する尻尾部を有するペットロボットの場合、当該尻尾部を駆動させる駆動装置の機構として、図8に示すように、対向する2つのかさ歯車G1及びG2と、これらかさ歯車G1及びG2の両方に噛み合わされたかさ歯車G3とを有する差動歯車機構60が用いることが考えられ、この差動歯車機構60においては、2つのかさ歯車G1及びG2を同方向又は逆方向に回転させることにより、これら2つのかさ歯車G1及びG2に噛み合わされたかさ歯車G3を矢印Y2の示すピッチ軸方向及び矢印X2の示すロール軸方向に回転させるようになされている。
しかしながら、この差動歯車機構60を用いた駆動装置で尻尾部を所定のピッチ軸方向及びロール軸方向に駆動させるためには、2つのかさ歯車G1及びG2の回転数をその都度計算してかさ歯車G3の回転を制御しなければならず、制御が複雑となる問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来と比して一段と容易に制御し得る駆動装置及びロボット装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、駆動装置において、第1の軸体と、第1の軸体を回転自在に保持する軸受けと、第1の軸体と直交し、当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の軸体と、第1の軸体に固定された第1の歯車及び当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の歯車と、第2の軸体に固定されると共に、上記第2の歯車と噛みあわされた第3の歯車とを設けるようにした。
この結果この駆動装置では、第1の歯車を回転させることにより第1の軸体を回転させて第2の軸体を当該第1の軸体を中心に回転させることができ、また第1の歯車の回転とは独立して回転する第2の歯車を回転させることにより、第2の軸体を当該第2の軸体を中心に回転させることができる。
また本発明においては、ロボット装置において、第1の軸体と、第1の軸体を回転自在に保持する軸受けと、第1の軸体と直交し、当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の軸体と、第1の軸体に固定された第1の歯車及び当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の歯車と、第2の軸体に固定されると共に、上記第2の歯車と噛みあわされた第3の歯車とを設けるようにした。
この結果このロボット装置では、第1の歯車を回転させることにより第1の軸体を回転させて第2の軸体を当該第1の軸体を中心に回転させることができ、また第1の歯車の回転とは独立して回転する第2の歯車を回転させることにより、第2の軸体を当該第2の軸体を中心に回転させることができる。
本発明によれば、駆動装置において、第1の歯車を回転させることにより第1の軸体を回転させて第2の軸体を当該第1の軸体を中心に回転させることができ、また第1の歯車の回転とは独立して回転する第2の歯車を回転させることにより、第2の軸体を当該第2の軸体を中心に回転させることができるので、第1の歯車及び第2の歯車をそれぞれ個別に回転させて第2の軸体の回転を容易に制御することができ、かくして従来と比して一段と容易に制御し得る駆動装置を実現できる。
また本発明によれば、ロボット装置において、第1の歯車を回転させることにより第1の軸体を回転させて第2の軸体を当該第1の軸体を中心に回転させることができ、また第1の歯車の回転とは独立して回転する第2の歯車を回転させることにより、第2の軸体を当該第2の軸体を中心に回転させることができるので、第1の歯車及び第2の歯車をそれぞれ個別に回転させて第2の軸体の回転を容易に制御することができ、かくして従来と比して一段と容易に制御し得るロボット装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるペットロボットの構成。
図1において、1は全体として本実施の形態によるペットロボットを示し、胴体部ユニット2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3A〜3Dが連結されると共に、胴体部ユニット2の前端部及び後端部にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5が連結されることにより構成されている。なお、以降の説明においては、胴体部ユニット2の右側面から左側面への方向を矢印Xで示し、胴体部ユニット2の後端部から前端部への方向を矢印Yで示し、胴体部ユニット2の腹面から背面への方向を矢印Zで示すことにする。
図1において、1は全体として本実施の形態によるペットロボットを示し、胴体部ユニット2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3A〜3Dが連結されると共に、胴体部ユニット2の前端部及び後端部にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5が連結されることにより構成されている。なお、以降の説明においては、胴体部ユニット2の右側面から左側面への方向を矢印Xで示し、胴体部ユニット2の後端部から前端部への方向を矢印Yで示し、胴体部ユニット2の腹面から背面への方向を矢印Zで示すことにする。
この場合、胴体部ユニット2には、図2に示すように、このペットロボット1全体の動作を制御するコントローラ10と、このペットロボット1の動力源となるバッテリ11と、バッテリセンサ12及び熱センサ13からなる内部センサ部14となどが収納されている。
また頭部ユニット4には、このペットロボット1の「耳」に相当するマイクロホン15と、「目」に相当するCCD(Charge Coupled Device)カメラ16と、タッチセンサ17と、「口」に相当するスピーカ18となどがそれぞれ所定位置に配設されている。
さらに各脚部ユニット3A〜3Dの関節部分や、各脚部ユニット3A〜3D及び胴体部ユニット2の各連結部分、頭部ユニット4及び胴体部ユニット2の連結部分、並びに尻尾部ユニット5及び胴体部ユニット2の連結部分などにはそれぞれアクチュエータA3A1〜A3DN、A41〜A4N、A51及びA52が配設されている。
そして頭部ユニット4のマイクロホン15は、ユーザから図示しないサウンドコマンダを介して音階として与えられる「歩け」、「伏せ」又は「ボールを追いかけろ」等の指令音を集音し、得られた音声信号S1をコントローラ10に送出する。またCCDカメラ16は、周囲の状況を撮像し、得られた画像信号S2をコントローラ10に送出する。
さらにタッチセンサ17は、図1において明らかなように、頭部ユニット4の上部に設けられており、ユーザからの「なでる」や「たたく」といった物理的な働きかけにより受けた圧力を検出し、検出結果を圧力検出信号S3としてコントローラ10に送出する。
さらに胴体部ユニット2のバッテリセンサ12は、バッテリ11の残量を検出し、検出結果をバッテリ残量検出信号S4としてコントローラ10に送出し、熱センサ13は、ペットロボット1内部の熱を検出して検出結果を熱検出信号S5としてコントローラ10に送出する。
コントローラ10は、マイクロホン15、CCDカメラ16、タッチセンサ17、バッテリセンサ12及び熱センサ13から与えられる音声信号S1、画像信号S2、圧力検出信号S3、バッテリ残量検出信号S4及び熱検出信号S5などに基づいて、周囲の状況や、ユーザからの指令及びユーザからの働きかけの有無などを判断する。
そしてコントローラ10は、この判断結果と予めメモリ10Aに格納されている制御プログラムとに基づいて続く行動を決定し、決定結果に基づいて必要なアクチュエータA3A1〜A3DN、A41〜A4N、A51及びA52を駆動させることにより、頭部ユニット4及び尻尾部ユニット5を上下左右に振らせたり、各脚部ユニット3A〜3Dを駆動して歩行させるなどの行動を行わせる。
またこの際コントローラ10は、必要に応じて所定の音声信号S6をスピーカ18に与えることにより当該音声信号S6に基づく音声を外部に出力させたり、このペットロボット1の「目」の位置に設けられた図示しないLED(Light Emitting Diode)を点灯、消灯又は点滅させる。
このようにしてこのペットロボット1においては、周囲の状況及び制御プログラム等に基づいて自律的に行動し得るようになされている。
(2)ペットロボットの尻尾部ユニットの構成
ここで実際上、ペットロボット1の尻尾部ユニット5は、図3(A)及び(B)に示すように、胴体部ユニット2の後端外部に露出するほぼ環状の尻尾部5Aと、胴体部ユニット2の後端内部に配設されたほぼ偏平直方体の駆動機構部19とから構成される。
ここで実際上、ペットロボット1の尻尾部ユニット5は、図3(A)及び(B)に示すように、胴体部ユニット2の後端外部に露出するほぼ環状の尻尾部5Aと、胴体部ユニット2の後端内部に配設されたほぼ偏平直方体の駆動機構部19とから構成される。
この駆動機構部19は、その幅方向と矢印Xで示す方向とが平行、及びその厚さ方向と矢印Yで示す方向とが平行となるように配設されている。この駆動機構部19は、第1のケース半体20に対して第2のケース半体21が蓋されることによりその外観が構成され、さらに当該第2のケース半体21の上部には、矢印Zで示す方向に細長い形状の開口22が穿設されており、当該開口22から駆動機構部19の内部に設けられた後述するパン軸23が突出するようになされている。
そして、このパン軸23の一端が胴体部ユニット2の外部にも突出するようになされており、当該パン軸23の一端に尻尾部5Aの一端が固着されていることにより、駆動機構部19と尻尾部5Aとが連結されている。
駆動機構部19は、図4に示すように、その外観を構成する第1のケース半体20の内側左下隅に第1のアクチュエータ保持部24が設けられていると共に、内側右下隅に第2のアクチュエータ保持部25が設けられており、当該第1のアクチュエータ保持部24に対してアクチュエータA51が嵌合されて保持されると共に、当該第2のアクチュエータ保持部25に対してアクチュエータA52が嵌合されて保持される。
またこの第1のアクチュエータ保持部24及び第2のアクチュエータ保持部25の上方(すなわち第1のケース半体20の内側中央下部)には、その中央、左端及び右端に、それぞれ平行に第1の軸受け部28A、28B及び28Cが設けられ、当該第1の軸受け部28Aに対して、第1の歯車29及び第2の歯車30にそれぞれ中央一端側及び中央他端側を回転自在に挿通した第1の軸31の中央部分が枢支されると共に、その一端及び他端が第1の軸受け部28B及び28Cに対してそれぞれ枢支され、当該第1の歯車29及び第2の歯車30がそれぞれアクチュエータA51及びアクチュエータA52と噛み合うようになされている。
さらにこの第1の軸受け部28A、28B及び28Cの上方(すなわち第1のケース半体20の内側中央部)には、その中央、左端及び右端に、それぞれ平行に第2の軸受け部32A、32B及び32Cが設けられ、当該第2の軸受け部32Aに対して、第3の歯車33及び第4の歯車34にそれぞれ中央一端側及び中央他端側を回転自在に挿通した第2の軸35の中央部分が枢支されると共に、その一端及び他端が第2の軸受け部32B及び32Cに対してそれぞれ枢支され、当該第3の歯車33及び第4の歯車34がそれぞれ第1の歯車29及び第2の歯車30と噛み合うようになされている。
さらにこの第2の軸受け部32A、32B及び32Cの上方(すなわち第1のケース半体20の内側中央上部)には、その中央左側及び中央右側に、それぞれ平行に第3の軸受け部36A及び36Bが設けられており、当該第3の軸受け部36A及び36Bに対して、第5の歯車37及び第6の歯車38にそれぞれ一端及び他端を回転自在に挿通した第3の軸39の中央一端側及び中央他端側が枢支されており、当該第5の歯車37及び第6の歯車38がそれぞれ第3の歯車33及び第4の歯車34と噛み合うようになされている。
そしてこの第3の軸受け部36A及び36Bの上方(すなわち第1のケース半体20の内側上部)には、その左端及び右端に、それぞれ平行にギア保持部40A及び40Bが設けられており、当該ギア保持部40A及び40Bに対してパン軸23及び複数の歯車で構成されるギア部41の両端が保持されており、当該ギア部41の歯車が第5の歯車37及び第6の歯車38と噛み合うようになされている。
またギア部41には、当該ギア部41の歯車の回転数を検出してコントローラ10(図2)に伝えるためのフレキシブル基板42が取り付けられており、当該フレキシブル基板42が第1のケース半体20の所定位置に設けられた開口(図示せず)から駆動機構部19の外部に引き出されてコントローラ10と接続するようになされている。
かくして、図5に示すように第1のケース半体20に対してアクチュエータA51、アクチュエータA52、第1の歯車29、第2の歯車30、第3の歯車33、第4の歯車34、第5の歯車37、第6の歯車38及びギア部41が嵌め込まれ、アクチュエータA51の動力が、第1の歯車29、第3の歯車33及び第5の歯車37を介してギア部41に伝えられると共に、アクチュエータA52の動力が、アクチュエータA51の動力とは独立して、第2の歯車30、第4の歯車34及び第6の歯車38を介してギア部41に伝えられるようになされている。
また、第1の歯車29及び第2の歯車30が第1の軸31を共用し、第3の歯車33及び第4の歯車34が第2の軸35を共用し、第5の歯車37及び第6の歯車38が第3の軸39を共有するようにし、実際に組み立てる際においては、まずアクチュエータA51及びA52を第1のケース半体20に嵌め込み、その後、順に第1の歯車29及び第2の歯車30に挿通した第1の軸31、第3の歯車33及び第4の歯車34に挿通した第2の軸35、第5の歯車37及び第6の歯車38に挿通した第3の軸39を第1のケース半体20に嵌め込むだけでよいので、複雑な手順を踏まずに容易に組み立てることができる。
次に、ギア部41の構成について図6を用いて説明する。ギア部41は、チルト軸50、チルト歯車51、パン軸23、第1のパン歯車52、第2のパン歯車53、第3のパン歯車54、第1のチルト軸受け部55、第2のチルト軸受け部56及びパン軸抜け止57から構成される。
チルト軸50は所定長さの略円柱状で、その中央部分を境目として一端側の直径が他端側の直径よりも太く形成されており、中央部分に当該チルト軸50の一端から他端へ向かう方向と垂直に円柱状のパン軸穴50Bが穿設されていると共に、当該チルト軸50の一端やや中央寄りの部分に切り欠け50Aが形成されている。
第3のパン歯車54は、所定直径のかさ歯車形状で、その中央部分にチルト軸50の一端側の直径よりも若干大きめの直径でなる回転穴54Aが穿設されている。またチルト歯車51は、第3のパン歯車54の直径よりも大きな直径でなる略円盤状で、その中央部分にチルト軸50の一端やや中央寄りの部分に形成された切り欠け50Aとほぼ同じ大きさの嵌合穴51Aが穿設されている。
さらに第1のチルト軸受け部55は、略板状で、その中央部分にチルト軸50の一端やや中央寄りの部分に形成された切り欠け50Aとほぼ同じ大きさの嵌合穴55Aが穿設された回転自在の嵌合穴部55Bが設けられている。
そして、チルト軸50の一端側に第3のパン歯車54の回転穴54Aが嵌め込まれることにより、当該第3のパン歯車54がチルト軸50の中央やや一端寄りの部分で回転自在に保持され、さらに当該チルト軸50の一端やや中央寄りの部分に形成された切り欠け50Aに対して、チルト歯車51の嵌合穴51A及び第1のチルト軸受け部55の嵌合穴55Aがそれぞれ当該チルト歯車51、第1のチルト軸受け部55の順番に嵌合されることにより、チルト軸50の一端やや中央寄りの部分でチルト歯車51が固定されると共に、その外側に第1の軸受け部55が回転自在に保持される。
また第1のパン歯車52は、チルト歯車51とほぼ同形状の歯車52A、第3のパン歯車54とほぼ同形状の歯車52B及びチルト軸50の切り欠け50Aとほぼ同形状の略円柱状でなる切り欠け52Cとで構成され、歯車52Aの一面に歯車52Bが固着されていると共に、他面に切り欠け52Cが固着されており、これら全ての中央部分(すなわち第1のパン歯車52の中央部分)にチルト軸50の他端側の直径よりも若干大きめの直径でなる回転穴52Dが穿設されている。
さらに第2のチルト軸受け部56は、第1のチルト軸受け部55とほぼ同形状で、その中央部分に第1のパン歯車52の切り欠け52Cとほぼ同じ大きさの嵌合穴56Aが穿設された回転自在の嵌合穴部56Bが設けられている。
そして、チルト軸50の他端側に第1のパン歯車52の回転穴52Dを嵌め込むことにより、当該第1のパン歯車52がチルト軸50の他端側の中央部分で回転自在に保持され、さらに当該第1のパン歯車52の切り欠け52Cに対して、第2のチルト軸受け部56の嵌合穴56Aを嵌合することにより、当該第2のチルト軸受け部56が第1のパン歯車52の外側に回転自在に保持される。
このようにチルト軸50に対しては、チルト歯車51のみが固定され、第1のパン歯車52、第3のパン歯車54、第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56がそれぞれ回転自在に保持される。
一方、パン軸23は所定長さの略円柱状で、その中央部分に切り欠け23Aが形成されていると共に、当該切り欠け23Aを境目として一端側の直径が他端側の直径よりも太く形成されており、この他端側の直径がチルト軸50のパン軸穴50Bの直径よりも若干小さめに形成されている。また第2のパン歯車53は、所定直径のかさ歯車形状で、その中央部分にパン軸23の切り欠け23Aとほぼ同じ大きさでなる嵌合穴53Aが穿設されており、この嵌合穴53Aに対してパン軸23の切り欠け23Aが嵌合されることにより、パン軸23の中央部分にこの第2のパン歯車53が固定される。
そして、このパン軸23の他端側をチルト軸50のチルト軸穴50Bに挿通することにより、当該チルト軸50に対してパン軸23が回転自在に保持されると共に、当該パン軸23の中央部分に固定された第2のパン歯車53と、チルト軸50の他端側及び一端側に回転自在に保持された第1のパン歯車52の歯車52B及び第3のパン歯車54が噛み合わされ、さらにこのときパン軸23がチルト軸穴50Bから抜けないように、当該パン軸23の他端に抜け止57を嵌め込む。
かくして、この歯車部41は、図7に示すように、チルト軸50に固定されたチルト歯車51を回転させることにより、当該チルト軸50が矢印Y1の示す方向に回転して当該チルト軸50に挿通されたパン軸23を矢印Y1の示す方向に回転させることができ、またこの動作とは独立して第1のパン歯車52を回転させることにより、当該第1のパン歯車52と噛み合っている第2のパン歯車53が回転し、当該第2のパン歯車53と固定されたパン軸23を矢印X1の示す方向に回転させることができる。
またこのとき、第2のパン歯車53に対して、第1のパン歯車52及び第3のパン歯車54の2つの歯車を噛み合わせるようにしたことにより、第2のパン歯車53を安定して回転させることができる。
実際上、ギア部41は、図4に示すように、その両端の第1の軸受け部55及び第2の軸受け部56にフレキシブル基板42が取り付けられ、第1のケース半体20に設けられたギア保持部40A及び40Bに対して、チルト軸50の一端及び他端が枢支されると共に、第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56が固定されている。
そしてギア部41のチルト歯車51には、アクチュエータA51の動力が第1の歯車29、第3の歯車33及び第5の歯車37を介して伝えられ、第1のパン歯車52には、アクチュエータA52の動力が第2の歯車30、第4の歯車34及び第6の歯車38を介して伝えられるようになされている。
また第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56には、フレキシブル基板42が取り付けられており、当該チルト軸受け部55に対する嵌合穴部55Bの回転数を当該フレキシブル基板42で検出することによりチルト歯車51の回転数を検出し、またチルト軸受け部56に対する嵌合穴部56Bの回転数を当該フレキシブル基板42で検出することにより第1のパン歯車52の回転数を検出するようになされている。
そして、この検出結果が、フレキシブル基板42を介してコントローラ10(図2)に伝えられ、当該検出結果に基づいてコントローラ10が尻尾部5Aの位置を把握して駆動機構部19のアクチュエータA51及びアクチュエータA52を制御することにより、図3(A)及び(B)に示すように、駆動機構部19に連結された尻尾部5Aを、矢印X1の示す方向(すなわちペットロボット1におけるロール軸方向)及び矢印Y1の示す方向(すなわちペットロボット1におけるピッチ軸方向)に駆動させることができるようになされている。
ここでコントローラ10は、ロール軸方向への尻尾部5Aの駆動をアクチュエータA51の回転を制御するだけで実行でき、またピッチ軸方向への尻尾部5Aの駆動をアクチュエータA51とは独立したアクチュエータA52の回転を制御するだけで実行できるので、容易に尻尾部5Aのピッチ軸方向及びロール軸方向への駆動を制御できる。
また、第1のケース半体20に固定された第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56に取り付けられたフレキシブル基板42でチルト軸50及びパン軸23の回転数を検出することができるので、例えばパン軸23の他端のような可動部分にフレキシブル基板42を取り付けた場合と比べて、当該フレキシブル基板42が固定されている分、可動に必要なスペースを設ける必要がなく小スペース化できると共に、パン軸23の可動角を制限する必要がなく、さらに当該フレキシブル基板42における可動時の磨耗等を減らして耐久性を向上させることができる。
(3)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、このペットロボット1の尻尾部5Aを駆動させる駆動機構部19では、アクチュエータA51の動力を第1の歯車29、第3の歯車33及び第5の歯車37を介してギア部41のチルト歯車51に伝え、当該チルト歯車51を回転させることにより、当該チルト歯車51に固定されたチルト軸50を回転させる。この結果、チルト軸50のチルト軸穴50Bに挿通されたパン軸23が、当該チルト軸50の回転に応じてピッチ軸方向へ回転する。
以上の構成において、このペットロボット1の尻尾部5Aを駆動させる駆動機構部19では、アクチュエータA51の動力を第1の歯車29、第3の歯車33及び第5の歯車37を介してギア部41のチルト歯車51に伝え、当該チルト歯車51を回転させることにより、当該チルト歯車51に固定されたチルト軸50を回転させる。この結果、チルト軸50のチルト軸穴50Bに挿通されたパン軸23が、当該チルト軸50の回転に応じてピッチ軸方向へ回転する。
また、この駆動機構部19では、アクチュエータA52の動力を第2の歯車30、第4の歯車34及び第6の歯車38を介してギア部41の第1のパン歯車52に伝え、当該第1のパン歯車52を回転させることにより、当該第1のパン歯車52と噛み合わされた第2のパン歯車53を回転させて当該第2のパン歯車53に固定されたパン軸23をロール軸方向へ回転させる。
従って、この駆動機構部19においては、チルト歯車51を回転させることにより、パン軸23をピッチ軸方向に回転させることができ、またこのチルト歯車51の回転とは独立して回転する第1のパン歯車52を回転させることにより、パン軸23をロール軸方向に回転させることができる。
以上の構成によれば、このペットロボット1の尻尾部5Aを駆動させる駆動機構部19において、チルト歯車51を回転させることにより、当該チルト歯車51に固定されたチルト軸50を回転させて当該チルト軸50に挿通されたパン軸23をピッチ軸方向に回転させることができ、またチルト歯車51の回転とは独立して回転する第1のパン歯車52を回転させることにより、当該第1のパン歯車52と噛み合わされた第2のパン歯車53を回転させて当該第2のパン歯車52に固定されたパン軸23をロール軸方向へ回転させることができるので、チルト歯車51及び第1のパン歯車52の回転をそれぞれ個別に制御してパン軸23の回転を容易に制御することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明をペットロボット1の尻尾部5Aを駆動させる駆動機構部19に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のロボット装置の関節部分等に広く適用することができる。
なお上述の実施の形態においては、本発明をペットロボット1の尻尾部5Aを駆動させる駆動機構部19に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のロボット装置の関節部分等に広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、チルト軸50に第3のパン歯車54を挿通するようにした場合について述べたが、当該第3のパン歯車54を省略した構成にしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、ペットロボット1の尻尾部5Aの形状を環状とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形状を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第1のパン歯車52において、歯車52Aの一面に歯車52Bが固着されると共に、他面に切り欠け52Cが固着されるようにして、第1のパン歯車52を3つのパーツで構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら全てを予め一体に成形するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、第1の軸体としてのチルト軸50、第1の軸体を回転自在に保持する軸受けとしての第1のチルト軸受け部55及び第2のチルト軸受け部56、第2の軸体としてのパン軸23、第1の軸体に固定された第1の歯車としてのチルト歯車51、第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の歯車としての第1のパン歯車52、第2の軸体に固定されると共に第2の歯車と噛み合わされた第3の歯車としての第2のパン歯車53、第1の軸体に回転自在に取り付けられた第4の歯車としての第3のパン歯車54、第1の歯車及び第2の歯車の回転数を検出する検出手段としてのフレキシブル基板42、第1の動力発生手段としてのアクチュエータA51、第2の動力発生手段としてのアクチュエータA52、第1の動力伝達手段としての第1の歯車29と第3の歯車33及び第5の歯車37、第2の動力伝達手段としての第2の歯車30と第4の歯車34及び第6の歯車38によって駆動装置を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の第1の軸体、軸受け、第2の軸体、第1の歯車、第2の歯車、第3の歯車、第4の歯車、検出手段、第1の動力発生手段、第2の動力発生手段、第1の動力伝達手段及び第2の動力伝達手段によって駆動装置を構成するようにしてもよい。
本発明は、ペットロボットに適用できる。
1……ペットロボット、2……胴体部ユニット、3A〜3D……脚部ユニット、4……頭部ユニット、5……尻尾部ユニット、5A……尻尾部、10……コントローラ、19……駆動機構部、20……第1のケース半体、21……第2のケース半体、23……パン軸、29……第1の歯車、30……第2の歯車、33……第3の歯車、34……第4の歯車、37……第5の歯車、38……第6の歯車、41……ギア部、42……フレキシブル基板、50……チルト軸、51……チルト歯車、52……第1のパン歯車、53……第2のパン歯車、54……第3のパン歯車、55……第1のチルト軸受け部、56……第2のチルト軸受け部、A51、A52……アクチュエータ。
Claims (8)
- 第1の軸体と、
上記第1の軸体を回転自在に保持する軸受けと、
上記第1の軸体と直交し、当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の軸体と、
上記第1の軸体に固定された第1の歯車及び当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の歯車と、
上記第2の軸体に固定されると共に、上記第2の歯車に噛みあわされた第3の歯車と
を具えることを特徴とする駆動装置。 - 上記第1の軸体の上記第2の歯車と対向する位置に回転自在に取り付けられると共に、上記第2の歯車に噛み合わされた第4の歯車を具える
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 上記軸受けは、
上記第1の歯車の回転数及び上記第2の歯車の回転数を検出する検出手段を具える
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 印加電圧に応じて動力を発生する第1の動力発生手段及び第2の動力発生手段と、
上記第1の動力発生手段が発生した動力を上記第1の歯車に伝達する第1の動力伝達手段と、
上記第2の動力発生手段が発生した動力を上記第2の歯車に伝達する第2の動力伝達手段と、
上記第1の動力手段、上記第2の動力手段、上記第1の動力伝達手段、上記第2の動力伝達手段及び上記軸受けを収納するケースと
を具え、
上記ケースは、
第1のケース半体と第2のケース半体とを有し、当該第1のケース半体に上記第1の動力手段、上記第2の動力手段、上記第1の動力伝達手段、上記第2の動力伝達手段及び上記軸受けが嵌め込まれて当該第2のケース半体が蓋される
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 第1の軸体と、
上記第1の軸体を回転自在に保持する軸受けと、
上記第1の軸体と直交し、当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の軸体と、
上記第1の軸体に固定された第1の歯車及び当該第1の軸体に回転自在に取り付けられた第2の歯車と、
上記第2の軸体に固定されると共に、上記第2の歯車に噛みあわされた第3の歯車と
を具えることを特徴とするロボット装置。 - 上記第1の軸体の上記第2の歯車と対向する位置に回転自在に取り付けられると共に、上記第2の歯車に噛み合わされた第4の歯車を
具えることを特徴とする請求項5に記載のロボット装置。 - 上記軸受けは、
上記第1の歯車の回転数及び上記第2の歯車の回転数を検出する検出手段
を具えることを特徴とする請求項5に記載のロボット装置。 - 第1の動力発生手段と、
第2の動力発生手段と、
上記第1の動力発生手段の動力を上記第1の歯車に伝達する第1の動力伝達手段と、
上記第2の動力発生手段の動力を上記第2の歯車に伝達する第2の動力伝達手段と、
上記第1の動力手段、上記第2の動力手段、上記第1の動力伝達手段、上記第2の動力伝達手段及び上記軸受けを収納するケースと
を具え、
上記ケースは、
第1のケース半体と第2のケース半体とを有し、当該第1のケース半体に上記第1の動力手段、上記第2の動力手段、上記第1の動力伝達手段、上記第2の動力伝達手段及び上記軸受けが嵌め込まれて当該第2のケース半体が蓋される
ことを特徴とする請求項5に記載のロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003299115A JP2005069342A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 駆動装置及びロボット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003299115A JP2005069342A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 駆動装置及びロボット装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005069342A true JP2005069342A (ja) | 2005-03-17 |
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ID=34404424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003299115A Pending JP2005069342A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 駆動装置及びロボット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005069342A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008164220A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2012118145A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Brother Ind Ltd | 撮像装置支持機構 |
CN103753599A (zh) * | 2014-01-17 | 2014-04-30 | 哈尔滨工业大学 | 一种二自由度可控式机器人模块连接机构 |
CN103953719A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-07-30 | 赵咪咪 | 一种四齿轮驱动机构 |
CN110450180A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-15 | 哈尔滨工业大学 | 柔性驱动刚度可变差动耦合机器人手指装置 |
-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003299115A patent/JP2005069342A/ja active Pending
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