JP2005069339A - 振動吸収装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 エラー信号を検出する部材に対するアクセスの容易化を図った振動吸収装置を提供する。
【解決手段】 振動体E又は振動受体Fのどちらか一方に取り付けられたケース106と、一端がケース106に、他端が振動体E又は振動受体Fの他方に取り付けられ、ケース106と内部が連通したべローズ108と、ケース106及びベローズ108の内部に充填された流体と、ケース106におけるベローズ108との連結面102にベローズ108の伸縮方向とほぼ同じ方向に移動可能に設けられたプランジャ140と、プランジャ140を移動させるためのアクチュエータ141と、振動体Eの振動を検出する第一検出手段114と、ベローズ108内の流体の圧力を検出する第二検出手段2と、第一検出手段114及び第二検出手段2の検出値に基づいてアクチュエータ141を制御する制御装置3とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振動吸収装置に関するものである。
従来から、振動体の振動が振動受体側に伝達されることを防止するために、様々な振動吸収装置が提案されている(特許文献1及び2参照)。このような振動吸収装置は例えば、エンジンの振動が車体側に伝達されることを防止するエンジンマウント装置として用いられる。
本出願人は先に、特願2002−38743号の明細書に記載されているような振動吸収装置を発明した。この振動吸収装置は、振動体から振動受体側に伝達される振動をアクチュエータにより積極的に低減(制振)するアクティブマウントであり、以下、この装置の概略を図5を用いて説明する。
図に示すように、この振動吸収装置は、振動受体F(ここでは車体)に取り付けられた円筒状のケース106と、一端がケース106の上面板102に取り付けられ、他端が振動体E(ここではエンジン)に取り付けられたベローズ108とを備える。
ケース106の上面板102には比較的小径の連通口146が開口形成されており、ケース106の内部とベローズ108の内部とは互いに連通している。ケース106の内部にはプランジャ室144が、ベローズ108の内部にはベローズ室134がそれぞれ形成される。プランジャ室144及びベローズ室134にはオイル等の流体が充填される。連通口146は、ベローズ室134とプランジャ室144との圧力を静的につり合わせて、エンジンEの重量が、後述するプランジャ140にかからないようにしている。
ベローズ108の上端は、ベローズブラケット110により封止されており、このベローズブラケット110がエンジンEに固定される。
ケース106におけるベローズ108との連結面(つまり上面板102)のほぼ中央部には、プランジャ140が設けられる。このプランジャ140は、ベローズ108の伸縮方向(図中上下方向)とほぼ同じ方向(平行な方向)に移動可能に設けられる。ケース106内には、プランジャ140をベローズ108の伸縮方向とほぼ同じ方向に移動させるためのアクチュエータ141と、プランジャ140の位置を検出するためのポジションセンサ114とが設けられる。
アクチュエータ141は、ケース106内に配置された永久磁石174と、プランジャ140の下面に連結され、永久磁石174の外周に嵌合された電磁コイル172とを備える。アクチュエータ141は図示しない制御装置により制御される。つまり、制御装置により電磁コイル172が通電されると、電磁コイル172と永久磁石174との間に電磁力が働き、この電磁力により電磁コイル172及びプランジャ140が上下に移動する。プランジャ140の移動量及び移動方向は、電磁コイル172への通電電圧(電流)及び通電方向を変更することで制御できる。
ケース106の側部には、プランジャ室144と連通するアキュームレータ154が設けられる。アキュームレータ154は、ダイヤフラム156等の隔膜により流体室158と気体室160とに区画される。流体室158は通路162を介してプランジャ室144と連通しており、内部にはオイル等の流体が充填される。エンジンEの重量は、ベローズ室134、プランジャ室144、通路162及び流体室158内の流体を介してダイヤフラム156へと伝わる。従って、気体室160内には、エンジンEの重量に対抗できる圧力の気体が封入される。
この振動吸収装置の作用を説明する。
エンジンEが駆動されると、その起振力(振動)がベローズ室134内の流体を介してプランジャ140に伝わり、プランジャ140を上下に移動させる。このプランジャ140の移動がポジションセンサ114により検出されると、図示しない制御装置が、エンジンEの起振力と同周波数かつ同相の制振振動を生成し、その制振振動に従って、アクチュエータ141の電磁コイル172に通電する。この結果、プランジャ140がエンジンEの起振力と同方向に同期して移動し、それに伴って、ベローズ108が上下に伸縮する。
具体的に説明すると、エンジンEから下方への起振力が発生すると、アクチュエータ141がプランジャ140を下方へと移動させる。これにより、ベローズ室134内の容積が増加し、ベローズ室134内の圧力が低下するため、それに伴ってベローズ108が収縮する。この結果、下向きの起振力がベローズ108により吸収され、車体F側に伝達されることを防止できる。なお、ベローズ室134内の圧力変化に追従してベローズ108が収縮するため、実際には、ベローズ室134内の圧力はほぼ一定に維持される。
逆に、エンジンEから上方への起振力が発生すると、アクチュエータ141がプランジャ140を上方へと移動させ、ベローズ108が伸長することを許容する。これにより、上向きの起振力が吸収され、車体F側に伝達されることを防止できる。
このように、この振動吸収装置によれば、エンジンEの振動に合わせてプランジャ140を移動させてベローズ108の伸縮を許容することで、エンジンEの振動が車体F側へ伝達されることを防止できる。
特開平6−74295号公報 特開平5−87189号公報
ところで、上述した振動吸収装置において、車体F側に振動が伝達されることをより確実に防止するためには、ケース106から車体F側へ伝達される振動をエラー信号として検出し、その検出値に基づいてもアクチュエータ141を制御することが好ましい。
即ち、ポジションセンサ114の検出値をリファレンス信号とし、その信号に基づいて制振信号を生成してアクチュエータ141を制御すると共に、ケース106から車体F側へ伝達される振動をエラー信号として、そのエラー信号をなくすように上記制振信号を補正(最適化)することで、より高精度な制振制御が可能となる。
ケース106から車体F側へ伝達される振動を検出する方法としては、ケース106から車体Fに加わる荷重の変動を検出することが考えられる。つまり、図5に示すように、ケース106と車体Fとの間に圧力センサ170を介設し、この圧力センサ170の検出値の変動をエラー信号とするのである。
しかしながら、この場合、圧力センサ170を奥まった狭い場所に設けざるを得ず、圧力センサ170に対してハーネスを脱着するときなどの作業性が悪いという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、エラー信号を検出する部材に対するアクセスの容易化を図った振動吸収装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、振動体の振動が振動受体側に伝達されることを防止する振動吸収装置であって、上記振動体又は振動受体のどちらか一方に取り付けられたケースと、一端が上記ケースに、他端が上記振動体又は振動受体の他方に取り付けられ、上記ケースと内部が連通したべローズと、上記ケース及びベローズの内部に充填された流体と、上記ケースにおける上記ベローズとの連結面に上記ベローズの伸縮方向とほぼ同じ方向に移動可能に設けられ、上記方向に移動することで上記ベローズの伸縮を許容するプランジャと、上記プランジャを移動させるためのアクチュエータと、上記振動体の振動を検出する第一検出手段と、上記ベローズ内の流体の圧力を検出する第二検出手段と、上記第一検出手段及び第二検出手段の検出値に基づいて上記アクチュエータを制御する制御装置とを備えたものである。
ここで、上記制御装置は、上記第一検出手段の検出値をリファレンス信号とし、その信号に基づいて制振振動を生成し、その制振振動に従って上記アクチュエータを制御すると共に、上記第二検出手段の検出値をエラー信号とし、その信号に基づいて上記制振振動を補正するものであっても良い。
また、上記ベローズの他端に、該他端を封止するベローズブラケットが設けられ、上記第二検出手段は、上記ベローズブラケットに形成された流体通路に臨んで設けられた圧力センサであっても良い。
また、上記第一検出手段が、上記プランジャの位置を検出するポジションセンサであっても良い。
また、上記ケースと上記振動体又は振動受体の一方との間、及び/又は上記ベローズと上記振動体又は振動受体の他方との間にラバーマウントが介設されても良い。
また、上記ケースの一側面が上記振動体又は振動受体の一方に取り付けられると共に、上記ケースの他側面にスライド部材がスライド可能に設けられ、該スライド部材は、上記振動体又は振動受体の他方に取り付けられ、上記ベローズは、その一端が上記ケースの一端部に取り付けられ、他端が上記スライド部材に取り付けられても良い。
また、上記ケースと上記振動体又は振動受体の一方との間、及び/又は上記スライド部材と上記振動体又は振動受体の他方との間にラバーマウントが介設されても良い。
本発明によれば、エラー信号を検出する部材に対して容易にアクセスできるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本実施形態に係る振動吸収装置の正面断面図である。この振動吸収装置は、本出願人が先に出願した振動吸収装置に基づいて発明されたものであり、基本的な構成は図5に示したものと同様である。従って、図5の装置と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態の振動吸収装置は、エンジンの振動が車体側に伝達されることを防止するエンジンマウント装置として適用されたものである。
さて、本実施形態の振動吸収装置1は、エンジンE(振動体)の振動をリファレンス信号として検出すると共に、エンジンEから車体F(振動受体)側に伝達される振動をエラー信号として検出し、それら両信号に基づいてアクチュエータ141を制御するものであり、特に、エラー信号を検出する部材へのアクセスを容易に行えるようにしたものである。
エンジンEの振動(リファレンス信号)を検出する第一検出手段は、プランジャ140の位置を検出するポジションセンサ114からなる。つまり、エンジンEが振動すると、その振動がベローズ室134内の流体を介してプランジャ140に伝達され、プランジャ140が上下に移動されるので、プランジャ140の位置(変位)を検出することでエンジンEの振動を間接的に検出できる。ポジションセンサ114の検出値は、アクチュエータ141を制御する制御装置3に送信される。
次に、エンジンEから車体F側に伝達される振動(エラー信号)を検出する第二検出手段は、ベローズ108内(ベローズ室134)の流体の圧力を検出する圧力センサ2からなる。つまり、エンジンEから流体及びケース106を介して車体F側に伝達される振動を、ベローズ室134の流体の圧力変動により間接的に検出する。この圧力センサ2の検出値は、制御装置3へ送信される。
ベローズ室134の流体の圧力変動を検出することで車体F側に伝達される振動を検出できる理由を図2を用いて説明する。
図2はベローズ室134の流体圧力を示しており、図2(a)がアクチュエータ141による制振制御を行っていない場合、図2(b)がアクチュエータ141による適切な制振制御を行った場合を示している。
図2(a)から分かるように、制振制御を行っていない場合、ベローズ室134の流体圧力は大きく変動する。これは、プランジャ140がアクチュエータ141により積極的に移動されず、ベローズ108が積極的に伸縮できないからである。つまり、エンジンEの振動をベローズ108で吸収することができず、エンジンEの振動が流体に伝達される。言い換えれば、エンジンEの振動(上下動)に伴ってベローズ室134の流体圧力が上昇・下降する。この圧力変動がケース106を介して車体Fに伝達される。
これに対して、図2(b)に示すように、適切な制振制御を行った場合、ベローズ室134の流体の圧力変動はほぼゼロとなる。これは、エンジンEの振動に伴ってプランジャ140がアクチュエータ141により移動され、ベローズ108の伸縮を許容するからである。つまり、エンジンEの振動がベローズ108の伸縮により吸収されるため、ベローズ室134の流体には振動が伝達されない。結果として、ベローズ室134の流体に圧力は付与されず、車体Fに振動は伝達されない。
このように、エンジンEの振動は流体の圧力変動を介して車体Fに伝達されるので、ベローズ室134の流体圧力を検出することで車体F側に伝達される振動を間接的に検出できるのである。
このように本実施形態では、ベローズ室134の流体の圧力変動をエラー信号としているため、エラー信号を検出する部材(ここでは圧力センサ2)の配置場所の自由度が高まり、その部材に対するアクセスを容易にすることができる。
具体的には、ベローズ108の他端(上端)を封止するベローズブラケット110に流体通路5が形成され、圧力センサ2はその流体通路5に臨ませて配置される。流体通路5は、ベローズ108の内部と外部とを連通させるものであり、ベローズブラケット110の下面から垂直上方に延出した起立部5aと、起立部5aの上端から横方向に延出し、ベローズブラケット110の側面まで貫通した水平部5bとを備えている。圧力センサ2は、流体通路5の水平部5bの外側端部に配置される。つまり、圧力センサ2はベローズブラケット110の側部(振動吸収装置1の側部)に配置されることになり、圧力センサ2に対するアクセスを容易に行うことができる。従って、圧力センサ2に対するハーネスの脱着作業などの作業性が良い。
ところで、「発明が解決しようとする課題」の欄で説明したように、ケース106から車体Fに加わる荷重の変動をエラー信号として検出するようにした場合、圧力センサをケース106と車体Fとの間に配置せざるを得ないため、圧力センサへのアクセスを容易にすることは困難である。つまり、ベローズ室134の流体の圧力変動をエラー信号として用いることによって、エラー信号を検出する部材へのアクセスを容易にするという目的を果たすことを可能にしたのである。
制御装置3は、ポジションセンサ114の検出値をリファレンス信号とし、その信号に基づいて制振振動を生成し、その制振振動に従ってアクチュエータ141の電磁コイル172に通電する。また、制御装置3は、圧力センサ2の検出値の変動をエラー信号とし、その信号に基づいて、エラー信号をなくすように制振振動を補正する。これにより、図2(b)に示すように、エンジンEから車体F側に伝達される振動をより確実かつ効果的に低減又はなくすことができる。
なお、本実施形態では、ケース106を車体F側に取り付け、ベローズ108の他端をエンジンE側に取り付けるとしたが、これとは逆に、ケース106をエンジンE側に、ベローズ108の他端を車体F側に取り付けるようにしても良い。
また、ケース106とエンジンE(振動体)又は車体F(振動受体)の一方との間、及び/又はベローズ108とエンジンE又は車体Fの他方との間にラバーマウント等を介設しても良い。
図3を用いて、本発明の他の実施形態を説明する。
この実施形態は振動吸収装置をエンジンE及び車体Fの傾斜した部位に設けたものである。振動吸収装置の具体的な構造は、図1で示したものと同様であるので説明は省略する。
この形態では、ケース106が角型断面を有しており、その一側面がスペーサ185を介して傾斜した車体F(振動受体)に取り付けられる。ケース106の他側面にはスライド部材184の一側面がボールやローラ等のスライド機構182を介して、ケース106の長手方向にスライド可能に設けられる。スライド部材184の他側面は、ラバーマウント120を介してエンジンE(振動体)に取り付けられる。
ケース106の長手方向一端には、ベローズ108の一端が固定される。ベローズ108の他端はベローズブラケット110により封止され、このベローズブラケット110はスライド部材184に固定される。従って、ベローズ108の他端は、ベローズブラケット110、スライド部材184及びラバーマウント120を介してエンジンEに取り付けられていると言える。
ベローズブラケット110には、ベローズブラケット110を厚さ方向に貫通する流体通路15が開口形成されており、その流体通路15に臨ませて、ベローズ108内の流体圧力を検出する圧力センサ12が設けられる。つまり、圧力センサ12はベローズブラケット110の外面に取り付けられる。このため、圧力センサ12へのアクセスは非常に容易である。
この実施形態では振動吸収装置は、エンジンEの両側に対称に配置される。この形態では、エンジンEの重量はラバーマウント120、ケース106及び車体Fにより支持される。
エンジンEの振動は、ラバーマウント120、スライド部材184及びベローズブラケット110を介してベローズ108に伝達される。そして、図1の形態で説明したように、エンジンEの振動に合わせてプランジャ(図示せず)を移動させてベローズ108の伸縮を許容することで、エンジンEの振動が車体Fに伝達されることを防止できる。
次に、図4に示す形態は、図3に示した形態とは逆に、ケース106の一側面をエンジンEに取り付け、ベローズ108の他端をベローズブラケット110、スライド部材184及びラバーマウント120を介して車体Fに取り付けたものである。この点以外は図3の形態と同様である。
なお、図3及び図4の形態において、ケース106と車体Fとの間、又はケース106とエンジンEとの間にラバーマウントを介設しても良い。
本発明は以上説明した実施形態に限定はされず、様々な変形例が考えられるものである。
例えば、リファレンス信号を検出する第一検出手段として、エンジンEに設けた加速度センサなどを用いることもできる。
また、本発明の振動吸収装置は、エンジンEを車体Fに固定するエンジンマウント装置に限定はされず、振動を発生する振動体を振動受体に対して固定するマウント装置すべてに適用可能なものである。例えば、車両のステアリングケースやシフトケース等を車体に固定するマウント装置としても適用可能である。
本発明の一実施形態に係る振動吸収装置の正面断面図である。 (a)はベローズ室の流体圧力を示すグラフであり、制振制御を行っていない場合を示している。(b)はベローズ室の流体圧力を示すグラフであり、適切な制振制御を行った場合を示している。 他の実施形態に係る振動吸収装置の正面図である。 他の実施形態に係る振動吸収装置の正面図である。 本出願人が先に発明した振動吸収装置の正面断面図である。
符号の説明
1 振動吸収装置
2 圧力センサ(第二検出手段)
3 制御装置
5 流体通路
12 圧力センサ(第二検出手段)
15 流体通路
106 ケース
108 ベローズ
110 ベローズブラケット
114 ポジションセンサ(第一検出手段)
120 ラバーマウント
140 プランジャ
141 アクチュエータ
184 スライド部材
E エンジン(振動体)
F 車体(振動受体)

Claims (7)

  1. 振動体の振動が振動受体側に伝達されることを防止する振動吸収装置であって、
    上記振動体又は振動受体のどちらか一方に取り付けられたケースと、
    一端が上記ケースに、他端が上記振動体又は振動受体の他方に取り付けられ、上記ケースと内部が連通したべローズと、
    上記ケース及びベローズの内部に充填された流体と、
    上記ケースにおける上記ベローズとの連結面に上記ベローズの伸縮方向とほぼ同じ方向に移動可能に設けられ、上記方向に移動することで上記ベローズの伸縮を許容するプランジャと、
    上記プランジャを移動させるためのアクチュエータと、
    上記振動体の振動を検出する第一検出手段と、
    上記ベローズ内の流体の圧力を検出する第二検出手段と、
    上記第一検出手段及び第二検出手段の検出値に基づいて上記アクチュエータを制御する制御装置とを備えたことを特徴とする振動吸収装置。
  2. 上記制御装置は、上記第一検出手段の検出値をリファレンス信号とし、その信号に基づいて制振振動を生成し、その制振振動に従って上記アクチュエータを制御すると共に、上記第二検出手段の検出値をエラー信号とし、その信号に基づいて上記制振振動を補正する請求項1記載の振動吸収装置。
  3. 上記ベローズの他端に、該他端を封止するベローズブラケットが設けられ、上記第二検出手段は、上記ベローズブラケットに形成された流体通路に臨んで設けられた圧力センサである請求項1又は2記載の振動吸収装置。
  4. 上記第一検出手段が、上記プランジャの位置を検出するポジションセンサである請求項1〜3いずれかに記載の振動吸収装置。
  5. 上記ケースと上記振動体又は振動受体の一方との間、及び/又は上記ベローズと上記振動体又は振動受体の他方との間にラバーマウントが介設された請求項1〜4いずれかに記載の振動吸収装置。
  6. 上記ケースの一側面が上記振動体又は振動受体の一方に取り付けられると共に、上記ケースの他側面にスライド部材がスライド可能に設けられ、
    該スライド部材は、上記振動体又は振動受体の他方に取り付けられ、
    上記ベローズは、その一端が上記ケースの一端部に取り付けられ、他端が上記スライド部材に取り付けられた請求項1〜4いずれかに記載の振動吸収装置。
  7. 上記ケースと上記振動体又は振動受体の一方との間、及び/又は上記スライド部材と上記振動体又は振動受体の他方との間にラバーマウントが介設された請求項6記載の振動吸収装置。
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