JP2005067626A - ワイン用缶 - Google Patents

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トミオ 古賀
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Abstract

【課題】 輸送に手間がかからず、見た目に美しく、冷蔵庫に入れれば冷却が早く、手軽に楽しめしかも大量に販売できるワイン用缶を提供する。
【解決手段】 一定量のワインを詰める縦長の円筒状の缶であって、缶本体と蓋体からなり、缶本体の一方に、開缶のためのプルトップを具備した蓋体を有し、他方は底部を形成して成り、底部に近い円筒部分の缶本体の径を蓋体の方向に、連続的に緩やかに細くして第一把持部を形成し、次いで再び連続的に緩やかに太くして缶本体の元の径とすることにより第二把持部を形成したことを特徴とするワイン用缶。

【選択図】 図2

Description

本発明は、ワインを詰めて販売するワイン用缶に関し、さらに詳しくは、ワインを詰めて販売するスチール製若しくはアルミニウム製のとくに白ワインに適したワイン用缶に関する。
従来ワイン類は、通常、コルク栓付きの着色ビンに入れられて、販売されている。とくにヨーロッパでは、少量のワインの販売は、慣習的にこれ以外の方法は行われていない。
しかし、日本ではコルク栓付きの着色ビン以外に、コルクなしの透明ビンや着色ビン、紙パックなどに入れられて販売されている。
ワインは風味を重んじる飲料であり、その保管や販売ルートなどに注意を要するものである。
白ワインは、白ワイン用ぶどうを除梗し破砕して得られる果汁を発酵して得られ、短時間白ワイン用ぶどうの果皮と果汁を接触させることにより果皮から香り成分を抽出し、その後果汁のみで発酵させる方法が行われ、一方、赤ワインは、赤ワイン用ぶどうを除梗し破砕して得られる果皮、種子および果汁を共存させて醸し発酵させることにより果皮から赤色色素や渋味成分を抽出した後、果皮、種子を除いて後発酵して得られる。
白ワイン用ぶどうの有する香りは、例えば、マスカット系品種である、トラミナー、ミュラー・トゥルガウ、リースリングなどの白ワイン用ぶどう品種を原料とした白ワインは、赤ワインにはない特有な香りを有することが知られている(特許文献1)。
しかし、白ワインの有する特有の香りは、ワインの保存によってすぐに変化してしまい、新酒ワインの持つ香りを長期間享受できないという宿命がある。
特開平11−196850号公報
本発明は、輸送に手間がかからず、大量に販売できる形態であるスチール缶、アルミニウム缶に着目し、見た目に美しく、冷蔵庫に入れれば冷却が早く、手軽に楽しめるワイン用缶を提供する。とくにワインのうち、長期保存が効かない白ワインを詰めて、大量に早く消費者の手に届け、冷やして飲むのに適したワイン用缶を提供する。さらには、形状が美しく、開缶後も容器として持ち易く、安定感があり、最後の一滴まで楽しめる形のワイン用缶を提供する。
すなわち、本発明は、一定量のワインを詰める縦長の円筒状の缶であって、缶本体と蓋体からなり、缶本体の一方に、開缶のためのプルトップを具備した蓋体を有し、他方は底部を形成して成り、底部に近い円筒部分の缶本体の径を蓋体の方向に、連続的に緩やかに細くして第一把持部を形成し、次いで再び連続的に緩やかに太くして缶本体の元の径とすることにより第二把持部を形成したことを特徴とするワイン用缶。
本発明を図1に基いて説明する。図1に示すように、本発明のワイン用缶は、缶本体1の一方に、開缶のためのプルトップ3を具備した蓋体蓋2を有し、他方は開缶後缶を置くのに便利なように、底部4を形成して成り、底部4に近い円筒部分の缶本体の径を蓋体の方向に、連続的に緩やかに細くして第一把持部5を形成し、次いで再び連続的に緩やかに太くして缶本体の元の径とすることにより第二把持部6を形成したものである。
第一把持部5と第二把持部6の接点は、不連続的に変化させても良いし、連続的に変化しても良い。不連続的に変化させると、屹立したカーブのシルエットとなり、連続的に変化させると緩やかなカーブのシルエットとなる。
接点の位置と底部4との距離は、缶の長さの約1/4〜1/3程度が望ましい。1/4より短いと開缶後缶を置いたとき不安定になり、1/3より長いと、間延びして美観を損なう。
さらに、本発明において、第一把持部5と第二把持部6の接点である最小径は、缶本体の径の50%以上であり、好ましくは55〜70%が均整が取れて美しく、また、手で持ちやすい。
本発明のワイン用缶は、形状が通常の缶に比してなだらかで美しい形をしているため趣があり、手に持ち易く、開缶後缶を置いても安定している。さらに、大量の輸送に適し、自動販売機で販売することが出来、冷蔵庫等で迅速に冷却することが出来、従来のワインの販売の常識を根底からくつがえす画期的なものである。
とくに、冷やして飲む白ワインの販売には最適のものである。
本発明のワイン用缶は、周知の材料であるスチールやアルミニウムが用いられる。また周知のように、内部は樹脂でコートされている。
本発明のワイン用缶は、第一把持部の長さが第二把持部の長さより、短いことが望ましい。このようにする方が、美観が良いからである。
また、本発明のワイン用缶に用いる蓋体は、どのような形態のものでも良いが、図3に示すようにプルトップにより開く孔径の大きさが、蓋体の径より0.5〜2mm短くすることが望ましい。プルトップにより、開く孔径の大きさに関しては、小さいものから大きいものまでどれでも良いが、ほぼ蓋体の径と同程度にすることにより、無駄なく最後の1滴まで飲むことが出来る。
しかし、図4に示す蓋体は、量産されているので、安価に製造できるメリットがある。
さらに、必要に応じて、第一把持部及び第二把持部の外周に、断熱材を貼り付けることができる。ワイン缶を開けて、把持部を手で握って飲むのであるが、握った手の指から熱が伝わり、ワインが対流を起こす。容器内でのワインの対流はワインの味を低下させる原因になると言われている。
図2に示すように、断熱材7を第一把持部及び第二把持部の外周に貼り付けることにより、ワインの対流を抑制することが出来る。
断熱材としては、麻布、木綿、合成樹脂不織布などが挙げられる。
本発明のワイン用缶は、とくに白ワインを詰めるのに適している。それは、缶そのものが長期保存には向いていないし、白ワインも長期保存には向いていない。本発明のワイン用缶は、白ワイン独自の香りを失わない間に、すばやく缶に詰めて、大量に輸送し、通常の販売や自動販売機などで手軽に入手でき、誰もが気軽に楽しめる環境を作り出せるものである。
(実施例1)
図3に示す蓋体は、プルトップ3を起こして引っ張ると、開缶線3−1に沿って、開缶することができる。この蓋体を用いて、図1に示す缶を、アルミニウム板で作成する。開缶後、テーブルに置いたところ、シルエットが美しく見栄えが良いものであった。また、第一把持部5と第二把持部6の間に指を入れ、持ったところ、感触が良かった。
開缶口が大きいので、最後の1滴まで飲むことが出来た。
(実施例2)
実施例1で作製したワイン缶の、第一把持部5及び第二把持部6の外周に、麻布からなる断熱材を接着剤により貼り付けた。
開缶後、第一把持部5と第二把持部6の間に指を入れて、3分間持ったが、ワインの対流は起らなかった。一方、実施例1のものは、1分間持っただけでワインの対流が起った。
(実施例3)
図4に示す蓋体は、プルトップ3を起こして引っ張ると、開缶線3−1に沿って、開缶することができる。この蓋体を用いて、図1に示す缶を、アルミニウム板で作成する。開缶後、テーブルに置いたところ、シルエットが美しく見栄えが良いものであった。また、第一把持部5と第二把持部6の間に指を入れ、持ったところ、感触が良かった。
開缶口は、小さいが、ワイン十分に楽しむことができた。
本発明は、缶という大量輸送に向いた形態である上、長期保存には向いていない白ワインを、産地から直接大量に消費者に届けることができるから、ワインはコルク栓付きの着色ビンでなければならないという従来の常識を完全に打ち破るものである。また、消費者にとっても、美しい形体の缶であり、安定性がよいので、ワインを楽しむことが出来る。
実施例1のワイン用缶の概略図 実施例2のワイン用缶の概略図 実施例1の蓋体の見取り図 実施例3の蓋体の見取り図
符号の説明
1 缶本体
2 蓋体
3 プルトップ
3−1 開缶線
4 底部
5 第一把持部
6 第二把持部
7 断熱材

Claims (5)

  1. 一定量のワインを詰める縦長の円筒状の缶であって、缶本体と蓋体からなり、缶本体の一方に、開缶のためのプルトップを具備した蓋体を有し、他方は底部を形成して成り、底部に近い円筒部分の缶本体の径を蓋体の方向に、連続的に緩やかに細くして第一把持部を形成し、次いで再び連続的に緩やかに太くして缶本体の元の径とすることにより第二把持部を形成したことを特徴とするワイン用缶。
  2. 第一把持部の長さが第二把持部の長さより、短いことを特徴とする請求項1に記載したワイン用缶。
  3. プルトップにより、開く孔径の大きさが、蓋体の径より0.5〜2mm短い請求項1又は請求項2に記載したワイン用缶。
  4. 第一把持部及び第二把持部の外周に、断熱材を貼り付けた請求項1ないし請求項3のいずれかひとつに記載したワイン用缶。
  5. ワインが白ワインである請求項1ないし請求項4のいずれかひとつに記載したワイン用缶。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225259A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Hokkai Can Co Ltd 飲料用缶体

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