JP2005066818A - 複数の釘シートを収容できる釘マガジン - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の釘シートを収容できる釘マガジンの提供。
【解決手段】 相互にスライド式に組み合わされたマガジンシートとマガジンカバー、シール手段及び釘列を送り出す釘押し手段を具え、該マガジンシートが軸線方向に延伸されたマガジンウエーを具え、該マガジンカバーが径線方向に貫通してマガジンウエーと連通する釘装填ウエーを具え、該シール手段が開閉自在に該釘装填ウエーを閉じ、該釘押し手段がマガジンウエーに沿って釘列を送り出す釘押し片、該釘押し片と結合され且つ釘装填ウエーとマガジンウエーの間の区画する区画片、釘押し片と駆動ブロックを連結する連接棒を具え、積み重ねられた釘列が釘装填ウエーより挿入され区画片上に積み重ねられ、且つ毎回駆動ブロックが連接棒を駆動して釘押し片を牽引する時、該区画片が釘装填ウエーを離脱して逐次単一の釘列を下方のマガジンウエー内に落とし、釘装填の動作を完成する。
【選択図】 図3
【解決手段】 相互にスライド式に組み合わされたマガジンシートとマガジンカバー、シール手段及び釘列を送り出す釘押し手段を具え、該マガジンシートが軸線方向に延伸されたマガジンウエーを具え、該マガジンカバーが径線方向に貫通してマガジンウエーと連通する釘装填ウエーを具え、該シール手段が開閉自在に該釘装填ウエーを閉じ、該釘押し手段がマガジンウエーに沿って釘列を送り出す釘押し片、該釘押し片と結合され且つ釘装填ウエーとマガジンウエーの間の区画する区画片、釘押し片と駆動ブロックを連結する連接棒を具え、積み重ねられた釘列が釘装填ウエーより挿入され区画片上に積み重ねられ、且つ毎回駆動ブロックが連接棒を駆動して釘押し片を牽引する時、該区画片が釘装填ウエーを離脱して逐次単一の釘列を下方のマガジンウエー内に落とし、釘装填の動作を完成する。
【選択図】 図3
Description
本発明は一種の釘マガジンに係り、特に釘列を補充でき複数の釘片を収容できる釘マガジンに関する。
図1、2は特許文献1に記載の釘打ち銃の釘マガジンの構造を示す。それは、マシンボデー11、該マシンボデー11の一端に固定された釘送出シート12、該マシンボデー11の別端に設置された釘押し手段13、支持軸14、釘マガジン15及び係合手段16を具えている。該釘送出シート12は釘を送出できる送出口121を具えている。該釘押し手段13は座体131及び座体131より釘送出シート12の送出口121に向けて進出する釘押し片132を具えている。該支持軸14は釘送出シート12と座体131を接続する。該釘マガジン15の横断面は扇形とされ、並びに一端に形成されて支持軸14と枢設された細辺151、別端に形成されて円弧形を呈する広辺142、及び細辺151から広辺152に向けて延伸され且つ放射状に配列された四つの釘溝153、広辺152に形成され且つ釘溝153に対応する四つの位置決め孔154を具えている。該係合手段16は座体131に固定されてそのうち一つの位置決め孔154と係合する。
使用時には、釘マガジン15の釘溝153に釘列2が挿入され、釘マガジン15が支持軸14を回転中心とし、支持軸14の回りを回動し、そのうち一つの釘溝153と釘送出シート12の送出口121及び釘押し片132が対応する時、更に係合手段16と対応する位置決め孔154が対応し、釘マガジン15が位置決めされる。これにより、釘押し片132が釘溝153に沿って釘列2を押し出して釘送出シートの送出口121内に進入させる。且つ該釘列2が使い果たされると、重複して上述の動作が行なわれ、別の釘溝153と釘送出シート12の送出口121と釘押し片132で釘充填の動作が行なわれる。しかし、上述の釘マガジン15は続けて釘列2補充が行なえるものの、実際の使用時には以下のような欠点があり、解決が求められている。
即ち、釘マガジン15には只四つの釘溝153しか設けられておらず、このためその量は四回釘充填が行なえるだけであり、一般の釘打ち銃と較べると、釘装填の動作を効果的に簡易化できない。且つ釘マガジン15は釘溝153を釘送出シート12の送出口及び釘押し片132に対応させなければならず、一旦釘マガジン15に偏移が発生すると釘が引っかかったり釘押し動作が順調でなくなり、使用上、不便と問題を形成する。
本発明の複数の釘シートを収容できる釘マガジンは、マガジンシートとマガジンカバー、シール手段及び釘押し手段を具えている。該マガジンシートは上面に形成され且つ軸線方向に沿って延伸されたマガジンウエーを具えている。該マガジンカバーはマガジンシートとスライド方式で結合され、並びに径線方向に沿って貫通し且つマガジンウエーと連通する釘装填ウエーを具え、該釘装填ウエーは該径線方向に沿って積み重ねられる釘列を収容する。該シール手段は開閉自在に釘装填ウエーを閉じる。該釘押し手段は少なくとも一つの釘を押し出す釘押し片、区画片、複数の連接棒、及び一つの駆動ブロックを具えている。該釘押し片は弾性回復力を具え、且つマガジンウエーに沿って移動してマガジンウエーの一端近くの上限界点とマガジンウエーの別端に近い下限界点に位置し、該区画片はマガジンウエー内に位置し且つ釘押し片と接続され協動し、これら連接棒は釘押し片と固定された一端と、マガジンシートを貫通し且つ駆動ブロックと固定された一端を具え、且つ釘押し片が下限界点を離脱した時、該区画片は釘装填ウエーとマガジンウエーの間を区画し、積み重ねられた釘列を区画片上に積み重ね、層ブロックが連接棒を駆動して釘押し片を下限界点に位置させる時、該区画片は釘装填ウエーを離脱し且つ一部が釘マガジンより突出し、単一の釘列をマガジンウエー内に落とす。
本発明の機能は使用の便利性を増すことにある。
請求項1の発明は、複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、該釘マガジンは、マガジンシート、マガジンカバー、シール手段、釘押し手段を具え、
該マガジンシートは上面に形成され且つ軸線方向に沿って延伸されたマガジンウエーを具え、
該マガジンカバーはマガジンシートとスライド方式で結合され、並びに径線方向に沿って貫通し且つマガジンウエーと連通する釘装填ウエーを具え、該釘装填ウエーは該径線方向に沿って積み重ねられた釘列を収容し、
該シール手段は開閉自在に釘装填ウエーを閉じ、
該釘押し手段は少なくとも一つの釘を押し出す釘押し片、区画片、複数の連接棒、及び一つの駆動ブロックを具え、該釘押し片は弾性回復力を具え、且つマガジンウエーに沿って移動してマガジンウエーの一端近くの上限界点とマガジンウエーの別端に近い下限界点に位置することができ、該区画片はマガジンウエー内に位置し且つ釘押し片と接続され協動し、これら連接棒は一部がマガジンシートを貫通して突出し、且つそれぞれマガジンウエー内に位置する釘押し片とマガジンシート外に位置する駆動ブロックに接続され、且つ釘押し片が下限界点を離脱する時、該区画片が釘装填ウエーとマガジンウエー間を区画し、積み重ねられた釘列を区画片の上に積み重ね、駆動ブロックが連接棒を介して釘押し片を駆動して下限界点に位置させる時、該区画片が釘装填ウエーを離脱し且つ位置部が釘マガジンより突出し、単一の釘列をマガジンウエー内に落下させることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項2の発明は、請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、シール手段はカバー、押し板、二つの支持棒、二つの弾性手段、及びレバーを具え、該カバーは一部の釘装填ウエーを封じ、該押し板は区画片上で圧迫し、支持棒は押し板と固定された一端と、カバーを貫通し突出する別端を具え、該弾性手段は支持棒外周に嵌合され且つカバーと押し板の間に位置し、該レバーは支持棒の該別端に接続され、レバーが上に支持棒を引き上げ並びに弾力を克服して押し板が上向きに駆動される時、押し板と区画片の間にギャップが形成されて釘列の挿入に供され、押し板で釘列が下向きに圧迫されることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項3の発明は、請求項2記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、シール手段は挿入板を具え、マガジンカバーは軸線に平行な方向に沿って釘装填ウエーの対向する二側壁に形成された複数の挿入溝を具え、該挿入板が任意の挿入溝に挿入可能とされ、これにより釘装填ウエーを区画し並びに異なる長さの釘列を限位することを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項4の発明は、請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、区画片が複数の尖歯を具えた前端を具え、各尖歯が前端より下向きに傾斜する斜面を具え、区画片が釘装填ウエーを離脱する時、釘列が尖歯の斜面の傾斜により、順調にマガジンウエー内に滑り落ちることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項5の発明は、請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、マガジンカバーがマガジンウエー内にあって釘列の頭を当接させる斜壁を具え、該斜壁は釘列積み重ね時に釘の頭を順次交錯するよう配列する時に形成される勾配に合わせた傾斜に形成されたことをすることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
該マガジンシートは上面に形成され且つ軸線方向に沿って延伸されたマガジンウエーを具え、
該マガジンカバーはマガジンシートとスライド方式で結合され、並びに径線方向に沿って貫通し且つマガジンウエーと連通する釘装填ウエーを具え、該釘装填ウエーは該径線方向に沿って積み重ねられた釘列を収容し、
該シール手段は開閉自在に釘装填ウエーを閉じ、
該釘押し手段は少なくとも一つの釘を押し出す釘押し片、区画片、複数の連接棒、及び一つの駆動ブロックを具え、該釘押し片は弾性回復力を具え、且つマガジンウエーに沿って移動してマガジンウエーの一端近くの上限界点とマガジンウエーの別端に近い下限界点に位置することができ、該区画片はマガジンウエー内に位置し且つ釘押し片と接続され協動し、これら連接棒は一部がマガジンシートを貫通して突出し、且つそれぞれマガジンウエー内に位置する釘押し片とマガジンシート外に位置する駆動ブロックに接続され、且つ釘押し片が下限界点を離脱する時、該区画片が釘装填ウエーとマガジンウエー間を区画し、積み重ねられた釘列を区画片の上に積み重ね、駆動ブロックが連接棒を介して釘押し片を駆動して下限界点に位置させる時、該区画片が釘装填ウエーを離脱し且つ位置部が釘マガジンより突出し、単一の釘列をマガジンウエー内に落下させることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項2の発明は、請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、シール手段はカバー、押し板、二つの支持棒、二つの弾性手段、及びレバーを具え、該カバーは一部の釘装填ウエーを封じ、該押し板は区画片上で圧迫し、支持棒は押し板と固定された一端と、カバーを貫通し突出する別端を具え、該弾性手段は支持棒外周に嵌合され且つカバーと押し板の間に位置し、該レバーは支持棒の該別端に接続され、レバーが上に支持棒を引き上げ並びに弾力を克服して押し板が上向きに駆動される時、押し板と区画片の間にギャップが形成されて釘列の挿入に供され、押し板で釘列が下向きに圧迫されることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項3の発明は、請求項2記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、シール手段は挿入板を具え、マガジンカバーは軸線に平行な方向に沿って釘装填ウエーの対向する二側壁に形成された複数の挿入溝を具え、該挿入板が任意の挿入溝に挿入可能とされ、これにより釘装填ウエーを区画し並びに異なる長さの釘列を限位することを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項4の発明は、請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、区画片が複数の尖歯を具えた前端を具え、各尖歯が前端より下向きに傾斜する斜面を具え、区画片が釘装填ウエーを離脱する時、釘列が尖歯の斜面の傾斜により、順調にマガジンウエー内に滑り落ちることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
請求項5の発明は、請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、マガジンカバーがマガジンウエー内にあって釘列の頭を当接させる斜壁を具え、該斜壁は釘列積み重ね時に釘の頭を順次交錯するよう配列する時に形成される勾配に合わせた傾斜に形成されたことをすることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジンとしている。
本発明は釘押し手段を引っ張る動作だけで、積み重ねられた釘列を径線方向に沿って逐一マガジンウエー内に充填でき、位置合わせの問題がないのみならず、釘装填時の順調性を高め、且つ積み重ねられた釘列が連続して数十回以上の釘装填動作を完成でき、これにより大幅に釘装填動作を簡易化でき、釘装填時の便利性を増すことができる。
以下に二つの好ましい実施例を挙げて本発明を説明する。なお、以下の説明中、類似の部品は同じ符号を以て表示される。
図3、4は本発明の複数の釘シートを収容できる釘マガジンの実施例であり、それは、マガジンシート3とマガジンカバー4、シール手段5及び釘押し手段6を具えている。該マガジンシート3は上面31に形成され且つ軸線X方向に沿って延伸されたマガジンウエー32と、軸線X方向に沿ってマガジンシート3を貫通し且つマガジンウエー32に対応する貫通口33を具えている。該マガジンウエー32は釘打ち銃の釘座(図示せず)に隣接する上端321、及び上端321と反対の方向にある下端322を具えている。
該マガジンカバー4は、マガジンシート3とスライド方式で組み合わされ、並びに径線Y方向に沿って貫通し且つマガジンウエー32と連通する釘装填ウエー41を具えている。
該シール手段5はカバー51、押し板52、二つの支持棒53、二つの弾性手段54、及びレバー55を具えている。該カバー51は一部の釘装填ウエー41を封じる。該押し板52は釘装填ウエー41内に収容される。これら支持棒53は押し板52と固定された下端531(図6参照)と、カバー51を貫通し突出する上端532(図6参照)を具えている。該弾性手段54は圧縮バネとされ、並びに支持棒53外周に嵌合され且つカバー51と押し板52の間に位置し、押し板52に下向きの圧力を具備させる。該レバー55は支持棒53の上端532に接続され、レバー55が上に支持棒53を引き上げ並びに弾力を克服する時、押し板52が上向きに駆動される。
該釘押し手段6は弾性回復可能な釘押し片61、区画片62、複数の連接棒63、及び一つの駆動ブロック64を具えている。該該釘押し片61はマガジンシート3のマガジンウエー32に沿ってスライドし、且つマガジンウエー32の前端321近くの上限界点I(図5参照)とマガジンウエー32の後端322に近い下限界点II(図6参照)に位置することができる。該釘押し片61は後端に形成された複数のリブ611を具えている。該区画片62はマガジンウエー32内に収容され、並びに該径線方向に沿って延伸され且つリブ611の挿通に供される複数の長溝621、及び前端に形成された複数の尖歯622を具えている。各尖歯622は前端より下向きに傾斜する斜面を具えている。これら連接棒63は一部がマガジンシート3を挿通し、且つマガジンウエー32内に位置する釘押し片61及びマガジンウエー32外に位置する駆動ブロック64に接続され、駆動ブロック64と釘押し片61に協動を形成させる。
図5に示されるように、マガジンシート3のマガジンウエー32内に釘列が収容されていない時、且つ釘押し片61が上限界点Iに位置する時、該釘押し片61のリブ611は区画片62の長溝621の一端に移動し、更に区画片62を駆動してマガジンウエー32に沿って前端321へと移動させ、区画片62にマガジンウエー32と釘装填ウエー41の間を区画させる。
図6を参照されたい。このとき、径線方向に沿って積み重ねられた釘列2をカバー51と釘装填ウエー41の空隙より釘装填ウエー41内に挿入し、並びに上向きにレバー55を引くと、支持棒53が駆動され並びに弾性手段54の弾力を克服し、押し板52と区画片52との間にギャップが形成され、積み重ねられた釘列2が挿入され、その後、レバー55を離すと、押し板52が下向きに積み重ねられた釘列2を下向きに圧迫して区画片62の上に積み重ねる。
図7に示されるように、釘を装填する時、図面の右側に沿って駆動ブロック64を引けば、駆動ブロック64が連接棒63を介して釘押し片61を駆動して下限界点IIに移動させ、釘押し片61が上限界点Iから下限界点IIに移動する過程で、該釘押し片61がリブ611で区画片62の長溝621に沿ってスライドして長溝621の別端に至り、更に区画片62を駆動しマガジンウエー32の後端322に向けて移動させ、且つ区画片62の一部が貫通口33より突出する。
図8に示されるように、この時、該区画片62は釘装填ウエー41を離脱し、且つ積み重ねられた釘列2は押し板52に圧迫されて下に移動し、最下層に位置する単一の釘列2’が区画片62の尖歯622(図7参照)の斜面に沿って順調にマガジンウエー32中に進入する。図9に示されるように、これにより、ただ駆動ブロック64を開放すれば、釘押し片61がもとの位置に戻り、釘押し片61がマガジンウエー32に沿って移動する過程で、釘列2’がマガジンウエー32の前端321に向けて移動し、釘充填の動作を完成する。
且つ釘列2’が使い果たされ、釘押し片61が新たに上限界点Iの位置に戻ると、重複して上述の図5から図9の動作を行なえ、連続して釘列2を補充する目的を達成することができる。
図10に示されるように、本発明のマガジンシート3とマガジンカバー4は周知の技術と同様に相互にスライド式に分離可能で、且つマガジンカバー4は更に背面42に沿って延伸された釘ウエー43を具え、使用者がマガジンカバー4の背面42の釘ウエー43内に釘列2’を充填し、マガジンカバー4をマガジンシート3に結合させた後、同様に釘列2’をマガジンウエー32中に収容できる。これにより、マガジンシート3とマガジンカバー4を分離して故障の排除が行なえ、且つ一回に一片の釘列2’を挿入するか或いは複数の釘列2’を挿入する釘充填動作を行なうことができる。
図11を参照されたい。本発明は複数の並列に配列された釘押し片65により釘列2’を送り出すこともできる。これにより、釘押し片65は連続し且つ釘列2’の長さに相当する釘押しエリアを形成し、釘列2’の寸法に合わせて長さ変化を具備でき、安定し順調な釘列2’の押し出しが行なえる。
図12に示されるように、このほか、釘列7によっては突出した頭71と頭71より延伸されたシャンク72を具えている。このため、釘列7を平らに積み重ねて頭71の影響を受けないようにするため、釘列7を積み重ねる時に、頭71を交錯するように隣り合わせ、積み重ねた釘列7の頭71の部分に勾配を形成させる。該マガジンカバー4はこの釘列7の勾配に合わせて釘装填ウエー41内に釘列7の頭71を当接させる斜壁44を具えている。これにより釘列7を限位する目的が達成される。
図13、14は本発明の第2実施例を示し、それは第1実施例と大体は同じであるが、以下の点が異なっている。
該区画片62は直接加圧加工方式で形成され、釘押し片65の一端651が当接する凸縁623が形成されている。これにより、釘押し片65がマガジンウエー32に沿って移動する時、矢印方向に沿って凸縁523を押し、区画片62を釘装填ウエー41より離脱させ、釘装填の動作を完成する。
該マガジンカバー4は軸線X方向に沿って釘装填ウエー41の対向する二側壁に形成された複数の挿入溝411を具えている。且つ該シール手段5は挿入板56を具え、該挿入板56は任意の挿入溝411と結合可能で、これにより釘装填ウエー41の釘収容可能な空間を設定でき、これにより異なる長さの釘列を限位できる。
以上をまとめると、本発明は以下のような長所及び効果を有している。
本発明は釘押し手段6を引っ張る動作だけで、積み重ねられた釘列2、7を径線Y方向に沿って逐一マガジンウエー32内に充填でき、位置合わせの問題がないのみならず、釘装填時の順調性を高め、且つ積み重ねられた釘列2、7が連続して数十回以上の釘装填動作を完成でき、これにより大幅に釘装填動作を簡易化でき、釘装填時の便利性を増すことができる。
以上は本発明の好ましい実施例の説明であって、本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
2 釘列 532 下端
2’ 釘列 54 弾性手段
3 マガジンシート 55 レバー
31 上面 56 挿入板
32 マガジンウエー 6 釘押し手段
321 前端 61 釘押し片
322 後端 611 リブ
33 貫通口 62 区画片
4 マガジンカバー 621 長溝
41 釘装填ウエー 622 尖歯
411 挿入溝 623 凸縁
42 背面 63 連接棒
43 釘ウエー 631 一端
44 斜壁 632 別端
5 シール手段 64 駆動ブロック
51 カバー 65 釘押し片
52 押し板 7 釘列
53 支持棒 71 頭
531 上端 72 釘打ち銃
2’ 釘列 54 弾性手段
3 マガジンシート 55 レバー
31 上面 56 挿入板
32 マガジンウエー 6 釘押し手段
321 前端 61 釘押し片
322 後端 611 リブ
33 貫通口 62 区画片
4 マガジンカバー 621 長溝
41 釘装填ウエー 622 尖歯
411 挿入溝 623 凸縁
42 背面 63 連接棒
43 釘ウエー 631 一端
44 斜壁 632 別端
5 シール手段 64 駆動ブロック
51 カバー 65 釘押し片
52 押し板 7 釘列
53 支持棒 71 頭
531 上端 72 釘打ち銃
Claims (5)
- 複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、該釘マガジンは、マガジンシート、マガジンカバー、シール手段、釘押し手段を具え、
該マガジンシートは上面に形成され且つ軸線方向に沿って延伸されたマガジンウエーを具え、
該マガジンカバーはマガジンシートとスライド方式で結合され、並びに径線方向に沿って貫通し且つマガジンウエーと連通する釘装填ウエーを具え、該釘装填ウエーは該径線方向に沿って積み重ねられた釘列を収容し、
該シール手段は開閉自在に釘装填ウエーを閉じ、
該釘押し手段は少なくとも一つの釘を押し出す釘押し片、区画片、複数の連接棒、及び一つの駆動ブロックを具え、該釘押し片は弾性回復力を具え、且つマガジンウエーに沿って移動してマガジンウエーの一端近くの上限界点とマガジンウエーの別端に近い下限界点に位置することができ、該区画片はマガジンウエー内に位置し且つ釘押し片と接続され協動し、これら連接棒は一部がマガジンシートを貫通して突出し、且つそれぞれマガジンウエー内に位置する釘押し片とマガジンシート外に位置する駆動ブロックに接続され、且つ釘押し片が下限界点を離脱する時、該区画片が釘装填ウエーとマガジンウエー間を区画し、積み重ねられた釘列を区画片の上に積み重ね、駆動ブロックが連接棒を介して釘押し片を駆動して下限界点に位置させる時、該区画片が釘装填ウエーを離脱し且つ位置部が釘マガジンより突出し、単一の釘列をマガジンウエー内に落下させることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジン。 - 請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、シール手段はカバー、押し板、二つの支持棒、二つの弾性手段、及びレバーを具え、該カバーは一部の釘装填ウエーを封じ、該押し板は区画片上で圧迫し、支持棒は押し板と固定された一端と、カバーを貫通し突出する別端を具え、該弾性手段は支持棒外周に嵌合され且つカバーと押し板の間に位置し、該レバーは支持棒の該別端に接続され、レバーが上に支持棒を引き上げ並びに弾力を克服して押し板が上向きに駆動される時、押し板と区画片の間にギャップが形成されて釘列の挿入に供され、押し板で釘列が下向きに圧迫されることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジン。
- 請求項2記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、シール手段は挿入板を具え、マガジンカバーは軸線に平行な方向に沿って釘装填ウエーの対向する二側壁に形成された複数の挿入溝を具え、該挿入板が任意の挿入溝に挿入可能とされ、これにより釘装填ウエーを区画し並びに異なる長さの釘列を限位することを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジン。
- 請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、区画片が複数の尖歯を具えた前端を具え、各尖歯が前端より下向きに傾斜する斜面を具え、区画片が釘装填ウエーを離脱する時、釘列が尖歯の斜面の傾斜により、順調にマガジンウエー内に滑り落ちることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジン。
- 請求項1記載の複数の釘シートを収容できる釘マガジンにおいて、マガジンカバーがマガジンウエー内にあって釘列の頭を当接させる斜壁を具え、該斜壁は釘列積み重ね時に釘の頭を順次交錯するよう配列する時に形成される勾配に合わせた傾斜に形成されたことをすることを特徴とする、複数の釘シートを収容できる釘マガジン。
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004172087A Pending JP2005066818A (ja) | 2003-08-27 | 2004-06-10 | 複数の釘シートを収容できる釘マガジン |
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