JP2005066626A - ゴミ圧縮機およびそれに用いるゴミ箱、廃棄容器 - Google Patents

ゴミ圧縮機およびそれに用いるゴミ箱、廃棄容器 Download PDF

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Abstract

【課題】設置スペースが小さくて済み、運搬や取扱いが簡便で、清掃が容易にできて衛生的であるゴミ圧縮機、廃棄するとき大幅に減容してコンパクト化され、廃棄処理の効率化や衛生化を実現できる廃棄容器を提供する。
【解決手段】通常の使用環境でゴミを投入し収容しておくための交換式のゴミ箱20をセットするセット部と、圧縮されたゴミを収容して廃棄するために使用する交換式の廃棄容器30と、廃棄容器30をセット部にセットされたゴミ箱の出側において、加圧力に抗して保持しておく保持ケース10と、セット部にセットされたゴミ箱内のゴミを、廃棄容器30に押込むと共に、圧縮して減容するプレス装置4とからなるゴミ箱20が、箱本体を有し、その上端に投入口が形成され、その下端に出口が形成されており、箱本体は、出口側より投入口側が大きいテーパ状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴミ圧縮機およびそれに用いるゴミ箱、廃棄容器に関する。さらに詳しくは、ゴミを圧縮・減容し、減容後のゴミの廃棄処理を容易にできるよう減容率を高め、かつ廃棄時の集積スペースを小さくし、輸送負荷も軽減する技術に関する。
従来より、ゴミの減容化を目的としてゴミ箱に圧縮機能をもたせたものが数多く提案されている。そして、これらの圧縮機能付ゴミ箱は、圧縮機構とゴミ箱とを一体に構成したものがほとんどである(例えば特許文献1,2)。
しかるに、このような圧縮機能付ゴミ箱は、それ自体が大きくなり、かつ重くなるために、運搬や取扱いが不便であった。また、ゴミ箱の内部あるいは圧縮面が汚れた場合の拭き取りや水洗いは装置が複雑なため手間がかかり、非衛生的になりがちで利用者に不快感を与えるものであった。
そこで、ゴミ箱を取り出し式にしたものもあったが、ゴミ箱内でゴミを圧縮する方式がほとんどで、圧縮されたゴミは別の廃棄容器等に収納されるものではない(例えば特許文献3)。そのためゴミの取出しが困難であり、現在市販されているゴミ袋では圧縮時に内容物により破損を生じるため、再度ゴミを入れ直す必要があった。さらに不定形のゴミ袋は積み重ねができず、ゴミステーション等での一時保管もし難いものであった。また、それらを輸送するには、大積載量を有する、いわゆるパッカー車等を用いた圧縮輸送に頼らざるを得なかった。
特開平7−215403号 特開平11−292203号 特開平7−144704号
本発明は上記事情に鑑み、設置スペースが小さくて済み、運搬や取扱いが簡便で、清掃が容易にできて衛生的であるゴミ圧縮機を提供することを目的とする。
また、本発明は、通常の使用環境で省スペースで使用できるゴミ箱と、廃棄するとき大幅に減容してコンパクト化され、廃棄処理時の省スペース化や衛生化を実現できる廃棄容器を提供することを目的とする。
第1発明のゴミ圧縮機は、通常の使用環境でゴミを投入し収容しておくための交換式のゴミ箱をセットするセット部と、圧縮されたゴミを収容して廃棄するために使用する交換式の廃棄容器と、前記廃棄容器を、前記セット部にセットされたゴミ箱の出側において、加圧力に抗して保持しておく保持ケースと、前記セット部にセットされたゴミ箱内のゴミを、前記廃棄容器に押込むと共に、圧縮して減容するプレス装置とからなることを特徴とする。
第2発明のゴミ箱は、請求項1のゴミ圧縮機におけるセット部にセットされるゴミ箱であって、該ゴミ箱が、箱本体を有し、その上端に投入口が形成され、その下端に出口が形成されており、前記箱本体は、出口側より投入口側が大きいテーパ状に形成されていることを特徴とする。
第3発明のゴミ箱は、第2発明において、前記箱本体の内部において、内容積を広げたり狭くしたりできる開閉板が挿入されており、該開閉板の基部は、箱本体の出口付近に傾動自在に取付けられ、該開閉板は、テーパ状に上方が開いた受入れ位置と、出口から垂直に立上がったプレス位置とで仮止め可能となっていることを特徴とする。
第4発明の交換式の廃棄容器は、角筒状体であり、下部が底部を備えたゴミ収容部、上部が開放と密閉が可能な折畳み部であることを特徴とする。
第5発明の廃棄容器は、第4発明において、前記ゴミ収容部と前記折畳み部の間に、伸縮自在な蛇腹部を設けたことを特徴とする。
第6発明の廃棄容器は、第4発明において、前記折畳み部の上端部内周面に、液密に嵌合可能な線状シール部が形成されていることを特徴とする。
第7発明の廃棄容器は、第4発明において、前記折畳み部の両端部と前記ゴミ収容部の両側部に、互いに係脱可能な係脱手段が設けられていることを特徴とする。
第8発明の廃棄容器は、第4発明において、前記ゴミ収容部の外周面に、吊ヒモを通すヒモ通し片が設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、廃棄容器とゴミ箱はいずれも交換式であるため、これらと一体化しなくてよいプレス装置は軽く小形化でき、運搬や取扱いが簡便となり、汚れの拭き取りや水洗いも簡単に行えるので、衛生的となる。廃棄容器は、ゴミを圧縮減容して梱包できるので、外形寸法が小さくなり、ゴミ捨ての労力が軽くなり、ゴミステーションの占有スペースも小さくなる。さらに、この廃棄容器はゴミを圧縮梱包しているので、一般的な輸送車の利用が可能となり、輸送車輌の小型化と輸送回数の減少が可能となって、輸送費の軽減とCO抑制が可能となる。ゴミ箱は交換式で、ゴミ圧縮機とは別置きにできるので、オフィスや家庭内でゴミのために不当に広い場所を占拠することもない。
第2発明によれば、ゴミ箱の箱本体が上方で広いテーパ状となっているので、ゴミの投入がやりやすく、また収容量も多くできる。
第3発明によれば、開閉板を倒して上方を開いているときは、ゴミの投入量を多くでき、開閉板を立てて、出口に対し垂直にすると内部のゴミを軽く圧縮すると共に、プレス装置で、ゴミを加圧しながら廃棄容器側に押出すとき、壁面とプレス押板との間でかみ込みが生じないので、圧縮操作が円滑に行える。
第4発明によれば、下部にゴミを圧縮して収容した状態で、上部を折畳み、密閉できるので、ゴミ出し時にごみが洩れることがない。また、外形形状が四角であるので、段積みができ、廃棄容器の回収、集積がやりやすくなる。
第5発明によれば、蛇腹部が伸縮することによって、ゴミの収容量が増減するので、常に一定量のゴミを入れなくともきちんと梱包でき、実用性が高くなる。また、圧縮時には蛇腹部で水分が返されるので、圧縮時の水分漏洩防止にも効果的である。
第6発明によれば、シール部を閉じることによって液密にできるので、生ゴミ中の水分が残っていても、水分が洩れることがない。
第7発明によれば、折畳み部を畳んで閉じた後、その両端部を係脱手段によってゴミ収容部に係合すると、コンパクトになるので、廃棄時の占有スペースを小さくすることができる。
第8発明によれば、梱包後の廃棄容器の通し片に吊ヒモを通すことにより、廃棄容器を吊ヒモを持って運べるので、取扱いが便利となる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るゴミ圧縮機Aの斜視図であり、本図に基づいてまず概要を説明する。
同図において、1はゴミ圧縮機Aのフレームである。このフレーム1は、後述するプレス装置や保持ケース10を支持する構造材であるが、そのような機能を果すことができればよく、図示の形態に限られない。なお、使用の簡便さや省スペース化を考慮すると、できるだけ小形で軽量のものが好ましい。
前記フレーム1の上部には、上支持材2が固定され、下部には下支持材3が固定されている。この上下の支持部材2,3も、その機能を果すことができれば、どのような形、大きさの部材であってもよい。
前記上支持材2にはプレス装置4が取付けられている。このプレス装置4は、本体機構部5に枢支されたレバー6を上下に傾動させると、レール7が下降し、レール7の下端に取付けた押板8によって、後述するゴミ箱内のゴミを圧縮するものである。なお、レール7の初期の押下げはレール7の上端に取付けたハンドル7aで行い、その後の実圧縮をレバー6の操作で行えばよい。また、レール7の引き上げもハンドル7aで行えばよい。
図示のプレス装置4は、レバー6を人手によって操作する手動式であるが、この場合の圧縮力は、つぎのように設定すればよい。人間の力は約30kgf であり、レバー6のてこ比率を6倍とすると圧縮力として約180kgfの力が得られる。押板8の面積を150〜200cmの範囲で設定すれば、0.9〜1.2kgf/cmの高圧力をゴミに加えることができるので、従来の圧縮機に比べ飛躍的に圧縮率を高めることになる。
図示のプレス装置は、手動操作式であるが、その他に人力を利用するものであれば足踏み式でもよく、また、動力式であれば電動機や流体圧を用いて、より高い圧縮力を得るようにしたものも採用できる。要するに、ゴミを高圧力で圧縮できるのであれば、どのようなプレス装置を用いてもよい。
前記下支持材3には、保持ケース10が取付けられている。その詳細は後述するが、内部には、交換式の廃棄容器30が収容されるようになっている。つまり、前記保持ケース10は、ゴミの加圧時に廃棄容器30が破損しないように保護するものである。また、保護ケース10は廃棄容器30の出し入れが容易でなければならない。
この保持ケース10の上部は、前記ゴミ箱20のセット部となっているが、セット部はこれに限らず、どのようなタイプのものを用いてもよい。したがって、フレーム1に適当な保持部材を取付けたものなど、任意の機構を採用できる。
前記したゴミ箱20は、通常はゴミ圧縮機Aとは別の場所、すなわちオフィスや家庭内に置かれて使用されるもので、通常のゴミ箱として使用されるものである。ただし、内部にゴミがたまったときは、ゴミを廃棄容器30に移し替えると共に圧縮するため、ゴミ圧縮機Aのセット部にセットされる。換言すれば、ゴミ箱20は圧縮廃棄するときのみゴミ圧縮機にセットされるが、それ以外の通常の使用状態では、普通のゴミ箱と同様に使用される。このような使用法がとられるため、複数個のゴミ箱20に対し1台のゴミ圧縮機Aを用いてもよく、1個のゴミ箱20に1台のゴミ圧縮機Aを対応付けてもよい。
前記保持ケース10に収容される廃棄容器30は、圧縮されたゴミを梱包するための容器である。ゴミを0.9〜1.2kgf/cmの圧縮力を加えると、体積にして1/15位に減容できるので、廃棄容器30の大きさとしては、容量にして3〜5リットル位が使い勝手がよい。すなわち、オフィスで使用される大き目のゴミ箱が30リットル位であるが、これを2個分まとめて1個の廃棄容器30に減容して詰め込むことができる。
この廃棄容器30を都市部のゴミステーション等に集めて回収車等で回収することを考慮すれば、外形的に四角筒のものが好ましく、この場合段積みが整然とできるので、ゴミステーション等の整理や回収車への車載容量を高めることができる。
つぎに、上記各部の詳細を説明する。
まず、図2に基づきゴミ箱20の一例を説明する。
このゴミ箱20は、平行に立てられた前面板21と後面板22を有しており、左右両端を2枚の側面板23,24で接続されている。前面板21と後面板22は正面視で台形であり、上方が開き下方が狭くなったテーパ状となっている。この箱本体の上方は開口しており、下端部には、底板25が4枚の板21〜24の底部に取付けられている。
上記のように、上方に開いたテーパ状となっているのは、ゴミの収容量を大きくするためである。しかし、テーパ状以外の形状のゴミ箱も本発明のゴミ圧縮機A用のゴミ箱として排除されるものではない。
前記底板25は、ゴミを圧縮して廃棄容器30に移し替える際、簡単に4枚の板21〜24の下端縁から離脱するように接続しておくことが好ましい。そうした場合、ゴミの圧縮作業時に4枚の板21〜24が破損することを防止できる。
このゴミ箱20の箱本体には、ゴミ圧縮機Aにセットしたときに、確実に保持されるように被保持部を形成しておくことが好ましい。この被保持部としては、セット部の機構や形状に合わせて、任意の形状のものを採用できるが、図示の実施形態のように、箱本体の下端部四周を直立させた直立部26で機能させてもよい。この直立部26が前記保持ケース10の上端部(セット部)に内挿されると、ゴミ箱20を勝手に倒れないように保持することができる。
上記のごときテーパ状のゴミ箱20には、内部に開閉板27,28を設けておくのが好ましい。この開閉板27,28は側板23,24の内寸法形状とほぼ同一の板材であり、箱本体の出口付近、すなわち2枚の側板23,24の下端部に傾動自在に取付けられている。したがって、2枚の開閉板27,28を倒して側板23,24に沿わせておくこともできるし、ほぼ垂直に立てておくこともできる。そして、開閉板27,28を垂直に立てた状態で、これを保持しておく仮止め手段を設けておくことが好ましい。
仮止め手段としては、開閉板27と側板23の間、また開閉板28と側板24との間で、突張り作用をする突張り板などが考えられるが、これに限らずどのようなものを用いてもよい。
図3(A)に示すように、前記開閉板27,28を開いておくと、ゴミ箱20の収容量を大きくとれる。そして、図3(B)に示すように、前記開閉板27,28を立てて、互いに平行になるように直立させると、ゴミを軽く圧縮すると共に、前記プレス装置4の押板8(図1参照)を下降させて加圧するとき、ゴミが押板8の端面と開閉板27,28間に噛み込まなくなるので好ましい。
なお、このゴミ箱20には、ゴミ集容量を外部から視認できる縦窓等をインジケータとして設けておくのが好ましい。
また、このゴミ箱20は、製作コストが低廉なものが好ましい。ただし、底板25のみ新しいものを付け替えるようにすれば、箱本体は何回か繰返して使用することも可能である。
つぎに、廃棄容器30の実施形態を数例説明する。以下、2種類の廃棄容器30A,30B を説明するが、これらを共通して説明するときは、共通の符号「30」を用い「廃棄容器30」と表示する。
まず、図4の廃棄容器30A を説明する。
図示の廃棄容器30A は、四角形の箱型であり、下方のハッチング表示した部分は圧縮ゴミを収容するゴミ収容部31であり、上方部分は折畳んで密閉するための折畳み部32である。
この廃棄容器30A は、台所ゴミの水分を収容することも考慮して、防水性の素材を用いるか、あるいは防水性フィルム等を他の素材にラミネートしたものを用いるのが好ましい。
また廃棄容器30A は、使い捨て方式で使用するものであるので、製作コストが低廉なものが好ましい。
さらに、ゴミを圧縮して収容した後、ゴミが開口部から噴出しないように、充分な強度を有すると共に、密閉できるものでなければならない。
つぎに、他の実施形態の廃棄容器30B を説明する。図5は廃棄容器30B の斜視図、図6は廃棄容器30B の正面図、図7は廃棄容器30B の側面図である。
図5〜図7に示すように、この廃棄容器30B は、ゴミ収容部31と折畳み部32との間に、蛇腹部33が設けられている。この蛇腹部33は筒体の四側面を折畳み自在に形成したもので、上下に伸縮自在となっている。このため、内部に収容するゴミが容量的にゴミ収容部31をオーバーしても、蛇腹部33で収容できるので、ゴミ収容量を厳密に一定にする必要がなく、ラフに扱えるので、取扱いが容易となる。また、蛇腹の内側に突出した部分が、生ゴミを入れて圧縮する際に水分に返して、外部への漏洩を防止するよう働くことになる。
前記折畳み部32の上端部内周面には、線状シール部34が形成されている。この線状シール部34は凹条34a と凸条34b とからなり、人の指で押し込むと液密に嵌合し、かつ引張ると離脱する公知の構造のものである。
したがって、折畳み部32の上縁部同士を互いに合わせて、前記線状シール部34を嵌合させると、折畳み部32は密閉され、ゴミはもちろん生ゴミの水分も洩れ出ることはなくなる。
前記折畳み部32の両端部には、耳片35,35が取付けられ、この耳片35,35には、ボタン孔36が数個づつ形成されている。
一方、ゴミ収容部31の両側部には、いずれにもボタン37が数個づつ上下に配置されて取付けられている。
前記折畳み部32の上縁をシールして折畳み、耳片35のボタン孔36をゴミ収容部31のボタン37に係合すると、折畳み部32を容器側壁に沿わせて保持しておける。このため、廃棄容器30の段積み等が整然と行えるようになる。
また、廃棄容器30B の側壁と底壁には、ヒモ通し片38が取付けられており、ヒモ通し片38には通し孔38a が形成されている。このヒモ通し片38にヒモ39を通しておくと、梱包後の廃棄容器30B の持ち運びがヒモ39を持って行えるので、持ち運びが便利となる。
つぎに図8〜図9に基づき保持ケースの一例を説明する。
図示の保持ケース10は、四角筒状の箱型部材であるが、割型構造をとっている。すなわち、左右一対の箱半体11,12がそれぞれの下端をヒンジ13で下支持材3に傾倒自在に支持されている。各箱半体11,12は平面視でU字形であり、合わさると全体として四角筒になり、図8に示すように開くと、開口部が大きくとれるようになっている。なお、24は2個の箱半体11,12の間の下端部に立てられた三角形状の隅板である。
図9に示すように、箱半体11,12を閉じた状態で、その上部に固定枠15を被せることができる。この固定枠15は、四角形の枠体であって、枠部の断面形状は、U字型であって外側壁15a が短く、内側壁15b が長いものとなっている。
なお、2個の箱半体11,12の内壁面には、周方向に延びる突起部16が形成されている。この突起部16の断面形状は三角形であり、後述するように、廃棄容器30の側壁を内側へ突出させる役目を持っている。前記内側壁15b はこの突起部との間に廃棄容器30の側壁を挟むことができる長さを有している。
図10は保持ケース10に廃棄容器30A を収納した状態の断面を示している。保持ケース10の内側に廃棄容器30A を入れ、固定枠15を上部に被せると保持ケース10が開かないように規制されると共に、廃棄容器30A が保持ケース10内に保持される。そして、突起部16が廃棄容器30A の側壁31を内側に突出させ、その上面を固定枠15の内側壁15b で押し当てることになる。こうして、廃棄容器30A の側壁の中程が内側に突出すると、仮に圧縮時に生ゴミの水分があふれても、壁を伝わって外に噴出することを防止できる。
なお、廃棄容器30B の場合は、蛇腹部33の内側への突起部が、生ゴミの水分を外へ出さず、内側へ返す働きをする。
図11は本発明におけるゴミ箱20と廃棄容器30の使用説明図である。
オフィスや家庭内で、ゴミ箱20が一杯になると、同図(1)に示すように、そのゴミ箱20をゴミ圧縮機の保持ケース10上にセットする。また、予め保持ケース10内には、廃棄容器30を入れておく。ついで、開閉板27,28を閉じて、ゴミを軽く圧縮する。そして、プレス装置を操作して、押板8を押下げる。同図(2)に示すように、押板8が下降するにしたがって、開閉板27,28間のゴミが圧縮され、廃棄容器30内に押し込まれる。そして、同図(3)に示すように、ゴミの全量が廃棄容器30内に押し込まれると圧縮が終了する。その後は、プレス装置の押板8を引き上げ、同図(4)に示すように、廃棄容器30を取り出す。
この工程で、突起部16で押された廃棄容器30の側壁は内側に突出しているので、生ゴミの水分が噴出しだしても、内側に流れるので上方に向って飛び散ることがない。
取り出された廃棄容器30は、梱包されるが、折畳み部の密封方法は任意である。例えば、図12に示すように、上面で折り重ねるもの(A図)、上面で丸めるもの(B図)、上面から側面に折り重ねるもの(C図)などを用いればよい。要するに、梱包後のゴミが噴出しなければよいのである。
なお、C図のように折畳み部を側面に折り重ねる場合、単に折り重ねるだけでもよいが、何らかの手段で側面に接合しておく方が使い勝手がよくなる。
図13および図14は、折り重ね部を廃棄容器本体に係合させた例である。すなわち、前記廃棄容器30B では、ゴミを圧縮収容して折畳み部32を折畳み、耳片35のボタン孔をゴミ収容部31の外周面のボタン37に引掛けている。これにより折畳み部32の折りが戻ることもなく、四角形に形状保持されたまま、取扱うことができる。
図13はゴミ収容量が少ない場合であり、蛇腹部33にはほとんどゴミは入っていない。このため、下段側のボタン37に耳片35の根元側のボタン孔を嵌めている。図14はゴミ収容量が多い場合であり、蛇腹部33にもゴミが多量に収容されている。このため、上段側のボタン37に耳片35の先端側のボタン孔を嵌めている。
そして、いずれの場合も、ヒモ39を廃棄容器30B の底から掛け廻し、ヒモ通し片38で外れないようにしているので、取り落とすことなく、ヒモ39を使って廃棄容器30B を持ち運ぶことができる。
上記のように圧縮梱包された廃棄容器30は、ゴミが1.0 kg/cm程度で圧縮されているので、容量にして、1/10〜1/15に減容している。この減容率は、従来の減容率に対して3倍位であり、飛躍的に小さくなっている。つまり、一般家庭の平均的なゴミ量であれば、1日分が容量1リットルの牛乳箱程度にすることができる。
また、前記廃棄容器30は、外形が四角筒であるから、整然と段積みすることができる。このため、ゴミステーションの占有スペースを小さくし、ゴミ回収車も小型にしたり、回収頻度を下げることができる。
本発明のゴミ圧縮機、およびゴミ箱、廃棄容器は、事業用家庭用を問わず、あらゆる分野でのゴミ廃棄に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るゴミ圧縮機Aの斜視図である。 ゴミ箱20の斜視図である。 ゴミ箱20の使用状態を示す断面図である。 第1実施形態の廃棄容器30A の斜視図である。 第2実施形態の廃棄容器30B の斜視図である。 同廃棄容器30B の正面図である。 同廃棄容器30B の側面図である。 保持ケース10の斜視図である。 保持ケース10を開いた状態の斜視図である。 保持ケース10と廃棄容器30の使用状態を示す断面図である。 ゴミ圧縮操作の説明図である。 廃棄容器の梱包方法を示す説明図である。 廃棄容器30B のゴミ量が少ないときの梱包状態を示す側面図である。 廃棄容器30B のゴミ量が多いときの梱包状態を示す側面図である。
符号の説明
4 プレス装置
10 保持ケース
20 ゴミ箱
30 廃棄容器

Claims (8)

  1. 通常の使用環境でゴミを投入し収容しておくための交換式のゴミ箱をセットするセット部と、
    圧縮されたゴミを収容して廃棄するために使用する交換式の廃棄容器と、
    前記廃棄容器を、前記セット部にセットされたゴミ箱の出側において、加圧力に抗して保持しておく保持ケースと、
    前記セット部にセットされたゴミ箱内のゴミを、前記廃棄容器に押込むと共に、圧縮して減容するプレス装置とからなる
    ことを特徴とするゴミ圧縮機。
  2. 請求項1のゴミ圧縮機におけるセット部にセットされるゴミ箱であって、
    該ゴミ箱が、箱本体を有し、その上端に投入口が形成され、その下端に出口が形成されており、前記箱本体は、出口側より投入口側が大きいテーパ状に形成されている
    ことを特徴とする交換式のゴミ箱。
  3. 前記箱本体の内部において、内容積を広げたり狭くしたりできる開閉板が挿入されており、該開閉板の基部は、箱本体の出口付近に傾動自在に取付けられ、
    該開閉板は、テーパ状に上方が開いた受入れ位置と、出口から垂直に立上がったプレス位置とで仮止め可能となっている
    ことを特徴とする請求項2記載のゴミ箱。
  4. 角筒状体であり、下部が底部を備えたゴミ収容部、上部が開放と密閉が可能な折畳み部である
    ことを特徴とする交換式の廃棄容器。
  5. 前記ゴミ収容部と前記折畳み部の間に、伸縮自在な蛇腹部を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の廃棄容器。
  6. 前記折畳み部の上端部内周面に、液密に嵌合可能な線状シール部が形成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の廃棄容器。
  7. 前記折畳み部の両端部と前記ゴミ収容部の両側部に互いに、係脱可能な係脱手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の廃棄容器。
  8. 前記ゴミ収容部の外周面に、吊ヒモを通すヒモ通し片が設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の廃棄容器。
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