JP2005066177A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技店に不利益を与えずに、遊技状態を、通常遊技状態か確変遊技状態かだけでなく、多様化させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】 複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが第1遊技や第2遊技とは異なる新たな組み合わせとなる第3遊技を新たな遊技期間として設け、例えば、確変遊技終了(図柄変動が100回に達するまで)から図柄変動が100回に達するまでの期間を、混在遊技期間(第3遊技期間)とし、該期間内では、遊技因子の設定値を、順次段階的に第2の組み合わせにおける設定値へと移行させる。そして、混在遊技期間内での遊技因子の設定状態を、図柄表示器の背景画像としてキャラクタで表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが第1遊技や第2遊技とは異なる新たな組み合わせとなる第3遊技を新たな遊技期間として設け、例えば、確変遊技終了(図柄変動が100回に達するまで)から図柄変動が100回に達するまでの期間を、混在遊技期間(第3遊技期間)とし、該期間内では、遊技因子の設定値を、順次段階的に第2の組み合わせにおける設定値へと移行させる。そして、混在遊技期間内での遊技因子の設定状態を、図柄表示器の背景画像としてキャラクタで表示する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、遊技店に不利益を与えずに、遊技状態を、通常遊技状態か確変遊技状態かだけでなく、多様化させることができる遊技機に関する。
遊技機、例えば第1種パチンコ遊技機では、遊技球が図柄始動口で検出されると、図柄表示器上に表示された複数の特別図柄の変動が開始され、所定時間経過後に変動が停止して、予め定められた図柄態様で特別図柄が確定表示される。そして、その確定表示された図柄態様が所定の大当たり図柄態様(「1・1・1」や「2・2・2」など)の場合、大当たり遊技状態が発生する。また、確定表示された図柄態様が、特定の大当たり図柄態様(「1・1・1」、「3・3・3」などの奇数図柄)場合は、大当たり遊技終了後、次回の大当たり遊技が発生するまでの間、大当たり確率が向上する確変遊技状態が、遊技者に付与される。確変遊技状態では、特典として、特別図柄の大当たり確率、特別図柄の変動時間、普通図柄の変動時間、普通電動役物の開放時間といった、遊技状態を規定する複数種類の遊技因子を、遊技者に有利な設定(特別図柄の大当たり確率の向上、特別図柄の変動時間の短縮、普通図柄の変動時間の短縮、普通電動役物の開放延長)に所定期間変更される。そして、所定期間経過後、通常遊技状態へ戻る。
また、現金機と言われるパチンコ遊技機では、所定の大当たり図柄態様(「3・3・3」や「7・7・7」など)で特別図柄が確定表示されると、大当たり遊技終了後に期間限定(回数制限)で、時間短縮遊技(特別図柄の変動時間短縮、普通図柄の変動時間短縮、普通電動役物の開放延長)が付与されるものもある。
ところで、上記従来のパチンコ遊技機の場合、遊技を行う上で遊技者に付与される遊技状態は、通常遊技状態か、確変遊技状態或いは時間短縮遊技状態か、つまり、大当たりが発生し難い状態か、発生し易い状態かだけで、遊技が単調であった。そこで、遊技を多様化させるために、遊技状態を、大当たり確率が高い確変遊技状態と、大当たり確率が低い通常遊技状態との中間に、中確率の遊技状態を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、それとは別に、特別入賞口への入賞後の画面遊技で当たりの出る確率を遊技の進行に応じて高くすることも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−267308号公報
特開平10−165628号公報
しかしながら、例えば、確変遊技状態と通常遊技状態との中間に中確率の遊技状態を設けた遊技機(例えば、特許文献1参照。)では、遊技状態は多様化するが、確変遊技から通常遊技状態へ移行する際に、中確率の遊技状態を挟むので、全体としては大当りする可能性が現行よりも高くなり、遊技店にとっては不利益となってしまう。
それに、高確率・中確率・通常遊技といったように遊技状態を多様化しても、例えば、高確率の確変遊技状態から通常遊技状態に切り替わる時期が固定されたものであると、遊技者は高確率の遊技状態が何時終了するかを経験的に理解して、その間に大当りが発生しないと、その時点で遊技を終了してしまうこととなる。そうすると、本当の意味で多様化したことにならない。
そこで、遊技店に不利益を与えずに、遊技状態を、通常遊技状態か確変遊技状態かだけでなく、多様化させることができる遊技機が望まれている。
請求項1に係る発明は、設定された値により遊技状態に変化をもたらす複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせにより、それら複数種類の遊技因子の設定値が第1の組み合わせとなる第1遊技と、第2の組み合わせとなる第2遊技とに遊技状態を変更する遊技制御手段を備えたパチンコ遊技機であって、前記遊技制御手段は、所定の条件が成立したときに所定のタイミングで前記第1遊技を実行する第1遊技実行手段と、前記第1遊技の終了後に前記第2遊技を実行する第2遊技実行手段を備えるとともに、遊技状態が前記第1遊技から前記第2遊技に移行する間に、前記複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが、前記第1の組み合わせとは異なり前記第2の組み合わせとも異なる第3の組み合わせとなる第3遊技を実行する第3遊技実行手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機を提供するものである。
この請求項1に係る発明のパチンコ遊技機では、例えば、第1遊技における遊技因子の設定値(第1の組み合わせにおける設定値)を、特別図柄の当たり確率が高い状態(1/50)、特別図柄の変動時間が短縮された状態(5秒)、普通図柄の当たり確率が高い状態(1/2)、普通図柄の変動時間が短縮された状態(10秒)、普通電動役物の開放時間が延長された状態(2秒)とし、第2遊技となる設定値の組み合わせを、特別図柄の当たり確率が第1遊技の当たり確率よりも低い状態(1/300)、特別図柄の変動時間が第1遊技の特別図柄の変動時間よりも延長された状態(10秒)、普通図柄の当たり確率が第1遊技の普通図柄の当たり確率よりも低い状態(1/10)、普通図柄の変動時間が第1遊技の普通図柄の変動時間よりも延長された状態(30秒)、普通電動役物の開放時間が第1遊技の普通電動役物の開放時間よりも短縮された状態(0.2秒)とする。
この場合、第3遊技がないと、第1遊技(確変・時短)から第2遊技に移行するときに、第1遊技では、複数種類ある遊技因子が全て第1の組み合わせにおける設定値であったものが、第1遊技の所定遊技期間が終了すると同時に第2遊技に移行するため、第1の組み合わせにおける設定値であった各遊技因子が、すぐさま第2の組み合わせにおける設定値へと変更されてしまうが、本願請求項1に係る発明では、遊技因子の設定値の組み合わせが、第1の設定値の組み合わせとも第2の設定値の組み合わせとも異なる第3の組み合わせとなる第3遊技を、第1遊技から第2遊技に移行する間に実行することで、新たな遊技期間を遊技者に提供することが可能となる。そして、第3遊技の遊技期間内では、複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが、第1遊技や第2遊技とは異なる新たな組み合わせとなっているため、単調な遊技ではなくなり、遊技者に新たな興趣を付与することが可能となる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る上記パチンコ遊技機であって、さらに、前記遊技制御手段は、前記複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段と、該遊技因子設定値変更手段が前記複数種類の遊技因子の設定値を変更するタイミングであるか否かを前記複数種類の遊技因子について個別に判定する変更時期判定手段とを備え、前記遊技因子設定値変更手段は、前記第3遊技の遊技期間において、前記変更時期判定手段が前記設定値を変更するタイミングであると判定することにより、前記複数種類の遊技因子の設定値を、前記第1の組み合わせにおける設定値から前記第2の組み合わせにおける設定値へと、遊技因子毎に所定のタイミングで順次変更可能であることを特徴とするパチンコ遊技機を提供する。
この請求項2に係る発明の遊技機では、第3遊技がないと、例えば、第1遊技(確変・時短)時期は、所定遊技期間、複数種類ある遊技因子が全て有利な状態であったり(確変遊技時期)、あるいは所定の遊技因子のみが所定遊技期間有利な状態であり(時短遊技時期)、第2遊技(通常)時期は、複数種類ある遊技因子が全て不利な状態である、というように、それぞれの遊技期間内で有利な状態の遊技因子は常に有利な状態でしかなかったものが、第3遊技において、複数種類の遊技因子の設定値が、第1の組み合わせにおける設定値から第2の組み合わせにおける設定値へと、遊技因子毎に所定のタイミングで順次変更されることで、遊技者にとっては、多大な賞が付与される遊技期間ではなくても、この間、何れかの遊技因子は第1の組み合わせにおける有利な設定値の状態が残っているので、期待感を喪失することなく遊技を継続することができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に係る上記パチンコ遊技機であって、さらに、前記遊技制御手段は、前記複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段と、該遊技因子設定値変更手段が前記複数種類の遊技因子の設定値を変更するタイミングであるか否かを前記複数種類の遊技因子について個別に判定する変更時期判定手段とを備え、前記遊技因子設定値変更手段は、前記第3遊技の遊技期間において、前記変更時期判定手段が前記設定値を変更するタイミングであると判定することにより、前記複数種類の遊技因子の設定値を、前記第1の組み合わせにおける設定値と前記第2の組み合わせにおける設定値との間で、遊技因子毎に所定のタイミングで繰り返し変更可能であることを特徴とするパチンコ遊技機を提供する。
この請求項3に係る発明のパチンコ遊技機では、第3遊技がないと、例えば、第1遊技(確変・時短)時期は、所定遊技期間、複数種類ある遊技因子が全て有利な状態であったり(確変遊技時期)、あるいは所定の遊技因子のみが所定遊技期間有利な状態であり(時短遊技時期)、第2遊技(通常)時期は、複数種類ある遊技因子が全て不利な状態である、というように、それぞれの遊技期間内で有利な状態の遊技因子は常に有利な状態でしかなかったものが、第3遊技において、複数種類の遊技因子の設定値を、第1の組み合わせにおける設定値と第2の組み合わせにおける設定値との間で、遊技因子毎に所定のタイミングで繰り返し変化させることで、遊技者にとって、どの遊技因子が今有利な設定値の状態で、どの遊技因子が不利な設定値の状態なのか不明確で、緊張感のある新たな遊技期間となり、この間にも大当りへの期待をもって遊技を行うことが可能となる。
また、請求項4に係る発明は、請求項1に係る上記パチンコ遊技機であって、さらに、前記遊技制御手段は、前記複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段と、該遊技因子設定値変更手段が前記複数種類の遊技因子の設定値を変更するタイミングであるか否かを前記複数種類の遊技因子について個別に判定する変更時期判定手段とを備え、前記遊技因子設定値変更手段は、前記第3遊技の遊技期間において、前記変更時期判定手段が前記設定値を変更するタイミングであると判定することにより、前記複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが、前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせへと、或いは前記第2の組み合わせから前記第1の組み合わせへと段階的に移行するよう、前記複数種類の遊技因子の設定値を、遊技因子毎に所定のタイミングで変更可能であることを特徴とするパチンコ遊技機を提供する。
この請求項4に係る発明のパチンコ遊技機では、第3遊技がないと、例えば、第1遊技(確変・時短)で遊技因子が有利な状態から、第2遊技(通常)へと直接移行し、与えられていたものが突如として消滅してしまうため、遊技者は期待感をもって遊技を継続することができなくなり、第1遊技が終了すると遊技を止めてしまっていたものが、第3遊技中に複数種類の遊技因子が段階的に変化し、例えば、第1の組み合わせから第2の組み合わせへと段階的に移行することにより、第3遊技中においても、大当たりへの期待感を持続しつつ遊技を継続することが可能となる。
また、第2の組み合わせから第1の組み合わせへと段階的に移行するようにした場合、第1の組み合わせから第2の組み合わせへ移行するのでは遊技が進行するにつれ大当たりへの期待感が薄れていたのに対し、遊技進行と共に大当たりへの期待感を向上させることが可能となる。また、いずれにしろ、段階的に設定値が変更されていくので、第3遊技中においても遊技者は積極的に遊技球を発射しつづけることとなり、それに伴い、遊技機の稼働率が上がり、遊技店の利益も増加する。
第1遊技から第2遊技に移行する遊技期間である第3遊技の遊技期間は、複数の分割遊技期間として設定してもよく、その場合、各分割遊技期間が満了したか否かを判定する分割遊技期間進捗判定手段と、この分割遊技期間進捗判定手段の満了判定を受けて、複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段を設ける。また、第3遊技の遊技期間あるいは各分割遊技期間は、例えば図柄の変動回数によって規定される期間であって、予めある変動回数ごとに変更するものと定められているものであってよく、その場合、その遊技期間に入ってからの合計変動回数をカウントして、変動回数が設定された値となったか否かで期間満了を判定する。また、遊技因子の設定値を変更するごとに、その設定値での遊技を行う期間も決める、つまり、設定値と実行期間を同時に決める制御方法もあり得る。この場合には、複数の遊技因子は、それぞれ個別に決定された時期に変更タイミングを迎えることになる。
以上のとおり、本願請求項1に係る発明によれば、複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが第1遊技や第2遊技とは異なる新たな組み合わせとなる第3遊技を、新たな遊技期間として遊技者に提供して、遊技者に新たな興趣を付与するようにでき、特に、請求項2に係る発明によれば、第3遊技における複数数類の遊技因子の設定値を第1の組み合わせにおける設定値から第2の組み合わせにおける設定値へと順次変更することにより、遊技者が期待感を喪失することなく遊技を継続するようにでき、また、請求項3に係る発明によれば、第3遊技における複数種類の遊技因子の設定値を第1の組み合わせにおける設定値と第2の組み合わせにおける設定値との間で繰り返し変化させることにより、遊技者がこの間にも大当りへの期待をもって遊技を行うようにすることができる、また、請求項4に係る発明によれば、第3遊技中に複数種類の遊技因子を段階的に変化させることにより、遊技者が大当たりへの期待感を持続しつつ遊技を継続するようにできる。
こうして遊技状態が多様化し、遊技の興趣が高まる。そして、遊技機の稼働率が上がり、遊技店の利益も増加する。
(第1の実施の形態)
表1は、第1の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を示す。
表1は、第1の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を示す。
また、図1は、第1の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態の一例をタイムチャートにて示し、図2は、第1の実施の形態における第3遊技期間内での背景画像の表示方法を示す。
この第1の実施の形態のパチンコ遊技機は、通常の第1種パチンコ遊技機と同様で、図示しないが、図柄始動口、図柄表示器、電動役物等を備え、制御装置を備えている。そして、遊技球が図柄始動口で検出されると、図柄表示器上に表示された複数の特別図柄の変動が開始され、所定時間経過後に変動が停止して、予め定められた図柄態様で特別図柄が確定表示される。そして、その確定表示された図柄態様が所定の大当たり図柄態様(「1・1・1」や「2・2・2」など)の場合、大当たり遊技状態が発生する。また、確定表示された図柄態様が、特定の大当たり図柄態様(「1・1・1」、「3・3・3」などの奇数図柄)場合は、大当たり遊技終了後、次回の大当たり遊技が発生するまでの間、大当たり確率が向上する確変遊技状態(第1遊技)が、遊技者に付与される。確変遊技状態では、特典として、特別図柄の大当たり確率、特別図柄の変動時間、普通図柄の変動時間、普通電動役物の開放時間といった、遊技状態を規定する複数種類の遊技因子を、遊技者に有利な設定(特別図柄の大当たり確率の向上、特別図柄の変動時間の短縮、普通図柄の変動時間の短縮、普通電動役物の開放延長)である第1の組み合わせの状態に所定期間変更される。そして、所定期間経過後、複数種類の遊技因子の遊技者に有利な設定を解除し、第2の組み合わせの状態とした、通常遊技状態(第2遊技)へ戻る。
ただし、確変遊技終了(図柄変動が100回に達するまで)から図柄変動が100回に達するまでの期間は、混在遊技期間(第3遊技期間)とされ、該期間内では、遊技因子(a〜e)の設定値が、順次段階的に第2の組み合わせにおける設定値へと移行する。
すなわち、確変遊技が終了となる100回目の図柄変動時に、乱数値(設定状態乱数値)が取得され、取得された乱数値に基づいて、表1から、第3遊技期間内での遊技因子の設定状態が決定される。
例えば、設定状態乱数値として「5」が取得された場合、第3遊技期間内での遊技因子の設定状態は、表1および図1のタイムチャートに示すとおりで、特別図柄の大当たり確率の切換え時期aは80回で、図柄変動が80回に達するまでは、1/50の確率で大当りを取得することが可能となり、80回以降は通常遊技期間と同じ1/300となる。
また、特別図柄の変動時間の切換時期bは50回で、図柄変動が50回に達するまでは、図柄変動開始から確定停止までの時間が5秒間となり、50回以降は通常遊技期間と同じ10秒間となる。
また、普通図柄の当り確率の切換時期cは90回で、図柄変動が90回に達するまでは、1/2の確率で当りを取得することが可能となり、90回以降は通常遊技期間と同じ1/10の確率となる。
また、普通図柄の変動時間の切換時期dは60回で、図柄変動が60回に達するまでは、図柄変動開始から確定停止までの時間が10秒間となり、60回以降は通常遊技期間と同じ30秒間となる。
また、普通電動役物の開放時間の切換時期eは100回で、図柄変動が100回に達するまで(混在遊技期間が終了するまでの間)は、開放から閉鎖までの時間が2秒間となる。
そして、この第1の実施の形態では、混在遊技期間(第3遊技期間)内での遊技因子(a〜e)の設定状態が、図柄表示器の背景画像としてキャラクタで表示される。
その第3遊技期間内での背景画像の表示方法は、具体的には、例えば図2に示すとおりで、特別図柄の大当り確率表示を「ヒョウ」、特別図柄の変動時間表示を「ライオン」、普通図柄の当り確率表示を「イノシシ」、普通図柄の変動時間表示を「キリン」、普通電動役物の開放時間表示を「シマウマ」として、第3遊技期間内での各遊技因子の設定状態の変化に応じてそれらのキャラクタの表示が変更される。
つまり、確変遊技(第1遊技)中は、図2の(a)に示すように全てのキャラクタが表示されている。そして、例えば、設定状態乱数値として「5」が取得された場合、混在遊技(第3遊技)に入ると、混在遊技期間(第3遊技期間)の図柄変動が1回〜50回に達するまでの間は、図2の(b)に示すように全てのキャラクタが表示されている。
しかし、図柄変動が51回以降となると、図2の(c)に示すように、特別図柄の変動時間を示す「ライオン」の表示が背景画像から消去される。これにより、51回以降では特別図柄の変動時間は5秒から10秒へと変更されたことが分かる。
そして、図柄変動が61回となると、図2の(d)に示すように、さらに、普通図柄の変動時間を示す「キリン」の表示が消去される。これにより、61回以降では特別図柄の変動時間に合わせて、普通図柄の変動時間が5秒から30秒へと変更されたことがわかる。
さらに、図柄変動が81回となると、図2の(e)に示すように、さらに、特別図柄の大当り確率を示す「ヒョウ」の表示が消去される。これにより、特別図柄の変動時間および普通図柄の変動時間に合わせて、特別図柄の大当り確率が1/50から1/300に変更されたことがわかる。
そして、図柄変動が91回となると、図2の(f)に示すように、さらに、普通図柄の当り確率を示す「イノシシ」の表示が消去される。これにより、特別図柄の変動時間、普通図柄の変動時間および特別図柄の大当り確率に合わせて、普通図柄の当り確率が1/2から1/10に変更されたことがわかる。
そして、混在遊技(第3遊技)の有効期間である図柄変動100回に達すると、図2の(g)に示すように、最終的に残っていた普通電動役物の開放時間を示す「シマウマ」の表示が消去される。
こうして、背景画像に表示されていたキャラクタ全てが、画面上より消去されることにより、通常遊技に戻ったことを知ることができる。
このように、現在有効(有利性が高い設定状態)である遊技因子をキャラクタによって表示することができるが、第3遊技期間内での背景画像の表示方法としては、他に、例えば、特別図柄関連(特別図柄の大当り確率・変動時間)をシアン、普通図柄関連(普通図柄の当り確率・変動時間)をマゼンダ、普通電動役物の開放時間をイエローとして、色の三原色で遊技因子の状態を表示することもできる。
例えば、特別図柄関連の両方ともが有効である場合はシアンの色を100%で構成し、どちらか一方だけが有効である場合は50%とする。また、同様に、普通図柄関連の両方が有効である場合はマゼンダを100%で構成し、どちらか一方の場合はマゼンダを50%とする。
この場合、色の三原色の組み合わせにより、全ての色の表現が可能であり、各色の濃度によっても混ぜ合わせた時の色は異なってくるので、背景画像の色によって現在の大凡の遊技因子の状態を遊技者に報知することが可能である。
以下、第1の実施の形態における遊技機制御を、図3〜図10のフローチャートを参照して説明する。
図3のフローチャートは、遊技機制御のメインルーチンを示している。
このルーチンは、遊技機に電源が投入されることによりスタートする。つまり、電源投入によりCPUのセキュリティーチェックを行った後、プログラムがスタートする。そして、まず、内部動作初期設定として、電源投入時に必要な設定(「内部動作初期設定」)を行う(ステップM1)。
そして、RAMの消去条件の判断を行う(ステップM2)、その際、RAMクリアスイッチが押されていれば、RAMの初期化処理を行う。電源投入後のRAMクリアスイッチの読み込みはこのとき1回だけで、以降はRAMクリアスイッチの読み込みは行わない。
そして、RAMの消去条件が成立している場合には、RAMの全領域をクリアし、RAMに通常遊技中の初期設定(「RAMの消去」)をする(ステップM3)。
そして、サブ基板を電源投入時の状態にするためのコマンドを送信し、内部デバイス(ワンチップマイコンなので、チップ内部に装備されているCPUの周辺デバイス)の初期設定(「内部デバイス初期設定」)を行う(ステップM4)。
そして、コマンド送信バッファに格納されているコマンドの送信(「制御コマンド送信処理」)を行う(ステップM5)。
そして、RAMクリアスイッチ以外の主基板に接続されているスイッチの情報を読み込み、それぞれのスイッチの状態を判定し、検出情報を保存する処理(「スイッチ処理」)を行う(ステップM6)。
そして、各種乱数(初期値乱数、大当たり乱数、大当たり図柄乱数等)の更新(「乱数更新処理」)を行う(ステップM7)。
そして、球切れ状態か否かを判断して、球切れ状態が検出された場合は、払出制御装置のコマンド送信バッファに球切れ異常を格納し、球切れ状態復帰を検出した場合は、払出制御装置のコマンド送信バッファに球切れ正常を格納する処理(「球切れ処理」)を行う(ステップM8)。
そして、下皿満杯状態か否かを判断して、下皿満杯状態を検出した場合は、払出制御装置のコマンド送信バッファに下皿満杯異常を格納し、下皿満杯状態復帰を検出した場合は、払出制御装置のコマンド送信バッファに下皿満杯正常を格納する処理(「下皿満杯処理」)を行う(ステップM9)。
そして、「混在遊技処理」(本発明部分であり、詳細は後述する。)を行う(ステップM10).
そして、「特別図柄作動処理」(本発明部分と関わりあう部分であり、詳細は後述する。)を行う(ステップM11)。
そして、大当たり遊技に作動する第1種特別電動役物遊技の処理(「第1種特別電動役物作動処理」)を行う(ステップM12)。
そして、「普通図柄作動処理」(本発明部分と関わりあう部分であり、詳細は後述する。)を行う(ステップM13).
そして、普通電動役物遊技の処理(「普通電動役物閉止処理」)を行う(ステップM14)。
そして、「制御コマンド送信処理」(ステップM5)に戻り、「普通電動役物閉止処理」(ステップM14)までのルーチンを繰り返す。
図4のフローチャートは、本発明部分である「混在遊技処理」(図3のステップM10)のルーチンを示している。
「混在遊技処理」は、スタートすると、まず、混在遊技フラグを判定する(ステップS100)。そして、混在遊技期間中でない場合は、「混在遊技処理」を終了する。
そして、混在遊技期間中であれば、変数A・B・C・D・Eに現在の混在遊技回数を設定する(ステップS101)。
ここで、変数Aは特別図柄の大当たり確率、変数Bは特別図柄の変動時間、変数Cは普通図柄の当たり確率、変数Dは普通図柄の変動時間、変数Eは普通電動役物の開放時間をそれぞれ示している。この実施の形態では、図柄の変動回数ごとに大当たり確率や変動時間等が変更されるので、変更時期を知るために変数に混在遊技回数を設定している。
そして、変数Aと設定値との状態を比較判定し、その状態に応じた大当たり確率の設定を行い、設定結果を変数T−KAKUに格納する(ステップS102〜105)。「設定値」とは、後述する「特別図柄作動処理」のステップS212で各遊技因子の設定状態を変更するための契機となる図柄変動回数である。
ここでは、設定値よりも変数Aの方が小さい場合は、大当たり確率1/50を設定し、設定値よりも変数Aの方が大きい場合は、大当たり確率1/300を設定する。
そして、変数Bと設定値との状態を比較判定し、その状態に応じた変動時間の設定を行い、設定結果を変数T−HENDOに格納する(ステップS106〜109)。
ここでは、設定値よりも変数Bの方が小さい場合は、特別図柄の変動時間は5
秒とし、設定値よりも変数Bの方が大きい場合は、特別図柄の変動時間は10秒とする。
秒とし、設定値よりも変数Bの方が大きい場合は、特別図柄の変動時間は10秒とする。
そして、「特別図柄作動処理」に関する設定が完了をしたことを示すT−設定フラグをONする(ステップS110)。
ここでフラグを設定するのは、「特別図柄作動処理」及び「普通図柄作動処理」が別々に行われるため、各処理に対応した設定値を反映する必要があるためで、フラグの設定によって、特別図柄に関する設定が完了したことを示す。
そして、変数Cと設定値との状態を比較判定し、その状態に応じた当たり確率の設定を行い、設定結果を変数F−KAKUに格納する(ステップS111〜114)
ここでは、設定値より変数Cの方が小さい場合は、普通図柄の当たり確率1/2を設定し、設定値より変数Cの方が大きい場合は、普通図柄の当たり確率1/10を設定する。
そして、変数Dと設定値との状態を比較判定し、その状態に応じた変動時間の設定を行い、設定結果を変数F−HENDOに格納する(ステップS115〜118)。
ここでは、設定値よりも変数Dの方が小さい場合は、普通図柄の変動時間は10秒とし、設定値よりも変数Dの方が大きい場合は、普通図柄の変動時間は30秒とする。
そして、「普通図柄作動処理」の中の普通図柄に関する設定が完了をしたことを示すF1−設定フラグをONする(ステップS119)。
ここでフラグを設定するのは、「特別図柄作動処理」と「普通図柄作動処理」が別々に行われ、さらに、「普通図柄作動処理」内でも、普通図柄の変動に関する処理と、普通電動役物に関する処理とが別々に行われるため、各処理に対応した設定値を反映する必要があるためで、フラグの設定によって、普通図柄に関する部分の設定が完了したことを示す。
そして、変数Eと設定値との状態を比較し、状態に応じた開放時間の設定を行い、設定結果を変数F−KAIHOに格納する(ステップS120〜123)。
ここでは、設定値よりも変数Eの方が小さい場合は、普通電動役物の開放時間は2秒とし、設定値よりも変数Eの方が大きい場合は、普通電動役物の開放時間は0.2秒とする。
そして、「普通図柄作動処理」の中の普通電動役物の作動に関する設定がされたことを示す「F2−設定FLG」をONする(ステップS124)。
そして、混在遊技処理を終了する。
図5および図6のフローチャートは、本発明部分に関わりあう「特別図柄作動処理」(図3のステップM11)のルーチンを示している。
「特別図柄作動処理」は、スタートすると、まず、第1種始動口入賞を判定し、遊技球が第1種始動口へ入賞し、かつ特別図柄表示装置の作動保留球数が4以下の場合は、特別図柄の当落にかかわる乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を記憶する(ステップS200〜202)。
そして、条件装置作動の判定を行い(ステップS203)、条件装置作動中の場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。
ここで、「条件装置」は、実際に目で見える装置ではなく、プログラム的な内容で、特別図柄表示装置にあらかじめ定められた図柄の組み合わせが表示されると作動し、役物連続作動装置の作動が終了した後に、当該作動を終了する。役物連続作動装置は、やはり実際に目で見える装置ではなく、プログラム的な内容で、大入賞口に入賞した遊技球が、特定領域を通過すると作動し、新たに第1種特別電動役物を作動させ、大入賞口を開放させる。
なお、役物連続作動装置の1回の作動により第1種特別電動役物が連続して作動する回数は、初回を含め、例えば最大15回(遊技機によって違ってくる)である。
そして、特別図柄の状態を判定して(ステップS204)、変動中の場合は、後述の変動中の処理(ステップS237)へ移行し、図柄確定表示時間中(停止図柄表示時間中)の場合は、図柄確定表示時間中の判定を行い(ステップS205)、図柄確定表示時間中でない場合は、後述のステップ(S228)の処理に移行する。
そして、図柄確定表示時間中である場合は、確定表示終了の判定を行い(ステップS206)、図柄確定表示時間が終了(経過)していない場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。
そして、図柄確定表示時間が終了(経過)している場合は、停止した特別図柄の判定を行い(ステップS207)、停止した特別図柄が条件装置を作動(大当たり遊技を開始)させることとなる図柄の組み合わせでない場合は、条件装置未作動時の処理(ステップS208〜217、225〜227)を行い、条件装置を作動させることとなる図柄の組み合わせの場合は、条件装置作動時の処理(ステップS218〜224)を行う。
条件装置未作動時の処理(ステップS208〜217、225〜227)では、まず、混合遊技フラグによって遊技状態の判定を行い(ステップS208)、現在の遊技状態が混合遊技状態でなく、確変遊技中である場合は、確変機能作動中の特別図柄の変動回数を判定し(ステップS209)、変動回数が規定数を終了していない場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。
そして、確変機能作動中の特別図柄の変動回数が規定数を終了している場合は、確変遊技回数にゼロを代入し(ステップ210)、混在遊技期間を示す混在遊技フラグをONし(ステップS211)、後述のステップ(S235)で取得した設定状態乱数値に基づいて、混在遊技期間の各遊技因子の設定値の切り換え時期を設定する(ステップS212)。
そして、確変機能、特別図柄変動時間短縮機能、普通図柄確変機能、普通図柄変動時間短縮機能、普通電動役物開放延長機能の作動を停止し(ステップS213〜217)、「特別図柄作動処理」を終了する。
また、現在の遊技状態が混合遊技状態である場合は、混合遊技中の特別図柄の変動回数を判定し(ステップS225)、変動回数が規定数を終了していない場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。
そして、混在遊技期間中で、かつ混在遊技期間中の特別図柄の変動回数が規定数を終了している場合は、混在遊技回数にゼロを代入し(ステップS226)、混在遊技期間を示す混在遊技フラグをOFFし(ステップS227)、確変機能、特別図柄変動時間短縮機能、普通図柄確変機能、普通図柄変動時間短縮機能、普通電動役物開放延長機能の作動を停止し(ステップS213〜217)、「特別図柄作動処理」を終了する。
また、停止した特別図柄が条件装置を作動(大当たり遊技を開始)させることとなる図柄の組み合わせである場合の、条件装置作動時の処理(ステップS218〜224)では、条件装置の作動を開始し(ステップS218)、次いで、特別図柄確変機能、特別図柄変動時間短縮機能、普通図柄確変機能、普通図柄変動時間短縮機能、普通電動役物開放延長機能の作動を停止し(ステップS219〜223)、さらに、確変回数及び混在回数にゼロを代入し(ステップS224)、「特別図柄作動処理」を終了する。
また、図柄確定表示時間中でない場合は、特別図柄の乱数記憶(特別図柄表示装置の始動記憶数)を判定し(ステップS228)、特別図柄表示装置の始動記憶数がゼロの場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。
そして、特別図柄表示装置の始動記憶数がゼロでない場合は、混在遊技期間中であることを示す混在遊技フラグがONされているか否かの判定を行う(ステップS229)。
そして、混合遊技フラグがONされていない場合は、確変機能作動中か否かの判定を行い(ステップS230)、確変機能作動中である場合は、確変遊技期間中の処理(ステップS230〜236)に移行する。そして、確変機能作動時の大当たり判定ということで、大当たり確率1/50で大当たりの判定を行う。
そして、確変回数に1を加算する(ステップS233)。この実施の形態では、確変遊技は特別図柄の変動回数が100回に達するまでとしている。そのため、ここで確変遊技回数をカウントしている。
そして、確変遊技回数が100回に達したか否かの判定を行い(ステップS234)、確変回数が100回に達している場合には、混在遊技期間の遊技状態を決定する「設定状態乱数」を取得し(ステップS235)、特別図柄表示装置のコマンド送信バッファに変動パターン指定コマンド、図柄指定コマンドを格納し
ステップS236)、変動中の処理(ステップS237〜238)に移行する。
ステップS236)、変動中の処理(ステップS237〜238)に移行する。
また、確変回数が100回に達していない場合は、そのままコマンド格納の処理(ステップS236)を行い、変動中の処理(ステップS237〜238)に移行する。
また、確変機能未作動時の場合は、確変機能未作動時の大当たり判定ということで、大当たり確率1/300の確率で大当たり判定を行い(ステップS232)、変動開始コマンド格納の処理(ステップS236)を行い、変動中の処理(ステップS237〜238)に移行する。
変動中の処理(ステップS237〜238)では、特別図柄変動終了か否かを判定し(ステップS237)、特別図柄変動時間が経過していない場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。また、特別図柄変動時間が経過している場合は、特別図柄表示装置のコマンド送信バッファに全図柄停止コマンドを格納するとともに、特別図柄確定表示時間(停止図柄表示時間)を設定し(ステップS238)、「特別図柄作動処理」を終了する。
また、混合遊技フラグがONされている場合は、混在遊技期間中の処理(ステップS239〜242)に移行する。
混在遊技期間中の処理(ステップS239〜242)では、「混在遊技処理」で特別図柄に関する設定が完了しているか否かを、T−設定フラグによって判定し(ステップS239)、「混在遊技処理」で特別図柄に関する設定が完了していない場合は、「特別図柄作動処理」を終了する。
そして、「混在遊技処理」で特別図柄に関する設定が完了している場合は、混在回数に「1」を加算する(ステップS240)。混在遊技期間は、特別図柄の変動回数が100回に達するまでの期間としており、カウントのためにここで加算処理を行うのである。
そして、変数T−KAKUおよびT−HENDOの設定値に基づいて、特別図柄表示装置のコマンド送信バッファに変動パターン指定コマンド、図柄指定コマンドを格納する(ステップS241)。
こうして変動開始コマンドが格納されると、特別図柄に関する設定完了フラグであるT−設定フラグをOFFする(ステップS242)。
図7〜9のフローチャートは、本発明部分に関わりあう「普通図柄作動処理」(図3のステップM13)のルーチンを示している。
「普通図柄作動処理」は、スタートすると、遊技球のゲート通過を判定し(ステップS300)、遊技球がゲートを通過した場合は、普通図柄表示装置の始動記憶数を判定し(ステップS301)、遊技球がゲートを通過し、かつ普通図柄表示装置の始動記憶数が4以下の場合は、普通図柄の当落にかかわる乱数(普通図柄当たり乱数、普通図柄当たり図柄乱数、普通図柄ハズレ図柄乱数)を記憶する(ステップS302)。
そして、普通電動役物作動中か否かを判定し(ステップS303)、普通電動役物作動中の場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、普通電動役物作動中でない場合は、普通図柄の状態を判定し(ステップS304)、変動中である場合は後述の変動中の処理(ステップS315〜316)へ移行し、変動中でない場合は、普通図柄確定表示中か否かの判定を行い(ステップS305)、普通図柄確定表示時間中である場合は、後述の図柄確定表示時間中の処理(ステップS317〜323)へ移行する。
そして、普通図柄確定表示時間中でない場合は、普通図柄表示装置の始動記憶数がゼロか否かの判定を行い(ステップS306)、普通図柄表示装置の始動記憶数がゼロの場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、普通図柄表示装置の始動記憶数がゼロでない場合は、混在遊技期間中か否かを、混在遊技フラグによって判定し(ステップS307)、混在遊技期間中である場合は、後述の混在遊技期間中の処理(ステップS327〜329)へ移行する。
そして、混在遊技期間中でない場合は、普通図柄確変機能作動中か否かを判定し(ステップS308)、普通図柄確変機能の作動状態に応じた当たり判定を行う(ステップS309、310)。
すなわち、普通図柄確変機能作動中の場合は、普通図柄確変機能作動時の当たり当たり判定として、当たり確率1/2で当たり判定を行う(ステップS309)。
また、普通図柄確変機能作動中でない場合は、普通図柄確変機能未作動時の当たり判定として、当たり確率1/10で当たり判定を行う(ステップS310)。
そして、普通図柄変動時間短縮機能の作動状態に応じた普通図柄の変動時間を設定する(ステップS311〜313)。
そして、普通図柄表示装置のコマンド送信バッファに変動パターン指定コマンド、図柄指定コマンドを格納し(ステップS314)、変動中の処理(ステップS315〜316)に移行する。
変動中の処理(ステップS315〜316)では、普通図柄の変動時間が終了したか否かを判定し(ステップS315)、普通図柄の変動時間が終了していない場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、普通図柄の変動時間が終了した場合は、普通図柄表示装置のコマンド送信バッファに全図柄停止コマンドを格納するとともに、普通図柄確定表示時間を設定し(ステップS316)、「普通図柄作動処理」を終了する。
また、混在遊技期間中である場合の、混在遊技期間中の処理(ステップS327〜329)では、「混在遊技処理」で普通図柄に関する設定が完了しているか否かを、F1−設定フラグによって判定し(ステップS327)、「混在遊技処理」で普通図柄に関する設定が完了していない場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、「混在遊技処理」で普通図柄に関する設定が完了している場合は、変数F−KAKU、F−HENDOの設定値に基づいて、普通図柄表示装置のコマンド送信バッファに変動パターン指定コマンド、図柄指定コマンドを格納し(ステップS328)、F1−設定フラグをクリアし(ステップS329)、変動中の処理(ステップS315〜316)に移行する。
また、普通図柄確定表示時間中である場合の、図柄確定表示時間中の処理(ステップS317〜323)では、普通図柄の図柄確定表示時間が終了しているか否かを判定し(ステップS317)、普通図柄の図柄確定表示時間が終了していない場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、確定表示された普通図柄を判定し(ステップS318)、確定表示された普通図柄が普通電動役物を作動させる図柄の組み合わせでない場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、確定表示された普通図柄が普通電動役物を作動させる図柄の組み合わせである場合は、混在遊技期間中であるか否かを、混在遊技フラグによって判定し(ステップS319)、混在遊技期間中である場合は、後述の混在遊技期間中の処理(ステップS324〜326)を行う。
そして、混在遊技期間中でない場合は、普通電動役物開放延長機能の作動状態を判定し(ステップS320)、普通電動役物開放延長機能の作動状態に応じた普通電動役物の作動時間を設定する(ステップS320〜S322)。
すなわち、開放延長機能作動中の場合は、開放延長機能作動時の設定として、開放時間を「2秒」とし、開放延長機能作動中でない場合は、開放延長機能未作動時の設定として、開放時間を「0.2秒」とする。
そして、普通電動役物の作動を開始し(ステップS323)、「普通図柄作動処理」を終了する。
また、確定表示された普通図柄が普通電動役物を作動させる図柄の組み合わせである場合の混在遊技期間中の処理(ステップS324〜326)では、「混在遊技処理」で普通電動役物に関する設定が完了しているか否かを、F2−設定フラグで判定し(ステップS324)、「混在遊技処理」で普通電動役物に関する設定が完了していない場合は、「普通図柄作動処理」を終了する。
そして、「混在遊技処理」で普通電動役物に関する設定が完了している場合は、変数F−KAIHOの設定値に基づいて、普通電動役物の作動を開始し(ステップS325)、F2−設定フラグをOFFし(ステップS326)、「普通図柄作動処理」を終了する。
図10のフローチャートは、「普通電動役物閉止処理」(図3のステップM14)のルーチンを示している。
「普通電動役物閉止処理」は、スタートすると、普通電動役物が作動中か否かを判定し(ステップS400)、普通電動役物が作動中でない場合は、「普通電動役物閉止処理」を終了する。
そして、遊技球が普通電動役物へ規定入賞数入賞したか否かを判定し(ステップS401)、遊技球が普通電動役物へ規定入賞数入賞していない場合は、普通電動役物の作動時間が終了したか否かを判定し(ステップS402)、普通電動役物の作動時間が終了した場合は、「普通電動役物閉止処理」を終了する。
そして、普通電動役物の作動時間が終了していない場合は、普通電動役物の作動を停止し(ステップS403)、「普通電動役物閉止処理」を終了する。
(第2の実施の形態)
表2-1および表2-2(表2-1の説明)は、第2の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を示す。
表2-1および表2-2(表2-1の説明)は、第2の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を示す。
また、図11は、第2の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態の一例をタイムチャートにて示す。
この第2の実施の形態のパチンコ遊技機は、上記第1の実施の形態のものと同様で、確変遊技状態(第1遊技)の終了から図柄変動が100回に達するまでの期間は、混在遊技期間(第3遊技期間)とする。そして、この第2の実施の形態では、混在遊技期間内で、複数種類の遊技因子の設定値を、第1の組み合わせにおける設定値と第2の組み合わせにおける設定値との間で、遊技因子毎に所定のタイミングで繰り返し変化させ、全体として、第1の組み合わせから第2の組み合わせへと段階的に移行させる。
すなわち、表2-1および表2-2(表2-1の説明)に示すように、確変遊技終了(図柄変動が100回に達するまで)から図柄変動が100回に達するまでの期間を混在遊技期間(第3遊技期間)とし、該期間内では、大当たり図柄により、各遊技因子の設定値が、確変遊技(第1遊技)の場合の第1の組み合わせにおける設定値となったり、通常遊技(第2遊技)の場合の第2の組み合わせにおける設定値となったりしながら、結果としては第2の組み合わせへと移行していくよう、第3遊技期間内での遊技因子の設定状態が決定される。
例えば、大当たり図柄が「7」であった場合、第3遊技期間内での遊技因子の設定状態は、表2-1、表2-2(表2-1の説明)および図11に示すとおりで、特別図柄の大当たり確率向上が有効となるのは、図柄変動1回〜100回で、この間、1/50の確率で大当りを取得することが可能となる。
また、特別図柄の変動時間短縮が有効となるのは、図柄変動21回〜50回と、61回〜90回で、この間は、図柄変動開始から確定停止までの時間が5秒間となり、それ以外は通常遊技期間と同じ30秒間となる。
また、普通図柄の当り確率向上が有効となるのは、図柄変動1回〜20回と、41回〜60回と、81回〜90回で、この間は、1/2の確率で当りを取得することが可能となり、それ以外は通常遊技期間と同じ1/10の確率となる。
また、普通図柄の変動時間短縮が有効となるのは、図柄変動11回〜90回で、この間は、図柄変動開始から確定停止までの時間が10秒間となり、それ以外は通常遊技期間と同じ30秒間となる。
また、普通電動役物の開放時間延長が有効となるのは、図柄変動11回〜45回と、51回〜85回で、この間は、開放から閉鎖までの時間が2秒間となり、それ以外は0.2秒となる。
この第2の実施の形態では、第3遊技期間内では全ての遊技因子が有効(有利性が高い設定状態)となっている状態もあれば、2つしか有効となっていない状態も存在する。そして、第3遊技期間が終了するにつれて、有効となっている遊技因子の数は減少するので、該期間内は徐々に第2遊技へと移行することとなる。
したがって、従来のように極端に遊技状態が変更することが無くなり、遊技者は大当たりへの期待感を喪失して極端に落胆することが無くなる。
また、この第2の実施の形態の場合も、第1の実施の形態と同様、現在どの遊技因子が有効(有利性が高い設定状態)であるかが遊技者に分かるように、図柄表示器の背景画像として各遊技因子に対応するキャラクタを表示することができる。
その場合、遊技因子が有効(有利性が高い設定状態)である場合には、対応するキャラクタを表示し、無効(有利性が低い設定状態)となった場合には、キャラクタを非表示(消去)することで、どの遊技因子が有効であるかを報知することが可能となる。
このように、キャラクタを表示することで、遊技者は遊技球の発射の仕方や遊技方法を色々と考えながら遊技を行うこととなり、従来のようなただ遊技球を発射しているだけのつまらない時間を無くし、積極的に遊技を行うことが可能となる。
(第3の実施の形態)
表3-1および表3-2(表3-1の説明)は、第3の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を示す。
表3-1および表3-2(表3-1の説明)は、第3の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を示す。
また、図12は、第3の実施の形態における第3遊技期間内での遊技因子の設定状態の一例をタイムチャートにて示す。
この第3の実施の形態のパチンコ遊技機は、上記第1および第2の実施の形態のものと同様で、確変遊技状態(第1遊技)の終了から図柄変動が100回に達するまでの期間は、混在遊技期間(第3遊技期間)とする。そして、この第3の実施の形態では、混在遊技期間内で、図柄変動が20回に達する都度、抽選により、複数種類の遊技因子のうちの何れかの遊技因子を第1の組み合わせにおける設定値とし、それ以外の遊技因子を第2の組み合わせにおける設定値とする。
すなわち、確変遊技終了(図柄変動が100回に達するまで)から図柄変動が100回に達するまでの期間を混在遊技期間(第3遊技期間)とし、該期間内では、図柄変動が20回に達する都度、有効遊技因子選択乱数を取得する。そして、表3-1および表3-2(表3-1の説明)に示すように、取得された有効遊技因子選択乱数により、各遊技因子の設定値が、確変遊技(第1遊技)の場合の第1の組み合わせにおける設定値となったり、通常遊技(第2遊技)の場合の第2の組み合わせにおける設定値となったりするよう、第3遊技期間内での遊技因子の設定状態が決定される。
有効遊技因子選択乱数は、「0」〜「29」の30個の乱数値より構成されており、第3遊技期間中に、合計4回有効遊技因子選択乱数が取得される。
こうして決定される第3遊技期間内での遊技因子の設定状態を、図12の例について次に説明する。
この例では、確変遊技が終了し、第3遊技期間が開始されると、図柄変動が1回〜20回に達するまでの間は、全ての遊技因子が有効な状態(全てが有利性が高い第1の組み合わせにおける設定値の状態)となっている。
そして、20回目の図柄変動が開始されると同時に、有効遊技因子選択乱数の中から乱数値が1つ取得され、その取得された乱数値に基づいて、図柄変動が21回〜40回までの遊技状態が決定される。
図12の例では、20回目の図柄変動開始時に取得された乱数値は「2」で、この場合、図柄変動回数が21回〜40回までの期間は、特別図柄の大当たり確率、特別図柄の変動時間、普通図柄の当たり確率および普通図柄の変動時間は、第1の組み合わせにおける設定値(有効)となり、普通電動役物の開放時間は、第2の組み合わせにおける設定値(無効)となる。
つまり、この間は、特別図柄の大当たり確率向上は有効で、1/50の確率で大当りを取得することが可能となり、特別図柄の変動時間短縮は有効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が5秒間となり、普通図柄の当り確率向上は有効で、1/2の確率で当りを取得することが可能となり、普通図柄の変動時間短縮は有効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が10秒間となり、普通電動役物の開放時間延長は無効で、開放から閉鎖までの時間が0.2秒となる。
また、40回目の図柄変動が開始されると、同様に有効遊技因子選択乱数の中から乱数値が1つ取得され、その取得された乱数値に基づいて、図柄変動が41回〜60回までの遊技状態が決定される。
この例では、40回目の図柄変動開始時に取得された乱数値は「7」で、この場合、図柄変動回数が41回〜60回までの期間は、特別図柄の大当たり確率、特別図柄の変動時間および普通電動役物の開放時間は、第1の組み合わせにおける設定値(有効)となり、普通図柄の当たり確率および普通図柄の変動時間は、第2の組み合わせにおける設定値(無効)となる。
つまり、この間は、特別図柄の大当たり確率向上は有効で、1/50の確率で大当りを取得することが可能となり、特別図柄の変動時間短縮は有効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が5秒間となり、普通図柄の当り確率向上は無効で、1/10の確率で当りを取得することとなり、普通図柄の変動時間短縮は無効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が30秒間となり、普通電動役物の開放時間延長は有効で、開放から閉鎖までの時間が2秒となる。
また、60回目の図柄変動が開始されると、同様に有効遊技因子選択乱数の中から乱数値が1つ取得され、その取得された乱数値に基づいて、図柄変動が61回〜80回までの遊技状態が決定される。
この例では、60回目の図柄変動開始時に取得された乱数値は「5」で、この場合、図柄変動回数が61回〜80回までの期間は、特別図柄の大当たり確率、特別図柄の変動時間および普通図柄の当たり確率は、第1の組み合わせにおける設定値(有効)となり、普通図柄の変動時間および普通電動役物の開放時間は、第2の組み合わせにおける設定値(無効)となる。
つまり、この間は、特別図柄の大当たり確率向上は有効で、1/50の確率で大当りを取得することが可能となり、特別図柄の変動時間短縮は有効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が5秒間となり、普通図柄の当り確率向上は有効で、1/2の確率で当りを取得することが可能となり、普通図柄の変動時間短縮は無効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が30秒間となり、普通電動役物の開放時間延長は無効で、開放から閉鎖までの時間が0.2秒となる。
また、80回目の図柄変動が開始されると、同様に有効遊技因子選択乱数の中から乱数値が1つ取得され、その取得された乱数値に基づいて、図柄変動が81回〜100回までの遊技状態が決定される。
この例では、80回目の図柄変動開始時に取得された乱数値は「18」で、この場合、図柄変動回数が81回〜100回までの期間は、特別図柄の大当たり確率および普通電動役物の開放時間は、第1の組み合わせにおける設定値(有効)となり、残りの遊技因子は、第2の組み合わせにおける設定値(無効)となる。
つまり、この間は、特別図柄の大当たり確率向上は有効で、1/50の確率で大当りを取得することが可能となり、特別図柄の変動時間短縮は無効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が10秒間となり、普通図柄の当り確率向上は無効で、1/10の確率で当りを取得することとなり、普通図柄の変動時間短縮は無効で、図柄変動開始から確定停止までの時間が30秒間となり、普通電動役物の開放時間延長は有効で、開放から閉鎖までの時間が2秒となる。
この第3の実施の形態の場合も、第1および第2の実施の形態と同様、現在どの遊技因子が有効(有利性が高い設定状態)であるかが遊技者に分かるように、図柄表示器の背景画像として各遊技因子に対応するキャラクタを表示することができ、遊技因子が有効(有利性が高い設定状態)である場合には、対応するキャラクタを表示し、無効(有利性が低い設定状態)となった場合には、キャラクタを非表示(消去)することで、どの遊技因子が有効であるかを報知するようにできる。
また、この第3の実施の形態は、有効遊技因子選択乱数を取得する時期(20回目、40回目、60回目、80回目)によって、有効となる遊技因子の割合が多くなったり、少なくなったりするようにしてもよい。
例えば、20回目とか40回目の時点では、多くの遊技因子が第1の組み合わせにおける設定値となるような乱数値が取得されるようにし、また、60回目とか80回目の時点では、多くの遊技因子が第2の組み合わせにおける設定値となるような乱数値が取得されるようにすることができる。
Claims (4)
- 設定された値により遊技状態に変化をもたらす複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせにより、それら複数種類の遊技因子の設定値が第1の組み合わせとなる第1遊技と、第2の組み合わせとなる第2遊技とに遊技状態を変更する遊技制御手段を備えたパチンコ遊技機であって、
前記遊技制御手段は、所定の条件が成立したときに所定のタイミングで前記第1遊技を実行する第1遊技実行手段と、前記第1遊技の終了後に前記第2遊技を実行する第2遊技実行手段を備えるとともに、
遊技状態が前記第1遊技から前記第2遊技に移行する間に、前記複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが、前記第1の組み合わせとは異なり前記第2の組み合わせとも異なる第3の組み合わせとなる第3遊技を実行する第3遊技実行手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記遊技制御手段は、前記複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段と、該遊技因子設定値変更手段が前記複数種類の遊技因子の設定値を変更するタイミングであるか否かを前記複数種類の遊技因子について個別に判定する変更時期判定手段とを備え、
前記遊技因子設定値変更手段は、前記第3遊技の遊技期間において、前記変更時期判定手段が前記設定値を変更するタイミングであると判定することにより、前記複数種類の遊技因子の設定値を、前記第1の組み合わせにおける設定値から前記第2の組み合わせにおける設定値へと、遊技因子毎に所定のタイミングで順次変更可能であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。 - 前記遊技制御手段は、前記複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段と、該遊技因子設定値変更手段が前記複数種類の遊技因子の設定値を変更するタイミングであるか否かを前記複数種類の遊技因子について個別に判定する変更時期判定手段とを備え、
前記遊技因子設定値変更手段は、前記第3遊技の遊技期間において、前記変更時期判定手段が前記設定値を変更するタイミングであると判定することにより、前記複数種類の遊技因子の設定値を、前記第1の組み合わせにおける設定値と前記第2の組み合わせにおける設定値との間で、遊技因子毎に所定のタイミングで繰り返し変更可能であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。 - 前記遊技制御手段は、前記複数種類の遊技因子の設定値を個別に変更可能な遊技因子設定値変更手段と、該遊技因子設定値変更手段が前記複数種類の遊技因子の設定値を変更するタイミングであるか否かを前記複数種類の遊技因子について個別に判定する変更時期判定手段とを備え、
前記遊技因子設定値変更手段は、前記第3遊技の遊技期間において、前記変更時期判定手段が前記設定値を変更するタイミングであると判定することにより、前記複数種類の遊技因子の設定値の組み合わせが、前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせへと、或いは前記第2の組み合わせから前記第1の組み合わせへと段階的に移行するよう、前記複数種類の遊技因子の設定値を、遊技因子毎に所定のタイミングで変更可能であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2003302839A JP2005066177A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003302839A JP2005066177A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | パチンコ遊技機 |
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ID=34406999
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2005066177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016163756A (ja) * | 2013-03-30 | 2016-09-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-08-27 JP JP2003302839A patent/JP2005066177A/ja active Pending
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JP2016163756A (ja) * | 2013-03-30 | 2016-09-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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