JP2005063710A - 端子圧着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 端子に電線をかしめる通電かしめを行う際、気化した絶縁皮膜物質を有効に排気することが可能な端子圧着装置を提供することである。
【解決手段】
通電かしめ中の時間(かしめ期間)および通電かしめ終了後の所定時間(排気期間)が経過するまでの間、ロック機構が作用し前面カバー30が開くことが制限される。よって排気期間が終了する前、すなわち通電かしめの通電加熱時にエナメル被覆が気化して発生するガスが、前面カバー30および全体カバー60によって囲まれたカバー内領域61から吸引ダクト65を介して十分排気される前に、前面カバー30を開いてしまう事態を防止できる。よって有害なガスがカバー内領域61から外に漏れ出すことを防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接続端子に電線を挿入した状態で通電加熱して接続端子を押し潰すことにより、接続端子に電線をかしめる通電かしめを行う端子圧着装置、および端子圧着方法に関するものである。
特許文献1に開示されている通電熱かしめ接合では、電極で挟みつけて加圧・通電して加熱して非接合部の絶縁皮膜を溶融除去して被膜線と端子とを結合する過程中に、可動電極の変位量が押しつぶす所定寸法つまり設定値に達したときに、加圧力と加熱電流が遮断され端子接合が完了する構成である。絶縁皮膜が溶解することにより、接続端子と電線との相互結合を可能とすることを目的としている。
また、特許文献2に開示されている接続端子の接合方法では、接続部を予備的に押し潰して接続部に電線を密着させ、その後、接続部および電線を通電加熱しつつ押し潰して絶縁皮膜を溶かす。これにより、電線の中央部までムラなく発熱させ、十分に絶縁皮膜を溶解または剥離する方法である。絶縁皮膜の十分な溶解により、接続端子と電線との接続部分に絶縁皮膜が残留して抵抗が残らないように接続することを目的としている。
特開2002−134246号公報(第5頁、第1図、第2図) 特開2002−224841号公報(第3頁、第4図)
しかしながら、前記特許文献1および2では、通電加熱による絶縁皮膜の溶解時に絶縁皮膜材が気化し材料によっては人体に有害な気化ガスとなるおそれがあるが、この気化ガスを排気する機構に関しては何等記載がない。接続端子および電線のサイズ、または絶縁皮膜の皮膜量、またかしめ作業時間によっては有害な気化ガスが周囲環境に残留するおそれがあり、または時間経過と共にガス濃度が上昇してしまうことも考えられ、作業環境として問題である。
本発明は前記従来技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、接続端子に電線を挿入した状態で通電加熱して接続端子を押し潰すことにより、接続端子に電線をかしめる通電かしめを行う際、気化した絶縁皮膜物質を有効に排気することが可能な端子圧着装置、および端子圧着方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る端子圧着装置は、電線を挿入した端子を一対の電極で挟み、荷重をかけて加圧しながら通電することにより、端子に電線をかしめる通電かしめを行う端子圧着装置において、開閉扉をロック制御するロック機構を有し電極を取り囲むように構成されるカバーと、カバー内の排気を行う排気器とを備え、通電かしめの期間および通電かしめ後の所定時間はロック機構が作用することを特徴とする。ロック機構が作用すると開閉扉を開くことができない。カバーは通電かしめ時の通電加熱による絶縁皮膜等の気化によって発生するガスが装置の周囲環境に拡散することを防止する。
また請求項2に係る端子圧着装置は、請求項1に記載の端子圧着装置において、端子に送風する送風器を備え、送風器は排気器に対して電極を挟んで向かい合う位置に備えられることを特徴とする。送風器から排気器へ向かって送風され、排気器によって排気されるため、送風流路が形成され、送風される気体はカバー内に滞留することなく排気される。また送風器と排気器とは電極を挟んで対向するため、電極は送風流路上に位置する。
本発明の請求項1にかかる端子圧着装置によれば、通電かしめ中および通電かしめ終了後の所定時間経過後まではロック機構が作用し、開閉扉を開けることができないため、通電かしめ時の通電加熱時に絶縁皮膜材が気化して発生するガスが排気器によってカバー内から十分排気される前に誤って開閉扉を開けてしまう事態等を防止できる。これにより有害なガスがカバー外に漏れ出すことを防止できるため、作業員の安全を確保することや、ガスが周囲環境に残留すること、および時間経過と共に周囲環境のガス濃度が上昇してしまうことを防止できる。また電極が高温状態の時に誤って電極に触れてしまう等の事故を防止できる。
また請求項2に係る端子圧着装置によれば、送風器から排気器へ向かって形成される送風流路上に電極が位置するため、電極位置において発生するガスを送風流路上の気体の流れに従って強制的に排気できるため、排気効率が上昇し排気にかかる時間短縮ができる。また送風流路を流れる気体によって加熱後の端子および電極を冷却する効果が得られる。このとき送風器から新鮮な低温の気体を送風し、排気器から熱を含んだ高温の気体を滞留なく排気するため、冷却効率が上がり冷却にかかる時間が短縮できる。
以下、本発明の端子圧着装置および端子圧着方法について具体化した実施形態を図1乃至図4に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は端子圧着装置1の正面図、図2は端子圧着装置1の側面図である。図1において端子圧着装置1は操作盤5と接続されている。また操作盤5には配電盤2、レギュレータ3、エアブロー装置4、排気装置8、電磁センサ53および赤外線温度センサ54が接続される。また排気装置8および吸引ダクト65により排気器が構成され、エアブロー装置4およびエアブロー管50により送風器が構成される。
図2において端子圧着装置1の本体部20にはガイド支持部21を介してガイド部22が支持され、ガイド部22には加圧シリンダ23が固定されるとともに、加圧シリンダ23と向き合うように下台19が設置される。また本体部20には配電盤2が接続される。また加圧シリンダ23にはエアパイプ11を介してレギュレータ3が接続され、加圧シリンダ23のピストン軸24はガイド部22の下方に突き出て設置される。ガイド部22には透明に作られてなる前面カバー30が上下にスライド可能に備えられる。またガイド部22と下台19との間の作業スペースを覆うように構成された全体カバー60が備えられる。そして前面カバー30と全体カバー60とによって覆われたカバー内領域61が構成される。前面カバー30を下方にスライドさせて全体カバー60と密着させるとカバー閉状態となり、カバー内領域61の気密性が保たれる。ガイド部22には前面カバー30に対向して、ロックピン62を突出・収納自在に備えるソレノイド63が備えられる。ロックピン62は、前面カバー30が閉状態のときに前面カバー30のロック孔30aに係合が自在にできるように備えられる。これらロックピン62、ソレノイド63、ロック孔30aによりロック機構が構成される。なお前面カバー30は開閉扉の一例である。
銅製の上部台座26はピストン軸24の下面に接するように固定され、銅製の下部台座27は下台19の上面に固定される。本体部20には電流の経路であり弾性変形可能な一対の銅バー25が設けられ、それらは上部台座26および下部台座27にボルトで接続される。上部台座26には銅製の上部丸棒13が丸棒固定部28によって締着され、下部台座27には銅製の下部丸棒12が丸棒固定部28によって締着される。上部丸棒13の下端には上電極台座36が、下部丸棒12の上端には下電極台座35が各々向き合うようにボルトによって固定され、電極部10が形成される。上部丸棒13の上端および下部丸棒12の下端には冷却水入出孔33が備えられ、冷却水ホース(不図示)が接続される。全体カバー60の左右側面部にはエアブロー管50、吸引ダクト65(図1)をカバー内領域61に挿入するための挿入孔66が形成され、エアブロー管50、吸引ダクト65は電極部10を挟んで向かいあうように配置される。また前面カバー30には、前面カバー30の下端が開放された縦長の形状の端子挿入孔71(図1)が備えられる。端子圧着装置1の前面には運搬台70上に載置されたモータのステータ68が置かれる。そしてステータ68が備える電線69の端部は、端子挿入孔71(図1)を通って電極部10に到達する。
図3に電極部10の断面拡大図を示す。上部丸棒13、下部丸棒12の端部には上電極台座36および下電極台座35がはめ込まれ、ボルト37により固定される。タングステン製の上電極39、下電極38がそれぞれ上電極台座36、下電極台座35にはめ込まれ、ろう付けによって接着され固定される。上電極39および下電極38は平面で構成される当接面39a、当接面38aをそれぞれ備える。上部丸棒13および下部丸棒12の内部には冷却水路41が形成され、冷却水が循環している。下電極38の当接面38a上には通電かしめされる対象である端子45が載置される。端子45は導電性をもつ円環形状のスリーブ46内に、ステータ68の電線69を構成するエナメル線束47の端部を挿入してなる構成を有する。また非接触状態で温度測定が可能な赤外線温度センサ54が下電極38近傍に固定され、端子45の端子温度TPが測定される。また赤外線温度センサ54は操作盤5に接続され、測定値はリアルタイムに操作盤5へ送られる。また電磁スケール51が上電極39の上下動と共に移動するようにスケール取付部52によって上部丸棒13に取り付けられ、また磁極を読み取る電磁センサ53が電磁スケール52の近傍に固定される。また電磁センサ53は操作盤5に接続され、測定値はリアルタイムに操作盤5へ送られる。なおエナメル線束47は電線の一例である。
通電かしめ時の端子圧着装置1の動作について図1乃至図4を用いて説明する。まず、被かしめ部材である端子を電極部10にかしめ可能にセットする作業が行われる(図2)。このときロックピン62はソレノイド63に収納されロック孔30aに係合せず、前面カバー30はロック解除状態なため、前面カバー30を上方にスライドさせカバー開状態とできる。次にステータ68の電線69の端部が挿入された端子45(エナメル線束47をスリーブ46内に挿入した状態)を電極部10の下電極38の当接面38a(図3)上に載置した後、前面カバー30を下方にスライドさせカバー閉状態とする。このとき、端子挿入孔71(図1)内を電線69が通るため、前面カバー30が閉じている状態でも端子45を電極部10に到達させることができる。これによりセット作業が完了する。
次に図2において操作盤5を操作し通電かしめ作業を開始すると、レギュレータ3によりエアがエアパイプ11を介して加圧シリンダ23に送り込まれ、ピストン軸24が下方へ伸び出る。そしてピストン軸24の動作に応じて上部台座26および上部丸棒13が下方へ移動する。なお上部台座は本体部20と弾力性のある銅バー25で接続されているため上下移動が可能である。これにより図3に示すように上電極39の当接面39aと下電極38の当接面38aとによって端子45が挟まれる。この端子45を挟んだときの電極間距離Lは端子45の端子厚さを表しているとみなすことができる。また当接面39a、当接面38aは平面で構成されるため、ゴミ等の異物が当接面に付着する場合にも除去が容易であり、また、端子を挟んだときの端子厚さを正確に測定することができる。そしてピストン軸24にかしめ時荷重D1がかけられる。このときかしめ時荷重D1の調節はレギュレータ3から加圧シリンダ23に送られるエアの調整により行われる。またかしめ時荷重D1は本実施形態では例えば約1000(kg)の荷重が用いられる。
かしめ時荷重D1がかけられ加圧状態とされると、次に通電が開始される。図2において配電盤2から端子圧着装置1の本体部20に電源が供給され、上側の銅バー25、上部台座26、上部丸棒13、上電極台座36、下電極台座35、下部丸棒12、下部台座27、下側の銅バー25によって形成される経路を電流が流れる。このとき図3において、タングステン製の上電極39、下電極38の電気抵抗は他の銅製の経路の電気抵抗に比して高いため発熱する。なお本実施形態では約900(℃)まで通電加熱される。この通電加熱により、端子45のエナメル線束47のエナメル被覆が溶融・気化して除去されることで導電性が確保される。そしてエナメル被覆が除去された部位とスリーブ46とがかしめられることで、通電かしめが完了する。通電は図4のタイミングチャートにおけるかしめ期間(時間T1からT2までの期間)に行われ、10(kA)の電流を1秒間流した後に0.5秒間停止するというサイクルを繰り返して行われる。かしめ期間中は端子45がかしめ時荷重D1で加圧され、電極間距離Lがリアルタイムに測定されている。
またかしめ期間中は、前面カバーのロック機構が作用状態とされるため、前面カバー30を開状態とすることができない。すなわち図2において、ロックピン62はソレノイド63から突出しロック孔30aに係合しているため、前面カバー30を上方にスライドさせ開状態に出来ない。またかしめ期間中は排気器が動作して排気状態とされ、端子45のエナメル線束47(図3)のエナメル被覆が溶融して発生する気化ガスが吸引ダクト65から排気される。
そしてかしめ期間が終了すると排気期間(時間T2からT3までの期間)へ移行する。かしめ期間の終了の検知は、電極間距離Lが設定値まで小さくなったときを検知して行われる。すなわち図4において電極間距離Lが、時間T1における初期厚さL1(端子45の初期厚さ)から、時間T2におけるかしめ終了厚さL2(端子45のかしめ後・除熱前での規定厚さ)になったとき、図3において操作盤5から配電盤2へ電源供給を停止する信号が発信され通電が終了する。また同時に、操作盤5からレギュレータ3へピストン荷重をかしめ時荷重D1から排気時荷重D2へ下げる信号が発せられる。また操作盤5からエアブロー装置4へ送風開始の信号が発信されエアブロー装置4が作動し、エアブロー管50を介して端子45および上電極39、下電極38に気体が送風され、送風器が送風状態とされる。
排気期間中はエアブロー管50から吸引ダクト65へ向けて気体が送風され、吸引ダクト65から排気されるため、送風流路が形成される。よって送風される気体は、前面カバー30および全体カバー60によって覆われてなるカバー内領域61に滞留することなく排気される。また上電極39、下電極38および端子45は送風流路上に位置するため、端子45から発生するガスは送風流路に従って吸引ダクト65から効率的に排気される。また端子45が、上電極39と下電極38とで排気時荷重D2で挟まれる状態で送風されることにより、端子45が送風により動くことを防止することができる。また端子45、上電極39および下電極38をあわせて冷却する効果を得ることができる。また排気期間中はロック機構が作用状態とされ、ロックピン62が前面カバー30のロック孔30aに係合しているため、前面カバー30を開くことができない。そして排気期間は、カバー内領域61のガス濃度が十分に低下するために必要な所定時間行われる。例えば本実施形態では排気期間は30秒間であり、排気期間は操作盤5にあらかじめ入力され記憶される。
そして排気期間が終了すると抜重期間(図4の時間T3からT4までの期間)へ移行し、時間T3において送風器および排気器が停止され、ピストン荷重は排気時荷重D2からゼロとされる。すなわち図1において、エアブロー装置4へ送風を停止する信号が、また排気装置8へ排気を停止する信号が、またレギュレータ3へ上電極39と端子45とを離間させる信号が、それぞれ操作盤5から発信される。そして抜重期間が終了すると時間T4においてロック機構が解除される。すなわち図1において、ソレノイド63へロックピン62を収納する信号が操作盤5から発信され、ロックピン62と前面カバー30のロック孔30aとの係合が解かれる。そして前面カバー30(図2)を上方にスライドさせカバー開状態とし、通電かしめ後の端子45を下電極の当接面38a上から取り除くことで全工程が終了する。
以上により本実施形態に示す本発明では、通電かしめ中の時間(かしめ期間)および通電かしめ終了後の所定時間(排気期間)が経過するまでの間、ロック機構が作用し前面カバー30が開くことが制限される。よって排気期間が終了する前、すなわち通電かしめの通電加熱時にエナメル被覆が気化して発生するガスが、前面カバー30および全体カバー60によって囲まれたカバー内領域61(図2)から吸引ダクト65を介して十分排気される前に、前面カバー30を開いてしまう事態を防止できる。これにより有害なガスがカバー内領域61から外に漏れ出すことを防止できるため、作業員の安全を確保することや、ガスが周囲環境に残留すること、および時間経過と共に装置周囲環境のガス濃度が上昇してしまうことを防止できる。また電極部10が高温状態の時に誤って触れてしまう等の事故を防止できる。
また、エアブロー管50から吸引ダクト65へ向かって流れる送風流路上に電極部10が位置するため、電極部10において発生するガスをカバー内領域61に滞留させることなく送風流路上の気体の流れに従って強制的に排気できるため、排気効率が上昇し、カバー内領域61のガス濃度を一定値以下にするためにかかる排気時間の短縮ができる。また送風流路を流れる気体によって加熱後の端子45および電極部10を冷却する効果が得られる。このときエアブロー管50から新鮮な低温の気体を送風し、吸引ダクト65から熱を含んだ高温の気体を滞留なく排気するため冷却効率が上がり冷却にかかる時間が短縮できる。
なお本実施形態の端子圧着装置1では、ロック機構は抜重期間の終了時に解除されるとしたが、排気期間の終了時に解除される構成としてもよい。また本実施形態では排気期間は30秒間としたが、通電かしめの条件および電線69の電線の数、直径や被覆の厚み・材質等の差異によりおのおの最適な排気時間をとることができることは言うまでもない。また端子圧着装置1は排気器と送風器とを備えるとしたが、排気器のみ備える形態でもよい。また図3の排気期間におけるピストン荷重は排気時荷重D2としたが、かしめ時荷重D1などの各種荷重でもよい。また排気期間にピストン荷重をゼロにして端子45と上電極39とを離間させてもよい。この場合、蓄熱された上電極39が端子45から切り離されるため、端子45を効率よく冷却することができる。また通電は10(kA)の電流を1秒間流した後に0.5秒間停止するというサイクルを繰り返して行われるとしたが、電流量および電流を流す時間は最適な値を選択できることは言うまでもない。
本実施形態における端子圧着装置1の正面図である。 本実施形態における端子圧着装置1の側面図である。 本実施形態における電極部10の断面拡大図である。 本実施形態における通電かしめのタイミングチャートである。
符号の説明
1 端子圧着装置
2 配電盤
3 レギュレータ
4 エアブロー装置
5 操作盤
8 排気装置
23 加圧シリンダ
30 前面カバー
30a ロック孔
35 下電極台座
36 上電極台座
38 下電極
39 上電極
45 端子
50 エアブロー管
62 ロックピン
63 ソレノイド63
65 吸引ダクト
D1 かしめ時荷重
D2 排気時荷重

Claims (2)

  1. 電線を挿入した端子を一対の電極で挟み、荷重をかけて加圧しながら通電することにより、前記端子に前記電線をかしめる通電かしめを行う端子圧着装置において、
    開閉扉をロック制御するロック機構を有し前記電極を取り囲むように構成されるカバーと、
    前記カバー内の排気を行う排気器とを備え、
    前記通電かしめ期間および前記通電かしめ後の所定時間は前記ロック機構が作用することを特徴とする端子圧着装置。
  2. 前記端子に送風する送風器を備え、
    前記送風器は前記排気器に対して前記電極を挟んで向かい合う位置に備えられることを特徴とする請求項1に記載の端子圧着装置。


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