JP2005061812A - イオン放出の帯電エアーシャワー装置 - Google Patents

イオン放出の帯電エアーシャワー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 帯電エアーシャワー装置の優れた効果を十分に発揮できる遮蔽バリアを提供する。
【解決手段】 帯電エアーシャワー装置のイオン放出口の長手方向と平行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数組を適宜の間隔をもって多重に配列させることにより、遮蔽バリアの破壊を多重の遮蔽バリアで補償して高い遮蔽効果をあげようとするものであり、また、多重に配設した帯電エアーシャワー装置のそれぞれのイオン発生電圧を互いに高低差つけるようにして、多重並列の遮蔽バリアをそれぞれに最良の状態が維持されるように、イオン放出のためにかける直流電圧の強さを調節できるようにした。また、その可変電圧を、それぞれの遮蔽バリアの破壊状態を観察して遮蔽バリアのそれぞれが最良の状態で維持されるよう調節するように、それぞれの変圧器を遠隔操作で行えるように構成したものである。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
この発明はマイナスイオン(以下単にイオンという)放出の帯電エアーシャワー装置(以下単に電子スクリーンという)に関する。詳しくはこの帯電装置によるイオン風によって、周辺空間に浮遊する微細物質をイオン化荷電させてイオン風下流への誘引移動を促進させ、またイオン化荷電による中和を促進させ、壁やカーテンなど有形の遮蔽材によらず、無形のイオン風による遮蔽バリアで必要な清浄空間を創生させるもので電子スクリーンのイオン吹出口の長手方向と平行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数組を適宜の間隔をもって多重に配列させることによって、より簡単に高い遮蔽効果を得るものである。
この発明に関する従来公知の技術は、たとえば
特開2002−095998号公報があり、その出願人には、この発明の発明者も氏名を連ね、その内容を熟知している。また は山岡金属工業株式会社の2002年3月、飲食店舗用「電子エアーカーテンシステム(eカーテン)」のカタログで前述の 実施形態のひとつであり、「壁のないディフェンス、誘導でお客様に快適な空間をつくります。」との表題と実施例を示している。
は、この発明の出願時、インターネットのホームページ http://www.taiden−air.com において「フォーラム製品普及会・・大阪府八尾市・・」(副題;『帯電エアー』の普及で環境改善に貢献する。)というページが公開されていおり、そのページの第2番の項目「帯電エアー」をクリックすると、「電子スクリーン」と題して前述の 実施形態の外観、市販機種と、この技術の原理説明が詳述され、この「電子スクリーン」のページ下段の「データはこちら」をクリックすると「帯電エアーパーティクルカウンター粒子遮蔽率試験データ」と題して、発生イオン個数などの各種試験データが載せられている。
また、中でも同じ「電子スクリーン」のページ最下段の「NEXT」項をクリックすると、展開された次のページではイオン風による遮蔽バリアの実験動画写真と「風ないのに煙を遮断している様子が良く分かります。(本機にはファンは付いていません。)」などの記載と共にデータなど、詳しく説明されている。
従来、前記「背景技術」に記載のとおり、電子スクリーンとしてすでに完成された技術であるように説明されているが、この発明では次に示す問題がある。すなわち、電子スクリーンは単数で、ただ1面だけの遮蔽バリアを頼みとして配し、あるいは必要時、これを単体で2方向、あるいは多数方向に多数を囲うなど、単数の電子スクリーンを必要箇所に配置、あるいは包囲させて遮断バリアを一重づつ配置して清浄な遮蔽空間を形成させようとするものである。
すなわち、この発明に添付の「図6」は「特許文献1」の第1図で示されたものであり、なお、ここで付けられた符号は便宜上、この発明と同様のものは、同様の符号を付け、以下「特許文献1」の引用図面も同様にした。
「図6」はイオン発生部の概略図であり、「特許文献1」の説明欄「0030」では電子スクリーン1の「・・イオン部は電子を放出するための陰極である放電極13とこれを捕集する陽極10を持ち、その間を絶縁固定するユニットフレームで構成されている。しかも陽極10はスタットボルト21とナット22を介して20の範囲でスライドし、放電極13と陽極10の距離が微調整が出来る。放電極13と陽極10が適当な位置に固定されると、放電極13と陽極10の間に高圧直流電源18により高圧電荷が印加されるように結線されている。・・」と記載され、イオン風6の発生構造を説明しているが、遮蔽バリア6は一重であることを示し、2、またはそれ以上の多重に配設することは記載がない。
また、この発明に添付の「図7」は「特許文献1」の第10図で、説明欄「0055」で「図の設置例は、厨房の局所フードより漏れだす排気を帯電エアーシャワーユニット1で効率良く導く為の方法を述べたものである。厨房排気は、時折局所フード19の排気速度を越えた気流が生じる為、旨く吸引出来ない現象が発生する事がある。「0056」その現象を押さえる為には、局所フード19の前方より帯電エアーシャワーユニット1のイオン風6をやや斜めに向け吹き降ろす。そうする事で局所フード19のエッジ部で発生する乱流を押さえ、効果的に局所フード19に導くドラフトを発生さす事に成る。・・」と述べ、ここでも一重の遮蔽バリア6を四方と天井部の、全部で5ヶ所から覆い、局所フード19より排気することが説明されているが。一重の遮蔽バリア6を複数方向から囲い、2、またはそれ以上の多重に配設することは記載がない。
また、この発明に添付の「図8」は「特許文献1」の第10図では説明の「0067」において、「・・図はイオン風6と吸気流の相乗効果で異物や塵埃及び微生物まで遮蔽する為の設置方法を述べたものである。天井面2に埋め込まれた帯電エアーシャワーユニット1とその真下、床面4に局所排気口7(を)設け床下に排気ダクト8を設置して、屋外排気やヘパフィルター等を利用した循環システムと組み合わせて利用する。・・」とあるが、いずれも遮蔽バリア6は一重のものが示され、2、またはそれ以上の多重に配設することは考え方やその記載がない。
以上述べたように、この発明前の公知技術では電子スクリーンにおける遮蔽バリアの効果は単に1面だけであり、たとえば、物品の移動、人の出入り、あるいはそれら外形表面の凹凸や、予期しない外圧による気流の乱入などによる電子スクリーンの遮蔽バリアにの乱れによる部分的、あるいは全体的な破壊は実際問題として必然的に発生し、遮蔽バリアの遮蔽効果を半減させ、設置理由すら危うくしかねないという問題がある。
そこでこの発明の「請求項1」では、たとえば物品の移動、人の出入りなどに対して、先の電子スクリーンに遮蔽バリアの乱れや破壊があっても、物品や人の上方から見た投影面積の大きさに見合った寸法の間隙を第1の電子スクリーンと第2の電子スクリーンとの間に設けて、電子スクリーンを多重に配置し、物品、人の出入り、気流の乱入などによって一方の電子スクリーンによる遮蔽バリアが乱れ、破壊に対しても他方に設置された電子スクリーンによる遮蔽バリアを健在に保つよう電子スクリーンを2、またはそれ以上の復数組を多重に配設することによって、安定した初期の遮蔽効果を維持しようとするものである。
また、この発明の「請求項2」では2、またはそれ以上の復数組の電子スクリーンのイオン放出のための各電極にかける電圧に、それぞれ高低差をつくり適宜加減させることによって、復数組の電子スクリーンから放出されるイオン風の放出量を適宜加減させ、遮蔽バリアとしての強さを任意に得て、物品、人、その他粉じん、煙など周囲環境の変化、外室、中間室、または遮蔽室の気圧変化などのかく乱因子に対して遮蔽バリアの性能が左右されないように、それぞれに所要の遮蔽バリアの強さを得るものである。
また、この発明の「請求項3」では、2、またはそれ以上の復数組の電子スクリーンの各電極にかける電圧にそれぞれ高低差をつける場合に、電子スクリーンの設置位置から離れた任意の位置から、電圧調節を行う操作が簡単にできるようにした遠隔操作装置を設け、複数組の遮蔽バリアそれぞれの機能を最良に保つことができることにある。
安定した効果を維持した電子スクリーンの面を少なくとも2、またそれ以上の電子スクリーンの面を多重に併設することによって、たとえば物品、人の出入りによる、いわゆる一方の電子スクリーンの遮蔽バリアの破壊に対して多重に併設された電子スクリーンにより、電子スクリーンの遮蔽バリアの破壊状態による機能の低下を補償し、本来期待された電子スクリーンの遮蔽バリアの設置効果を維持させて、より確実堅固な遮蔽性能を得ることができるようにして、この発明の実施により、電子スクリーンによる遮蔽バリアがきわめて有効に作用し、その設置効果を上げることができるのである。
2、またはそれ以上の復数組の電子スクリーンのイオン放出のための各電極にかける電圧にそれぞれ高低差をつくり適宜加減させることによって、復数組の電子スクリーンから放出されるイオン風の放出量を適宜加減させ、の強さを任意に得て、物品、人、その他粉じん、煙など周囲の環境変化、外室、中間室、または遮蔽室の気圧変化などに左右されないように、それぞれに所要の遮蔽バリアの強さを得るえるようにするものである。
また、この発明では、2、またはそれ以上の復数組の電子スクリーンの各電極にかける電圧にそれぞれ高低差をつける場合に、電子スクリーンの設置位置から離れた任意の位置から、電圧調節を行う操作ができる遠隔操作装置を設けることで複数組の電子スクリーンによる遮蔽バリアのそれぞれの状態を最良に保つことができるように監視できる位置から遠隔で操作することによって、場合によっては操作する人の健康保全、あるいは安全確保にもつながる効果が期待できる。
また、電子スクリーンによる遮蔽バリアの遮蔽効果を、より堅固で確実に行わせるために、たとえば前記前記多重に併設の電子スクリーンによる遮蔽バリアを経た次に、特定の用務、あるいは動作を行わせた次に再度、同様の多重に併設された遮蔽バリアを設け、さらに次の隔絶された空間に至るような 多重併設も、高度に隔絶された清浄空間を要求される、たとえば細菌感染対策隔離室、放射能感染対策隔離室などには、きわめて有効にその設置効果を上げることが期待できるなど、この発明の実施形態を拡大できる。
この発明の「請求項1」の実施例を「図1」において説明すると、電子シャワー1aは、一定の間隔を保持し互い外に対向し、一方に長手方向の大きさを有する同一面積の導電材でなる陽極10aと、その長手方向とは直角方向にあって陽極10aの中間延長線上で陽極10aの一端から陽極10a中心線上に向かってイオン11aを放出できる間隔12aを保って配置された陽極10aの長手方向に対応する長さを有する陰極13aとの間にイオン11aが放出可能な直流電圧をかけ、この陰極13aから陽極10aの中間を経て他側に形成されたイオン放出口14aで構成されており、これら。帯電エアーシャワーユニット1aと同じ構造の電子スクリーン1bをイオン放出口14aの長手方向と平行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数を適宜間隔をおいて配列させることによって構成されている。
この発明の「請求項2」の実施例を「図2」において説明すると、帯電エアーシャワーユニット1a、1bは前記説明のとおり、イオン放出口14a、14bの長手方向と平行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数を適宜間隔をおいて配列させることによって構成され、陽極10a、10bと陰極13a、13bとの電極間にかけられる直流電圧を、電子スクリーン1a、1bの各ユニット毎に調節可能な変圧器15a,15bを別個に設けることを要件とする。
この発明の「請求項3」の実施例を「図3」において説明すると、帯電エアーシャワーユニット1a、1bは前記説明のとおり、イオン放出口14a、14bの長手方向と平行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数を適宜間隔をおいて配列させることによって構成され、陽極10a、10bと陰極13a、13bとの電極間にかけられる直流電圧を、電子スクリーン1a、1bの各ユニット毎に調節可能な変圧器15a.15bを別個に設け、この変圧器15a.15bの可調節を有線16a,16bとこれと連結する遠隔操作装置17、又は図示していない無線での遠隔操作装置に連絡させ、このいずれの遠隔操作装置であっても、前述の遮断バリア6a,6bを通過して遮蔽効果を乱す状態の監視のしやすい任意の場所に設けることが、この発明により良い効果をもたらす。
次に、この発明の実施例を「図面4」によって説明すると、「図4」において電子スクリーン1a,1bは天井材2付近にあってイオン風の吹出口14a、14bの長手方向が互いに平行になるように間隔Dをもってその開口部が下方床面4に向けて設置され、物品5が外室Aから遮蔽バリア6aを突き破りながら通過して中間室Bに移行する。この時、電子スクリーン1bによる遮蔽バリア6bは乱れも破壊もなく機能は健在である。
物品5が中間室Bから遮蔽バリア6bを突き破りながら通過して遮蔽室Cに移行する。この時、電子スクリーン1aによる遮蔽バリア6aは乱れも破壊もなく機能は健在である。すなわち、物品5が外室Aから遮蔽室Cに移行する間、多重に配置された遮蔽バリア6a、6bのいずれか一方の遮蔽バリアの作用効果が健在で他方の遮蔽バリアの乱れや、破壊による遮蔽バリアの作用効果の減少を補填し、補償するように構成される。
床4には、前記吹出口14a、14bに、望ましくは吸気口7a,7bを相対する位置に開口させた排気管8を設け、この排気管8は図示されていない公知のろ過フィルターやファンなどに連接され、必要箇所で清浄化処理される。
この発明の他の実施例を「図面5」において述べると、先の物品5が、たとえば人であって外室Aから遮蔽室Cに移行するのを目的とした場合。そしてその途中、中間室Bにおいて、着衣の脱着、あるいは交換を仮定した場合、外室Aから遮蔽室Cにいたる途中に作業室Fを設け、不可欠の要件とした少なくとも2組の、一定間隔をもって配置された電子スクリーン1a,1bと、それによってもたらされる遮蔽バリア6a,6bに加え、作業室Eで、衣服の脱着などの動作をした上で次の隔絶室Cに至る場合、作業室Eから隔絶室Cに至る間に、先と同様の電子スクリーン1c,1dと、それによる遮蔽バリア6c,6dにとる影響下を人が通過するように構成する。
作業室Eには、たとえば脱衣函9などを含め必要なスペースをとれるように構成する。そして先と同様の帯電エアーシャワーユニット1c,1dと、それによってもたらされる遮蔽バリア6c,6dの中を通過して隔絶室Cに至る。吸気口7c,7dの設置については,前記同様にあった方が、より発明の効果が期待される。
また、前記公知文献の「特許文献1」の特開2002−095998号公報の「発明の名称」に記載された「イオン風を利用したと帯電エアーシャワーを用い、隔壁設備無しで清浄な遮蔽空間を構築する局所清浄化システム。」の構成の一つである局所排気装置は、この発明を実施するために、不可欠の要件とはしないが具備される方が望ましく、安定した遮蔽バリアの形成に、より良い効果が期待される。
また、前記公知文献の「特許文献1」の特開2002−095998号公報で、「要約書」の「目的」欄で記述の「・・電荷を消失した気体分子をイオン風で誘導し、局所清浄機に効率良く吸引せしめ、隔壁を設けずイオン風のカーテンのみで遮蔽し、隔壁設備無しで清浄な遮蔽空間を構築・・」させるためにも、局所排気装置は存在した方が、より良い効果は期待される。
前記では人の衣服の脱着に対応して準備室9を設けたが、これは人の或る動作に限らず、その他物品が遮蔽バリア6c,6dを経て前記作業室Eに相当する場所で加工工作を施こしたり、予備洗浄、開梱、梱包、目視又は放射線による透視その他、外側のA室から遮蔽バリア6a,6bを通過してから隔絶室Cに至る中間において何らかの動作処置を必要とされる場合に、これら中間室を通過して次の隔絶室Cに至る方が、より良い効果が期待できる。要は少なくとも2、またそれ以上の併設された電子スクリーン1a,1b,1c、1d・・によって、この発明の実施効果をあげることができる。
この発明では、まず第1に多重に配設された遮蔽バリアによって外室との遮蔽効果がきわめて有効に維持されながら、ファンなどの回転機構を電子スクリーンの発生部分に持たないこと。電子スクリーンの発生部分に可動部がないので静粛なこと、エアースクリーンのエアー吹出口のようなエアー吹出音がないこと。また、これら従来技術のように大きな動力を必要としないなど経済的効果がきわめて大である、
第2に多重に配設された遮蔽バリアによって外室との遮蔽効果がきわめて有効に維持されるので、電子スクリーンによるイオン風で誘起される遮蔽バリアで、周囲空間に浮遊する微細な粉じん、煙、細菌、あるいは臭気など微細成分に影響を及ぼしやすく、そのイオン風の流下に誘引併合させたり、下降沈下を促進させたり、イオン化中和させたりすることによって、遮蔽バリアの内側に微細成分を除外した空間を得るもので、遮蔽バリアに壁やカーテン、ドアーなどの有形物を存在させないで、移動物体、または人の通過には、電子スクリーンによる遮蔽バリアであるから何の抵抗も受けず、感じずに遮蔽隔離を確実に確保できる。
また、第3に多重に配設された遮蔽バリアによって外室との遮蔽効果がきわめて有効に維持されるので、従前のエアースクリーンのような大風量を発生させず、見た目にクリアーであることから、たとえばホテルロビー部分の談話部分、喫茶部分、喫煙部分などの隔壁として実施しても全くクリアーで、閉塞感もない、広々とした空間を遮蔽隔離を確実に維持しながら確保できる。
したがって、この発明を利用すると規模の大きなものでは、たとえば医学治療分野、医薬品製造管理分野、精密加工分野、食品製造貯蔵分野、脱臭室、香水製造調合分野などのいわゆるクリーンルームへの適用にもなど、産業上の利用の可能性はきわめて拡大する。
また、この発明を利用すると規模の小さなものでは、たとえば小店舗であっても全くクリアーで、閉塞感もなく、実際以上にその場所の狭い閉塞感を排除でき、トイレなどの小空間でも利用者にほとんど気付かれることがなく、適用範囲はきわめて広く、効果的である。
なお、この発明は従来実用化されている「エアーシャワー」装置と組み合わせても実施することが可能で、その場合はエアーシャワーの使用風量を一般的な仕様より大幅に減少させることが可能で、したがって、その場合にはフィルター、ファンなどの所要動力の節減効果は大きく、「風」として感じる、たとえば人への影響も軽減され、この場合も「風量の少ないエアーシャワー」装置として適用、用途も拡大されることが期待できる。
この発明の第1の実施例 この発明の第2の実施例 この発明の第3の実施例 この発明の他の実施例 この発明の他の実施例 公知例 公知例 公知例
符号の説明
A・・・外室
B・・・中間室
C・・・遮蔽室
D・・・間隔
E・・・作業室
1.1a,1b,1c.1d・・・電子スクリーン
2・・・天井材
3a、3b・・・吹出口
4・・・床面
5・・・物品
6a、6b、6c、6d・・・遮蔽バリア
7a、7b,7c,7d・・・吸気口
8・・・排気管
9・・・脱衣函
10、10a、10b・・・陽極
11、11a、11b・・・イオン
12a、12b・・・間隙
13、13a、13b・・・陰極
14a、14b、14c、14d・・・イオン放出口
15a、15b・・・変圧器
16a、16b・・・有線
17・・・遠隔操作装置
18、18a,18b・・・高圧直流電
19・・・局所排気フード
20・・・(スライドの)範囲
21・・・スタットボルト
22・・・ナット

Claims (3)

  1. 一定の間隔を保持して互いに対向し、一方に長手方向の大きさを有する同一面積の導電材を陽極とし、その長手方向とは直角方向にあって両陽極の中間延長線上に位置し、陽極の一端から陽極中間線上に向かってイオンを放出できる間隔を保って配置された陽極の長手方向に対応する長さを有する陰極を設け、この陰極にイオン放出可能な直流電圧をかけ、この陰極から陽極中間を経て他側に形成されるイオン放出口で構成するイオン放出の帯電エアーシャワー発生装置において、これら帯電エアーシャワー発生装置のイオン放出口の長手方向と並行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数組を適宜の間隔を保って多重に配列させたことを特徴とするイオン放出の帯電エアーシャワーシステム。
  2. 一定の間隔を保持して互いに対向し、一方に長手方向の大きさを有する同一面積の導電材を陽極とし、その長手方向とは直角方向にあって両陽極の中間延長線上に位置し、陽極の一端から陽極中間線上に向かってイオンを放出できる間隔を保って配置された陽極の長手方向に対応する長さを有する陰極を設け、この陰極にイオン放出可能な直流電圧をかけ、この陰極から陽極中間を経て他側に形成されるイオン放出口で構成するイオン放出の帯電エアーシャワー発生装置で、これら帯電エアーシャワー発生装置のイオン放出口の長手方向と並行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数組を適宜の間隔を保って多重に配列させたイオン放出の帯電エアーシャワーシステムにおいて、その複数の帯電エアーシャワー発生装置にそれぞれ付加する電圧を互いに高低差ができるような構成に変圧器を備えてなることを特徴とするイオン放出の帯電エアーシャワーシステム。
  3. 一定の間隔を保持して互いに対向し、一方に長手方向の大きさを有する同一面積の導電材を陽極とし、その長手方向とは直角方向にあって両陽極の中間延長線上に位置し、陽極の一端から陽極中間線上に向かってイオンを放出できる間隔を保って配置された陽極の長手方向に対応する長さを有する陰極を設け、この陰極にイオン放出可能な直流電圧をかけ、この陰極から陽極中間を経て他側に形成されるイオン放出口で構成するイオン放出の帯電エアーシャワー発生装置で、これら帯電エアーシャワー発生装置のイオン放出口の長手方向と並行させ、少なくとも2、又はそれ以上の複数組を適宜の間隔を保って多重に配列させたイオン放出の帯電エアーシャワーシステムであって、その複数組の帯電エアーシャワー発生装置にそれぞれ付加する電圧を互いに高低差ができるような構成に変圧器を備えてなることを特徴とするイオン放出の帯電エアーシャワー発生装置において、その電圧の可調節を遠隔で任意に操作できる遠隔操作装置を備えて構成したことを特徴とするイオン放出の帯電エアーシャワーシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007027070A (ja) * 2005-07-11 2007-02-01 Aikoku Kikai Kk 電子シャワー発生装置
CN102836783A (zh) * 2012-10-09 2012-12-26 戴若夫 一种可变极间距静电除尘器
CN104689920A (zh) * 2015-02-04 2015-06-10 安徽意义环保设备有限公司 一种用于电除尘器的自调节式挡风板

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