JP2005060963A - 水道用機器バイパス流路機構 - Google Patents

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Toshihisa Nakayama
歳久 中山
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Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】
従来、作業中の通水を確保するための水道用機器支持機構のバイパス流路機構は、一次側ホルダーポートにのみ切替弁を配設し、二次側は機器、開閉バルブ、合流管が直列に配列されているため、面間距離が長くなるほか、バイパス流路による流水のコントロールが専ら機器開閉弁によって行われため、機器通水時にメーター側への逆流を完全に防止できないという問題があった。
【解決手段】
一次側配管と二次側配管のホルダーポート1、2をバイパス流路3によって連結し、一次側と二次側の各ホルダーポートにそれぞれ機器通水、バイパス通水、停水の切替えを行う流路切替弁12、22を設けるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、機器部の停水が行われてもバイパス流路によって通水し、断水することなく水道用メーター等の水道用機器の交換や修理を行うことができるようにした水道用機器バイパス流路機構に関するものである。
従来、この種のバイパス流路機構は、例えば特許文献1、特許文献4、特許文献5に示されるように、二次側ホルダーポートのバイパス合流部が、機器、開閉バルブ、合流管が直列に配列される構造となっていた。
また、バイパス流路の内部水停滞を防止する構成としては、例えば特許文献2、特許文献3に示されるように、機器の開閉バルブの下流から一次側ホルダーポートのバイパス流出に連通するパイロット管やエジェクト管を配管して、差圧発生手段等によりバイパス流路に流水を回流させる構成をとっている。
特許第3042975号公報 特許第3013287号公報 特開平8−246514号公報 特開平8−226831号公報 登録実用新案第3032172号公報
以上のように従来の機器バイパス流路機構は、二次側ホルダーポートのバイパス合流部が、機器、機器開閉バルブ、合流管が直列に配列される構造となっているため、バイパス流路による流水のコントロールは専ら機器開閉バルブによって行われ、合流管の流路に何らの規制がないためメーター等の機器通水時にメーター側への逆流を完全に防止できないという問題があった。
また、機器、機器開閉バルブ、合流管の直列配列は、二次側ホルダーポートの装備配設スペースを大きく必要とするため、ユニットが大型化してしまったり、必要な装備の配設が困難になったりするという問題を残している。
更に、屈曲する流路を切替え整理することなく、水流を仕切り弁と単純な合流管によって受けるためバイパス流路内やメーター機器内に内圧が残存したり、空気が入り込んだりする問題もある。
本発明は上記した問題に対応しようとするものであり、一次側ホルダーポートに機器通水、バイパス通水、停水の切替えを行う流路切替弁を設け、二次側ホルダーポートに機器通水とバイパス通水の切替えを行う流路切替合流弁を設けるように構成し、仕切弁による機器開閉バルブと合流管の機能を流路切替弁によって行うようにした。
また、バイパス流路に、機器通水時に通水の一部が二次側ホルダーポートから一次側ホルダーポートに対流するインナーパイプによる対流路を設けるようにし、機器開閉バルブと合流管の2重構造によって複雑化したパイロット管の配管に代えてインナーパイプによる対流路を設け、機器通水時にもバイパス流路に新水が供給されるようにしてバイパス流路の清潔と機能維持を図るようにした。
更に、従来の仕切り弁と合流管による二次側流路機構を、流路切替弁機構として生み出されたスペースに逆止弁を設けるようにし、機器通水時に発生するメーター側への逆流を完全に防止するようにして機器内の残存内圧や空気を排除するようにした。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。1は一次側ホルダーポートで、水道用メーター等の機器両側端を接続機構によって支持する上流側一次側配管と接続し、機器上流側端と接合するフランジ11、機器通水、バイパス通水、停水の切替えを行う流路切替三方弁12を内蔵し、機器Aへの通水口13、バイパス流路33への通水口14が設けられている。
一次側ホルダーポートのフランジ11は、図4に示すようにホルダーポート本体部の機器通水側端部に止水締着リング15を介して袋ナット16により、機器Aの装着時に必要なクリアランスを確保できる余裕分の進退が可能なように締着され、機器Aがフランジ11とフランジ21の間に容易に嵌着できるように構成されている。
2は二次側ホルダーポートで、水道用メーター等の機器両側端を接続機構によって支持する下流側二次側配管と接続し、機器下流側端と接合するフランジ21、機器通水、バイパス通水、停水の切替えを行う流路切替三方弁22を内蔵し、機器Aからの通水口23、バイパス流路33との通水口24が設けられている。
一次側ホルダーポート1の流路切替三方弁12はメーター等の機器管理者によって管理できるように専用の切替操作治具によってのみ操作されるように構成され、二次側ホルダーポート2の流路切替三方弁22は一般ユーザーによっても止水弁としても使用できるように必要に応じてハンドル25が付設される。
バイパス管3は図7に示されるようにユニット方式になっており、両端に設けられたユニオンナット32、32によって通水口14、24に着合され、内部にインナーパイプ31が固着内蔵して設定される。
以上の構成により、流路機構は通常通水の場合、三方弁12と22は図5に示すように機器通水方向に開栓され、弁22のバイパス通水口24も解放状態となっており、通水は上流一次側配管からポート1、機器A、ポート2、下流二次側配管へと流下するが、当初の流水は三方弁22のバイパス通水口24の下流側開口端に衝合してポート2において主流はバイパスインナーパイプ31に流入しポート1側に吐出するが、弁12によって流出路が閉止されているのでバイパス流路33を通じてポート2側に逆流する。
インナーパイプ31への水流の導入は、通水口24の下流側開口端への衝合によって行われるが、必要な場合には通水口24の下流側開口端に衝合片を設定することにより、流入水勢を高めることができ、円滑な対流構造が確保される。
即ち、水勢が高く流入径の小さいインナーパイプ31の吐出水流は、流路33を逆流して下流二次側配管へと合流する主流に排出部の水流が吸引されて最初の水勢を保ち、対流構造のままでバイパス流路内に常に水流が回流する。この場合、流路33の逆流は二次側配管への流入角が大きくなるため前記衝合片に邪魔されることなく二次側配管に流入される。このバイパス流路内における水流の回流によってバイパス径路内における淀みを防止して径路内の清潔が保たれるようになっている。
機器Aの交換等、機器通水路を閉鎖して作業を行う場合には、切替操作治具やハンドル25によって流路切替三方弁12、22の流路切替を行い図6に示すように機器通水路を閉栓し、通水を上流一次側配管からポート1、バイパス流路3とインナーパイプ31(対流構造は解除されて同一方向に流れる。)、ポート2、下流二次側配管へと流下させるようにして一次側配管から二次側配管への通水を継続させながら、機器Aへの通水を遮断して作業を行う。
先ず、機器Aに対するフランジ11と21のボルト締めを外し、フランジ体11を一次側に引けば、フランジ体11は前記のように必要なクリアランス18を確保できる余裕分の進退が可能なように締着されているので、手で引くだけで簡単に機器Aをフランジ11とフランジ21の間から取り外すことができる。
フランジ11とフランジ21の間の清掃等を行ったうえで、新しい機器Aを前記同様にフランジ11の進退余裕を利用して嵌着し、切替操作治具とハンドル25によって図5に示すように流路切替三方弁12、22の流路切替を行って作業を終了する。
更に、バイパス管3の交換を行うときは、切替操作治具やハンドル25によって図4に示すように流路切替三方弁12、22の流路切替を行って、通水口14、24を閉鎖してユニオンナット32、32の着合を外せばバイパスユニット全体を取り外せるので、新しいバイパスユニットを着合して交換することができる。その間、通水は機器Aの流路を通して行われるので断水することがない。
4は逆止弁ユニットで、二次側ホルダーポート2におけるバイパス流路内の対流構造の影響を遮断して、対流構造の影響等によって機器通水時に発生するメーター側への水の逆流が完全に防止されるようになっている。
5は水道用メータ等の機器収容筐で、底部51、枠部52はレジンコンクリート、蓋部53、54、55は鋳鉄で構成され埋設設置されるので、機器リリースの面間距離は環境に応じてできるだけ短くするという制約を受けざるを得ない。
本発明は以上のように構成したので、従来の仕切り弁と合流管の直列設置による二次側流路機構設定の面間スペースを大幅に節約することができ、そのスペースに流路切替弁機構と逆止弁を設けることにより、バイパス流路の汚染防止を完全にすると共に、機器通水時等に発生する二次側配管側からメーター側への水の逆流を完全に防止することができたものである。
本発明の実施例を示すもので、本発明による水道用機器バイパス流路機構の設定状況を要部を断面として示した全体側面図 同じく、図1の収容筐の蓋部を外した状態における平面図 同じく、機器通水状態の流路機構を収容筐から取り出した状態の平面図 同じく、一次側フランジ体の機器嵌着クリアランス進退構造を示す、要部を断面とした一次側ホルダーポートの部分側面図 同じく、要部を断面としたバイパスユニットの平面図 同じく、機器通水状態の流路機構の流水状况を示す横断面平面図 同じく、機器通水路を閉鎖してバイパス流路のみを通水状態とした流路機構の流水状况を示す横断面平面図 同じく、バイパス流路を遮断して機器通水状態のままバイパスユニットの交換を可能な状態とした場合の流水状况を示す横断面平面図
符号の説明
1 一次側ホルダーポート
11 機器上流側端と接合するフランジ
12 一次側流路切替三方弁
13 機器への通水口
14 バイパス流路への通水口
15 止水締着リング
16 フランジ体締着袋ナット
17 Oリング
18 進退クリアランス
2 二次側ホルダーポート
21 機器下流側端と接合するフランジ体
22 二次側流路切替三方弁
23 機器からの通水口
24 バイパス流路との通水口
25 二次側三方弁切替ハンドル
3 バイパス管
31 バイパスインナーパイプ
32 ユニオンナット
33 バイパス流路
34 Oリング
4 逆止弁ユニット
5 水道用メータ等の機器収容筐
51 機器収容筐の底部
52 機器収容筐の枠部
53 機器収容筐の一次側蓋部
54 機器収容筐のメーター確認蓋部
55 機器収容筐の二次側蓋部
56 機器収容筐の調整枠部
A 水道用メーター

Claims (3)

  1. 水道用メーター等の機器両側端を接続機構によって支持する一次側配管と二次側配管のホルダーポートをバイパス流路によって連結し、一次側と二次側の各ホルダーポートにそれぞれ機器通水、バイパス通水、停水の切替えを行う流路切替弁を設けたことを特徴とする水道用機器バイパス流路機構
  2. バイパス流路に、機器通水時に通水の一部が二次側ホルダーポートから一次側ホルダーポートに対流するインナーパイプによる対流路を設けるようにした請求項1記載の水道用機器バイパス流路機構
  3. 二次側ホルダーポートの機器通水流出口と流路切替弁の間に逆止弁を設けるようにした請求項1又は請求項2記載の水道用機器バイパス流路機構
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013151789A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Nippo Valve Co Ltd メータバイパスユニット
JP2015178750A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 株式会社日邦バルブ 水道用三方弁並びに該三方弁を備えた水道配管構造及びメータユニット

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