JP2005060913A - ゴム手袋専用ゴムバンド - Google Patents

Abstract

【課題】 ゴム手袋着用時のぶかつきを解消する。
【解決手段】 ゴム手袋着用時のぶかつきを解消するために、掌部分に、ゴム製のバンドを装着する。
【選択図】 図１

Description

本発明は、ゴム手袋着用時のぶかつきを解消し、かつ、作業効率を上げることを目的としたゴム手袋専用ゴムバンドである。

従来の（締め付けを有するゴム手袋）の場合、開口部に締め付け具を施したものがある。（例えば特許文献１）
また、完全密着型のビニール製手袋（例えば手術用手袋）がある。
（特開平１０−０６０７１３）

従来の（締め付けを有するゴム手袋）の場合、多くは開口部に締め付け具を施している。しかし、掌部（図１，図２のＨ部）の密着性が不十分であった。また、完全密着型のビニール製手袋（例えば手術用手袋）の場合、素手の作業と同様の使用感をもたらすが、使用中に手袋の内部が汗で蒸れて不快だった。

ゴム手袋着用時に、中指の付け根（図１のＡ部）、もしくは指全部の付け根部（図２の２Ａ部）に、ビニールまたは防水加工を施した布でカバーされたゴム製バンド（以下ゴムという）の輪をくぐらせ、同様に手首部（図１のＢ部，図２の２Ｂ部）にもゴムの輪をくぐらせる。これは、ゴム手袋を掌部（図１，図２のＨ部）に固定させる作用をもたらす。さらに、この二つの部分（図１のＡ−Ｂ部，図２の２Ａ−２Ｂ部）をゴムでつなぎ合わせることで手首を折り曲げたとき、手首部（図１，図２の２Ｂ部）に固定されたゴムが、指部（図１のＡ部，図２の２Ａ部）に固定されたゴムを適度に引っ張るため、ズレを防止する作用がある。
また、ゴムの収縮性が使用者の掌のサイズに合ったフィット感をもたらす。

従来のゴム手袋は、着用時にぶかぶかとしていて、これを気にしながらの作業は、不快で疲労感もあり、また作業効率も悪かった。
しかしながら本発明は、厚手、薄手、大きめ、小さめ、使い捨てビニールなど、どんなタイプの手袋にも装着可能なので、今までその使いにくさから、素手で作業していたものも、簡単なゴムバンドひとつで解決することができる。
したがって、さまざまな水仕事、園芸など、ゴム手袋の用途が広がる。
また、このゴムバンドは、手入れが簡単で、使用後は洗って干しておけば何度でも使用できる。

防水のため、ゴムバンドを、ビニールまたは防水加工を施した布でカバーする（図４）。
あるいは表面のみに防水加工を施した布を縫い付ける（図５）。

図１は、中指に締めつけ機能を有したゴムバンドを、装着したときの図である。 図２は、指全部に締めつけ機能を有したゴムバンドを、装着したときの図である。 図３は、図１のゴムバンドを、はずしたときの図である。 図４は、ゴムバンドとカバーを斜め横から見たときの図である。 図５は、ゴムバンドとそのカバーである。

符号の説明

Ａ部は、ゴムバンドの中指付け根部である。
Ｂ部は、ゴムバンドの手首部である。
Ｃ部は、ゴムバンドのつなぎ目部である。
２Ａ部は、ゴムバンドの指全部付け根部である。
２Ｂ部は、ゴムバンドの手首部である。
２Ｃ部は、ゴムバンドのつなぎ目部である。
Ｈ部は、ゴム手袋の掌部である。

Claims (3)

1. ゴム手袋着用時に、中指の付け根（図１のＡ部）、もしくは指全部（図２の２Ａ部）に、ビニールまたは防水加工を施した布でカバーされたゴム製バンド（以下ゴムという）をくぐらせる。
2. ゴム手袋着用時に、手首部（図１のＢ部，図２の２Ｂ部）に、ゴムの輪をくぐらせる。
3. 両部分（図１のＡ−Ｂ部，図２の２Ａ−２Ｂ部）を、ゴムでつなぎ合わせる。（図１のＣ部，図２の２Ｃ部）

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