JP2005059327A - スライド式丸鋸の切込み深さ調整器具 - Google Patents

スライド式丸鋸の切込み深さ調整器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 切込み深さを迅速に且つ容易に精度良く調整でき、しかも被加工材の板面形状に係らず円滑にスライドさせながら設定深さの切込み加工を行えるスライド式丸鋸の切込み深さ調整器具を提供する。
【解決手段】 丸鋸本体16のソーカバー19の先端部にホルダ2を取り付け、同ホルダ2に目盛りを備えた垂直の支持棒3を所定位置で固定可能に嵌入し、同支持棒3の下端部にターンテーブル11の水平面上を走行するローラ4を取り付けた。従って、ローラ4をターンテーブル11の水平面上を走行させることで被加工材Aの断面形状に係らず丸鋸本体16を円滑にスライドさせながら加工できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スライド式丸鋸の揺動下限位置を規制して切込み深さを調整する器具に関する。
従来のスライド式丸鋸の切込み深さ設定は、特許文献1,2に示すように丸鋸の揺動の基端部の切込調整ボルトで行われるものがほとんどであり、丸鋸は所定の下限高さに保持された状態で被加工材に任意の深さの切り溝を加工していく。ところで、丸鋸は揺動の基端部の間近で下限高さを調整するから、切込調整ボルトをわずかに回動させただけで丸鋸の揺動下限高さが大きく変化し、調整の精度が低いものであった。
一方、被加工材の板面を基準にして切込み深さを一定に保持する切込み深さ調整器具は特許文献4で提案されている。しかし、この器具も丸鋸の下限高さは依然基端部の切込調整ボルトで行われるから調整の精度が低いものであり、また、切込調整ボルトで調整後下端部にプレートを備えたシャフトを固定するから操作が煩雑で加工開始までに時間を要し、さらにプレートは被加工材上を滑動するから被加工材の板面に凹凸を有している場合はプレートが上下動して丸鋸を円滑にスライドできなくなる問題もあった。
特開平11−34002号公報 特開2001−300901号公報 実開平5−49303号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、切込み深さを迅速に且つ容易に精度良く調整でき、しかも被加工材の板面形状に係らず丸鋸を円滑にスライドさせながら設定深さの切込み加工を行えるスライド式丸鋸の切込み深さ調整器具を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1)被加工材を支持するベースの後方に前後方向へ摺動する摺動体を設け、同摺動体の先端に丸鋸を上下揺動自在に軸支し、丸鋸をスライドさせながらベース上に載置した被加工材を切断又は所定深さの切り溝を形成できるようにしたスライド式丸鋸において、前記丸鋸の鋸カバーの先端部にホルダを取り付け、同ホルダに目盛りを備えた垂直の支持棒を所定位置で固定可能に嵌入し、同支持棒の下端部にローラを取り付け、同ローラをベースの水平面上を走行させることで被加工材の断面形状に係らず丸鋸を円滑にスライドさせながら加工できるようにしたことを特徴とするスライド式丸鋸の切込み深さ調整器具
2)ホルダを丸鋸の鋸カバーの先端部に脱着自在に取り付けた前記1)記載のスライド式丸鋸の切込み深さ調整器具
にある。
本発明によれば、丸鋸の揺動下限位置を揺動の基端部から離れた丸鋸の先端部分で目盛りを見ながら規制するから、調整を迅速且つ容易に精度よく行うことができ、また、支持棒の下端部に車輪を取り付けてベースの水平面上を走行させるから、被加工材の板面に凹凸を有していても何ら影響を受けることなく、丸鋸を円滑にスライドさせながら安全に切込み加工が行えるようになる。
本発明の切込み深さ調整器具は、主として所定深さの切り溝を形成する際に使用するものであり、切断時は取り外しできるようにネジ等で脱着自在に構成される。また、被加工材の奥行き(加工長さ)が長い場合はベースを延長する補助部材を取り付けてローラの走行面を確保すると良い。なお、支持棒の下端部にはローラの他、小型の車輪やベアリング等、回転可能なものは全て採用できる。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例の切込み深さ調整器具の使用状態を示す説明図、図2は実施例の切込み深さ調整器具の斜視図、図3は実施例の切込み深さ調整器具の右側面図、図4は実施例の切込み深さ調整器具の左側面図、図5は実施例の切込み深さ調整器具の脱着を示す説明図、図6は実施例の切込み加工を示す説明図である。
図中、1は切込み深さ調整器具、2はホルダ、2aはスリット、2bはネジ孔、3は支持棒、3aは目盛り、4はローラ、5は蝶ネジ、6は取付ネジ、7は目盛合せ、10はベース、11はターンテーブル、12はサイドハンドル、13はフェンス、14はスライドパイプ、15は摺動体、16は丸鋸本体、17はチップソー、18はモータ、19はソーカバー、19aはネジ孔、20はハンドル、21はスイッチ引金、22はヒンジ、23は切込調整ボルト、Aは被加工材、Sは切り溝である。
本実施例の切込み深さ調整器具1は、図2〜5に示すようにホルダ2は略L字状に形成した木材で構成され、その内側の側面に支持棒3を嵌入する斜めのスリット2aを形成し、正面及び側面にネジ孔2bを形成している。支持棒3は長さ30cmの細長のアルミニウム合金からなり、正面に目盛り3aを長さ方向に渡って刻設し、その下端部に小径のローラ4を軸支している。ホルダ2の上面には支持棒3の目盛り3aを合わせるためのL字状の金具からなる目盛合せ7を取り付けている。
本実施例では、ソーカバー19の先端部の前面及び側面に取付ネジ6用のネジ孔19aをそれぞれ穿設し、図1,5に示すようにホルダ2のL字部分をソーカバー19の断面形状に合わせるように装着して各取付ネジ6で固定し、ホルダ2のスリット2aに支持棒3を下方から嵌入する。
切込み加工を行う際は、被加工材Aをターンテーブル11上に載置した状態で支持棒3のローラ4をターンテーブル11上に乗せ、丸鋸本体16を下げながら支持棒3の目盛合せ7で加工すべき切込み深さの位置を合わせて支持棒3を蝶ネジ5でソーカバー19へ押し付けるように固定し、一旦丸鋸本体16を持ち上げて待機させる。
そして、図6に示すように被加工材Aをターンテーブル11のフェンス13へ押し当てて確実に固定し、丸鋸本体16を作動させた状態で手前へスライドさせて下方へ押し下げながらチップソー17で被加工材Aに切込みを行い、支持棒3のローラ4がターンテーブル11上に乗った時点で設定深さの切り溝Sが加工される。
その後、この状態で丸鋸本体16をフェンス13側へゆっくりとスライドさせることで、ターンテーブル11の上面を基準とした設定深さの切り溝Sが加工されることとなる。
従って、丸鋸本体16の揺動下限位置をヒンジ22から離れた丸鋸本体16の先端部分で目盛り3aを見ながら調整するから調整を迅速且つ容易に細かく精度良く行うことができ、また、支持棒3の下端部にローラ4を取り付けてターンテーブル11上を走行させるから、被加工材Aの板面に凹凸を有していても何ら影響を受けることなく丸鋸本体16を円滑にスライドさせながら設定深さの切込み加工が安全に行えるようになった。
本発明の切込み深さ調整器具は、丸鋸で切断又は切込みが行える被加工材の加工に全て適用できる。
実施例の切込み深さ調整器具の使用状態を示す説明図である。 実施例の切込み深さ調整器具の斜視図である。 実施例の切込み深さ調整器具の右側面図である。 実施例の切込み深さ調整器具の左側面図である。 実施例の切込み深さ調整器具の脱着を示す説明図である。 実施例の切込み加工を示す説明図である。
符号の説明
1 切込み深さ調整器具
2 ホルダ
2a スリット
2b ネジ孔
3 支持棒
3a 目盛り
4 ローラ
5 蝶ネジ
6 取付ネジ
7 目盛合せ
10 ベース
11 ターンテーブル
12 サイドハンドル
13 フェンス
14 スライドパイプ
15 摺動体
16 丸鋸本体
17 チップソー
18 モータ
19 ソーカバー
19a ネジ孔
20 ハンドル
21 スイッチ引金
22 ヒンジ
23 切込調整ボルト
A 被加工材
S 切り溝

Claims (2)

  1. 被加工材を支持するベースの後方に前後方向へ摺動する摺動体を設け、同摺動体の先端に丸鋸を上下揺動自在に軸支し、丸鋸をスライドさせながらベース上に載置した被加工材を切断又は所定深さの切り溝を形成できるようにしたスライド式丸鋸において、前記丸鋸の鋸カバーの先端部にホルダを取り付け、同ホルダに目盛りを備えた垂直の支持棒を所定位置で固定可能に嵌入し、同支持棒の下端部にローラを取り付け、同ローラをベースの水平面上を走行させることで被加工材の断面形状に係らず丸鋸を円滑にスライドさせながら加工できるようにしたことを特徴とするスライド式丸鋸の切込み深さ調整器具。
  2. ホルダを丸鋸の鋸カバーの先端部に脱着自在に取り付けた請求項1記載のスライド式丸鋸の切込み深さ調整器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284923A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Saito Shokai:Kk 丸鋸の切断用鋸刃及びこれに用いる面取り基準治具
JP2011016265A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Saito Shokai:Kk 丸鋸用面取り基準治具
CN106078842A (zh) * 2016-08-16 2016-11-09 安徽优胜美塑胶有限公司 一种pvc地板切割吸尘装置

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