JP2005058959A - 集塵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】濾過材への濾過補助材のコートおよび除去が容易で、濾過材を繰り返し使用することが可能な集塵装置を提供する。
【解決手段】固体粒子を含有する気体G中から固体粒子を補集する集塵装置であって、濾過材2と、濾過材2に付着し、濾過材2による濾過を補助する補助濾過材3とを有し、補助濾過材は、酸化鉄の粉末からなる。
【選択図】図1
【解決手段】固体粒子を含有する気体G中から固体粒子を補集する集塵装置であって、濾過材2と、濾過材2に付着し、濾過材2による濾過を補助する補助濾過材3とを有し、補助濾過材は、酸化鉄の粉末からなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、集塵装置および集塵方法に関するものである。
たとえば、工場の生産ラインや各種装置、乾燥機、焼却炉等から排出されるガス中には、煤塵その他の固体粒子が含まれており、これらを大気中に放出する前に集塵装置を用いて清浄化する必要がある。
集塵装置としては、各種の方式が知られているが、たとえば、特許文献1のように、繊維で形成された濾過材の表面に微粉末をプレコートし、濾過性能を高める技術が知られている。
特開平6−269621号公報
集塵装置としては、各種の方式が知られているが、たとえば、特許文献1のように、繊維で形成された濾過材の表面に微粉末をプレコートし、濾過性能を高める技術が知られている。
ところで、特許文献1に開示されたような技術では、プレコートされた微粉末と補集した固体粒子とを分離するのは難しいので、双方を共に廃棄する必要がある。補集した固体粒子が、たとえば、高価な材料等であって再利用したい場合には、プレコートされた微粉末と補集した固体粒子とを分離する必要がある。
一方、濾過を継続して行うことにより濾過材に目詰まりが発生した場合には、濾過材に堆積した粒子を除去する必要がある。この除去作業には、たとえば、振とう法、逆風法、パルスジェット法等の方法が知られているが、濾過材に堆積した粒子を除去するのは容易ではない。濾過材は、たとえば、繊維によって形成され高価であるが濾過材に堆積した粒子を除去できないと繰り返し使用することができない。
一方、濾過を継続して行うことにより濾過材に目詰まりが発生した場合には、濾過材に堆積した粒子を除去する必要がある。この除去作業には、たとえば、振とう法、逆風法、パルスジェット法等の方法が知られているが、濾過材に堆積した粒子を除去するのは容易ではない。濾過材は、たとえば、繊維によって形成され高価であるが濾過材に堆積した粒子を除去できないと繰り返し使用することができない。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、濾過補助材のコートおよび除去が容易にでき、濾過材を繰り返し使用することのできる集塵装置および集塵方法を提供することにある。
本発明の集塵装置は、固体粒子を含有する気体中から固体粒子を補集する集塵装置であって、濾過材と、前記濾過材に付着し、前記濾過材による濾過を補助する補助濾過材とを有し、前記補助濾過材は、酸化鉄の粉末からなる。
好適には、本発明の集塵装置は、前記補助濾過材を前記濾過材から磁力により吸着して回収する回収手段を有する。
さらに好適には、前記濾過材に付着した前記補助濾過材を磁化する磁化手段を有する。
本発明の集塵方法は、濾過材に濾過を補助する補助濾過材を付着させ、前記濾過材の一方側から吸気することにより、前記濾過材の他方側から当該濾過材を通過する空気に含まれる固体粒子を集める集塵方法であって、前記補助濾過材に酸化鉄の粉末を用いる。
本発明では、濾過材に酸化鉄の粉末からなる補助濾過材を付着させたのち、濾過材の一方側から吸気することにより、濾過材の他方側から濾過材を通過する空気に含まれる固体粒子が補助濾過材によって補集される。
固体粒子を補集した補助濾過材は磁力により濾過材から除去される。この補助濾過材の除去とともに、補集された固体粒子が除去され回収される。
回収された固体粒子を含む補助濾過材は、固体粒子と酸化鉄の粉末とに分離される。
固体粒子を補集した補助濾過材は磁力により濾過材から除去される。この補助濾過材の除去とともに、補集された固体粒子が除去され回収される。
回収された固体粒子を含む補助濾過材は、固体粒子と酸化鉄の粉末とに分離される。
本発明によれば、濾過材への濾過補助材のコートおよび除去が容易になる。この結果、濾過材を繰り返し使用することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る集塵装置の要部の構造を示す斜視図である。
図1において、集塵装置1は、濾過材2と、フェライト粉末3と、電磁石4と、排出ボックス8と、送風機9と、電磁石11とを有する。
フェライト粉末3は本発明の酸化鉄の粉末からなる補助濾過材の一実施態様である。また、濾過材2は本発明の濾過材の一実施態様である。電磁石4は本発明の回収手段の一実施態様である。送風機9は本発明の吸気手段の一実施態様である。電磁石11は本発明の磁化手段の一実施態様である。
図1は、本発明の一実施形態に係る集塵装置の要部の構造を示す斜視図である。
図1において、集塵装置1は、濾過材2と、フェライト粉末3と、電磁石4と、排出ボックス8と、送風機9と、電磁石11とを有する。
フェライト粉末3は本発明の酸化鉄の粉末からなる補助濾過材の一実施態様である。また、濾過材2は本発明の濾過材の一実施態様である。電磁石4は本発明の回収手段の一実施態様である。送風機9は本発明の吸気手段の一実施態様である。電磁石11は本発明の磁化手段の一実施態様である。
濾過材2は、筐体50内に内蔵されている。図1において、筐体50は外部に開放されているが、実際には密閉されており、濾過材2は密閉空間内に置かれている。
図2は、濾過材2の構造の一例を示す図である。
図2に示すように、濾過材2は、合成繊維や無機繊維等の繊維2aをフェルト状や織布状に加工したものである。具体的には、たとえば、木綿や羊毛等の天然繊維やポリプロピレン、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、ポリイミド、ポリ酢酸ビニル等の合成繊維、或いはガラス繊維を単独或いは混合してフェルト状や織布状に加工したものである。この濾過材2は、濾過材2を通過する気体中の固体粒子を捕集する。
図2は、濾過材2の構造の一例を示す図である。
図2に示すように、濾過材2は、合成繊維や無機繊維等の繊維2aをフェルト状や織布状に加工したものである。具体的には、たとえば、木綿や羊毛等の天然繊維やポリプロピレン、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、ポリイミド、ポリ酢酸ビニル等の合成繊維、或いはガラス繊維を単独或いは混合してフェルト状や織布状に加工したものである。この濾過材2は、濾過材2を通過する気体中の固体粒子を捕集する。
濾過材2の一方面には、フェライト粉末3が堆積している。濾過材2は、繊維2aのみで形成されており、この繊維2aの網目間隔より小さい微細な固体粒子は捕集することができない。このため、濾過材2の一方面に予めフェライト粉末3をコートしておくことにより、繊維2aの網目間隔より小さい微細な固体粒子を補集することができる。すなわち、フェライト粉末3は濾過材2を補助して濾過性能を高める補助濾過材として機能する。
フェライト粉末3には、たとえば、使用済のテレビジョン受像機をリサイクルする時に取り外された偏向ヨーク、フライバックトランス等のコアのフェライトを微粉砕した粉末を用いることができる。このように、解体したテレビジョン受像機から排出される偏向ヨーク、フライバックトランス等のコアを再利用することにより、非常に低コストでフェライト粉末3が得られる。
図1において、電磁石4は、濾過材2のフェライト粉末3を付着した側に対向して配置されており、矢印で示す上下方向A1,A2に移動可能に保持されている。
電磁石4は、電力を供給することにより磁界を発生し、濾過材2に堆積したフェライト粉末3を吸着する。
電磁石4は、昇降ガイド5によって上下方向A1,A2にガイドされている。
また、電磁石4は、ループ状の昇降ワイヤー7に連結されており、昇降ワイヤー7を昇降モータ6により走行させることにより、電磁石4は上下方向A1,A2に昇降する。
電磁石4は、電力を供給することにより磁界を発生し、濾過材2に堆積したフェライト粉末3を吸着する。
電磁石4は、昇降ガイド5によって上下方向A1,A2にガイドされている。
また、電磁石4は、ループ状の昇降ワイヤー7に連結されており、昇降ワイヤー7を昇降モータ6により走行させることにより、電磁石4は上下方向A1,A2に昇降する。
電磁石11は、電力を供給することにより磁界を発生し、濾過材2に堆積したフェライト粉末3を磁化する。フェライト粉末3を磁化するのは、固体粒子を含む気体G中に磁性を有する粒子が存在する場合に、この粒子を確実に補集するためである。
排出ボックス8は、補集した固体粒子を含む濾過材2に堆積したフェライト粉末3を電磁石4の吸着力によって濾過材2から剥離したのちに回収するためのものである。
送風機9は、補集すべき固体粒子を含む気体Gを吸気管10筐体50内に取り込み、補集すべき固体粒子が除去された気体Gcを筐体50外へ排出するために設けられている。
送風機9は、具体的には、図3に示すように、モータ9aと遠心ファン9bとを備えている。モータ9aを駆動すると、遠心ファン9bが回転し、この遠心ファン9bによって気体Gcが遠心ファン9bの排気口9cから排出される。この遠心ファン9bによる排気により、濾過材2側が吸気される。吸気管10を通じて吸引された気体Gは、濾過材2を通過し、遠心ファン9bの排気口9cから排出される。
なお、遠心ファン9bの排気口9cには、磁石9dが設けられている。この磁石9dは、濾過材2を通過したフェライト粉末3を吸着し、フェライト粉末3が外部に放散されるのを防ぐ。
送風機9は、具体的には、図3に示すように、モータ9aと遠心ファン9bとを備えている。モータ9aを駆動すると、遠心ファン9bが回転し、この遠心ファン9bによって気体Gcが遠心ファン9bの排気口9cから排出される。この遠心ファン9bによる排気により、濾過材2側が吸気される。吸気管10を通じて吸引された気体Gは、濾過材2を通過し、遠心ファン9bの排気口9cから排出される。
なお、遠心ファン9bの排気口9cには、磁石9dが設けられている。この磁石9dは、濾過材2を通過したフェライト粉末3を吸着し、フェライト粉末3が外部に放散されるのを防ぐ。
次に、上記構成の集塵装置1を用いた集塵方法の一例について説明する。
まず、濾過材2にフェライト粉末3が付着していない状態で、送風機9を駆動する。なお、この状態では、吸気管10から補集すべき固体粒子は集塵装置1内に導入されていないものとする。
送風機9を駆動したのち、吸気管10を通じて所定量のフェライト粉末3を供給する。フェライト粉末3は、吸引されて濾過材2の一方側の面に付着し、堆積する。このフェライト粉末3が濾過材2の一方面にプレコートされた状態が、図2に示した状態である。
まず、濾過材2にフェライト粉末3が付着していない状態で、送風機9を駆動する。なお、この状態では、吸気管10から補集すべき固体粒子は集塵装置1内に導入されていないものとする。
送風機9を駆動したのち、吸気管10を通じて所定量のフェライト粉末3を供給する。フェライト粉末3は、吸引されて濾過材2の一方側の面に付着し、堆積する。このフェライト粉末3が濾過材2の一方面にプレコートされた状態が、図2に示した状態である。
フェライト粉末3の濾過材2へのプレコートが完了したのち、吸気管10を通じて、補集すべき固体粒子を含む気体Gを供給する。
集塵装置1に気体Gが導入されると、気体Gに含まれる固体粒子は、濾過材2へプレコートされたフェライト粉末3の層によって補集され、濾過された気体Gcが排出される。
集塵装置1に気体Gが導入されると、気体Gに含まれる固体粒子は、濾過材2へプレコートされたフェライト粉末3の層によって補集され、濾過された気体Gcが排出される。
上記のような方法で集塵を継続すると、補集した固体粒子によってフェライト粉末3がプレコートされた濾過材2が目詰まりを起こす。目詰まりを起こすと、濾過効率が低下する。
このため、送風機9の駆動を停止したのち、電磁石4に電力を供給し、図4に示すように、電磁石4を下降させる。
電磁石4を下降させると、補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aが濾過材2から剥離され、電磁石4に吸着される。電磁石4への電力供給を停止すると、電磁石4に付着した補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aが排出ボックス7内に落下し、排出ボックス7に回収される。
このため、送風機9の駆動を停止したのち、電磁石4に電力を供給し、図4に示すように、電磁石4を下降させる。
電磁石4を下降させると、補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aが濾過材2から剥離され、電磁石4に吸着される。電磁石4への電力供給を停止すると、電磁石4に付着した補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aが排出ボックス7内に落下し、排出ボックス7に回収される。
本実施形態では、排出ボックス7に回収した補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aを図5に示すような分離装置を用いて分離する。なお、補集する固体粒子が非磁性材料である場合について分離する。
図5に示す分離装置20は、マグネットローラ22、ローラ27、非磁性ベルト21、フェライト用ボックス24、非磁性体用ボックス25等から構成される。
非磁性ベルト21は、非磁性材料で形成されており、マグネットローラ22とローラ27との間に巻回されている。
マグネットローラ22およびローラ27の少なくとも一方は、図示しない駆動モータで駆動される。これにより、非磁性ベルト21は、矢印方向に走行する。
マグネットローラ22は、磁石が設けられており、フェライト等の磁性材料に磁力を及ぼす。
フェライト用ボックス24および非磁性体用ボックス25は、マグネットローラ22の下方に配置されている。フェライト用ボックス24は、非磁性体用ボックス25よりも非磁性ベルト21の走行方向の下流側に配置されている。
図5に示す分離装置20は、マグネットローラ22、ローラ27、非磁性ベルト21、フェライト用ボックス24、非磁性体用ボックス25等から構成される。
非磁性ベルト21は、非磁性材料で形成されており、マグネットローラ22とローラ27との間に巻回されている。
マグネットローラ22およびローラ27の少なくとも一方は、図示しない駆動モータで駆動される。これにより、非磁性ベルト21は、矢印方向に走行する。
マグネットローラ22は、磁石が設けられており、フェライト等の磁性材料に磁力を及ぼす。
フェライト用ボックス24および非磁性体用ボックス25は、マグネットローラ22の下方に配置されている。フェライト用ボックス24は、非磁性体用ボックス25よりも非磁性ベルト21の走行方向の下流側に配置されている。
上記のような分離装置20の投入口23から補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aを投入する。
投入口23から投入された補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aは、走行する非磁性ベルト21上に落下する。
補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aは、マグネットローラ22の位置に到達すると、フェライト粉末3のみがマグネットローラ22の磁力を受けて走行する非磁性ベルト21上に吸着される。
補集した粒子100は非磁性材料なので、マグネットローラ22上での非磁性ベルト21の進行に伴って重力の作用により落下する。この補集した粒子100が落下する位置に非磁性体用ボックス25が配置されており、補集した粒子100はこの非磁性体用ボックス25に回収される。
投入口23から投入された補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aは、走行する非磁性ベルト21上に落下する。
補集した固体粒子を含むフェライト粉末3Aは、マグネットローラ22の位置に到達すると、フェライト粉末3のみがマグネットローラ22の磁力を受けて走行する非磁性ベルト21上に吸着される。
補集した粒子100は非磁性材料なので、マグネットローラ22上での非磁性ベルト21の進行に伴って重力の作用により落下する。この補集した粒子100が落下する位置に非磁性体用ボックス25が配置されており、補集した粒子100はこの非磁性体用ボックス25に回収される。
マグネットローラ22の磁力を受けて非磁性ベルト21に付着するフェライト粉末3は、非磁性ベルト21が進行に伴ってマグネットローラ22から離れると、フェライト粉末3も非磁性ベルト21から離れて落下する。フェライト粉末3が落下する位置にフェライト用ボックス24が配置されており、フェライト粉末3はこのフェライト用ボックス24に回収される。
このように、フェライト粉末3の磁性を利用して、非磁性体と落下位置を異ならせることにより、容易に分離が可能となる。
フェライト用ボックス24に回収されたフェライト粉末3は、再び濾過材2を補助する補助濾過材として使用可能である。
このように、フェライト粉末3の磁性を利用して、非磁性体と落下位置を異ならせることにより、容易に分離が可能となる。
フェライト用ボックス24に回収されたフェライト粉末3は、再び濾過材2を補助する補助濾過材として使用可能である。
以上のように、本実施形態によれば、フェライト粉末3の濾過材2へのプレコートおよび除去を非常に容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、回収したフェライト粉末3と補集した固体粒子とを容易に分離することができるため、フェライト粉末3および/または補集した固体粒子の再利用射が可能となる。
また、本実施形態、濾過材2の周辺に電磁石11を配置し、プレコートされたフェライト粉末を磁化することにより、磁性体の粒子を効率良く捕集できる。
また、本実施形態によれば、回収したフェライト粉末3と補集した固体粒子とを容易に分離することができるため、フェライト粉末3および/または補集した固体粒子の再利用射が可能となる。
また、本実施形態、濾過材2の周辺に電磁石11を配置し、プレコートされたフェライト粉末を磁化することにより、磁性体の粒子を効率良く捕集できる。
本発明は上述した実施形態に限定されない。
上述した実施形態では、濾過材2は、合成繊維、ガラス繊維等を用いる場合について説明したが、金属でできた網でもよく、この場合フェライトの粒子の大きさが網目より大きいものを一度網に吸着させ、さらにフェライト粉末微粉を吸着させる。こうしてできた濾過材は耐熱性が高く、たとえば、ステンレス製の網であれば数百度まで耐えられるので高温の燃焼ガスを冷却することなく精密に濾過できる。
また、集塵機1本体の内部に分離装置を内蔵させ、粒子の堆積量に応じて堆積物の剥離、分離、プレコートを自動的に行うようにすれば稼働率も上がりまた人件費も削減できる。
上述した実施形態では、濾過材2は、合成繊維、ガラス繊維等を用いる場合について説明したが、金属でできた網でもよく、この場合フェライトの粒子の大きさが網目より大きいものを一度網に吸着させ、さらにフェライト粉末微粉を吸着させる。こうしてできた濾過材は耐熱性が高く、たとえば、ステンレス製の網であれば数百度まで耐えられるので高温の燃焼ガスを冷却することなく精密に濾過できる。
また、集塵機1本体の内部に分離装置を内蔵させ、粒子の堆積量に応じて堆積物の剥離、分離、プレコートを自動的に行うようにすれば稼働率も上がりまた人件費も削減できる。
1…集塵装置、2…濾過材、3…フェライト粉末、4…電磁石、9…送風機、10…吸気管、20…分離装置。
Claims (8)
- 固体粒子を含有する気体中から固体粒子を補集する集塵装置であって、
濾過材と、
前記濾過材に付着し、前記濾過材による濾過を補助する補助濾過材とを有し、
前記補助濾過材は、酸化鉄の粉末からなる
集塵装置。 - 前記濾過材の一方側から吸気する吸気手段を有する
請求項1に記載の集塵装置。 - 前記補助濾過材を前記濾過材から磁力により吸着して回収する回収手段を有する
請求項1に記載の集塵装置。 - 前記回収手段によって回収された前記補助濾過材から当該補助濾過材の磁性を利用して前記補助濾過材が補集した固体粒子を分離する分離手段を有する
請求項3に記載の集塵装置。 - 前記濾過材に付着した前記補助濾過材を磁化する磁化手段を有する
請求項1に記載の集塵装置。 - 濾過材に濾過を補助する補助濾過材を付着させ、前記濾過材の一方側から吸気することにより、前記濾過材の他方側から当該濾過材を通過する空気に含まれる固体粒子を集める集塵方法であって、
前記補助濾過材に酸化鉄の粉末を用いる
集塵方法。 - 前記補助濾過材を前記濾過材から磁力により吸着して回収し、
回収した前記補助濾過材に含まれる固体粒子を分離する
請求項6に記載の集塵方法。 - 前記濾過材に付着した前記補助濾過材を磁化し、
前記濾過材を通過する空気に含まれる磁性材を補集する
請求項7に記載の集塵方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295222A JP2005058959A (ja) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | 集塵装置 |
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JP (1) | JP2005058959A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109011981A (zh) * | 2018-08-22 | 2018-12-18 | 安徽万磁电子有限公司 | 一种去除磁体加工车间粉尘的除尘方法 |
CN114345057A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-04-15 | 无锡市凯意德干燥设备有限公司 | 一种滤筒除尘器 |
JP7483198B2 (ja) | 2020-11-04 | 2024-05-15 | 株式会社石垣 | ろ過助材を用いた固液分離装置 |
-
2003
- 2003-08-19 JP JP2003295222A patent/JP2005058959A/ja active Pending
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