JP2005058914A - 自動排液装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナパックに封入された液を液タンクに移し替える必要がなく、コンテナパックに直接、挿着して液をパイプラインに注入できる自動排液装置を提供するものである。
【解決手段】パイプ2の上部にキャップ部5を回転自在に取付け、このパイプ2の内側に、上端がキャップ部5を貫通してポンプ30に接続されるホース9を取付けると共に、このホース9と前記パイプ2の下端に吸込み部10を設け、ここを上下に貫通する吸込み口13を開口した吸込みノズル12を設けて、このノズル12の上部をホース9に接続すると共に、吸込み口10を囲んで吸込み部10の底面にリング状突出部14を形成し、膨縮自在の液封入袋7を、紙製外装箱18の内側に収納したコンテナパック17のキャップを取外した状態で、前記パイプ2を液封入袋7の上部排液口8から挿入して、キャップ部5を上部排液口8に取付けるようにしたものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液体の輸送用容器として利用されるコンテナパックに用いる自動排液装置に関するものである。
一般に薬品などの液体の輸送用容器として、繰り返して使用する場合には、硬質ポリエチレン製の容器が多く使用されているが、業務用の医薬品類、業務用の醤油、調理酒、食品添加物、洗剤や精製水などの容器としては、使い捨てできるコンテナパックが利用されている。このコンテナパックは、上部排液口にキャップを取付けた薄いポリエチレンシートで膨縮自在に形成した液封入袋を、段ボール製外装箱の内側に収納したもので、使用後は段ボール製外装箱を壊して、資源として再利用すると共に、空になった液封入袋は折り畳んで廃棄するもので、その処分が容易である。
例えば滅菌液を井戸水やプールの殺菌、温泉の循環装置などのパイプラインに自動的に注入する場合、従来はコンテナパックに収納されてきた滅菌液を、一旦、別の大型の薬液タンクに移し替えた後、薬液タンクに接続した注入ポンプでパイプラインに注入していた。この薬液タンクから注入ポンプを用いて滅菌液をパイプラインに注入する装置としては種々のものが開発されている(例えば特許文献1)。
しかしながらこのように、コンテナパックから薬液タンクに移し替える時に、薬液が飛散したり、有害な塩素ガスが発生して周囲に拡散する危険性があり作業者の安全性に問題があった。またコンテナパックを傾けて薬液タンクに注入する時に、薄いポリエチレンシートで形成された液封入袋が撓んで完全に排出できず、残留液が多く不経済であると共に、コンテナパックを廃棄する時に、残留薬液も処分しなければならず同様に安全上の問題があった。
特開平11−19653
本発明は上記問題を改善し、コンテナパックから薬液タンクに移し替える必要がなく、液の飛散や、有毒なガスや臭気の発生を防止し、しかも薬液の残留がなく、経済的で、コンテナパックの処分も容易な自動排液装置を提供するものである。
本発明の請求項1記載の自動排液装置は、パイプの上部にキャップ部を回転自在に取付け、このパイプの内側に、上端がキャップ部を貫通してポンプに接続されるホースを取付けると共に、このホースと前記パイプの下端に吸込み部を取付け、この吸込み部に上下に貫通する吸込み口を開口したノズルを設けて、このノズルの上部をホースの下端に接続すると共に、吸込み口の下部を囲んで吸込み部の底面にリング状突出部を形成し、上部排液口にキャップを取付けた膨縮自在の液封入袋を、紙製外装箱の内側に収納したコンテナパックの、前記キャップを取外した状態で、前記パイプを上部排液口から液封入袋内に挿入して、前記キャップ部を上部排液口に取付けるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の自動排液装置は、リング状突出部の下端側にスリットまたは通水孔を開孔したことを特徴とするものである。また請求項3記載の自動排液装置は、更にコンテナパックを載せる載置台を設け、この載置台は、固定台の上に可動台がスプリングで上下動自在に支持され、この間にポンプ停止スイッチや警報スイッチを取付け、コンテナパック内の液の残量が少なくなって可動台が上昇した時に、前記スイッチが作動するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の自動排液装置によれば、コンテナパックに封入された薬液を薬液タンクに移し替える必要がなく、コンテナパックに自動排液装置を直接、挿着するだけで薬液をパイプラインに注入することができる。このため、有毒なガスや臭気の発生がなく安全性に優れ、特に揮発性の液の場合に効果的であると共に、液の残留がほとんどないので経済的で、しかもコンテナパックを処分する時に、有毒なガスや臭気の発生もなく処分が容易である。
また請求項2記載の自動排液装置によれば、リング状突出部の下端側にスリットまたは通水孔を開孔したので、リング状突出部に液封入袋の底面が吸引されても、スリットや通水孔を通して液をリング状突出部内に吸引することができる。
また請求項3記載の自動排液装置によれば、コンテナパックを載せる載置台を設け、この載置台は、固定台の上に可動台がスプリングで上下動自在に支持され、この間にポンプ停止や警報スイッチを取付けたので、コンテナパック内の液の残量が少なくなって可動台が上昇した時に、前記スイッチが作動して、警報が作動し、更に液が排出されて空になるとポンプを停止させることができる。
井戸水やプールの殺菌、温泉の循環装置などのパイプラインに薬液を所定量ずつ自動的に注入する場合に、コンテナパックに自動排液装置を直接、挿着して薬液をパイプラインに注入することができる装置を実現した。
以下本発明の実施例を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1は自動排液装置を示すもので、塩化ビニールなどの硬質材で形成されたパイプ2の上部に、同様に硬質材で形成された上部パイプ連結部3が接続され、この上部にホース引出口4が形成されている。更に上部パイプ連結部3を囲むようにキャップ部5が取付けられ、ホース引出口4との間に隙間を設けて自由に回転できるようになっている。このキャップ部5は内側にネジ部6が形成され、膨縮自在の液封入袋7の上部排液口8の外周に形成したネジ部6に螺合するようになっている。
また前記パイプ2の内側にはホース9が挿着されている。このパイプ2とホース9の下端には吸込み部10が設けられている。この吸込み部10は、図2に示すように、下部パイプ連結部11の内側に吸込みノズル12をネジ部6で螺合して構成されている。また吸込みノズル12の中心には上下に貫通する吸込み口13が開口し、その突出した上端がホース9の下端に挿着されている。また吸込みノズル12の底面には、前記吸込み口13を囲むように、リング状突出部14が突設され、更にこの下端に図3に示すように、スリット15が十字状に形成されている。
またコンテナパック17は、図4に示すように、薄いポリエチレンシートで成形した膨縮自在の液封入袋7の上部に上部排液口8を設け、この液封入袋7を段ボールなどの紙製外装箱18の内側に収納したもので、この液封入袋7の内部に薬液19を封入して、上部排液口8に図示しないキャップを取付けて密閉し、輸送保管するようになっている。
また20はコンテナパック17を載せる載置台で、この載置台20は、固定台21の上に、可動台22を被せて構成されている。固定台21の底部にはゴム足23に埋設したボルト24が上方に突出し、これが可動台22の内側に取付けたカラー25の内側に挿着されて、この外側に設けたコイルスプリング26により可動台22を弾性的に上下動自在に支持するようになっている。
また可動台22の内側上面にはポンプ停止スイッチ27と警報スイッチ28が設けられ、コンテナパック17が軽くなって、可動台22がコイルスプリング26により押し上げられると、ポンプ停止スイッチ27と警報スイッチ28が固定台21から離れてスイッチが作動するようになっている。なお図において30は注入ポンプ、31は制御装置である。
次に、上記構成の自動排液装置1の使用方法について説明する。先ず図4に示すように、滅菌液などの薬液19の入ったコンテナパック17を載置台20の上に載せて、上部排液口8に取付けた図示しないキャップを取外す。次に上部排液口8から自動排液装置1を挿入して、上部のキャップ部5を回転させて、上部排液口8のネジ部6に螺合させて内部を密閉すると、自動排液装置1の下端のリング状突出部14が液封入袋7の底面に接触する。この場合、キャップ部5は、上部パイプ連結部3とホース引出口4との間に図1に示すように隙間が形成されて自由に回転できるようになっているので、上部排液口8にキャップ部5を取付ける時にホース9が捻じれることがない。
この後、ホース9を注入ポンプ30に接続し、制御装置31のスイッチを入れると注入ポンプ30が駆動して、井戸水やプールの殺菌、温泉の循環装置などのパイプラインに薬液19を所定量ずつ自動的に注入していく。この時、自動排液装置1の下端のリング状突出部14が液封入袋7の底面に接触しているが、リング状突出部14を設けることにより、液封入袋7の底面が吸引されて一部が湾曲して入り込んでも吸込み口13が塞がれるのを防止することができる。更にリング状突出部14の下端にスリット15が十字状に形成されているので、液封入袋7の底面がリング状突出部14の先端に密着しても、スリット15を通して薬液19がリング状突出部14内に吸引されるようになっている。
液封入袋7内の薬液19が少なくなって軽くなってくると、可動台22がコイルスプリング26で押し上げられ、空になる前に警報スイッチ28の接点が固定台21から離れると、スイッチが入って警報ランプが点滅する。この状態で、新たなコンテナパック17を用意しておく。
液封入袋7内の薬液19が少なくなると、液封入袋7は大気圧により押されて収縮してくるが、上部排液口8と液封入袋7の底面との間が自動排液装置1でつっ張った状態となっているので、図1に仮想線で示すように、リング状突出部14を中心にV形に収縮し、ここに薬液19が溜り、無駄なく排出することができ残留液がほとんどない。更に薬液19が排出されて空になると、可動台22が上昇してポンプ停止スイッチ27の接点が固定台21から離れ、注入ポンプ30が停止する。
注入ポンプ30が停止したら、キャップ部5を逆に回転させて液封入袋7から自動排液装置1を引き抜き、空になったコンテナパック17を外して、新たなコンテナパック17を載置台20にセットする。空になったコンテナパック17は、紙製外装箱18と液封入袋7を分離し、紙製外装箱18は資源として再利用し、萎んだ液封入袋7は折り畳んで廃棄物処理する。
従って、コンテナパック17に封入された薬液19を薬液タンクに移し替える必要がなく、コンテナパック17に自動排液装置1を直接、挿着するだけで薬液をパイプラインに注入することができる。このため、有毒なガスや臭気の発生がなく安全性に優れていると共に、薬液19の残留がほとんどないので、経済的でしかもコンテナパック17を処分する時の有毒なガスや臭気の発生もなく処分が容易である。
なお上記説明では、ポンプ停止スイッチ27と警報スイッチ28を可動台22の内側上面に取付けた場合を示したが、固定台21の上部に取付けた構造でも良い。また警報スイッチ28により警報ランプが点滅する場合について示したが、警報ブザーが鳴るようにしても良い。
図5は本発明の他の実施例を示すもので、リング状突出部14の下端近傍の側壁に、複数の通水孔32を開孔したものであり、これも液封入袋7の底面が吸引されて一部が湾曲して入り込んで塞がれても、通水孔32から吸引することができる。
なお上記説明では井戸水やプールの殺菌、温泉の循環装置などのパイプラインに薬液19を所定量ずつ自動的に注入する場合について示したが、本発明はこれに限らず、業務用の醤油、調理酒、食品添加物、洗剤や精製水などを封入したコンテナパック17からポンプ30で排出する場合にも適用することができる。
本発明の実施例による自動排液装置の断面図である。 図1の自動排液装置の要部を示す半断正面図である。 図1の自動排液装置の底部を示す底面図である。 図1の自動排液装置をコンテナパックに取付けた状態を示す断面図である。 本発明の他の実施例による自動排液装置の下部を示す半断正面図である。
符号の説明
1 自動排液装置
2 パイプ
3 上部パイプ連結部
4 ホース引出口
5 キャップ部
7 液封入袋
8 上部排液口
9 ホース
10 吸込み部
11 下部パイプ連結部
12 吸込みノズル
13 吸込み口
14 リング状突出部
15 スリット
17 コンテナパック
18 紙製外装箱
19 薬液
20 載置台
21 固定台
22 可動台
26 コイルスプリング
27 ポンプ停止スイッチ
28 警報スイッチ
30 注入ポンプ
31 制御装置
32 通水孔

Claims (3)

  1. パイプの上部にキャップ部を回転自在に取付け、このパイプの内側に、上端がキャップ部を貫通してポンプに接続されるホースを取付けると共に、このホースと前記パイプの下端に吸込み部を取付け、この吸込み部に上下に貫通する吸込み口を開口したノズルを設けて、このノズルの上部をホースの下端に接続すると共に、吸込み口の下部を囲んで吸込み部の底面にリング状突出部を形成し、上部排液口にキャップを取付けた膨縮自在の液封入袋を、紙製外装箱の内側に収納したコンテナパックの、前記キャップを取外した状態で、前記パイプを上部排液口から液封入袋内に挿入して、前記キャップ部を上部排液口に取付けるようにしたことを特徴とする自動排液装置。
  2. リング状突出部の下端側にスリットまたは通水孔を開孔したことを特徴とする請求項1記載の自動排液装置。
  3. 請求項1記載の自動排液装置において、更にコンテナパックを載せる載置台を設け、この載置台は、固定台の上に可動台がスプリングで上下動自在に支持され、この間にポンプ停止スイッチや警報スイッチを取付け、コンテナパック内の液の残量が少なくなって可動台が上昇した時に、前記スイッチが作動するようにしたことを特徴とする自動排液装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108313965A (zh) * 2018-02-28 2018-07-24 广西玉柴机器股份有限公司 一种自动实时排液装置

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