JP2005058625A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】一度の歯磨きで歯垢の除去、歯肉マッサージ、舌清掃を行なえる歯ブラシを提供する。
【解決手段】短辺Xが10〜25mmおよび長辺Yが30〜40mmの大きさを有する頭部2の正面および背面に刷毛5を植設してなる歯ブラシ。好ましくは、刷毛5の毛先で形成される刷掃面の少なくとも一部が、刷毛5の先端から後端に向かって15cmR〜20cmRのコンケーブを呈している。さらに、正面および背面の刷毛5の長さと頭部2の厚みとを合わせた長さが、15〜25mmである。また、頭部2の側面にも刷毛が植設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯ブラシの改良に関し、より詳細には歯や舌を清浄にすると同時に歯肉のマッサージを行なえる歯ブラシに関する。
歯ブラシは、通常、歯面における歯垢形成の阻止や歯列に堆積した歯垢の除去を目的として作られている。この歯ブラシで歯をブラッシングする時には、一部に歯肉のマッサージや舌の清掃を兼ねることもあるが、充分とはいえない。歯肉のマッサージや舌の清掃を完璧に行なうためには、その目的にあった歯ブラシが必要となる。
歯垢の除去を目的とする一般の歯磨きにおいても、下顎前歯の舌側に楽に入る、奥歯を磨きやすい、歯間の細かいところまで確実に磨けるなどの要望に応えるために、歯ブラシの頭部の形状は、小さくかつさまざまな形状に細分化されてきた。例えば、人を対象とした歯ブラシでは、頭部の短辺が10mm、長辺が30mm以下のコンパクトな歯ブラシを主流であり、さらに歯ブラシの頭部に立植する刷毛の長さを短くし、刷毛の立植状態を変更するなどの工夫がなされている。
しかし、上記のように歯垢の除去、歯肉のマッサージ、舌の清掃という目的や、前歯、奥歯などの使用部位ごとに歯ブラシを用意していたのでは、一人で複数本の歯ブラシをもたねばならず、非常に不経済である。また、目的別に歯ブラシを使用することは、歯磨きの回数を増やすことになる。これでは、歯磨きに多くの時間をとられ、歯磨きがおっくうになる要因となりかねない。
本発明の目的は、歯垢の除去、歯肉マッサージ、舌清掃を一回の歯磨きで行なえる歯ブラシを提供することにある。
本発明は、短辺10〜25mmおよび長辺30〜40mmの大きさを有する頭部の正面および背面に刷毛を植設してなる歯ブラシである。
前記刷毛の毛先で形成される刷掃面の少なくとも一部は、刷掃面の先端から後端に向かって15cmR〜20cmRのコンケーブを呈することが好ましい。本明細書では、把柄部から最も遠い刷毛部分を先端と呼び、最も近い刷毛部分を後端と呼ぶ。また、前記正面および背面の刷毛の長さと頭部厚みとを合わせた長さは、15〜25mmであることが好ましい。
さらに、本発明は、短辺10〜25mmおよび長辺30〜40mmの大きさを有する頭部の正面および背面に刷毛を植設する歯ブラシの側面にも刷毛が植設されてなる歯ブラシを提供する。
本発明の歯ブラシによれば、1本の歯ブラシを一回で使用するだけで、歯の反対側(例えば頬側面や唇側面)、歯茎と頬内側との間、歯茎と唇側面との間などを確実に磨くことができる。
本発明の歯ブラシは、歯垢の除去の他に、歯茎などのマッサージも行なう。ブラッシングによる歯茎の適度な刺激は、歯肉の血行循環や歯肉上皮の角質化を促して、歯肉に抵抗力をつける。その結果、歯肉炎、口内炎などの歯周疾患を予防することができる。慢性炎症の場合には、局所の組織、血液循環を改善して治療の役目も果たす。
舌の表面や歯垢の中は、ビブリオ菌、スピロヘータ、糸状菌、紡錘菌、グラム陽性球菌などの菌類が繁殖する温床となる。本発明の歯ブラシで、歯、舌表面および口蓋を磨くことにより、そこに棲みついた菌を掃除することができ、その結果、口の中全体が健康になる、口臭を予防するなどの効果を生み出す。さらに、口の中全体に清掃効果が行き渡ることで、口腔内の爽快感を一層引き出す。
以下に、添付の図面を用いて本発明の実施態様をより詳しく説明する。図1は、本発明の第一の実施態様の歯ブラシの側面図であり、図2はその平面図である。図1において、本発明の歯ブラシ1は、歯ブラシとして機能するために植毛される頭部2、歯ブラシを握る部分の把柄部3、および該頭部2と把柄部3とをつなぐ頸部4とからなる。
頭部2の形状は、図2では楕円形であるが、長方形でもよい。図2おいて、頭部2は、短辺(Y)が10〜25mm、好ましくは20〜25mmであり、一方、長辺(X)が30〜40mm、好ましくは35〜40mmである。本発明の歯ブラシの頭部2は、通常市販されているものや歯科医院で使用されるものと比べて明らかに大きいことが重要な特徴である。ブラシ面積が大きいことによって、歯磨き時にマッサージ効果を付与し、歯と歯茎を同時に磨きながらマッサージし、舌を清浄にするブラシにもなるなど、従来の歯ブラシでは享受できない機能を兼ね備える。
頭部2には、その面に対してほぼ垂直に刷毛5が植設されている。刷毛5は、頭部の正面(歯ブラシの通常植毛されている面をいう)に加えて、正面の反対側にも植毛されている。両面に植毛されていることで、歯や歯茎を同時に磨く、顎の内側も磨く、そして奥歯の上下の咬合面を同時に磨くことができる。また、一回の歯磨きで歯および歯茎とともに、歯の反対側(頬や唇の内側)も自然と磨けるようになる。したがって、口内全体が短時間でほぼ完璧に清浄になって、口内炎などの歯周疾患を防止する。舌や口蓋の清掃では、各種菌類の除去にもなり、口内全体が一層清浄になる。
刷毛の材質は、一般にナイロンなどの合成樹脂や、豚毛などの天然毛であり得る。毛の太さは、毛の硬さにもよるが、通常、0.13〜0.3mmでよく、好ましくは0.18〜0.25mmである。
刷毛の毛先の形態には、円状、テーパード、先端極細加工、ヘラ状、斜めカット、水平、球状などの形状が適宜採用される。
刷毛5の毛先で形成される刷掃面は、図3(A〜C)に示すように、刷掃面の先端から後端に向かって15cmR〜20cmRのコンケーブ(湾曲)を呈することが好ましい。湾曲は図3(A)のように刷掃面の全面にわたっても、あるいは図3(C)のように一部に限ってもよい。また、図3(B)に示すように、刷掃面が非対称になるものでもよい。これらのコンケーブによって、歯の前面および裏面において歯ブラシが均一にフィットするようになる。コンケーブのRが15cmより小さすぎると、歯磨きの効率が落ちる、刷掃面の先端と後端の傷みが早くなることがあり、逆に20cmより大きすぎるとフィット感が希薄する場合がある。
両面の刷毛5と頭部2の厚みとの合計長(図1のZ)は、好ましくは15〜25mm、特に好ましくは21〜24mmである。長さが15mmより短かすぎると、歯を磨くと同時に、唇側面、頬側面、舌、口蓋などを磨く効果が薄れる場合があり、逆に25mmより長すぎる、歯ブラシが唇と歯の間におさまらない、歯ブラシをスムースに移動できないなどの不具合を生じる場合がある。正面および背面の刷毛のそれぞれの長さは、刷毛の植設台の厚みに左右される。植設台の厚みを例えば3〜5mmとすると、片側の刷毛5の長さは、5〜10mmとなる。正面および背面の刷毛の長さは、互いに同一でも相違していてもよい。
刷毛の植設台は、通常は平板である。また、図4の変形例に示すように、頭部の先端から根本に向かってR15〜20cmのコンケーブをつけてもよい。
刷毛5の硬さは、通常、柔らかめのものがよい。歯の隅々までしっかり磨き、マッサージできる。また、刷毛が寝て、倒れてどこにでも入り込みやすく、歯への接触がよくなる。硬さは、具体的には、通常、75N/cmでよく、好ましくは60N/cm以下である。
刷毛5の密植状態は、複数列(例えば3〜6列)からなる多毛束植が好ましい。多毛束植では、毛が押されたり、引かれたり、自由に動くことが可能である。一束の密度は、疎毛、密毛のいずれでもよい。また、植毛の方向(毛並み)は一方向が好ましい。毛並みを多方向に分散すると、部分的には効果が高いが、全体な歯磨きの点で逆効果である。また、毛束の1束ごとの形態は、平線型、段切り型、傾斜型のいずれでもよい。
図1に戻って、杷柄部3は、頭部2と平行または直線をなす型が基本的であり、さらに杷柄部3が頭部に対して傾斜していてもよい。杷柄部3を正しく握ったときの指の位置を指示するような工夫(例えば印字や凹凸加工)は、当業者には周知である。杷柄部3は、AS,ABS,PPなどのプラスチックでできている。
頚部4は、頭部2と杷柄部3とを連結するためにあり、直線型または傾斜型でありうる。通常は、歯ブラシの強度を保てる限りにおいて、幅方向に径を絞ってある。径を絞ることで、杷柄部3を操作するときに前歯や唇に当たらずにブラッシングが行なえる。頚部4にカーブや傾斜をつけることによっても、同様な効果を生み出す。頚部4は、通常、杷柄部3と同材質でできている。
上記実施態様の歯ブラシの使用方法は、通常の歯ブラシと同様である。使用方法を、図5および図6を用いて説明する。図5において、歯ブラシ1の正面側の刷毛5を前歯や奥歯の前面に当てて左右、上下、回転など、軽い圧力を加えながら毛先の移動を繰り返して歯垢を除去する。それとともに背面側の刷毛5が、唇内側面や頬側面を適度に押圧してマッサージする。
図6のように、正面側の刷毛5を奥歯の裏面に当てて左右、上下、回転など軽い圧力を加えながら毛先の移動を繰り返すと、歯ブラシの背面側の刷毛が舌や口蓋を磨きかつマッサージする。
図7は、本発明の歯ブラシの第二の実施態様を示す側面図であり、図8はその平面図である。図7では、頭部2の側面にも刷毛5が植設されていることを特徴とする。該特徴以外の仕様は、前記の実施態様と同様である。
図8のAA矢視断面図を図9に示す。図9からわかるように、頭部2の全周囲に刷毛が植えられているので、1本の歯ブラシの一回の歯磨きで、歯、歯茎、歯茎の根元、歯の反対側(頬側面、唇側面、口の中の全体)を総合的に磨くことができる。しかも、マッサージ効果も有するので、口の中で起きる口内炎を防止できる。さらに、各種菌類の除去にもなり、口の中全体が健康になる。
図10は、図9の頭部断面の変形例である。この例では、頭部断面が楕円形を形成する。楕円形にすると、歯ブラシ1の刷毛5が、完全に全周囲に向くので、ブラッシング時に杷柄部3を持ち替える頻度が少なくてすみ、一層効果的である。
上記第二の実施態様による歯ブラシ1の使用方法も、通常の歯ブラシと同様である。使用方法を図11の例を用いて説明する。図11では、歯ブラシ1の正面側の刷毛5を舌に当てて、左右、上下、回転など軽い圧力を加えながら毛先の移動を繰り返して舌表面の清掃を行なう。その動作につれて、背面側の刷毛5が、口蓋を摩擦し、かつ側面の刷毛が前歯裏側の歯茎や頬側面を磨きかつマッサージする。
本発明の歯ブラシは、市販および歯科医院向けに提供される歯ブラシとして最適である。本発明の歯ブラシは、歯垢除去、舌の清掃、歯肉のマッサージなどによる虫歯予防、口臭予防にも好適であり、さらに歯肉炎、口内炎など歯周疾患の治療用途にも向いている。
本発明の歯ブラシの一実施態様を示す側面図である。 図1の歯ブラシの平面図である。 図1の歯ブラシの頭部の変形例を示す側面図である。 図1の歯ブラシの頭部の変形例を示す側面図である。 図1の歯ブラシの使用状態の模式図である。 図1の歯ブラシの使用状態の模式図である。 本発明の歯ブラシの別の実施態様を示す側面図である。 図7の歯ブラシの平面図である。 図8の歯ブラシのAA矢視断面図である。 図8の変形例を示すAA矢視断面図である。 図7の歯ブラシの使用状態を示す模式図である。
符号の説明
1 歯ブラシ
2 頭部
3 杷柄部
4 頚部
5 刷毛

Claims (4)

  1. 短辺10〜25mmおよび長辺30〜40mmの大きさを有する頭部の正面および背面に刷毛を植設してなる歯ブラシ。
  2. 前記刷毛の毛先で形成される刷掃面の少なくとも一部が、刷掃面の先端から後端に向かって15cmR〜20cmRのコンケーブを呈している、請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記正面および背面の刷毛の長さと頭部厚みとを合わせた長さが、15〜25mmである、請求項1または2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記頭部の側面にも刷毛が植設されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016202922A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 時悟 柳 ブラシ体および柄付きブラシ体
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