JP2005058491A - 内視鏡用コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内視鏡の洗浄の邪魔になる端子を減らして洗浄を容易とする。
【解決手段】 制御装置340及び光源装置320を内視鏡に接続する内視鏡用コネクタ装置400に,内視鏡の手元操作部に接続するユニバーサルケーブル(第1ケーブル)290を接続するとともに,制御装置に接続する制御ケーブル(第2ケーブル)500を着脱自在に接続する装置本体410と,装置本体に設けられ装置本体を光源装置に接続するライトガイド棒423と,第2ケーブルが接続される装置本体側コネクタ460とを設け,装置本体側コネクタに,内視鏡からの電気信号を伝達する電気コネクタと洗浄が不要なコネクタ(例えばS端子,通気コネクタの機能を有する端子)とをまとめて設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は内視鏡用コネクタ装置にかかり,より詳細には内視鏡のユニバーサルケーブルの先端部に設けられ,プロセッサや光源装置に接続される内視鏡用コネクタ装置に関する。
電子内視鏡システムは,内視鏡とこの内視鏡が接続されるプロセッサや光源装置などの外部機器を備える。電子内視鏡システムは,光源装置からの照射光をライトガイドで伝送して被観察部を照射し,その被観察部を固体撮像素子(CCD)で撮像し,そして,CCDから出力される電気信号をプロセッサで画像処理して,観察像をモニタTVに表示する。このような電子内視鏡システムは,内視鏡の手元操作部から延出されたユニバーサルケーブルの先端部に,ライトガイドコネクタ(以下,LGコネクタ)が設けられ,このLGコネクタが光源装置に接続される(例えば特許文献1参照)。
具体的には,内視鏡の手元操作部から延出されたユニバーサルケーブルに,光源装置からの照射光を先端硬質部の照射窓に伝送するライトガイド,CCDからの電気信号を伝送する信号ケーブル等が挿通されている。ライトガイドは,LGコネクタを介して光源装置側のコネクタに接続されている。これにより,光源装置からの照射光は,ライトガイドを介して伝送されて,内視鏡の挿入部先端を構成する先端硬質部の照射窓から被観察部に照射される。一方,信号ケーブルは,LGコネクタから延出された制御ケーブルを接続コネクタを介してプロセッサのコネクタに接続される。これにより,CCDから出力される電気信号はプロセッサに伝送される。
従来,図11に示すように,内視鏡用のLGコネクタ10には様々なコネクタ例えば吸引コネクタ12,送気送水コネクタ14,通気コネクタ16,S端子18,が設けられている。吸引コネクタ12及び送気送水コネクタ14は基部20に配設されており,通気コネクタ16及びS端子(導体コネクタ)18は,ケース体30に配設されている。
このうち吸引コネクタ12は,図示しない吸引器からのチューブを接続するコネクタであり,基部20の内側には吸引チューブ(図示しない)が接続される。吸引チューブは,ユニバーサルケーブル40に挿通され,手元操作部に設けられた吸引バルブを介して,体腔内に挿入される内視鏡挿入部の先端を構成する先端硬質部の吸引口(図示しない)に接続される。そして,吸引バルブを操作することにより,切除された病変部等を吸引口から吸引することができる。
また,通気コネクタ16は,内視鏡の気密性を検査する際に気密テスタを接続するコネクタである。また,S端子18は,例えば電気手術器(電気メス)を使用する際に内視鏡に漏れた高周波電流を電気手術器の制御部へ返すSコードを接続する端子であり,このS端子はケース体30の内側においてリード線を介して基板に接続される。
特開2002−214539号公報
ところで,一般に,内視鏡は使用後にLGコネクタ10を含めて洗浄が必要である。従来は制御ケーブル自体は取外しできないので,洗浄時にはLGコネクタ10から延出している制御ケーブルの先端に設けられた接続コネクタだけに防水キャップを取付け,接続コネクタに水や薬液などの洗浄液が付かないようにしていた。
しかしながら,LGコネクタ10には,上述のように様々な端子が設けられているので,これらのコネクタは洗浄の際に邪魔になるという問題があった。しかも,これらのコネクタの中には洗浄が必要ないものもある。例えば通気コネクタ16やS端子18は,洗浄する必要がなく,水や薬液などの洗浄液が付かない方がよい。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,洗浄の邪魔になる端子を減らして洗浄を容易とすることができ,洗浄する際の手間も軽減させることができる内視鏡用コネクタ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,内視鏡からの電気信号の信号処理を行う制御装置及び前記内視鏡へ光を供給する光源装置を前記内視鏡に接続する内視鏡用コネクタ装置であって,前記内視鏡の手元操作部に接続する第1ケーブルを接続するとともに,前記制御装置に接続する第2ケーブルを着脱自在に接続する装置本体と,前記装置本体に設けられ,前記装置本体を前記光源装置に接続するライトガイド棒と,前記第2ケーブルが接続される装置本体側コネクタとを備え,前記装置本体側コネクタの接続部に,前記内視鏡からの電気信号を伝達する電気コネクタと洗浄が不要なコネクタとをまとめて設けたことを特徴とする内視鏡用コネクタ装置が提供される。
このような本発明によれば,電気コネクタと洗浄が不要な端子(例えば導通端子であるS端子,気密検査等を行うための通気コネクタなど)の機能を装置本体側コネクタにまとめて設けることにより,従来,LGコネクタの側面に突出していたS端子,通気コネクタをなくすことができる。これにより,内視鏡を内視鏡用コネクタ装置とともに洗浄液に浸して洗浄する場合に,洗浄が容易となる。また,内視鏡を洗浄する場合には,装置本体側コネクタにキャップを取付けるだけで足りるので洗浄の際の手間も軽減することができる。
また,上記装置本体側コネクタの接続部に設けられる洗浄が不要なコネクタは,前記装置本体内に配設されたフレームを介して前記内視鏡の金属部分に電気的に接続される導通コネクタを含んでもよい。このような導通コネクタによりS端子の機能を果すことができる。この場合,第2ケーブルの端部に,前記装置本体側コネクタに接続される第2ケーブル側接続コネクタと,前記第2ケーブル側接続コネクタの側面に突出して設けられ,前記装置本体側コネクタに前記第2ケーブル側接続コネクタが接続されることにより,前記装置本体側コネクタの導通コネクタに電気的に接続する端子部とを備えるようにしてもよい。
このように装置本体に脱着自在とした第2ケーブルに端子部を設けることにより,内視鏡を使用する場合には,装置本体に第2ケーブルが接続されるので,S端子の機能を有する端子部を使用することができるようになり,S端子の機能を使用しない内視鏡の洗浄の際は第2ケーブルを装置本体から取外すので,洗浄を容易にすることができる。
また,上記装置本体側コネクタの接続部に設けられる洗浄が不要なコネクタは,前記内視鏡の内部空間と前記第1ケーブル内を介して連通し,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側との連通状態と遮断状態を切換え可能な切換弁を含み,前記切換弁は,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが遮断状態となるように前記切換弁を付勢する付勢部材を設け,前記装置本体側コネクタに接続される接続体に設けられた切換突起により前記切換弁が押されることにより,前記付勢部材に抗して前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態となるように切換え可能であるようにしてもよい。
これにより,装置本体側コネクタの接続部側が大気開放されていれば,装置本体に切換突起を有する第2ケーブルの接続コネクタやキャップなどの接続体を装置本体側コネクタに接続することにより,内視鏡の内部空間は,大気開放される。これにより,装置本体側コネクタは通気コネクタとして機能させることができる。
上記接続体は,前記第2ケーブルの端部に設けられ,前記装置本体側コネクタに接続される接続コネクタであり,前記接続コネクタは,前記第2ケーブルが前記装置本体側コネクタに接続したときに,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態になるように前記切換弁を押す切換突起を設けるようにしてもよい。これによれば,装置本体側コネクタに接続体例えば第2ケーブルを接続するだけで,内視鏡の内部空間と装置本体側コネクタの接続部側とを連通状態にすることができる。
また,上記接続体は,前記装置本体側コネクタの接続部側を覆うキャップであり,前記キャップは,このキャップが前記装置本体側コネクタに接続したときに,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態になるように前記切換弁を押す切換突起と,前記キャップ内を貫通する貫通孔とを設けるようにしてもよい。これによれば,装置本体側コネクタにこのキャップを取付けるだけで,内視鏡の内部空間は装置本体側コネクタの接続部側からキャップの貫通孔を介してキャップの外側と連通する。これにより,ガス滅菌などを行うために滅菌ガスの雰囲気中に内視鏡を入れても,内視鏡の内外の気圧差が生じないようにすることができる。
また,上記接続体は,前記装置本体側コネクタの接続部側を覆うキャップであり,前記キャップは,このキャップが前記装置本体側コネクタに接続したときに,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態になるように前記切換弁を押す切換突起と,前記キャップ内と連通する通気コネクタとを設けるようにしてもよい。これによれば,装置本体側コネクタにこのキャップを取付けるだけで,内視鏡の内部空間は装置本体側コネクタの接続部側を介してキャップの通気コネクタに連通することができる。これにより,通気コネクタに例えば気密テスタなどを取付けて内視鏡内を気密検査することができる。
また,上記切換弁は,前記装置本体内に配設されたフレームを介して前記内視鏡の金属部分に電気的に接続される導通コネクタを兼ねるようにしてもよい。これにより,装置本体側コネクタ内を省スペース化することができ,装置本体側コネクタ自体を小型化することができる。
このように本発明によれば,洗浄不要なコネクタと洗浄液が付くことを防止する必要があるコネクタとをまとめて設けることにより,洗浄の邪魔になるコネクタを少なくさせることができるので,洗浄が容易となる。またコネクタを集中させることにより必要な防水キャップを少なくすることができるので,洗浄する際の手間も軽減させることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は,本発明にかかる内視鏡用コネクタ装置が適用される電子内視鏡システム100の全体構成図である。電子内視鏡システム100は大別すると,内視鏡200とこの内視鏡200に接続される制御装置300とからなる。
制御装置300は,光源装置320を内蔵したプロセッサ340,及びモニタTV360等を備えている。これらのプロセッサ340及びモニタTV360は,走行自在なラック380に収納されている。
内視鏡200は,手元操作部220を備える。手元操作部220には,例えば吸引バルブ222,送気送水バルブ224,湾曲操作ノブ226などが設けられている。手元操作部220には,体内に挿入される挿入部240が接続されており,挿入部240の先端には湾曲部260を介して先端硬質部280が設けられている。湾曲部260は,手元操作部220に設けられた湾曲操作ノブ226を回動させることにより湾曲操作される。先端硬質部280の端面には,図示しない対物レンズ,照射窓等が配設され,対物レンズの内側には固体撮像素子例えばCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)が設けられている。CCDが設けられる基板の各端子には,CCDからの電気信号を伝送する信号ケーブルが接続されている。この信号ケーブルは,挿入部240を介して手元操作部220へ向けて配設されている。
手元操作部220からは,ユニバーサルケーブル290が延出されている。ユニバーサルケーブル290には,光源装置320からの照射光を先端硬質部280の照射窓に伝送するライトガイド,CCDからの上記信号ケーブル等が挿通されている。ユニバーサルケーブル290の端部には,本発明にかかる内視鏡用コネクタ装置400が取付けられている。
内視鏡用コネクタ装置400は,図2にも示すように第1ケーブルとしてのユニバーサルケーブル290の端部に設けられる装置本体(LGコネクタ)410と,この装置本体410に着脱自在に接続される第2ケーブルとしての制御ケーブル500とを備える。
装置本体410は,光源装置320側のコネクタ322に着脱自在に接続される。これにより,ユニバーサルケーブル290内に配設されたライトガイドは,装置本体410を介して光源装置320に接続される。こうして,光源装置320からの照射光は,ライトガイドを介して伝送されて,先端硬質部280の照射窓から被観察部に照射される。
内視鏡用コネクタ装置400の制御ケーブル500の一端部には,プロセッサ340側のコネクタ342と接続するための接続コネクタ520が設けられており,制御ケーブル500の他端部には装置本体410と接続するための制御ケーブル側コネクタ540が設けられている。これらの接続コネクタ520と制御ケーブル側コネクタ540とは伸縮自在に構成されたコード530で接続されている。なお,制御ケーブル側コネクタ540の構成の詳細は後述する。
制御ケーブル500を介して装置本体410をプロセッサ340に接続することにより,ユニバーサルケーブル290内に配設された信号ケーブルは,制御ケーブル500内の信号ケーブルに接続され,接続コネクタ520を介してプロセッサ340側のコネクタ342に接続される。こうして,先端硬質部280のCCDから出力される電気信号はプロセッサ340に伝送される。
次に,本発明にかかる内視鏡用コネクタ装置400の構成を図面を参照しながらさらに詳細に説明する。図2は内視鏡用コネクタ装置400の組立図である。図3は装置本体410の一部を縦断面にした図であり,図4は装置本体410の一部を横断面にした図である。
本発明にかかる内視鏡用コネクタ装置400は,従来,装置本体410の側面から突出して設けられていたS端子,通気コネクタなどのような洗浄に必要のないコネクタを装置本体410の側面からなくし,これらの機能を制御ケーブル500に着脱自在に接続する装置本体側コネクタ460に電気コネクタ(例えばコネクタピン466)とともに設けたものである。
先ず,本実施形態にかかる内視鏡用コネクタ装置400を構成する装置本体410の詳細な構成を説明する。装置本体410は,図2に示すように合成樹脂製の基部420とケース体440とによって略直方体に形成されている。基部420には,光源装置320のコネクタ322に接続される接続部422が設けられており,この接続部422にライトガイド棒423が突設されている。
装置本体410の基部420には,図3に示すように接続部422の反対側にフレーム424が支持されている。フレーム424の内部には,電気信号を映像信号に処理する信号処理回路が設けられた電子基板(以下,単に「基板」という)426が取り付けられている。また,フレーム424には,ユニバーサルケーブル290の端部292と,制御ケーブル500に着脱自在に接続するための装置本体側コネクタ460が,ねじ428,429によって固定されている。なお,この装置本体側コネクタ460の詳細な構成は後述する。
装置本体410のケース体440は,フレーム424を収納する収納スペースを内部に有するとともに,基部420側に開口部442が形成されており,この開口部442は基部420に脱着自在に取付けられている。なお,ケース体440の開口部442との接続部には気密保持のためのOリング(図示しない)が設けられている。ケース体440の開口部442と対向する面には,ユニバーサルケーブル290用の取付孔444と,制御ケーブル500用の取付孔446が形成されている。これら取付孔444,446にもそれぞれユニバーサルケーブル290,制御ケーブル500との気密性保持のためのOリングなどが設けられている。
装置本体410には,図4に示すように,吸引コネクタ452,送気送水コネクタ454が設けられている。吸引コネクタ452及び送気送水コネクタ454は,基部420の側面に突出して配設されている。これら吸引コネクタ452,送気送水コネクタ454はともに使用後に洗浄が必要となるコネクタである。
吸引コネクタ452は,図示しない吸引器からのチューブを接続するコネクタであり,基部420の内側には吸引チューブ453が接続される。吸引チューブ453は,ユニバーサルケーブル290に挿通され,図1に示す吸引バルブ222を介して,先端硬質部280の吸引口(図示しない)に接続される。そして,吸引バルブ222を操作することにより,切除された病変部等を吸引口から吸引することができる。
送気送水コネクタ454は,図示しない送水タンクからのチューブを接続するコネクタであり,基部420の内側には,送気送水チューブ455が接続される。送気送水チューブ455は,ユニバーサルケーブル290に挿通され,図1に示す送気送水バルブ224を介して先端硬質部280に形成した送気送水孔(図示しない)に接続される。そして,送気送水バルブ224を操作することにより,空気又は送水タンクからの水が送気送水孔から噴射される。
次に,装置本体410と制御ケーブル500との接続部分の構成について図面を参照しながら説明する。図5は,制御ケーブル側コネクタ540の構成を示す図であって,図5(a)は制御ケーブル側コネクタ540を端部側から見た図であり,図5(b)は制御ケーブル側コネクタ540の縦断面図である。図6は,装置本体410の装置本体側コネクタ460に,制御ケーブル側コネクタ540を接続したときの断面図である。図7は,各装置本体側コネクタ460,540が接続される際の各コネクタ460,540の中央部分の作用を説明する図であって,図7(a)は接続前の図であり,図7(b)は接続後の図である。
装置本体側コネクタ460は,図3,図6に示すように,装置本体側コネクタ460の外周部を構成する筒体462,この筒体462内に取付けられた端子本体464を備える。端子本体464には,その中央部位に中央端子470が端子本体464から突出して設けられており,上記中央端子470の周囲に電気コネクタ例えばコネクタピン466が端子本体464から突出して設けられている。コネクタピン466は,先端硬質部280のCCDからの信号ケーブルに電気的に接続されている。装置本体側コネクタ460における前記筒体462の端部と端子本体464から突出して設けられた中央端子470及びコネクタピン466とから構成される接続部に,制御ケーブル側コネクタ540が接続される。
上記中央端子470は,図11に示す通気コネクタ16の機能とS端子18の機能を兼ね備えたものである。中央端子470は,筒状のシリンダ部472,このシリンダ部472を支持する筒状の支持体474を備える。シリンダ部472及び支持体474はともに金属で構成され,電気的に接続されている。支持体474は,装置本体410内のフレーム424に電線例えばリード線によって電気的に接続されている。このような構成の中央端子470が例えば後述する制御ケーブル側コネクタ540などに電気的に接続することにより,制御ケーブル側コネクタ540の後述する電気端子580が図11に示すS端子18の機能を発揮することができる。
また中央端子470は,図7(a)にも示すように,シリンダ部472内に摺動自在な摺動部材480が設けられている。摺動部材480は,その先端に凸部482が設けられている。シリンダ部472の先端には,摺動部材480の凸部482が挿入可能な孔473が形成されている。このシリンダ部472の孔473は,摺動部材480が最も先端に位置するときに,摺動部材480の凸部482によりシリンダ部472の内部から閉塞される。摺動部材480は,シリンダ部472の先端の孔473を閉塞する方向に付勢する付勢部材例えばコイルバネ475が設けられている。
摺動部材480の基端の中央部は開口されており,この開口部484から先端に向けて通気孔486が形成されている。通気孔486は,装置本体410の空間に連通しており,装置本体410内の空間は,ユニバーサルケーブル290を介して内視鏡200の手元操作部220,挿入部240,先端硬質部280の内部空間に連通している。
上記通気孔486は,摺動部材480の途中まで形成され,その通気孔の先端部から側面に向けて複数の連通孔488が形成されている。シリンダ部472の側面には,摺動部材480が基端側の所定位置に移動したときに通気孔486と連通する孔476が形成されている。このような構成の中央端子470の摺動部材480が例えば後述する制御ケーブル側コネクタ540などにより押されて基端側の所定位置に移動して,通気孔486がシリンダ部472の孔476と連通して,内視鏡200の挿入部240等の内部空間は大気開放される。これにより,中央端子470は図11に示す通気コネクタの機能を発揮することができる。
一方,制御ケーブル側コネクタ540は,図5,図6に示すように,ケーシング542と,このケーシング542の先端に設けられたコネクタ本体544を備える。コネクタ本体544は,内筒を構成するシェル546と外筒を構成するリリーススリーブ548とを有している。リリーススリーブ548は,シェル546に対して図5(b)に示す矢印方向に摺動自在に構成され,付勢部材例えばコイルバネ547により制御ケーブル側コネクタ540の先端側に付勢されている。
例えば図6に示すように制御ケーブル側コネクタ540のシェル546とリリーススリーブ548との間に装置本体側コネクタ460の筒体462が挿入されると,コイルバネ547の付勢力に抗してリリーススリーブ548が図6の右方向に移動し,リリーススリーブ548の内側に形成された溝549に,装置本体側コネクタ460の筒体462の外側に形成された凸部463が係合すると,コイルバネ547の付勢力によりリリーススリーブ548が図6の左方向に戻って,装置本体側コネクタ460の筒体462がロックされるようになっている。逆に手指等によりリリーススリーブ548を図6の右方向に移動させると,装置本体側コネクタ460の筒体462のロックが解除され,制御ケーブル側コネクタ540を装置本体側コネクタ460から引抜くことができる。
制御ケーブル側コネクタ540のシェル546内には,図5(b)に示すように装置本体側コネクタ460の端子本体464と係合する係合体560が取付けられている。係合体560の中央部位には,装置本体側コネクタ460の中央端子470と係合する中央係合部570が取付けられている。中央係合部570の周囲には,装置本体側コネクタ460のコネクタピン466に係合する図5(a)に示すようなピンホール552が形成されている。このピンホール552は,中央係合部570の基端側に突出して設けられる端子532に電気的に接続されている。この端子532には,信号ケーブル534が接続され,この信号ケーブル534は上述したようにコード530内を通って,接続コネクタ520を介してプロセッサ340に接続される。
中央係合部570は金属で構成され,中央係合部570の基端部は電線例えばリード線576により,端子部としての電気端子580と電気的に接続されている。この電気端子580は,図11に示すS端子18と同様の機能を備え,必要に応じて図2に示すような電気コード582が接続される。この電気コード582は,その一端に電気端子580と接続可能な端子584を備えるとともに,他端に電気手術器例えば電気メスの制御部など他の制御機器へ接続する端子586を備える。この電気コード582は,例えば電気メスなどの制御部へ内視鏡200に漏れた高周波電流を逃すために使用される。
このように,S端子として機能することができる電気端子580を制御ケーブル500側に設けることにより,内視鏡200を使用する場合には,装置本体410に制御ケーブル500が接続されるので,S端子の機能を有する電気端子(端子部)580を使用することができるようになり,S端子の機能を使用しない内視鏡200の洗浄の際は制御ケーブル500を装置本体410から取外すので,内視鏡用コネクタ装置400を含めた内視鏡200の洗浄を容易にすることができる。
一方,上記中央係合部570の先端部には,図7(a)にも示すように,開口部572と,この開口部572の底部中央に形成された突起部574を有する。開口部572は,装置本体側コネクタ460の中央端子470のシリンダ部472が挿入可能に形成されており,突起部574は,中央端子470の先端の孔473に挿入可能に形成されている。
中央端子470の先端の孔473に突起部574が挿入されることにより,摺動部材480が押され,摺動部材480はコイルバネ475の付勢力に抗してシリンダ部472の内壁に沿って摺動する。そして,摺動部材480は,装置本体側コネクタ460に制御ケーブル側コネクタ540が接続されたところで,図7(b)に示すように基端側の所定位置に移動し,通気孔486がシリンダ部472の孔476と連通する。
このため,内視鏡200の挿入部240等の内部空間は,装置本体側コネクタ460の筒体462内におけるコネクタピン466などが設けられた接続部側空間と連通する。従って,接続部側空間が大気と連通していれば,内視鏡200の挿入部240等の内部空間は大気開放される。これにより,中央端子470は図11に示す通気コネクタの機能を発揮することができる。
このような本実施形態にかかる内視鏡用コネクタ装置400を備える電子内視鏡システムを使用する際には,図2に示すように内視鏡用コネクタ装置400の装置本体側コネクタ460に制御ケーブル側コネクタ540を接続する。そして,光源装置320のコネクタ322に装置本体410の接続部422を接続するとともに,プロセッサ340のコネクタ342に制御ケーブル500の接続コネクタ520を接続する。これにより,光源装置320からの光は内視鏡200へ伝達させることができ,また内視鏡200からの画像信号は,プロセッサ340により処理されてモニタTV360の画面に表示させることができる。
装置本体側コネクタ460に制御ケーブル側コネクタ540が接続されることにより,図6に示すように,装置本体410内のフレーム424は,リード線468,中央端子470,中央係合部570,リード線576をそれぞれ介して制御ケーブル500の電気端子580と導通する。これにより,電気メスなどの電気手術器を使用する場合には,電気端子580に電気コード582を接続し,電気手術器の制御部に接続することによって,電気端子580を例えば電気メスなどの制御部へ内視鏡に漏れた高周波電流を逃すなどのS端子として機能させることができる。
また,装置本体側コネクタ460に制御ケーブル側コネクタ540が接続されることにより,図6に示すように制御ケーブル側コネクタ540における中央係合部570の突起部574により,中央端子470内の摺動部材480が押されて,内視鏡200の内部空間が装置本体側コネクタ460の筒体462内におけるコネクタピン466などが設けられた接続部側空間と連通する。このとき,接続部側空間は大気と連通しているので,内視鏡200の挿入部240等の内部空間は大気開放される。こうして,装置本体側コネクタ460に接続体例えば制御ケーブル500を接続するだけで,内視鏡200の内部空間と装置本体側コネクタ460の接続部側とを連通状態にすることができる。
このような構成の本実施形態にかかる内視鏡用コネクタ装置400によれば,洗浄が不要な端子例えば図11に示す通気コネクタ16,S端子18などの機能を有する中央端子470を装置本体側コネクタ460に設けることにより,従来,LGコネクタの側面に突出していたS端子,通気コネクタをなくすことができる。これにより,内視鏡200を内視鏡用コネクタ装置400とともに洗浄液に浸して洗浄する場合に,洗浄が容易となる。また,内視鏡200を洗浄する場合には,装置本体側コネクタ460にキャップを取付けるだけで足りるので洗浄の際の手間も軽減することができる。
次に,上述したような内視鏡用コネクタ装置400の装置本体側コネクタ460に取付けるキャップについて図面を参照しながら説明する。キャップは用途に応じて様々なものを取付けることができる。
図8に示すキャップ600は,例えば内視鏡200を洗浄液に付けて洗浄する際に,洗浄液などが装置本体側コネクタ460に付かないようにする防水キャップである。図8に示すキャップ600は,その内側に装置本体側コネクタ460の筒体462外側に設けられた凸部463を挿入する溝620が形成されている。溝620は,キャップ600の開口部側の一端部622からキャップ600の軸方向へ向けて形成され,その途中からキャップ600の内周面に沿って軸方向へ向けて他端部624まで形成されている。キャップ600を装置本体側コネクタ460に取り付ける際は,キャップ600の開口部から装置本体側コネクタ460に挿入し,そのとき装置本体側コネクタ460の凸部463がキャップ600の溝620の一端部622に入り込むようにする。そして,キャップ600を回転させることにより,装置本体側コネクタ460の凸部463は溝620に沿って他端部624で止まる。このとき,装置本体側コネクタ460の先端はキャップ600の底面に押しつけられるとともに,キャップ600の底面に設けられた気密部材例えばOリングなどが装置本体側コネクタ460の先端側面とキャップ600の内周面との間に介在する。これにより,キャップ600は装置本体側コネクタ460に気密に取り付けられる。
内視鏡200を洗浄する場合には,装置本体側コネクタ460から制御ケーブル500を引抜く,そして装置本体側コネクタ460にその接続部側を覆うキャップ600を取付けて,例えば内視鏡200とともに装置本体側コネクタ460を洗浄液に浸す。
図9に示すキャップ600は,内視鏡200内をガス滅菌する際に使用するキャップである。図8に示すキャップと異なるのは,キャップ600の底面の略中央にキャップ600の開口部へ向けて形成された突起部640と,この突起部640の周囲に形成された貫通孔630を有する点である。突起部640は,装置本体側コネクタ460の中央端子470の孔473に挿入可能に形成されており,上述した制御ケーブル側コネクタ540に設けられた突起部574と同様の機能を有する。
このような構成のキャップ600を装置本体側コネクタ460に取り付けることにより,キャップ600の突起部640が装置本体側コネクタ460の中央端子470の孔473に挿入される。するとキャップ600の突起部640により摺動部材480が押され,摺動部材480はコイルバネ475の付勢力に抗してシリンダ部472の内壁に沿って摺動する。そして,摺動部材480は,装置本体側コネクタ460に制御ケーブル側コネクタ540が接続されたところで,図9に示すように基端側の所定位置に移動し,通気孔486がシリンダ部472の孔476と連通する。
このため,内視鏡200の挿入部240等の内部空間は,装置本体側コネクタ460の筒体462内におけるコネクタピン466などが設けられた接続部側空間と連通する。この筒体462内の接続部側空間は,キャップ600の貫通孔630を介して,キャップ600の外側と連通する。この状態で内視鏡200を接続コネクタとともに滅菌ガスの雰囲気内に入れて内視鏡200内部のガス滅菌を行うことにより,内視鏡200の挿入部240等の内部空間はキャップ600の外側と連通するので,内視鏡200の内部と外部との気圧の差は解消できるので,内視鏡200内外の気圧差による挿入部等の歪みなどを防止することができる。
図10に示すキャップ600は,図11に示す通気コネクタと同様の機能を有する通気コネクタを取り付けたキャップ600である。図9に示すキャップと異なるのは,貫通孔630の代わりに取付孔650を形成し,この取付孔650にキャップ600内の空間を連通する通気コネクタ652を設けた点である。この通気コネクタ652に気密検査用の気密テスタ654を取り付けることができる。
このような構成のキャップ600を装置本体側コネクタ460に取り付けることにより,キャップ600の突起部640が装置本体側コネクタ460の中央端子470の孔473に挿入される。これにより,図8に示すキャップ600の場合と同様に,内視鏡200の挿入部240等の内部空間は,装置本体側コネクタ460の筒体462内におけるコネクタピン466などが設けられた接続部側空間と連通する。この筒体462内の接続部側空間は,キャップ600に設けられた通気コネクタ652と連通する。これにより,通気コネクタ652を介して例えば気密テスタ654などにより内視鏡200内の気密検査を行うことができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記実施形態では装置本体側コネクタ460にS端子と通気コネクタの機能を兼ねる中央端子470を設けた場合について説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,装置本体側コネクタ460にS端子の機能を有する端子と通気コネクタの機能を有する端子を別個に設けるようにしてもよい。この場合,制御用のコネクタピン466の1つにS端子の機能を持たせるようにしてもよい。
また,S端子と通気コネクタの機能を兼ねる端子(例えば中央端子470)は必ずしも装置本体側コネクタ460の中央に設ける必要はなく,装置本体側コネクタ460内のどの部位に設けてもよい。本実施形態のように中央端子470を装置本体側コネクタ460の中央に集中して設けることにより,装置本体側コネクタ460の省スペース化を図ることができるので,装置本体側コネクタ460自体を小型化することができる。
本発明は,内視鏡用コネクタ装置に適用でき,より詳細には内視鏡のユニバーサルケーブルの先端部に設けられ,プロセッサや光源装置に接続される内視鏡用コネクタ装置に適用できる。
本発明にかかる内視鏡用コネクタ装置を用いた電子内視鏡システムの全体構成図である。 本発明の実施形態にかかる内視鏡用コネクタ装置の構成を示す組立図である。 本実施形態における装置本体の構成を説明する図である。 本実施形態における装置本体の構成を説明する図である。 制御ケーブル側コネクタの構成を説明する図である。 装置本体側コネクタと制御ケーブル側コネクタとを接続した場合の構成を説明する図である。 装置本体側コネクタと制御ケーブル側コネクタとを接続する際の作用を説明する図である。 防水用のキャップの構成を説明する図である。 ガス滅菌用のキャップの構成を説明する図である。 気密検査用のキャップの構成を説明する図である。 従来のLGコネクタの構成を説明する図である。
符号の説明
100 電子内視鏡システム
200 内視鏡
220 手元操作部
222 吸引バルブ
224 送気送水バルブ
226 湾曲操作ノブ
240 挿入部
260 湾曲部
280 先端硬質部
290 ユニバーサルケーブル(第1ケーブル)
292 端部
300 制御装置
320 光源装置
322 コネクタ
342 コネクタ
380 ラック
400 内視鏡用コネクタ装置
410 装置本体
420 基部
422 接続部
423 ライトガイド棒
424 フレーム
426 電子基板
440 ケース体
442 開口部
444 取付孔
446 取付孔
452 吸引コネクタ
453 吸引チューブ
454 送気送水コネクタ
455 送気送水チューブ
460 装置本体側コネクタ
462 筒体
463 凸部
464 端子本体
466 コネクタピン(電気コネクタ)
468 リード線
470 中央端子(切換弁,導通コネクタ)
472 シリンダ部
473 孔
474 支持体
475 コイルバネ
476 孔
480 摺動部材
482 凸部
484 開口部
486 通気孔
488 連通孔
500 制御ケーブル(第2ケーブル)
530 コード
532 端子
534 信号ケーブル
540 制御ケーブル側コネクタ(第2ケーブル側コネクタ)
542 ケーシング
544 コネクタ本体
546 シェル
547 コイルバネ
548 リリーススリーブ
549 溝
552 ピンホール
560 係合体
570 中央係合部
572 開口部
574 突起部
576 リード線
580 電気端子
582 電気コード
584 端子
586 端子
600 キャップ
620 溝
622 一端部
624 他端部
624 凸部
630 貫通孔
640 突起部
650 取付孔
652 通気コネクタ
654 気密テスタ

Claims (8)

  1. 内視鏡からの電気信号の信号処理を行う制御装置及び前記内視鏡へ光を供給する光源装置を前記内視鏡に接続する内視鏡用コネクタ装置であって,
    前記内視鏡の手元操作部に接続する第1ケーブルを接続するとともに,前記制御装置に接続する第2ケーブルを着脱自在に接続する装置本体と,
    前記装置本体に設けられ,前記装置本体を前記光源装置に接続するライトガイド棒と,
    前記第2ケーブルが接続される装置本体側コネクタとを備え,
    前記装置本体側コネクタの接続部に,前記内視鏡からの電気信号を伝達する電気コネクタと洗浄が不要なコネクタとをまとめて設けたことを特徴とする内視鏡用コネクタ装置。
  2. 前記装置本体側コネクタの接続部に設けられる洗浄が不要なコネクタは,前記装置本体内に配設されたフレームを介して前記内視鏡の金属部分に電気的に接続される導通コネクタを含むことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ装置。
  3. 前記第2ケーブルの端部に,前記装置本体側コネクタに接続される第2ケーブル側接続コネクタと,
    前記第2ケーブル側接続コネクタの側面から突出して設けられ,前記装置本体側コネクタに前記第2ケーブル側接続コネクタが接続されることにより,前記装置本体側コネクタの導通コネクタに電気的に接続する端子部と,
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用コネクタ装置。
  4. 前記装置本体側コネクタの接続部に設けられる洗浄が不要なコネクタは,前記内視鏡の内部空間と前記第1ケーブル内を介して連通し,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側との連通状態と遮断状態を切換え可能な切換弁を含み,
    前記切換弁は,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが遮断状態となるように前記切換弁を付勢する付勢部材を設け,前記装置本体側コネクタに接続される接続体に設けられた切換突起により前記切換弁が押されることにより,前記付勢部材に抗して前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態となるように切換え可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ装置。
  5. 前記接続体は,前記第2ケーブルの端部に設けられ,前記装置本体側コネクタに接続される接続コネクタであり,
    前記接続コネクタは,前記第2ケーブルが前記装置本体側コネクタに接続したときに,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態になるように前記切換弁を押す切換突起を設けたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ装置。
  6. 前記接続体は,前記装置本体側コネクタの接続部側を覆うキャップであり,
    前記キャップは,このキャップが前記装置本体側コネクタに接続したときに,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態になるように前記切換弁を押す切換突起と,前記キャップを貫通する貫通孔とを設けたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ装置。
  7. 前記接続体は,前記装置本体側コネクタの接続部側を覆うキャップであり,
    前記キャップは,このキャップが前記装置本体側コネクタに接続したときに,前記内視鏡の内部空間と前記装置本体側コネクタの接続部側とが連通状態になるように前記切換弁を押す切換突起と,前記キャップ内と連通する通気コネクタとを設けたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ装置。
  8. 前記切換弁は,前記装置本体内に配設されたフレームを介して前記内視鏡の金属部分に電気的に接続される導通コネクタを兼ねることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ装置。
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