JP2005057958A - ロータコア鋼板、ロータ、モータ、およびこのモータを用いた車両 - Google Patents

ロータコア鋼板、ロータ、モータ、およびこのモータを用いた車両 Download PDF

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宗勝 島田
Hideaki Ono
秀昭 小野
Tetsuro Tayu
哲朗 田湯
Makoto Kano
眞 加納
Hisashi Sakata
坂田  尚志
Masaru Owada
優 大和田
Mitsuo Uchiyama
光夫 内山
Toshimitsu Matsuoka
敏光 松岡
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Abstract

【課題】 鉄損の低い電磁鋼板を用いて、高速回転化を可能にするロータコア鋼板を提供する。
【解決手段】 1極当たり2個の磁石を挿入するために2つの磁石穴2、3が設けられている。磁石穴2および3が相対する帯状のセンターブリッジ部16に、その幅がセンターブリッジ部16の幅W0より狭くなったネック部5および6を設けた。これによりセンターブリッジ部16の強度が高くなり高回転数化が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータコア鋼板、ロータ、モータ、およびこのモータを用いた車両に関する。
内部磁石埋込型同期モータ(IPMモータ:Interior Permanent Magnet Moter)は、電気自動車やハイブリッド電気自動車、また、燃料電池自動車などの駆動用モータとして用いられている。
図10および11は、このようなIPMモータの従来のロータコア形状の例を示す平面図である。
図示するロータコア100は、いずれも8極ロータである。また、このロータコア100は、磁石1極に対する磁石穴101が1個である。
なお、図10および11において、磁石穴101からロータコア100の外周部までの間の部分をアウターブリッジ部15と称する。
モータは高出力、小型化を狙いに高速回転化が図られているが、モータの最高回転数はロータコアに使われている電磁鋼板の強度に制限される。具体的には、ブリッジ部の強度に依存する。特に、ロータが回転することにより内蔵される磁石に遠心力が働くため、前記のアウターブリッジ部15に大きな応力が働くことになる。
高速回転化を達成するためのごく単純な発想としては、ロータコアに使用する電磁鋼板の強度を上げることが考えられる。しかし機械的強度の高い電磁鋼板は鉄損が大きいので高回転時における発熱のため、モータの冷却、特にロータやロータ軸の冷却が必要になるなどの課題がある。
そこで、高回転時に発熱量の少ない鉄損の低い電磁鋼板、すなわち機械的強度はそれほど高くない汎用の電磁鋼板を用い高速回転化を達成できるロータとして、従来、最も応力が集中しやすいアウターブリッジ部での応力集中を拡散させるため、磁石穴の最も応力が集中すると考えられる部分を、図12および13に示すような円弧形状105に変更した技術がある(特許文献1参照)。なお、図12および13は、1極部分の半分の拡大図である。
また、高回転化を可能にするための他の従来技術として、図14に示すように、1極当たりの磁石を2個に分割し、磁石穴102および103に分割して、磁石間にセンターブリッジ部16を設けた技術がある(特許文献2参照)。この技術では、2つの磁石間にセンターブリッジ部16が設けてあるので遠心耐力がさらに増して高速高回転化が可能になる。なお、図14(a)は平面図、図14(b)は1極部分の拡大図である。
特開2001−16809号公報 特開2002−112481号公報
従来のように、磁石穴の形状を変えたり、センターブリッジ部を設けたりしたものは、それぞれある程度の高速回転化が可能とはなるものの、用いている電磁鋼板そのものの強度によって回転数の向上代には限界が生じる。
このため高速回転時の発熱量が少なくなるように鉄損の低い電磁鋼板を用いたままで、一層の高速回転化を可能とするための技術が求められている。
そこで、本発明の目的は、鉄損の低い電磁鋼板を用いて、高速回転化を可能にするロータコア鋼板を提供することである。
また、本発明の他の目的は、鉄損の低い電磁鋼板を用いて、高速回転化を可能にするロータコア鋼板を用いたロータ、このロータを用いたモータ、およびこのモータを用いた車両を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、磁石を内蔵するロータを形成するための1枚のロータコア鋼板であって、1極あたり少なくとも2個の磁石が挿入されるための2個の磁石穴を有しており、この磁石穴同士の間を区切るロータコアの径方向に延びた帯状のセンターブリッジ部に、帯状の幅が部分的に狭くなったネック部を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明は、ロータコア鋼板を複数枚積層して形成したロータコアと、前記ロータコア内の磁石穴に挿入された永久磁石と、を有することを特徴とするロータである。
また、上記目的を達成するための本発明は、上記ロータと、このロータの外周側に配置されたステータと、を有することを特徴とするモータ。
さらに、上記目的を達成するための本発明は、上記モータを駆動用モータとして用いたことを特徴とする車両である。
本発明によれば、低鉄損の電磁鋼板を用いて、高回転数化を可能にすることができる。したがって、鉄損を増加させずに高速回転化が可能となるので、モータ性能(トルク、効率)の改善を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態のロータコア鋼板を示す図面であり、図2は、センターブリッジ部の拡大図である。
このロータコア鋼板1は、ロータコアを積層して形成するための1枚のロータコア鋼板である。
このロータコア鋼板1は、ロータとして形成した際に、1極当たり2個の磁石を挿入するために2つの磁石穴2、3が設けられている。このため2つの磁石穴2および3のそれぞれの外周側部分には、アウターブリッジ部15があり、1極の中の磁石穴2および3同士の相対する部分には、径方向Cに延びる帯状のセンターブリッジ部16がある。
そして、センターブリッジ部16には、図2に示すように、帯状のセンターブリッジ部16の幅W0に対して、部分的に狭くなっている部分を2カ所設けている。この幅が狭くなっている部分をネック部5および6と称する。このネック部の幅をW1とする。
ネック部5および6は、センターブリッジ部16の根元に設けられており、ネック部5はロータコアとしての中心部側、ネック部6は外周側である。なお、ネック部5および6は、共に同じ形状である。
ネック部5および6は、ロータコアの径方向Cによる線対称の位置に設けられた切り欠き51および61によって形成されている。この切り欠き51および61は全体が円弧形状をなし、この円弧形状の曲率半径をR、切り欠き深さをtとすると、曲率半径Rは0.5〜2.0mmの範囲が好ましい。これは、0.5mmよりも小さいR形状は、型打ち抜きによる加工が難しいため好ましくなく、一方、2.0mmより大きい曲率半径となると、ネック部5および6としての効果(詳細後述)が薄れてしまうため好ましくないものである。
切り欠き深さtの大きさはRに対して0.25から1.0倍の範囲が好ましい。その理由については後述する実施例の引張試験結果から、0.25倍より少ないと、円弧形状に対してあまりにも小さくなり過ぎネック部としての効果が期待できないため好ましくないものであり、また、打ち抜きによる製造も難しくなり好ましくない。一方、1.0倍を超えるとW1に対して、W0が大きくなりすぎるので、磁石の大きさを減らさざるをえなくなるため、モータ性能上好ましくない(モータトルクの減少)。
次に、本実施の形態における作用について説明する。
上記のように、センターブリッジ部16のように、鋼板に設けられている穴同士の間で部材を接続しているような部分に、ネック部5および6のような切り欠き51および61を設けた場合、通常は、センターブリッジ部16全体を見ると切り欠き部分があるために弱くなると思われる。しかし、後述する実施例のごとく、慎重に丹念に実験を繰り返した結果、このような切り欠きを設けることで、センターブリッジ部の強度が増す結果となった。
これは、切り欠き強化という現象であり、1950年以前から知られていた実験事実である。この切り欠き強化に関する文献としては、たとえば、R. Hill, The mathematical theory of plasticity ( Oxford Press 1950)の第248頁がある。
この文献によれば、切り欠き強化は、切り欠きの底部分での塑性が拘束されるために生じるものとされている(塑性拘束)。しかし、この文献においては、本実施の形態のようなロータコアに対して用いた例も、またロータコアのブリッジ部に適用する際の具体的な形状についても何ら教示しているものではない。
本第1の実施の形態においては、センターブリッジ部16に2カ所(切り欠きとしては4カ所になる)のネック部5および6を設けたことでセンターブリッジ部16が強化されることになる。したがって、このロータコア鋼板を複数枚積層してロータを形成すれば、電磁鋼板としては低鉄損のものを用いたまま、IMPモータの高回転数化(高速回転化)を可能にすることができる。
また、このロータコア鋼板を積層してロータを形成する際には、磁石穴2、3に磁石を挿入して、この磁石とロータコアを接着剤にて固定するのであるが、このとき、本実施の形態におけるロータコア鋼板においては、センターブリッジ部16にネック部5および6が設けてあるから、このネック部5および6の円弧状の切り欠き部分が接着剤の溜まり場所となり、磁石とロータコアとの接着性がよくなるといった効果もある。このため、磁石と磁石穴との間に接着剤を充填するための隙間を従来より狭くして、同じ大きさの磁石穴であればその分、磁石を大きくすることが可能となり、よりモータ出力(トルク)を向上させることができる。さらに、このように接着剤を充填する隙間を狭くすることで、磁石穴における磁石の位置ばらつきを少なくすることができる。
そして、このロータコア鋼板を用いて製作されたIPMモータを車両、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車などの駆動用モータとして用いれば、従来と同じサイズのモータによって、より高回転数化が可能となることから、高速化が図れることになる(減速機のギア比(これは固定)は同じで、最高速を上げることができる)。
また、回転数を上げられるので、トルクは下げられる、すなわちモータ出力は同じで、小型化を図れることになる。したがって、軽量化できることになり、燃費として儲かるので高効率化につながる。また、モータの材料費が小型化した分、節約できるから、低コスト化につながり、経済的でもある。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態におけるセンターブリッジ部の拡大図である。
本第2の実施の形態では、磁石穴2および3の開口端が相対しているセンターブリッジ部16に、センターブリッジ部16の幅W0に対して、幅が狭くなっているネック部7を1カ所(切り欠き71としては2カ所)設けたものである。その他の構成は、前述した第1の実施の形態と同様である。
このように、センターブリッジ部16のほぼ中央に1カ所のネック部7を設けた場合でも、前述した第1の実施の形態同様に、センターブリッジ部16が強化されるため、低鉄損の電磁鋼板のまま、ロータコア鋼板を強化することができる。したがって、このロータコア鋼板を複数枚積層してロータを形成し、モータに用いることで、IMPモータの高回転数化を可能にすることができる。また、そのモータを車両に用いることで高速化が可能となる。また、車両としての高効率化を図ることができる。
(第3の実施の形態)
図4は、第3の実施の形態におけるセンターブリッジ部に設けたネック部を形成している切り欠き部分の拡大図である。
本第3の実施の形態は、ネック部5、6、または7を形成している切り欠き51、61、または71の形状を、円弧形状の底部81と所定の開き角度を持つ直線部82からなる形状としたものである。その他の構成は、前述した第1または第2の実施の形態と同様である。
ここで底部81における円弧形状の曲率半径Rは0.5〜2.0mmであることが好ましい。一方、直線部の開き角度θは90〜140度であることが好ましい。
底部81の円弧形状については、前述した第1の実施の形態において説明したものと同様であり、0.5mmよりも小さい曲率半径の円弧は、型打ち抜きによる加工が難しいため好ましくないものであり、2.0mmより大きい曲率半径となると、ネック部としての効果が薄れてしまうため好ましくないものである。
直線部82の開き角度θは、90度未満であると切り欠きが開口端で狭くなる変形した形状となるため好ましくなく、また、このような変形形状はプレスで打ち抜くこと自体が難しくなる。一方、140度を超えるとネック形状としての効果が無くなるために好ましくない。
また、このような切り欠き形状の場合における切り欠き深さtも、前述した第1の実施の形態と同様に、底部81における円弧形状の曲率半径Rに対して0.25〜1.0倍であることが好ましい。
このように、ネック部5、6、または7の切り欠き51、61、または71の形状を円弧形状の底部81と直線部82を組み合わせた形状とした場合も、前述した第1または第2の実施の形態同様に、センターブリッジ部16が強化されるため、強化したロータコア鋼板とすることができる。したがって、このロータコア鋼板を複数枚積層してロータを形成し、モータに用いることで、IMPモータの高回転数化を可能にすることができる。また、そのモータを車両に用いることで高速化が可能となる。また、車両としての高効率化を図ることができる。
(第4の実施の形態)
図5は、第4の実施の形態における1極分の磁石穴部分の拡大図であり、図6は、図5中のA1−A2に沿う断面図である。
本第4の実施の形態は、前述した第1の実施の形態と同様に、センターブリッジ部16にネック部5および6を設け、さらにアウターブリッジ部15に段差部9を設けたものである。その他の構成は、前述した第1の実施の形態と同様である。
この段差部9は、図6に示したように磁石穴2および3側が、外周側よりも厚さが薄くなるようにプレスによって形成したものである。このプレスによって段差を設けることで、プレスした部分が塑性変形によって加工硬化して、強度が向上するものである。
段差部9を設ける際のくぼみ部分(図5にハッチングで示した部分)は、くぼみ部分での板厚dt1が基材である元の電磁鋼板の板厚dt0に対して80〜98%とすることが好ましく、また、くぼみ部分の幅dwは、基材の板厚dt0の0.5〜1.5倍の範囲とすることが好ましい。
段差部9のくぼみ部分の板厚を基材の板厚の80〜98%程度とするのは、プレスによる圧延率が2%未満であると、降伏応力の増加効果が少なくなる。一方、圧延率が20%を超えると電磁鋼板の伸びがなくなる。したがって、加工硬化による降伏応力の増加の効果を積極的に利用する見地からは、圧延率が2%以上であることが望ましいが、伸びがなくなることを防止して信頼性を向上させる見地からは、圧延率が20%以下であることが望ましいものである。
また、段差部9におけるくぼみ部分の幅dwを基材の板厚に対して0.5〜1.5倍の範囲となるようにするのは、くぼみ部分の幅dwが板厚の0.5倍未満であると、プレス加工によって加工硬化される領域が狭すぎて、十分な強度の向上が望めなくなるため好ましくなく、一方、1.5倍を超えると、アウターブリッジ部15の断面積の減少量が多くなり、強度の向上上好ましくないためである。
これにより本第4の実施の形態においては、前述した第1の実施の形態と同様に、センターブリッジ部16はネック部5および6を設けたことで強化されており、さらに、アウターブリッジ部15はプレスによって設けられた段差部9によって加工硬化されているため、このロータコア鋼板を複数枚積層してロータを形成し、モータに用いることで、IMPモータの一層の高回転数化が可能になる。また、そのモータを車両に用いることで高速化が可能となる。また、車両としての高効率化を図ることができる。
さらに、本第4の実施の形態においては、アウターブリッジ部15に設けた段差部9がロータコア鋼板を複数枚積層してロータを形成した状態で、各ロータコア鋼板同士の間で、磁石穴方向に開口した隙間となり、この隙間がネック部5および6を形成する切り欠き部分とともに接着剤の溜まり場になるので、接着の確実度合いがさらに増すことになる。
なお、本第4の実施の形態は、前述した第2または第3の実施の形態に対しても、まったく同じように応用することができる。その場合もさらなる高回転数化が可能となる。
以下、本発明について実施例を挙げてさらに具体的に説明する。
まず、本発明の効果を確認するために以下の解析を行った。
図14に示した従来のロータをFEM弾性解析にて、回転状態における磁石に働く遠心力に基づく応力分布を求めた。その解析の結果、アウターブリッジ部の磁石側、および、センターブリッジ部の付け根部に応力集中部があることがわかった。
また、ロータコア鋼板よりなるダミーロータを試作し、単板によるロータスピンテストを行って、どのようにロータにおいて塑性変形が開始し進行するのかを検討した。
ここでダミーロータとは、ロータコア鋼板1枚からなり、磁石の挿入口には電磁鋼板1枚分に相当するダミー磁石を入れた。またワイヤカットにてロータ形状を得た。
このロータスピンテストにおいては、予め、どの回転数で塑性変形が始まり、進行するかを、上記応力解析より予測し、テストを止める回転数をきめ、何水準かの回転数におけるロータサンプルを得た。塑性変形の度合いはエッチピット法により、エッチピットの発生している領域の面積の大きさにより見積もった。その結果、塑性変形はフォンミーゼスストレスの分布における、アウターブリッジ部、センターブリッジ部の応力集中部より開始することがわかった。しかも、塑性変形が開始するのは、最大応力(フォンミーゼスストレス)が、その材料(電磁鋼板)の引張試験より求めた降伏応力の値に達するとき(回転数)であることがわかった。
もちろん、回転数が塑性変形開始回転数より増すにつれて、塑性変形は進行する。なお、外径において寸法変化が明らかに認められる状態は、塑性変形が進行し、ブリッジ部を貫通してからである(エッチピット発生領域の観察等より確認することができた)。
なお、ロータスピンテストは、大気との摩擦熱の影響を排除するため、排気減圧されたチャンバー内において室温にて実施した。
また、磁石ブリッジ部の静的な強度を測定した。図7は、この静的な強度を測定するための測定方法およびそのための冶具を説明するための説明図である。
静的な強度の測定は、1枚のロータコア鋼板を、磁石1極分(この場合は60度分)の部分が移動しないように、図示符号25で示す部分を拘束する。そして、磁石穴には磁石形状をした治具21、22を入れる。治具21、22のセンター(重心位置)にはピン穴がありピン23、24が入れてある。治具21、22は、ピン23、24に対して回転自在である。また、治具21、22は、磁石穴2、3のロータ径方向外側の辺の直線部のみで図示のように接触している。
そして、このピン23,24を上方(図中矢印F方向)に引っ張ったときのA点の変位と力(荷重)の関係を実測した(これを静的な引張強度試験と称する)。
測定実験に用いたロータコア鋼板は、1極当たり2個の磁石を使用する6極のもので、外径100mmであり、厚さ0.35mmの電磁鋼板(新日鉄製35H300)を打ち抜いて試作したネック部を設けていないサンプルである(図14参照。なお、図14には8極のものを示しているが、試験には上記のとおり6極の形状のものを試作して用いている)。
そして、このネック部を設けていないロータコア鋼板のサンプルについて静的な引張強度を測定した。
図8は、このネック部を設けていないサンプルの静的な引張強度試験の結果を示すグラフである。
図8から、その変位と荷重の関係は、応力−歪曲線と似た関係になっていることがわかる。
すなわち、変位−荷重曲線は直線的に立ち上がるが、やがて直線から外れてくる。これは応力集中部において降伏が起こり始める(塑性変形が始まる)からである。さらに変位が増すと加工硬化しながら塑性変形する。ここで図8において、直線から10μmずれたところでの力は210Nとなっている。以下においては10μm変位での力を降伏力(あるいは強度)と定義して用いる。このロータコア鋼板のブリッジ部強度は210Nとなる。
また、ロータコア鋼板におけるロータスピンテストにおける強度と上記静的強度の関係も把握できている。ロータスピンテストにおいては、回転数を増すにつれて、径は指数関数的に増加する(永久変形が残る)。径が規定した量だけ(たとえば20μm)増加する回転数を使用限界回転数と定義することにすると、上記打ち抜きロータの場合20.8krpmになる。
さらには、ロータコア鋼板について上記した静的引張のFEM弾性解析も実施した。その応力分布は回転状態における応力分布と類似の応力分布となっている。特に、応力集中部の位置は同じになっている。
(参考例)
次に切り欠き強化について詳細に調べるため、図3に示したロータコア鋼板のセンターブリッジ部と同様の形状となるように、平行部のまん中に一つのネック部(円弧形状の切り欠きが相対する位置に2つ)を設けた引張試験片を試作して、通常の引張試験を行った。試験片は、0.35mm厚の電磁鋼板(35H300)を用い、ワイヤカットにて切り欠きを形成した。その際、試験片の幅W1は4.0mmとし、切り欠きの曲率半径Rおよびその深さtを様々に変えたものを試作した。
図9は、この引張試験片における引張試験の結果の一部を整理して示したグラフである。図9において、横軸は応力集中係数であり、1+2√(t/R)である。一方、縦軸は、切り欠きのないものの降伏強度(σ0)に対する切り欠きを設けたものの降伏強度(σn)の比(σn/σ0)である。なお、図において横軸1+2√(t/R)の値が1.0のものとは切り欠きを形成していない試験片(すなわち、t=0)の場合を示す。
図9から、応力集中係数を2以上とすることで、降伏強度の比が1.1を超えるようになることがわかる。ところで、応力集中係数が3を超えて大きいときには、小さい円弧形状を打ち抜くことが必要となるから、実際のネック部を作ることが難しくなる。
したがって、応力集中係数としては2以上であることが好ましく、より好ましくは2〜3である。このため、切り欠きの深さtの範囲としては曲率半径Rに対して0.25〜1.0倍の範囲が好適であることが、これにより裏付けられる。
(実施例1)
第1の実施の形態に沿って(図1および図2参照)、センターブリッジ部16の根元部分にネック部5および6を設けたロータコア鋼板1を試作した。なお、試作したロータコア鋼板は6極のものである。
このロータコア鋼板は、厚さ0.35mmの電磁鋼板(新日鉄製35H300)を用いて打ち抜きによって試作した。試作したロータコア鋼板は、外径100mmであり、センターブリッジ部16の幅W1は2.0mmとした。またRは1.0mm、tは0.5mmとした。
このロータコア鋼板を用いて、静的な引張強度試験を行った(図7参照)。その結果、ネック部を設けたロータコア鋼板は、10%強、強くなっていることがわかった。
このことは、センターブリッジ部の幅を従来(ネック部位を設けない場合)より、さらに細くしても十分実用に耐え得るようにすることもできることを意味している。したがって、センターブリッジ部の幅を従来より狭くしても、従来と同程度またはそれ以上に強度を高くすることができるため、磁石穴の大きさを大きくすることが可能となり、ロータサイズを変えることなく、従来よりも大きな磁石を使用することが可能となる。その結果、単にモータの高回転数化に耐えるようにすることができるばかりではなく、モータのトルクを向上させることもできる。
(実施例2)
第2の実施の形態に沿って(図3参照)、センターブリッジ部16の中央部にネック部7を一つ設けたサンプルを打ち抜きにて試作して、ロータコア鋼板の静的な引張強度試験を行った(図7参照)。なお、試作したロータコア鋼板は、前述した実施例1と同様に、6極のものであり、厚さ0.35mmの電磁鋼板(新日鉄製35H300)を用いて、外径100mmであり、センターブリッジ部16の幅W1は2.0mm、切り欠きのRは1.0mm、tは0.5mmであった。
引張強度試験の結果、強度的な効果は実施例1と同様に、従来よりも10%強、強くなった。
(実施例3)
センターブリッジ部16の中央部に、第3の実施の形態に沿って(図4参照)、円弧形状の底部81が直線部82とからなる切り欠きのネック部を、第2の実施の形態にしたがって一つ設けたロータコア鋼板を打ち抜きにて試作して、引張強度試験を行った。試作したロータコア鋼板は、前述した実施例1と同様に、6極のものであり、厚さ0.35mmの電磁鋼板(新日鉄製35H300)を用いて、外径100mmとし、切り欠きの開き角は120度、底部の曲率半径Rは1.0mm、切り欠きの深さtは0.5mmであった。
試験の結果、強度は実施例1と同じで、従来よりも10%強、強くなった。
また、円弧形状切り欠きの場合に行ったのと同様な試験片による引張試験を、図4に示した開き角形状の切り欠きの場合にも実施した。すなわち、開き角形状の切り欠き部を平行部に一つもつ引張形状試験片を作製し引張試験により、切り欠き効果を調べた。開き角を120度に固定し、切り欠き底径Rと、深さtをふって調べた結果(図9に示す場合とほとんど同じであるため図示省略する)、切り欠き底径Rの大きさとしては0.5〜2.0mm、tはRに対して0.25〜1.0倍の範囲が好ましいことがわかった。
次に開き角について試験片を作製し、引張試験により調べた。開き角θを様々に変えて試験した結果、切り欠きの開き角度θとしては90〜140度の範囲が好ましいと結論された。すなわち、90度より小さいと作製しにくく、一方、140度より大きいときには切り欠き性能が劣ってしまう。具体的には、開き角度θが140度より大きい場合には、降伏強度の比(図9におけるσn/σ0)が低く、ほとんど効果が得られない。これは、開き角度θがあまり大きく開いていると、実質的に切り欠きとしての効果が出てこないためであると考えられる。
(実施例4)
第4の実施の形態による形状と同様になるように、前述した実施例1のロータコア鋼板に、さらにプレスによって、アウターブリッジ部15の磁石穴側に段差部9を設けたサンプルを試作した(図5および図6参照)。
段差部9のくぼみ部分の領域の板厚dt1は、元の電磁鋼板の板厚dt0の90%、くぼみ部分の領域の幅dwは元の電磁鋼板の板厚dt0と同じとした。
静的な引張試験(図7参照)の結果、強度が14%程度強くなることがわかった。このことから、センターブリッジ部16にネック部を設け、さらにアウターブリッジ部15に段差を設けることで、ロータコア鋼板の強度をさらに高められることが実証できた。
(実施例5)
実施例1で試作したロータコア鋼板を複数枚積層してロータを試作し、このロータの外周側にステータを配置して、出力60kW狙いのIMPモータを仕立て評価した。比較のため、ネック部を持たないロータコア鋼板を用いたロータも試作した。モータ評価では、これらロータのみを組み替えて試験を行った。
回転数18000rpm、60kWでの効率を比較したところ、効率はほぼ同等か実施例1のロータを用いた場合の方が上回っていた。したがって、センターブリッジ部にネック形状を持たせたことによるロータコア鉄損の増加はほとんどないか、僅少であり問題ないことがわかった。
以上本発明の実施の形態および実施例を説明したが、本発明は、これら実施の形態および実施例に限定されるものではない。たとえば、上述した実施例では、電磁鋼板として板厚0.35mmの場合について試験した例であるが、他の板厚たとえば0.20mmのものや、さらにその他の板厚のものについても実施可能であり、同様の効果が期待できる。
また、本発明の実施の形態として図1においては8極の例を、また実施例には6極のものを示したが、本発明は、当然に、さらに極数の多いものや少ないものであっても同じように適用することができる。
さらに、上述した各実施の形態および実施例は、あくまでも本発明の例示に過ぎず、当業者により本発明の技術思想の範囲内においてさまざまな変形形態が可能であり、このような変形形態も本発明に含まれるものである。
本発明を適用した第1の実施の形態のロータコア鋼板を示す図面である。 上記ロータコア鋼板のセンターブリッジ部の拡大図である。 本発明を適用した第2の実施の形態におけるセンターブリッジ部の拡大図である。 本発明を適用した第3の実施の形態におけるセンターブリッジ部に設けたネック部を形成している切り欠き部分の拡大図である。 本発明を適用した第4の実施の形態における1極分の磁石穴部分の拡大図である。 図5中のA1−A2に沿う断面図である。 ロータコア鋼板の静的な強度を測定するための測定方法およびそのための冶具を説明するための説明図である。 ネック部を設けていないロータコア鋼板の静的な引張強度試験の結果を示すグラフである。 参考例における円弧形状の切り欠きを設けた試験片ついての引張試験結果を示すグラフである。 従来のロータコア形状の例を示す平面図である。 従来のロータコア形状の他の例を示す平面図である。 磁石穴形状を変更させた従来の例を示す部分拡大平面図である。 磁石穴形状を変更させた従来の他の例を示す部分拡大平面図である。 1極当たり磁石が2個設けられる2個の磁石穴が設けられている従来の技術を説明するための部分拡大平面図である。
符号の説明
1…ロータコア鋼板、
2、3…磁石穴、
5、6、7…ネック部、
9…段差部、
15…アウターブリッジ部、
16…センターブリッジ部、
51、61、71…切り欠き。

Claims (13)

  1. 磁石を内蔵するロータを形成するための1枚のロータコア鋼板であって、
    1極あたり少なくとも2個の磁石が挿入されるための2個の磁石穴と、
    前記磁石穴同士が相対する部分でロータコアの径方向に延びる帯状のセンターブリッジ部と、
    前記センターブリッジ部に設けられ、前記帯状の幅が部分的に狭くなったネック部と、
    を有することを特徴とするロータコア鋼板。
  2. 前記ネック部は、前記ロータコアの径方向に対して線対称に設けられた切り欠きよりなることを特徴とする請求項1記載のロータコア鋼板。
  3. 前記ネック部の前記切り欠きは、少なくとも切り欠きの底部が円弧形状であることを特徴とする請求項2記載のロータコア鋼板。
  4. 前記円弧形状は、曲率半径が0.5〜2.0mmであり、前記切り欠きの深さは、前記円弧形状の曲率半径に対して0.25〜1.0倍であることを特徴とする請求項3記載のロータコア鋼板。
  5. 前記切り欠きは、切り欠き全体が円弧形状であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の記載のロータコア鋼板。
  6. 前記切り欠きは、円弧形状の底部と所定の開き角度を持つ直線部からなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の記載のロータコア鋼板。
  7. 前記所定の開き角度は、90〜140度であることを特徴とする請求項6記載のロータコア鋼板。
  8. 前記ネック部は、前記センターブリッジ部の根元にあることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の記載のロータコア鋼板。
  9. 前記ネック部は、前記センターブリッジ部の略中間にあることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の記載のロータコア鋼板。
  10. 前記磁石穴の外周側部分に加工硬化した部分をさらに有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の記載のロータコア鋼板。
  11. 請求項1〜10のいずれか一つに記載のロータコア鋼板を複数枚積層して形成したロータコアと、
    前記ロータコア内の磁石穴に挿入された永久磁石と、
    を有することを特徴とするロータ。
  12. 請求項11に記載のロータと、
    前記ロータの外周側に配置されたステータと、
    を有することを特徴とするモータ。
  13. 請求項12に記載のモータを駆動用モータとして用いたことを特徴とする車両。
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