JP2005057423A - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被測定装置の測定を行いやすい測定装置1を提供する。
【解決手段】測定装置1は、複数の被測定装置51とデータ通信可能なポート33と、ポートに複数の被測定装置51をそれぞれ割当てるポート割当手段21と、ポート33を介して、複数の被測定装置51に対して行う測定を制御する測定制御手段23を備える。ここで、被測定装置51は携帯電話機であって、測定装置1は、携帯電話機の電波品質を測定する個人用携帯情報端末であるのが好ましい。更に、測定制御手段23で得られた測定の結果を、通信ネットワーク60を介して送信する通信制御装置31を備えていても良いし、着脱可能なメモリ52に記憶しても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の被測定装置に対して測定を行う測定装置及び測定方法に関し、特に、携帯電話機の電波品質を測定する測定装置及び測定方法に関する。
近年の携帯電話機の普及は著しいものがある。近年利用されている携帯電話機は、通話機能のみならずメール機能も備えているものが一般的である。これらの携帯電話機が普及する一方、マルチメディアや動画配信などを睨んだ新しい通信方式を備えた携帯電話機も利用されている。
携帯電話機の通話状態は、通話エリア内に設置されたアンテナに対して、電波を良好に送受信できるかどうかで決定される。携帯電話キャリア(通信事業者)各社は、通話状態の改善を図るべく、通話エリア内の様々な環境下で電波品質の測定調査を行っている。
この電波品質の測定調査としては、従来、調査員が通話エリア内で携帯電話機を持ち歩き、適当な地点から携帯電話機で発呼し、その通信状態及び電波品質を電話のかかり具合及び携帯電話機に表示される電波レベルにて確認し、地図上に記していくという方法が一般的だった。
しかし、携帯電話機の加入者数の激増、建物の建築、取り壊しなどにより、その環境は日々変化している。この様な状況下で、調査員の手作業による測定調査では、時間がかかる上、ミスも生じていた。又、環境の変化に対応して正確に現時点の電波品質を測定するためには、かなりの人員の調査員を要していた。
これを改善するために、移動体に装置を搭載して、データ収集センターから、測定条件を受信して、それに基づいて自動的に電波品質の測定を行う携帯電話機の電波品質測定装置がある(例えば、特許文献1)。しかし、特許文献1においては、バスやタクシーなどの移動体に搭載することを前提としているため、調査員が持って調査できるものではなく、特に建物の中や地下、細い路地など、移動体が侵入しにくい場所での調査を行うことができなかった。
一方、機種ごとの電波品質の違い、他社のキャリアとの電波品質の違いを知る要望もあり、同じ測定条件で測定するため、一つの装置に複数の携帯電話機を接続することが求められている。これを実現するため、測定装置の操作部と、本体部とを隔離し、操作部のみを捜査員が手に持ち、測定対象となる携帯電話と本体部を鞄等に入れる測定装置もある(例えば特許文献2)。しかし、特許文献2において用いられてる操作部は、この測定装置に特化したものであるため、大量生産が難しく、コストダウンを行うことができず、又、見慣れない装置を持っている調査員が、警備員などに不審に思われる恐れもある。
特開2002−335202号公報 実用新案登録第3075815号公報
これらの問題点を鑑み、調査員が操作しやすく、又、不審に思われない調査を実現する装置の開発が求められている。
更に、調査を行う範囲が広域であるため、調査に利用する装置を調査範囲に応じてある程度の台数を用意する必要があり、装置のコストも慎重に検討しなければならず、なるべく低いコストで実現できる装置の開発が求められている。
従って本発明の目的は、被測定装置の測定を行いやすい測定装置及び測定方法を提供することである。
上記問題点を解決するために、本発明の第1の特徴に係る測定装置は、複数の被測定装置とデータ通信可能なポートと、ポートに複数の被測定装置をそれぞれ割当てるポート割当手段と、ポートを介して、複数の被測定装置に対して行う測定を制御する測定制御手段を備える。
本発明の第1の特徴に係る測定装置によれば、それぞれの被測定装置についてポートと関連づけることにより、同様のインタフェースを備える被測定装置を識別して同時に測定を行うことができる。これにより、全ての被測定装置を同じ条件下で測定することができるので、機種ごとの測定結果を比較することができる。
ここで、被測定装置は携帯電話機であって、測定装置は、携帯電話機の電波品質を測定する個人用携帯情報端末であるのが好ましい。
更に、測定制御手段で得られた測定の結果を、通信ネットワークを介して送信する通信制御装置を備えても良い。又、測定制御手段で得られた測定の結果を、着脱可能なメモリに記憶しても良い。
これにより、個人用携帯情報端末に内蔵された記憶容量が少なくとも、測定を継続することができるので、例えば携帯電話機の電波品質の測定の様に、建物の外を動き回りながら測定をする場合に好適である。
更に、他の測定装置で測定された測定結果、又は過去に測定した測定結果を取得し、前記測定制御手段において、参照させても良い。これにより、現在測定している測定結果と比較することにより、データの正当性を確認することができる。
本発明の第2の特徴に係る測定方法は、被測定装置を測定する測定装置に用いられる測定方法に関する。即ち、本発明の第2の特徴に係る測定方法は、ポート割当手段によって、複数の被測定装置とデータ通信可能なポートに複数の被測定装置をそれぞれ割当てるステップと、測定制御手段によって、ポートを介して、複数の被測定装置に対して行う測定を制御するステップを備える
ここで、被測定装置は携帯電話機であって、測定装置は、携帯電話機の電波品質を測定する個人用携帯情報端末であるのが好ましい。
更に、測定を制御するステップで得られた測定の結果を、通信制御装置によって通信ネットワークを介して送信しても良い。更に、測定を制御するステップで得られた測定の結果を、着脱可能なメモリに記憶しても良い。
更に、他の測定装置で測定された測定結果、又は過去に測定した測定結果を取得し、前記測定制御ステップにおいて、参照させても良い。
従って本発明によれば、被測定装置の測定を行いやすい測定装置及び測定方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
図1を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る測定装置1と、測定装置1を利用した測定システムについて説明する。
本発明の最良の実施の形態に係る測定装置1は、被測定装置51a、51b、51c…である携帯電話機の電波品質を測定する装置で、特にPDA(個人用携帯情報端末:Personal Digital Assistance)によって実現される。PDAは、手のひらに収まるくらいの大きさの電子機器で、コンピュータの備える機能のうちいくつかを実装したもので、液晶の表示装置35や外部との接続端子を搭載し、内蔵された電池や専用バッテリーで駆動する。本発明の最良の実施の形態に係る測定装置1が測定する被測定装置は、市販されている一般的な携帯電話機であっても良いし、電波強度測定のための携帯電話機でも良い。又、被測定装置としては、PHSや、その他の無線通信を行う端末であっても良い。
本発明の最良の実施の形態に係る測定装置1として、PDAを利用することにより、PDAが持っているスケジュール機能を利用し、測定を行う調査員のスケジュールと連動して、所望の時間又は測定位置で効率的に電波品質の測定を可能とする。
測定装置1は、ポート割当記憶装置11、測定結果記憶装置12、テスト項目記憶装置13、測定履歴記憶装置14、ポート割当手段21、測定位置取得手段22、測定制御手段23、USB(Universal Serial Bus)制御手段24、測定結果提供手段25、測定履歴取得手段26、通信制御装置31、リムーバブルメモリスロット32、USBポート33、入力装置34、表示装置35、入出力制御装置36を備えている。
測定装置1は、測定装置1に備えられたUSBポート33に、USBハブ50を接続することにより、USBポートを備えた被測定装置51a、51b、51c…と、測定装置1を接続し、1台の測定装置で複数の被測定装置51の測定を行うことができる。調査員は、測定装置1を手に携帯し、USBハブ50、被測定装置51a、51b、51c…を鞄などの中に収める。調査員は、一般の人が携帯するPDAのみ手に持つので、第3者には自然な行動として見られることができる。
ポート割当記憶装置11は、USBポート33に接続される被測定装置51a、51b、51c…について、ポート番号と被測定装置51の機種を関連づけた記憶装置である。図2に示すように、ポート割当記憶装置11は、レコードを識別するチャンネルに、携帯電話機のキャリア名、機種名、接続先ポートが関連づけられている。
測定結果記憶装置12は、測定装置1において測定された被測定装置51a、51b、51c…の測定結果、例えば携帯電話機の電波品質の測定結果を記憶した記憶装置である。測定結果記憶装置12は、測定した位置、測定した時刻、条件なども一緒に記憶されるのが好ましい。
テスト項目記憶装置13は、測定装置1において測定可能なテスト項目を記憶した記憶装置である。例えば、テスト項目記憶装置13に記憶されるテスト項目としては、以下のような項目が挙げられる。
(1) 音声に関するテスト
携帯電話から所定の箇所に電話を掛け、発信接続時間,発信接続率,着信接続時間,着信接続率を測定する。
・連続発信試験
・連続着信試験
・通信していない時の電波強度測定
(2) データ通信に関するテスト
携帯電話から所定の箇所にPPP接続を行い、接続成功率,ファイルダウンロード成功率,スループットを測定する。
・パケットデータ通信
・回線交換データ通信
(3) メールに関する試験
携帯電話からメールの送受信を行い、送信の成功率,送信時間,受信の成功率,受信時間の測定を行う。
・メール送信
・メール受信
(4) インターネット接続に関する試験
携帯電話からインターネット接続を行い、接続成功率,画面表示時間の測定を行う。
測定装置1は、これらの測定項目の中から、被測定装置51a、51b、51c…が備えている機能に従って、テスト項目を選択させる。
測定履歴記憶装置14は、データ収集サーバ61から取得した過去の測定結果が記憶された記憶装置である。
ポート割当手段21は、USBポート33に接続される被測定装置51a、51b、51c…について、ポート番号と被測定装置51の機種を関連づけ、ポート割当記憶装置11に記憶する手段である。
従来においては、携帯電話機のポートがキャリアごとに異なる場合が多く、ポート割当記憶装置11に用いることがなくても、接続先ポートに対応するキャリアが把握できていた。しかし、昨今の規格の標準化に伴い、コンピュータにおいては標準のポートとなるUSBポートを、携帯電話機においても搭載する場合が多い。従って、ポート割当手段21によって割り当てたポートをポート割当記憶装置11に記憶することによって、ポートと、ポートに接続された機種を対応づけることができる。
測定位置取得手段22は、被測定装置51a、51b、51c…を測定する位置を取得し、測定結果記憶装置12に登録する手段である。測定位置取得手段22は、GPSレシーバー(図示せず)から、緯度経度を受信して測定位置を取得しても良いし、調査員に住所を登録させることにより、測定位置を取得しても良い。又、測定位置が建物の中の場合、建物名、フロア名、エリアなどで識別された測定位置を取得しても良い。更に、通信ネットワーク60を介して、データ収集サーバ71から指示を受けることにより、測定位置を把握することも可能である。データ収集サーバ61は、複数の測定者が出向いて測定する場合に、効果的な測定を実現するために、測定位置の順路を指示することが出来る。
測定制御手段23は、テスト項目記憶装置13を参照して、各被測定装置51a、51b、51c…について測定するテスト項目を設定し、測定させる手段である。このとき、測定制御手段23は、USB制御手段24に対して、各被測定装置51a、51b、51c…に選択されたテスト項目に対応したテストを行うように指示を出す。測定制御手段23によって測定された測定結果は、測定位置取得手段22で取得された測定位置や、時刻、条件などに対応づけて、測定結果記憶装置12に記憶される。
USB制御手段24は、USBを制御するための手段である。図1では入出力制御装置36を介してUSBポート33を制御するように記載しているが、USB制御手段24がUSBポート33を直接制御しても構わない。
測定結果提供手段25は、測定結果記憶装置12に記憶された測定結果を、測定装置1の外部に位置するデータ収集サーバ61やリムーバブルメモリ52に送信する手段である。データ収集サーバ61は、取得した測定結果を測定結果記憶装置62に格納する。
測定結果提供手段25によって、測定結果をデータ収集サーバ61に提供する場合、通信制御装置31及び通信ネットワーク60を介して、測定結果記憶装置12に記憶された測定結果を送信する。通信制御装置31と通信ネットワーク60、通信ネットワーク60とデータ収集サーバ61は、有線で接続されていても良いし、無線で接続されていても良い。
測定結果提供手段25によって、測定結果をリムーバブルメモリ52に提供する場合、入出力制御装置36を介して測定結果提供手段25とデータ通信可能なリムーバブルメモリスロット32にリムーバブルメモリ52を装着することにより、測定結果記憶装置12に記憶された測定装置をリムーバブルメモリ52に提供することができる。測定結果記憶装置12の記憶容量がフルに近づくと、データ収集サーバ61やリムーバブルメモリ52に測定結果を提供するのが好ましい。
測定履歴取得手段26は、データ収集サーバ61に対して、同じ地点の過去の測定結果、或いは同機種の他の地点の測定結果など、データ収集サーバ61の測定結果記憶装置62に記憶された過去の測定結果を取得し、測定履歴記憶装置14に記憶する手段である。測定履歴取得手段26が取得する測定結果は、過去の測定結果に限らず、同じ時に他の地点で測定した測定結果であっても良い。
測定制御手段23において取得した測定結果が、想定外のデータであった場合などは、測定履歴取得手段26によってデータ収集サーバ61から測定結果を取得し、それを参考にしても良い。
通信制御装置31は、通信ネットワーク60に接続するためのPHSカード、LANカードなどの通信制御装置である。測定装置1は、調査員が手に携帯して様々な場所に移動しながら測定を行うことから、通信制御装置31は、通信ネットワーク60と無線で接続するのが好ましい。
リムーバブルメモリスロット32は、リムーバブルメモリ52と測定装置1とのデータ通信を可能にするインタフェースであり、測定装置1で利用するリムーバブルメモリ52の規格に対応したメモリスロットである。例えば、リムーバブルメモリ52としては、SDメモリーカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などの小型のメモリカードを用いることができ、リムーバブルメモリスロット32は、又、リムーバブルメモリ52としては、USBポート33に直接接続することのできるメモリカードであっても良い。
入力装置34は、ボタン、スクロールボタン、ダイヤル、ペンデバイスなどであり、表示装置35は、測定装置1に内蔵された液晶表示装置などである。
本発明の最良の実施の形態に係る測定方法において、図3を参照してポート割当手段21の処理を説明する。
まず、ステップS101において、被測定装置51a、51b、51c…と、測定装置1を接続する。このとき、測定装置1が、被測定装置51の台数分のUSBポート33を備えていない場合、USBハブ50を用いて接続するのが好ましい。更にステップS102において被測定装置51の台数分のチャンネルを用意する。
次に、ステップS103において、所定のチャンネルに被測定装置51のキャリア名、機種名などを割り当て、更にステップS104において、ステップS103で割り当てた被測定装置51が接続されたポートをチャンネルに関連づける。
このステップS103及びステップS104の処理を全ての被測定装置51について行う。
最後に、ステップS105において、ステップS103及びステップS104において割り当てた情報を、ポート割当記憶装置11に記憶する。
具体的には図4に示すような画面が、表示装置35に表示される。
まず図4(a)に示すように、被測定装置の数だけ用意されたチャンネルと、測定機種、接続先との関連を一覧で表示する測定端末一覧画面を提示する。測定機種においては、キャリア名も関連づけるのが好ましい。
個々のチャンネルを設定する場合は、図4(b)に示すように、各チャンネルについて、測定機種と接続先を関連づける測定端末設定画面を提示する。測定機種については、測定に使われる機種名が設定された測定機種コンボボックスC101から、このチャンネルに関連づけられた機種を選択させる。一方、接続先も同様に、測定に使われる接続先が設定された接続先コンボボックスC102から、このチャンネルに関連づけられた接続先を選択させる。
測定機種及び接続先の設定が終了すると、終了ボタンB100をクリックさせ、図4(a)の測定端末一覧画面に、図4(b)の測定端末設定画面で設定した情報を反映させる。
図5を参照して、被測定装置51の測定の処理を説明する。
まず、ステップS201において、測定制御手段23によって、設定データの確認及び変更を行い、更にステップS202においてテスト項目記憶装置13を参照してテスト項目の選択を行う。
次にステップS203において、測定位置取得手段22によって、測定する位置を取得すると、その位置で、被測定装置51の測定を行う。ここでは、一定時間の間、発信を行うテストについて説明する。
まず、ステップS204において、被測定装置51が1台か否かで処理を振り分ける。
測定台数が1台の場合、ステップS205において、測定を開始するため、測定装置1から被測定装置51に一定時間T2の間、通話する発信命令を送信し、ステップS206において、所定の時間間隔で、測定状況の問い合わせを行う。ステップS207において、通話する一定時間T2が終了すると通話を切断する。通話する一定時間T2が終了したと判断されるまで、ステップS206の測定状況の問い合わせを繰り返す。
一方、測定台数が複数台の場合、ステップS208において、測定を開始するため、測定装置1から全ての被測定装置51に一定時間T2の間、通話する発信命令を送信し、ステップS209において、全ての被測定装置51に対して所定の時間間隔で、測定状況の問い合わせを行う。ステップS210において、全ての被測定装置51について通話する一定時間T2が終了すると通話を切断する。通話する一定時間T2が終了したと判断されるまで、ステップS209の測定状況の問い合わせを繰り返す。
ステップS207及びステップS210において測定が終了すると、ステップS211において、測定結果を測定結果記憶装置12に記憶する。
ステップS204乃至ステップS211の処理を、全てのテスト項目について測定を行い、測定の処理を終了する。
図5におけるステップS201においては、具体的には図6(a)に示すようなテスト項目設定画面が定時される。ここには、被測定装置51に対するテスト項目が記載されている。それぞれのテスト項目について、「実施」或いは「未実施」を設定し、「実施」に設定されたテスト項目のみテストを行う。
図6(a)に示した所定の項目が「実施」に設定されると、図6(b)に示すようなテスト項目詳細設定画面が提示される。ここで、テスト項目コンボボックスC103がクリックされることにより、プルダウンから種種のテスト項目を選択させ、選択されたテスト項目について詳細なテスト条件を設定することができる。例えば、音声試験の場合、測定時間、測定間隔時間、測定回数をそれぞれ設定し、設定ボタンB101がクリックされると、設定された条件でテストが実施される。
図5のステップS208乃至ステップS210の処理、即ち測定台数が複数台ある場合の測定について、図7に示すタイミングチャートで詳述する。ここでは、3台の被測定装置に対して測定する場合について説明する。
被測定装置51は、測定装置1から発信命令を受信すると、発信制御時間T1、測定時間T2、測定間隔時間T3を繰り返す。
発信制御時間T1とは、測定装置1から発信命令を受信し、基地局に接続されるまでの時間であり、測定時間T2は、被測定装置51において通話する一定時間である。
時間軸t0で示された測定開始ポイントにおいて、測定装置1から、被測定装置51a、51b、51cのそれぞれに対して、発信命令を送信する。被測定装置51a、51b、51cは発信命令を受信すると、発信命令に指定された発信先に対して通信を行うために、基地局との交信を開始する。基地局との交信が確率されるまでの間、即ち発信制御時間T1は、それぞれの被測定装置51a、51b、51cに依存するものである。具体的には、図7においては、時間軸t1において、被測定装置51a、51b、51cの全てが発信制御中であるのに対し、時間軸t2においては、第1の被測定装置51aは発信制御時間T1を終了し測定時間T2の状態であるが、その他の被測定装置51b、51cは未だ発信制御中である。
発信制御時間T1が被測定装置によって異なるのに伴い、測定時間T2は共通であるため、測定時間T2の終了時間も被測定装置によって異なる。即ち、時間軸t10においては、被測定装置51a、51b、51cの全てが測定時間中であるのに対し、時間軸t11においては、第1の被測定装置51aは測定時間が終了した状態であるが、その他の被測定装置51b、51cは未だ測定時間中である。
被測定装置51a、51b、51cの全てが測定時間T2を終了した時間軸t13を次の測定の開始ポイントとする。測定装置1は、時間軸t13から測定間隔時間T3を経過すると、再び全ての被測定装置51a、51b、51cに発信命令を送信し、測定を繰り返す。
被測定装置51a、51b、51cの発信制御時間T1が異なることに伴い、被測定装置ごとに測定に要する時間が異なるが、全ての被測定装置が測定を終了するのを待って次の測定を行うことにより、同じ条件で被測定装置の測定を行うことができる。
本発明の最良の実施の形態においては、測定装置1として、一般的に広く普及しているPDAを用いることにより、調査員は特別な装置を用いることなく測定することができるので、一般の人と区別されることなく、不審に思われる恐れがなくなる。
又、測定装置1と被測定装置51の接続において、標準化されたUSBインタフェースを利用し、被測定装置ごとにチャンネル、キャリア名、機種名、接続先を関連づけている。これにより測定装置1は、それぞれの被測定装置を識別し、被測定装置ごとに測定を制御することができ、更に、一度の測定で複数の被測定装置を制御することができる。
更に、本発明の最良の実施の形態に係る測定装置1は、一度の操作で様々なキャリア、機種の携帯電話機の電波品質を測定することができるので、図8に示したような図をそれぞれ作成することにより、キャリアごと、機種ごとの特徴を一目で把握することができる。
上記のように、本発明の最良の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係る測定システムのシステム構成図と、測定装置の器のブロック図である。 図2は、本発明の最良の実施の形態に係るポート割当記憶装置のデータ構造とデータの一例を示した図である。 図3は、本発明の最良の実施の形態に係るポート割当手段の処理を示したフローチャートである。 図4は、本発明の最良の実施の形態に係る測定装置が提示する画面の一例であって、図4(a)は測定端末を一覧表示した測定端末一覧画面の一例で、図4(b)は個々の測定端末に測定機種と接続先を関連づける測定端末設定画面の一例である。 図5は、本発明の最良の実施の形態に係る測定の処理を示したフローチャートである。 図6(a)は、本発明の最良の実施の形態に係る測定装置において、テスト項目を設定する画面で、図6(b)は、設定されたテスト項目の詳細なテスト条件を設定する画面である。 図7は、本発明の最良の実施の形態に係る測定システムにおいて、被測定装置を測定する場合のタイミングチャートを示した図である。
符号の説明
1…測定装置
11…ポート割当記憶装置
12…測定結果記憶装置
13…テスト項目記憶装置
14…測定履歴記憶装置
21…ポート割当手段
22…測定位置取得手段
23…測定制御手段
24…USB制御手段
25…測定結果提供手段
26…測定履歴取得手段
31…通信制御装置
32…リムーバブルメモリスロット
33…USBポート
34…入力装置
35…表示装置
36…入出力制御装置
50…USBハブ
51、51a、51b、51c…被測定装置
52…リムーバブルメモリ
60…通信ネットワーク
61…データ収集サーバ
62…測定結果記憶装置

Claims (10)

  1. 複数の被測定装置とデータ通信可能なポートと、
    前記ポートに前記複数の被測定装置をそれぞれ割当てるポート割当手段と、
    前記ポートを介して、前記複数の被測定装置に対して行う測定を制御する測定制御手段
    を備えることを特徴とする測定装置。
  2. 前記被測定装置は携帯電話機であって、前記測定装置は、前記携帯電話機の電波品質を測定する個人用携帯情報端末である
    ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記測定制御手段で得られた前記測定の結果を、通信ネットワークを介して送信する通信制御装置
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置。
  4. 前記測定制御手段で得られた前記測定の結果を、着脱可能なメモリに記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置。
  5. 他の測定装置で測定された測定結果、又は過去に測定した測定結果を取得し、前記測定制御手段において、参照させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の測定装置。
  6. 被測定装置を測定する測定装置に用いられる測定方法において、
    ポート割当手段によって、複数の被測定装置とデータ通信可能なポートに前記複数の被測定装置をそれぞれ割当てるステップと、
    測定制御手段によって、前記ポートを介して、前記複数の被測定装置に対して行う測定を制御するステップ
    を備えることを特徴とする測定方法。
  7. 前記被測定装置は携帯電話機であって、前記測定装置は、前記携帯電話機の電波品質を測定する個人用携帯情報端末である
    ことを特徴とする請求項6に記載の測定方法。
  8. 前記測定を制御するステップで得られた前記測定の結果を、通信制御装置によって通信ネットワークを介して送信するステップ
    を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の測定方法。
  9. 前記測定を制御するステップで得られた前記測定の結果を、着脱可能なメモリに記憶するステップ
    を更に備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の測定方法。
  10. 他の測定装置で測定された測定結果、又は過去に測定した測定結果を取得し、前記測定制御ステップにおいて、参照させることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の測定方法。

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