JP2005056313A - 情報提供装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
複数の人が出入りする場において適切な情報を提供する、例えば、展示会場等の共有エリアにおいて、相互の対話を目的とした情報を提示することのできる情報提供装置および方法並びにプログラムを提供する。
【解決手段】
提供可能な複数の情報を対象情報管理部3で管理し、集合情報取得部2が共有エリアである所定の場におけるユーザの存在を示す集合情報を取得し、共有情報作成部5が、集合情報取得部2が取得した集合情報から判定されるユーザの存在に変化がある毎に、存在するユーザに応じた情報を対象情報管理部3から選択し、その選択した情報の提供順序を決定し、共有情報提供部6がその情報を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報提供装置および方法並びにプログラムに関し、特に、複数の人が出入りする場における適切な情報の提供、例えば、展示会や学会や美術館等の人が大勢集まるイベント会場の共有エリアにおけるユーザ間の対話支援を目的として適切な情報の提供を行う情報提供装置および方法並びにプログラムに関する。
従来から、展示会や学会など、異なる専門を持った人々が複数人集まるような場所では、偶発的な出会いや対話が思わぬビジネスの発展につながることなどがよくあった。
また、企業組織においても、組織集団における各個人の異質性の高さが、組織の革新的成果に貢献すると言われている。しかし、異質性が高ければ高いほど、相互の関心領域や目的が異なるため、ビジネスの発展や革新的成果につながるような対話や共同を実現することは非常に難しいものであった。
さらに、人間にとって互いの関心を把握する手段としては、相手の行動履歴の観察(展示会場では見学履歴を観察したりするなど)や対話以外になく、特に展示会等の初めて出会う人が多い場所では、相互の関心をその日のうちに把握することは非常に困難であった。
このため、従来から、個人の特定が可能な発信器と予め指定の場所に設置された受信器とからなるシステムを提供し、受信器の受信場所やユーザの訪問履歴に応じてユーザに適切な情報提供を実施するものや、同等のシステムを利用して、ユーザの個人情報(興味や仕事)や展示の閲覧履歴などを共有エリアのディスプレイで表示したり、電子的なエージェントが、それらの情報を解釈した上で、共有エリアに居る人々の対話を支援するシステムなどが提供されてきた。
このようなユーザの位置情報を利用して適切な情報を提供する技術としては、例えば、ユーザが身につける光信号を発信するバッチ、光信号を受信し適切な情報提供を行うサービス提供手段、バッチ携帯者の行動情報を蓄積し、その情報を利用要求に応じて情報するセンタと、センタから提供される情報に基づいて、バッチ携帯者にサービスを提供するサービス提供装置とから構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、携帯装置を利用し、特定エリア内に設置した複数台の情報通信装置が、自装置の通信エリア内に存在する携帯装置に対して、有益情報の提供を行うもの(例えば、特許文献2参照)や、ユーザの位置と見学履歴を検知するだけでなく、ユーザの興味を推定し、携帯情報端末装置に個人化された情報を提供するもの(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
この他にも、会場等で、ユーザ相互の対話を促進する事を目的に、共有エリアに設置する共有ディスプレイにより、その場に居るユーザ同士の行動履歴を可視化し、互いの関心領域の共有を行うものがあり、例えば、携帯端末によりユーザの見学履歴情報を蓄積し、エージェントサロンと呼ばれる共有エリアに設置のディスプレイ上で、共有エリアにエントリーしたユーザの履歴情報を共有化できる形で表示するとともに、ユーザ毎に設定したエージェントを介して、他のユーザとの興味や関心の共通点の把握を支援するものがある(例えば、特許文献4参照)。
特開平6−34744号公報 特開平9−149442号公報 特開平11−96230号公報 特開2001−195430号公報
ところで、共有エリアへ入場するユーザを対象として、ユーザ間の対話促進を目的に、ユーザの履歴情報に基づいてユーザの関心情報を提示する場合は、ユーザ間で共通した関心情報を優先的に提示することが望ましいこととなる。なぜなら、共通関心ではない情報を提示した場合には、関心情報に関する一方向的な情報伝達の次に情報に関連した対話が始まる事が想定されるのに対し、共通の関心情報を提示した場合には、初めから情報に関連した対話を始められる可能性が高いからである。
しかし、従来の技術では、ユーザの入退出の順序を考慮した情報提示は行われていないため、ある対話集団に新たに誰かが参加した場合に、新規に参加するユーザの情報を不適切に反映し、共有ディスプレイ上に共有表示される対話対象情報が変えられていた。そのため、ユーザの入退出毎に、既存の参加ユーザ間の対話対象が変わることとなり、対話のきっかけを阻害してしまうことがあった。
例えば、図28に示すように、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザEが対話をしている状態(図28(a)参照)から、ユーザBとユーザDが対話から抜け(図28(b)参照)、新たにユーザAが対話に参加した状態(図28(c)参照)に変化した場合、従来の技術では、図28(c)に示した状態で、ユーザA、ユーザC、ユーザEのユーザ情報を反映しての情報提示が行われていた。このため、ユーザCとユーザEにとっては、提示される情報が突然変化してしまう可能性があった。
こうした事による不具合は、共有エリアでの情報提示装置の構成が、情報提示候補リストを提示しつつ、その中から順番に提示していくような構成である場合に著しい。
そこで、本発明は、複数の人が出入りする場において適切な情報を提供する、例えば、展示会場等の共有エリアにおいて、相互の対話を目的とした情報を提示することのできる情報提供装置および方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、被提供者に応じた情報を情報群から選択して提供する情報提供装置において、提供可能な複数の情報を保持する提供情報保持手段と、所定の場における被提供者の存在を判定する存在判定手段と、前記存在判定手段が判定した被提供者の存在が変化する毎に、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択し、該選択した情報の提供順序を決定する提供情報作成手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、被提供者のそれぞれに対応する個人情報を管理する個人情報管理手段をさらに具備し、前記提供情報作成手段は、前記存在判定手段が存在すると判定した被提供者の個人情報を前記個人情報管理手段から取得し、該取得した個人情報に基づいて、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記提供情報作成手段は、前記存在判定手段が新たに存在を判定した被提供者に基づいて選択した情報の提供順を最後に決定することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記提供情報作成手段は、前記提供情報保持手段が保持する情報から選択した情報を繰り返して提供するように該情報の提供順序を決定し、前記存在判定手段が新たに存在を判定した被提供者に基づいて選択した情報の提供順を現に提供している情報を最前とした場合の最後に決定することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記存在判定手段は、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、予め指定した複数の訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を行動情報として管理する行動情報管理手段をさらに具備し、前記提供情報作成手段は、前記存在判定手段が存在すると判定した被提供者の行動情報を前記行動情報管理手段から取得し、該取得した行動情報に基づいて、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記行動情報管理手段は、前記訪問場所のそれぞれに配設され、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、被提供者に応じた情報を情報群から選択して提供する情報提供方法において、所定の場における被提供者の存在を判定し、該判定した被提供者の存在が変化する毎に、提供可能な複数の情報から提供する情報を選択し、該選択した情報の提供順序を決定することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、被提供者のそれぞれに対応する個人情報を管理し、前記場に存在すると判定された被提供者の個人情報に基づいて、前記提供する情報を選択することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記場における存在が新たに判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を最後に決定することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項8の発明において、前記選択した情報を繰り返して提供するように該情報の提供順序を決定するとともに、前記場における存在が新たに判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を現に提供している情報を最前とした場合の最後に決定することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項8の発明において、前記場における被提供者の存在の判定は、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信し、該受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照することで行うことを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項8の発明において、予め指定した複数の訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を行動情報として管理し、前記場に存在すると判定された被提供者の行動情報に基づいて、前記提供する情報を選択することを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記行動情報は、前記訪問場所のそれぞれで、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信し、該受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照することで取得することを特徴とする。
また、請求項15の発明は、コンピュータに、被提供者に応じた情報を情報群から選択して提供させる情報提供プログラムにおいて、提供可能な複数の情報を保持する提供情報保持処理と、所定の場における被提供者の存在を判定する存在判定処理と、前記存在判定手段が判定した被提供者の存在が変化する毎に、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択し、該選択した情報の提供順序を決定する提供情報作成処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項16の発明は、請求項15の発明において、被提供者のそれぞれに対応する個人情報を管理する個人情報管理処理をさらにコンピュータに実行させ、前記提供情報作成処理は、前記存在判定処理により存在すると判定した被提供者の個人情報を前記個人情報管理処理によって保持された個人情報から取得し、該取得した個人情報に基づいて、前記提供情報保持により保持される情報から提供する情報を選択することを特徴とする。
また、請求項17の発明は、請求項15の発明において、前記提供情報作成処理は、前記存在判定処理により新たに存在が判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を最後に決定することを特徴とする。
また、請求項18の発明は、請求項15の発明において、前記提供情報作成処理は、前記提供情報保持手段により保持される情報から選択した情報を繰り返して提供するように該情報の提供順序を決定し、前記存在判定手段により新たに存在が判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を現に提供している情報を最前とした場合の最後に決定することを特徴とする。
また、請求項19の発明は、請求項15の発明において、前記存在判定処理は、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段を制御し、該識別情報受信手段が受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照して、前記場における被提供者の存在を判定することを特徴とする。
また、請求項20の発明は、請求項15の発明において、予め指定した複数の訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を行動情報として管理する行動情報管理処理をさらにコンピュータに実行させ、前記提供情報作成処理は、前記存在判定処理により存在すると判定された被提供者の行動情報を前記行動情報管理処理により管理される行動情報から取得し、該取得した行動情報に基づいて、前記提供情報保持処理により保持される情報から提供する情報を選択することを特徴とする。
また、請求項21の発明は、請求項20の発明において、前記行動情報管理処理は、前記訪問場所のそれぞれに配設され、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段を制御し、該識別情報受信手段のそれぞれが受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照して、前記訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を取得することを特徴とする。
本発明によれば、所定の場におけるユーザの存在を判定し、判定したユーザの存在が変化する毎に、提供可能な複数の情報から提供する情報を選択し、選択した情報の提供順序を決定するように構成したので、所定の場に存在するユーザに適切に情報を提供することができる。
例えば、本発明を対話支援装置に適用した場合には、ある領域指定される共有エリアに入場する複数のユーザに対して、既に共有エリアに入場して対話しているユーザ間の対話対象情報を不本意に変えることなく適切な順序で対話対象情報を提示するとともに、新たに入場するユーザの対話対象情報をも考慮して対話対象情報を提示することができる。
これにより、既に共有エリアに居るユーザ間の対話空間を、新たなユーザが共有エリアに出入りする度にいちいち壊すことなく、元から生成されている対話空間をベースとして、新たな対話空間を積み上げて行くことが可能となる。
以下、本発明に係る情報提供装置および方法並びにプログラムの一実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した情報提供装置の基本的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報提供装置は、個人情報管理部1と集合情報取得部2、対象情報管理部3、履歴情報管理部4、共有情報作成部5、共有情報提供部6を具備して構成される。
個人情報管理部1は、ユーザ(情報の提供を受ける者)の個人情報を管理し、集合情報取得部2は、ユーザの共有エリアへの入場情報を集合情報として取得する。対象情報管理部3は、ユーザの行動に基づく対象情報を管理し、履歴情報管理部4は、ユーザの行動に基づく履歴情報を関する。共通情報作成部5は、共有エリアで提供する共有情報を作成し、共有情報提供部6は、共有情報作成部5が作成した共有情報を提供する。
このような構成により、本発明を適用した情報提供装置は、既に共有エリアに居るユーザ間の対話空間を、新たなユーザが共有エリアに出入りする度にいちいち壊すことなく、元から生成されている対話空間をベースとして、新たな対話空間を積み上げて行くこととなる。
例えば、図2に示すように、ユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザEが対話をしている状態(図2(a)参照)から、ユーザBとユーザDが対話から抜け(図2(b)参照)、新たにユーザAが対話に参加した状態(図2(c)参照)に変化した場合、まず、ユーザAが持っているユーザC、ユーザEの間との共通の対話対象情報はそのままにし、適切なタイミングで、ユーザAが持っているユーザC、ユーザEとは異なる対話対象情報をユーザA、ユーザC、ユーザEで形成される対話空間に提供する(図2(d)参照)こととなる。
以下に、本発明を適用した情報提供装置の詳細を実施例として説明する。
実施例1における情報提供装置は、展示会等の会場において、ユーザ(参加者)間の対話の発生を支援するために用いるものである。
図3は、実施例1における情報提供装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報提供装置100は、個人情報管理部10と入場情報取得部20、閲覧対象情報管理部30、行動履歴情報管理部40、共有情報作成部50、共有情報提示部60を具備して構成される。なお、個人情報管理部10、入場情報取得部20、閲覧対象情報管理部30、行動履歴情報管理部40、共有情報作成部50、共有情報提示部60は、それぞれ、図1に示した情報提供装置の個人情報管理部1、集合情報取得部2、対象情報管理部3、履歴情報管理部4、共有情報作成部5、共有情報提供部6に相当するものである。
個人情報管理部10は、ユーザの個人情報を管理するもので、個人情報編集部11と個人情報記憶部12、行動履歴情報記憶部13を具備して構成される。個人情報編集部11は、ユーザの個人情報の登録と、ユーザの共有エリアへの入場状態検知を目的としてユーザに付与する付与する発信器の機器識別情報(以下、発信器識別情報と称する)をユーザに割り当てる処理を行う。個人情報記憶部12は、個人情報編集部11により登録された個人情報を記憶するもので、行動履歴情報記憶部13は、ユーザの行動履歴情報を記憶するものである。
入場情報取得部20は、ユーザの共有エリアへの入場者集合情報を取得するもので、個人識別情報取得部21を具備して構成される。個人識別情報取得部21は、共有エリアの入場者リストを、ユーザに付与した発信器識別情報を要素とする集合情報として取得するものである。
閲覧対象情報管理部30は、行動対象情報としてユーザの閲覧行動の対象情報である閲覧対象情報を管理するもので、閲覧対象情報編集部31と閲覧対象情報記憶部32を具備して構成される。
閲覧対象情報編集部31は、ユーザの閲覧対象の詳細説明情報と閲覧場所に設置する受信器の識別情報(以下、設置機器識別情報と呼ぶ)を対応付けて編集するもので、閲覧対象情報記憶部32は、閲覧対象情報編集部3で編集された閲覧対象情報を記憶するものである。
行動履歴情報管理部40は、ユーザの閲覧行動の履歴情報を管理するもので、個人識別情報取得部41と行動履歴情報処理部42を具備して構成される。個人識別情報取得部41は、複数のユーザに付与する発信器識別情報を発信する発信器と、その発信器識別情報を受信する複数の受信器を制御するもので、行動履歴情報処理部42は、個人識別情報取得部41により取得された発信器識別情報および設置機器識別情報と、閲覧対象情報記憶部32に記憶している閲覧情報および個人情報記憶部12に記憶している個人情報を利用し、当該ユーザの行動履歴情報を生成し、これを行動履歴情報記憶部13に記憶するものである。
共有情報作成部50は、共有エリアでの共有情報を作成するもので、共有情報記憶部51を具備して構成される。共有情報記憶部51は、個人情報記憶部12に記憶された個人情報と、閲覧対象情報記憶部32に記憶された閲覧情報と、入場情報取得部20により取得された入場者集合情報に基づいて、共有エリアにおける共有情報を作成し、記憶するものである。
共有情報提示部60は、共有情報作成部50が作成した共有情報を提示するもので、提示情報制御部61と共有情報表示部62を具備して構成される。提示情報制御部61は、共有情報記憶部51に記憶された共有情報を提示する提示方法を制御するもので、共有情報表示部62は、提示情報制御部61によって制御された共有情報を図示しないディスプレイ等に提示するものである。
なお、情報提供装置100は、汎用のコンピュータと、これを動作させるプログラムの組み合わせにより構成することもできる。
次に、情報提供装置100の動作について説明するが、動作の説明に先立って、情報提供装置100に予め登録する情報についての説明を行う。
図4は、個人情報記憶部12に記憶される個人情報のデータテーブルの一例を示した図である。同図に示すように、個人情報記憶部12に記憶される個人情報は、ユーザ識別番号と氏名、職業、使用機器識別情報を組にしたものである。
ユーザ識別番号は、データ管理上で利用する識別番号であり、情報提供装置100が取り扱う範囲内で重複のないユニークなものである。氏名および職業は、文字列で表される情報である。使用機器識別情報は、発信機器に固有の識別情報であり、この使用機器識別情報も情報提供装置100が取り扱う範囲内でユニークなものである必要があるが、例えば、発信機器のデバイス・アドレスを使用機器識別情報として利用すれば、その特性から自ずとユニークなものとなる。
なお、ここに示した例では、氏名や職業を個人情報に含めるようにしているが、これらは任意に設定できる項目であり、年齢や性別等の任意の情報を任意の数だけ個人情報に含めることができる。
図5は、個人情報の入力や編集を行う際にユーザが利用する個人情報編集画面の一例を示した図である。この個人情報編集画面は、個人情報編集部11により、図示しないディスプレイ等の表示部に表示されるものである。
図5(a)に示すように、個人情報編集画面110には、氏名入力欄111と職業選択欄112、使用機器識別情報選択欄113が配されている。氏名入力欄111には、ユーザの氏名を直接入力し、職業選択欄112と使用機器識別情報選択欄113は、図5(b)に示すように、複数の候補の中から職業や使用機器識別情報を選択できるものである。なお、個人情報編集画面は、必ずしもこの形態である必要はなく、個人情報の入力や選択ができるものであれば、どのようなものであってもよい。
図6は、行動履歴情報記憶部13に記憶される行動履歴情報のデータテーブルの一例を示した図である。同図に示すように、行動履歴情報記憶部13に記憶される行動履歴情報は、使用機器識別情報と訪問履歴を組にしたものである。
使用機器識別情報は、図4に示した個人情報記憶部12に記憶される個人情報のものと同じものであり、訪問履歴は、会場識別番号で示される各会場へユーザが訪問したか否かを示すもので、この例では、0が未訪問を、1が訪問済を意味している。
なお、行動履歴情報としては、使用機器識別情報に代えて、ユーザ識別番号を利用するようにしてもよい。
ところで、図4に示した個人情報と、図6に示した行動履歴情報は、一つのデータテーブルとして管理することができる。この場合、データテーブルは、図7に示すようになる。もちろん、両者を一つのデータテーブルで管理する場合には、個人情報記憶部12と行動履歴情報記憶部13も統合されたものとなる。
図8は、閲覧対象情報記憶部32に記憶される閲覧対象情報のデータテーブルの一例を示した図である。同図(a)に示すように、閲覧対象情報は、会場識別番号と設置機器識別情報、展示名称、展示企業名、発表責任者、展示内容概要を組にしたものである。
会場識別番号は、受信機器の設置場所である会場を識別するもので、情報提供装置100が取り扱う範囲内で重複のないユニークなものである。このため、図8(b)に示すように、会場識別番号に代えて会場識別名称を利用することもできる。ただし、会場識別名称を利用する場合には、上述した行動履歴情報記憶部13に記憶される行動履歴情報を構成する訪問履歴等の他の情報においても、会場識別番号を会場識別名称に変更する必要がある。
設置機器識別情報は、受信機器に固有の識別情報であり、この設置機器識別情報も情報提供装置100が取り扱う範囲内でユニークなものである必要があるが、例えば、受信機器のデバイス・アドレスを設置機器識別情報として利用すれば、その特性から自ずとユニークなものとなる。
展示名称、展示企業名、発表責任者、展示内容概要は、いずれも文字列であり、任意に設定することができるものである。
図9は、閲覧対象情報の入力や編集を行う際にユーザが利用する閲覧対象情報編集画面の一例を示した図である。この閲覧対象情報編集画面310は、閲覧対象情報編集部31により、図示しないディスプレイ等の表示部に表示されるものである。
同図に示すように、閲覧対象情報編集画面310には、会場識別番号選択欄311と設置機器識別情報選択欄312、展示名称入力欄313、展示企業名入力欄314、発表責任者入力欄315、展示内容概要入力欄316が配されている。会場識別番号選択欄311と設置機器識別情報選択欄312は、それぞれ、会場識別番号と設置機器識別情報を複数の候補から選択するものであり、その選択は、図5(b)に示した個人情報編集画面110と同様に行う。展示名称入力欄313、展示企業名入力欄314、発表責任者入力欄315、展示内容概要入力欄316は、それぞれ、展示名称、展示企業名、発表責任者、展示内容概要を直接入力する。なお、閲覧対象情報編集画面は、必ずしもこの形態である必要はなく、閲覧対象情報の入力や選択ができるものであれば、どのようなものであってもよい。
次に、行動履歴情報管理部40の動作を説明する。行動履歴情報管理部40は、個人識別情報取得部41と行動履歴情報処理部42により、行動履歴情報記憶部13に行動履歴情報を記憶させる処理を行う。図10は、行動履歴情報管理部40の動作の流れを示すフローチャートである。
行動履歴情報管理部40は、処理を開始すると、まず、個人識別情報取得部41が発信器識別情報を取得するのを待ち(ステップS10でNO)、個人識別情報取得部41が発信器識別情報を取得すると(ステップS10でYES)、この発信器識別情報に基づいて、行動履歴情報処理部42が、受信した発信器の機器識別情報を格納するとともに(ステップS11)、受信器の機器識別情報を格納する(ステップS12)。なお、情報提供装置100をプログラムにより構成する場合、機器識別情報を格納する処理は、例えば、発信器の識別情報を変数Tに格納し、受信器の識別情報を変数Rに格納することで行う。
次に、行動履歴情報処理部42が、(変数Rに)格納した受信器の機器識別情報をキーとして閲覧情報データテーブルを検索し、その検索結果である会場識別情報を格納する(ステップS13)。会場識別情報は、例えば、変数Eに格納する。
続いて、行動履歴情報処理部42が、(変数Tに)格納した発信器の機器識別情報と、(変数Eに)格納した会場識別情報をキーとして行動履歴情報記憶部13に記憶されている行動履歴情報を検索し(ステップS14)、その検索結果である対象レコードが0であれば(ステップS15でYES)、当該レコードを1に変更し(ステップS16)、処理を終了する。対象結果が既に1であった場合には(ステップS15でNO)、そのまま処理を終了する。
次に、共有情報作成部50の動作を説明する。図11は、共有情報作成部50による共有情報の作成処理の流れを示すフローチャートである。
共有情報作成部50は、まず、入場情報取得部20が取得した共有エリアの入場者を取得し、取得した入場者の集合情報を格納する(ステップS20)。この集合情報の格納処理は、情報提供装置100をプログラムにより構成する場合、例えば、集合変数enterAに格納する処理となる。図12は、ステップS20の処理で取得した入場者の集合情報である識別番号の一例を示した図である。ステップS20の処理で取得される識別番号は、図12(a)に示すような機器識別番号であるが、以下では、説明を容易とするために、図12(b)に示す当該機器識別番号に対応するユーザ識別番号を用いて説明する。なお、実際の処理においても、個人情報記憶部12で記憶する個人情報を利用することで、機器識別番号に代えてユーザ識別番号を用いることができる。
次に、共有情報作成部50は、個人情報管理部10を利用し、ステップS20で取得した集合情報(以下、enterAと称する)の各要素に対応する行動履歴情報を取得して、全ての会場識別番号に対して訪問者数を集計する(ステップS21)。そして、共有情報作成部50は、集計結果のうち、訪問者数が1以上のものを対象として、会場識別番号をキーとして関連付けて格納する(例えば、変数exhibitionEnterAに格納)とともに、これを訪問者数の降順で並び替える(ステップS22)。図13は、図12(a)に示したenterAの各要素に対応する行動履歴情報を取得した場合の一例を示した図である。また、図14は、ステップS22の処理で、(変数exhibitionEnterAに)格納される集計結果の一例を示した図であり、会場識別番号と、それに対応する訪問者数で構成され、訪問者数の降順によって会場識別番号が並び替えられている状態を示している。
次に、共有情報作成部50は、閲覧対象情報管理部30を利用し、ステップS22の処理で格納した情報(以下、exhibitionEnterAと称する)の項目である会場識別番号毎に、閲覧対象情報を取得し、共有情報を作成する(ステップS23)。図15は、このステップS23の処理によって作成された共有情報の一例を示した図である。同図に示すように、ここでは、会場識別番号毎の訪問数の降順によって並び替えられた会場識別番号の順番により、会場識別番号毎に、対応する展示名称、展示企業名、発表責任者、展示内容概要を記述したデータテーブルが、共有情報として作成される。
ここで、共有情報作成部50は、共有情報提示部60からの共有情報リスト項目の再編集要求があれば(ステップS24でYES)、ステップS20乃至S23の処理を再度実行する。
一方、再編集要求が無ければ(ステップS24でNO)、定期的に、入場情報取得部20により、共有エリアの入場者を取得し、取得した入場者の集合情報を(例えば、集合変数enterBとして)格納する(ステップS25)。図16は、ステップS25の処理で取得した入場者の集合情報である識別番号の一例を示した図である。ステップS25の処理で取得される識別番号は、図16(a)に示すような機器識別番号であるが、上述のステップS20での処理と同様に(図12参照)、説明を容易とするために、図16(b)に示す当該機器識別番号に対応するユーザ識別番号を用いて説明する。
ここで、取得した集合情報(以下、enterBと称する)と、enterAが同じであれば(ステップS26でNO)、ステップS24の処理に戻る。また、enterBと、enterAが異なる場合(ステップS26でYES)、enterAの要素数が1未満であれば(ステップS27でNO)、ステップS20の処理に戻る。なお、ステップS26の処理は、enterAの要素のいずれかをenterBの全要素と比較し、該当するenterAの要素がenterBに含まれているか否かによって判断する。
また、enterBとenterAが異なり(ステップS26でYES)、enterAの要素数が1以上であれば(ステップS27でYES)、enterAとenterBの全要素を比較し、enterAの要素の中で、enterBが含まない要素を削除する(ステップS28)。図17は、ステップS28の処理の過程を説明するための図である。同図に示すように、ユーザ識別番号として、4、3、5、2という集合情報をもつenterAと、ユーザ識別番号として1、5、3という集合情報をもつenterBを比較し、最終的に、ユーザ識別番号として3、5という集合情報をもつenterAが作成される。
次に、共有情報作成部50は、個人情報管理部10を利用し、exhibitionEnterAの項目である会場識別番号毎に、enterAの集合要素を対象に訪問者数を再集計し、その結果をexhibitionEnterAの会場識別番号に関連づけて格納する。このとき、結果の値が0となる会場識別番号は、exhibitionEnterAから削除する(ステップS29)。図18は、ステップS29の処理で作成されたexhibitionEnterAの一例を示した図である。同図に示すように、図14で示した会場識別番号の、6、2、7は、enterAを元に再集計した訪問者数が0であるため、図18のexhibitionEnterAからは削除されている。
続いて、共有情報作成部50は、個人情報管理部10を利用し、enterBの集合要素を対象に、全ての会場識別番号の訪問者数を集計し(ステップS30)、その集計結果を、訪問者数が1以上のものを対象として、会場識別番号に関連づけて(例えば、exhibitionEnterBとして)格納する(ステップS31)。図19は、ステップS31の処理によって格納されたexhibitionEnterBの一例を示した図である。
次に、共有情報作成部50は、exhibitionEnterAと、ステップS31の処理で格納された情報(以下、exhibitionEnterBと称する)の全項目を比較し、exhibitionEnterBの要素の中で、exhibitionEnterAが含まない要素をexhibitionEnterAに追加し(ステップS32)、exbibitionEnterAの項目である会場識別番号ごとに関連づけられた訪問者数の値をexhibitionEnterBの項目に関連づけられた値に修正する(ステップS33)。図20は、ステップS32およびステップS33で処理されたexhibitionEnterAの一例を示した図である。同図に示すように、処理されたexhibitionEnterAは、図18で示す会場識別番号に、図19で示す会場識別番号のうち、図18の会場識別番号のリストにはない、2、7が追加され、訪問者数の値が、図19で示したexhibitionEnterBの値によって修正されている。
次に、共有情報作成部50は、閲覧対象情報管理部30を利用し、exhibitionEnterAの項目である会場識別番号毎に、閲覧対象情報を取得し、共有情報を作成する(ステップS34)。図21は、このステップS34の処理によって作成された共有情報の一例を示した図である。なお、共有情報作成部50は、ステップS34の処理を実行した後は、ステップS24に戻る。
次に、共有情報提示部60による共有情報の提示について説明する。図22は、共有情報提示部60により提示される共有情報の表示画面の例を示した図である。なお、共有情報表示画面620は、共有情報表示部62が、提示情報制御部61によって制御された共有情報を図示しないディスプレイ等の表示部に表示するものである。
同図に示すように、共有情報表示画面620には、共有情報リスト提示部621と、詳細情報提示部622が配されている。共有情報リスト提示部621は、共有情報作成部50で作成した共有情報をもとに、リスト形式で共有情報リスト項目623(623−1〜623−7)を表示する。ここでは、共有情報リスト項目の一例として、会場識別番号を表示しているが、会場識別番号とともに展示名称が表示されていても構わない。また、会場識別番号毎の訪問者数を利用し、訪問数によって、表示色を変えたり、段階的に強調表示をしたりしても構わない。
詳細情報提示部622は、共有情報制御部61によって提示制御される共有情報リストのいずれかの詳細情報を提示する。ここでは、一例として展示番号、展示名称、展示企業名、責任者名、展示内容概要で示す、展示詳細情報を提示している。
また、ここでは共有情報制御部61によって提示制御される共有情報リスト項目623のうち、いずれの詳細情報が詳細情報提示部622に表示されているかを、共有情報リスト項目623−2のように他とは異なる色で表示することで表している。
提示情報制御部61は、共有情報作成50が作成した共有情報のリストの中から、ある時間幅で定期的に順に抽出し、抽出した会場識別番号と、当該会場識別番号に対応する展示名称、展示企業名、責任者名、展示内容概要などの詳細情報を、共有情報提示部60よって提示し、全てのリストを抽出し終えると、共有情報作成部50に対して、共有情報の再編集要求をするとともに、共有情報作成部50によって作成された共有情報をもとに、再度、先頭から順に表示する提示制御を行う。
このような構成により、情報提供装置100は、既に共有エリアに入場して対話しているユーザ間の対話対象情報を不本意に変えることなく適切な順序で提示するとともに、新たに入場するユーザの対話対象情報をも考慮した共有情報の提示を行うことができる。
例えば、図23に示すような状態で、本発明を適用せずに共有エリアに入場している入場者情報を元に対話対象情報を作成した場合は、図24に示す様に、対話対象情報の提示順序は、4、5、1、2、3、7という結果になるのに対し、本発明を適用して共有エリアに入場している入場者情報を元に対話対象情報を作成した場合は、図25に示すように、対話対象情報の提示順序は、4、5、1、3、2、7という結果になる。
この両者は、提示した対話対象情報に関する話題を誰が提供可能なのかという点で全く異なる。まず、図23(a)の状態からBとDが共有エリアから退場し、Aが共有エリアに入場したとしても、CとEは、Aが入場する以前から居るため、CとEの間には、互いの対話対象情報を元にした対話空間が形成されていると考えられる。しかし、図24に示した状態では、後から共有エリアに入場するAに関連する対話対象情報と、既に共有エリアに居るEに関連する対話対象情報の提示順序が交互に提示されてしまうことで、CとEとの間で形成される対話空間を邪魔してしまう。
これに対し、図25に示した状態では、後から共有エリアに入場するAにのみ関連する対話対象情報は、既に共有エリアに居るCとEの対話対象情報の最後尾に付加して提示する事になるため、CとEとの間で形成される対話空間を邪魔することなく、対話支援を実現することが可能となるのである。
最後に、情報提供装置100の具体的な構成例を説明する。図26は、共有情報提示システムの装置構成を示した図である。
同図に示すように、共有情報提示システムは、ユーザ情報管理装置710、受信情報管理装置720、721、722、表示情報管理装置730および当該装置に接続された情報表示装置750、機器識別情報を発信する発信装置760、761、762、763およびそれらの機器識別番号を受信する受信装置740、741、742、743によって構成され、ユーザ情報管理装置710、受信情報管理装置720、721、722、表示情報管理装置730は通信ネットワークに接続され、受信情報管理装置720、721、722および表示情報管理装置730には、受信装置740、741、742、743が、それぞれ接続されている。
ただし、受信情報管理装置および受信装置、発信装置の台数はこれらに限定するものではなく、例えば、展示会場の全ブースの数だけ受信装置や受信情報管理装置を用意してもよく、また、ユーザの数だけ発信装置を用意した構成にしても構わない。
これらの装置を図3に示した構成に対応させると、個人識別情報取得部41は、発信装置760、761、762、763および受信装置740、741、742、743および受信情報管理装置720、721、722に対応し、行動履歴情報処理部42は、受信情報管理装置720、721、722に対応し、個人情報管理部10および閲覧対象情報管理部30は個人情報管理装置710に対応する。そして、入場情報取得部20および共有情報作成部50、提示情報制御部61、共有情報表示部62は、表示情報管理装置730に対応する。
実施例2における情報提供装置は、記録媒体等に記録された音楽を再生する音楽再生装置とともに用いるもので、その音楽再生装置に演奏順等の制御情報を提供するものである。このような用途に用いる情報提供装置は、実施例1の情報提供装置と同様の構成ものもと、これを簡易にしたものとがあり、実施例2では、その両者について説明する。
まず、実施例1の情報提供装置と同様の構成の情報提供装置については、図3を参照して、その機能が異なる部分を説明する。
情報提供装置100と同様の構成で音楽再生装置を制御する場合には、個人情報管理部10に相当する部位は、ユーザの個人情報として、ユーザの楽曲に対する嗜好、例えば、好みのジャンルやアーティスト等の嗜好情報を管理する。このため、個人情報編集部11に相当する部位は、ユーザの嗜好情報を入力および編集し、個人情報記憶部12に相当する部位は、その結果を記憶する。
閲覧対象情報管理部30に相当する部位は、閲覧対象の情報に代えて再生が可能な演奏対象情報を管理する。このため、閲覧対象情報編集部31に相当する部位は、音楽再生装置が再生可能な楽曲の情報を入力および編集し、閲覧対象情報記憶部32に相当する部位は、その結果を記憶する。
行動履歴情報管理部40に相当する部位は、行動履歴に代えてユーザの嗜好に合致した楽曲のリストを作成する。このため、行動履歴情報処理部42に相当する部位は、閲覧対象情報記憶部32に相当する部位に記憶されている再生可能な楽曲の情報と、個人情報記憶部12に相当する部位に記憶されている嗜好情報とに基づいて、ユーザの嗜好に合致した楽曲のリストを作成する。作成された楽曲のリストは、個人情報管理部10に相当する部位の行動履歴情報記憶部13に相当する部位に記憶される。
また、共有情報提示部60に相当する部位は、音楽再生装置における楽曲の再生を制御する。このため、提示情報制御部61に相当する部位は、再生する楽曲の順番を制御し、共有情報表示部62に相当する構成は、音楽再生装置に再生すべき楽曲の情報を通知する処理を行う。
なお、この構成においては、共有情報作成部50に相当する構成は、実施例1の場合に共有エリアにおける共有情報を作成する処理と同様の処理で、音楽再生装置における楽曲の再生情報、つまり、複数のユーザに共通の楽曲リストを作成する。
次に、簡易な構成の情報提供装置について説明する。図27は、音楽再生装置を制御する情報提供装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、情報提供装置800は、嗜好情報管理部810と入場情報取得部820、楽曲情報管理部830、楽曲リスト管理部840、演奏情報作成部850、演奏制御部860を具備して構成される。なお、嗜好情報管理部810、入場情報取得部820、楽曲情報管理部830、楽曲リスト管理部840、演奏情報作成部850、演奏制御部860は、それぞれ、図1に示した情報提供装置の個人情報管理部1、集合情報取得部2、対象情報管理部3、履歴情報管理部4、共有情報作成部5、共有情報提供部6に相当するものである。
嗜好情報管理部810は、ユーザの個人情報として、ユーザの楽曲に対する嗜好、例えば、好みのジャンルやアーティスト等の嗜好情報を管理するもので、嗜好情報編集部811と嗜好情報記憶部812、演奏リスト記憶部813を具備して構成される。嗜好情報編集部811は、ユーザの嗜好情報を入力および編集し、嗜好情報記憶部812は、その結果である嗜好情報を記憶する。演奏リスト記憶部813は、演奏リスト管理部840で作成される演奏リストを記憶する。
入場情報取得部820は、ユーザの音楽鑑賞エリア(音楽再生装置の近傍)への入場者集合情報を取得するもので、退出判定処理部822を具備して構成される。この情報提供装置800は、ユーザに対して発信装置等を所持させることを要しないため、ユーザの入場の判定は、嗜好情報編集部811への嗜好情報の入力に基づいて行い、ユーザの退場の判定は、退出判定処理部822により行う。退出判定処理部822は、嗜好情報編集部811への嗜好情報の入力から一定時間が経過したユーザを退出したものとみなす処理を行う。
楽曲情報管理部830は、音楽再生装置で再生が可能な楽曲の情報を管理するもので、楽曲情報編集部831と楽曲情報記憶部832を具備して構成される。楽曲情報編集部831は、音楽再生装置が再生可能な楽曲の情報を入力および編集し、楽曲情報記憶部832は、その結果を記憶する。
演奏リスト管理部840は、ユーザの嗜好に合致した楽曲のリストを作成するもので、演奏リスト作成部842を具備して構成される。演奏リスト作成部842は、楽曲情報記憶部832に記憶されている音楽再生装置が再生可能な楽曲の情報と、嗜好情報記憶部812に記憶されているユーザの嗜好情報とに基づいて、ユーザの嗜好に合致した楽曲のリストを作成する。
演奏情報作成部850は、音楽再生装置における楽曲の演奏情報を作成するもので、演奏情報記憶部851を具備して構成される。演奏情報記憶部851は、演奏リスト記憶部813に記憶されている演奏リストと入場情報取得部820により取得される入場法情報に基づいて、演奏情報を作成し、これを記憶する。
演奏制御部860は、演奏情報作成部850が作成した演奏情報に基づいて音楽再生装置を制御するもので、演奏順序制御部861と再生装置制御部862を具備して構成される。演奏順序制御部861は、演奏情報記憶部851記憶された演奏情報に従って、楽曲の演奏順を決定し、再生装置制御部862は、演奏順序制御部861が決定した楽曲の演奏順に従って、音楽再生装置を制御する。
なお、情報提供装置800は、汎用のコンピュータと、これを動作させるプログラムの組み合わせにより構成することもできる。
この情報提供装置800は、楽曲の演奏順を決定するための演奏情報、実施例1の情報提供装置100の共有情報の作成と同様の処理で作成する。つまり、ユーザの行動履歴に代えてユーザ毎の演奏リストに基づいて、演奏情報を作成する。このため、演奏情報の作成処理の詳細についての説明は、省略する。
また、情報提供装置800においては、演奏リスト作成部842に対し、ユーザが直接演奏リストを入力するようにすることもでき、この場合には、嗜好情報編集部811と嗜好情報記憶部812とを省略することができる。
なお、ここでは、対話の支援を行う場合と音楽の提供を行う場合を例として、本発明を説明したが、本発明は、複数の情報を被提供者に応じて選択して提供する場合、例えば、公共の場におけるニュースの提供等に利用することも可能である。
本発明を適用した情報提供装置の基本的な構成を示すブロック図である。 本発明を対話の支援に利用した場合の対話空間の変遷を説明するための図である。 実施例1における情報提供装置の構成を示すブロック図である。 個人情報記憶部12に記憶される個人情報のデータテーブルの一例を示した図である。 個人情報の入力や編集を行う際にユーザが利用する個人情報編集画面の一例を示した図である。 行動履歴情報記憶部13に記憶される行動履歴情報のデータテーブルの一例を示した図である。 個人情報と行動履歴情報を一つのデータテーブルとして管理する場合のデータテーブルの一例を示した図である。 閲覧対象情報記憶部32に記憶される閲覧対象情報のデータテーブルの一例を示した図である。 閲覧対象情報の入力や編集を行う際にユーザが利用する閲覧対象情報編集画面の一例を示した図である。 行動履歴情報管理部40の動作の流れを示すフローチャートである。 共有情報作成部50による共有情報の作成処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS20の処理で取得した入場者の集合情報である識別番号の一例を示した図である。 図12(a)に示したenterAの各要素に対応する行動履歴情報を取得した場合の一例を示した図である。 ステップS22の処理で、(変数exhibitionEnterAに)格納される集計結果の一例を示した図である。 ステップS23の処理によって作成された共有情報の一例を示した図である。 ステップS25の処理で取得した入場者の集合情報である識別番号の一例を示した図である。 ステップS28の処理の過程を説明するための図である。 ステップS29の処理で作成されたexhibitionEnterAの一例を示した図である。 ステップS31の処理によって格納されたexhibitionEnterBの一例を示した図である。 ステップS32およびステップS33で処理されたexhibitionEnterAの一例を示した図である。 ステップS34の処理によって作成された共有情報の一例を示した図である。 共有情報提示部60により提示される共有情報の表示画面の例を示した図である。 対話対象情報の提示順序を説明するための図(1)である。 対話対象情報の提示順序を説明するための図(2)である。 対話対象情報の提示順序を説明するための図(3)である。 共有情報提示システムの装置構成を示した図である。 音楽再生装置を制御する情報提供装置の構成を示すブロック図である。 従来の対話支援装置等による対話空間の変遷を説明するための図である。
符号の説明
1 個人情報管理部
2 集合情報取得部
3 対象情報管理部
4 履歴情報管理部
5 共有情報作成部
6 共有情報提供部
10 個人情報管理部
11 個人情報編集部
12 個人情報記憶部
13 行動履歴情報記憶部
20 入場情報取得部
21 個人識別情報取得部
30 閲覧対象情報管理部
31 閲覧対象情報編集部
32 閲覧対象情報記憶部
40 行動履歴情報管理部
41 個人識別情報取得部
42 行動履歴情報処理部
50 共有情報作成部
51 共有情報記憶部
60 共有情報提示部
61 提示情報制御部
62 共有情報表示部
100 情報提供装置
110 個人情報編集画面
111 氏名入力欄
112 職業選択欄
113 使用機器識別情報選択欄
310 閲覧対象情報編集画面
311 会場識別番号選択欄
312 設置機器識別情報選択欄
313 展示名称入力欄
314 展示企業名入力欄
315 発表責任者入力欄
316 展示内容概要入力欄
620 共有情報表示画面
621 共有情報リスト提示部
622 詳細情報提示部
623−1〜623−7 共有情報リスト項目
710 ユーザ情報管理装置
720 受信情報管理装置
721 受信情報管理装置
722 受信情報管理装置
730 表示情報管理装置
740 受信装置
741 受信装置
742 受信装置
743 受信装置
750 情報表示装置750
760 発信装置
761 発信装置
762 発信装置
763 発信装置
800 情報提供装置
810 嗜好情報管理部
811 嗜好情報編集部
812 嗜好情報記憶部
813 演奏リスト記憶部
820 入場情報取得部
822 退出判定処理部
830 楽曲情報管理部
831 楽曲情報編集部
832 楽曲情報記憶部
840 演奏リスト管理部
842 演奏リスト作成部
850 演奏情報作成部
851 演奏情報記憶部
860 演奏制御部
861 演奏順序制御部
862 再生装置制御部

Claims (21)

  1. 被提供者に応じた情報を情報群から選択して提供する情報提供装置において、
    提供可能な複数の情報を保持する提供情報保持手段と、
    所定の場における被提供者の存在を判定する存在判定手段と、
    前記存在判定手段が判定した被提供者の存在が変化する毎に、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択し、該選択した情報の提供順序を決定する提供情報作成手段と
    を具備することを特徴とする情報提供装置。
  2. 被提供者のそれぞれに対応する個人情報を管理する個人情報管理手段をさらに具備し、
    前記提供情報作成手段は、
    前記存在判定手段が存在すると判定した被提供者の個人情報を前記個人情報管理手段から取得し、該取得した個人情報に基づいて、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 前記提供情報作成手段は、
    前記存在判定手段が新たに存在を判定した被提供者に基づいて選択した情報の提供順を最後に決定することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  4. 前記提供情報作成手段は、
    前記提供情報保持手段が保持する情報から選択した情報を繰り返して提供するように該情報の提供順序を決定し、前記存在判定手段が新たに存在を判定した被提供者に基づいて選択した情報の提供順を現に提供している情報を最前とした場合の最後に決定することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  5. 前記存在判定手段は、
    被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段が受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  6. 予め指定した複数の訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を行動情報として管理する行動情報管理手段をさらに具備し、
    前記提供情報作成手段は、
    前記存在判定手段が存在すると判定した被提供者の行動情報を前記行動情報管理手段から取得し、該取得した行動情報に基づいて、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  7. 前記行動情報管理手段は、
    前記訪問場所のそれぞれに配設され、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段が受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を保持する対応情報保持手段と
    を具備することを特徴とする請求項6記載の情報提供装置。
  8. 被提供者に応じた情報を情報群から選択して提供する情報提供方法において、
    所定の場における被提供者の存在を判定し、該判定した被提供者の存在が変化する毎に、提供可能な複数の情報から提供する情報を選択し、該選択した情報の提供順序を決定することを特徴とする情報提供方法。
  9. 被提供者のそれぞれに対応する個人情報を管理し、前記場に存在すると判定された被提供者の個人情報に基づいて、前記提供する情報を選択することを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。
  10. 前記場における存在が新たに判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を最後に決定することを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。
  11. 前記選択した情報を繰り返して提供するように該情報の提供順序を決定するとともに、前記場における存在が新たに判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を現に提供している情報を最前とした場合の最後に決定することを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。
  12. 前記場における被提供者の存在の判定は、
    被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信し、該受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照することで行うことを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。
  13. 予め指定した複数の訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を行動情報として管理し、前記場に存在すると判定された被提供者の行動情報に基づいて、前記提供する情報を選択することを特徴とする請求項8記載の情報提供方法。
  14. 前記行動情報は、
    前記訪問場所のそれぞれで、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信し、該受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照することで取得することを特徴とする請求項13記載の情報提供方法。
  15. コンピュータに、被提供者に応じた情報を情報群から選択して提供させる情報提供プログラムにおいて、
    提供可能な複数の情報を保持する提供情報保持処理と、
    所定の場における被提供者の存在を判定する存在判定処理と、
    前記存在判定手段が判定した被提供者の存在が変化する毎に、前記提供情報保持手段が保持する情報から提供する情報を選択し、該選択した情報の提供順序を決定する提供情報作成処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  16. 被提供者のそれぞれに対応する個人情報を管理する個人情報管理処理をさらにコンピュータに実行させ、
    前記提供情報作成処理は、
    前記存在判定処理により存在すると判定した被提供者の個人情報を前記個人情報管理処理によって保持された個人情報から取得し、該取得した個人情報に基づいて、前記提供情報保持により保持される情報から提供する情報を選択する
    ことを特徴とする請求項15記載の情報提供プログラム。
  17. 前記提供情報作成処理は、
    前記存在判定処理により新たに存在が判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を最後に決定することを特徴とする請求項15記載の情報提供プログラム。
  18. 前記提供情報作成処理は、
    前記提供情報保持手段により保持される情報から選択した情報を繰り返して提供するように該情報の提供順序を決定し、前記存在判定手段により新たに存在が判定された被提供者に基づいて選択した情報の提供順を現に提供している情報を最前とした場合の最後に決定することを特徴とする請求項15記載の情報提供プログラム。
  19. 前記存在判定処理は、
    被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段を制御し、該識別情報受信手段が受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照して、前記場における被提供者の存在を判定することを特徴とする請求項15記載の情報提供プログラム。
  20. 予め指定した複数の訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を行動情報として管理する行動情報管理処理をさらにコンピュータに実行させ、
    前記提供情報作成処理は、
    前記存在判定処理により存在すると判定された被提供者の行動情報を前記行動情報管理処理により管理される行動情報から取得し、該取得した行動情報に基づいて、前記提供情報保持処理により保持される情報から提供する情報を選択する
    ことを特徴とする請求項15記載の情報提供プログラム。
  21. 前記行動情報管理処理は、
    前記訪問場所のそれぞれに配設され、被提供者が所持する機器が発信する識別情報を受信する識別情報受信手段を制御し、該識別情報受信手段のそれぞれが受信した識別情報と前記被提供者とを対応付けた対応情報を参照して、前記訪問場所のそれぞれに対する被提供者の訪問歴を取得することを特徴とする請求項20記載の情報提供プログラム。
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