JP2005053784A - External preparation - Google Patents

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JP2005053784A
JP2005053784A JP2003118132A JP2003118132A JP2005053784A JP 2005053784 A JP2005053784 A JP 2005053784A JP 2003118132 A JP2003118132 A JP 2003118132A JP 2003118132 A JP2003118132 A JP 2003118132A JP 2005053784 A JP2005053784 A JP 2005053784A
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JP
Japan
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external preparation
compound represented
salts
stability
general formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003118132A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Yoichi Yashiro
洋一 八代
Kunihiro Miyamoto
國寛 宮本
Michio Kitahara
路郎 北原
Satoru Nakada
悟 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Menard Cosmetic Co Ltd filed Critical Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an external preparation comprising a compound represented by formula 1 and/or salts thereof and having excellent stability. <P>SOLUTION: This external preparation is obtained by formulating the compound represented by formula 1 and/or the salts thereof with one or two or more kinds selected from xanthan gum, hyaluronic acid salts, sclerotium gum, clay minerals or collagen and has excellent preservation stability. The compound represented by formula 1 and/or salts thereof are compounds having extremely effective actions on living bodies. The compounds have an excellent antioxidizing ability, provide prophylaxis against adverse effects of active oxygen in the living bodies, lipid peroxides or free radicals derived therefrom, exhibit physiologically activating functions represented by antiinflammatory functions or promotion of blood circulation, afford prophylaxis/amelioration of pigmentation in human skin or exhibit hair growth/hair restoring effects. Furthermore, mutual effectiveness can be improved in synergistic effects by the coexistence thereof with, e.g. vitamins or derivatives thereof. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式1に示される化合物および/またはその塩類を含有することを特徴とする外用剤に関するものである。より詳しくは、キサンタンガム、ヒアルロン酸塩類、スクレロチウムガム、粘土鉱物、コラーゲン由来物から選ばれる一種または二種以上を併用することで、保存安定性の向上した外用剤に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】一般式1に示される化合物および/またはその塩類は単体では安定ながら、生体に適用されたときには活性型へと代謝され、抗炎症作用、色素沈着防止・改善作用、発毛・育毛作用、抗酸化作用、血行促進作用、ラジカルスカベンジ作用等の生理活性を発揮し、今後もその利用価値は高まると思われる。これまで、一般式1に示される化合物および/またはその塩類に類似した化合物については、安定配合について特許文献1、2がある。
【0003】
【特許文献1】
特公平3−32558
【特許文献2】
特開平11−199424
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】一般式1に示される化合物および/またはその塩類は、一般的な外用剤に配合することは可能であるが、外用剤の剤型を設計するにあたり、系に粘度を付与すべく一般的なポリアクリル酸系高分子化合物を使用すると、粘度の低下、不溶物の析出が発生し、安定な外用剤を製造することが著しく困難であった。
本発明はこのような課題を解決して、安定性、使用性に優れた外用剤を提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、これらの諸問題に対し解決すべく手段を検討した結果、一般式1に示される化合物および/またはその塩類は、キサンタンガム、ヒアルロン酸塩類、スクレロチウムガム、粘土鉱物、コラーゲン由来物から選ばれる一種または二種以上を併用することで、安定性、使用感触に優れた外用剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
即ち本発明は、一般式1に示される化合物および/またはその塩類と、キサンタンガム、ヒアルロン酸塩類、スクレロチウムガム、粘土鉱物、コラーゲン由来物から選ばれる一種または二種以上を配合することを特徴とする外用剤に関する。
【0007】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0008】
本発明で用いられる一般式1に示される化合物および/またはその塩類は、肌あれに対し非常に有効な防御効果を持つ化合物である。これらの化合物は、生体に使用するとき、抗酸化能力に優れ、生体内における活性酸素、それに由来する過酸化脂質やフリーラジカルの弊害を予防したり、抗炎症作用や血行促進を代表とする生理活性作用を示し、ヒト皮膚における色素沈着を予防・改善したり、育毛・発毛効果を発揮する。
【0009】
具体的にはR,Rはそれぞれ水素、アルキル基、アシル基、酸化エチレン、アルカリ金属、アルカリ土類金属等のひとつ以上から選ばれ、必要に応じて組み合わせてもよい。これらの選択により溶解性、ゲル形成性、自己会合性等の物性を変化させることができる。
【0010】
また、R,R,R,RおよびRはそれぞれ水素、アルキル基、アシル基等からひとつ以上選ばれ、必要に応じて組み合わせてもよい。
【0011】
本発明で用いられる一般式1に示される化合物および/またはその塩類は、好ましくは、R,Rの少なくともひとつがナトリウムまたはカリウムであり、更に好ましくはR,Rの少なくともひとつがナトリウムである。
【0012】
本発明で用いられる一般式1に示される化合物および/またはその塩類は、好ましくは、Rがメチル基で、Rがアルキル基かアルケニル基である。
【0013】
含有量は、特に限定されるものではないが0.0001〜50重量%とすることが好ましく、0.0001重量%未満では生理活性を発揮するのに充分でない場合があり、50重量%を超えて含有することは可能であるが外用剤として経済性、使用性の面から好ましくない。
【0014】
また、本発明におけるキサンタンガム、ヒアルロン酸塩類、スクレロチウムガム、粘土鉱物、コラーゲン由来物の役割は非常に大きいものがある。本発明では一般式1に示される化合物および/またはその塩類を安定に、使用感触よく外用剤に配合することを目的とし、これらの成分を配合することにより、ポリアクリル酸系高分子化合物では得られない、安定で、皮膜感や軋み感がなく、塗布しやすい外用剤が得られることを見出した。
【0015】
本発明で用いられるキサンタンガムは、β−結合した鎖状多糖類である。
【0016】
本発明で用いられる配合量は特に限定されないが、0.0001〜10.0重量%、さらに好ましくは0.01〜3.0重量%である。その配合量が0.0001重量%未満では、安定性、使用感触とも充分な改善効果が得られず、10重量%を超えて配合することは可能であるが、使用感触の面でべとつきを感じ、デメリットとなる場合があり、経済的にも好ましくない。
【0017】
本発明で用いられるヒアルロン酸塩類は、主にヒアルロン酸ナトリウムであり、その誘導体も含まれる。ヒアルロン酸ナトリウムは鶏の鶏冠等の動物組織から抽出される他、微生物発酵法により製造される。
【0018】
本発明で用いられるヒアルロン酸塩類の配合量は、特に限定されないが、0.0001〜2.0重量%、さらに好ましくは0.001〜1.0重量%である。その配合量が0.0001重量%未満では、安定性、使用感触とも充分な改善効果が得られず、2重量%を超えて配合することは可能であるが、使用感触の面でべとつきを感じ、デメリットとなる場合があり、経済的にも好ましくない。
【0019】
本発明で用いられるスクレロチウムガムは、Sclerotium rolfsiiなどの微生物が、糖水溶液内で産生する高分子多糖である。
【0020】
本発明で用いられるスクレロチウムガムの配合量は特に限定されないが、0.001〜10.0重量%、さらに好ましくは0.01〜5.0重量%である。その配合量が0.001重量%未満では、安定性、使用感触とも充分な改善効果が得られず、10重量%を超えて配合することは可能であるが、使用感触の面でべとつきを感じ、デメリットとなる場合があり、経済的にも好ましくない。
【0021】
本発明で用いられる粘土鉱物は層構造を有し、この層間に水が入り込むことにより膨潤・ゲル化するものであれば、天然物、合成物を問わずどんなものでもよいが、好ましくはスメクタイト属に属するモンモリロナイト、ヘクトライト、スチブンサイト、サポナイト、カオリナイトなどが安定性、使用感触の面で優れている。
【0022】
本発明で用いられる粘土鉱物の配合量は、特に限定されないが、0.0001〜10.0重量%、さらに好ましくは0.001〜5.0重量%である。その配合量が0.0001重量%未満では、安定性、使用感触とも充分な改善効果が得られず、10重量%を超えて配合することは可能であるが、使用感触の面で重たさを感じ、デメリットとなる場合があり、経済的にも好ましくない。
【0023】
本発明で用いられるコラーゲン由来物は、動物や魚の皮や骨、軟骨などから抽出されたコラーゲンに由来するものである。詳しくは、加水分解処理をしたもの、酵素処理をしたもの、コハク酸処理をしたもの、エステル化処理をしたものがある。
【0024】
本発明で用いられるコラーゲン由来物の配合量は、特に限定されないが、0.001〜50.0重量%、さらに好ましくは0.01〜25.0重量%である。その配合量が0.001重量%未満では、安定性、使用感触とも充分な改善効果が得られず、50重量%を超えて配合することは可能であるが、使用感触の面でべとつきを感じ、デメリットとなる場合があり、経済的にも好ましくない。
【0025】
本発明の組成物は上記必須成分の他に、通常の外用剤に用いられる化粧料、医薬部外品、医薬品等の各種成分、さらに食品に用いられる成分を配合することができる。例えば油性成分、脂質、保湿剤、増粘剤、薬効成分、殺菌・防腐剤、顔料、粉体、pH調整剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、可塑剤、香料、アミノ酸、甘味料、着色料、界面活性剤等を適宜配合することができる。
【0026】
具体的には油性成分としては、例えば炭化水素、植物由来油、昆虫由来油、動物油脂、トリグリセライド、高級アルコール、脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸のエステル、シリコーン油等が挙げられる。保湿剤としては、例えば多価アルコール、高分子多糖類、植物抽出エキス、微生物の代謝物などが挙げられる。薬効成分としては、例えば各種ビタミンおよびその誘導体、アラントイン、グリチルリチン酸およびその誘導体、各種動植物抽出物等が挙げられる。さらに界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ステアロイル乳酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤、リン脂質等の両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等のカチオン界面活性剤が挙げられる。
【0027】
本発明の外用剤は公知の方法により製造することができ、化粧料、医薬部外品、医薬品等の分野を問わず利用できるものであり、その剤型は目的に応じて任意に選択でき、クリーム、乳液、ローション、ゲル、軟膏、パック、スティック等の形態とすることができる。
【0028】
【本発明による効果】
以下に本発明を比較例及び実施例を以って詳細に説明するが、ここに示す比較例及び実施例は本発明の内容を何等限定するものではない。表中の配合量はすべて重量%で示され、「適量」の表記は、その原料にて全量を100%となるよう調製することを示す。
【0029】
〔安定性の評価〕
安定性の評価については、長期保存安定性(25℃)、耐温度性(高温部:40℃ 低温部:5℃)、について実施し下記の基準によって評価した。

Figure 2005053784
【0030】
実施例1
[試験方法]
本発明の外用剤の安定化効果を示すため実験を行なった。本試験で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.5モル付加、R,R,R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。各試料の処方を下記表1に示す。
【表1】試料処方
Figure 2005053784
[結果]
各試験製剤の安定性の結果は、以下の通りであった。
Figure 2005053784
[考察]
試験結果に示すとおり、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ポリグルタミン酸塩等の一般的な増粘剤では、粘度の低下や濁りが認められたが、本発明によりキサンタンガムを使用した処方は良好な安定性を示した。
【0031】
実施例2
[試験方法]
本発明の外用剤の安定化効果を示すため実験を行なった。本試験で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.5モル付加、R,R及びRはメチル基、Rは水素、RはC1633)を使用した。各試料の処方を下記表2に示す。
【表2】試料処方
Figure 2005053784
[結果]
各試験製剤の安定性の結果は、以下の通りであった。
Figure 2005053784
[考察]
試験結果に示すとおり、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ポリグルタミン酸塩等の一般的な増粘剤では、粘度の低下や濁りが認められたが、本発明によりヒアルロン酸ナトリウムを使用した処方は良好な安定性を示した。
【0032】
実施例3
[試験方法]
本発明の外用剤の安定化効果を示すため実験を行なった。本試験で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.5モル付加、Rは水素、R、R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。各試料の処方を下記表3に示す。
【表3】試料処方
Figure 2005053784
[結果]
各試験製剤の安定性の結果は、以下の通りであった。
Figure 2005053784
[考察]
試験結果に示すとおり、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ポリグルタミン酸塩等の一般的な増粘剤では、粘度の低下や濁りが認められたが、本特許によりスクレロチウムガムを使用した処方は良好な安定性を示した。
【0033】
実施例4
[試験方法]
本発明の外用剤の安定化効果を示すため実験を行なった。本試験で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.5モル付加、R及びRは水素、R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。各試料の処方を下記表4に示す。
【表4】試料処方
Figure 2005053784
[結果]
各試験製剤の安定性の結果は、以下の通りであった。
Figure 2005053784
[考察]
試験結果に示すとおり、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ポリグルタミン酸塩等の一般的な増粘剤では、粘度の低下や液体成分の分離が認められたが、本特許により粘度鉱物を使用した処方は良好な安定性を示した。
【0034】
実施例5
[試験方法]
本発明の外用剤の安定化効果を示すため実験を行なった。本試験で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.5モル付加、R,R,R及びRはメチル基、RはC1627)を使用した。各試料の処方を下記表5に示す。
【表5】試料処方
Figure 2005053784
[結果]
各試験製剤の安定性の結果は、以下の通りであった。
Figure 2005053784
[考察]
試験結果に示すとおり、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、ポリグルタミン酸塩等の一般的な増粘剤では、粘度の低下や液体成分の分離が認められたが、本発明によりコラーゲン由来物を使用した処方は良好な安定性を示した。
【0035】
次に本発明による効果を具体的な実施例を挙げ説明する。これらの実施例は発明の範囲を限定するものではない。実施例中の配合量は重量%である。
実施例6 アクネローション
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.5モル付加、R,R及びRはメチル基、Rは水素、RはC1633)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られたアクネローションは、良好な使用感触と安定性を示した。
【0036】
実施例7 抗老化ローション
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計1.0モル付加、Rは水素、R、R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られた抗老化ローションは、良好な使用感触と安定性を示した。
【0037】
実施例8 育毛トニック
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rがナトリウム、R及びRは水素、R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られた育毛トニックは、良好な使用感触と安定性を示した。
【0038】
実施例9 抗老化クリーム
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rがナトリウム、R,R,R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られた抗老化クリームは、良好な使用感触と安定性を示した。
【0039】
実施例10 美白ローション
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rがナトリウム、R,R及びRはメチル基、Rは水素、RはC1633)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られた美白ローションは、良好な使用感触と安定性を示した。
【0040】
実施例11 アトピー対応クリーム
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,Rにナトリウムが合計約1.6モル付加、Rは水素、R、R及びRはメチル基、RはC1627)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られたアトピー対応クリームは、良好な使用感触と安定性を示した。
【0041】
実施例12 肌あれ防止クリーム
本実施例で用いた一般式1に示される化合物は、(R,RがNa、R,R,R及びRはメチル基、RはC1633)を使用した。処方を以下に示す。
Figure 2005053784
得られた肌あれ防止クリームは、良好な使用感触と安定性を示した。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an external preparation characterized by containing a compound represented by the general formula 1 and / or a salt thereof. More specifically, the present invention relates to an external preparation having improved storage stability by using one or more selected from xanthan gum, hyaluronic acid salts, sclerotium gum, clay mineral, and collagen-derived materials.
[0002]
2. Description of the Related Art Although the compound represented by the general formula 1 and / or its salts are stable as a single substance, they are metabolized to an active form when applied to a living body, and have anti-inflammatory action, pigmentation prevention / amelioration action, hair growth / It exhibits physiological activities such as hair-growth action, antioxidant action, blood circulation promotion action, radical scavenging action, and its utility value is expected to increase in the future. So far, there are Patent Documents 1 and 2 regarding stable compounding for compounds represented by the general formula 1 and / or compounds similar to salts thereof.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 3-32558
[Patent Document 2]
JP-A-11-199424
[0004]
The compound represented by the general formula 1 and / or salts thereof can be incorporated into general external preparations. However, in designing the dosage form of external preparations, When a general polyacrylic acid polymer compound is used to impart viscosity, the viscosity is lowered and insoluble matter is precipitated, and it is extremely difficult to produce a stable external preparation.
An object of the present invention is to solve such problems and to provide an external preparation excellent in stability and usability.
[0005]
[Means for Solving the Problems] As a result of studying means for solving these problems, the present inventors have found that the compound represented by the general formula 1 and / or salts thereof are xanthan gum and hyaluronates. , Found that a combination of one or more selected from sclerotium gum, clay minerals, and collagen-derived materials can provide an external preparation with excellent stability and feel to use, leading to the completion of the present invention. It was.
[0006]
That is, the present invention is characterized in that the compound represented by the general formula 1 and / or a salt thereof and one or more selected from xanthan gum, hyaluronic acid salts, sclerotium gum, clay mineral, and collagen-derived materials are blended. It relates to an external preparation.
[0007]
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail.
[0008]
The compound represented by the general formula 1 and / or a salt thereof used in the present invention is a compound having a very effective protective effect against skin roughness. These compounds, when used in a living body, are excellent in antioxidant ability, prevent harmful effects of active oxygen in the living body, lipid peroxides and free radicals derived from them, and physiological functions such as anti-inflammatory action and blood circulation promotion. It exhibits an active action, prevents and improves pigmentation in human skin, and exhibits hair growth and hair growth effects.
[0009]
Specifically, R 1 and R 2 are each selected from one or more of hydrogen, an alkyl group, an acyl group, ethylene oxide, an alkali metal, an alkaline earth metal, and the like, and may be combined as necessary. These selections can change physical properties such as solubility, gel-forming properties, and self-association properties.
[0010]
R 3 , R 4 , R 5 , R 6 and R 7 are each selected from one or more of hydrogen, an alkyl group, an acyl group, etc., and may be combined as necessary.
[0011]
In the compound represented by the general formula 1 and / or salts thereof used in the present invention, preferably, at least one of R 1 and R 2 is sodium or potassium, more preferably at least one of R 1 and R 2 is sodium. It is.
[0012]
In the compound represented by the general formula 1 and / or a salt thereof used in the present invention, R 6 is preferably a methyl group and R 7 is an alkyl group or an alkenyl group.
[0013]
The content is not particularly limited, but is preferably 0.0001 to 50% by weight, and if it is less than 0.0001% by weight, it may not be sufficient to exert physiological activity, and exceeds 50% by weight. However, it is not preferable as an external preparation from the viewpoint of economy and usability.
[0014]
In addition, the role of xanthan gum, hyaluronates, sclerotium gum, clay minerals, and collagen-derived materials in the present invention is very large. In the present invention, the compound represented by the general formula 1 and / or a salt thereof is intended to be stably and comfortably used in an external preparation. By blending these components, a polyacrylic acid polymer compound can be obtained. It was found that an external preparation that is stable, has no film feeling or itchiness, and is easy to apply.
[0015]
The xanthan gum used in the present invention is a β-linked chain polysaccharide.
[0016]
Although the compounding quantity used by this invention is not specifically limited, It is 0.0001 to 10.0 weight%, More preferably, it is 0.01 to 3.0 weight%. If the blending amount is less than 0.0001% by weight, a sufficient improvement effect cannot be obtained in both stability and use feeling, and it is possible to add more than 10% by weight, but it feels sticky in terms of use feeling. , Which may be disadvantageous and not economically desirable.
[0017]
The hyaluronates used in the present invention are mainly sodium hyaluronate, and derivatives thereof are also included. Sodium hyaluronate is extracted from animal tissues such as chicken crowns and produced by microbial fermentation.
[0018]
Although the compounding quantity of the hyaluronate used by this invention is not specifically limited, It is 0.0001 to 2.0 weight%, More preferably, it is 0.001 to 1.0 weight%. If the blending amount is less than 0.0001% by weight, the stability and the feeling in use are not sufficiently improved, and it is possible to add more than 2% by weight, but it feels sticky in terms of the feeling in use. , Which may be disadvantageous and not economically desirable.
[0019]
The sclerotium gum used in the present invention is a high-molecular polysaccharide produced by a microorganism such as Sclerothium olfsii in an aqueous sugar solution.
[0020]
Although the compounding quantity of the sclerotium gum used by this invention is not specifically limited, It is 0.001-10.0 weight%, More preferably, it is 0.01-5.0 weight%. If the blending amount is less than 0.001% by weight, a sufficient improvement effect cannot be obtained in terms of stability and use feeling, and it is possible to add more than 10% by weight, but it feels sticky in terms of use feeling. , Which may be disadvantageous and not economically desirable.
[0021]
The clay mineral used in the present invention has a layer structure, and may be any natural or synthetic material as long as it swells and gelates when water enters between the layers. Montmorillonite, hectorite, stevensite, saponite, kaolinite and the like belonging to the above are excellent in terms of stability and feel.
[0022]
Although the compounding quantity of the clay mineral used by this invention is not specifically limited, It is 0.0001 to 10.0 weight%, More preferably, it is 0.001 to 5.0 weight%. If the blending amount is less than 0.0001% by weight, a sufficient improvement effect on stability and use feeling cannot be obtained, and it is possible to add more than 10% by weight, but it is heavy in terms of use feeling. It may be disadvantageous and not economically desirable.
[0023]
The collagen-derived material used in the present invention is derived from collagen extracted from animal or fish skin, bone, cartilage or the like. Specifically, there are hydrolyzed, enzyme-treated, succinic-treated, and esterified.
[0024]
Although the compounding quantity of the collagen origin used by this invention is not specifically limited, It is 0.001-50.0 weight%, More preferably, it is 0.01-25.0 weight%. If the blending amount is less than 0.001% by weight, a sufficient improvement effect cannot be obtained in both stability and use feeling, and it is possible to add more than 50% by weight, but it feels sticky in terms of use feeling. , Which may be disadvantageous and not economically desirable.
[0025]
In addition to the essential components described above, the composition of the present invention can contain various components such as cosmetics, quasi-drugs, and pharmaceuticals used in ordinary external preparations, and further components used in foods. For example, oily ingredients, lipids, moisturizers, thickeners, medicinal ingredients, bactericides / preservatives, pigments, powders, pH adjusters, UV absorbers, antioxidants, plasticizers, fragrances, amino acids, sweeteners, colorants A surfactant or the like can be appropriately blended.
[0026]
Specific examples of the oil component include hydrocarbons, plant-derived oils, insect-derived oils, animal fats and oils, triglycerides, higher alcohols, fatty acids, esters of higher alcohols and fatty acids, and silicone oils. Examples of the humectant include polyhydric alcohols, polymer polysaccharides, plant extracts, and microbial metabolites. Examples of medicinal ingredients include various vitamins and derivatives thereof, allantoin, glycyrrhizic acid and derivatives thereof, and various animal and plant extracts. Further, as the surfactant, for example, polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, glycerin fatty acid ester, polyglycerin fatty acid ester, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, etc. Examples include surfactants, anionic surfactants such as sodium stearoyl lactate, amphoteric surfactants such as phospholipids, and cationic surfactants such as alkyltrimethylammonium chloride.
[0027]
The external preparation of the present invention can be produced by a known method, and can be used regardless of the field of cosmetics, quasi drugs, pharmaceuticals, etc. The dosage form can be arbitrarily selected according to the purpose, It can be in the form of cream, emulsion, lotion, gel, ointment, pack, stick and the like.
[0028]
[Effects of the present invention]
The present invention will be described in detail below with reference to comparative examples and examples, but the comparative examples and examples shown here do not limit the contents of the present invention in any way. The compounding amounts in the table are all expressed in weight%, and the notation of “appropriate amount” indicates that the total amount of the raw material is 100%.
[0029]
[Evaluation of stability]
About stability evaluation, it implemented about long-term storage stability (25 degreeC) and temperature resistance (high temperature part: 40 degreeC low temperature part: 5 degreeC), and evaluated it by the following reference | standard.
Figure 2005053784
[0030]
Example 1
[Test method]
An experiment was conducted to show the stabilizing effect of the external preparation of the present invention. The compound represented by the general formula 1 used in this test was (total addition of 1.5 moles of sodium to R 1 and R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 were methyl groups, and R 7 was C 16. H 33 ) was used. The formulation of each sample is shown in Table 1 below.
[Table 1] Sample prescription
Figure 2005053784
[result]
The stability results for each test formulation were as follows.
Figure 2005053784
[Discussion]
As shown in the test results, in general thickeners such as carboxyvinyl polymer, sodium alginate and polyglutamate, a decrease in viscosity and turbidity were observed, but the formulation using xanthan gum according to the present invention has good stability. showed that.
[0031]
Example 2
[Test method]
An experiment was conducted to show the stabilizing effect of the external preparation of the present invention. The compound represented by the general formula 1 used in this test is (total addition of 1.5 mol of sodium to R 1 and R 2 , R 3 , R 5 and R 6 are methyl groups, R 4 is hydrogen, R 7 is C 16 H 33 ) was used. The formulation of each sample is shown in Table 2 below.
[Table 2] Sample prescription
Figure 2005053784
[result]
The stability results for each test formulation were as follows.
Figure 2005053784
[Discussion]
As shown in the test results, in general thickeners such as carboxyvinyl polymer, sodium alginate, polyglutamate and the like, a decrease in viscosity and turbidity were observed, but the formulation using sodium hyaluronate according to the present invention was good. Showed stability.
[0032]
Example 3
[Test method]
An experiment was conducted to show the stabilizing effect of the external preparation of the present invention. The compound represented by the general formula 1 used in this test is (total addition of 1.5 mol of sodium to R 1 and R 2 , R 3 is hydrogen, R 4 , R 5 and R 6 are methyl groups, and R 7 is C 16 H 33 ) was used. The formulation of each sample is shown in Table 3 below.
[Table 3] Sample prescription
Figure 2005053784
[result]
The stability results for each test formulation were as follows.
Figure 2005053784
[Discussion]
As shown in the test results, in general thickeners such as carboxyvinyl polymer, sodium alginate, polyglutamate, etc., a decrease in viscosity and turbidity were observed, but the prescription using sclerotium gum is good according to this patent Stable.
[0033]
Example 4
[Test method]
An experiment was conducted to show the stabilizing effect of the external preparation of the present invention. The compound represented by the general formula 1 used in this test is (total addition of 1.5 mol of sodium to R 1 and R 2 , R 3 and R 4 are hydrogen, R 5 and R 6 are methyl groups, and R 7 is C 16 H 33 ) was used. The formulation of each sample is shown in Table 4 below.
[Table 4] Sample prescription
Figure 2005053784
[result]
The stability results for each test formulation were as follows.
Figure 2005053784
[Discussion]
As shown in the test results, in general thickeners such as carboxyvinyl polymer, sodium alginate, polyglutamate, etc., a decrease in viscosity and separation of liquid components were observed. It showed good stability.
[0034]
Example 5
[Test method]
An experiment was conducted to show the stabilizing effect of the external preparation of the present invention. The compound represented by the general formula 1 used in this test was (total addition of 1.5 moles of sodium to R 1 and R 2 , R 3 , R 4 , R 5 and R 6 were methyl groups, and R 7 was C 16. using H 27). The formulation of each sample is shown in Table 5 below.
[Table 5] Sample prescription
Figure 2005053784
[result]
The stability results for each test formulation were as follows.
Figure 2005053784
[Discussion]
As shown in the test results, in general thickeners such as carboxyvinyl polymer, sodium alginate, polyglutamate, etc., a decrease in viscosity and separation of liquid components were observed, but a formulation using a collagen-derived material according to the present invention Showed good stability.
[0035]
Next, the effects of the present invention will be described with specific examples. These examples do not limit the scope of the invention. The compounding quantity in an Example is weight%.
Example 6 Acne Lotion The compound represented by the general formula 1 used in this example has a total of 1.5 mol of sodium added to R 1 and R 2 , R 3 , R 5 and R 6 are methyl groups, R 4 Was hydrogen and R 7 was C 16 H 33 ). The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The obtained acne lotion showed a good feel and stability.
[0036]
Example 7 Anti-aging lotion The compound represented by the general formula 1 used in this example was prepared by adding (total 1.0 mol of sodium to R 1 and R 2 , R 3 is hydrogen, R 4 , R 5 and R 6. Was a methyl group, and R 7 was C 16 H 33 ). The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The resulting anti-aging lotion showed a good feel and stability.
[0037]
Example 8 Hair-growth tonic The compound represented by the general formula 1 used in this example is (R 1 , R 2 are sodium, R 3 and R 4 are hydrogen, R 5 and R 6 are methyl groups, R 7 is C 16 H 33 ) was used. The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The obtained hair-growth tonic showed good use feeling and stability.
[0038]
Example 9 Anti-Aging Cream The compound represented by the general formula 1 used in this example is (R 1 , R 2 are sodium, R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are methyl groups, R 7 is C 16 H 33 ) was used. The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The obtained anti-aging cream showed good use feeling and stability.
[0039]
Example 10 Whitening Lotion The compound represented by the general formula 1 used in this example was prepared by the formula (R 1 , R 2 are sodium, R 3 , R 5 and R 6 are methyl groups, R 4 is hydrogen, R 7 is C 16 H 33 ) was used. The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The obtained whitening lotion showed good use feeling and stability.
[0040]
Example 11 Cream for Atopy The compound represented by the general formula 1 used in the present example is (R 1 , R 2 added with a total of about 1.6 mol sodium, R 3 is hydrogen, R 4 , R 5 and R 6 was a methyl group, and R 7 was C 16 H 27 ). The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The obtained atopy-compatible cream showed good use feeling and stability.
[0041]
Example 12 Anti-Skin Cream The compound represented by the general formula 1 used in this example is represented by (R 1 , R 2 are Na, R 3 , R 4 , R 5 and R 6 are methyl groups, R 7 is C 16 H 33 ) was used. The prescription is shown below.
Figure 2005053784
The obtained anti-skin cream showed good use feeling and stability.

Claims (9)

Figure 2005053784
Figure 2005053784
成分(A)および成分(B)
(A)一般式1に示される化合物および/またはその塩から選ばれる一種または二種以上
(B)キサンタンガム、ヒアルロン酸塩類、スクレロチウムガム、粘土鉱物、コラーゲン由来物から選ばれる一種または二種以上
を含むことを特徴とする外用剤。
Component (A) and Component (B)
(A) One or two or more selected from the compound represented by Formula 1 and / or a salt thereof (B) One or two selected from xanthan gum, hyaluronic acid salts, sclerotium gum, clay mineral, collagen The external preparation characterized by including the above.
成分(B)がキサンタンガム、スクレロチウムガムから選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする請求項1に含まれる外用剤。Component (B) is 1 type, or 2 or more types chosen from a xanthan gum and a sclerotium gum, The external preparation contained in Claim 1 characterized by the above-mentioned. 成分(B)がヒアルロン酸塩類、コラーゲン由来物から選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする請求項1に含まれる外用剤。The external preparation contained in claim 1, wherein the component (B) is one or more selected from hyaluronates and collagen-derived materials. 成分(B)がキサンタンガム、コラーゲン由来物から選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする請求項1に含まれる外用剤。Component (B) is 1 type, or 2 or more types chosen from xanthan gum and collagen origin, The external preparation contained in Claim 1 characterized by the above-mentioned. 成分(B)が粘度鉱物であることを特徴とする請求項1に含まれる外用剤。Component (B) is a viscosity mineral, The external preparation contained in Claim 1 characterized by the above-mentioned. 一般式1で表される化合物のうち、R、Rの少なくとも一方がナトリウムを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5に含まれる外用剤。The external preparation contained in Claim 1 thru | or 5 in which at least one of R < 1 >, R < 2 > contains sodium among the compounds represented by General formula 1. 一般式1で表される化合物を0.1〜10重量%含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6に含まれる外用剤。The external preparation contained in Claim 1 thru | or 6 characterized by including 0.1-10 weight% of compounds represented by General formula 1. 一般式1で表される化合物を0.01〜25重量%含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6に含まれる外用剤。The external preparation contained in Claim 1 thru | or 6 characterized by including 0.01 to 25weight% of compounds represented by General formula 1.
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