JP2005053693A - フォークリフトのフォークの昇降機構及びシステム - Google Patents

フォークリフトのフォークの昇降機構及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 フォークリフトのフォークの上下作動のスピード、安定性、安全性の改善と省エネルギーによる環境改善とシンプル化による経済効果を目的とする。
【解決手段】 フォークリフトのフォークの昇降機構であって、前記フォークの上下作動のアクチュエータとして複数台の電動シリンダを同期させて使用するとともに、該電動シリンダは下降時に回生制動を用い回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させて次に上昇時に放出させる。制御装置は、前記モータに電気的に接続されて前記回生制動で発生した交流を直流に変換するインバータと、このインバータに電気的に接続されて前記インバータからの直流の一部を一時的に蓄積するコンデンサと、このコンデンサに電気的に接続されてコンデンサおよび前記インバータからの直流を前記モータの駆動に利用すべく交流に変換するコンバータと、を備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明はフォークリフトのフォークの昇降機構とシステムに関する。
従来、フォークの上下作動にはアクチェータとして油圧シリンダが使用されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、油圧操作機器の運転者による操作の熟練性や周囲温度による油圧動作油の粘度の変化により油圧シリンダの作動速度がバラツキ、取扱い物へ衝撃の発生や周囲への危険という問題と、エネルギー効率が悪い事や、油圧装置の構造上の複雑さとメンテナンスの繁雑さによるコストが高つく事と、油の流出や定期交換に伴う環境の悪化という問題があった。
特開2002−370899号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明はフォークリフトのフォークの上下作動のスピード、安定性、安全性の改善と省エネルギーによる環境改善とシンプル化による経済効果を目的としたフォークリフトのフォークの昇降機構の構造及びシステムを提供する。
上記の目的を達成するために本発明におけるフォークリフトのフォークの昇降機構は、前記フォークの上下作動のアクチュエータとして電動シリンダを使用することを特徴とする。
また、本発明のフォークリフトのフォークの昇降システムは、フォークの作動の速度・位置や加速・減速の位置・速度の設定を記憶させておき、これらの組み合わせを予めパターン化しおき、これらパターンの選択による自動運転や、運転者の任意な選択により、これらと任意の条件を組み合わせた自由度の高い半自動運転を行うことを特徴とする。
本発明によれば、フォークリフトのフォークの上下作動のスピード、安定性、安全性の改善と省エネルギーによる環境改善とシンプル化による経済効果を有する。
また、本発明は、前記電動シリンダは衝撃吸収機構を有することができる。これにより衝撃を確実に緩和するという利点がある。
また、本発明は、前記電動シリンダは2台の電動シリンダを同期させて使用することができる。これにより確実に作動が可能になるという利点がある。
また、本発明は、前記電動シリンダは下降時に回生制動を用い回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させて次に上昇時に放出させることができる。これにより省エネを更に進めるという利点がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明は、フォークリフトのフォークの昇降機構であって、前記フォークの上下作動のアクチュエータとして複数台の電動シリンダを同期させて使用するとともに、該電動シリンダは下降時に回生制動を用い回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させて次に上昇時に放出させることを特徴とする。
ここで、本発明のフォークリフトは、エンジン式、バッテリー式を問わない。
本発明においてフォークとは、荷物などを持ち上げる部材であり、その荷物により様々なアタッチメントを追加した場合も含むものである。
本発明においてフォークの昇降機構とは、フォークの上下作動をさせる機構を言う。
本発明におけるアクチュエ−タとは、油圧シリンダ、空圧シリンダ、電動シリンダのうち電動シリンダに限定される。電動シリンダを用いると、アクチュエ−タの構造が簡単になり、製造が容易になる利点がある。なぜなら、油圧シリンダの場合は、配管や油圧ポンプなどが不可欠であるからである。
本発明の電動シリンダとは、モータの出力軸の回転運動をねじ機構によって直線運動に変換するアクチュエータをいう。
本発明において複数台の電動シリンダを同期させるとは、荷物を円滑に昇降するために、上下動を同期したものである。
本発明において用いる回生制動とは、モータを機械的に回転させるとこのモータは発電機として作用し、その発生電力を電源へ返して他で消費させるとその反作用でその発電機の作用をしているモータの回転を止めようとする制動力が働く原理をいう。
またなお、電動シリンダのロッドを介して下降または水平移動する荷物の重量および/または慣性が、前記モータに回生制動よる電力を発生させる。本発明はこの回生制動よって発生した電力を有効利用するものである。
また、電動シリンダの制御により作業の内容に応じてフォークの作動の安全・スピード・安定性での最適制御を図る。
以下、実施例に基づき発明を説明する。図1は、本発明に係るリフト本体の全体構成図である。図2図は、昇降機構の構造と作用を説明する図である。図3は、電動シリンダの構造と作用を説明する図である。図4は、制御装置の概要図である。図5は、本発明の同期システムを示すブロック図である。
図1、図2において、リフト本体1に昇降装置2が取付けられ、昇降装置2にはフォーク3が取付けられている。フォーク3は上下に自由に動く台車4に取り付けられ、台車4を動かす電動シリンダ5の伸縮で上下に動く。
電動シリンダ5は図示されていない運転者の操作する操作レバーにより制御装置6で制御され自由に上下に作動が出来る。
制御装置6は、プログラム機能を有しており、予め移動量、移動速度と加速・減速の特性がプログラムされており、運転者の操作する操作レバーの操作により操作方法が選択できる。また、プログラムパターンによる自動運転と部分的にプログラムデータを使用する半自動運転とこれらに影響されない手動操作が選択できる。
図2は、昇降装置の構造と作用を説明する図である。マスト7には滑車フレーム8とフォーク3が取り付けられた台車4が上下に自由に動く様に取り付けられている。電動シリンダ5が伸びると、滑車フレーム8が持ち上げられ、滑車9とチェイン10の作用でフォーク3は持上げられる。
図3は、電動シリンダの構造と作用を説明する図である。モータ31の回転軸Zはボールネジ32と連結されており一体である。ボールネジナツト33はロッド34と一体で結合されている。ボールネジ32を固定するベアリング35の型式は回転方向と直線方向で荷重を支持できる構造である。ベアリング35の固定はロッド34の伸び側方向には衝撃吸収機構としての衝撃吸収バネ36が取り付けられている。モータ軸Zにはブレーキ37と位置検出器38が取り付けられている。
図4は、制御装置Cの構成図を示す。制御装置Cには電池41と外部操作レバー42とモータ31、31Aと位置検出器38、38Aとブレーキ37、37Aが接続されている。インバータ43、43Aにはマイコン44が接続されている。
電動シリンダのモータ31、31Aはマイコン44で制御される。インバータ43、43Aの制御により交流電源が供給され正転逆転を行う、
マイコン44には予め運転条件(移動量、速度、加減速時間)がプログラムされている。操作レバーにより運転方法は以下の選択ができる。
(1)プログラムの影響されない手動運転、
(2)操作レバーの操作とプログラムの一部の制御を組み合わせる半自動運転、及び
(3)外部信号や操作レバーでプログラムパターン通りに動く全自動運転の3種である。
以下、これらの構成を用いた場合の動きについて説明する。図3、図4において、モータ31、31Aが回転すると一体化されたボールネジ32が回転されるとボールネジナット33の作用で一体化されたロッド34は直線方向に動く。ブレーキ37は運転時には開放され、停止時や停電時は制動される安全な停電時制動型である。位置検出器38、38Aはボールネジ32の回転量を計測して、図4の制御装置Cの内でロッド34の直線移動量に変換する。図1、図2において、フォーク3が上がる際に荷重と衝突する時に発生する衝撃は、荷重と電動シリンダ5の双方に影響しない様に、衝撃吸収バネ36、36の作用で緩和される。
モータ31、31Aは、インバータ43、43Aで制御して印加された電圧により正転で上がり、逆回で下がりと動作する。ただし、下り時は荷重の重力がボールネジ32の作用で回転力となる。この際、モータ31,31Aは発電機として作用して回生制動力となり下り速度を制限と停止時は減速制動力となる。その際の発電電流は制御装置Cに戻り、インバータ43、43Aで整流され電池に充電回収される。次回動作時この充電電流は放出される。制御装置Cには電池41により直流電源が供給される。
位置検出器38、38A、は電動シリンダ2の本体の移動量をパルス数で取り込む。このパルス数は制御装置Cの内マイコン44で移動量に変換され移動量として制御される。この数値は2台のフォーク3の移動量として監視制御され同期して動く。
同期システムの作動について説明する。第5図は本発明の同期システムのブロック構成図である。このように構成されたシステムにおいて、モータ31と31Aは図示されていないシーケンサからの運転信号により制御装置のマイコン44からの回転速度の発信に基づきインバータ43,43Aにそれぞれ運転指令を送信する。モータ31を親機として基準運転速度を指令する。基準速度を受信したインバータ43はモータ31を所定の回転速度で回転させる。この時のモータの回転速度を位置検出器としてのエンコーダ38で検知する。そして検知した親機モータ31の回転速度を子機インバータ43を経由してマイコン44に出力する。マイコン44ではこの速度にもとづき子機モータ31Aへの指令回転数を演算して子機インバータ43Aに指令する。
この親と子のモータの回転速度はマイコン44で監視され予め定めた回転速度の範囲(1)内から外れた時は親機の回転速度を減速させて子機との速度差範囲(1)で加速と減速を繰り返す。この作用により親と子のモータは一定の範囲内(1)で同期して運転される。マイコンでは親と子の速度差が定めた範囲(2)を外れた時は異常と判断して両機を停止させる安全機能が構成されている。
上記の説明から明らかなように、本実施例では、フォークリフトのフォークの上下作動のスピード、安定性、安全性の改善と省エネルギーによる環境改善とシンプル化が達成できる。
以下、本発明を適用した荷物の昇降装置の実験について図6〜図11に基づき詳細に説明する。この詳細な説明では、図8に示すように、前記モータ151に前記インバータ121を付設した前記電動シリンダ5を複数個設けものではなく、図7に示す制御装置146において1個のモータ151として説明する。
本昇降装置は図9に示すように、固定配設した上向きの電動シリンダ141と、該電動シリンダ141のロッドの上端にその基端を固着し、左右方向へ適宜の間隔をおいて軸支された2個の滑車142・143に架け渡し、かつその先端に荷物Wを掛止させたチェーン144とで構成してある。また、前記電動シリンダ141は、図10に示すように、モータ151と、このモータ151の右側面にこれの出力軸と平行して装着したシリンダ本体152と、このシリンダ本体152に内装したボールねじ機構153と、前記シリンダ本体152に内装しかつ前記ボールねじ機構153のナット154に固着したロッド155と、前記モータ151の出力軸と前記ボールねじ機構153のねじ棒156とを連結する伝動機構157と、前記ねじ棒156の下端寄り位置に装着したブレーキ158と、前記ねじ棒156の下端に装着した位置検出器159とで構成してある。
さらに、図9に示すように、前記電動シリンダ141のモータ151にはシーケンサ145を付設した制御装置146が電気的に接続してあり、この制御装置146は、図6に示すように、前記モータ151に電気的に接続されて回生制動で発生した交流を直流に変換するインバータ101と、このインバータ101に電気的に接続されてインバータ101からの直流の一部を一時的に蓄積するコンデンサ102と、このコンデンサ102に電気的に接続されてコンデンサ102および前記インバータ101からの直流を前記モータ151の駆動に利用すべく交流に変換するコンバータ103と、で構成してある。
このように構成したものは、図9、図10において、電動シリンダ141のロッド155の伸長作用により荷物Wが上昇した状態から、電動シリンダ141のロッド155の収縮作用により荷物Wを下降させると、図6、図11に示すように、荷物Wの重量および/または慣性によりモータ151には回生制動よる交流の電力(回生電流)が発生する。この発生した交流はインバータ101によって直流に変換された後、一部がコンデンサ102に蓄積されながらコンバータ103によって交流に変換され、続いてモータ151の電源に送られてモータ151の駆動に利用される。
こうして、回生制動よる電力をモータ151の電源として利用することにより、荷物Wを昇降させるために電動シリンダ141で消費する電力を30〜50%削減することができた。
なお、図7に示すように、前記モータ151に電気的に接続されて回生制動で発生した交流を直流に変換するインバータ121に、このインバータ121からの直流を蓄積する第1コンデンサ122を電気的に接続し、この第1コンデンサ122に第1コンデンサ122および前記インバータ121からの直流を一時的に蓄積する第2コンデンサ123を電気的に接続し、さらにこの第2コンデンサ123に第2コンデンサ123および前記第1コンデンサ122からの直流を前記モータ151の起動に利用すべく交流に変換するコンバータ124を電気的に接続して、上述したようにモータ151における回生制動によって発生した交流をインバータ121によって直流に変換した後、第1コンデンサ122に蓄積する。そして、第1コンデンサ122に蓄積した電力をモータ151の起動時にモータ151に送って該モータ151の起動に利用するようにしてもよい。
電動シリンダを複数にしても同様の作用効果が得られるのはもちろんである。
なお、本実施例では、フォーク3が上がる際に荷重と衝突する時に発生する衝撃は、荷重と電動シリンダ5の双方に影響しない様に、衝撃吸収バネ36、36の作用で緩和される。つまり、電動シリンダはネジが主機構で該ネジが衝撃に弱く、これに作用する衝撃の緩和が目的であるが、衝撃吸収機構は、外部取り付けでも良い。
外部取り付けの場合はロッドにウレタンを装着することにより実現可能である。外部取り付けによれば、装置は簡単かつ確実な信頼性でコストダウンが実現できる。
衝撃吸収機構が電動シリンダに内蔵の場合は、コンパクト化と耐久性が実現できる。すなわち、外部取り付けの場合だと、衝撃を受ける部分が必要であり、この場合はスペース的に困難になってしまいコンパクト化が実現できないからである。また、フレーム部に衝撃吸収機構を取り付ける際は、その部分の強度が必要である。これに対して、シリンダ内部に衝撃吸収機構を設ければ、シリンダの耐久性をそのまま利用できるからである。したがって、シンプル化とコンパクト化のためには内蔵が好ましい。
前記モータ151は汎用インダクションモータを使用しているが、ACサーボモータを使用しても本件に関わる制御機能は基本的に良好に機能する。
また、本実施例の安全機能としては、万一電動シリンダの本体の移動量が予め定めた制限された範囲以外にある時には、フォークは安全側で停止させるようになっている。

本発明は、フォークリフトの種類を選ばず広く利用することができる。なお、傾動アクチュエータにも本発明を改良して用いることができる。
本発明に係るリフト本体の全体構成図である。 本発明に係る昇降機構の構造と作用を説明する図である。 本発明に係る電動シリンダの構造と作用を説明する図である。 本発明に係る制御装置の概要図である。 本発明の同期システムを示すブロック図である。 本発明の回生制動の制御装置の第1実施例を示すブロック図である。 本発明の回生制動の制御装置の第2実施例を示すブロック図である。 本発明の回生制動の制御装置の第3実施例を示すブロック図である。 本発明を適用した荷物の昇降装置の模式図である。 図8の昇降装置における電動シリンダの模式図である。 昇降装置において荷物の下降時における電流の変化を示すグラフである。
符号の説明
1 フォークリフト本体
3 フォーク
5 電動シリンダ
36 衝撃吸収機構(衝撃吸収バネ)
41 電源電池
101、121 インバータ
102 コンデンサ
103 、124 コンバータ
122 第1コンデンサ
123 第2コンデンサ
141 電動シリンダ
151 モータ


Claims (9)

  1. フォークリフトのフォークの昇降機構であって、前記フォークの上下作動のアクチュエータとして衝撃吸収機構を有する電動シリンダを使用することを特徴とするフォークリフトのフォークの昇降機構。
  2. 前記電動シリンダは、2台の電動シリンダを同期させて使用することを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトのフォークの昇降機構。
  3. 昇降装置を具備したフォークリフトのフォークの昇降機構であって、
    前記昇降装置は、マストと、このマストに沿って上下に動く台車と、この台車に取り付けられたフォークと、この台車に一端を接続されるとともに滑車と同時に滑車を介して上下に動く滑車フレームに接続され、他端で前記マストに連結されるチェインと、を具え、
    更に、前記台車を前記滑車フレームを介して上下に動かすとともに同期して伸縮する2台の電動シリンダを具備したことを特徴とするフォークリフトのフォークの昇降機構。
  4. 前記電動シリンダは下降時に電動シリンダのロッドに作用する荷物の重量および/または慣性によりモータに回生制動による回生エネルギーを発生させ、この発生した回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させて次に上昇時に放出させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のフォークリフトのフォークの昇降機構。
  5. 前記モータで発生した電力を一時蓄積して前記モータの起動に利用する電動シリンダを用いることを特徴とする請求項4に記載のフォークリフトのフォークの昇降機構。
  6. フォークリフトのフォークの昇降機構であって、前記フォークの上下作動のアクチュエータとして複数台の電動シリンダを同期させて使用するとともに、該電動シリンダは下降時に回生制動を用い回生エネルギーを電源に戻して電源電池を充電させて次に上昇時に放出させることを特徴とするフォークリフトのフォークの昇降機構。
  7. 前記モータの駆動に利用するための制御装置であって、
    前記モータに電気的に接続されて前記回生制動で発生した交流を直流に変換するインバータと、このインバータに電気的に接続されて前記インバータからの直流の一部を一時的に蓄積するコンデンサと、このコンデンサに電気的に接続されてコンデンサおよび前記インバータからの直流を前記モータの駆動に利用すべく交流に変換するコンバータと、を備えた制御装置を、更に備えたことを特徴とする請求項1から請求項6に記載のフォークリフトのフォークの昇降機構。
  8. 前記モータの駆動に利用するための制御装置であって、
    前記モータに電気的に接続されて前記回生制動で発生した交流を直流に変換するインバータと、このインバータに電気的に接続されて前記インバータからの直流を蓄積する第1コンデンサと、この第1コンデンサに電気的に接続されて第1コンデンサおよび前記インバータからの直流を一時的に蓄積する第2コンデンサと、この第2コンデンサに電気的に接続されて第2コンデンサおよび前記第1コンデンサからの直流を前記モータの起動に利用すべく交流に変換するコンバータと、を備えた制御装置を、更に備えたことを特徴とする請求項1から請求項7に記載のフォークリフトのフォークの昇降機構。
  9. フォークリフトのフォークの昇降システムであって、フォークの作動の速度・位置や加速・減速の位置・速度の設定を記憶させておき、これらの組み合わせを予めパターン化しおき、これらパターンの選択による自動運転や、運転者の任意な選択により、これらと任意の条件を組み合わせた自由度の高い半自動運転を行うことを特徴とするフォークリフトのフォークの昇降システム。


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