JP2005051494A - 光パルス伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光パルス信号を発生する光送信系と、伝送光ファイバと、光増幅中継器とからなる中継区間を多段接続した光伝送路および光受信系からなる光パルス伝送装置であって、光信号の偏波消光比を改善する偏波モード分散補償手段を複数の中継区間に配置したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
M. Karlsson, "Polarization mode dispersion mitigation performance of various approaches,"in Proc. OFC'2002, WI1. T. Takahashi, T.Imai, and M.Aiki, "Automatic compensation technique for timewise fluctuation polarization mode dispersion in in-line amplifier systems, "Electron.Lett, vol. 30, pp.348-349, Feb. 1994. F. Heismann, "Integrated-optic polarization transformer for reset-free endless polarization control,"IEEE J.Quantum Electron., vol. 25, pp.1898-1906, Aug. 1989. H. Y. Pua, K. Peddanarappagari, B. Zhu, C. Alien, K. Demarest, and R. Hui,"An adaptive first-order polarization-mode dispersion compensation system aided by polarization scrambling:theory and demonstration,"j.Lightwave Technol., vol. 18, pp. 832-840, June 2000. H. Rosenfeldt, C. Knothe, R. Uirich, E、Brinkmeyer, U. Fieste, C. Schubert, J. Berger, R.Ludwig, H. G. Weber, and A. Ehrhardt,"Automatic PMD compensation at 40 Gbit/s and 80Gbit/s using 3-dimensional DOP evaluation for feedback,"in Proc. OFC'2001,PD27. R. M. Jopson, L.E. Nelson, H. Kogelnik, and GJ. Foschini, "Probability densities of depolarization associated with second-order PMD in optical fibers,"in Proc. OFC'2001,ThA4.
また、図14に示すように、複数の波長の光パルス信号を波長多重器121により多重化して伝送する波長分割多重(WDM)光パルス伝送の場合、ある程度の長距離を伝送すると波長により光ファイバの複屈折の影響が異なる。そのため、従来の光受信系では各波長に分離した後に個別にPMD補償を行う必要あり、光受信系の規模が大きくなる、コストが高くなるという問題点がある。
また、簡単な構成の偏波モード分散補償手段でPMD補償が可能であるので、装置の小規模化、低コスト化、および動作の高速化が可能になるという効果も得られる。
さらに、WDM光パルス信号の一括分散補償も可能であるので、システム全体の低コスト化を図ることができるという効果も得られる。
<第1の実施形態>
図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図12に示す従来の装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が従来の装置と異なる点は、各中継区間毎に偏波モード分散補償手段106が設けられている点である。
図1に示す構成は、本発明はWDM光パルス伝送にも適用できる。本発明は短い区間毎に偏波モード分散補償を行うので、WDM光パルス伝送の場合でも波長による光ファイバの複屈折の影響の違いが低減できる。そのため、図3に示すように、各波長毎にPMD補償を行う必要がなく、単一の偏波モード分散補償手段で一括に全てのWDM光パルス信号の補償が可能である。従って、受信部104の規模の縮小、低コスト化が可能となる。
本発明は、ある短い区間毎に偏波モード分散補償手段を配置するため、この偏波モード分散補償手段としては従来のPMD補償器以外にもより簡単な構成のものが適用できる。そのため、制御速度の向上が可能であり、PMDの早い時間的な変化(0.01秒以下)に追従して補償することができる。
図4は、図1に示す偏波モード分散補償手段106の基本構成を示す図である。この図において、108は偏波制御器、109は偏光子、110は光パワー分岐器、111は光電変換部、112は信号処理部、113は偏波調整部である。光信号をまず偏波制御器108の偏波調整部113へ入射し、次に偏光子109へ入射する。偏光子109からの出力光の一部を光パワー分岐器により分岐し光電変換部111で電気信号へ変換し、電気信号を信号処理部112へ入力する。偏波制御器108では、偏光子109の出力光パワーが最大になるように、偏波調整部113により偏光子109への入力光の偏光状態を制御する。この偏波モード分散補償手段106は、光パルス信号の偏光状態に変化にかかわらず定常的に偏光消光比を改善することができるので、図1、3に示す光パルス伝送装置に適用することができる。また、従来のPMD補償器に比べて構成が簡単であるため、小規模化、低コスト化、動作の高速化を図ることができる。
また、WDM光パルス伝送の場合は、光パワー分岐器で取り出して全チャネル(波長)の光パワーを制御器123によりモニタしてもよいし、光フィルタで一部の波長のみを取り出して光パワーを制御器123によりモニタしてもよい。
図6は、図1に示す偏波モード分散補償手段106の他の基本構成図である。ここで114は偏光分離器である。光信号をまず偏波制御器108の偏波調整部113へ入射し、次に偏光分離器114へ入射する。偏光分離器114からの出力光の一方を光電変換部111で電気信号へ変換し、電気信号を信号処理部112へ入力する。偏波制御器108では、偏光分離器114の他方の出力光パワーが最大になるように(光電変換部111への入力光パワーが最小となるように)、偏波調整部113により偏光分離器114への入力光の偏光状態を制御する。この偏波モード分散補償手段106も第3の実施形態に示す偏波モード分散補償手段106と同様の動作が可能であり、図1、図3に示す光パルス伝送装置に適用することができる。偏光分離器114としては偏波ビームスプリッタなどが使用できる。
図7は、図1に示す偏波モード分散補償手段の他の基本構成図である。ここで115は偏光状態観測部である。光信号をまず光パワー分岐器110へ入射し、次に偏波調整部113を介して偏光子109へ入射する。光パワー分岐器110により分岐した分岐光を偏光状態観測部115へ入射し、観測結果を信号処理部112へ入力する。偏波制御器108では、偏光子109への入力光の偏光状態を偏光子109の透過直線偏光と一致するように、観測結果を用いて偏波調整部113を制御する。この偏波モード分散補償手段106も第3の実施形態に示す偏波モード分散補償手段106と同様の動作が可能であり、図1、3に示すの光パルス伝送装置に適用することができる。偏光状態観測部115としてはSパラメータを観測するポラリメータなどが使用できる。
図8は、図1に示す偏波モード分散補償手段の他の基本構成図である。光信号をまず偏波制御器108の偏波調整部113へ入射し、次に偏光分離器114へ入射する。偏光分離器114からの出力光の一方を光電変換部111で電気信号へ変換し、電気信号を信号処理部112へ入力する。また、偏光分離器114の一方の出力光の一部を光パワー分岐器110により分岐する。偏光分離器114の他方の出力光と光パワー分岐器110により分岐した分岐光をそれぞれ異なる光電変換部111により電気信号に変換し信号処理部112へ入力する。偏波制御器108では、光パワー分岐器110の分岐比を考慮して偏光分離器114の2つの出力光のパワーが等しくなるように、偏波調整部113により偏光分離器114への入力光の偏光状態を円偏光に制御する。
102・・・伝送用光ファイバ
103・・・光増幅器(中継器)
104・・・受信部
106・・・偏波モード分散補償手段
107・・・偏波保持型ファイバ
108・・・偏波制御器
109・・・偏光子
110・・・光パワー分岐器
111・・・光電変換部
112・・・信号処理部
113・・・偏波調整部
114・・・偏光分離器
115・・・偏光状態観測部
116・・・4分の1波長板
117・・・2分の1波長板
118・・・偏光ビームスプリッタ
119・・・ビームスプリッタ
120・・・位相変調器
Claims (7)
- 光パルス信号を発生する光送信系と、伝送光ファイバと、光増幅中継器とからなる中継区間を多段接続した光伝送路および光受信系からなる光パルス伝送装置であって、
光信号の偏波消光比を改善する偏波モード分散補償手段を前記中継区間に配置したことを特徴とする光パルス伝送装置。 - 前記光送信系が複数の波長の光パルス信号を多重した波長多重光パルス信号を発生し、
前記偏波モード分散補償手段が該波長多重光パルス信号の偏波消光比を一括に改善することを特徴とする請求項1に記載の光パルス伝送装置。 - 前記偏波モード分散補償手段は、
偏波制御器および偏光子を用い、
該偏光子の出力光を伝送路に接続し、
該偏光子の出力光パワーが最大になるように、該偏波制御器により該偏光子への入力光の偏光状態を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の光パルス伝送装置。 - 前記偏波モード分散補償手段は、
偏波制御器および偏光分離器を用い、
該偏光分離器の一方の出力光を後段の伝送路に接続し、該偏光分離器の他方の出力光のパワーが最低になるように、前記偏波制御器により該偏光子への入力光の偏光状態を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の光パルス伝送装置。 - 前記偏波モード分散補償手段は、
偏波状態測定器、偏波制御器および偏光子を用い、
該偏波状態測定器により該偏波制御器へ入力する光信号の偏波状態を観測し、該偏光子への入力光の偏光状態を該偏光子の透過直線偏光と一致するように、前記観測結果を用いて該偏波制御器を制御し、該偏光子の出力光を後段の伝送路に接続することを特徴とする請求項1または2に記載の光パルス伝送装置。 - 偏波モード分散補償手段は、
偏波制御器および偏光分離器を用い、
該偏光分離器の一方の出力光を伝送路に接続し、該偏光分離器の2つの出力光のパワーガ等しくなるように、該偏波制御器により該偏光分離器への入力光の偏光状態を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の光パルス伝送装置。 - 前記偏波制御器は、
位相変調器と四分の一波長板を用いることを特徴とする請求項6に記載の光パルス伝送装置。
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