JP2005051474A - 負荷を軽減するメール受信システム、ルータ装置、メール受信方法、及びプログラム - Google Patents

負荷を軽減するメール受信システム、ルータ装置、メール受信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ルータ装置を介してメールサーバと接続する構成のLANを利用するユーザの全員又は一部のグループに電子メールを配信する場合のメールサーバとルータ装置間の通信の負荷を軽減すること。
【解決手段】 ルータ装置20は、ユーザ全員宛の電子メールを保持するルータメール保持部23と、ユーザ全員宛の電子メールの配信済み情報を保持する配信表24を有し、ユーザ端末10からメール受信要求があると、ユーザ宛の電子メール(A)とユーザ全員宛に届いた電子メール(B)をメールサーバ30から取り出してユーザ全員宛の電子メールをルータメール保持部23に格納し、配信表24を参照してユーザに未配信の電子メール(C)をルータメール保持部23から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は負荷を軽減するメール受信システム、ルータ装置、メール受信方法、及びプログラムに関し、特に、同じルータ装置に属するLAN内のユーザ宛の同報メールを受信する技術に関する。
従来の電子メールの配信において、特定のユーザの集団に対して電子メールを配信する場合、集団内の個々のユーザを宛先に指定して送信する代わりに、特定のユーザの集団をメーリングリストとして定義しメーリングリストの代表アドレス宛に送信することにより各ユーザに配信をすることが知られている。例えば企業内の職場単位にメーリングリストを定義すれば、職場内の全員に通知すべき電子メールを送信するのに個々のユーザ宛に送信する必要が無く、メーリングリストの代表アドレス宛に送信するだけでよいので便利である。
特開2002−82876号公報では、メーリングリストを利用して電子メールを配信することが開示されており、さらにメーリングリストに含まれるユーザの一部しか関係しない電子メールがメーリングリスト宛に送信されると無関係な電子メールが多量に配信されるようになる問題を解決するためにキーワードを使って配信先を絞り込む技術が開示されている。
特開2002−82876号公報
送信された電子メールは発信ユーザの端末からネットワークやメールサーバを介して宛先ユーザが利用するメールサーバにも受けられた宛先ユーザ用のメールボックスに一時的に保持され、宛先ユーザが端末からメール受信要求をすることにより宛先ユーザに届く。このとき、発信ユーザの端末から宛先ユーザの端末の間の通信路を電子メール情報が転送されるので、特に大きなファイルを添付した電子メールは通信路に掛ける負荷が大きくなる。
メーリングリストの利用によりユーザは宛先の指定が容易になるが、メーリングリストを利用しても発信された電子メールはメールサーバでメーリングリストの各ユーザ宛に転送されるため、通信路にかかる負荷を軽減することはできなかった。特開2002−82876号公報ではメーリングリスト内ユーザの配信先を減らすことはできるが、配信されるユーザ数だけ負荷がかかることは避けられない。
特に、同じLAN(local area network)を利用するユーザを特定の集団とした場合、LANの外側にルータ装置を介して接続されるネットワーク上にメールサーバが配置される構成においては、メーリングリストを利用してもルータ装置とメールサーバ間で同じ内容の電子メール情報が集団のユーザ数だけ転送され負荷が軽減されることはない。
本発明の目的は、ルータ装置を介してメールサーバと接続する構成のLANを利用するユーザの全員又は一部のグループに電子メールを配信する場合のメールサーバとルータ装置間の通信の負荷を軽減した を提供することにある。
本発明の第1のメール受信システムは、第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
ルータ装置は、ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともにユーザALL宛の電子メールを受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともにユーザALL宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とする。
本発明の第2のメール受信システムは、第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
ユーザ端末からルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
前記ルータ装置は、ユーザALL宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第3のメール受信システムは、第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
ユーザ端末からルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
前記ルータ装置は、個別のユーザ宛に届いた電子メールを保持するユーザメール保持部と、ユーザALL宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求してルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第4のメール受信システムは、第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
ルータ装置は、ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともに、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とする。
本発明の第5のメール受信システムは、第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
前記ルータ装置は、ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第6のメール受信システムは、第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
前記ルータ装置は、個別のユーザ宛に届いた電子メールを保持するユーザメール保持部と、ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第7のメール受信システムは、本発明の第2、第3、第5、又は第6のメール受信システムにおいて、前記ルータ装置は、前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除することを特徴とする。
本発明の第1のルータ装置は、メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともにユーザALL宛の電子メールを受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともにユーザALL宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とする。
本発明の第2のルータ装置は、メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
ユーザ端末からルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
ユーザALL宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第3のルータ装置は、メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともに、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とする。
本発明の第4のルータ装置は、メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第5のルータ装置は、メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
個別のユーザ宛に届いた電子メールを保持するユーザメール保持部と、ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第6のルータ装置は、本発明の第2、第4、又は第5のルータ装置において、前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除することを特徴とする。
本発明の第1のメール受信方法は、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表したユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第2のメール受信方法は、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともに、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とする。
本発明の第3のメール受信方法は、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出してルータメール保持部に格納し、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第4のメール受信方法は、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とする。
本発明の第5のメール受信方法は、本発明の第1、第3、又は第4のメール受信方法において、前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除することを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表したユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出す手順と、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納する手順と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出捨て順と、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受ける手順と、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持する手順と、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出す手順と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出してルータメール保持部に格納する手順と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出す手順と、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の第4のプログラムは、メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納する手順と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納する手順と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出す手順と、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の第5のプログラムは、本発明の第1、第3、又は第4のプログラムに追加して、前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
LAN内のユーザ全員に電子メールを配信する場合宛先をLANとメールサーバを接続するルータ装置とすることにより、ルータ装置が代表してメールサーバ間から電子メールを1通だけ取り出しLAN内のユーザに配信するので、ルータ装置とメールサーバ間のネットワーク経路の負荷を軽減することができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための第1の最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の形態のメール受信システムの構成を示した図である。図1のメール受信システムは、LAN40に接続するユーザ端末10と、LAN40とネットワーク41とを接続するルータ装置20と、ネットワーク41を介してルータ装置20と接続するメールサーバ30とを含む。
図1の構成の一例として、ルータ装置20が職場単位(図ではA、Bで区別)に設置され各職場の作業者が業務等で使用するパソコン等のユーザ端末をLAN40で接続し、ルータ装置20を介して会社内の各職場を接続するネットワーク41に電子メールの送受信サービスを提供するメールサーバ30が接続される構成がある。この構成ではルータ装置20は職場毎におかれ、また社外との通信のためにルータ装置25を使ってインターネット等の外部ネットワーク42と接続する。
ユーザ端末10はパーソナルコンピュータ等の情報機器で有り、LAN40への接続機能やメール処理機能を有しており、1人又は複数のユーザで使用される。図1ではLAN40(A)に2つ、LAN40(B)に1つ接続しているが、接続数は必要な数だけ接続すればよく特に制限するものではない。
ルータ装置20は、図示しないが通常のルータ装置のようにネットワーク間を接続し経路表を有してパケットの転送制御を行う機能に加えて、メール処理部21とユーザメール保持部22とルータメール保持部23と配信表24とを有している。また、ルータ装置20はメールサーバ30に対してLAN40配下の各ユーザを代表するように1ユーザとして登録し、メールの送受信ができる。図1ではルータ装置20(A)とルータ装置20(B)の2つを示しているが、接続数を限定するものではなく、1つでも3つ以上接続してもかまわない。
メールサーバ30は、登録されたユーザに対してメールサービスを実行する装置であり、パーソナルコンピュータやそれ以上の機能性能を有する情報処理装置で実現され、メールボックス部31を有する。メールボックス部31は登録されたユーザ毎のメールボックスを含み、通常ユーザ用やルータ用をそれぞれ登録された数だけ含んでいるが、通常ユーザ用とルータ用とは構成・機能は同じであり、単に説明の都合で区別している。
メール処理部21は、配下のユーザ端末10からのメール受信要求を検知するとそのユーザ宛のメール受信とともに自ルータ宛の電子メールを受信して配信する処理を実行するプログラムである。ただし一部又は全部をハードウェアで実現してもかまわない。
ユーザメール保持部22はメールサーバ30から受信した電子メールを一時的に保持する記憶領域である。ルータメール保持部23はルータ宛の電子メールを識別する情報(メール番号)と関連づけて保持する記憶領域である。配信表24は、ルータメール保持部23へ登録されている電子メールの情報と、保持される電子メールがどのユーザ宛に配信済みかという情報を管理するためのテーブルである。
図2と図3は説明のために電子メール受信の前後の配信表24の内容を示した図であり、図2で説明すると、登録されているメール番号と、メール番号毎の配信結果を管理するための配信済み情報とを含んでいる。メール番号はルータ宛に受信した電子メールを識別するための情報であり、図2のように連続する番号以外に受信日時等で識別しても良い。図2,3の配信済み情報は、ユーザ数が8でこれをビットに対応させて“0”なら未配信で“1”なら配信済みであることを示しているが、ルータ装置20配下のユーザ毎に配信済みか否かという情報を含んでいればこれ以外の形式で定義してもかまわない。
次に、本発明を実施するための第1の最良の形態の動作について図面を参照して説明する。図4はユーザ端末10(A)からメールサーバ30に対して電子メールを受信する場合の動作を示したフローチャートである。図4を参照すると、まずユーザは受信電子メールを取り寄せる場合、ユーザ端末10(A)のメール機能を操作して電子メールの受信を指示し、ユーザ端末10はそれに応じてメール受信要求をメールサーバ30宛に発行する(S61)。
メール受信要求の詳細な手順について電子メールの受信プロトコルとしてよく知られるPOP3(post office protocol version 3)を例に簡単に説明すると、(1)USER、PASSコマンドによる認証、(2)LISTコマンドによるメールボックス内の電子メール一覧番号の取得、(3)REST(+取得する電子メールの番号)コマンドによる電子メールの取得、(4)QUITコマンドによるPOP3セッションの終了となる。(1)の手順でメール受信要求の際にはユーザ名やパスワードの送出を伴い認証を受けるが以降の説明では詳細な説明を省略する。また、(3)の手順では届いている電子メールは全て取得するものとして以降説明する。また、メール受信プロトコルはPOP3に限定するものではない。
メール受信要求はルータ装置20(A)に中継されてメールサーバ30に送られるが、ルータ装置20(A)のメール処理部21はユーザ端末10からのメール受信要求を検出すると、認証した後検出したメール受信要求をメールサーバ30に中継する(S62)。メールサーバ30はメール受信要求を受け付けると、ユーザの認証を実行した後、メールボックス部31から該当するユーザ宛てに届いている電子メールを返送する(S63)。
ルータ装置20(A)のメール処理部21は、メールサーバ30から電子メールを受信するとユーザメール保持部22へ受信した電子メールを格納し(S64)、ルータ装置20(A)が登録したユーザ名でメール受信要求をメールサーバ30へ送る(S65)。メールサーバ30はルータ装置20(A)のメール受信要求を受けるとメールボックス部31からルータ装置20(A)用に届いている電子メールがあれば返送する(S66)。
ルータ装置20(A)のメール処理部21は、メールサーバ30から電子メールを受信すると、受信した電子メールを識別するメール番号を付与し配信済み情報=“11111111”として配信表24に登録するとともに、ルータメール保持部23に受信した電子メールをメール番号と関連づけて格納する(S67)。ただし、ルータ宛の電子メールがなければ格納や登録はされない。例えば、登録前の配信表24の内容を図2とすれば、メール番号=“104”として受信した電子メールを登録する。受信した電子メールが2件以上含まれる場合はメール番号を受信件数だけ付与して配信表24に登録してもよいし、一度に受信した電子メールに代表のメール番号“104”を付与して登録してもよい。
次に、ルータ装置20(A)のメール処理部21は、ユーザへ未配信の電子メールがルータメール保持部23にあるかを配信表24で調べあればルータメール保持部23から未配信電子メールを取り出してユーザメール保持部22に格納された個別ユーザ宛の電子メールとルータ宛の電子メールと合わせて要求元のユーザ端末10(A)へ返送する(S68)。続いて、ルータ装置20(A)のメール処理部21は、返送先のユーザに対する配信済み情報を更新し、全ユーザへの配信が完了した電子メール(配信済み情報=“00000000”)があればルータメール保持部23から削除し、配信表24の登録も削除する(S69)。
受信要求したユーザ端末10(A)は、要求したユーザ宛に届いていた電子メールとルータ宛に届いていた電子メールとルータ宛に届いていてルータ装置20(A)に保持されていた電子メールとを受信する(S70)。
図2を参照して具体例で説明する。図2の内容の状態でメール受信要求したユーザが配信表24の配信済み情報の最左端のビットに対応する場合、配信済み情報の最左端ビットが“1”であるメール番号“100”、“101”、“102”、“103”の電子メールは要求元ユーザに未配信となっているため、要求元ユーザ端末10(A)はユーザ宛の電子メールとともに新たに受信したルータ宛の電子メール(メール番号=“104”)とルータメール保持部23に保持されるメール番号“100”〜“103”の電子メールとを合わせてルータ装置20(A)から受信することになる。
この際配信表24は、配信済み情報の最左端ビットが未配信の“1”から配信済みの“0”と更新される。これによりメール番号“100”の配信済み情報は“10000000”から“00000000”となるため、全てのユーザへの配信が完了したことになりルータメール保持部23からメール番号“100”の電子メールが削除され、配信表24からもメール番号“100”の登録が削除される。この結果、配信表24は図3に示すようにメール番号“100”が削除され、メール番号“100”が登録され、配信済み情報の最左端ビットは全て配信済みを示す“0”に更新される。
以上のように、ユーザがルータ装置20を介して電子メールを受信すると、自身宛の電子メールとともにルータ宛に発信した電子メールも受信することができる。この際、ルータ宛の電子メールはメールサーバ30とルータ装置20の間を1通分しか転送されず、転送後はルータが保持して配下のユーザ全員に配信するので、ネットワーク41の負荷を軽減することができる。特に、ファイルを添付した電子メールが増えている状況ではネットワーク41の負荷軽減に大きく影響する。
次に、第2の最良の形態について図面を用いて説明する。上記説明では、LAN40に属するユーザ全員宛の電子メールをルータ宛としたが、LAN40に属するユーザの一部をグループ定義してグループ員宛の電子メールを処理する機能をルータ装置20に追加した形態が第2の最良の形態となる。図5は本発明の第2の形態のメール受信システムの構成を示した図であり、図5のメール受信システムの構成は図1の構成と以下を除いて同じである。
ルータ装置70は、ユーザメール保持部22とルータメール保持部23と管理表24とメール処理部71を有し、ルータ装置20に比べてグループ表75を追加して有し、メール処理部71はメール処理部21と同様にプログラムであるがグループ対応処理が追加されている。
図6はグループ表75を示した図である。図6では、全員が含まれるものをグループ名=“全員”とし3ユーザのみが含まれるものをグループ名=“1班”として定義している例を示しているが、グループ数はさらに追加しても良いし、全員を含んだグループが無くても良い。図6のメンバ情報はルータ装置70配下の各ユーザをビットで表現したものであり、配信表24の配信済み情報のビットと対応している。
メールサーバ30のメールボックス部31は、ルータ装置70(A)がグループ対応装置の場合にグループ名“全員”とグループ名“1班”の2つのユーザ登録に対応してルータ全員用とルータ1班用の2つのメールボックスを有している。
次に、本発明の第2の最良の形態の動作について図面を参照して説明する。図7はユーザがユーザ端末10(A)を操作してメールサーバ30から電子メールを受信する動作を示したフローチャートである。ステップS81からステップS84までの動作は図4のステップS61からステップS64までの動作と同じであるので説明を省略する。
ステップS84でユーザ宛の電子メールを受信しユーザメール保持部22に格納した後、ルータ装置70のメール処理部71は、グループ表75を参照して要求ユーザがどのグループに属するかを調べ所属するグループのメール受信要求を送る(S85)。メールサーバ30は指定されたグループの受信電子メールをメールボックス部31から返送する(S86)。
具体例で説明すると、図6のグループ表75のメンバ情報で要求ユーザが最左端ビットに対応するとすれば、要求ユーザはグループ“全員”と“1班”の双方に属するので双方のグループ宛の電子メールの受信要求を送ることになる。例えば先にグループ“全員”宛の電子メールを取得し続いてグループ“1班”宛の電子メールを取得する。要求ユーザがメンバ情報の最右端のビットに対応する場合であればグループ“全員”宛の電子メールのみを取得するが、以降は最左端のユーザについて説明していく。
ルータ装置70のメール処理部71は、グループ毎の受信電子メールを取得すると、グループ毎にメール番号を付与しグループ表75を参照して配信済み情報を配信表24へ登録するとともに、取得した電子メールをメール番号と関連づけてルータメール保持部23に格納する(S87)。
例えば、配信表24の内容が図8の状態でメンバ情報の最左端ビットに対応するユーザの場合、グループ名“全員”宛の受信電子メールにはメール番号=“204”を付与し、配信済み情報としてグループ表75のメンバ情報=“11111111”を配信表24へ登録する。さらにグループ名“1班”の受信電子メールにはメール番号=“205”を付与し、配信済み情報としてグループ表75のメンバ情報=“11100000”を配信表24へ登録する。このように登録することで、配信表24には未配信のユーザ情報が自動的に登録され、どのグループ宛の電子メールかを識別せずに必要な配信先を特定できる。
続いて、ルータ装置70(A)のメール処理部71は、配信表24を参照して未配信の受信電子メールを抽出しユーザメール保持部22に格納されているユーザ宛の受信電子メールと合わせて返送する(S88)。さらにルータ装置70(A)のメール処理部71は、配信表24の配信済み情報を更新し、配信済み情報が全部“0”となり配信が完了した電子メールがあれば配信表24の登録を削除し、ルータメール保持部23に格納されている電子メールを削除する(S89)。ユーザ端末10(A)はユーザ宛の電子メールとグループ宛の電子メールとを合わせて受信する(S90)。
ユーザがメンバ情報の最左端ビットに対応し配信表24が図8の状態の場合は、メール番号“200”〜“203”の電子メールと新たに格納したメール番号“204”と“205”の電子メールとをユーザメール保持部22に格納されているユーザ宛の電子メールと合わせてユーザ端末10(A)は受信する。また、配信表24は最左端ユーザの配信情報済みが更新されると、配信済み情報の最左端ビットが“0”となる。図8のメール番号“200”の配信済み情報は“00000000”となり、配信表24のメール番号“200”の登録が削除されルータメール保持部23に格納されたメール番号“200”の電子メールが削除される。図9は以上の更新を実行した後の配信表24の内容を示した図である。
このように、本発明は、ルータ装置20配下のユーザ全員を対象とした電子メール受信の他に、ルータ装置20配下の一部のユーザをグループ化して配信対象とすることも可能であるし、全員と一部グループの双方を同時に配信対象として定義し実現することもできる。グループ化した場合も、第1の形態と同様にルータ装置70とメールサーバ30との間のネットワーク41の負荷を軽減することができる。
本発明の第1の形態のメール受信システムのブロック図である。 本発明の配信表24の一例である。 本発明の配信表24の一例である。 本発明の第1の形態の動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の形態のメール受信システムのブロック図である。 本発明のグループ表75の一例である。 本発明の第2の形態の動作を示したフローチャートである。 本発明の配信表24の一例である。 本発明の配信表24の一例である。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 ルータ装置
21 メール処理部
22 ユーザメール保持部
23 ルータメール保持部
24 配信表
30 メールサーバ
31 メールボックス部
40 LAN
41 ネットワーク
70 ルータ装置
71 メール処理部
75 グループ表

Claims (23)

  1. 第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
    ルータ装置は、ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともにユーザALL宛の電子メールを受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともにユーザALL宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とするメール受信システム。
  2. 第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
    ユーザ端末からルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
    前記ルータ装置は、ユーザALL宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信システム。
  3. 第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
    ユーザ端末からルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
    前記ルータ装置は、個別のユーザ宛に届いた電子メールを保持するユーザメール保持部と、ユーザALL宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求してルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信システム。
  4. 第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    ルータ装置は、ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともに、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とするメール受信システム。
  5. 第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    前記ルータ装置は、ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信システム。
  6. 第1のネットワークに接続しメールサービスを実行するメールサーバと、第2のネットワークに接続しメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末と、第1と第2のネットワークを接続するルータ装置とを有するメール受信システムであって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    前記ルータ装置は、個別のユーザ宛に届いた電子メールを保持するユーザメール保持部と、ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信システム。
  7. 前記ルータ装置は、前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除することを特徴とする請求項2、3、5、又は6のメール受信システム。
  8. メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともにユーザALL宛の電子メールを受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともにユーザALL宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とするルータ装置。
  9. メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
    ユーザ端末からルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表してユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
    ユーザALL宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするルータ装置。
  10. メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともに、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とするルータ装置。
  11. メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするルータ装置。
  12. メールサービスを実行するメールサーバが接続される第1のネットワークと、メールサーバにユーザ登録したユーザにより使用されるユーザ端末が接続される第2のネットワークとを接続するルータ装置であって、
    ユーザ端末から前記ルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表してユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    個別のユーザ宛に届いた電子メールを保持するユーザメール保持部と、ユーザGRP宛の電子メールを保持するルータメール保持部と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表とを有し、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、グループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするルータ装置。
  13. 前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除することを特徴とする請求項9、11又は12のルータ装置。
  14. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表したユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録しておき、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信方法。
  15. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受けるとともに、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持し、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送することを特徴とするメール受信方法。
  16. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出し、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出してルータメール保持部に格納し、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信方法。
  17. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録しておき、
    ユーザ端末からメール受信要求があると、要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納し、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納し、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出して、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送することを特徴とするメール受信方法。
  18. 前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除することを特徴とする請求項14、16、又は17のメール受信方法。
  19. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザ全員を代表したユーザALLを定義してメールサーバにユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
    要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出す手順と、ユーザALL宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納する手順と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出捨て順と、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  20. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
    要求元のユーザ宛の電子メールをメールサーバから受ける手順と、要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛の電子メールをメールサーバから受けて保持する手順と、要求元ユーザ宛の電子メールとともに要求元ユーザが属するユーザGRP宛の電子メールも合わせて要求元のユーザ端末に返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  21. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
    要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求して取り出す手順と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出してルータメール保持部に格納する手順と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出す手順と、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. メールサービスを実行し第1のネットワークに接続するメールサーバにユーザ登録したユーザにより使用され第2のネットワークに接続されるユーザ端末を使用して、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続するルータ装置を中継してメールサーバから電子メールを受信するユーザの一部或いは全員からなるグループを代表したユーザGRPを1以上定義してメールサーバにグループ毎にユーザ登録した状態で、ユーザ端末からメール受信要求があると、
    要求元のユーザ宛に届いた電子メール(A)をメールサーバに要求してユーザメール保持部に格納する手順と、グループ毎にどのユーザが属するかを定義したグループ表を参照して要求元のユーザが属するグループのユーザGRP宛に届いた電子メール(B)をメールサーバに要求して取り出しルータメール保持部に格納する手順と、ルータメール保持部に格納している電子メールがユーザ毎に配信されたことを管理するための配信済み情報を電子メール対応に保持する配信表を参照して要求元のユーザに対して未配信の電子メール(C)をルータメール保持部から取り出す手順と、電子メール(A)に電子メール(B)と電子メール(C)を付加して要求元のユーザ端末へ返送する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  23. 前記要求元のユーザ端末へ電子メールを返送した後、返送先のユーザに対応する前記配信表内の配信済み情報を全て配信済みへと更新し、全ユーザ宛の配信が完了した電子メールに対して前記配信表の登録を削除するとともに前記ルータメール保持部から削除する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項19、21、又は22のプログラム。
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