JP2005049200A - 短パルス発生回路及びその短パルス発生回路を用いたレーダ装置 - Google Patents

短パルス発生回路及びその短パルス発生回路を用いたレーダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
二つ以下のトランジスタと遅延回路とを組み合わせて、パルスの変換効率が高く、かつ低消費電力で回路規模の小さい短パルス発生回路を提供する。
【解決手段】
入力された矩形波a1を第1の信号a2と第2の信号a3に分ける分配回路1と、第1の信号a2と第2の信号a3との間に遅延時間差τ1を生じさせる遅延回路2と、一つの第1のトランジスタQ31を含んで構成され、第1の信号a2を第1のトランジスタ31のベースに入力し、遅延回路2から出力された第2の信号a4を第1のトランジスタ31のエミッタに入力し、第1のトランジスタ31のコレクタからは遅延時間差τ1に対応したパルス幅を有する第1のパルスa5を発生する波形整形回路3とを備えている。
【選択図】
図1

Description

本発明は、入力矩形波の立ち上がり又は立ち下がりに同期して、出力のパルス幅が入力のパルス幅よりも狭い短パルスを発生させる短パルス発生回路及びその短パルス発生回路を用いたレーダ装置に関し、特に入力に対する出力の振幅の変換効率を良くし、かつ回路規模を小さくした短パルス発生回路及びその短パルス発生回路を用いたレーダ装置に関する。
近年実用化が望まれている、自動車の走行を支援するシステム、盲人の歩行を支援するシステム等の個人的な利用を目的とする近距離用のレーダ装置の場合、小電力でアンテナ等を含めて小型に構成し、また近距離の物体を精度良く検知できるように波長の短い準ミリ波又はミリ波の短パルスを用いる必要がある。本発明の短パルス発生回路及びその短パルス発生回路を用いたレーダ装置は、このような近距離用のレーダ装置に利用できる。また、本発明の短パルス発生回路は、近年、超高速通信、高精度測位等に活用できると期待されているUWB(Ultra Wideband)技術において、インパルス性の信号を用いる場合の信号源として利用できる。
従来、短パルス発生回路には、ステップリカバリダイオード(SRD)を用いたもの、及び三つ以上のトランジスタと遅延回路とを組み合わせたもの(例えば、特許文献1参照)があった。
特許公報第2771377号明細書
SRDを用いて短パルスを発生させる基本的な回路を図12に示す。入力された矩形波はインダクタL81及びキャパシタC81で構成される低域フィルタによって正弦波状に変換されてSRD81に印加される。SRD81は、印加された波形が逆バイアス状態のときに電荷を蓄積し、順バイアス状態になった瞬間に一気に放電しインパルス性の短パルスを発生する。なお、インダクタL82はSRD81の直流リターンをとっている。
次に、3つの電界効果型トランジスタ(FET)と遅延回路を組み合わせて、短パルスを発生させる回路を図13に示す。入力信号h1がロウからハイに変化すると、それに伴いFET93はオフからオンになる。このとき、遅延回路91によってτ時間だけ遅延されて出力された遅延信号h2はまだロウのままであるから、FET92、FET94はオフである。よって、出力信号h3はアース電位より高位の電位VDDの定電圧源によりロウからハイに変化する。なお、出力信号h3は初期状態でロウであるとしている。次に、τ時間後に遅延信号h2がロウからハイに変化すると、それに伴いFET92、FET94はオフからオンになる。そして、FET92がオンになることによってFET93はオフとなる。この時、FET94がオンしているので出力信号h3はアース電位によりハイからロウに変化し、パルス幅がτ時間の短パルスを発生する。
SRDを用いた短パルス発生回路の場合は、出力される短パルスの振幅は入力される矩形波の振幅の1〜10%程度で、入力に対する出力の振幅の変換効率が悪いという欠点があった。また、トランジスタと遅延回路とを組み合わせた短パルス発生回路は、上述の従来例の他に、AND回路、OR回路、NOR回路等の論理回路と遅延回路とを組み合わせたものもあるが、何れもトランジスタを3つ以上必要とするものである。盲人の歩行を支援するシステムの近距離用のレーダ装置の場合には携帯歩行のための超小型化が必要であり、そのためにはそれに利用される短パルス発生回路の小型化が不可欠である。短パルス発生回路の小型化には、モノリシックIC化が有効であり、そのためにはトランジスタを減らすことによる低消費電力化、回路規模の縮小化が重要となる。従って、トランジスタと遅延回路とを組み合わせた短パルス発生回路の場合は、入力に対する出力の振幅の変換効率は問題ないが、トランジスタを減らさなければならないという課題があった。
本発明は、このような課題を解決し、二つ以下のトランジスタと遅延回路とを組み合わせた短パルス発生回路及びその短パルス発生回路を用いたレーダ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の短パルス発生回路は、入力された矩形波を第1の信号と第2の信号に分ける分配回路(1)と、前記第1の信号と前記第2の信号との間に遅延時間差を生じさせる遅延回路(2)と、二つ以下のトランジスタを含んで構成され、前記第1の信号及び前記第2の信号を入力して前記遅延時間差に対応したパルス幅を有する第1のパルスを発生させる波形整形回路(3)とを備えている。
また、本発明の請求項2の短パルス発生回路は、上述した請求項1の短パルス発生回路における前記波形整形回路が、一つの第1のトランジスタ(Q31)を含んで構成され、前記第1の信号を前記第1のトランジスタのベースに入力し、前記第2の信号を前記第1のトランジスタのエミッタに入力し、前記第1のトランジスタのコレクタからは前記遅延時間差に対応したパルス幅を有する前記第1のパルスを発生するようにしている。なお、ここではトランジスタとして、バイポーラ型トランジスタを用いる場合の手段としているが、電界効果型トランジスタを用いてもよいことは自明であり、その場合には、上記のベースはゲート、エミッタはソース(又はドレイン)、コレクタはドレイン(又はソース)となる。
また、本発明の請求項3の短パルス発生回路は、上述した請求項1の短パルス発生回路における前記波形整形回路が、二つの第2のトランジスタ(Q41)及び第3のトランジスタ(Q42)を含んで、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタのベースに入力される信号の差動増幅を行うように構成され、前記第1の信号を直流阻止用のキャパシタ(C41)を介して前記第2のトランジスタのベースに入力し、前記第2の信号を前記第3のトランジスタのベースに入力し、前記第3のトランジスタのコレクタからは前記遅延時間差に対応したパルス幅を有する前記第1のパルスを発生するようにしている。なお、ここではトランジスタとして、バイポーラ型トランジスタを用いる場合の手段としているが、電界効果型トランジスタを用いてもよいことは自明であり、その場合には、上記のベースはゲート、コレクタはドレイン(又はソース)となる。
また、本発明の請求項4の短パルス発生回路は、上述した請求項2又は請求項3における短パルス発生回路において、更に、第4のトランジスタ(Q52)を含む発振回路(5)を有し、前記第4のトランジスタのベースとコレクタとの間に発振の周期を決定するための遅延時間を生じさせる帰還回路(51)が備えられており、前記第1のパルスによって前記帰還回路を流れる電流を制御して、前記パルス幅に対応した数の、前記遅延時間で決定される前記発振の周期を有する第2のパルスを発生させるようにしている。なお、ここではトランジスタとして、バイポーラ型トランジスタを用いる場合の手段としているが、電界効果型トランジスタを用いてもよいことは自明であり、その場合には、上記のベースはゲート、コレクタはドレイン(又はソース)となる。
また、本発明の請求項5の短パルス発生回路は、上述した請求項2又は請求項3における短パルス発生回路において、更に、前記第1のパルスを入力して前記第1のパルスを所望の時間遅延して出力する、制御信号により設定遅延時間が変更可能にされた可変遅延回路(7)と、第4のトランジスタ(Q52)を含む発振回路(5)とを有し、前記第4のトランジスタのベースとコレクタとの間に発振の周期を決定するための遅延時間を生じさせる帰還回路(51)が備えられており、前記可変遅延回路から出力された第1のパルスによって前記帰還回路を流れる電流を制御して、前記パルス幅に対応した数の、前記遅延時間で決定される前記発振の周期を有する第2のパルスを発生させるようにしている。なお、ここではトランジスタとして、バイポーラ型トランジスタを用いる場合の手段としているが、電界効果型トランジスタを用いてもよいことは自明であり、その場合には、上記のベースはゲート、コレクタはドレイン(又はソース)となる。
また、本発明の請求項6の短パルス発生回路を用いたレーダ装置は、矩形波の送信トリガを入力して送信用のパルスを発生する、上述した請求項2又は請求項3における短パルス発生回路(101)と、高周波の搬送波信号を発生する搬送波信号発生器(30)と、前記送信用のパルスと前記搬送波信号とを入力してパルス振幅変調信号を出力するパルス振幅変調器(8)と、 前記パルス振幅変調信号を増幅し、送信波として被測定物体に向けてアンテナから発射するRF送信部(40)と、矩形波の受信トリガを入力してローカル信号用のパルスを発生する、上述した請求項2又は請求項3における短パルス発生回路(102)と、前記ローカル信号用のパルスを入力して、制御信号により指定された設定遅延時間だけ遅らせて出力する可変遅延回路(7)と、高周波のローカル信号を発生するローカル信号発生器(60)と、前記可変遅延回路から出力されるローカル信号用のパルスと前記ローカル信号とを入力してローカル用のパルス振幅変調信号を出力するパルス振幅変調器(9)と、前記ローカル用のパルス振幅変調信号を入力し、帯域制限して得られた信号と、被測定物体から反射されて戻ってくる反射波をアンテナで受け、増幅して得られた信号とを混合し、得られた中間周波信号を出力するRF受信部(50)と、前記送信トリガを出力すると共に、前記RF受信部から前記中間周波信号が出力されるように、前記送信トリガに対する遅延時間の調整を行った、前記受信トリガ及び前記制御信号をそれぞれ出力し、かつ、前記中間周波信号を入力して前記反射信号の信号処理を行う制御部(70)とを備えている。
また、本発明の請求項7の短パルス発生回路を用いたレーダ装置は、矩形波の送信トリガを入力してパルス振幅変調信号を発生する、上述した請求項4における短パルス発生回路(20)と、前記パルス振幅変調信号を増幅し、送信波として被測定物体に向けてアンテナから発射するRF送信部(40)と、矩形波の受信トリガを入力すると共に、内蔵されている可変遅延回路の設定遅延時間を変更するための制御信号を入力して、前記受信トリガに対して当該制御信号により指定された設定遅延時間だけ遅らせたローカル用のパルス振幅変調信号を発生する、上述した請求項5における短パルス発生回路(21)と、前記ローカル用のパルス振幅変調信号を入力し、帯域制限して得られた信号と、被測定物体から反射されて戻ってくる反射波をアンテナで受け、増幅して得られた信号とを混合して中間周波信号を出力するRF受信部(50)と、前記送信トリガを出力すると共に、前記RF受信部から前記中間周波信号が出力されるように、前記送信トリガに対する遅延時間の調整を行った、前記受信トリガ及び前記制御信号をそれぞれ出力し、かつ、前記中間周波信号を入力して前記反射信号の信号処理を行う制御部(70)とを備えている。
本発明の請求項1、請求項2及び請求項3の短パルス発生回路では、二つ以下のトランジスタと遅延回路とを組み合わせて短パルスを発生させているので、パルスの変換効率を高くできると共に、低消費電力化、回路規模の縮小化ができる。また、請求項4及び請求項5の短パルス発生回路では、第1のパルス幅に対応した数の第2のパルスを発生させているので、パルス振幅変調器の機能を持たせることができる。
本発明の請求項6の短パルス発生回路を用いたレーダ装置では、二つ以下のトランジスタと遅延回路とを組み合わせて短パルスを発生させる請求項2又は請求項3の短パルス発生回路を用いてレーダ装置を構成しているので、レーダ装置の低消費電力化、小型化ができる。また、請求項7の短パルス発生回路を用いたレーダ装置では、二つ以下のトランジスタと遅延回路とを組み合わせて短パルスを発生させると共に、パルス振幅変調器の機能を持った請求項4及び請求項5の短パルス発生回路を用いてレーダ装置を構成しているので、レーダ装置のより一層の低消費電力化、小型化ができる。
以下に本発明の実施例を記載する。
本発明の実施例1(請求項2に該当)の短パルス発生回路10の構成とタイミング図を図1に示す。矩形波の入力信号a1は、抵抗R11及びR12で構成される分配回路1で二つに分けられ、一方の第1の信号a2はトランジスタQ31のベースに、また他方の第2の信号a3は遅延回路2に入力される。遅延回路2によってτ1時間遅延されて出力された第2の信号a4は、トランジスタQ31のエミッタに入力される。トランジスタQ31と、トランジスタQ31のコレクタとアース間に接続された抵抗R31とは波形整形回路3を構成しており、そのコレクタからは、エミッタ電位よりベース電位が高いときに、第1の信号a2の立ち上がりに同期してパルス幅τ1時間の短パルスが発生され出力信号a5として出力される。なお、図1では、遅延回路2をトランジスタQ31のエミッタ側に入れているが、ベース側に入れるようにしてもよい。その場合、短パルスの出力信号a5は第2の信号a3の立ち下がりに同期して発生し出力される。
本発明の実施例2(請求項3に該当)の短パルス発生回路11の構成とタイミング図を図2に示す。矩形波の入力信号a1は、抵抗R11及びR12で構成される分配回路1で二つに分けられ、一方の第1の信号a2は波形整形回路3のキャパシタc41に入力され、また他方の第2の信号a3は遅延回路2でτ1時間遅延され、遅延された第2の信号a4として波形整形回路3のトランジスタQ42のベースに入力される。波形整形回路3は、トランジスタQ41及びQ42で二つの入力信号の差動増幅を行うように構成されており、トランジスタQ41及びQ42のコレクタはそれぞれ抵抗R42及びR43を介してアースに接続され、また、それぞれのエミッタは共通の定電流源Iを介してアース電位より低位の電位VEEの定電圧源に接続されている。そして、トランジスタQ41のベースは、入力される信号の直流分が阻止されるようにキャパシタc41に接続されていると共に、アース電位と電位VEEの間の電位VTの定電圧源に抵抗R41を介して接続されている。従って、波形整形回路3のキャパシタc41に入力された第1の信号a2は、キャパシタc41でその直流分が阻止され、その後に電位VTが重畳された信号a21となってトランジスタQ41のベースに入力される。その結果、波形整形回路3は、トランジスタQ41のベース電位がトランジスタQ42のベース電位よりも高いとき、すなわち信号a21が信号a4よりも高い電位のときに、信号a21の立ち上がりに同期してパルス幅τ1時間の短パルスを発生し、トランジスタQ42のコレクタから出力信号a6として出力する。なお、短パルスの出力をQ41のコレクタとする場合は、出力信号a5となる。また、図2では、遅延回路2をトランジスタQ42のベース側に入れているが、トランジスタQ41のベースのキャパシタc41側に入れるようにしてもよい。その場合、短パルスの出力信号a6は第2の信号a3の立ち下がりに同期して発生する。
本発明の実施例3(請求項4に該当)の短パルス発生回路20の構成を図3に示す。短パルス発生回路20は、短パルス発生回路10と発振回路5とで構成されている。短パルス発生回路10は、上述の実施例1の図1と同一であるので詳細説明は省略する。短パルス発生回路10からは、矩形波の入力信号a1に基づいて発生された短パルスの出力信号a5(第1のパルスに該当)が出力されて、入力信号b1として発振回路5のトランジスタQ51のベースに入力される。発振回路5において、トランジスタQ51及びQ52のコレクタは共通の抵抗R51を介してアースに、トランジスタQ53のコレクタは抵抗R52を介してアースにそれぞれ接続され、またそれぞれのエミッタは共通の定電流源Iを介してアース電位より低位の電位VEEの定電圧源に接続されている。トランジスタQ52のコレクタは帰還回路51を介して自身のベースに、またトランジスタQ53のベースはアース電位と電位VEEの間の電位VTの定電圧源にそれぞれ接続されている。そして、トランジスタQ52とトランジスタQ53とは差動増幅を行うように構成されている。また、トランジスタQ52は、帰還回路51によりコレクタ電流をベースに正帰還させて、帰還回路51が持つ遅延時間τ2で決まる発振周期をもった発振器となっている。発振周期は[2×τ2]であり、例えばτ2が20psの場合は40ps(発振周波数25GHZ)となる。なお、発振はトランジスタQ52のオン・オフであるために、出力はパルス波となる。
このように構成された発振回路5において、入力信号b1がハイのとき(第1のパルスが入力されていないとき)は、トランジスタQ51がオンのために、トランジスタQ52のコレクタは強制的にロウにされる。その結果、トランジスタQ52はオフで発振停止状態である。しかし、入力信号b1がロウ(第1のパルスが入力されている状態)に変わると、トランジスタQ51がオフになり、トランジスタQ52はトランジスタQ51の制約から解放されて発振状態になり、入力信号b1が次にハイに変わるまで発振を続ける。この結果、発振によって生じたパルス波(第2のパルス)は、トランジスタQ52と差動増幅を行っているトランジスタQ53のコレクタから出力信号b2として出力される。
第1のパルスと第2のパルスとの関係を図4に示す。第1のパルスのパルス幅ΔTの中に複数の第2のパルスが発生される。これは、パルス信号で搬送波信号を振幅変調するパルス振幅変調であり、第1のパルスがパルス信号に、第2のパルスが搬送波信号に相当する。すなわち、この実施例3の短パルス発生回路20はパルス振幅変調器の機能を持っていると言える。
次に、別の実施例の発振回路6の構成を図5に示す。入力信号c1(第1のパルス)は、トランジスタQ61のベースに入力される。トランジスタQ61とトランジスタQ64とは、それぞれのエミッタが共通の定電流源Iを介してアース電位より低位の電位VEEの定電圧源に接続され、またトランジスタQ64のベースがアース電位と電位VEEの間の電位VT1の定電圧源に接続されて、差動増幅を行うように構成されている。トランジスタQ62及びQ63のコレクタはそれぞれ抵抗R61及びR62を介してアースに接続され、またそれぞれのエミッタはトランジスタQ61のコレクタに共通に接続されている。トランジスタQ62のコレクタは帰還回路61を介して自身のベースに接続され、またトランジスタQ63のベースはアース電位と電位VEEの間の電位VT2の定電圧源に、コレクタはトランジスタQ63のコレクタにそれぞれ接続されている。そして、トランジスタQ62とトランジスタQ63とは差動増幅を行うように構成されている。なお、トランジスタQ62が、帰還回路61によりコレクタ電流をベースに正帰還させて、帰還回路61が持つ遅延時間τ2で決まる発振周期をもった発振器であることは、上述の発振回路5の場合と同じである。
このように構成された発振回路6において、入力信号c1がロウのとき(第1のパルスが入力されていないとき)は、トランジスタQ61がオフのため、トランジスタQ62及Q63は強制的に非動作状態にされる。その結果、トランジスタQ62はオフで発振停止状態である。なお、トランジスタQ61と差動増幅を行うトランジスタQ64はオンであるので、そのコレクタはロウで出力信号c2もロウとなっている。しかし、入力信号c1がハイ(第1のパルスが入力されている状態)に変わると、トランジスタQ61がオンになり、トランジスタQ62はトランジスタQ61の制約から解放されて発振状態になり、入力信号c1が次にロウに変わるまで発振を続ける。この結果、発振によって生じたパルス波(第2のパルス)は、トランジスタQ62と差動増幅を行っているトランジスタQ63のコレクタから出力信号c2として出力される。第1のパルスと第2のパルスとの関係を図6に示す。第1のパルスのパルス幅ΔTの中に複数の第2のパルスが発生される。
なお、この発振回路6と短パルス発生回路10とを組み合わせて短パルス発生回路を構成する場合は、発振回路6の入力信号c1である第1のパルスがハイである必要があるために、短パルス発生回路10からの出力信号a5をインバータで反転する、短パルス発生回路10をPNPトランジタで構成して反転した出力信号a5とする等して入力する必要がある。また、前述の短パルス発生回路11を発振回路5と組み合わせて短パルス発生回路を構成する場合は、短パルス発生回路11から出力される、図2(b)に示す出力信号a5を発振回路5へ入力し、発振回路6と組み合わせる場合は、図2(b)に示す出力信号a6を発振回路6に入力するようにする。
本発明の実施例4(請求項5に該当)の短パルス発生回路21の構成を図7に示す。短パルス発生回路21は、短パルス発生回路10、可変遅延回路7及び発振回路5で構成されている。短パルス発生回路10は上述の実施例1の図1と同一であり、発振回路5は上述の実施例3の図3と同一であるので詳細説明は省略する。短パルス発生回路10からは、矩形波の入力信号a1に基づいて発生された短パルスの出力信号a5(第1のパルスに該当)が出力される。可変遅延回路7は、入力された第1のパルスを外部からの制御信号d1により指定された設定遅延時間だけ遅らせて、入力信号b1として発振回路5のトランジスタQ51のベースに入力する。そして、発振回路5は、第1のパルスのパルス幅に対応した数の第2のパルスを発生して、出力信号b2として出力する。なお、本発明の実施例4(請求項5に該当)の短パルス発生回路は、図7に示した短パルス発生回路21に限定されるものではなく、上述の実施例3で説明した短パルス発生回路に可変遅延回路7を組み合わせたものであればどれでもよい。
本発明の実施例5(請求項6に該当)の短パルス発生回路を用いたレーダ装置110の構成を図8に、タイミング図を図9に示す。送信用の短パルス発生回路101は、制御回路70から入力される矩形波の送信トリガe1に基づいて送信用のパルスe2を発生し、パルス振幅変調器(PAM)8へ出力する。なお、短パルス発生回路101は上述の実施例1の図1の短パルス発生回路10と同一のものである。搬送波発生器30は高周波の搬送波信号e3を発生しパルス振幅変調器8へ出力する。パルス振幅変調器8は、送信用のパルスe2で搬送波信号e3を振幅変調してパルス振幅変調信号e4を発生しRF送信部40へ出力する。RF送信部40は、帯域フィルタ(BPF)41、増幅器42及びアンテナ43で構成され、入力されたパルス振幅変調信号e4を帯域制限(直流分除去)して得られた信号e5を増幅し、送信波Pとしてアンテナから被測定物体100に向けて発射する。
また、受信用の短パルス発生回路102は、制御回路70から入力される矩形波の受信トリガf1に基づいてローカル信号用のパルスf2を発生し、可変遅延回路7へ出力する。なお、短パルス発生回路102は上述の実施例1の図1の短パルス発生回路10と同一のものである。可変遅延回路7は、入力されたローカル信号用のパルスf2を制御回路70からの制御信号d1により指定された設定遅延時間τ3だけ遅らせてパルス振幅変調器(PAM)9へ出力する。ローカル信号発生器60は高周波のローカル信号f4を発生しパルス振幅変調器9へ出力する。パルス振幅変調器9は、ローカル信号用のパルスf3でローカル信号f4を振幅変調してローカル用のパルス振幅変調信号f5を発生しRF受信部50へ出力する。RF受信部50は、帯域フィルタ(BPF)57、アンテナ54、低雑音増幅器(LNA)53、周波数変換器(MIX)52、低域フィルタ(LPF)55及びIF増幅器56で構成され、ローカル用のパルス振幅変調信号f5を入力し、帯域制限(直流分除去)して得られた信号Loと、被測定物体100から反射されて戻ってくる反射波Rをアンテナで受け、増幅して得られた信号Raとを混合し、得られた中間周波信号IFを帯域制限し、増幅して制御回路70に出力する。
制御回路70は、送信トリガe1を短パルス発生回路101に出力すると共に、RF受信部50から中間周波信号IFが出力されるように(換言すれば、被測定物体100からの反射波Rとこの反射波Rを中間周波信号IFに変換するためのローカル用の信号Loとの位相関係が一致するように)、送信トリガe1に対する遅延時間(例えば、3×Δτ+τ3)の調整を行った、受信トリガf1及び制御信号d1を、それぞれ短パルス発生回路102及び可変遅延回路7に出力する。具体的には、受信トリガf1は遅延時間がΔτステップで荒く設定され、制御信号d1は可変遅延回路7に設定する設定遅延時間をΔτの範囲を補完するように細かく設定される。なお、Δτは可変遅延回路7の可変できる設定遅延時間の範囲で、τ3はΔτより小さい遅延時間である。そして、制御回路70は、RF受信部50から入力される中間周波信号IFに基づいて反射信号Rの信号処理を行い、被測定物体100の距離や大きさの情報を取得する。
本発明の実施例6(請求項7に該当)の短パルス発生回路を用いたレーダ装置120の構成を図10に示す。この実施例の図10は、上述の実施例5の図8と次の点のみが異なる。すなわち、図8の短パルス発生回路101、搬送波発生器30及びパルス振幅変調器8は、図10の短パルス発生回路20に相当する。また、図8の短パルス発生回路102、可変遅延回路7、ローカル信号発生器60及びパルス振幅変調器9は、図10の短パルス発生回路21に相当する。従って、同一部分の詳細説明は省略する。
送信用の短パルス発生回路20は、制御回路70から入力される矩形波の送信トリガe1に基づいてパルス振幅変調信号e4を発生しRF送信部40へ出力する。なお、短パルス発生回路20は上述の実施例3の図3の短パルス発生回路20と同一のものである。RF送信部40は、入力されたパルス振幅変調信号e4を帯域制限(直流分除去)して得られた信号e5を増幅し、送信波Pとしてアンテナから被測定物体100に向けて発射する。
また、受信用の短パルス発生回路21は、矩形波の受信トリガf1及び内蔵されている可変遅延回路の設定遅延時間を変更するための制御信号d1を制御回路70から入力し、入力した受信トリガf1に対して制御信号d1で指定された設定遅延時間τ3だけ遅らせたローカル用のパルス振幅変調信号f5を発生しRF受信部50へ出力する。なお、短パルス発生回路21は上述の実施例4の図7の短パルス発生回路21と同一のものである。RF受信部50は、ローカル用のパルス振幅変調信号f5を入力し、帯域制限(直流分除去)して得られた信号Loと、被測定物体100から反射されて戻ってくる反射波Rをアンテナで受け、増幅して得られた信号Raとを混合し、得られた中間周波信号IFを帯域制限し、増幅して制御回路70に出力する。
制御回路70は、送信トリガe1を短パルス発生回路20に出力すると共に、RF受信部50から中間周波信号IFが出力されるように(換言すれば、被測定物体100からの反射波Rとこの反射波Rを中間周波信号IFに変換するためのローカル用の信号Loとの位相関係が一致するように)、送信トリガe1に対する遅延時間(例えば、3×Δτ+τ3)の調整を行った、受信トリガf1及び制御信号d1を短パルス発生回路21に出力する。具体的には、受信トリガf1は遅延時間がΔτステップで荒く設定され、制御信号d1は短パルス発生回路21に内蔵されている可変遅延回路に設定する設定遅延時間をΔτの範囲を補完するように細かく設定される。なお、Δτは短パルス発生回路21に内蔵されている可変遅延回路の可変できる設定遅延時間の範囲で、τ3はΔτより小さい遅延時間である。そして、制御回路70は、RF受信部50から入力される中間周波信号IFに基づいて反射信号Rの信号処理を行い、被測定物体100の距離や大きさの情報を取得する。
なお、上述の実施例1〜4において、分配回路1を二つの抵抗R1及びR2で構成される2抵抗分配としたが、図11に示す、直接分配、Y型分配又はΔ型分配を用いてもよい。また、波形整形回路3、発振回路5及び発振回路6において、バイポーラ型トランジスタをNPNとしたが、PNPを用いてもよいことは言うまでもない。更に、波形整形回路3、発振回路5及び発振回路6において、トランジスタをバイポーラ型トランジスタとしたが、電界効果型トランジスタを用いてもよいことは自明である。その場合、バイポーラ型トランジスタのベース、エミッタ及びコレクタは、それぞれ、電界効果型トランジスタのゲート、ソース(又はドレイン)及びドレイン(又はソース)に対応することになる。
本発明の実施例1の構成を示す図及びタイミング図 本発明の実施例2の構成を示す図及びタイミング図 本発明の実施例3の構成を示す図 本発明の実施例3の動作を説明するための図 本発明の実施例3の発振回路の変形例の構成を示す図 本発明の実施例3の発振回路の変形例の動作を説明するための図 本発明の実施例4の構成を示す図 本発明の実施例5の構成を示す図 本発明の実施例5のタイミング図 本発明の実施例6の構成を示す図 分配回路の変形例を示す図 従来の短パルス発生回路の構成を示す図 従来の別の短パルス発生回路の構成を示す図及びタイミング図
符号の説明
1・・・分配回路、2,91・・・遅延回路、3・・・波形整形回路、5,6・・・発振回路、7・・・可変遅延回路、8,9・・・パルス振幅変調器、10,101,102,11,20,21・・・短パルス発生回路、30・・・搬送波発生器、40・・・RF送信部、41,57・・・帯域フィルタ、42・・・増幅器、43,54・・・アンテナ、50・・・RF受信部、51,61・・・帰還回路、52・・・周波数変換器、53・・・低雑音増幅器、55・・・低域フィルタ、56・・・IF増幅器、60・・・ローカル信号発生器、70・・・制御回路、81・・・SRD、92,93,94・・・FET、100・・・被測定物体、110,120・・・短パルス発生回路を用いたレーダ装置。

Claims (7)

  1. 入力された矩形波を第1の信号と第2の信号に分ける分配回路(1)と、
    前記第1の信号と前記第2の信号との間に遅延時間差を生じさせる遅延回路(2)と、
    二つ以下のトランジスタを含んで構成され、前記第1の信号及び前記第2の信号を入力して前記遅延時間差に対応したパルス幅を有する第1のパルスを発生させる波形整形回路(3)とを備えたことを特徴とする短パルス発生回路。
  2. 前記波形整形回路が、一つの第1のトランジスタ(Q31)を含んで構成され、前記第1の信号を前記第1のトランジスタのベースに入力し、前記第2の信号を前記第1のトランジスタのエミッタに入力し、前記第1のトランジスタのコレクタからは前記遅延時間差に対応したパルス幅を有する前記第1のパルスを発生するようにしたことを特徴とする請求項1記載の短パルス発生回路。
  3. 前記波形整形回路が、二つの第2のトランジスタ(Q41)及び第3のトランジスタ(Q42)を含んで、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタのベースに入力される信号の差動増幅を行うように構成され、前記第1の信号を直流阻止用のキャパシタ(C41)を介して前記第2のトランジスタのベースに入力し、前記第2の信号を前記第3のトランジスタのベースに入力し、前記第3のトランジスタのコレクタからは前記遅延時間差に対応したパルス幅を有する前記第1のパルスを発生するようにしたことを特徴とする請求項1記載の短パルス発生回路。
  4. 請求項2又は請求項3記載の短パルス発生回路において、
    更に、第4のトランジスタ(Q52)を含む発振回路(5)を有し、前記第4のトランジスタのベースとコレクタとの間に発振の周期を決定するための遅延時間を生じさせる帰還回路(51)が備えられており、前記第1のパルスによって前記帰還回路を流れる電流を制御して、前記パルス幅に対応した数の、前記遅延時間で決定される前記発振の周期を有する第2のパルスを発生させることを特徴とする短パルス発生回路。
  5. 請求項2又は請求項3記載の短パルス発生回路において、
    更に、前記第1のパルスを入力して前記第1のパルスを所望の時間遅延して出力する、制御信号により設定遅延時間が変更可能にされた可変遅延回路(7)と、
    第4のトランジスタ(Q52)を含む発振回路(5)とを有し、前記第4のトランジスタのベースとコレクタとの間に発振の周期を決定するための遅延時間を生じさせる帰還回路(51)が備えられており、前記可変遅延回路から出力された第1のパルスによって前記帰還回路を流れる電流を制御して、前記パルス幅に対応した数の、前記遅延時間で決定される前記発振の周期を有する第2のパルスを発生させることを特徴とする短パルス発生回路。
  6. 矩形波の送信トリガを入力して送信用のパルスを発生する請求項2又は請求項3記載の短パルス発生回路(101)と、
    高周波の搬送波信号を発生する搬送波信号発生器(30)と、
    前記送信用のパルスと前記搬送波信号とを入力してパルス振幅変調信号を出力するパルス振幅変調器(8)と、
    前記パルス振幅変調信号を増幅し、送信波として被測定物体に向けてアンテナから発射するRF送信部(40)と、
    矩形波の受信トリガを入力してローカル信号用のパルスを発生する請求項2又は請求項3記載の短パルス発生回路(102)と、
    前記ローカル信号用のパルスを入力して、制御信号により指定された設定遅延時間だけ遅らせて出力する可変遅延回路(7)と、
    高周波のローカル信号を発生するローカル信号発生器(60)と、
    前記可変遅延回路から出力されるローカル信号用のパルスと前記ローカル信号とを入力してローカル用のパルス振幅変調信号を出力するパルス振幅変調器(9)と、
    前記ローカル用のパルス振幅変調信号を入力し、帯域制限して得られた信号と、被測定物体から反射されて戻ってくる反射波をアンテナで受け、増幅して得られた信号とを混合して中間周波信号を出力するRF受信部(50)と、
    前記送信トリガを出力すると共に、前記RF受信部から前記中間周波信号が出力されるように、前記送信トリガに対する遅延時間の調整を行った、前記受信トリガ及び前記制御信号をそれぞれ出力し、かつ、前記中間周波信号を入力して前記反射信号の信号処理を行う制御部(70)とを備えたことを特徴とする短パルス発生回路を用いたレーダ装置。
  7. 矩形波の送信トリガを入力してパルス振幅変調信号を発生する請求項4記載の短パルス発生回路(20)と、
    前記パルス振幅変調信号を増幅し、送信波として被測定物体に向けてアンテナから発射するRF送信部(40)と、
    矩形波の受信トリガを入力すると共に、内蔵されている可変遅延回路の設定遅延時間を変更するための制御信号を入力して、前記受信トリガに対して当該制御信号により指定された設定遅延時間だけ遅らせたローカル用のパルス振幅変調信号を発生する請求項5記載の短パルス発生回路(21)と、
    前記ローカル用のパルス振幅変調信号を入力し、帯域制限して得られた信号と、被測定物体から反射されて戻ってくる反射波をアンテナで受け、増幅して得られた信号とを混合し、得られた中間周波信号を出力するRF受信部(50)と、
    前記送信トリガを出力すると共に、前記RF受信部から前記中間周波信号が出力されるように、前記送信トリガに対する遅延時間の調整を行った、前記受信トリガ及び前記制御信号をそれぞれ出力し、かつ、前記中間周波信号を入力して前記反射信号の信号処理を行う制御部(70)とを備えたことを特徴とする短パルス発生回路を用いたレーダ装置。

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