JP2005047894A - 少なくとも1の親水性オルガノポリシロキサン、少なくとも1の炭化水素オイル及び少なくとも1の短鎖炭化水素エステルを含む化粧料組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも1の親水性基を有する少なくとも1のオルガノポリシロキサンを、該オルガノポリシロキサンと相溶性でない少なくとも1の炭化水素オイルとともに含む化粧料組成物であって、それが、40未満の炭素原子を含む少なくとも1の炭化水素エステルの有効量を相溶化剤として追加的に含む組成物。
【選択図】なし
Description
表現“オイル”は室温(25℃)及び大気圧(760mmHg)において液状である非水性の任意の媒体を意味すると理解される、
表現“炭化水素エステル”とは、少なくとも1のエステル官能基を含む炭化水素化合物を意味すると理解される、
表現“オルガノポリシロキサン”はシロキシの繰り返し単位から成る重合性骨格を含むポリマーを意味すると理解され、該繰り返し単位は環状、直鎖、又は分岐状単位、例えば低級ジアルキルシロキシ単位例えば特にジメチルシロキシ単位であり得る、
表現“親水性オルガノポリシロキサン”は、少なくとも1の親水性基を有するオルガノポリシロキサンを意味すると理解され、該親水性基はオルガノポリシロキサン骨格又はの末端の1つに、又はオルガノポリシロキサン骨格にグラフトされている、
表現“親水性基”とは、オルガノポリシロキサンに親水性を与える基を意味すると理解される。親水性基の例は、ヒドロキシ、ポリエチレンオキシ、ヒドロキシル、カルボキシレート、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、及びアミンである、
表現“非揮発性”化合物又は媒体は、皮膚、口唇、又は表面的な体の成長物の上に数時間残りやすい任意の化合物又は媒体を意味すると理解される。非揮発性の媒体は特に、室温(25℃)及び大気圧(760mmHg)において、ゼロではない、2×10-2mmHg(2.66Pa)未満の蒸気圧を有する、
表現“相溶性ではない”とは、オルガノポリシロキサンが10又はそれくらいの百分率のスケールで導入されるとき、60℃において、炭化水素オイルを含む直径1〜2cmの試験管中において裸眼で観察される曇り又は相分離の存在下、明らかになる非相溶性の状態を意味すると理解される、
pは0〜5であり、qは0〜100であり、rは0〜50であり、p又はqは0とは異なる、
単位(C2H4O)及び(C3H6O)はランダムに又はブロックで分布されていてもよい、及び
Xは水素又はC1〜C10のアルキル基であり、ここで、ヒドロキシル、チオール、アミン、カルボキシル、カルボキシレート、アミド、ホスフェート、サルフェート、及びスルホネートタイプの1以上の官能基で適切に置換されている。
R1、R2,R3、R4、R5、R6,R7、R8、R9及びR10は互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖、分岐状、又は環状のC1〜C6のアルキル基を表す、
HPは少なくとも1の、上で定義された親水性基を含む基である、
LPは親油性基である、
Xは1〜5,000である;yは0〜5,000である;zは0〜5,000である。
Claims (41)
- 少なくとも1の親水性基を有する少なくとも1のオルガノポリシロキサンを、該オルガノポリシロキサンと相溶性でない少なくとも1の炭化水素オイルとともに含む化粧料組成物であって、該組成物が40未満の炭素原子を含む少なくとも1の炭化水素エステルの有効量を相溶化剤として追加的に含むことを特徴とする組成物。
- 炭化水素エステルが非揮発性であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 該エステルがモノエステルであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成物。
- 炭化水素エステルが式RCOOR´に対応し、ここでRCOOは2〜28の炭素原子を含むカルボン酸残基を表し、R´は1〜28の炭素原子を含む炭化水素鎖を表すことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
- 炭化水素エステルがC10〜C25であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
- 炭化水素エステルがC14〜C22であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。
- 前記エステルが脂肪酸の合成エステル、ヒドロキシル化エステル、ネオペンタン酸エステル、イソノナン酸エステル、イソプロピルアルコールエステル、及びそれらの混合物から選ばれることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
- 該エステルが、プルセリンオイル、イソプロピルミリステート、エチルパルミテート、オクチルステアレート;イソステアリルラクテート、オクチルヒドロキシステアレート、ジイソプロピルアジペート、脂肪アルコールのヘプタノエート、オクタノエート、デカノエート;イソデシルネオペンタノエート、イソトリデシルネオペンタノエート、イソステアリルネオペンタノエート、2−オクチルドデシルネオペンタノエート、イソノニルイソノナノエート、オクチルイソノナノエート、イソデシルイソノナノエート、イソトリデシルイソノナノエート、イソステアリルイソノナノエート、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルステアレート又はイソステアレート、セチルオクタノエート、トリデシルオクタノエート、2−エチルヘキシル4−ジヘプタノエート及びパルミテート、アルキルベンゾエート、ポリエチレングリコールジヘプタノエート、プロピレングリコール2−ジエチルヘキサノエート、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
- 前記エステルがイソノニルイソノナノエートであることを特徴とする、請求項8に記載の組成物。
- 前記エステルが、該組成物の合計重量に対して5〜90重量%の量で存在することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記エステルが、該組成物の合計重量に対して10〜60重量%の量で存在することを特徴とする、請求項10に記載の組成物。
- 前記エステルが、該組成物の合計重量に対して20〜50重量%の量で存在することを特徴とする、請求項11に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンの親水性基が、飽和又は不飽和の炭化水素基であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記親水性基が1以上のヘテロ原子を含むことを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
- 前記へテロ原子が酸素又は硫黄から選択されることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
- 前記親水性基が少なくとも1の親水性基で置換されていることを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
- 親水性基が、ヒドロキシル、カルボキシル、カルボキシレート、チオール、アミン、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、ヒドロキシポリエチレンオキシ官能基から選択されることを特徴とする、請求項16に記載の組成物。
- C1〜C10のアルキル基である前記Xが、ヒドロキシル、チオール、アミン、カルボキシル、カルボキシレート、アミド、ホスフェート、サルフェート、及びスルホネートから選択された1以上の官能基で置換されていることを特徴とする、請求項18に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンが少なくとも1のヒドロキシポリエチレンオキシ基を有することを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンの親水性基が、ヒドロキシル、カルボキシル、カルボキシレート、チオール、アミン、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、及びヒドロキシポリエチレンオキシ官能基から選択されることを特徴とする、請求項21に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンがポリエチレングリコールジメチコンから選択されることを特徴とする、請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンがコポリオールジメチコンから選択されることを特徴とする、請求項1〜23のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記コポリオールジメチコンが、コポリオールセチルジメチコン及びそれらの誘導体から選択されることを特徴とする、請求項24に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンが全体的に又は部分的にフッ素化されていてもよいことを特徴とする、請求項1〜25のいずれか1項に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンが、組成物の合計重量に対して0.1〜50重量%の量で存在することを特徴とする、請求項1〜26のいずれか1項に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンが、組成物の合計重量に対して0.5〜40重量%の量で存在することを特徴とする、請求項27に記載の組成物。
- オルガノポリシロキサンが、組成物の合計重量に対して1〜30重量%の量で存在することを特徴とする、請求項28に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが非極性であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが非揮発性であることを特徴とする、請求項1〜30のいずれか1項に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが、動物起源のオイル、植物性炭化水素オイル、鉱物又は合成起源の直鎖又は分岐状の炭化水素オイルから選択されることを特徴とする、請求項1〜31のいずれか1項に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが、ペルヒドロスクワレン、4〜24の炭素原子の脂肪酸の液状トリグリセリド、ヘプタン酸トリグリセリド又はオクタン酸トリグリセリド、ヒマワリ、トウモロコシ、大豆、ヘチマ、グレープシード、胡麻、菜種、ヘーゼルナッツ、アプリコット、マカデミア、ヒマシ、及びアボガドの各オイル、カプリルトリグリセリド/カプリン酸トリグリセリド、ホホバオイル、シアバター;パラフィンオイル及びそれらの誘導体、石油ゼリー、ポリデセン、水素化ポリイソブテン;部分的にフッ素化された炭化水素オイル、脂肪フッ素化シリコーンオイル、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項32に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが水素化ポリイソブテンタイプのイソパラフィンであることを特徴とする、請求項33に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが、組成物の合計重量に対して3.5〜50重量%の量で存在することを特徴とする、請求項1〜34のいずれか1項に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが、組成物の合計重量に対して4〜40重量%の量で存在することを特徴とする、請求項35に記載の組成物。
- 炭化水素オイルが、組成物の合計重量に対して4〜35重量%の量で存在することを特徴とする、請求項36に記載の組成物。
- 該組成物が少なくとも1のフィラー及び/又は少なくとも1の着色物質を追加的に含むことを特徴とする、請求項1〜37のいずれか1項に記載の組成物。
- 該組成物が、ファンデーション、頬紅又はアイシャドウ、口紅、ケア下地又は口唇のためのバーム、コンシーラー製品、アイライナー及び/又はマスカラの形で提供されることを特徴とする、請求項1〜38のいずれか1項に記載の組成物。
- 請求項1〜39のいずれか1項に記載の組成物の、口唇、皮膚、又は表面的な体の成長物への塗布を含む、皮膚、口唇、又は表面的な体の成長物の化粧的なトリートメントのための又はメイクアップするための方法。
- 請求項1〜39のいずれか1項に記載の組成物の使用を含む、皮膚、口唇又は表面的な体の成長物のメイクアップを得る方法。
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