JP2005047712A - 産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無駄なエンジン動作時間を削減することができる、産業車両の管理装置及び産業車両を提供する。
【解決手段】 管理装置30において、車速検出I/F36を介して入力される車速センサ23からの検出値がゼロであり(S1:NO)、荷役操作検出I/F37を介して入力される各荷役レバー操作検出スイッチ24からの検出値のいずれかが操作状態でなく(S2:NO)、エンジン回転検出I/Fを介して入力されるエンジン回転検出センサ21からの検出値がゼロでなく又はオルタネータ発電検出I/F37を介して入力されるオルタネータ発電センサ22からの検出値がLowである場合(S3:YES)、放置連続時間を1秒加算する(S4)。そして、放置連続時間が30秒以上である場合に(S5:YES)、放置連続時間を放置積算時間に加算する(S6〜8)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両に関し、特に荷役車両等の内燃式エンジンを搭載した産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両に関する。
従来から、荷役車両等の内燃式エンジンを搭載した産業車両には、車両の稼動状態などを把握するための管理装置が搭載されている。管理装置には、車両に搭載されている各種センサを介して、車両の稼動状態を示すデータが蓄積される。そして、管理装置に蓄積されたデータを基にグラフ表示処理など行い、産業車両の効率的な運用管理やメンテナンス維持管理が行われている。
例えば、特許文献1には、管理装置として、車両の計測データと運転状態データを収集するオンライン収集装置が設けられおり、オンライン収集装置からのデータに基づいて、部品の交換時期が判断され、車両の稼動効率のアップを実現している。
特開2002−187689号公報(図1、段落0024)
しかしながら、従来の技術においては、内燃式エンジンを搭載した産業車両がどの程度無駄な使い方がされているか、という観点から管理装置が利用されていなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、無駄なエンジン動作時間を削減することができる、産業車両の管理装置、産業車両の管理システム、及び産業車両を提供するものである。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するために、本発明に係る産業車両の管理装置は、内燃式エンジンを搭載した産業車両に備えられる管理装置であって、前記車両の速度を検出するための車速検出手段と、前記車両の荷役操作を検出するための荷役操作検出手段と、前記エンジンの回転又は前記エンジンによる発電の有無を検出するためのエンジン動作検出手段と、前記車速検出手段における検出及び前記荷役操作検出手段における検出がなく、且つ、前記エンジン動作検出手段における検出がある時間を放置時間として計測するための放置時間計測手段と、前記放置時間検出手段により計測された前記放置時間が所定の閾値以上である場合に、当該放置時間を放置積算時間として蓄積するための記憶手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によると、内燃式エンジンを搭載した産業車両について、走行又は荷役操作が行われていないのにも関わらずエンジン動作が行われている無駄なエンジン動作時間を把握することができる。従って、作業者への指導に利用したり、エミッション削減の為の数値データとして利用することにより車両の無駄な使用を減らし、効率的な使用を行うことができる。
また、放置時間が所定の閾値以上である場合にのみ、その放置時間全体を放置積算時間として蓄積し把握するようにしたので、作業者が本来エンジンを切るべきであった無駄なエンジン動作時間のみが計測され、放置積算時間をより精度よく把握することができる。換言すれば、放置連続時間Aが閾値未満の少しの間である場合も放置積算時間に蓄積されてしまうと、エンジンを停止できないわずかな時間も放置積算時間に積算されてしまい、放置積算時間が無駄なエンジン動作時間を現す妥当な値にならないという不都合が生じてしまうが、その不都合を回避できる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記車両を運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を更に備え、前記記憶手段は、前記個人コード入力手段から入力された前記個人コードを、当該記憶手段に蓄積される前記放置積算時間と対応付けて更に記憶することが望ましい。
この構成によると、放置積算時間が個人コードと対応付けて記憶されるため、無駄なエンジン動作時間を発生させた作業者を特定して管理することができる。即ち、無駄なエンジン動作時間を作業者毎に把握することができる。そして、作業者毎の指導も容易に行うことができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段は、前記放置積算時間を所定の単位時間毎に記憶することが望ましい。
この構成によると、無駄なエンジン動作時間である放置積算時間の所定の単位時間毎の値を把握することができる。従って、任意の期間内における無駄なエンジン動作時間の管理を行うことができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記所定の閾値は変更することが可能であることが望ましい。
この構成によると、走行又は荷役操作が行われていない時間が少しの間である場合は計測が行われず、十分エンジンをオフする余裕があった時間のみを計測することができる。従って、無駄なエンジン動作時間をより精度よく把握することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段で記憶された前記放置積算時間を端末装置に送信するための通信手段を更に備えることが望ましい。
この構成によると、端末装置において無駄なエンジン動作時間を把握することができる。従って、遠隔地において複数の車両から情報を収集することにより集中的に車両を管理することができ、また、必要に応じて個々の車両から情報を収集することにより個別的に車両を管理することもできる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段は、前記エンジン動作検出手段における検出がある時間をエンジン動作時間として更に記憶することが望ましい。
この構成によると、車両について、更にエンジン動作が行われている時間を把握することができる。従って、エンジン動作時間と無駄なエンジン動作時間とを比較することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記車両を運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を更に備え、前記記憶手段は、前記個人コード入力手段から入力された前記個人コードを、当該記憶手段に記憶される前記エンジン動作時間と対応付けて更に記憶することが望ましい。
この構成によると、エンジン動作時間が個人コードと対応付けて記憶されるため、エンジン動作時間を作業者毎に把握することができる。そして、作業者毎の指導も容易に行うことができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段は、前記エンジン動作時間を所定の単位時間毎に記憶することが望ましい。
この構成によると、所定の単位時間毎のエンジン動作時間を把握することができる。従って、任意の期間内におけるエンジン動作時間を管理することができる。
また、本発明に係る産業車両の管理装置は、前記記憶手段で記憶された前記放置積算時間及び前記エンジン動作時間を端末装置に送信するための通信手段を更に備えることが望ましい。
この構成によると、端末装置において無駄なエンジン動作時間と共にエンジン動作時間を把握することができる。従って、遠隔地において複数の車両から情報を収集することにより集中的に車両を管理することができ、また、必要に応じて個々の車両から情報を収集することにより個別的に車両を管理することもできる。
また、前述の課題を解決するために、本発明に係る産業車両の管理システムは、複数の産業車両にそれぞれ備えられる前述した本発明の産業車両の管理装置を複数備える産業車両の管理システムであって、前記複数の管理装置から前記各通信手段を介して前記各記憶手段に記憶された内容を受信する前記端末装置を備えていることを特徴とする。
この構成によると、複数の産業車両の運転がそれぞれ個別に行われている場合であっても、各産業車両の無駄なエンジン動作時間を端末装置にて一括して把握することができる。
また、複数の管理装置が、それぞれ個人コード入力手段を備えていて入力された個人コードを記憶手段にて放置積算時間と対応付けて記憶するものである場合は、複数の産業車両間において作業者が産業車両を移動して運転を行うようなときであっても、作業者毎の無駄なエンジン動作時間を端末装置にて一括して把握することができる。
従って、複数の産業車両で運転が行われる場合における作業者への指導に利用したり、エミッション削減の為の数値データとして利用することにより各車両の無駄な使用を減らして効率的な使用を行うことができる。
また、前述の課題を解決するために、本発明に係る産業車両は、前述した本発明の産業車両の管理装置を備える産業車両であることを特徴とする。
この構成によると、前述した本発明の産業車両の管理装置と同様の効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
<産業車両及び産業車両の管理装置の概要>
まず、本実施形態に係る産業車両及び産業車両の管理装置の概要について図2及び図3に基づいて説明する。図2は、本実施形態に係る産業車両としてのフォークリフト及び管理装置の概略構成図である。図3は、本実施形態に係る産業車両としてのフォークリフトの側面図である。
図2及び図3に示すように、フォークリフト1は、前輪駆動・後輪操舵の四輪車である。フォークリフト1には、左右一対のアウタマスト2間に昇降可能にインナマスト3が設けられている。
インナマスト3には、その上部に図示されないスプロケットに掛装された図示
されないチェーンを介してフォーク4が昇降可能に吊り下げられている。
アウタマスト2は、フォークリフトの車体である車体フレーム1aに対して、ティルトシリンダ5を介して傾動可能に連結されている。
フォーク4は、リフトシリンダ6が駆動されてインナマスト3が上下動することにより昇降するようになっている。
前輪7は、フォークリフト1の左右に設けられ、デフリングギア8及び図示されない変速機を介して内燃式エンジン9と作動連結され、内燃式エンジン9の動力によって駆動される。そして、車体フレーム1aの後下部には、車軸としてのリアアクスル10が車幅方向へ延びた状態でセンタピン10aを中心に上下方向に揺動可能に支持されている。
後輪11は、走行輪としてフォークリフト1の左右に設けられ、リアアクスル10に配設された図示されないステアリングシリンダの左右一対のピストンロッドに操向可能に作動連結され、ハンドル12の操作によってステアリングシリンダが駆動されることにより操舵される。
エンジン9は、内燃式エンジンであり、ガソリンや軽油により駆動される。オルタネータ(発電機)13は、エンジン9に連結され、エンジン9の駆動により発電するようになっている。
図2に示すように、フォークリフト1には、エンジン回転検出センサ21、オルタネータ発電センサ22、車速センサ23、図示しない荷役操作部の操作を検出する荷役操作部操作検出スイッチ24が設けられている。これらのセンサ21〜24の検出値は、管理装置30に出力される。荷役操作部とは、例えばリフト上昇レバー、リフト下降レバー、ティルト前傾レバー、ティルト後傾レバー等のほか、アタッチメントなどを含む全ての荷役装置を操作するための操作部のことである。また荷役操作部操作検出スイッチ24とは、例えばリフト上昇スイッチ、リフト下降スイッチ、ティルト前傾スイッチ、ティルト後傾スイッチ等のほか、アタッチメントなどを含む全ての荷役装置の操作部の操作を検出するためのスイッチのことである。
エンジン回転検出センサ21は、エンジン9の回転を検出することにより、エンジン9の動作状態を検出するために設けられたものである。
オルタネータ発電センサ22は、Hi及びLow信号に基づいてオルタネータ13の発電の有無(Hiが無し、Lowが有り)を検出することにより、エンジン9の動作状態を検出するために設けられたものである。
車速センサ23は、デフリングギヤ8の回転速度を検出してフォークリフト1の車速を間接的に検出することにより、フォークリフト1の走行状態を検出するためのものである。
荷役操作部操作検出スイッチ24は、フォークリフト1の荷役操作状態を検出するためのものである。
荷役操作部操作検出スイッチ24は個々の荷役装置の荷役操作部にそれぞれ取り付けられていて、各荷役操作部の操作状態を検出する。例えば、荷役操作部操作検出スイッチ24は荷役操作部の非操作状態ではオフされており、荷役操作部が操作されるとオンするようになっている。
次に、フォークリフト1の管理装置30の電気的構成について、図1に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る産業車両の管理装置のブロック図である。
管理装置30には、CPU(中央演算処理装置)31、ROM(読取専用メモリ)32、RAM(読取書込可能メモリ)33、リアルタイムクロックIC34、バックアップ電池35、車速検出手段を構成する車速検出インターフェース(車速検出I/F)36、荷役操作検出手段を構成する荷役操作検出インターフェース(荷役操作検出I/F)37、エンジン動作検出手段を構成するエンジン回転検出インターフェース(エンジン回転検出I/F)38、同じくエンジン動作検出手段を構成するオルタネータ発電検出インターフェース(オルタネータ発電検出I/F)39、通信手段を構成する通信インターフェース(通信I/F)40等が備えられている。
放置時間計測手段を構成するCPU31には、車速センサ23からの検出値が車速検出インターフェース36を介して入力される。また、CPU31には、荷役操作部操作検出スイッチ24からの検出値が荷役操作検出インターフェース37を介して入力される。また、CPU31には、エンジン回転検出センサ21からの検出値がエンジン回転検出インターフェースを介して入力される。また、CPU31には、オルタネータ発電センサ22からの検出値がオルタネータ発電検出インターフェース37を介して入力される。
ROM32には、管理装置30としての処理をするためのプログラム(後述する図4に示すフローチャートを参照。)が記憶されており、適宜(本実施形態では、1秒毎)CPU31により読み出されて実行される。また、記憶手段を構成するRAM33には、管理装置30としての処理をするためのプログラムの実行により生成されるデータ(後述する放置連続時間A、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間D、エンジン動作時間E)を記憶する。尚、RAM33にはバックアップ電池35が接続されて電源供給遮断時にバックアップ電池35から電源供給される様になっており、記憶されているデータが損失されないようになっている。
リアルタイムクロックIC34は、CPU31に接続されており、時刻に関するデータが入力される。尚、リアルタイムクロックIC34にはバックアップ電池35が接続されており、電源供給遮断時にバックアップ電池35から電源供給される様になっている。
通信インターフェース40は、管理装置30としての処理をするためのプログラムの実行により生成されるデータ(後述する放置連続時間A、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間D、エンジン動作時間E)を外部に接続されたコンピュータ(端末装置)50に対して出力する。尚、通信インターフェース40は、無線通信のものであっても、有線通信のものであってもよい。
<管理装置の処理の手順>
次に、管理装置30としての処理をするためのプログラムについて、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る管理装置の処理の手順について説明したフローチャートである。尚、本実施形態においては、1秒毎に本プログラムがROM32から読み出されてCPU31により実行される。また、後述する放置連続時間(放置時間)A、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間Dは、本プログラムを開始する前は0であるが、本プログラムが一度開始された後はRAM33に記憶されるものである。
図4に示すように、まず、フォークリフト1が走行中かどうかが判断される(ステップS1)。フォークリフト1が走行中かどうかは、車速検出インターフェース36を介して入力される車速センサ23からの検出値がゼロでないかどうかにより判断される。
フォークリフト1が走行中である場合(ステップS1:YES)は、走行積算時間Cを1秒加算してRAM33に記憶する(ステップS9)。
そして、フォークリフト1が荷役操作中かどうかが判断される(ステップS10)。フォークリフト1が荷役操作中かどうかは、荷役操作検出インターフェース37を介して入力される各荷役操作部操作検出スイッチ24からの検出値のいずれかがオン(操作状態)であるかどうかにより判断される。
フォークリフト1が荷役操作中である場合(ステップS10:YES)は、荷役積算時間Dを1秒加算してRAM33に記憶し(ステップS11)、ステップS12に進む。一方、フォークリフト1が荷役操作中で無い場合(ステップS11:NO)は、ステップS12に進む。ステップS12では、放置連続時間Aを0クリアし、プログラムを終了する。
一方、フォークリフト1が走行中で無い場合(ステップS1:NO)は、フォークリフト1が荷役操作中かどうかが判断される(ステップS2)。フォークリフト1が荷役操作中かどうかの判断は、上述のステップS10と同様である。
フォークリフト1が荷役操作中である場合(ステップS2:YES)は、ステップS11に進む。一方、フォークリフト1が荷役操作中で無い場合(ステップS2:NO)は、フォークリフト1のエンジン9が稼動中かどうかが判断される(ステップS3)。エンジン9が稼動中かどうかは、エンジン回転検出インターフェースを介して入力されるエンジン回転検出センサ21からの検出値がゼロでないかどうか、あるいは、オルタネータ発電検出インターフェース37を介して入力されるオルタネータ発電センサ22からの検出値がLowであるかどうかにより判断される。
エンジン稼動中で無い場合(ステップS3:NO)は、ステップS12に進む。一方、エンジン稼動中である場合(ステップS3:YES)は、放置連続時間Aを1秒加算してRAM33に記憶し(ステップS4)、放置連続時間Aが30秒以上かどうかを判断する(ステップS5)。
放置連続時間Aが30秒以上で無い場合(ステップS5:NO)は、プログラムを終了する。一方、放置連続時間Aが30秒以上である場合(ステップS5:YES)は、放置連続時間Aが30秒丁度であるかどうかが判断される(ステップS6)。そして、放置連続時間Aが30秒丁度で無い場合は(ステップS6:NO)、放置積算時間Bに1秒を加算してRAM33に記憶して(ステップS7)、プログラムを終了する。一方、放置連続時間Aが30秒丁度である場合は(ステップS6:YES)、放置積算時間Bに30秒を加算してRAM33に記憶して(ステップS8)、プログラムを終了する。
このように、管理装置30によれば、フォークリフト1について、走行又は荷役操作が行われていないのにも関わらず30秒以上に渡ってエンジン動作が行われている無駄なエンジン動作時間を放置積算時間Bとして把握することができる。
その結果、作業者への指導に利用したり、エミッション削減の為の数値データとして利用することによりフォークリフト1の無駄な使用を減らし、効率的な使用を行うことができる。
また、コンピュータ50において無駄なエンジン動作時間である放置積算時間Bを把握することができる。
図6に、外部に接続されたコンピュータ(端末装置)50に表示される管理データの具体例を示す。特定のフォークリフト(図示例では1号機)に於ける、特定日(図示例では2003年2月24日)の、エンジンオン時間(エンジン動作時間E、後述する方法によりRAM33に記憶)、走行時間(走行積算時間C)、荷役時間(荷役積算時間D)、無駄なエンジンオン時間(放置積算時間B)を表示したものである。
その結果、遠隔地において複数のフォークリフト1から情報を収集することにより集中的にフォークリフト1を管理することができ、また、必要に応じて個々のフォークリフト1から情報を収集することにより個別的にフォークリフト1を管理することもできる。
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。また、第1実施形態においては、次のような発明を実施することもできる。
上述の実施形態では、放置連続時間A、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間DをRAM33に記憶しているが、それに限られない。
例えば、所定の単位時間毎に放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間DをRAM33に記憶しても良い。
表1は所定の単位時間を10分とした場合の各積算時間をRAM33へ記憶する方法を説明したものである。
Figure 2005047712
この表において、RAM番地XからRAM番地X+11までが一つの所定時間内データ記憶領域(所定の単位時間10分間に対応するデータの記憶領域)となる。RAM番地X+12からRAM番地X+23、RAM番地X+24からRAM番地X+35もそれぞれ一つの所定時間内データ記憶領域である。
この場合、フォークリフト1の稼動開始(管理装置30への電力供給開始)時に、対応する所定時間内データ記憶領域が存在しない場合、放置連続時間A、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間Dを0クリアし、記憶開始日時を加えた所定時間内データ記憶領域を作成する。ただし、前記記憶開始日時は、分の1桁目を0とし、必ず10の倍数になるようにする。例えば、表1のRAM番地Xから始まるデータは、2003年5月6日9時12分にフォークリフト1が稼動開始された場合であり、9時10分から9時19分の10分間の各積算時間が積算されることになる。
また、そのまま稼動が継続され、9時20分になった場合は、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間Dを0クリアし、放置連続時間Aのみは図4のフローチャートのクリア条件に従って処理する。そして、所定時間内データ記憶領域をRAM33に追加する(表1のRAM番地X+12からRAM番地X+23に相当)。このようにすれば連続して9時20分からの10分間の各積算時間を積算することが可能である。
もし10分間の間にフォークリフト1の稼動が中断されて、装置への電源供給が遮断されても、RAM33はバックアップ電池35によりそのデータが保持されているため、10分間のデータとして扱うことに何ら支障はない。また、フォークリフト1が稼動中断、再稼動を繰り返しても、所定時間内データ記憶領域が存在している場合は、その領域の各積算時間に積算していくことで、支障なく各積算時間の継続積算・記憶が可能である。
この場合、無駄なエンジン動作時間である放置積算時間Bの所定の単位時間毎の値を把握することができる。従って、任意の期間内における無駄なエンジン動作時間の管理を行うことができる。
RAM33は、コンピュータ50にデータを出力することでRAM33からデータを消去し、新たなデータを記憶するようにしてもよい。または、出力の有無に関わらずRAM33の記憶番地がオーバーフローしたときは先頭番地に戻りデータを上書き記録していき、コンピュータ50からの要求に応じたデータのみをRAM33から検索し出力するようにしても良い。
また、例えば、エンジン動作時間も合わせてRAM33に記憶するようにしても良い。即ち、管理装置30としての処理をするためのプログラムの変形例において(図5のフローチャート図参照。)、プログラム開始前にエンジン動作時間Eを0に設定しておき、プログラム開始後はエンジン稼動中である場合(ステップS101:YES)に、エンジン動作時間Eを1秒加算するようにしてRAM33に記憶するようにする(ステップS102)。この場合、フォークリフト1について、更に、エンジン動作が行われている時間を把握することができる。従って、エンジン動作時間Eと放置連続時間Aとの比較により、無駄なエンジン動作時間を把握することができる。
尚、図5のフローチャート図におけるステップS103〜S113は、図5のフローチャート図におけるステップS1、S2、S4〜S12と同様であり、その説明を省略する。
更に、例えば、所定の単位時間毎にエンジン動作時間EをRAM33に記憶しても良い。この場合は、表1において説明した所定の単位時間毎に走行積算時間C、荷役積算時間DをRAM33に記憶する方法と同様の方法で行う。
この場合、所定の単位時間毎のエンジン動作時間Eを把握することができる。従って、任意の期間内におけるエンジン動作時間の管理を行うことができる。
また、上述の実施の形態では、所定の閾値として30秒と設定している。これは、走行又は荷役操作が行われていない放置連続時間Aが少しの間である場合は計測が行われず、十分エンジンをオフする余裕があった時間のみを計測することにより、無駄なエンジン動作時間である放置積算時間Bをより精度よく把握するためである。その閾値は、それに限られず、ユーザにより所定の閾値に変更しても良い。
また、管理装置30Aは、図7に示すように、走行荷役コントローラ44と、管理装置41との組み合わせとすることができる。走行荷役コントローラ44は、走行と荷役を制御するために既に設けられているものである。この走行荷役コトローラ44は、荷役操作に関するデータ、エンジン回転検出に関するデータ、及びオルタネータ発電に関するデータを保有している。そのため、走行荷役コントローラ44の通信インターフェース42と、管理装置41との通信インターフェース43とを接続し、走行荷役コントローラ44の荷役操作に関するデータ、エンジン回転検出に関するデータ、及びオルタネータ発電に関するデータを管理装置41のCPU31に読み込ませる構成とすることができる。
また、管理装置30は、作業者のID番号が入力可能に構成されているものとすることができる。この場合、作業者毎に、無駄なエンジン動作時間である放置積算時間Bを把握することができる。なお、作業者毎の放置積算時間Bを把握する構成については、次の第2実施形態にて詳しく説明する。
また、上述の実施の形態では、エンジン回転検出センサ21及びオルタネータ発電センサ22によりエンジン9の動作状態を検出しているが、どちらか一方の検出値によりエンジン9の動作状態を検出する構成でも充分である。
また、管理装置30(又は管理装置30A)をそれぞれ備える複数のフォークリフト1を管理する産業車両の管理システムを構成することもできる。この管理システムは、各フォークリフト1にそれぞれ備えられる複数の管理装置30(又は管理装置30A)と、コンピュータ(端末装置)50とを備えることで構成される。そして、コンピュータ50は、複数の管理装置30(又は管理装置30A)から各通信I/F(通信手段)40を介して各RAM(記憶手段)33に記憶された内容を受信する。
この管理システムによると、複数のフォークリフト1の運転がそれぞれ個別に行われている場合であっても、各フォークリフト1の無駄なエンジン動作時間を端末装置にて一括して把握することができる。従って、複数のフォークリフト1で運転が行われる場合における作業者への指導に利用したり、エミッション削減の為の数値データとして利用することにより各フォークリフトの無駄な使用を減らして効率的な使用を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る産業車両は、第1実施形態に係る産業車両として例示したフォークリフト1と同様のフォークリフトで構成されるが、第2実施形態に係る産業車両の管理装置60を備えている点が異なっている。図8は、第2実施形態に係るフォークリフト(図示せず)に備えられている管理装置60の電気的構成を示すブロック図である。
図8に示すように、管理装置60は、第1実施形態と同様に、車速検出I/F(車速検出手段)36、荷役操作検出I/F(荷役操作検出手段)37、エンジン回転検出I/F(エンジン動作検出手段)38、オルタネータ発電検出I/F(エンジン動作検出手段)39、CPU(放置時間計測手段)31、ROM32、RAM(記憶手段)33、リアルタイムクロックIC34、通信I/F(通信手段)40、及びバックアップ電池35を備えている。そして、管理装置60は、管理装置30と同様に、通信I/F40にてコンピュータ(端末装置)50との間で通信可能に構成されている(無線通信、有線通信のいずれであってもよい)。ただし、管理装置60は、個人コード入力部61を更に備えている点が、管理装置30とは異なっている。
個人コード入力部61は、CPU31に接続されており、管理装置30が搭載されているフォークリフトを運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を構成している。この個人コード入力部61は、例えば、図示しない入力インターフェイスを介してCPU31に接続されるテンキースイッチ(図示せず)によって構成される。即ち、管理装置60が搭載されたフォークリフトを運転する作業者によるテンキースイッチの操作によって、その操作者を特定する個人コード(作業者のID番号)が、管理装置60に入力されることになる。
そして、管理装置60においては、RAM33が、個人コード入力部61から入力された個人コードを記憶する。そして、このとき、RAM33では、この入力された個人コードが、当該RAM33に蓄積される放置積算時間Bと対応付けて記憶される。また、RAM33は、入力された個人コードを、当該RAM33に記憶されるエンジン動作時間Eとも対応付けて記憶する。
なお、個人コード入力部61としては、個人コードを入力可能なものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、テンキースイッチ以外のキーボードから入力を行う入力手段や、タッチパネル操作により入力を行う入力手段、スマートカード等の各種リムーバブル型記録媒体からの読み取りにより入力を行う入力手段、バーコードリーダでバーコードを読み取ることで入力を行う入力手段、など種々のものを個人コード入力部61として用いることができる。
この管理装置60によると、放置積算時間Bが個人コードと対応付けて記憶されるため、無駄なエンジン動作時間を発生させた作業者を特定して管理することができる。即ち、無駄なエンジン動作時間を作業者毎に把握することができる。そして、作業者毎の指導も容易に行うことができる。また、エンジン動作時間Eも個人コードと対応付けて記憶されるため、エンジン動作時間を作業者毎に把握でき、作業者毎の指導も容易に行うことができる。
また、図9は、第1実施形態における図6と同様に、外部に接続されたコンピュータ50に表示される管理データの具体例を示したものである。入力された個人コード(図指例では12345)により特定される作業者(図示例ではAさん)における、特定の日(図指例では2003年2月24日)の、エンジンオン時間(エンジン動作時間E)、走行時間(走行積算時間C)、荷役時間(荷役積算時間D)、無駄なエンジンオン時間(放置積算時間B)を表示したものである。また、図10は、複数の作業者(図示例ではAさんからEさんまでの5人の作業者)における、特定の日(図指例では2003年2月24日)の、それぞれの無駄なエンジン稼動時間(放置積算時間B)を表示したものである。
このように、コンピュータ50にて表示できることで、遠隔地において作業者毎にフォークリフトの運転状況を把握することができ、作業者毎の無駄なエンジン動作時間も把握することができる。これにより、より的確に作業者の指導を行うことができる。
以上、本発明の第2実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。また、第2実施形態においては、次のような発明を実施することもできる。
所定の単位時間毎に放置積算時間B、走行積算時間C,荷役積算時間Dを個人コードと対応付けてRAM33に記憶してもよい。表2は、第1実施形態における表1と同様に、所定の単位時間を10分とした場合の各積算時間をRAM33へ記憶する方法を説明したものである。
Figure 2005047712
表2において、RAM番地XからRAM番地X+15、RAM番地X+16からRAM番地X+31、RAM番地X+32からRAM番地X+47が1つの所定時間内データ記憶領域(所定の単位時間10分間に対応するデータの記憶領域)となっている。表2においても、表1と同様の方法で、各所定時間内データ記憶領域の各RAM番地に各データが記憶されるが、個人コードと対応付けて記憶される点が異なっている。即ち、表2に示すように、各所定時間内データ記憶領域毎に放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間Dが個人コードと対応付けて記憶される。例えば、RAM番地Xから始まるデータは、2003年5月6日からの10分の間にフォークリフトが稼動された場合であり、この10分間の各積算時間が積算されて、入力された個人コード「12345」とともに同一の所定時間内データ記憶領域に記憶されることになる。
また、9時10分からの10分の間に(所定の単位時間内に)、そのまま稼動が継続されるとともにそのフォークリフトを運転する作業者が交代して、新たな個人コード(表2の「98765」)が入力された場合は、RAM番地Xから始まる所定時間内データ記憶領域の記憶内容(当該所定時間内データ記憶領域における各積算時間のデータ)が一旦確定する。そして、放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間Dを0クリアして、放置連続時間Aのみは図4のフローチャートのクリア条件に従って処理し、所定時間内データ記憶領域をRAM33に追加する(表2のRAM番地X+16からRAM番地X+31に相当)。この追加された所定時間内データ記憶領域では、9時10分から10分の間における各積算時間が、その新たに入力された個人コード「98765」と対応付けて記憶される。即ち、所定の単位時間内に新たな個人コードの入力があった場合は、各積算時間に関するデータを別の所定時間内データ記憶領域に記憶することになる。その後、個人コードの新たな入力も無くそのまま稼動が継続されて9時20分になった場合は、表1の場合と同様に、所定時間内データ記憶領域を追加して9時20分からの10分間の各積算時間が積算されて記憶されていくことになる。なお、所定の単位時間毎にエンジン動作時間も合わせてRAM33に個人コードと対応付けて記憶するようにしてもよい。
また、図11に示すように、走行荷役コントローラ44及び個人コード管理コントローラ63と組み合わされる管理装置41であってもよく、また、管理装置41と走行荷役コントローラ44と個人コード管理コントローラ63とが組み合わされて構成される管理装置62であってもよい。ここで、管理装置41及び走行荷役コントローラ44は、第1実施形態の図7の変形例と同様に構成される。個人コード管理コントローラ63は、テンキースイッチ等の個人コード入力手段(図示せず)を備えている。また、個人コード管理コントローラ63は、管理装置41の通信I/F43と接続される通信インターフェース(通信I/F)64を備えており、管理装置41と通信可能になっている。そして、個人コード管理コントローラ63に入力された個人コードが管理装置41のRAM33に放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間D、及びエンジン動作時間Eと対応付けて記憶される。
また、管理装置60(又は管理装置62)をそれぞれ備える複数のフォークリフトを管理する産業車両の管理システムを構成することもできる。図12は、本発明の第2実施形態に係る産業車両の管理システム70を例示したブロック図である。この管理システム70は、各フォークリフトにそれぞれ備えられる複数の管理装置60と、コンピュータ(端末装置)50とを備えることで構成されている。そして、コンピュータ50は、複数の管理装置60から各通信I/F40を介して各RAM33に記憶された内容を受信する。
この管理システム70によると、複数のフォークリフトの運転がそれぞれ個別に行われている場合であっても、各フォークリフトの無駄なエンジン動作時間等(放置積算時間B、走行積算時間C、荷役積算時間D、及びエンジン動作時間E)を端末装置にて一括して把握することができる。また、複数の管理装置60が、それぞれ個人コード入力部61を備えていて入力された個人コードをRAM33にて放置積算時間等と対応付けて記憶するものであるため、複数のフォークリフト間において作業者がフォークリフトを移動して運転を行うようなときであっても、作業者毎の無駄なエンジン動作時間等を端末装置にて一括して把握することができる。従って、複数のフォークリフトで運転が行われる場合における作業者への指導に利用したり、エミッション削減の為の数値データとして利用することにより各フォークリフトの無駄な使用を減らして効率的な使用を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る産業車両の管理装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る産業車両としてのフォークリフトと図1に示す管理装置との概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る産業車両としてのフォークリフトを例示した側面図である。 図1に示す管理装置の処理の手順について説明したフローチャートである。 図1に示す管理装置の処理の手順の変形例について説明したフローチャートである。 図1に示す管理装置を利用し、外部端末に管理データを表示する場合の具体例を示す図である。 第1実施形態の変形例に係る産業車両の管理装置のブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る産業車両の管理装置のブロック図である。 図8に示す管理装置を利用し、外部端末に管理データを表示する場合の具体例を示す図である。 図8に示す管理装置を利用し、外部端末に管理データを表示する場合の具体例を示す図である。 第2実施形態の変形例に係る産業車両の管理装置のブロック図である。 第2実施形態に係る産業車両の管理システムを例示するブロック図である。
符号の説明
1 フォークリフト(産業車両)
9 エンジン(内燃式エンジン)
13 オルタネータ(発電機)
30 管理装置
31 CPU(放置時間計測手段)
33 RAM(記憶手段)
36 車速検出インターフェース(車速検出手段)
37 荷役操作検出インターフェース(荷役操作検出手段)
38 エンジン回転検出インターフェース(エンジン動作検出手段)
39 オルタネータ発電検出インターフェース(エンジン動作検出手段)
40 通信インターフェース(通信手段)
50 コンピュータ(端末装置)

Claims (11)

  1. 内燃式エンジンを搭載した産業車両に備えられる管理装置であって、
    前記車両の速度を検出するための車速検出手段と、
    前記車両の荷役操作を検出するための荷役操作検出手段と、
    前記エンジンの回転又は前記エンジンによる発電の有無を検出するためのエンジン動作検出手段と、
    前記車速検出手段における検出及び前記荷役操作検出手段における検出がなく、且つ、前記エンジン動作検出手段における検出がある時間を放置時間として計測するための放置時間計測手段と、
    前記放置時間計測手段により計測された前記放置時間が所定の閾値以上である場合に、当該放置時間を放置積算時間として蓄積するための記憶手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  2. 前記車両を運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記個人コード入力手段から入力された前記個人コードを、当該記憶手段に蓄積される前記放置積算時間と対応付けて更に記憶することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記放置積算時間を所定の単位時間毎に記憶することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記所定の閾値は変更することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記記憶手段で記憶された前記放置積算時間を端末装置に送信するための通信手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の管理装置。
  6. 前記記憶手段は、前記エンジン動作検出手段における検出がある時間をエンジン動作時間として更に記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の管理装置。
  7. 前記車両を運転する作業者を特定する個人コードを入力するための個人コード入力手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記個人コード入力手段から入力された前記個人コードを、当該記憶手段に記憶される前記エンジン動作時間と対応付けて更に記憶することを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記記憶手段は、前記エンジン動作時間を所定の単位時間毎に記憶することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の管理装置。
  9. 前記記憶手段で記憶された前記放置積算時間及び前記エンジン動作時間を端末装置に送信するための通信手段を更に備えることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の管理装置。
  10. 複数の産業車両にそれぞれ備えられる請求項5又は請求項9に記載の管理装置を複数備える産業車両の管理システムであって、
    前記複数の管理装置から前記各通信手段を介して前記各記憶手段に記憶された内容を受信する前記端末装置を備えていることを特徴とする産業車両の管理システム。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の管理装置を備える産業車両。
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JP2009113943A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Toyota Industries Corp 産業車両の管理装置

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