JP2005047365A - 車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタ - Google Patents
車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005047365A JP2005047365A JP2003281035A JP2003281035A JP2005047365A JP 2005047365 A JP2005047365 A JP 2005047365A JP 2003281035 A JP2003281035 A JP 2003281035A JP 2003281035 A JP2003281035 A JP 2003281035A JP 2005047365 A JP2005047365 A JP 2005047365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- information
- terminal device
- service information
- use environment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】車載端末へのサービス情報の提供において、どのようなハードウェアやソフトウェアを選択したとしても、そのハードウェアやソフトウェアが適用される車両の使用環境に応じたサービス情報の提供画面を表示する。
【解決手段】車両用情報提供システムは、車両に搭載される車載端末装置10と、車載端末装置10に対してサービス情報の提供を行う情報センタ20とを備えており、車両に搭乗するユーザが車載端末装置10を介してサービス情報の取得要求を行ったときに、情報センタ20がユーザの要求に応じたサービス情報を車載端末装置10の画面に表示する。ここで、情報センタ20は、車両毎の車載端末装置10の機種や車両の車種グレード、あるいは契約内容などの使用環境を把握することによって、それらに応じたサービス情報の選択を行い、操作メニューボタンの機能変更を行った後に画面表示を行う。
【選択図】図1
【解決手段】車両用情報提供システムは、車両に搭載される車載端末装置10と、車載端末装置10に対してサービス情報の提供を行う情報センタ20とを備えており、車両に搭乗するユーザが車載端末装置10を介してサービス情報の取得要求を行ったときに、情報センタ20がユーザの要求に応じたサービス情報を車載端末装置10の画面に表示する。ここで、情報センタ20は、車両毎の車載端末装置10の機種や車両の車種グレード、あるいは契約内容などの使用環境を把握することによって、それらに応じたサービス情報の選択を行い、操作メニューボタンの機能変更を行った後に画面表示を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタに関し、特に、車両に搭載された車載端末装置に対してサービス情報を表示させる際に、車種グレードや契約内容などのユーザによる使用環境の違いに応じた画面表示を行うことを特徴とする車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタに関するものである。
従来から、いわゆるITS(Intelligent Transport System)の一環として、情報センタが車両に対して各種の有用な情報を提供する車両用情報提供システムの開発が進められている。このようなシステムの一つの態様においては、情報センタから配信されるサービス情報をナビゲーションシステムで用いられている表示画面などに表示させることによって、サービス情報の提供が行われている。サービス情報が表示される表示画面は、例えば、タッチパネルであり、ユーザはタッチパネル上に表示された操作メニューボタンを操作することによって、所望の情報提供サービスを受けることが可能となる。なお、サービス情報には、地図情報や店舗情報、ニュース配信、交通情報、音楽配信、メール受信などがある。
また、このような技術の利用は車両用情報提供システムに限ったものではなく、携帯電話装置などを用いたサービス情報の提供にも採用されている。例えば、下記特許文献1には、携帯電話装置において設定モードの変更というサービスの提供を受けるための発明が開示されている。具体的には、ユーザがコールセンタのオペレータと通話を行い、希望する設定モードの変更を伝達すると、オペレータは、その変更に対応する特殊コマンドを含むコンテンツを作成してサーバにアップロードし、ユーザが携帯電話装置によってサーバにアクセスを行い、アップロードされたコンテンツをダウンロードすると、携帯電話装置の設定モードが変更される、というものである。
ところで、近年のIT(Information Technology)技術の進歩によって、現在、ハードウェアおよびソフトウェア両面での様々な商品やサービスが提供されている。例えば、ハードウェアでは、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、コンピュータ端末、車載端末装置などが存在しており、それぞれの機器においても種々の機種が存在している。一方、ソフトウェアにおいても、契約内容などによってユーザに提供されるサービス情報の内容は多岐に渡っている。
このような状況下においてサービス情報を提供する場合、機種グレードや契約内容の違いから、低グレードの機種を使用しているユーザや低ランクの契約を結んだユーザの端末画面には、不要なボタンが表示されてしまうという不具合が発生する。車載端末装置を例に挙げて具体的に説明すると、地図情報を提供する場合において、高級車向けには地図情報だけでなくレストラン情報などを提供し、一般車向けには地図情報のみを提供する場合がある。このような場合において、一般的には、車載端末装置に表示される地図情報のメニュー画面は共通画面を使用する。また、提供する情報は情報センタに格納されており、レストラン情報へのアクセス権は高級車に搭載された端末にのみ与えられることになる。したがって、一般車の車載端末装置に表示される地図情報のメニュー画面には、使用することが出来ない不要なボタンが表示されるか、あるいは、画面のレイアウトとして不自然なスペースが空いてしまうことになる。このような画面レイアウトでは、一般車を利用するユーザに不快感を与えるだけでなく、操作性の悪化も招いてしまうことになり、ユーザ満足度を低下させてしまうことになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、サービス情報の提供において、どのようなハードウェアやソフトウェアを選択したとしても、その車両の使用環境(車載端末装置の機種、車両の車種グレードまたは契約内容など)に応じたサービス情報の提供画面を表示することが出来る車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明に係る車両用情報提供システムは、車両に搭載され、サービス情報の提供を要求するための要求信号を送信する要求信号送信手段と、提供されたサービス情報の操作を行うための操作手段とを有する車載端末装置と、前記要求信号を送信した車載端末装置に対し、前記要求信号に応じたサービス情報を提供するための情報提供手段を有する情報センタと、を含むものであって、前記情報センタが有する情報提供手段が提供するサービス情報は、車両の使用環境に応じたサービス情報であることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用情報提供システムにおいて、前記車載端末装置が有する操作手段は、車載端末装置に設置される操作メニューボタンであって、この操作メニューボタンの機能は、前記車両の使用環境に応じて機能変更されることを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用情報提供システムにおいて、前記車両の使用環境に応じて機能変更される操作メニューボタンの車載端末装置における配置レイアウトは、異なる使用環境であっても同一の配置レイアウトであることを特徴とする。
またさらに、本発明に係る車両用情報提供システムにおいて、前記操作メニューボタンは、車載端末装置が有する表示画面上に表示されていることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る車両用情報提供システムにおいて、前記情報センタは、車両の使用環境に応じたユーザ毎のサービス情報を記憶する記憶手段と、サービス情報の提供を要求する車載端末装置が発信する前記要求信号に含まれる車両識別信号に基づいて車両の使用環境を確認する使用環境確認手段とを含み、前記情報提供手段は、前記使用環境確認手段によって確認された車両の使用環境に対応したサービス情報を車載端末装置に送信することを特徴とする。
なお、本発明に係る車両用情報提供システムにおいて、前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする。
本発明に係る車両用情報提供方法は、車両に搭載され、サービス情報の提供を要求するための要求信号を送信する要求信号送信手段と、提供されたサービス情報の操作を行うための操作手段と、を有する車載端末装置と、前記要求信号を送信した車載端末装置に対し、前記要求信号に応じたサービス情報を提供するための情報提供手段を有する情報センタとを備え、車両に搭乗するユーザが車載端末装置を介してサービス情報の取得要求を行ったとき、情報センタがユーザの要求に応じたサービス情報を、コンピュータを用いて車載端末装置に提供する方法であって、車載端末装置から情報センタに対して所望のサービス情報の提供を要求するサービス情報要求工程と、サービス情報の提供を要求する車載端末装置が発信する要求信号に含まれる車両識別信号に基づいて車両の使用環境を確認する使用環境確認工程と、前記使用環境確認工程によって確認された車両の使用環境に対応したサービス情報を車載端末装置に送信するサービス情報提供工程とを備え、車載端末装置に対して、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の提供を行うことにより、車載端末装置の画面に表示される操作メニューボタンの機能が変更され、操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする。
なお、本発明に係る車両用情報提供方法において、前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする。
本発明に係る車載端末装置は、車両に搭乗するユーザが所望のサービス情報の提供を受けることが可能な車両用情報提供システムに用いられるものであって、サービス情報を格納可能な情報センタに対して所望のサービス情報の取得要求を行う手段を有し、かかる取得要求には、車両の使用環境に応じたユーザ情報が添付されており、ユーザ情報に基づいて情報センタが有する記憶手段にアップロードされたサービス情報をダウンロードすることにより、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の表示を行い、画面に表示される操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする。
なお、本発明に係る車載端末装置において、前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする。
本発明に係る情報センタは、車両に搭載された車載端末装置から行われるサービス情報の提供要求に応じて車載端末装置にサービス情報を提供するものであって、車両の使用環境に応じたユーザ毎のサービス情報を記憶する記憶手段と、サービス情報の提供を要求する車載端末装置が発信する前記要求信号に含まれる車両識別信号に基づいて車両の使用環境を確認する使用環境確認手段と、サービス情報選択手段によって選択したサービス情報を車載端末装置に送信するサービス情報送信手段とを備え、さらに、前記サービス情報選択手段によって選択したサービス情報をユーザ毎に設置される記憶手段にアップロードするデータ格納部と、車載端末装置に対して前記記憶手段にアップロードしたサービス情報のダウンロードを指令する情報通信部とを備えることにより、情報センタと車載端末装置との間で情報通信を行うことによって、車載端末装置に対して、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の提供を行うことにより、車載端末装置の画面に表示される操作メニューボタンの機能が変更され、操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする。
なお、本発明に係る情報センタにおいて、前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレードまたは契約内容であることを特徴とする。
本発明に係る別の車載端末装置は、車両の使用環境を記憶する記憶手段を有し、この記憶手段を確認することによって搭載された車両の使用環境を確認する使用環境確認手段と、前記使用環境確認手段によって確認した車両の使用環境に応じて操作メニューボタンの機能変更を行うボタン機能変更手段とを有することにより、操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする。
また、本発明に係る別の車載端末装置において、前記操作メニューボタンは、車載端末装置が有する表示画面上に表示されていることを特徴とする。
なお、本発明に係る別の車載端末装置において、前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする。
本発明によれば、サービス情報の提供において、どのようなハードウェアやソフトウェアを選択したとしても、そのハードウェアやソフトウェアが適用される車両の使用環境(車載端末装置の機種、車両の車種グレードまたは契約内容など)に応じたサービス情報の提供画面を表示することが出来る。したがって、ユーザに不快感を与えることがなく、また、画面の操作性も悪化しないので、サービス情報の提供においてユーザ満足度を向上させることが出来る。
本実施形態では、本発明を車両用情報提供システムに適用した場合を例示して説明する。図1は、本発明が適用される車両用情報提供システムの全体構成図である。
この車両用情報提供システムは、ユーザが車両に搭載された車載端末装置10を用いて情報センタ20にアクセスし、種々のサービス情報を受け取るものである。また、車両外に設けられた外部端末30からも同様のサービス情報を受け取ることが可能となっている。
車載端末装置10は、その本体部11と、情報センタ20への通信を可能にするためのデータ通信モジュール12、車両位置の検出を行うためのGPSアンテナ13とを備えている。また、情報センタ20に待機するオペレータ27との通話手段として、携帯電話などの通信端末14を搭載できるようにもなっている。
本体部11は、車載端末装置10の本体であり、車室内の運転席近傍に設けられる。これは、車載端末装置全体の制御を行う制御部、情報の表示を行う表示部、車載端末装置の操作を行うための操作部などを有している。また、RAMやSDメモリカードなどの記憶部も備えている。この記憶部には、情報センタ20との通信のためのブラウザソフトやナビゲーションソフト、メールソフトなどのアプリケーションソフトやナビゲーションソフトで使用される地図データなどが記録されている。
データ通信モジュール12は、情報センタ20との通信を実現するための通信モジュールである。本実施形態では、車載端末装置専用の通信モジュール12を用いているが、情報センタ20との通信を実現するものであれば、携帯電話などの汎用の通信媒体を利用してもよい。
GPSアンテナ13は、車両の位置検出を行うもので、GPS衛星から配信される電波を利用して車両の位置を検出する。検出された位置情報は、ナビゲーションシステムに利用されるほか、データ通信モジュール12と連動して情報センタ20に送られる。これにより、ユーザは、車両位置に応じた情報サービスを利用することができる。
携帯電話などの通信端末14は、情報センタ20に待機しているオペレータ27との通話手段であって、車載端末装置10が備えるコネクタに対して挿抜自在となっている。例えば、携帯電話を本体部11に搭載する場合には、本体部11に設けられた専用の接続ポートに接続する。接続された携帯電話は、その操作を本体部11で制御できるようになる。そのため、データ通信モジュール12や種々のアプリケーションと連動して通話することが可能となる。なお、本実施形態では、挿抜自在な携帯電話を用いているが、オペレータとの通話ができれば、車載端末装置10に固定された電話や他の通信手段であってもよい。また、サポートセンタ26にユーザの要望を容易に伝達できれば、必ずしも通話手段でなくてもよい。
情報センタ20は、種々の情報を管理しているデータ格納部23と、車載端末装置10または外部端末30からのリクエストに応じてサービス情報などを処理する情報処理部22、および、車載端末装置10または外部端末30との通信を実現するための情報通信部21とを備えている。また、ユーザの操作をサポートするためのサポートセンタ26を有している。
データ格納部23は、個人用サーバ24と共有サーバ25とを有している。個人用サーバ24は、ユーザ毎に設けられている。ここには、各ユーザの嗜好に合わせたメニュー設定、メンテナンス情報、履歴情報などが記録されている。この個人用サーバ24には、所定のIDとパスワードが一致すれば、車載端末装置10、外部端末30のいずれからでもアクセスできる。したがって、ユーザは、端末の種類にかかわらず、同じ情報を共有することができる。
共有サーバ25は、全ユーザが共有するサーバであって、システムで提供される各種のコンテンツが記録されている。この共有サーバ25は、情報センタ20内に設けられていてもよいし、他の外部センタ(不図示)からインターネットなどの通信回線を介して提供されてもよい。
サポートセンタ26は、ユーザの操作を補助するものである。サポートセンタ26内にはオペレータ27が常時待機しており、ユーザから要望があった場合には、オペレータ27がユーザの操作を一部代行できるようになっている。この要望は、携帯電話などの通信端末14を通じて伝達される。なお、本実施形態におけるオペレータ27は人間であるが、ユーザの要望に応じてその操作の一部を代行できれば、機械、コンピュータ端末などであってもよい。
車載端末装置10からのサービス情報の要求は、データ通信モジュール12および情報通信部21を介して情報処理部22に伝達される。情報処理部22では、車載端末装置10または外部端末30からの要求に応じたサービス情報について、データ格納部23を利用してピックアップし、車載端末装置10に提供する。なお、車載端末装置10からサービス情報の要求があった場合に、情報処理部22はその車載端末装置10のIDおよびパスワードを確認し、どのユーザかを特定する。そして、各ユーザにあった個人用サーバ24を利用する。なお、サービス情報の要求は車載端末装置10のほか、サポートセンタ26から行うことも可能である。その場合も、ユーザの特定をして、サーバから情報を提供する。
ここで、本実施形態において特徴的なこととして、情報センタ20では、サービス情報の提供を要求するユーザの車載端末装置10の機種や車両の車種グレード、あるいは契約内容などといったユーザ毎の使用環境を確認することができるので、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の提供を行うことが可能となっている。この特徴事項について具体的に説明する。
車載端末装置10から情報センタ20に対してサービス情報の提供要求があると、情報処理部22は、情報通信部21もしくはサポートセンタ26を介して車載端末装置10からの要求信号に含まれる端末番号や電話番号などによってユーザが利用している車両を特定することができる。情報処理部22は、サービス情報の提供を要求した車載端末装置10が設置された車両の使用環境を確認する使用環境確認手段を有しており、この手段によってユーザに提供可能なサービス情報を認識することが出来る。
ここでさらに、情報処理部22はサービス情報選択手段を有しており、このサービス情報選択手段は、使用環境確認手段によって確認した使用環境に応じたサービス情報の選択を行うことが出来る。この選択によって、車載端末装置10の表示画面に対する表示内容を決定することになる。なお、このサービス情報選択手段によって、例えば、車載端末装置10の表示画面に表示される操作メニューボタンの表示内容および機能が選択されることになる。したがって、ユーザの使用環境の違いによって、操作メニューボタンの表示内容と機能が変更され、この操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が変化することになる。また、このような機能変更を行う方法については、例えば、あらかじめ車載端末装置10の機種や車両の車種グレードまたは契約内容などの使用環境に基づいた表示画面ソフトを複数パターン作成しておき、選択された画面パターンを提供することとしても良い。あるいは、画面作成プログラムを作成しておき、使用環境に基づいた条件を入力して画面作成プログラムを動作させ、このプログラムによって作成された表示画面を提供する方法を採用しても良い。
また、サービス情報選択手段によって選択されたサービス情報の表示画面は、情報通信部21が備えるサービス情報送信手段によって車載端末装置10に送信され、車載端末装置10の表示画面上に表示されることになる。
なお、本実施形態では、情報センタ20と車載端末装置10との間でプル型の情報通信が行われる場合を例示している。この場合、情報処理部22が有するサービス情報選択手段によって選択されたサービス情報は、まず、ユーザ毎に設置されている個人用サーバ24にアップロードされる。その後、情報通信部21が有するサービス情報送信手段から車載端末装置10に対して、個人用サーバ24にアップロードしたサービス情報のダウンロードの指令を行うことになる。そうすると、車載端末装置10は、自らに割り当てられた個人用サーバ24を検索し、所望のサービス情報を取得することができるのである。
このようにして使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の提供を行うことが出来るのであるが、その画面表示結果の一例について、図2および図3を用いて説明する。本実施例は、車載端末装置の画面に表示される操作メニューボタンの機能変更を行った場合を例示したものである。図2は、従来の車両用情報提供システムにおける画面表示を例示する図であり、図2(a)は高級車向けのサービス情報を表示した場合を示しており、図2(b)は一般車向けのサービス情報を表示した場合を示している。また、図3は、本実施形態の車両用情報提供システムにおける画面表示を例示する図であり、図3(a)は高級車向けのサービス情報を表示した場合を示しており、図3(b)は一般車向けのサービス情報を表示した場合を示している。
図2で示されるように、従来の車両用情報提供システムでは、高級車向けの表示画面レイアウト40と一般車向けの表示画面レイアウト41が同じであったため、一般車向けの表示画面では、図2(b)において網掛けで表示するような使用できない操作メニューボタン42まで表示されてしまっていた。したがって、一般車を利用するユーザには、使用できない操作メニューボタン42が表示されることによる不快感を与えてしまっていた。また、不要な操作メニューボタン42が表示されることによって操作性が悪化してしまい、ユーザ満足度を低下させてしまうことにもなっていた。
しかしながら、図3で示されるように、本実施形態の車両用情報提供システムでは、一般車向けの表示画面レイアウト45であっても、操作メニューボタンのメニュー表示と機能が変更されるので不要な操作メニューボタンは表示されることが無い。例えば、図3(a)に示される高級車向けの表示画面レイアウト43で提供されていた「お得情報」という操作メニューボタン44は、図3(b)に示される一般車向けの表示画面レイアウト45では「AUDIO」提供用の操作メニューボタン46に変更されている。したがって、ユーザは使用できないボタン表示を目にすることがないので、操作時に違和感や不快感を与えられることがないので、快適なサービス情報の提供を受けることが可能となる。
なお、本実施形態では、車載端末装置が備える表示画面にサービス情報を表示する場合を例示して説明したが、サービス情報の表示先についてはこれに限られるものではない。例えば、車載端末本体部と挿抜可能な通信端末であってもサービス情報を表示可能である。この通信端末としては、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、コンピュータ端末、車載端末などを採用することが可能である。また、サービス情報を表示することに限られるものではない。オペレータとの音声通話によるサービスを提供してもよい。
続いて、図4および図5で示すフローチャートを用いて、本実施の形態の処理内容について詳細に説明する。ここで、図4は車載端末装置側の処理内容を示すフローチャートであり、図5は情報センタ側の処理内容を示すフローチャートである。
まず、車載端末装置から情報センタに対して所望のサービス情報の提供を要求する。このサービス情報要求工程(ステップ10)は、例えば、車載端末装置が備えるタッチパネルの画面上に表示された操作ボタンを押下することによって行われる。このサービス情報要求工程(ステップ10)が実行されると、車載端末装置は情報センタへのアクセスを開始する(ステップ11)。
車載端末装置からのアクセスを認識した情報センタは(ステップ20)、情報処理部が備える使用環境確認手段によって車載端末装置の機種や車両の車種グレード、あるいは契約内容などを確認する(ステップ21)。なお、図5では、使用環境確認手段によって車種グレードを確認する場合を例示している。車種グレード情報を取得した情報センタは、車種グレードを特定し(ステップ22)、前述した方法によって車種グレードまたは契約内容に応じた画面表示を行うべく、操作メニューボタンの割り当てやサービス情報画面の作り込みを行う(ステップ23,ステップ24)。そして、完成あるいは選択した画面表示によるサービス情報を車載端末装置側に配信すべく情報センタ内のデータ格納部にある個人用サーバに保存する(ステップ25)。この間、車載端末装置による情報センタへのアクセスは継続されており(ステップ11)、個人用サーバにサービス情報が保存された段階で車載端末装置はサービス情報を受け取り、車載端末装置の表示画面にサービス情報の内容を表示することになる(ステップ12)。
なお、上述した本実施形態では、車両に搭載される車載端末装置10と、車載端末装置10に対してサービス情報の提供を行う情報センタ20とを備え、車両に搭乗するユーザが車載端末装置10を介してサービス情報の取得要求を行ったときに、情報センタ20がユーザの要求に応じたサービス情報を車載端末装置10の画面に表示する車両用情報提供システムを例示して説明した。しかしながら、本発明は、このような車両用情報提供システムに限定されるものではない。例えば、車載端末装置10のみを用いたシステムであっても、本発明を実現することが可能である。この車載端末装置単体での実施例について、図6を用いて説明する。図6は、車載端末装置単体での表示画面作成プロセスを説明するためのフローチャートである。
ユーザが車載端末装置に設置されるタッチパネルの画面上に表示された操作ボタンを押下すると(ステップ30)、車載端末装置は自己が搭載された車両の車種グレードを確認する(ステップ31)。この確認方法としては、車両に搭載された車両情報保存手段への照会や車両に応じてあらかじめ設定された端子結線の有無などを確認することによって可能である。車載端末装置は、車種グレードを取得すると、続いて車種グレードに応じた操作ボタンの動作機能を変更することができる(ステップ33,ステップ34)。例えば、図6のフローチャートがエアコンスイッチの動作機能を変更するものである場合、搭載車種が対象の車種グレードであれば動作1としてオートエアコンの動作を開始し、異なる車種グレードであれば動作2としてマニュアルエアコンの動作を開始させることが可能である。このように、図6のフローチャートで示される方法を採れば、車載端末装置のみの構成で本発明を実現することが可能となる。このシステムによれば、情報センタを必要としない簡易なシステムとすることができるというメリットがある。
10 車載端末装置、11 本体部、12 データ通信モジュール、13 GPSアンテナ、14 通信端末、20 情報センタ、21 情報通信部、22 情報処理部、23 データ格納部、24 個人用サーバ、25 共有サーバ、26 サポートセンタ、27 オペレータ、30 外部端末、40,43 高級車向けの表示画面レイアウト、41,45 一般車向けの表示画面レイアウト、42,44,46 操作メニューボタン。
Claims (15)
- 車両に搭載され、サービス情報の提供を要求するための要求信号を送信する要求信号送信手段と、提供されたサービス情報の操作を行うための操作手段と、を有する車載端末装置と、
前記要求信号を送信した車載端末装置に対し、前記要求信号に応じたサービス情報を提供するための情報提供手段を有する情報センタと、
を含む車両用情報提供システムであって、
前記情報センタが有する情報提供手段が提供するサービス情報は、車両の使用環境に応じたサービス情報であることを特徴とする車両用情報提供システム。 - 請求項1に記載の車両用情報提供システムにおいて、
前記車載端末装置が有する操作手段は、車載端末装置に設置される操作メニューボタンであって、この操作メニューボタンの機能は、前記車両の使用環境に応じて機能変更されることを特徴とする車両用情報提供システム。 - 請求項2に記載の車両用情報提供システムにおいて、
前記車両の使用環境に応じて機能変更される操作メニューボタンの車載端末装置における配置レイアウトは、異なる使用環境であっても同一の配置レイアウトであることを特徴とする車両用情報提供システム。 - 請求項2又は3に記載の車両用情報提供システムにおいて、
前記操作メニューボタンは、車載端末装置が有する表示画面上に表示されていることを特徴とする車両用情報提供システム。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載の車両用情報提供システムにおいて、
前記情報センタは、
車両の使用環境に応じたユーザ毎のサービス情報を記憶する記憶手段と、
サービス情報の提供を要求する車載端末装置が発信する前記要求信号に含まれる車両識別信号に基づいて車両の使用環境を確認する使用環境確認手段と、
を含み、
前記情報提供手段は、前記使用環境確認手段によって確認された車両の使用環境に対応したサービス情報を車載端末装置に送信することを特徴とする車両用情報提供システム。 - 請求項1〜5のいずれか1に記載の車両用情報提供システムにおいて、
前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする車両用情報提供システム。 - 車両に搭載され、サービス情報の提供を要求するための要求信号を送信する要求信号送信手段と、提供されたサービス情報の操作を行うための操作手段と、を有する車載端末装置と、
前記要求信号を送信した車載端末装置に対し、前記要求信号に応じたサービス情報を提供するための情報提供手段を有する情報センタと、
を備え、
車両に搭乗するユーザが車載端末装置を介してサービス情報の取得要求を行ったとき、情報センタがユーザの要求に応じたサービス情報を、コンピュータを用いて車載端末装置に提供する車両用情報提供方法において、
車載端末装置から情報センタに対して所望のサービス情報の提供を要求するサービス情報要求工程と、
サービス情報の提供を要求する車載端末装置が発信する要求信号に含まれる車両識別信号に基づいて車両の使用環境を確認する使用環境確認工程と、
前記使用環境確認工程によって確認された車両の使用環境に対応したサービス情報を車載端末装置に送信するサービス情報提供工程と、
を備え、
車載端末装置に対して、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の提供を行うことにより、車載端末装置の画面に表示される操作メニューボタンの機能が変更され、操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする車両用情報提供方法。 - 請求項7に記載の車両用情報提供方法において、
前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする車両用情報提供方法。 - 車両に搭乗するユーザが所望のサービス情報の提供を受けることが可能な車両用情報提供システムに用いられる車載端末装置であって、
サービス情報を格納可能な情報センタに対して所望のサービス情報の取得要求を行う手段を有し、
かかる取得要求には、車両の使用環境に応じたユーザ情報が添付されており、ユーザ情報に基づいて情報センタが有する記憶手段にアップロードされたサービス情報をダウンロードすることにより、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の表示を行い、画面に表示される操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする車載端末装置。 - 請求項9に記載の車載端末装置において、
前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする車載端末装置。 - 車両に搭載された車載端末装置から行われるサービス情報の提供要求に応じて車載端末装置にサービス情報を提供する情報センタであって、
車両の使用環境に応じたユーザ毎のサービス情報を記憶する記憶手段と、
サービス情報の提供を要求する車載端末装置が発信する前記要求信号に含まれる車両識別信号に基づいて車両の使用環境を確認する使用環境確認手段と、
サービス情報選択手段によって選択したサービス情報を車載端末装置に送信するサービス情報送信手段と、
を備え、さらに、
前記サービス情報選択手段によって選択したサービス情報をユーザ毎に設置される記憶手段にアップロードするデータ格納部と、
車載端末装置に対して前記記憶手段にアップロードしたサービス情報のダウンロードを指令する情報通信部と、
を備えることにより、情報センタと車載端末装置との間で情報通信を行うことにより、車載端末装置に対して、使用環境に応じた画面表示によるサービス情報の提供を行うことにより、車載端末装置の画面に表示される操作メニューボタンの機能が変更され、操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする情報センタ。 - 請求項11に記載の情報センタにおいて、
前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレードまたは契約内容であることを特徴とする情報センタ。 - 車両の使用環境を記憶する記憶手段を有し、この記憶手段を確認することによって搭載された車両の使用環境を確認する使用環境確認手段と、
前記使用環境確認手段によって確認した車両の使用環境に応じて操作メニューボタンの機能変更を行うボタン機能変更手段と、
を有することにより、操作メニューボタンを押下したときに実行される処理内容が車両の使用環境によって変化することを特徴とする車載端末装置。 - 請求項13に記載の車載端末装置において、
前記操作メニューボタンは、車載端末装置が有する表示画面上に表示されていることを特徴とする車載端末装置。 - 請求項13又14に記載の車載端末装置において、
前記使用環境は、車載端末装置の機種、車両の車種グレード又は契約内容であることを特徴とする車載端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003281035A JP2005047365A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003281035A JP2005047365A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005047365A true JP2005047365A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34266675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003281035A Pending JP2005047365A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005047365A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008193337A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Fujitsu Ltd | 通信プログラムおよび携帯端末装置 |
JP2009143355A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Toyota Motor Corp | 車両用制御装置 |
JP2015528673A (ja) * | 2012-08-31 | 2015-09-28 | トウェドル グループ | 自動車ヘッドユニットを伴った通信およびサービスを提供するためのシステム、方法、および物品 |
CN114978700A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-30 | 阿尔特(北京)汽车数字科技有限公司 | 车载按钮事件响应方法、电子设备及存储介质 |
US20220340162A1 (en) * | 2021-04-27 | 2022-10-27 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and System for On-Demand Roadside AI Service |
-
2003
- 2003-07-28 JP JP2003281035A patent/JP2005047365A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008193337A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Fujitsu Ltd | 通信プログラムおよび携帯端末装置 |
JP2009143355A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Toyota Motor Corp | 車両用制御装置 |
JP2015528673A (ja) * | 2012-08-31 | 2015-09-28 | トウェドル グループ | 自動車ヘッドユニットを伴った通信およびサービスを提供するためのシステム、方法、および物品 |
US20220340162A1 (en) * | 2021-04-27 | 2022-10-27 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and System for On-Demand Roadside AI Service |
US11661077B2 (en) * | 2021-04-27 | 2023-05-30 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America. Inc. | Method and system for on-demand roadside AI service |
CN114978700A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-30 | 阿尔特(北京)汽车数字科技有限公司 | 车载按钮事件响应方法、电子设备及存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5530450B2 (ja) | 車内のラジオで放送される楽曲の購入 | |
JP3203979B2 (ja) | 車両用データ処理システム及び車載データ処理装置並びに車両用データ処理方法 | |
US10137906B2 (en) | Method and apparatus for persistent transferrable customizable vehicle settings | |
CN101582053B (zh) | 将用户界面推到远程设备 | |
US8634033B2 (en) | Remote display reproduction system and method | |
CN102739854B (zh) | 利用智能电话作为远程信息处理装置接口的方法 | |
JP5298811B2 (ja) | 車載装置および連携サービス制御プログラム | |
JP5585545B2 (ja) | 近距離通信システム、車両用機器および携帯通信端末 | |
EP2437163A1 (en) | User interface for a vehicle system | |
JP2003121164A (ja) | 位置識別子を受けるナビゲータ並びに関連する装置及び方法 | |
CN111612558A (zh) | 行程邀约的方法和系统 | |
US20080234924A1 (en) | Service provision system and rendering execution method | |
JP2010130669A (ja) | 車載装置および無線通信システム | |
CN102685294A (zh) | 车载免提装置 | |
US20050277445A1 (en) | Hands-free vehicle phone system and method | |
JP2008193337A (ja) | 通信プログラムおよび携帯端末装置 | |
US10938971B2 (en) | Onboard device and information processing program | |
JP2012010287A (ja) | 携帯機器と連携し、携帯機器のアプリケーションを自動的に起動する車載機器 | |
CN104950721B (zh) | 一种便携式通信设备的车载智能适配器装置系统的工作方法 | |
JP2009003908A (ja) | ヒューマン・マシーンインタフェースを有するホストシステムによってサービスを実施する方法、ホストシステムとモバイル電子機器、ホストシステムパッケージ | |
KR20100102615A (ko) | 자동차 운전자 및 운전자의 환경에 다양한 셀룰러 서비스들을 제공하도록 설계된 콘솔 | |
US20190082378A1 (en) | Location-based vehicle and mobile device integration system | |
JP5440135B2 (ja) | 操作画面カスタマイズ装置 | |
EP2890212B1 (en) | Electronic in-vehicle apparatus and wireless device checking method | |
JP2005047365A (ja) | 車両用情報提供システム及びその方法、車載端末装置、情報センタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20051227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080730 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090324 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |