JP2005045174A - レーザ共振器及びその組立方法 - Google Patents

レーザ共振器及びその組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】波長変換素子をレーザ光の焦点位置に好適に配置し得るレーザ共振器及びその組立方法を提供する。
【解決手段】レーザ媒質4からレーザ光を出射してレーザ光の焦点位置に基準点を定める基本光学系に、像転写光学系を付加するレーザ共振器7であって、
像転写光学系は、レーザ光の基準点から複数のレンズ10,11の焦点距離f1,f2を用いて像転写の投影点を決定する像転写レンズ手段を備え、
投影点には、レーザ光の波長を変更し得る波長変換素子6を配置して構成される。
これにより、レーザ光の焦点位置となる像転写の投影点を正確に決定して波長変換素子6をレーザ光の焦点位置に好適に配置することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、波長変換素子を備えるレーザ共振器及びその組立方法に関するものである。
図4は一般的なレーザ共振器の一例を示すもので、レーザ共振器1は、反射ミラー2と透過ミラー3の間に固体レーザ媒質4(例えばNd:YAG等)を配置し、固体レーザ媒質4と透過ミラー3の間には、光路を折り返すよう複数の折り返しミラー5,5(図4では二枚)を配置している。
レーザ共振器1よりレーザ光を出射する際には、固体レーザ媒質4をクリプトンランプ等の励起源(図示せず)により励起状態として光を出射させ、その光を折り返しミラー5,5を介すると共に透過ミラー3及び反射ミラー2の間を往復させ、固体レーザ媒質4に対し入出射を繰り返させることにより光共振を起して光のエネルギーを増幅し、透過ミラー3を介しレーザ光を出射している。
ここで、レーザ光の波長を変更する際には、レーザ共振器1内の光路にSHG結晶等の波長変換素子6を配置しており、波長変換素子6の配置は、変換効率を好適にするためレーザ光の焦点位置に配置することが好ましい。なお、共振器内に波長変換素子(KTP)を配置するものとして下記の非特許文献1が既に存在しており、又、本願発明に関連する先行文献として特許文献1がある。
テツオ コジマ,シュウイチ フジクラ,コウジ ヤスイ(Tetsuo Kojima,Shuichi Fujikawa,Koji Yasui),「LD励起内部共振器型2倍高調波Nd:YAGレーザーの高出力と安定性の解析(High Power Performance and Stability Analysis of a Diode-Side-Pumped Intracavity-Frequency-Double CW Nd:YAG Laser)」,「オプティカル ソサエティ オブ アメリカ トップス,応用半導体レーザ(Optical Society of America(OSA) TOPS,Advanced Solid State Lasers)」,第19巻,p.314−p.317 特開2001−7427号公報
しかしながら、波長変換素子6をレーザ光の焦点位置に配置する際には、レーザ共振器1が透過ミラー3から反射ミラー2までの全体を一つの光学系として構成されると共に、計測器の測定はレーザ光を遮断して行うことにより、計測器では、レーザ共振器1内におけるビーム伝搬の状況把握やビーム形状(レーザ光の焦点位置)の計測が不可能なため、波長変換素子6をレーザ光の焦点位置に好適に配置できないという問題があった。又、波長変換素子6の拡張部分や折り返しミラー5,5を備えた複雑な光学系では、レーザ共振器1内におけるビーム伝搬やビーム形状(レーザ光の焦点位置)が複雑な光学設計により決定されるため、レーザ光の焦点位置の決定には複雑な計算が必要になるという問題があった。更に、波長変換素子6を加えてレーザ共振器1を組み立てる際には、全体を一つの光学系として構成されるため、ビーム伝搬の状況把握やビーム形状の計測の必要性により、新たに追加した拡張部分のみの設計の検証を容易に行うことができないという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、波長変換素子をレーザ光の焦点位置に好適に配置し得るレーザ共振器及びその組立方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1は、レーザ媒質からレーザ光を出射してレーザ光の焦点位置に基準点を定める基本光学系に、像転写光学系を付加するレーザ共振器であって、
前記像転写光学系は、レーザ光の基準点から複数のレンズの焦点距離を用いて像転写の投影点を決定する像転写レンズ手段を備え、
前記投影点には、レーザ光の波長を変更し得る波長変換素子を配置して構成されたことを特徴とするレーザ共振器、に係るものである。
本発明の請求項2は、像転写光学系の像転写レンズ手段は、第一の焦点距離を備えた第一のレンズと、第二の焦点距離を備えた第二のレンズを備え、レーザ光の基準点から第一の焦点距離を隔てた位置に第一のレンズを配置し、第一のレンズから第一の焦点距離と第二の焦点距離の合計距離を離れた位置に第二のレンズを配置し、第二のレンズから第二の焦点距離を隔てた位置にレーザ光の投影点を配置するよう構成した請求項1記載のレーザ共振器、に係るものである。
本発明の請求項3は、レーザ媒質からレーザ光を出射する基本光学系に、像転写光学系を付加するレーザ共振器の組立方法であって、レーザ媒質から出射したレーザ光の焦点位置に基準点を定め、前記転写光学系を付加し得るよう、レーザ光の基準点から複数のレンズの焦点距離を用いて像転写の投影点を決定し、前記投影点に波長変換素子を配置することを特徴とするレーザ共振器の組立方法、に係るものである。
本発明の請求項4は、レーザ光の基準点から像転写の投影点を決定する際には、第一の焦点距離を備えた第一のレンズにより、レーザ光の基準点から第一の焦点距離を隔てた位置に第一のレンズを配置し、第二の焦点距離を備えた第二のレンズにより、第一のレンズから第一の焦点距離と第二の焦点距離の合計距離を離れた位置に第二のレンズを配置し、第二のレンズから第二の焦点距離を隔てた位置にレーザ光の投影点を決定する請求項3記載のレーザ共振器の組立方法、に係るものである。
本発明の請求項5は、レーザ媒質から出射したレーザ光の基準点を、確認ミラーにより計測する請求項3又は4記載のレーザ共振器の組立方法、に係るものである。
このように本発明の請求項1及び請求項3によれば、基本光学系において、レーザ媒質からレーザ光を出射してレーザ光の焦点位置に基準点を定めると共に、像転写光学系において、レーザ光の基準点から複数のレンズの焦点距離を用いて像転写の投影点を決定するので、基本光学系と像転写光学系で分けてビーム形状(レーザ光の焦点位置)を把握し、結果的に、レーザ光の焦点位置となる像転写の投影点を正確に決定して波長変換素子をレーザ光の焦点位置に好適に配置することができる。又、レーザ共振器が全体として複雑な構成であっても基本光学系と像転写光学系に分けて計算すると共に調整するので、複雑な計算を不要してレーザ共振器の光学設計を容易に行なうことができる。更に、基本光学系の基準点を考慮して新たな拡張部分のビーム形状の確認を行うので、拡張部分のみの設計の検証を容易に行うことができる。
請求項2及び請求項4によれば、第一の焦点距離を備えた第一のレンズと、第二の焦点距離を備えた第二のレンズより、レーザ光の基準点を定めて転写し、レーザ光の焦点位置となるよう像転写の投影点を決定するので、レーザ光の焦点位置となる像転写の投影点を一層正確に決定し、レーザ光の波長を変更し得る波長変換素子を、投影点に適確に配置することができる。
請求項5に示す如く、レーザ媒質から出射したレーザ光の基準点を、確認ミラーにより計測すると、基本光学系のみの構成を完結した状態でレーザ光を射出させてビーム伝搬の状況把握やビーム形状の計測を好適に行うことができる。
上記した本発明のレーザ共振器及びその組立方法によれば、レーザ光の焦点位置となる像転写の投影点を正確に決定し、レーザ光の波長を変更し得る波長変換素子を、レーザ光の焦点位置に好適に配置することができるという種々の優れた効果を奏し得る。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
本形態例のレーザ共振器7は、固体レーザ媒質4(例えばNd:YAG等)を備える基本光学系と、基本光学系を拡張する像転写光学系とを備えている。
基本光学系は、固体レーザ媒質4の光軸上に反射ミラー2を配置すると共に側方にクリプトンランプ等の励起源(図示せず)を備えており、基本光学系の範囲を、反射ミラー2からレーザ光の出射側の焦点位置(基準点)までの構成としている。
像転写光学系は、固体レーザ媒質4から生じたレーザ光をコの字に折り返すよう第一の折り返しミラー8と第二の折り返しミラー9を備え、第一の折り返しミラー8の入射側位置には、像転写レンズ手段の第一の凸レンズ10を配置すると共に、第二の折り返しミラー9の出射側位置には、像転写レンズ手段の第二の凸レンズ11を配置し、更に、第二の凸レンズ11の出射側位置にはSHG結晶等の波長変換素子6を配置し、更に又、波長変換素子6の出射側には共振器ミラー12を備えており、像転写光学系の範囲を、レーザーの出射側の焦点位置(基準点)から出射側の構成としている。なお、共振器ミラー12の出射側には透過ミラー(図示せず)を備えてもよい。
又、像転写光学系の像転写レンズ手段において、第一の凸レンズ10は第一の焦点距離f1を備えると共に、第二の凸レンズ11は第二の焦点距離f2を備えており、第一の凸レンズ10と第二の凸レンズ11の相関関係は、レーザ光の基準点から第一の焦点距離f1を隔てた位置に第一の凸レンズ10を配置し、第一の凸レンズ10から第一の焦点距離f1と第二の焦点距離f2の合計距離(f1+f2)を離れた位置に第二の凸レンズ11を配置し、第二の凸レンズ11から第二の焦点距離f2を隔てた位置にレーザ光の像転写の投影点を決定しており、このレーザ光の像転写の投影点にSHG結晶等の波長変換素子6を位置している。
ここで、像転写レンズ手段における第一の凸レンズ10と第二の凸レンズ11の相関関係を、図1を簡略化した図2(第一の折り返しミラー8及び第二の折り返しミラー9を無くした状態)を用いて説明すると、第一の凸レンズ10と第二の凸レンズ11を、第一の焦点距離f1と第二の焦点距離f2の合計距離(f1+f2)の間隔で配置した場合には、ビーム形状のビーム径はf1/f2で、ビーム形状の拡がり角度はf2/f1で転写される。仮に、第一の凸レンズ10の第一の焦点距離f1と、第二の凸レンズ11の第二の焦点距離f2が同じであるとしてf1とf2を1対1の比にすると、基準点から投影点までの間で全く対称的なビーム軌跡が形成されることになり、投影点では、レーザ光の焦点位置が転写されるよう、基準点と全く同じビーム径及びビーム拡がり角が転写される。なお、このようなレーザ光のガウスビーム(伝搬方向に垂直な断面内の波動の振幅分布がガウス関数で表される光ビーム)では、凸レンズを透過した際に凸レンズ後焦点距離でビームの波面の曲率半径が一義的に決まるという性質があり、この曲率半径は、凸レンズ前集光位置がどの位置にあるかで変化し、特に凸レンズ前集光位置と凸レンズとの間の距離が焦点距離と等しい場合に無限大(平行光)になるということが判っている。
又、図2に示す如く、第一の凸レンズ10の入射側に所定距離d1を仮定すると共に、第二の凸レンズ11の入射側に所定距離d2を仮定する際には、所定距離d1と所定距離d2は
d2=(2×f1−f2)×(f2/f1)
の関係式で導き出される相対位置で、ビーム形状のビーム径がf1/f2で、ビーム形状の拡がり角度がf2/f1で転写される。
以下、本発明を実施する形態例の作用を説明する。
レーザ共振器7を組み立てる際には、初めに基本光学系を構成するよう、図3に示す如く、固体レーザ媒質4、反射ミラー2、励起源(図示せず)等を配置すると共に、固体レーザ媒質4の出射側に確認ミラー13を配置して調整し、ビーム伝搬の状況把握やビーム径及び拡がり角度のビーム形状の計測を行ってレーザ光の出射側の焦点位置である基準点を定める。ここで、図1〜図3において、基準点は、所定の膜を備えた確認ミラーの側面に位置している。
次に、像転写光学系を構成するよう、図1に示す如く、第一の折り返しミラー8、第二の折り返しミラー9、第一の凸レンズ10、第二の凸レンズ11等を配置し、レーザ光の基準点から第一の凸レンズ10及び第二の凸レンズ11の焦点距離f1,f2を用いて像転写の投影点を決定し、投影点にSHG結晶等の波長変換素子6を配置する。ここで、第一の凸レンズ10と第二の凸レンズ11の相関関係は、先に示した関係で設定されている。又、組み立てる手順としては、像転写光学系の構成の、第一の折り返しミラー8、第二の折り返しミラー9、第一の凸レンズ10、第二の凸レンズ11、波長変換素子6等を予め配置しておき、基本光学系に新たな拡張部分を付加するようにしてもよい。更に、図1、図2において、投影点は、波長変換素子6の中央に位置している。
このように、本形態例によれば、基本光学系において、固体レーザ媒質4からレーザ光を出射してレーザ光の焦点位置に基準点を定めると共に、像転写光学系において、レーザ光の基準点から第一の凸レンズ10及び第二の凸レンズ11の焦点距離f1,f2を用いて像転写の投影点を決定するので、基本光学系と像転写光学系で分けてビーム形状(レーザ光の焦点位置)を把握し、結果的に、レーザ光の焦点位置となる像転写の投影点を正確に決定して波長変換素子6をレーザ光の焦点位置に好適に配置することができる。
又、波長変換素子6の拡張部分や折り返しミラー8,9等を備えた複雑な光学系であっても、レーザ光の焦点位置に基準点を定める構成を、基本光学系として予め組み立て、次に、波長変換素子6の拡張部分を備えた構成を、像転写光学系として分けて組み立てるので、基本光学系の簡単な光学設計によりレーザ共振器7内のビーム形状(レーザ光の焦点位置)を決定し、且つレーザ光の投影点を決定する際には、像転写光学系の第一の凸レンズ10及び第二の凸レンズ11により投影点を決定して像転写し、結果的に、波長変換素子6を配置する際には、全体として複雑な構成であっても基本光学系と像転写光学系に分けて決定すると共に調整することにより、複雑な計算等を不要してレーザ共振器7の光学設計を容易に行なうことができる。
更に、基本光学系を予め組み立てることにより、基本光学系のみの構成を完結した状態でレーザ光を射出させて確認ミラー13でビーム伝搬の状況把握やビーム形状の計測を行い、且つ波長変換素子6の拡張部分を加えるよう像転写光学系を組み立てることにより、基本光学系の基準点を考慮して新たな拡張部分のビーム形状の確認を行うので、拡張部分のみの設計の検証を容易に行うことができる。
本発明の像転写光学系の第一の凸レンズ10と第二の凸レンズ11の相関関係によれば、第一の焦点距離f1を備えた第一の凸レンズ10と、第二の焦点距離f2を備えた第二の凸レンズ11より、レーザ光の基準点を定めて転写し、レーザ光の焦点位置となるよう像転写の投影点を決定するので、レーザ光の焦点位置となる像転写の投影点を一層正確に決定し、レーザ光の波長を変更し得る波長変換素子6を、投影点に適確に配置することができる。
固体レーザ媒質4から出射したレーザ光の基準点を、確認ミラー13により計測すると、基本光学系のみの構成を完結した状態でレーザ光を射出させて確認ミラー13でビーム伝搬の状況把握やビーム形状の計測を好適に行うことができる。
なお、本発明のレーザ共振器及びその組立方法は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、他の折り返しミラーを備えてもよいこと、波長変換素子はSHG結晶に限定されるものではないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態例であって基礎光学系に像転写光学系を追加して構成した状態を示す概略図である。 像転写レンズ手段を説明するために図1を簡略化した状態を示す概略図である。 本発明を実施する形態例であって基礎光学系を最初に構成した状態を示す概略図である。 従来例を示す概略図である。
符号の説明
4 固体レーザ媒質(レーザ媒質)
6 波長変換素子
7 レーザ共振器
10 第一の凸レンズ(第一のレンズ)
11 第二の凸レンズ(第二のレンズ)
13 確認ミラー
f1 第一の凸レンズの焦点距離
f2 第二の凸レンズの焦点距離

Claims (5)

  1. レーザ媒質からレーザ光を出射してレーザ光の焦点位置に基準点を定める基本光学系に、像転写光学系を付加するレーザ共振器であって、
    前記像転写光学系は、レーザ光の基準点から複数のレンズの焦点距離を用いて像転写の投影点を決定する像転写レンズ手段を備え、
    前記投影点には、レーザ光の波長を変更し得る波長変換素子を配置して構成されたことを特徴とするレーザ共振器。
  2. 像転写光学系の像転写レンズ手段は、第一の焦点距離を備えた第一のレンズと、第二の焦点距離を備えた第二のレンズを備え、レーザ光の基準点から第一の焦点距離を隔てた位置に第一のレンズを配置し、第一のレンズから第一の焦点距離と第二の焦点距離の合計距離を離れた位置に第二のレンズを配置し、第二のレンズから第二の焦点距離を隔てた位置にレーザ光の投影点を配置するよう構成した請求項1記載のレーザ共振器。
  3. レーザ媒質からレーザ光を出射する基本光学系に、像転写光学系を付加するレーザ共振器の組立方法であって、レーザ媒質から出射したレーザ光の焦点位置に基準点を定め、前記像転写光学系を付加し得るよう、レーザ光の基準点から複数のレンズの焦点距離を用いて像転写の投影点を決定し、前記投影点に波長変換素子を配置することを特徴とするレーザ共振器の組立方法。
  4. レーザ光の基準点から像転写の投影点を決定する際には、第一の焦点距離を備えた第一のレンズにより、レーザ光の基準点から第一の焦点距離を隔てた位置に第一のレンズを配置し、第二の焦点距離を備えた第二のレンズにより、第一のレンズから第一の焦点距離と第二の焦点距離の合計距離を離れた位置に第二のレンズを配置し、第二のレンズから第二の焦点距離を隔てた位置にレーザ光の投影点を決定する請求項3記載のレーザ共振器の組立方法。
  5. レーザ媒質から出射したレーザ光の基準点を、確認ミラーにより計測する請求項3又は4記載のレーザ共振器の組立方法。
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