JP2005044133A - 情報記録再生装置、及びインターフェース装置 - Google Patents

情報記録再生装置、及びインターフェース装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コマンド割込みによる実施中処理の滞りを防ぎ、全体の処理パフォーマンスを向上させた情報記録再生装置及びインターフェース装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 ホスト2に対する入出力制御を行うホストインターフェース5と、ホストインターフェース5を介して入力されるコマンドを処理する制御部6と、ホストインターフェース5に入力されたコマンド3が予め定められたコマンドである場合にのみ、制御部6を介さずに、ホストインターフェース5よりコマンド3に対する戻り値4を出力させる特定コマンド解釈部19を備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報記録再生装置に関し、特にホストからのコマンドに基づいて記録再生するデータの転送制御を行う情報記録再生装置に関するものである。
一般に、情報記録媒体に対してデータを記録したり再生したりする情報記録再生装置は、この情報記録再生装置に対して、データ送信やデータ受理を行うホストからコマンドを受けて、そのコマンド内容に従い、データの送信やデータ受理を行っている。
図4は従来の一般的な情報記録再生装置の概要を示す構成図であり、図において、情報処理を実施する処理ブロック群を備えている情報記録再生装置101は、ホスト102からのコマンド103を一時保存し、またホスト102へ戻り値104を返却させるホストインターフェース105、コマンド103の内容に併せて、情報記録再生装置101に備わっている各処理ブロックを制御する制御部106、制御部106に備わっており、ホスト102からのコマンド103を解釈するコマンド解釈部107、データを一時保存するバッファメモリ108に対しデータを送受信するメモリインターフェース109、情報記録媒体110に対しデータを送受信する情報記録媒体インターフェース111、バッファメモリ108に置かれたデータに対して、符号化や復号化を実施する情報処理装置115を備えている。コマンド受理割込み信号112は、ホストインターフェース105が、ホスト102から、コマンド103を受理したことを知らせる。コマンド情報113は、ホストインターフェース105から出力される。出力予定の戻り値114は、コマンド103実行に対して、制御部106で作成され、ホスト102に出力される。ホスト102は、上位制御部として情報記録再生装置101に対しデータ送信や受理を要求する。ホスト102はコマンド103を発行し、コマンド103の実行に対する戻り値104がホスト102へ返却される。
以上のように構成されている情報記録再生装置101について、まず、ホスト102が情報記録媒体110のデータを読み出す際の動作について説明を行う。ホスト102から、情報記録媒体110中の指定した位置のデータを読み出すコマンド103を、ホストインターフェース105に送信する。ホストインターフェース105は、ホスト102から何らかのコマンドを受理したことを、制御部106にコマンド受理割込み信号112として通知する。制御部106は、コマンド受理割込み信号112を確認後、ホストインターフェース105に格納されているコマンド情報113を読み出し、制御部106の一処理として存在するコマンド解釈部107にて、コマンド情報113を解析し、情報記録媒体からの読み出し処理にあった制御を処理ブロックに対して行う。そうすると、情報記録媒体110から出力されたデータは、情報記録媒体インターフェース111とメモリインターフェース109を経由して、バッファメモリ108に保存される。
一度バッファメモリ108に保存されたデータは、メモリインターフェース109を介して、情報処理装置115にて、符号化、復号化などの処理を施し、バッファメモリ108に再び保存される。その後、情報処理が施されたバッファメモリ108上のデータは、メモリインターフェース109、ホストインターフェース105を通じて、ホスト102に出力される。
また、コマンド103で指定された一連の処理が終了すると、制御部106から出力予定の戻り値114が出力され、ホストインターフェース105を介して、ホスト102に戻り値104として出力される。
なお、ホスト102が情報記録媒体110へデータを書き出す際の動作については、データの流れが、ホスト102が情報記録媒体110のデータを読み出す際と逆方向になるように、制御部106が各処理ブロックに対して制御を行うが、ホスト102からコマンド103が出力されてから、制御部106が、そのコマンド103にあった動作を開始するまでの処理と、そのコマンド103が終了し、ホスト102に戻り値104を出力するまでの処理は、データの読み出し、書き出しで同様の手順となる。
このような従来の情報記録再生装置101では、バッファメモリ108を情報記録再生装置101の制御ブロック群の外部に配置しているが、内部に配置している場合でも、同様である。
なお、上述した情報記録再生装置101に加えて、共通バス方式の計算機システムにおいて、中央処理装置からのコマンド対応に関して、パフォーマンス向上を行った例も挙げられる(例えば特許文献1参照。)。
特開平3−94353号公報(第2頁、第1図)
図4を用いて説明した従来の情報記録再生装置101においては、通常ホスト102からのコマンド処理への反応を早めるために、ホスト102からのコマンド解釈は、制御部106で実行される他の処理よりも処理優先度を高くしているのが普通である。
また、ホスト102から発行されるコマンド103の内容によっては、ブロック群の状態を把握するだけのコマンドなど、制御部106がコマンド解釈後、即座に出力予定の戻り値114が作成でき、かつホスト102に出力することが可能なコマンドが存在する。
しかし、従来の情報記録再生装置101の構成では、ホスト102へ即座に戻り値104を返却できるコマンドであろうと、そうでないコマンドであろうと、全てのコマンド103がホストインターフェース105に受理されると、その都度ホストインターフェース105よりコマンド受理割込み112が制御部106へ出力され、制御部106では、コマンド受理割込み112を受け、制御部106にコマンド解釈部107を動作させ、ホストインターフェース105からコマンド情報113の内容を確認し、実行する必要が発生する。その結果、コマンド103が発行されるたびに、制御部106の実施中の処理が中断されてしまい、更にコマンド103が連続して発行されると、制御部106での実施中処理が滞ってしまうことが考えられる。このため、全体の処理パフォーマンスを向上できないという問題があった。
ここで、特許文献1で記載されているようなコマンド対応に関してパフォーマンス向上を図る方式を追加することで、制御部106での実施中処理が滞りを防ぐことが可能になることも考えられる。しかしながら、特許文献1での特定命令検出回路はハードウエア回路で構成されており、一度回路構成で決められてしまった特定命令を随時に変更することができない。そのため、一度システムが構成された後、特定命令の種類を、その時々の処理のパフォーマンスが向上できるように、特定命令を任意に変更することができず、システムの拡張性に乏しい。
また、特許文献1では、マイクロプロセッサが、どのような特定命令であっても、必ず一度は戻り値を用意しなければならない。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたものであり、全体の処理パフォーマンスを向上させることができる情報記録再生装置及びインターフェース装置を提供することを課題とする。
この発明に係る情報記録再生装置は、上位制御手段から入力されるコマンドに基づいて、情報記録媒体にデータを記録し、前記情報記録媒体からデータを再生する情報記録再生装置であって、前記上位制御手段に対する入出力制御を行うインターフェース手段と、前記インターフェース手段を介して入力される前記コマンドを処理するコマンド処理手段と、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合にのみ、前記コマンド処理手段を介さずに、前記インターフェース手段より前記コマンドに対する応答を出力させる特定コマンド解釈手段とを備えるようにしたものである。
また、前記情報記録再生装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合の応答として、前記コマンド処理手段より予め指定された戻り値を出力するようにしたものである。
また、前記情報記録再生装置において、前記情報記録媒体に記録再生するデータを一時的に保持する記憶手段の空き容量を確認する容量確認手段を備え、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記記憶手段の空き容量を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記容量確認手段から得られる空き容量に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記記憶手段の空き容量に関する情報を出力させるようにしたものである。
また、前記情報記録再生装置において、前記情報記録再生装置の動作状態を確認する動作管理手段を備え、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録再生装置の動作を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記動作管理手段から得られる前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報を出力させるようにしたものである。
また、この発明に係るインターフェース装置は、情報記録媒体に対してデータの記録再生を行う、上位制御手段から入力されるコマンドを処理するコマンド処理手段を備えた情報記録再生装置に設けられ、前記上位制御手段に対する信号の入出力制御を行うインターフェース装置であって、前記上位制御手段から入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合にのみ、前記コマンド処理手段を介さずに、前記コマンドに対する応答を出力させる特定コマンド解釈手段とを備えるようにしたものである。
また、前記インターフェース装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合の応答として、前記コマンド処理手段より予め指定された戻り値を出力するようにしたものである。
また、前記インターフェース装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録媒体に記録再生するデータを一時的に保持する記憶手段の空き容量を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記記憶手段の容量を確認する容量確認手段から得られる空き容量に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記記憶手段の空き容量に関する情報を出力させるようにしたものである。
また、前記インターフェース装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録再生装置の動作を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記情報記録再生装置の動作状態を確認する動作管理手段から得られる前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報を出力させるようにしたものである。
この発明によれば、上位制御手段から入力されるコマンドに基づいて、情報記録媒体にデータを記録し、前記情報記録媒体からデータを再生する情報記録再生装置であって、前記上位制御手段に対する入出力制御を行うインターフェース手段と、前記インターフェース手段を介して入力される前記コマンドを処理するコマンド処理手段と、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合にのみ、前記コマンド処理手段を介さずに、前記インターフェース手段より前記コマンドに対する応答を出力させる特定コマンド解釈手段とを備えるようにしたので、全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できる情報記録再生装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、前記情報記録再生装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合の応答として、前記コマンド処理手段より予め指定された戻り値を出力するようにしたので、全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できる情報記録再生装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、前記情報記録再生装置において、前記情報記録媒体に記録再生するデータを一時的に保持する記憶手段の空き容量を確認する容量確認手段を備え、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記記憶手段の空き容量を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記容量確認手段から得られる空き容量に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記記憶手段の空き容量に関する情報を出力させるようにしたので、全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できる情報記録再生装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、前記情報記録再生装置において、前記情報記録再生装置の動作状態を確認する動作管理手段を備え、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録再生装置の動作を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記動作管理手段から得られる前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報を出力させるようにしたので、全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できる情報記録再生装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、情報記録媒体に対してデータの記録再生を行う、上位制御手段から入力されるコマンドを処理するコマンド処理手段を備えた情報記録再生装置に設けられ、前記上位制御手段に対する信号の入出力制御を行うインターフェース装置であって、前記上位制御手段から入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合にのみ、前記コマンド処理手段を介さずに、前記コマンドに対する応答を出力させる特定コマンド解釈手段とを備えるようにしたので、情報記録再生装置全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できるインターフェース装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、前記インターフェース装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合の応答として、前記コマンド処理手段より予め指定された戻り値を出力するようにしたので、情報記録再生装置全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できるインターフェース装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、前記インターフェース装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録媒体に記録再生するデータを一時的に保持する記憶手段の空き容量を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記記憶手段の容量を確認する容量確認手段から得られる空き容量に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記記憶手段の空き容量に関する情報を出力させるようにしたので、情報記録再生装置全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できるインターフェース装置を提供できる効果がある。
また、この発明によれば、前記インターフェース装置において、前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録再生装置の動作を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記情報記録再生装置の動作状態を確認する動作管理手段から得られる前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報を出力させるようにしたので、情報記録再生装置全体の処理パフォーマンスが向上されるとともに、接続されている上位制御手段のパフォーマンスも向上できるインターフェース装置を提供できる効果がある。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置を説明するための構成図であり、図において、情報処理を実施する処理ブロック群を備えた情報記録再生装置1は、ホスト2からのコマンド3を一時保存し、またホスト2へ戻り値4を返却させるホストインターフェース5、コマンド3の内容に併せて、情報記録再生装置1の処理ブロック群に備わっている各処理ブロックを制御する制御部6、制御部6に備わっているホスト2からのコマンド3を解釈するコマンド解釈部7、情報記録媒体インターフェース11及びホストインターフェース5とデータを一時保存するバッファメモリ8との間でデータを送受信するメモリインターフェース9、情報記録媒体10に対しデータを送受信する情報記録媒体インターフェース11、ホストインターフェース5内に備わっており、ホスト2からの特定コマンドを解釈する特定コマンド解釈部19、特定コマンドに対して制御部6が出力する出力予定戻り値13を格納しておく戻り値格納部14、バッファメモリ8に置かれたデータ対して、符号化や復号化を実施する情報処理装置18を備えている。戻り値格納部14からは、特定コマンドが発行された度に特定コマンドに対応した出力予定戻り値15が出力される。コマンド受理割込み信号12は、ホストインターフェース5が、ホスト2から、コマンド3を受理したことを知らせる。コマンド情報16は、ホストインターフェース5から出力される。出力予定の戻り値17は、コマンド3のうちの、上述した特定コマンド以外のコマンドの実行に対して、制御部6で作成され、ホスト2に出力される。ホスト2は、上位制御部としてデータ送信や受理を要求する。ホスト2はコマンド3を発行し、コマンド3の実行に対する戻り値4は、ホスト2へ返却される。なお、特定コマンド解釈部19はホストインターフェース部5の外部に設けるようにしても良い。
本実施の形態1に係る情報記録再生装置1は、ホストインターフェース5に、制御装置6から予め指定されたコマンドかどうかを判断する特定コマンド解釈部19を備えるとともに、制御部6からの、特定コマンドに対する戻り値を予め格納しておく戻り値格納部14を備えるようにしたものである。
以上のように構成された、情報記録制御装置について、以下その動作を説明する。ホスト2からのコマンド3が通知された際、特定コマンド解釈部19では、即座に戻り値を出力できる特定のコマンドかどうかを判断し、もし該当コマンドであった場合は、戻り値格納部14から、その特定コマンドに対応する戻り値15を読み出して、ホストインターフェース5より、ホスト2へ戻り値4として返却する。
また、特定コマンド解釈部19で、即座に戻り値を出力できる特定のコマンドでないと判断した場合は、ホストインターフェース5は、ホスト2から何らかのコマンドを受理したことを、制御部6にコマンド受理割込み信号12として通知する。制御部6は、コマンド受理割込み信号12を確認後、ホストインターフェース5に格納されているコマンド情報16を読み出し、制御部6内の一部として存在するコマンド解釈部7にて、コマンド情報16を解析し、コマンド情報16に応じて必要な処理ブロックの制御を行う。例えばコマンド情報16が情報記録媒体10からの読み出し処理を指示する情報であったとすると、情報記録媒体10から読み出されたデータは、情報記録媒体インターフェース11とメモリインターフェース9を経由して、バッファメモリ8に保存される。一度バッファメモリ8に保存されたデータは、メモリインターフェース9を介して、情報処理装置18にて、符号化、復号化などの処理を施し、バッファメモリ8に再び保存される。その後、情報処理が施されたバッファメモリ8上のデータは、メモリインターフェース9、ホストインターフェース5を通じて、ホスト2に出力される。
コマンド3で指定された一連の処理が終了すると、制御部6から出力予定の戻り値17が出力され、ホストインターフェース5を介して、ホスト2に戻り値4として出力される。
なお、ホスト2が情報記録媒体10へデータを書き出す際の動作については、データの流れが、ホスト2が情報記録媒体10のデータを読み出す際と逆方向になるように、制御部6が各処理ブロックに対して制御を行う。
このように、本実施の形態1においては、戻り値格納部14を設けるようにし、制御部6がコマンド解釈後、ホスト2へ即座に戻り値4を返却できるような特定のコマンドに対する戻り値を、戻り値格納部14内に予め用意するようにしたので、制御部6への不要なコマンド受理割込みが発生しなくなり、今までホストインターフェース5からコマンド受理をする度に発生していた制御部6への不要なコマンド受理割込、及びその都度制御部6が、コマンド解釈部7により行っていたコマンド解釈処理を実行する必要がなくなる。この結果、情報記録再生装置1全体の処理が滞ってしまうことがなくなり、これによって、制御部6は、実施中の処理を継続実行することが可能となり、情報記録再生装置1全体の処理パフォーマンスを向上させることができるという効果を奏する。
さらに、コマンド3の通知から、戻り値4の返却までの時間が短縮されるため、ホスト2でのコマンド終了待ち時間が短縮され、ホスト2のパフォーマンスも向上できるという効果を奏する。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置を説明するための構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示している。本実施の形態2に係る情報記録再生装置は上記実施の形態1に係る情報記録再生装置において、戻り値格納部を設けないようにするとともに、メモリインターフェース9内に、ストア状況確認部23を設けるようにしたものであり、ストア状況確認部23は、バッファメモリ8の使用領域を把握し、バッファメモリ8の使用状態が変化するたびに、その使用容量値を更新保持し、ホストインターフェース5に対しその使用容量値を示す戻り値24を出力する。
次に動作について説明する。なお、上記実施の形態1と同様の部分についての動作の説明は省略する。ホスト2より、コマンド3が通知されると、そのコマンド3をホストインターフェース5に配置された特定コマンド解釈部19が、バッファメモリ8の使用容量を確認する旨のコマンドかどうかを判断し、該当した場合は、制御部6にコマンド情報を送らずに、メモリインターフェース9内に配置されたストア状況確認部23から出力されるバッファメモリ8の使用容量を示す出力予定の戻り値24を読み取る。そして、その戻り値24をホストインターフェース5からホスト2に戻り値4として返却する。
これにより、制御部6が、バッファメモリ8の使用容量を確認する旨のコマンドに対して戻り値自体を一切作成する必要がなくなるため、制御部6は、本来の処理を継続実行することが可能となり、その結果、全体の処理パフォーマンスが向上させることができ、かつ、コマンド3の通知から戻り値4の返却までの時間が短縮されるため、ホスト2でのコマンド終了待ち時間が短縮され、ホスト2でのパフォーマンスも向上できる効果を奏する
なお、本実施の形態2のストア状況確認部23を設けた構成を、上記実施の形態1に係る情報記録再生装置に組み合わせるようにしてもよく、このような場合においては、情報記録再生装置のパフォーマンスの更なる向上を図ることができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置を説明するための構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示している。本実施の形態3に係る情報記録再生装置は上記実施の形態1に係る情報記録再生装置において、戻り値格納部を設けないようにするとともに、情報記録再生装置1内の各処理部の動作停止状態を管理する処理部動作管理部33を設けるようにしたものであり、処理部動作管理部33は情報記録再生装置1内の各処理部の動作停止状態を表す予め設定された戻り値34をホストインターフェース5に出力する。
次に動作について説明する。なお、上記実施の形態1と同様の部分についての動作の説明は省略する。ホスト2より、コマンド3が通知されると、そのコマンド3をホストインターフェース5に配置された特定コマンド解釈部19が、情報記録再生装置1内の各処理部の動作停止状態を確認することを指示するコマンドかどうかを判断し、該当した場合は、処理部動作管理部33から出力された各処理部の動作停止状態を表す戻り値34を読み取り、そして戻り値4として返却する。
これにより、制御部6が、情報記録再生装置1内の各処理部の動作停止状態を、これらの動作停止状態を確認する旨のコマンドを受理する毎に把握し、そして停止状態を示す戻り値として返却する必要がなくなるため、制御部6が戻り値を用意する必要がなくなる。そのため、制御部6は、本来の処理を継続実行することが可能となり、その結果、情報記録再生装置1全体の処理パフォーマンスが向上し、かつ、コマンド3の通知から戻り値4の返却までの時間が短縮されるため、ホスト2でのコマンド終了待ち時間が短縮され、ホスト2のパフォーマンスも向上できる効果がある。
なお、本実施の形態3の処理部動作管理部を設けた構成を、上記実施の形態1に係る情報記録再生装置や実施の形態2に係る情報記録再生装置に組み合わせるようにしてもよく、このような場合においては、情報記録再生装置のパフォーマンスの更なる向上を図ることができる。
なお、上記各実施の形態においては、バッファメモリを情報記録再生装置の外部に配置しているが、本発明においては、バッファメモリを情報記録再生装置の内部に配置するようにしてもよく、このような場合においても、上記各実施の形態と同様の効果を奏する。
この発明に係る情報記録再生装置、及びインターフェース装置は、CD−R,CD−RW、DVD−RAM,及びDVD−Rなどの光ディスクや、ハードディスク等の磁気記録媒体や、不揮発性メモリ等の、情報の記録再生が可能な情報記録媒体に対して情報の記録や再生を行うレコーダやプレーヤ等に適用可能なものである。
本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置を説明するための構成図である。 本発明の実施の形態2に係る情報記録再生装置を説明するための構成図である。 本発明の実施の形態3に係る情報記録再生装置を説明するための構成図である。 従来の情報記録再生装置を説明するための構成図である。
符号の説明
1 情報記録再生装置
2 ホスト
3 コマンド
4 戻り値
5 ホストインターフェース
6 制御部
7 コマンド解釈部
8 バッファメモリ
9 メモリインターフェース
10 情報記録媒体
11 情報記録媒体インターフェース
12 受理割込
13 戻り値
14 戻り値格納部
15 戻り値
16 コマンド情報
17 戻り値
18 情報処理装置
23 ストア状況確認部
24 戻り値
33 処理部動作管理部
34 戻り値

Claims (8)

  1. 上位制御手段から入力されるコマンドに基づいて、情報記録媒体にデータを記録し、前記情報記録媒体からデータを再生する情報記録再生装置であって、
    前記上位制御手段に対する入出力制御を行うインターフェース手段と、
    前記インターフェース手段を介して入力される前記コマンドを処理するコマンド処理手段と、
    前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合にのみ、前記コマンド処理手段を介さずに、前記インターフェース手段より前記コマンドに対する応答を出力させる特定コマンド解釈手段とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合の応答として、前記コマンド処理手段より予め指定された戻り値を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 前記情報記録媒体に記録再生するデータを一時的に保持する記憶手段の空き容量を確認する容量確認手段を備え、
    前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記記憶手段の空き容量を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記容量確認手段から得られる空き容量に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記記憶手段の空き容量に関する情報を出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記情報記録再生装置の動作状態を確認する動作管理手段を備え、
    前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録再生装置の動作を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記動作管理手段から得られる前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報を出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  5. 情報記録媒体に対してデータの記録再生を行う、上位制御手段から入力されるコマンドを処理するコマンド処理手段を備えた情報記録再生装置に設けられ、前記上位制御手段に対する信号の入出力制御を行うインターフェース装置であって、
    前記上位制御手段から入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合にのみ、前記コマンド処理手段を介さずに、前記コマンドに対する応答を出力させる特定コマンド解釈手段とを備えたことを特徴とするインターフェース装置。
  6. 前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが予め定められたコマンドである場合の応答として、前記コマンド処理手段より予め指定された戻り値を出力することを特徴とする請求項5に記載のインターフェース装置。
  7. 前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録媒体に記録再生するデータを一時的に保持する記憶手段の空き容量を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記記憶手段の容量を確認する容量確認手段から得られる空き容量に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記記憶手段の空き容量に関する情報を出力させることを特徴とする請求項5に記載のインターフェース装置。
  8. 前記特定コマンド解釈手段は、前記インターフェース手段に入力されたコマンドが前記情報記録再生装置の動作を確認するコマンドである場合に、前記コマンド処理手段を介さずに、前記情報記録再生装置の動作状態を確認する動作管理手段から得られる前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報に基づき、前記インターフェース手段より前記情報記録再生装置の動作状態に関する情報を出力させることを特徴とする請求項5に記載のインターフェース装置。
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