JP2005043792A - 内視鏡の自動焦点調節装置 - Google Patents

内視鏡の自動焦点調節装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005043792A
JP2005043792A JP2003279864A JP2003279864A JP2005043792A JP 2005043792 A JP2005043792 A JP 2005043792A JP 2003279864 A JP2003279864 A JP 2003279864A JP 2003279864 A JP2003279864 A JP 2003279864A JP 2005043792 A JP2005043792 A JP 2005043792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
movable lens
lens group
detection area
evaluation value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003279864A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Wakashiro
滋 若代
Yoshinori Fujii
喜則 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2003279864A priority Critical patent/JP2005043792A/ja
Publication of JP2005043792A publication Critical patent/JP2005043792A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 拡大観察内視鏡において、通常観察、拡大観察にかかわらず精確な自動焦点調節が可能な内視鏡の自動焦点調節装置を提供する。
【解決手段】 マイクロモータ141のステップ駆動により可動レンズ群L2、L3を所定の関係で相対移動して画角とピント位置とが連動して変化する拡大光学系Lと、該拡大光学系Lを介して形成された画像を撮像し、画像データを出力するCCD撮像素子133と、前記可動レンズ群L2、L3の位置に応じた焦点検出エリアをEEPROM29にメモリし、AF開始スイッチSWAFがオンしたときに、前記可動レンズ群L2、L3の位置に応じた応じた焦点検出エリアをEEPROM29から読み出して、前記CCD撮像素子133から出力された画像データ中、撮像該焦点検出エリア内の画像データを使用して合焦位置を検出し、前記マイクロモータ141を駆動して前記合焦位置に前記可動レンズ群L2、L3を移動させる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、主に医療及び工業等の分野において使用される内視鏡、特に拡大内視鏡に適した自動焦点装置に関するものである。
従来、消化器官の診断に使用される内視鏡装置として、消化器官の組織全体を観察する通常観察と、組織の一部を拡大して詳細に観察する拡大観察が可能ないわゆる拡大内視鏡が知られている。従来の拡大内視鏡は、術者が操作レバーを操作して、観察光学系の焦点調節していた(特許文献1)。しかしながら、術者が操作レバーを操作して手動で焦点調節しながら観察するのは困難な作業であった。
また、自動焦点調節機能を備えた拡大電子内視鏡も提案されている(特許文献2)。しかし、焦点調節エリアを固定すると、撮影対象物が変倍レンズ位置、つまり撮像光学系の倍率に応じて異なる。例えば、通常観察時は短焦点距離、低倍率、広画角で撮影範囲が広いので、多数の観察対象物が焦点調節エリア内に入るが、拡大観察時は長焦点距離、高倍率、狭画角で撮影範囲が狭いので、焦点調節エリア内には少数または単一の観察対象物しか入らない。そのため、従来のように焦点検出エリアが固定されていると、通常観察時と拡大観察時の双方において精確な焦点調節をすることは困難であった。例えば、焦点検出アリアを広く設定すると、通常観察時には遠近多数の被写体が入って焦点検出が困難になり、焦点検出エリアを狭く設定すると拡大観察時に所望の被写体がその焦点検出エリア内に入らないおそれがある。
特開2001-33710号公報 特開2002-253488号公報
本発明は、前記従来の内視鏡の問題に鑑みてなされたもので、拡大観察内視鏡において、通常観察、拡大観察にかかわらず精確な自動焦点調節が可能な内視鏡の自動焦点調節装置を提供することを目的とする。
この目的を達成する本発明は、二以上の可動レンズ群が所定の関係で相対移動して画角とピント位置とが連動して変化する拡大光学系と、該拡大光学系を介して形成された画像を撮像し、画像データを出力する撮像手段を備えた内視鏡装置において、前記各可動レンズ群を移動させるレンズ駆動手段と、前記可動レンズ群の位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記可動レンズ群の位置における画角に基づいて設定された焦点検出エリアをメモリしたメモリ手段と、前記レンズ位置検出手段により可動レンズ群の現在位置を検出し、該検出した可動レンズ群の現在位置に対応する焦点検出エリアを前記メモリ手段から読み出し、前記撮像手段から出力された前記焦点検出エリア内の画像信号に基づいて合焦位置を検出し、前記レンズ駆動手段により前記各可動レンズ群を前記合焦位置に移動させる自動焦点調節処理を行う制御手段とを備えたことに特徴を有する。
より実際的には、請求項2記載の通り、前記制御手段は前記自動焦点調節処理において、前記可動レンズ群を最至近合焦位置または最遠合焦位置まで移動させた後に、前記レンズ位置検出手段により可動レンズ群の現在位置を検出し、該検出した現在位置に対応する焦点検出エリアを前記メモリ手段から読み出して設定し、前記撮像手段を駆動して撮像手段から画像データを入力し、前記設定した焦点検出エリア内の画像データを使用して焦点状態評価値を算出する処理を、前記可動レンズ群を他方の合焦位置側にステップ移動しながら繰り返し、該可動レンズ群をステップ駆動しながら得た前記焦点状態評価値の中で該焦点状態評価値が最大となる可動レンズ群位置を検出して合焦位置とし、該検出した合焦位置に前記可動レンズ群を移動させることに特徴を有する。
さらに具体的には、前記レンズ駆動手段は前記可動レンズ群をステップ移動させるマイクロモータを備え、前記レンズ位置検出手段は、前記可動レンズ群を初期位置から駆動した前記マイクロモータの駆動ステップ数を前記可動レンズ群の位置として検出する。
前記焦点状態評価値は、例えば、前記設定した焦点検出エリア内の各画素について水平方向に隣接する画素の輝度差および垂直方向に隣接する画素の輝度差を求め、該それぞれの輝度差の絶対値の和の最大値、または前記設定した焦点検出エリア内の各画素について水平方向に隣接する画素の輝度差および垂直方向に隣接する画素の輝度差を求め、該それぞれの輝度差の絶対値を積算し、該積算値を画素数で割った商とする。
請求項1記載発明によれば、自動焦点調節処理において現在の可動レンズ群位置、つまり拡大光学系の現在の画角に適した焦点検出エリアについて焦点検出処理を実行し、焦点調節するので、画角を変更しても常に最適な焦点検出エリアに基づいた合焦がなされる。
以下図面に基づいて本発明を説明する。図1は、本発明を適用した電子内視鏡システムの全体を表すブロック図である。この電子内視鏡システムは、患者の体腔内を撮像する電子内視鏡10、電子内視鏡10の撮像画像を加工するプロセッサ30、及びプロセッサ30から出力された映像信号を表示するTVモニタ60を備えている。電子内視鏡10は、患者の体腔内に挿入する柔軟な挿入部11と、この電子内視鏡10の操作者が把持する把持操作部12と、把持操作部12の側部に延設されたユニバーサルチューブ13と、このユニバーサルチューブ13の先端に設けたコネクタ部14とを有し、コネクタ部14を介してプロセッサ30に着脱可能である。
電子内視鏡10の体内挿入部11の先端部には、対物レンズL(L1〜L4)および撮像素子133、レンズ駆動手段としてのマイクロアクチュエータ、例えばマイクロモータ141を備えた対物レンズユニット111が内蔵されている。
図2には、対物レンズユニット111の斜視図を、図3には対物レンズユニット111の縦断面図を示している。この対物レンズユニット111は、対物光学系として被写体側から順に、固定の第1レンズ群L1、可動の第2レンズ群L2および第3レンズ群L3、および固定の第4レンズ群L4を備えている。さらに第4レンズ群L4の後方に、撮像手段としてのCCD撮像素子133が配置されている。
これらの対物レンズ群L(L1〜L4)を収容する円筒形の鏡筒は、絶縁キャップ112が被せられた外鏡筒113と、該外鏡筒113内に収容され、被写体側先端部が、外鏡筒113の被写体側開口部に固定された内鏡筒117と、外鏡筒113と内鏡筒117との間に挿入され、光軸方向には移動しないで光軸回りに回動自在に支持されたカム環115とを備えている。外鏡筒113は、後端部が、CCD撮像素子133を内蔵したユニット筐体131に嵌合固定されている。
外鏡筒113およびユニット筐体131の連結部には、レンズ駆動手段としてマイクロモータ141を収容する膨出部113a、131aが形成されている。
固定の第1レンズ群L1は内鏡筒117の先端部に固定され、さらに絶縁キャップ112および外鏡筒113の先端開口に嵌合されている。可動の第2、第3レンズ群L2、L3はそれぞれレンズ支持枠119、120に固定され、内鏡筒117内に光軸方向移動可能に収容されている。固定の第4レンズ群は、レンズ支持枠121を介して内鏡筒117およびユニット筐体131に固定されている。さらにこのレンズ支持枠121の後端部には、CCD撮像素子133が固定されれた保持環135の先端部が嵌合されている。この保持環135は、ユニット筐体131内に挿入され、固定されている。CCD撮像素子133の後部には、撮像素子駆動回路を備えた撮像素子駆動ユニット137が連結されている。撮像素子駆動ユニット137はユニット筐体131の後端部からは、CCD撮像素子133が撮像した映像信号を出力する映像信号伝送用ケーブル139が引き出されている。
可動の第2、第3レンズ群L2、L3を支持するレンズ支持枠119、120の外周面にはカムピン119a、120aが植設されていて、各カムピン119a、120aは、内鏡筒117に形成された直進ガイド溝117aを貫通して、カム環115に形成されたカム溝115a、115bに嵌合している。つまり、カム環115が回転すると、カム溝115a、115bの輪郭と直進ガイド溝117aとに拘束されて、第2、第3レンズ群L2、L3が相対的に接離移動して、変倍および焦点調節する。なお、カム環115の前縁部近傍には、カム環115の回転角度を規制する規制溝115cが形成され、内鏡筒117に固定された規制ピン123がこの規制溝115cを貫通している。
カム環115の後端部外周面には、外周ギア116が形成されている。この外周ギヤ116には、マイクロモータ141によって駆動されるピニオン143がかみ合っている。マイクロモータ141の出力軸には減速ギヤユニット142が接続され、この減速ギヤユニット142の出力軸にピニオン143が嵌合されている。このマイクロモータ141、減速ギヤユニット142およびピニオン143は、ユニット筐体131の膨出部131a内に収納されている。このマイクロモータ141のステップ駆動によってステップ回転するピニオン143により、カム環115が所定ステップ角単位で回動し、第2、第3レンズ群L2、L3が光軸方向に進退動して、変倍および焦点調節する。
また、マイクロモータ135の後端部からは、このマイクロモータ135を駆動制御するモータ駆動ケーブル137が引き出されている。
この光学系は、通常観察の広角端では画角が約140゜、ピント位置が第1レンズ群L1の前面から約10mmであるが、拡大観察における拡大端では画角が約70゜、ピント位置が第1レンズ群L1の前面から約2.5mmになる。つまり、最広画角端で最遠合焦位置となり、最狭画角端で最至近合焦位置となる。したがってこの光学系は、通常観察状態から拡大観察状態に移行するときは、マイクロモータ141の拡大観察方向ステップ回転によりカム環115がステップ回転し、可動の第2レンズ群L2および第3レンズ群L3が、最遠合焦位置(最大画角)から最至近合焦位置(最小画角)方向に、相対的に接離移動しながら光軸方向にステップ移動して、画角が狭くかつ合焦位置が接近するように変化する。逆にマイクロモータ141が通常観察方向にステップ回転すると、可動の第2レンズ群L2および第3レンズ群L3が、最遠合焦位置(最大画角)方向に相対的に接離移動しながらステップ移動して、画角が広くかつ合焦位置が遠くなるように変化する。
挿入部11の先端面11aには、図5に示すように、固定の第1レンズ群L1(またはカバーガラス)が配置され、第1レンズ群L1を挟む位置に、送気ノズル口103および送水ノズル口104と、一対のライトガイドの照明レンズ105が設けられている。さらに第1レンズ群L1と直径方向反対位置に鉗子チャネル口106が設けられ、鉗子チャネル口106の近傍に洗浄用のウオータージェット口107が配置されている。
プロセッサ30に備えられたランプ光源33で発せられ、ライトガイドLG2、ユニバーサルチューブ13から把持操作部12及び挿入部11内を通るライトガイドLG1を介して導かれた照明光が 照明レンズ105から射出される。この照明光に照明された被写体の像が、第1〜第4レンズ群L1〜L4によってCCD撮像素子133の受光面に形成され、CCD撮像素子133によって電気的な画像信号に変換され、プロセッサ30を介してTVモニタ60上に視覚化され、観察される。
把持操作部12には、挿入部11を湾曲操作する湾曲操作ダイヤル等の他、AF動作を開始させる起動手段としてのAF開始スイッチSWAFを含む種々の操作スイッチが設けられていて、把持操作部12と挿入部11の間に位置する連結部には、鉗子チャネル口106に通じる処置具挿通口18が設けられている。
プロセッサ30には、撮像素子133及びCCDプロセス回路22に同期信号を出力し、この同期信号に基づいて撮像素子133を撮像動作させるCCD駆動回路21が備えられている。撮像素子133は、いわゆる原色CCDであり、RGB画像信号を出力する。CCDプロセス回路22は、CCD駆動回路21から入力した同期信号に同期して、撮像素子133のRGB画像信号を読み込み、該読み込んだ信号を前処理(信号増幅処理やノイズ除去処理など)する回路である。このCCDプロセス回路22から出力された信号は、A/D変換回路23にてデジタル信号に変換され、映像信号処理回路24にてホワイトバランスやガンマ補正などの各種画像処理が施された後、D/A変換回路25にてアナログ信号に変換されてTVモニタ60へ出力される。また撮像素子133のRGB画像信号は、上記CCDプロセス回路22及びA/D変換回路23を介して、色分離変換回路26にも入力される。色分離変換回路26は、入力したRGB画像信号に対して各画素毎に色分離を行ない、RGB(赤、緑、青)のデータ配列(RGB画像データ群)を生成する。色分離変換回路26から出力されるRGB画像データ群RGB[x][y](x、y;自然数)は、RGBマトリックス回路27を通って、各画素毎のRデータ群R[x][y]、Gデータ群G[x][y]及びBデータ群B[x][y]に分けられ、それぞれが独立してマイコン28に出力される。
マイコン28は、入力したRデータ群R[x][y]、Gデータ群G[x][y]、Bデータ群B[x][y]から、各画素毎に明度Iのみのデータ群I[x][y]に変換する。さらにマイコン28は、このデータ群I[x][y]に基づいて所定の評価演算を行ない、被写体の焦点状態を示すAF評価値を算出する。このAF評価値はモータ制御回路31へ出力される。モータ制御回路31は、マイコン28から入力したAF評価値に基づき、電子内視鏡10内に備えられたマイクロモータ141の駆動量を算出し、この算出した駆動量分だけ、モータ制御回路31およびモータ駆動回路32を介してマイクロモータ141を駆動させてカム環115をステップ回動し、第2、第3可動レンズ群L2、L3を光軸方向に接離移動させる。以上のRGB画像データ入力及びAF評価値算出は、第2、第3可動レンズ群L2、L3をステップ移動させながら、第2、第3可動レンズ群L2、L3の各ステップ位置で実行される。そして、第2、第3可動レンズ群L2、L3は最終的に、AF評価値が最大となるステップ位置(合焦位置)に移動される。
さらにこのプロセッサ30は、第2、第3可動レンズ群L2、L3の位置、つまり撮影画角に応じた焦点検出エリアのデータを予め、EEPROM29に記憶している。本実施形態では、マイクロモータ141の駆動ステップ毎に焦点検出エリアが設定されていて、焦点検出エリアは、最も広画角の場合が狭く、画角が狭くなるにしたがって広くなるように画角に対応させて設定してある。
表1には、マイクロモータ141の回転量と焦点検出エリアサイズに関するテーブルの一例を示した。この実施例では、モータ回転量0が通常観察の最短焦点距離、最遠合焦状態であって、最も狭い焦点検出エリアが設定されている。モータ駆動量が増加するほど焦点距離が長く、合焦距離が短くなり、焦点検出エリアが広くなる。処理エリアの数値は、使用する画像の座標(x0、y0、x1、y1)を表している。例えば、モータ回転量0の場合の処理エリア(285、205、350、270)は、座標(285、205)、座標(285、270)、座標(350、205)、座標(350、270))を頂点とする長方形内が焦点検出エリアであることを示している。なお、この実施例の処理エリアの座標は、CCD撮像素子133として一般的な、有効画素がx(横)が640個、y(縦)が480個であるものを想定している。
Figure 2005043792
次に、本発明の特徴である、AF制御処理について、さらに図6乃至図8に示した動作フローチャートを参照して説明する。これらの動作は、AFスイッチSWAFがオン操作されたときに、プロセッサ30のマイコン28によって実行される。
図6のSTART処理に入ると、まず、最大評価値Cmaxに0を代入し(S11)、第2、第3可動レンズ群L2、L3を最遠(無限遠)合焦位置に移動させる(S13)。この最遠合焦位置は、最広角、最短焦点距離位置でもある。
次に、自動焦点調節処理ループに入る。この処理に入ると、先ず、現在のフォーカスレンズ位置、つまり第2、3可動レンズ群L2、L3の現在位置を検出する(S15)。この実施形態では、第2、3可動レンズ群L2、L3の現在位置を決定するカム環115を、最広角端からステップ駆動するマイクロモータ141の駆動ステップ数(マイクロモータ141の駆動ステップ数)として検出する。次に、マイクロモータ141の駆動ステップ数に対応する処理エリア(焦点検出エリア)を、EEPROM29に書き込んであるテーブルデータから取得する(S17)。
そうして、CCD撮像素子133から画像データを入力しながら処理エリア内の画像データに基づいて評価値を算出する処理を、第2、第3可動レンズ群L2、L3を1ステップ単位で最至近合焦位置方向に移動しながら繰り返すS15〜S29の評価値サーチ処理を、第2、第3可動レンズ群L2、L3が最至近合焦位置に至るまで繰り返す。
評価値サーチ処理では、まずCCD撮像素子133から撮像した画像データを取得する(S19)。そして、画像データの中から、S13で取得した処理エリア内の画像データを使用して評価値Cを求める(S21)。実施例1では、ある画素の画像データと、その画素のX軸方向(水平方向)およびY軸方向(垂直方向)に隣接する画素の画素データの輝度差ΔX、ΔYを、エリアサイズ内の画素について求め、輝度差ΔX、ΔYの絶対値の和を評価値Cとする。
評価値Cを最大評価値Cmaxと比較する(S23)。評価値Cの方が大きければ評価値Cの値を最大評価値Cmaxに代入するとともに、その評価値Cが得られたときの第2、第3可動レンズ群L2、L3位置(マイクロモータの駆動ステップ数)を記憶し、第2、第3可動レンズ群L2、L3位置をマイクロモータ141によって1ステップ分最至近側に移動させてS29に進む(S23;YES、S25、S27、S29)。評価値Cの方が大きくなければS25をスキップし、第2、第3可動レンズ群L2、L3位置をマイクロモータ141によって1ステップ分最至近合掌位置方向に移動させてS29に進む(S23;NO、S27、S29)。
以上のS15〜S29の処理を、第2、第3可動レンズ群L2、L3が最至近合焦位置に達するまで繰り返す。
第2、第3可動レンズ群L2、L3が最至近合焦位置に達したときは、最大評価位置Cmaxが得られたレンズ位置(マイクロモータの駆動ステップ数)に位置するようにマイクロモータ141を駆動して第2、第3可動レンズ群L2、L3を移動し、このAF処理を終了する(S29;YES、S31、END)。
以上の通り本実施形態によれば、AFスイッチがオンされたときの第2、第3可動レンズ群L2、L3位置に対応する焦点検出エリアを決定し、その焦点検出エリアを使用して評価値を算出するので、観察状態における画角に適した焦点検出エリアが自動選択され、使用者が望む被写体に対して精確に合焦させることができる。
S21の評価値算出処理に関する実施例1について、図7に示したフローチャートを参照して説明する。焦点検出エリア(処理エリア)は、画面に対応する各画素をXY座標で表すと(Ax1、Ay1、Ax2、Ay2)、x軸方向はAx1〜Ax2、y軸方向はAy1〜Ay2で規定されるエリアとする。この実施例1では、上記処理エリア内の各画素について、その画素の左右の二つの画素の輝度Iの差および上下の二つの輝度Iの差を求め、輝度差の絶対値の和の最大値を評価値として算出する。以下、フローチャートを参照してより詳細に説明する。
まず、変数である差分最大値dmaxをクリア(0をセット)し(S101)、変数yに垂直方向の開始値Ay1の値を代入してから(S103)、評価値を算出するループ処理(S105〜S119)を繰り返す。
ループ処理では、まず、変数xに水平方向の開始値Ax1の値を代入する(S105)。
評価値dを、式 |Δx|+|Δy| により算出する(S107)。なお、
Δx=I[x + 1][y] - I[x - 1][y]
Δy=I[x][y + 1] - I[x][y - 1]
である。
算出した評価値dが差分最大値dmaxよりも大きいかどうかチェックする(S109)。評価値dの方が大きければ評価値dを差分最大値dmaxに代入してS113に進み(S109;YES、S111、S113)、大きくなければそのままS113に進む(S109;NO、S113)。
S113では水平方向の変数xを1インクリメント、つまり処理する中心画素を水平方向隣にシフトさせる。そうして、変数xが終了値Ax2未満であるかをチェックする(S115)。水平方向の終了値Ax2未満であれば、S107に戻ってS107〜S115の処理を繰り返す(S115;YES、S107)。つまり、開始値Ax1から、水平方向の終了値(Ax2) - 1 までの水平方向の各画素について評価値dを求め、最大値を差分最大値dmaxとする。
変数xが水平方向の終了値Ax2未満でなかったとき、つまり、つまり変数xが終了値Ax2以上であったときは、変数yを1インクリメントする(S115;NO、S117)。つまり、処理する画素の位置を垂直方向に1画素分シフトする。そうして、変数yが終了値Ay2未満か否かをチェックする(S119)。未満であれば、S105に戻り(S119;YES、S105)、水平方向の変数xに水平方向の開始値Ax1を代入してから、S107〜S115のループ処理を繰り返す。
以上のS105〜S119のループ処理を、変数yが垂直方向の終了値Ay2未満でなくなるまで繰り返し、未満でなくなったら、差分最大値dmaxを評価値Cに代入してリターンする(S119;NO、S121、RETURN)。
このように実施例1では、S107〜S115の処理を、水平方向の開始値Ax1から水平方向の終了値(Ax2)-1まで繰り返し、さらにS105〜S119の処理を、垂直方向の開始値Ay1から垂直方向の終了値(Ay2)-1まで繰り返す。
以上の通り実施例1では、可動レンズ群L2、L3を最遠合焦位置から最至近距離合焦位置までステップ駆動しながら、可動レンズL2、L3群の位置に対応する焦点検出エリア内の画像データに基づいて、各画素の左右および上下の画素画素データの差分の絶対値を評価値dとし、その最大値である差分最大値dmaxを評価値Cとし、さらに評価値Cの最大値である最大評価値Cmaxが得られたときの可動レンズ群L2、L3の位置を合焦位置としてこの合焦位置に可動レンズ群L2、L3を移動させる。
このように実施例1によれば、可動レンズ群L2、L3をステップ駆動しながら評価値を算出するが、算出の際に可動レンズ群L2、L3の位置、つまり撮影画角に応じた焦点検出エリアの画像データに基づいて評価値を算出するので、撮影画角に適した焦点検出エリアに基づいて評価値を算出し、精確に合焦させることができる。
次に、評価値算出処理の実施例2について、図8に示したフローチャートを参照して説明する。この実施例2の評価値算出処理でも可動レンズ群L2、L3の現在位置に対応する焦点検出エリアを選択してこの焦点検出エリア内の画素データを使用するが、実施例2は、評価値の算出をするにあたり、基準画素をX軸方向およびY軸方向に挟む2個の画素データの輝度差の絶対値を積算し、積算値を画素数で割った商を求めることに特徴を有する。
焦点検出エリア、つまり処理エリアは、画面に対応する各画素をXY座標で表すと(Ax1、Ay1、Ax2、Ay2)、x軸方向(水平方向)はAx1〜Ax2、y軸方向(垂直方向)はAy1〜Ay2で規定されるエリアである。この実施例2では、上記処理エリア内の各画素について、その画素の左右の二つの画素の輝度Iの差および上下の二つの輝度Iの差を求め、各輝度差の絶対値を積算し、積算値を画素数で割った商を評価値Cとして算出する。以下、フローチャートを参照してより詳細に説明する。
この処理に入ると、先ず評価値Cをクリアし、画素番号pixnumをクリアする(S201)。変数yに開始値Ay1の値を代入してから(S203)、評価値を算出するループ処理(S205〜S217)を繰り返す。
ループ処理に入ると、まず変数xに開始値Ax1の値を代入する(S205)。
次に、評価値Cを、式 C+|Δx|+|Δy| により算出する(S207)。なお、
Δx=I[x + 1][y] - I[x - 1][y]
Δy=I[x][y + 1] - I[x][y - 1]
である。
次に、画素番号pixnumを1インクリメントする(S209)。この画素番号pixnumは、求めた評価値Cの数となる。次に、変数xを1インクリメントする(S211)。つまり、処理する画素をX軸方向(水平方向)に1個シフトする。そうして、変数xが終了値Ax2未満かどうかをチェックし、未満であればS207に戻って評価値Cの積算処理を繰り返す(S213;YES、S207〜S213)。
変数xが終了値Ax2未満でなくなったとき、つまり変数xが終了値Ax2以上となってX軸方向の評価値の積算が終了したときは(S213;NO)、変数yを1インクリメントする(S215)。つまり、処理する画素行をY軸方向(垂直方向)に1画素分シフトする。そうして、変数yが終了値Ay2未満かどうかをチェックする(S217)。変数yが終了値Ay2未満であればS205に戻り、変数xに開始値Ax1を代入して、S207〜S213の処理を繰り返す(S217;YES、S205、S207〜S213)。
垂直方向の変数yが垂直方向の終了値Ay2未満でなくなったとき、つまり変数yがAy2以上になって処理エリア全ての評価値算出処理が終了したときは(S217;NO)、評価値Cを画素数pixnumで割った商を評価値Cに代入してリターンする(S219、RETURN)。
このように実施例2では、S207〜S213の処理を、水平方向の開始値Ax1から水平方向の終了値(Ax2)-1まで繰り返し、さらにS205〜S217の処理を、垂直方向の開始値Ay1から垂直方向の終了値(Ay2)-1まで繰り返す。
このようにして、可動レンズ群を最遠合焦位置から最至近距離合焦位置までステップ駆動しながら、各ステップ駆動したレンズ位置に対応する処理エリア内の画像データに基づいて評価値Cを算出し、最も高い評価値Cmaxが得られたレンズ位置に第2、第3可動レンズ群L2、L3を移動させる。
このように本発明の実施形態は、可動レンズ群をステップ駆動しながら評価値を求めるが、そのときの撮影画角に応じた焦点検出エリアに基づいて評価値を求めるので、使用者が観察しようとしている患部に対して適切な合焦処理が可能になる。
なお、この実施形態では拡大光学系Lの拡大倍率と焦点検出エリアとの関係を示すテーブルを、マイクロモータ141の駆動ステップ数を用いて設定したが、駆動ステップ数に代えて、可動レンズ群の絶対位置、基準位置から移動した移動量またはカム環の回転位置、基準位置からの回転量を用いて設定してもよい。
この実施形態において焦点検出エリアが撮影画面を占有する割合は、最広角時には最も小さく、最狭画角時に最も大きくしてあるが、占有する割合、画角に対する比率等は実施形態に限定されない。
また、以上の評価値を求める実施例1、2では各画素の輝度に基づいて評価値を算出したが、観察対象物の色特性に対応する、赤、緑、青の色成分に重みづけをして評価値を算出してもよい。
実施形態では自動焦点調節処理の開始をAFスイッチがオンされたときとしているが、開始条件はこれに限定されず、例えばオプティカルフロー処理により主要被写体が移動したと認識したときとしてもよい。
本発明の自動焦点調節装置を適用した内視鏡を備えた内視鏡システムの要部をブロックで示す図である。 本発明の内視鏡の自動焦点調節装置の対物レンズユニットの実施形態の要部を示す斜視図である。 同対物レンズユニットを光軸で縦断して示す縦断面図である。 同対物レンズユニットに搭載したカム環の展開図である。 同対物レンズユニットを搭載した内視鏡の体内挿入部先端面の斜視図である。 同内視鏡システムにおける自動焦点調節処理の実施形態をフローチャートで示す図である。 同フローチャートにおける評価値算出処理の実施例1をフローチャートで示す図である。 同フローチャートにおける評価値算出処理の実施例2をフローチャートで示す図である。
符号の説明
10 電子内視鏡
11 挿入部
11a 先端面
12 把持操作部
13 ユニバーサルチューブ
14 コネクタ部
18 処置具挿通口
21 CCD駆動回路
22 CCDプロセス回路
23 A/D変換回路
24 映像信号処理回路
25 D/A変換回路
26 色分離変換回路
27 RGBマトリックス回路
28 マイコン
29 EEPROM(メモリ手段)
30 プロセッサ(制御手段)
31 モータ制御回路
32 モータ駆動回路
33 ランプ光源
60 TVモニタ
103 送気ノズル口
104 送水ノズル口
105 照明レンズ
106 鉗子チャネル口
107 ウオータージェット口
111 対物レンズユニット
112 絶縁キャップ
113 外鏡筒
113a 膨出部
115 カム環
115a 115b カム溝
115c 規制溝
116 外周ギア
117 内鏡筒
117a 直進ガイド溝
119 レンズ支持枠
119a カムピン
119 120 レンズ支持枠
119a 120a カムピン
121 レンズ支持枠
123 規制ピン
131 ユニット筐体
113a 131a 膨出部
133 CCD撮像素子
135 保持環
137 撮像素子駆動ユニット
139 映像信号伝送用ケーブル
141 マイクロモータ
142 減速ギヤユニット
143 ピニオン
L2 第2可動レンズ群
L3 第3可動レンズ群
SWAF AF開始スイッチ

Claims (6)

  1. 二以上の可動レンズ群が所定の関係で相対移動して画角とピント位置とが連動して変化する拡大光学系と、該拡大光学系を介して形成された画像を撮像し、画像データを出力する撮像手段を備えた内視鏡装置において、
    前記各可動レンズ群を移動させるレンズ駆動手段と、
    前記可動レンズ群の位置を検出するレンズ位置検出手段と、
    前記可動レンズ群の位置における画角に基づいて設定された焦点検出エリアをメモリしたメモリ手段と、
    前記レンズ位置検出手段により可動レンズ群の現在位置を検出し、該検出した可動レンズ群の現在位置に対応する焦点検出エリアを前記メモリ手段から読み出し、前記撮像手段から出力された、前記焦点検出エリアの画像信号に基づいて合焦位置を検出し、前記レンズ駆動手段により前記各可動レンズ群を前記合焦位置に移動させる自動焦点調節処理を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡の自動焦点調節装置。
  2. 前記制御手段は前記自動焦点調節処理において、前記可動レンズ群を最至近合焦位置または最遠合焦位置まで移動させた後に、
    前記レンズ位置検出手段により可動レンズ群の現在位置を検出し、該検出した現在位置に対応する焦点検出エリアを前記メモリ手段から読み出して設定し、前記撮像手段を駆動して撮像手段から画像データを入力し、前記設定した焦点検出エリア内の画像データを使用して焦点状態評価値を算出する処理を、前記可動レンズ群を他方の合焦位置側にステップ移動しながら繰り返し、
    該可動レンズ群をステップ移動しながら得た前記焦点状態評価値の中で該焦点状態評価値が最大となる可動レンズ群位置を検出して合焦位置とし、該合焦位置に前記可動レンズ群を移動させること、を特徴とする請求項1記載の内視鏡の自動焦点調節装置。
  3. 前記制御手段に前記自動焦点調節処理を開始させる起動手段を備え、前記制御手段は、該起動手段が操作されたときに前記自動焦点調節処理を実行する請求項1または2記載の内視鏡の自動焦点調節装置。
  4. 前記レンズ駆動手段は前記可動レンズ群をステップ移動させるマイクロモータを備え、前記レンズ位置検出手段は、前記可動レンズ群を初期位置から駆動した前記マイクロモータの駆動ステップ数を前記可動レンズ群の位置として検出する請求項1または2記載の内視鏡の自動焦点調節装置。
  5. 前記焦点状態評価値は、前記設定した焦点検出エリア内の各画素について水平方向に隣接する画素の輝度差および垂直方向に隣接する画素の輝度差を求め、該それぞれの輝度差の絶対値の和の最大値であること、を特徴とする請求項2記載の内視鏡の自動焦点調節装置。
  6. 前記焦点状態評価値は、前記設定した焦点検出エリア内の各画素について水平方向に隣接する画素の輝度差および垂直方向に隣接する画素の輝度差を求め、該それぞれの輝度差の絶対値を積算し、該積算値を画素数で割った商であること、を特徴とする請求項2記載の内視鏡の自動焦点調節装置。


JP2003279864A 2003-07-25 2003-07-25 内視鏡の自動焦点調節装置 Withdrawn JP2005043792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003279864A JP2005043792A (ja) 2003-07-25 2003-07-25 内視鏡の自動焦点調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003279864A JP2005043792A (ja) 2003-07-25 2003-07-25 内視鏡の自動焦点調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005043792A true JP2005043792A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34265851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003279864A Withdrawn JP2005043792A (ja) 2003-07-25 2003-07-25 内視鏡の自動焦点調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005043792A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257734A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Fujinon Corp オートフォーカス機能を備えた電子内視鏡装置
JP2010517114A (ja) * 2007-01-29 2010-05-20 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 焦点測定基準を計算するための方法及び装置
WO2013054797A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 オリンパス株式会社 合焦制御装置、内視鏡システム及び合焦制御方法
JP2014092710A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Fujifilm Corp 撮像装置及び内視鏡装置
US9237270B2 (en) 2010-05-05 2016-01-12 Hiok Nam Tay Auto-focus image system
US9251571B2 (en) 2009-12-07 2016-02-02 Hiok Nam Tay Auto-focus image system

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257734A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Fujinon Corp オートフォーカス機能を備えた電子内視鏡装置
JP2010517114A (ja) * 2007-01-29 2010-05-20 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 焦点測定基準を計算するための方法及び装置
US9251571B2 (en) 2009-12-07 2016-02-02 Hiok Nam Tay Auto-focus image system
US9734562B2 (en) 2009-12-07 2017-08-15 Hiok Nam Tay Auto-focus image system
US9237270B2 (en) 2010-05-05 2016-01-12 Hiok Nam Tay Auto-focus image system
WO2013054797A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 オリンパス株式会社 合焦制御装置、内視鏡システム及び合焦制御方法
JP2013101314A (ja) * 2011-10-11 2013-05-23 Olympus Corp 合焦制御装置、内視鏡システム及び合焦制御方法
CN103874951A (zh) * 2011-10-11 2014-06-18 奥林巴斯株式会社 对焦控制装置、内窥镜系统和对焦控制方法
CN103874951B (zh) * 2011-10-11 2016-08-24 奥林巴斯株式会社 对焦控制装置、内窥镜系统和对焦控制方法
US9621781B2 (en) 2011-10-11 2017-04-11 Olympus Corporation Focus control device, endoscope system, and focus control method
JP2014092710A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Fujifilm Corp 撮像装置及び内視鏡装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3257640B2 (ja) 立体視内視鏡装置
US8602979B2 (en) Electronic endoscope having front-view and side-view image capturing
JP4500096B2 (ja) 内視鏡及び内視鏡システム
JP4856286B2 (ja) 内視鏡システム
EP1723897B1 (en) Endoscope system, endoscope device, and image processing device
JP6140100B2 (ja) 内視鏡装置及び画像処理装置並びに内視鏡装置の作動方法
JP6600362B2 (ja) 内視鏡装置及び内視鏡装置の作動方法
JP6234638B2 (ja) ビデオプロセッサ
EP1836946A1 (en) Endoscopic apparatus
JP2022136184A (ja) 制御装置、内視鏡システムおよび制御装置の作動方法
US9113045B2 (en) Electronic endoscopic apparatus and control method thereof
JP6352673B2 (ja) 内視鏡装置及び内視鏡装置の操作方法
JP6310598B2 (ja) 内視鏡装置及び画像処理装置並びに内視鏡装置の作動方法
JP2005043792A (ja) 内視鏡の自動焦点調節装置
JP2001046331A (ja) 内視鏡装置
JP5985117B1 (ja) 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の作動方法
JP4648576B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP4217501B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP3714636B2 (ja) 内視鏡装置
JP2006110055A (ja) 内視鏡装置及び内視鏡システム
JP2002369796A (ja) 電子内視鏡装置
JP4338416B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP2002369797A (ja) 電子内視鏡装置
KR200305053Y1 (ko) 영상촬영수단을 구비하는 의료기구
JP2007160123A (ja) 内視鏡及び内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070625

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091006